JPH0321126B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0321126B2 JPH0321126B2 JP62279689A JP27968987A JPH0321126B2 JP H0321126 B2 JPH0321126 B2 JP H0321126B2 JP 62279689 A JP62279689 A JP 62279689A JP 27968987 A JP27968987 A JP 27968987A JP H0321126 B2 JPH0321126 B2 JP H0321126B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- water
- recess
- drain pipe
- ground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cultivation Of Plants (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
イ 産業の利用分野
本発明は芝生育成土壌の改良に係り、殊にゴル
フ場のグリ−ンにおいて、芝生の育成に必要な水
はけの良さと良好な保水性の両立が図られたゴル
フ場に最適な芝生育成土壌の造成方法に関する。
フ場のグリ−ンにおいて、芝生の育成に必要な水
はけの良さと良好な保水性の両立が図られたゴル
フ場に最適な芝生育成土壌の造成方法に関する。
ロ 従来技術
従来芝生育成土壌の造成に関したものとして、
例えば栽培用地においては、特開昭59−183629号
公報に記載の如く、予め開削された凹部内面を、
非通水性ないし低通水性膜体で覆つてその底に排
水管を設け、埋め戻すことにより過剰な水分を前
記排水管を利用して排出するものが提案されてい
る。又一方では、底部全面にマツト状透水材を敷
くと共に、上端が露出する如く透水棒を埋設して
土中の水分管理を行うという技術があつた。
例えば栽培用地においては、特開昭59−183629号
公報に記載の如く、予め開削された凹部内面を、
非通水性ないし低通水性膜体で覆つてその底に排
水管を設け、埋め戻すことにより過剰な水分を前
記排水管を利用して排出するものが提案されてい
る。又一方では、底部全面にマツト状透水材を敷
くと共に、上端が露出する如く透水棒を埋設して
土中の水分管理を行うという技術があつた。
ハ 発明が解決しようとする問題点
前記従来の二つの技術を寄せ合わせると、畑等
の栽培用地においては絶大な効果が予想される。
しかし殊ゴルフ場となると、畑等とは違つて連日
大勢が芝生の上を歩くので、凹部内定面の強度が
心配され、安定した芝面を維持できない。又万一
膜体が破れでもすれば、復旧までに相当の手間と
日数を要し、使用不能となる。更に透水棒が表土
より露出していればそれがプレ−の妨げになる
し、何よりも名前のとおり棒状であるので、完全
に埋設させてしまうと、表層部の含水量にむらが
生じてしまつて均一なグリ−ンを維持できない。
それに加えてゴルフ場は、平坦な場所ばかりでな
く起伏に富んだ箇所も多く、その場合は効果が薄
れてしまう致命的な欠点があつた。
の栽培用地においては絶大な効果が予想される。
しかし殊ゴルフ場となると、畑等とは違つて連日
大勢が芝生の上を歩くので、凹部内定面の強度が
心配され、安定した芝面を維持できない。又万一
膜体が破れでもすれば、復旧までに相当の手間と
日数を要し、使用不能となる。更に透水棒が表土
より露出していればそれがプレ−の妨げになる
し、何よりも名前のとおり棒状であるので、完全
に埋設させてしまうと、表層部の含水量にむらが
生じてしまつて均一なグリ−ンを維持できない。
それに加えてゴルフ場は、平坦な場所ばかりでな
く起伏に富んだ箇所も多く、その場合は効果が薄
れてしまう致命的な欠点があつた。
ニ 問題を解決するための手段
本発明は、従来の芝生育成土壌の造成技術に改
良を加え、ゴルフ場特有の地形に最適な土壌環境
を提供する芝生育成土壌の造成方法であつて、そ
の構成は、植芝予定区画の地盤を掘り下げてその
掘り下げ整形した凹部の周囲及び底面の土壌中に
セメント系固化材を混練し、底面を一方向に対し
て下り勾配を付与した溝を有した水平面に均らす
と共に、該溝にドレイン管を敷設し、そのドレイ
ン管の端部を排水制御手段を備えた集水装置に連
結し、前記凹部を埋め戻すと共に、その埋め戻し
土壌内へ複数のペ−パ−ドレインを、その上端と
地表面との間隔を一定の距離に統一して起立姿勢
で等間隔に埋設したことにある。
良を加え、ゴルフ場特有の地形に最適な土壌環境
を提供する芝生育成土壌の造成方法であつて、そ
の構成は、植芝予定区画の地盤を掘り下げてその
掘り下げ整形した凹部の周囲及び底面の土壌中に
セメント系固化材を混練し、底面を一方向に対し
て下り勾配を付与した溝を有した水平面に均らす
と共に、該溝にドレイン管を敷設し、そのドレイ
ン管の端部を排水制御手段を備えた集水装置に連
結し、前記凹部を埋め戻すと共に、その埋め戻し
土壌内へ複数のペ−パ−ドレインを、その上端と
地表面との間隔を一定の距離に統一して起立姿勢
で等間隔に埋設したことにある。
ホ 作用
掘り下げ整形した凹部の周囲及び底面は、セメ
ント系固化材の混連により固化されて透水性を失
い、前記凹部は貯水性を有するようになると同時
に、地盤の補強も兼ねる。よつて埋め戻すし土壌
中に浸透した水分は前記凹部の底に溜り、その底
に溜つた水の一部は、縦姿勢で埋設された複数の
ペ−パ−ドレインにより上方へ吸い上げられて地
表面を均一に潤し、過剰水分はドレイン管及び排
水制御手段を備えた集水装置を介して排出され、
又表面には邪魔物が露出せず、頑強な地盤によつ
て安定したプレ−を約束する。
ント系固化材の混連により固化されて透水性を失
い、前記凹部は貯水性を有するようになると同時
に、地盤の補強も兼ねる。よつて埋め戻すし土壌
中に浸透した水分は前記凹部の底に溜り、その底
に溜つた水の一部は、縦姿勢で埋設された複数の
ペ−パ−ドレインにより上方へ吸い上げられて地
表面を均一に潤し、過剰水分はドレイン管及び排
水制御手段を備えた集水装置を介して排出され、
又表面には邪魔物が露出せず、頑強な地盤によつ
て安定したプレ−を約束する。
ヘ 実施例
次に本発明に係る芝生育成土壌の造成方法の実
施一例を図面に基いて説明する。
施一例を図面に基いて説明する。
先ず植芝予定地の地盤を約50cmの深さに掘り下
げて凹部1を整形し、その凹部1に隣接してピツ
ト2を設ける(第1図)。
げて凹部1を整形し、その凹部1に隣接してピツ
ト2を設ける(第1図)。
次に凹部1の周囲及び底面を構成している厚さ
約50cmの土壌3中にセメント系固化材(商品名:
宇部UCK、宇部興産株式会社製)を混連し、底
面を水平に均す(第2図)。
約50cmの土壌3中にセメント系固化材(商品名:
宇部UCK、宇部興産株式会社製)を混連し、底
面を水平に均す(第2図)。
そして底部にドレイン管布設用の溝4を複数本
形成し、その溝4内へドレイン管5を布設してそ
の上に小石を充填すると共に、ドレイン管5の端
部を前記ピツト2内に備えた集水装置6に弁体を
介して結合させ、セメント系固化材の硬化を待つ
(第3図)。
形成し、その溝4内へドレイン管5を布設してそ
の上に小石を充填すると共に、ドレイン管5の端
部を前記ピツト2内に備えた集水装置6に弁体を
介して結合させ、セメント系固化材の硬化を待つ
(第3図)。
前記ドレイン管布設用の溝4には、集水装置側
に傾斜した勾配を待たせ、集水装置6には、高さ
の異なる位置に取り付けた2個の調整バルブ7,
7′から成る排水制御手段が設けられている。
に傾斜した勾配を待たせ、集水装置6には、高さ
の異なる位置に取り付けた2個の調整バルブ7,
7′から成る排水制御手段が設けられている。
更に周囲の土壌3が固化された凹部1内へ、ペ
−パ−ドレイン8(商品名:キヤツスルボ−ド、
錦城護謨株式会社)を起立姿勢、即ち上下方向に
水路を有するように適当な間隔で均等に配置し、
例えば川砂9で埋め戻す、更に肥料が混合された
客土10で盛土し、表面を元の地形に復元し植芝
を行なう(第4図)。
−パ−ドレイン8(商品名:キヤツスルボ−ド、
錦城護謨株式会社)を起立姿勢、即ち上下方向に
水路を有するように適当な間隔で均等に配置し、
例えば川砂9で埋め戻す、更に肥料が混合された
客土10で盛土し、表面を元の地形に復元し植芝
を行なう(第4図)。
このようにして造成される芝生育成土壌は、凹
部の周囲及び底面の土壌に対して簡単に固化処理
できるし、等間隔で埋設されたペ−パ−ドレイン
によつて吸い上げられた水分が全面に広がつて土
壌中の水分管理を行なうので、水管理は完璧で、
埋め戻しに使用する土質の選択が簡略化される。
部の周囲及び底面の土壌に対して簡単に固化処理
できるし、等間隔で埋設されたペ−パ−ドレイン
によつて吸い上げられた水分が全面に広がつて土
壌中の水分管理を行なうので、水管理は完璧で、
埋め戻しに使用する土質の選択が簡略化される。
上記芝生育成土壌は、散水或は降雨により表層
部が潅水されると、水分は川砂に浸み込んで凹部
の底に溜り、その底に溜つた水のうち幾分かが吸
い上げらげて表層部近くが潤される。又大雨、洪
水などで凹部内から溢れるくらい水が溜つた場合
には、過剰な水は上方の調整バルブから排出して
底部に少量の水を貯えておく。このように管理す
れば、表層部は常に適度な水分が補給された状態
となり、芝生が枯れる心配がなくなるばかりか、
過剰水分による根腐れ、病虫害の発生もない。
部が潅水されると、水分は川砂に浸み込んで凹部
の底に溜り、その底に溜つた水のうち幾分かが吸
い上げらげて表層部近くが潤される。又大雨、洪
水などで凹部内から溢れるくらい水が溜つた場合
には、過剰な水は上方の調整バルブから排出して
底部に少量の水を貯えておく。このように管理す
れば、表層部は常に適度な水分が補給された状態
となり、芝生が枯れる心配がなくなるばかりか、
過剰水分による根腐れ、病虫害の発生もない。
本発明は、ゴルフ場特有の地表面が起伏の多い
地形において、次のような特筆すべき効果を発揮
する。
地形において、次のような特筆すべき効果を発揮
する。
即ち、起伏が多い傾斜したところでは、第5図
に示す如く、凹部の複数連続して形成し、その凹
部の深さを夫々地表面の高さに応じて段階付ける
と共に、ペ−パ−ドレインの上端と地表面までの
距離を同一にして水の吸い上げ量を一定に調整
し、表層部の含水量を均一化させるのである。
に示す如く、凹部の複数連続して形成し、その凹
部の深さを夫々地表面の高さに応じて段階付ける
と共に、ペ−パ−ドレインの上端と地表面までの
距離を同一にして水の吸い上げ量を一定に調整
し、表層部の含水量を均一化させるのである。
尚地表面が傾斜、起伏している場合において、
ペ−パ−ドレインの上端と地表面までの距離が長
くなると逆にペ−パ−ドレインの吸い上げ量が減
少する傾向があるので、ペ−パ−ドレインの上端
と地表面までの距離をあえて統一させない部分も
あり得る。又複数の凹部を形成した場合、過剰な
水を上段の凹部から順に下段の凹部へ流れるよう
にして、最下段の凹部に付設した排水孔から排出
するようにすれば、水管理は一層簡略化される。
ペ−パ−ドレインの上端と地表面までの距離が長
くなると逆にペ−パ−ドレインの吸い上げ量が減
少する傾向があるので、ペ−パ−ドレインの上端
と地表面までの距離をあえて統一させない部分も
あり得る。又複数の凹部を形成した場合、過剰な
水を上段の凹部から順に下段の凹部へ流れるよう
にして、最下段の凹部に付設した排水孔から排出
するようにすれば、水管理は一層簡略化される。
尚本発明において、埋設するドレイン管、ペ−
パ−ドレインの数及びその間隔は適宜変更して差
し支えなく、ペ−パ−ドレインは凹部の埋め戻し
後、打ち込み手段により埋設させることも可能で
ある。又凹部の深さ、セメント系固化材を混連す
る土壌の厚さは実施例に限定されるものではな
く、集水装置は、排水制御手段を備えているもの
であればその構造を問うものではない。
パ−ドレインの数及びその間隔は適宜変更して差
し支えなく、ペ−パ−ドレインは凹部の埋め戻し
後、打ち込み手段により埋設させることも可能で
ある。又凹部の深さ、セメント系固化材を混連す
る土壌の厚さは実施例に限定されるものではな
く、集水装置は、排水制御手段を備えているもの
であればその構造を問うものではない。
ト 効果
以上の如く本発明によれば、凹部の底面が水平
であるから、水量が少ない場合でも水が一か所に
片寄つて溜らず、揚水不能な箇所が生ずることが
ない。さらに底面に勾配をつけた溝を設けたので
水はけに優れ、表面近くはペ−パ−ドレインの効
果的な配置により均一に湿潤される。又地盤強度
が高く、表面に起伏があつてもその形状に対応し
た施工が可能であるから、部分的な水切れ現象の
心配もない。よつてゴルフ場の水管理としては、
最高の技術として高く評価され、その実益は多大
である。
であるから、水量が少ない場合でも水が一か所に
片寄つて溜らず、揚水不能な箇所が生ずることが
ない。さらに底面に勾配をつけた溝を設けたので
水はけに優れ、表面近くはペ−パ−ドレインの効
果的な配置により均一に湿潤される。又地盤強度
が高く、表面に起伏があつてもその形状に対応し
た施工が可能であるから、部分的な水切れ現象の
心配もない。よつてゴルフ場の水管理としては、
最高の技術として高く評価され、その実益は多大
である。
第1図〜第4図は本考案に係る芝生育成土壌の
基本的な造成方法を工程順に示した説明図、第5
図は傾斜面に造成された芝生育成土壌を示す説明
図である。 1……凹部、2……ピツト、3……土壌、4…
…溝、5……ドレイン管、6……集水装置、7、
7′……調整バルブ、8……ペ−パ−ドレイン、
9……川砂、10……客土。
基本的な造成方法を工程順に示した説明図、第5
図は傾斜面に造成された芝生育成土壌を示す説明
図である。 1……凹部、2……ピツト、3……土壌、4…
…溝、5……ドレイン管、6……集水装置、7、
7′……調整バルブ、8……ペ−パ−ドレイン、
9……川砂、10……客土。
Claims (1)
- 1 植芝予定区画の地盤を掘り下げてその掘り下
げ整形した凹部の周囲及び底面の土壌中にセメン
ト係固化材を混練し、底面を一方向に対して下り
勾配を付与した溝を有した水平面に均らすと共
に、該溝にドレイン管を敷設し、そのドレイン管
の端部を排水制御手段を備えた集水装置に連結
し、前記凹部を埋め戻すと共に、その埋め戻し土
壌内へ複数のペ−パ−ドレインを、その上端と地
表面との間隔を一定の距離に統一して起立姿勢で
等間隔に埋設したことを特徴とするゴルフ場にお
ける芝生育成土壌の造成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62279689A JPH01120226A (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | ゴルフ場における芝生育成土壌の造成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62279689A JPH01120226A (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | ゴルフ場における芝生育成土壌の造成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01120226A JPH01120226A (ja) | 1989-05-12 |
| JPH0321126B2 true JPH0321126B2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=17614500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62279689A Granted JPH01120226A (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | ゴルフ場における芝生育成土壌の造成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01120226A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5282873A (en) * | 1990-05-18 | 1994-02-01 | Sigenobu Watari | Artificial ground |
| JPH10164982A (ja) * | 1996-12-12 | 1998-06-23 | Ohbayashi Corp | 芝生の管理方法および管理装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5330944A (en) * | 1976-08-18 | 1978-03-23 | Kobe Steel Ltd | Welding positioner |
| JPS59183629A (ja) * | 1983-04-04 | 1984-10-18 | 西出 博行 | 栽培用地造成方法 |
-
1987
- 1987-11-05 JP JP62279689A patent/JPH01120226A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01120226A (ja) | 1989-05-12 |
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