JPH03212412A - ブタジエン―ビニル芳香族化合物共重合体 - Google Patents

ブタジエン―ビニル芳香族化合物共重合体

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JPH03212412A
JPH03212412A JP646290A JP646290A JPH03212412A JP H03212412 A JPH03212412 A JP H03212412A JP 646290 A JP646290 A JP 646290A JP 646290 A JP646290 A JP 646290A JP H03212412 A JPH03212412 A JP H03212412A
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JP
Japan
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vinyl aromatic
butadiene
copolymer
aromatic compound
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Application number
JP646290A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Ishikawa
弘昭 石川
Masahiro Sasagawa
雅弘 笹川
Mitsutoshi Toyama
満俊 遠山
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビニル芳香族系重合体の耐衝撃性付与剤として
優れた新規なブタジェン−ビニル芳香族化合物共重合体
に関する。
(従来の技術〕 ポリスチレン等のビニル芳香族系重合体は、成形性、寸
法安定性、電気特性等に優れているため、多岐の分野に
渡り用いられているが、脆くて割れ易いという欠点を有
している。この欠点を補うため硬質のビニル芳香族系重
合体に軟質のポリブタジェン成分を種々の方法で導入す
る方法が採用されてきた。例えば、ポリスチレンに、ポ
リブタジェンのブロックを導入したスチレン−ブタジェ
ンブロック共重合体は、それ自身、耐衝撃性熱可塑性樹
脂として用い得るが、硬質のポリスチレンと溶融混練り
することにより、ポリスチレンの耐衝撃性を高めること
ができることが知られている。
しかしながら、これらのスチレン−ブタジェンブロック
共重合体にも耐衝撃性付与性能を有するものの、ビニル
芳香族系重合体の剛性を低下させるという問題点があり
、より高度の耐衝撃性付与性能が要求されている。
他方、ポリブタジェン等のゴム状重合体は、従来より次
側の方法によりビニル芳香族系重合体の耐衝撃性付与剤
として利用されている。すなわち、ブタジェン等のゴム
状重合体を、ビニル芳香族系単量体に溶解し、攪拌もし
くはシェアーの存在下に塊状重合または塊状・懸濁重合
し、ビニル芳香族系重合体中に上記ゴム状重合体を粒子
状に分散させることにより、耐衝撃性の付与されたビニ
ル芳香族系樹脂(例えばハイインパクトポリスチレン、
ABS樹脂等)を得ているのがその例である。
上記のブタジェン系ゴム状重合体としては、有機リチウ
ム単独またはこれを主成分とするアニオン重合によって
得られるいわゆるローシスポリブタジェンゴム、スチレ
ン−ブタジェン共重合体ゴムまたはコバルト、ニッケル
、チタン等の遷移金属化合物を主成分とする触媒や、希
土類金属化合物を主成分とする触媒によって得られるハ
イシスポリブタジェンゴムが広く用いられてきた。
しかしながらこれらのゴム状重合体は、ポリスチレン系
樹脂の耐衝撃性を著しく高める効果を奏するものの、反
面、剛性、光沢等の特性を悪化させるという欠点を有し
ていた。このため、当業者にとりより少量の使用で、よ
り高度の耐衝撃性を付与することのできる高性能のゴム
状重合体の出現が侍たれていたのである。この目的を達
成するため、例えば、特開昭48−46691号公報や
特開昭52−86444号公報には、各々ポリブタジェ
ンゴムのうち、特にシス1,4結合が90%以上のハイ
シスポリブタジェンゴムを用いた耐衝撃性重合体の製造
方法、ポリブタジェンゴムのうち、特にシス1.4結合
が90%以上のポリブタジェンゴムを主成分とするゴム
を使用し、かつ分散ゴム粒子径を0.5〜2.5μmに
制御した光沢に優れた耐衝撃性ポリスチレンが提案され
ている。これらの公報に開示の耐衝撃性重合体に用いら
れているハイシスポリブタンエンゴムはローシスポリブ
タジェンゴムと比較して、耐衝撃性(特に低温における
耐衝撃性)付与性能が優れている利点があった。しかし
ながらこれらの公報に記載のハイシスポリブタジェンゴ
ムをスチレン系単量体に溶解し、前記の塊状重合や塊状
懸濁重合により、小粒径の分散ゴム粒子を得るためには
、強攪拌や強いシェアーを与える必要があり、その結果
、上記のスチレン系単量体溶液中のゴム含量が高くなる
と系粘度が高くなるため工業的に小粒径の分散ゴム粒子
が得難く、高い衝撃強度と、高光沢性を併せもつ耐衝撃
性ポリスチレンを製造するのが難しいという課題があっ
た。また従来技術ではポリブタジェン部分のシス1,4
結合が80%以上であるスチレン−ブタジェン共重合体
は得られていない。すなわち、上記した従来技術におい
てシス1,4結合が90%以上といっているのは、ポリ
ブタジェンゴムにおけるシス1,4結合の含有量であっ
て、スチレン−ブタジェン共重合体のブタジェン部分の
シス1,4結合h<80重量%以上のものは本発明によ
って初めて提供されたものであるからである。
なお、ポリブタジェン部分中のシス1,4結合が40%
前後のスチレン−ブタジェン共重合体ゴムは、各種構造
のものを調製することが可能で、スチレン系樹脂の補強
剤として使用されている。
即ち、例えば、特開昭61−143415号公報には、
ゴムとして、リチウム基材重合触媒により得られる数平
均分子量がi 、 000〜10,000であるブロッ
クスチレン部を少くとも1個含有し、全スチレン含量が
3〜25重量%であるスチレン−ブタジェン重合体を使
用している光沢に優れた耐衝撃性ポリスチレンが提案さ
れている。該公報に開示のスチレン−ブタジェン共重合
体ゴムは、前記の塊状重合や塊状懸濁重合により分散ゴ
ム粒子を小粒子に制御し易いため、光沢に優れた耐衝撃
性ポリスチレンを得易いという利点を有しているが、一
方ゴムの重合触媒としてリチウム基材触媒を用いている
ため、ポリブタジェン成分中のシス1.4結合の割合が
、40%前後のローシスタイプのポリブタジェンであり
、耐衝撃性(特に低温における耐衝撃性)付与性能が充
分でないという課題を有していた。
(発明が解決しようとする課題〕 本発明の課題は上記した従来法の欠点を克服し、ビニル
芳香族系重合体への耐衝撃性(特に低温における耐衝撃
性)付与性能に優れる新規なブタジェン−ビニル芳香族
化合物共重合体を提供するところにある。
(課題を解決するための手段〕 上記課題解決のため、鋭意検討した結果、本発明者等は
、特定組成、特定のミクロ構造を有するブタジェンとビ
ニル芳香族化合物より成る共重合体が上記課題を効果的
に達成することを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、ブタジェン3〜97重量%とビニル芳香
族化合物97〜3重量%より成る共重合体において、該
共重合体中のポリブタジェン成分中に占めるシス1,4
結合の割合が80重量%以上であることを特徴とする共
重合体を提供するものである。
本発明の共重合体のポリブタジェン成分中に占めるシス
1,4結合の割合が80重響%に満たない場合には、該
共重合体のビニル芳香族系重合体への耐衝撃性(特に低
温における耐衝撃性)付与性能が劣るので好ましくない
。そしてより好ましくは、シス1,4結合の割合は、9
0重置%以上である。
又、本発明の共重合体の重量平均分子量は50000〜
500.000の範囲が好ましい。
次に、本発明の共重合体の他の成分である前記のビニル
芳香族化合物とは、スチレン、α−メチルスチレン、パ
ラ−メチルスチレン等のビニル芳香族単量体、モノクロ
ルスチレン、ジクロルスチレン、ジプロモスチレン、ト
リブロモスチレン等の核置換ビニル芳香族単量体などで
ある。これらのビニル芳香族化合物は、その単独もしく
は2種以上の混合物であっても良いが、耐衝撃性付与を
目的とするビニル芳香族系重合体と同一もしくは類似の
構造を有していることが好ましい。一般的にはスチレン
が用いられる。
本発明の共重合体中の、上記ビニル芳香族化合物の含量
は5重量%以上であることが好ましい。
上記含量が5重量%以上である場合には、該共重合体の
ビニル芳香族系重合体への耐衝撃性付与性能が優れる上
に、該共重合体の存在下に、塊状重合や塊状懸濁重合に
より、ビニル芳香族化合物を重合する際、該共重合体の
分散粒子を小粒子に制御することが容易になる。また該
共重合体中のビニル芳香族化合物の含量が40重量%を
越えるものについては、該共重合体を、ビニル芳香族系
重合体と溶融混合する方法によっても、ビニル芳香族系
重合体への耐衝撃性付与が可能となる。
更に本発明の共重合体が上記ビニル芳香族化合物重合体
のブロックを含有するものである場合には、ビニル芳香
族系重合体への耐劇撃性イ」与性能が更に優れたものと
なる。
更にまた前記の共重合体において上記の芳香族化合物重
合体のブロックの含量が5重量%以上である場合には、
前記の耐衝撃性付与性能に加えて、前記塊状重合や塊状
懸濁重合工程での分散ゴム粒子の小粒子化が一層容易な
ものとなる。
更に、前記重合体中のビニル芳香族化合物重合体の重量
平均分子量が5,000以上である場合には、耐衝撃性
付与性能は更に良好となり、分散ゴム粒子の小粒子化は
、尚−層容易となる。
以上に述べた本発明の共重合体は、以下に記す特定の触
媒を用いて、ブタジェンとビニル芳香族化合物を特定の
条件下に重合することにより得ることができる。上記の
特定触媒としては、(イ)希土類金属のカルボキシレー
ト、アルコラード、フェノラート、リン酸塩、亜リン酸
塩から選ばれた少なくとも1種と有機アルミニウム化合
物とルイス酸よりなる重合触媒。
(ロ)希土類金属のハロゲン化物、有機アルミニウム化
合物と有111Nオキサイドよりなる重合触媒等を挙げ
ることができる。上記重合触媒において希土類金属とし
ては、セリウム、ランタン、プラセオジウム、ネオジム
、ガドリウムを挙げることができるが、特にネオジウム
、プラセオジウムが本発明の共重合体を1qるのに好ま
しい。また上記(イ)の重合触媒の成分のうち、希土類
金属のカルボキシレート、アルコラード、フェノラート
、リン酸塩、亜リン酸塩とは、各々下記一般式で示され
るものである。
尚、以下の一般式においてl−nは、セリウム、ランタ
ン、プラセオジウム、ネオジム、ガドリウムのいずれか
の希土類金属を示す。
1)希土類金属のカルボキシレート; 但し、Rは下記i)〜vii)のいずれかより選ばれる
有機酸の残基 1)直鎖状もしくは分岐鎖状の炭素数1〜17のアルキ
ル基 i)炭素数17の直鎖状アルケニル基 )フェニル基 iv)  ベンジル基 ■) トリフェニルメチル基 vl)トリシクロヘキシルメチル基 v11)下記一般式で示されるロジン酸の有機酸の残基 H3 (式中=二=シの炭素−炭素結合は、飽和単結合もしく
は、不飽和二重結合を示す。) 2)希土類金属のアルコラード; Ln + 0R)s 但し、Rは炭素数1〜20のアルキル基3)希土類金属
のフェノラート、 下記1)または11)式で示されるフェノラート、ナフ
トラート、チオフェノラート、チオナフトラート R3またはR4,R5,R6は水素または炭素数1〜2
0の炭化水素基である。) 4)希土類金属のリン酸塩、亜リン酸塩とは、Ln  
(Px)s 但し、Px:下記一般式(I)及び(II)で表わされ
るリン酸または亜リン酸の残基。
(ここでj。
k。
mは0以上の整数を表わし、 それぞれ同じであっても、異なっていてもよい。
又、R1−R4は、水素原子、あるいは炭化水素基、あ
るいは芳香族炭化水素基、あるいはアルコキシ基、ある
いはアルキルフェノキシ基を表わし、RとR及びR3と
R4は、それぞれ同一の基2 であっても異なる基であってもかまわない。)上記一般
式(I)の酸は、5価の有機リン酸化合物を表わし、一
般には母体構造をとる5価のリン酸及びそのモノあるい
はジエステルの形で命名される。そのような好ましい例
としては、リン酸ジブチル、リン酸ジベンジル、リン酸
ジヘキシル、リン酸ジヘプチル、リン酸ジオクチル、リ
ン酸ビス(2−エチルヘキシル)、リン酸ビス(1−メ
チルヘプチル)、リン酸ジラウリル、リン酸ジオレイル
、リン酸ジフェニル、リン酸ビス(p−ノニルフェニル
)、リン酸ビス(ポリエチレングリコール−p−ノニル
フェニル)、リン酸(ブチル)(2−エチルヘキシル)
、リン酸(1−メチルヘプチル)(2−エチルヘキシル
)、リン酸(2−エチルヘキシル)(p−ノニルフェニ
ル)、2−エチルへキシルホスホン酸モノブチル、2−
エチルへキシルホスホン酸モノ−2−エチルヘキシル、
フェニルホスホン酸モノ−2−エチルヘキシル、2−エ
チルへキシルホスホン酸モノ−p−ノニルフェニル、ホ
スホン酸モノ−2−エチルヘキシル、ホスホン酸モノ−
1−メチルヘプチル、ホスホン酸モノ−p−ノニルフェ
ニル、ジブチルホスフィン酸、ビス(2−エチルヘキシ
ル)ホスフィン酸、ビス(1−メチルヘプチル)ホスフ
ィン酸、ジラウリルホスフィン酸、ジオレイルホスフィ
ン酸、ジフェニルホスフィン酸、ビス(p−ノニルフェ
ニル)ホスフィン酸、ブチル(2−エチルヘキシル)ホ
スフィン酸、(2−エチルへキシル)(1−メチルヘプ
チル)ホスフィン酸、(2−エチルヘキシル)(p−ノ
ニルフェニル)ホスフィン酸、ブチルホスフィン酸、2
−エチルへキシルホスフィン酸、1−メチルへブチルホ
スフィン酸、オレイルホスフィン酸、ラウリルホスフィ
ン酸、フェニルホスフィン酸、p−ノニルフェニルホス
フィン酸等が挙げられる。
又、上記一般式(n)で表わされる3価の有機リン酸化
合物の好ましい例としては、上記(I)に例示した5価
の有機リン酸化合物の母体構造が、それぞれ亜リン酸に
置換された化合物を挙げることができる。
上記に例示した有・機リン酸化合物のうちで、好ましい
例としては、リン酸ビス(2−エチルヘキシル)、リン
酸ビス(1−メチルヘプチル)、リン酸ビス(p−ノニ
ルフェニル)、リン酸ビス(ポリエチレングリコール−
p−ノニルフェニル)、リン酸(1−メチルヘプチル)
(2−エチルヘキシル)、リン酸(2−エチルヘキシル
)(p−ノニルフェニル)、2−エチルへキシルホスホ
ン酸モノ−2−エチルヘキシル、2−エチルへキシルホ
スホン酸モノ−p−ノニルフェニル、ビス(2−エチル
ヘキシル)ホスフィン酸、ビス(1−メチルヘプチル)
ホスフィン酸、ビス(p−ノニルフェニル)ホスフィン
酸、(2−エチルヘキシル)(1−メチルヘプチル)ホ
スフィン酸、(2−エチルヘキシル)(p−ノニルフェ
ニル)ホスフィン酸が挙げられ、特に好ましい例として
、リン酸ビス(2−エチルヘキシル)、リン酸ビス(1
−メチルヘプチル)、2−エチルへキシルホスホン酸モ
ノ−2−エチルヘキシル、ビス(2−エチルヘキシル)
ホスフィン酸が挙げられる。
また(口)の重合触媒の成分のうち、希土類金属のハロ
ゲン化物は下記一般式で示されるものである。
L n X s 但し、Xは塩素、臭素、ヨウ素を表わす。
次に、上記(イ)及び(ロ)の有機アルミニウム化合物
は、一般式(III)で表わされる。
AlH3−nHn   ・・団・・・1団1・・・・・
 (m)(ここでnは0,1又は2であり、Rは炭素数
1ないし8個の炭化水素基、Hは水素原子である。)好
ましい有機アルミニウム化合物としては、トリメチルア
ルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリイソプロピ
ルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリヘ
キシルアルミニウム、トリシクロヘキシルアルミニウム
、ジエチルアルミニウムハイドライド、ジイソブチルア
ルミニウムハイドライド、エチルアルミニウムジハイド
ライドイソブチルアルミニウムジハイドライド等が挙げ
られ、特に好ましいものはトリエチルアルミニウム、ト
リイソブチルアルミニウム、ジエチルアルミニウムハイ
ドライド、ジイソブチルアルミニウムハイドライドであ
る。これらは2種以上の混合物であっても良い。
次に、(イ)の触媒の一成分であるルイス酸は、特にハ
ロゲン元素含有ルイス酸化合物である。
これらの好ましいものとしては、周期律表の主族II[
a、IVa又はVaに属する元素のハライドないしは有
機金属ハライドが挙げられ、ハライドとしては塩素又は
臭素が好ましい。これらの化合物の例としては、メチル
アルミニウムジクロライド、メチルアルミニウムジクロ
ライド、エチルアルミニウムジブロマイド、エチルアル
ミニウムジクロライド、ブチルアルミニウムジクロライ
ド、ブチルアルミニウムジクロライド、ジメチルアルミ
ニウムブロマイド、ジメチルアルミニウムクロライド、
ジエチルアルミニウムブロマイド、ジエチルアルミニウ
ムクロライド、ジブチルアルミニウムブロマイド、ジブ
チルアルミニウムクロライド、メチルアルミニウムセス
キブロマイド、メチルアルミニウムセスキクロライド、
エチルアルミニウムセスキブロマイド、エチルアルミニ
ウムセスキクロライド、ジブチル錫ジクロライド、アル
ミニウムトリブロマイド、三塩化アンチモン、五塩化ア
ンチモン、三塩化リン、五塩化リン及び四塩化錫があり
、特に好ましいものとしてジエチルアルミニウムクロラ
イド、エチルアルミニウムセスキクロライド、エチルア
ルミニウムジクロライド、ジエチルアルミニウムブロマ
イド、エチルアルミニウムセスキブロマイド及びエチル
アルミニウムジブロマイドが挙げられる。
次に(ロ)の触媒の一成分である有機N−オキサイドは
、下記の環状型または非環状型のN−オキサイドである
(a)  環状型N−オキサイド 含窒素へテロ芳香族N−オキサイド:ピリジンN−オキ
サイド、ピコリンN−オキサイド(α。
β、γ)、4−エトキシピリジンN−オキサイド、キノ
リン−N−オキサイド、イソキノリン−N−オキサイド
、ピリミジンN−オキサイド、ピラジンN−オキサイド
、ピリダジンN−オキサイド、ニコチン酸エチルN−オ
キサイド、コリジンN−オキサイド、3,4−ルチジン
N−オキサイド、フタラジンN−オキサイド、キノキサ
リンN−オキサイド、キナゾリンN−オキサイド、1−
メチルイミダゾールN−オキサイド、1−メチルベンズ
イミダゾールN−オキサイド、1−メチルピラゾールN
−オキサイド、ベンズオキサゾールNオキサイド、ベン
ゾチアゾールN−オキサイド、4−クロロピリジンN−
オキサイド、テトラヒドロキノリンN−オキサイド等。
その他の環状N−オキサイド:N−メチルピロリジンN
−オキサイド、N−ブチルピロリジンN−オキサイド、
N−メチルピペリジンN−オキサイド、N−メチルモル
ホリンN−オキサイド、1−ピロレニンN−オキサイド
等。
(b)  非環状型N−オキサイド トリメチルアミンN−オキサイド、トリエチルアミンN
−オキサイド、トリオクチルアミンN−オキサイド、N
、N−ジエチルアニリンN−オキサイド、N、N−ジメ
チルシクロヘキシルアミンN−オキサイド、N、N−ジ
メチルベンジルアミンN−オキサイド、ベンジリデンア
ニリンN−オキサイド、アゾキシベンゼン、ベンゾニト
リルオキサイド、2,4−ジメチルベンゾニトリルオキ
サイド、2.4.8−トリメチルベンゾニトリルオキサ
イド、2−メトキシ−1−ナフトニトリルオキサイド、
2.6−ジメトキシ−5−ブロモ−1−ナフトニトリル
オキサイド等。
好ましい有機N−オキサイドは、含窒素へテロ芳香族N
−オキサイドであり、その中でもピリジン、ピコリンの
如き置換ピリジン、及びイソキノリン、キノリン、フェ
ナンスリジンの如きピリジンのペンゾローグ誘導体のN
−オキサイドが好適である。
使用される有機N−オキサイドは、市販品として入手す
るか、または、該有機N−オキサイドの前駆体となる含
窒素有機化合物のN−オキシド化等の反応によって容易
に取得することができる。
このような有機N−オキサイドの合成は、重合らの報文
(例えば、J、 Pharm、 Soc、 Japan
、 1947゜67、33) 、 Chemistry
 of the Heterocyclic N−0x
ides(A、 R,Katritzky and J
、 M、 Logowski。
1971、 Academic Press Inc、
)等に詳述されている。
本発明の上記(イ)、(ロ)の触媒3成分の好ましい構
成比は、各々を希土類金属/アルミニウム/(イ)の触
媒に於るハロゲン元素(または(ロ)の触媒に於る窒素
元素)で表示して1/2〜100/1〜6が好ましく、
特に好ましくは115〜5071.5〜5の範囲である
本発明で好適に用いられる上記触媒は極めて活性が高く
、使用する触媒量は重合すべき共役ジエン化合物単量体
100g当り、希土類金属で表示して1.5X10−3
モル以下が好ましく、特に好ましい範囲は0.015X
 10−3〜1.OXl0−3モルである。
また上記(イ)の触媒は各々ブタジェンの存在または不
存在下に希土類金属のカルボキシレート、アルコラード
、フェノラート、リン酸塩、亜リン酸塩を、ハロゲン元
素含有ルイス酸の添加に先たち、有機アルミニウム化合
物と予備反応させることにより、活性を高めることもで
きる。
この予備反応は反応温度0〜100℃で実施するのが好
ましい。特に好ましい反応時間は0.05〜3時間であ
る。
次に上記重合触媒を用いて、本発明の共重合体を得る方
法としては i)不活性溶剤の存在下に上記触媒を用いてブタジェン
の重合を進行せしめ、ブタジェンの重合が実質的に終了
した後、前記のビニル芳香族化合物を加え、引き続き重
合体中のビニル芳香族化合物の含有量が、3重量%以上
になるまで反応を継続させる方法 11)不活性溶剤の不存在下または存在下に、上記触媒
を用いてブタジェンとビニル芳香族化合物の混合物の重
合を進行せしめ、得られる重合体中のビニル芳香族化合
物の含有量が3重量%以上になるまで反応を継続させブ
タジェン−ビニル芳香族化合物共重合体のビニル芳香族
化合物(及び不活性溶剤)の溶液を得る方法 があり、いずれの方法によっても、本発明の共重合体が
得られる。なお1)の方法によれば、ブロック性の高い
ブタジェンとビニル芳香族化合物の共重合体が得られる
。i) 、 if)の方法による場合の不活性溶剤とは
、本発明の共重合体の重合に不活性な溶剤であり、好ま
しいものとしてブタン、ペンタン、ヘキサン、イソペン
タン、ヘプタン、オクタン、イソオクタン等の脂肪族炭
化水素、シクロペンタン、メチルシクロペンタン、シク
ロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキ
サン等の脂環式炭化水素、或いはベンゼン、トルエン、
エチルベンゼン、キシレン等の芳香族炭化水素等または
これらの混合物である。
上記の不活性溶剤の量は、i)の方法においてはブタジ
ェン100重量部に対して300重量部以上、より好ま
しくは400重量部である。またii)の方法において
不活性溶剤は混合単量体100重量部に対して200重
量部以下、好ましくは100重量部以下、更に好ましく
は50重量部以下であり、実質的に不活性溶剤を使用し
ない実施態様も可能である。
更にii)の方法において、ブタジェンとビニル芳香族
化合物の混合単量体の比は各々1〜70重量部/99〜
30重量部、好ましくは2〜40重量部/98〜60重
d部、特に好ましくは3〜30重量部/97〜70重量
部である。
特に不活性溶剤を使用しない実施形態においては4〜1
8重量部/96〜82重量部あるいは5〜15重量部/
95〜85重量部に調整される。
上記方法のいずれにおいても、ビニル芳香族化合物の重
合速度は、ブタジェンの重合速度に比して遅いため、i
)の方法に於てはブタジェンの重合の実質的終了後に引
続き行われるビニル芳香族化合物の重合は充分に時間を
かけて行う必要かある。
またii)の方法に於ても、ブタジェンとビニル芳香族
化合物の混合物のうち、ブタジェンの重合が優先的に進
行し、未反応ブタジェン量の低下に伴い、ビニル芳香族
化合物の重合が遅い速度で進行し、重合体中に取り込ま
れるようになる。従ってこの場合も、重合時間を充分に
取る必要がある。
重合温度、触媒量等の条件にも依るが、i)、ii)の
いずれに於ても、ブタジェンの実質的な重合終了後、更
に5〜100時間重合を継続することが好ましい。また
ii)の方法による場合、比較的低温で重合を行う方が
、共重合体のブロック性が増す。
この場合、ブタジェン成分の重合段階を低温で実施し、
ビニル芳香族化合物の重合段階を高温で実施することに
より、重合時間を短縮することも可能である。上記に於
て、低温とは30〜65℃の範囲であり、高温とは65
℃を越える温度である。
かくの如く得られたブタジェン−ビニル芳香族化合物共
重合体(もしくは該共重合体のビニル芳香族化合物の溶
液)は、ビニル芳香族化合物もしくはそれらと共重合可
能なビニル単量体と混合して均一溶液とし、公知の方法
に従い、塊状、塊状懸濁重合方法により、ゴム変性ビニ
ル芳香族系重合体にする口とができる。
(実 施 例〕 以下実施例にて本発明の具体的実施態様を示すが、これ
は本発明の趣旨をより具体的に説明する為のものであっ
て本発明を限定するものではない。
後記の方法により、ブタジェン−ビニル芳香族化合物共
重合体を得た。引き続き、該共重合体を用いて、ゴム変
性ポリスチレン、ゴム変性スチレン−アクリロニトリル
共重合体を調製し、物性を測定した。尚、ブタジェン−
ビニル芳香族化合物共重合体の構造解析、ゴム変性ポリ
スチレン、ゴム変性スチレン−アクリロニトリル共重合
体の調製及び物性の測定等は次の方法・手順に従った。
1)ブタジェン−ビニル芳香族化合物共重合体の構造解
析 1)ブタジェン及びビニル芳香族化合物の転化率:後記
する方法により得られるゴム状重合体を含有する重合終
了後の重合体溶液をトルエンを含んだ密封容器に所定量
採取し、カスクロマトグラフにより、未反応のブタジェ
ンの重量を求め、仕込みブタジェンとの比率から、ブタ
ジェンの転化率を求める。他方、重合体溶液の所定量を
高真空下230℃30分間脱揮することにより、固形分
重量を求める。下式によりビニル芳香族化合物の転化率
を求める。
ビニル芳香族化合物の転化率= (固形分重量−仕込みブタジェン 重量Xブタジェンの転化率) 仕込みビニル芳香族化合物重量 i)重合体溶液からのブタジェン−ビニル芳香族化合物
共重合体及びホモビニル芳香族化合物重合体の分離二 重合体溶液をトルエンにて希釈し、次いでメチルエチル
ケトン/アセトンの45 : 55重量比の混合溶媒中
に注ぎ、遠心分離操作を行う。上澄液及び沈澱物を各々
50’C1真空下に乾燥する。上澄液中の重合体重量を
算出し、生成したホモビニル芳香族化合物重合体重量を
求める。また沈澱物の重量を韓出し、生成したブタジェ
ン−ビニル芳香族化合物共重合体重量を求める。
111)ブタジェン−ビニル芳香族化合物重合体の組成
: 11)で分離したブタジェンビニル芳香族化合物共重合
体中のブタジェン及びビニル芳香族化合物の重量比を赤
外分光光度法により求める。ビニル芳香族化合物の含有
量は700cm’のベンゼン環に基く吸収から算出する
。次いでモレロ法により、ポリブタジェン部分のシスl
、4、トランス1,4、ビニル1,2結合の割合を求め
る。
iv)ブタジェン−ビニル芳香族化合物共重合体中のビ
ニル芳香族化合物重合体ブロックの定量: ブタジェン−ビニル芳香族化合物共重合体2重量部を四
塩化炭素100重量部に溶解し、ジーtert−ブチル
ハイドロパーオキサイド5重量部を加え、更にオスミウ
ムテトラオキサイドを0.01重量部添加し、100℃
で30分加熱し、ブタジェン−ビニル芳香族化合物共重
合体中に存在する二重結合を完全に酸化分解させる。こ
うして得られた溶液に多量のメタノールを加えて生成す
る沈澱が、ビニル芳香族化合物重合体のブロックである
。この沈澱物を濾過し、真空乾燥した後、秤量し、ビニ
ル芳香族化合物重合体ブロックのブタジェン−ビニル芳
香族化合物共重合体中の含量(重量%)として算出する
■)ブタジェン−ビニル芳香族化合物共重合体及び該共
重合体中のビニル芳香族化合物重合体ブロックの分子量
: 11)及びiv)で分離したブタジェン−ビニル芳香族
化合物重合体(または市販のポリブタジェンゴム)及び
該共重合体中のビニル芳香族化合物重合体ブロックの分
子量を、常法に従いゲルパーミェーションクロマトグラ
フにより、ポリスチレン換算の重量平均分子量を求めた
2)ゴム変性ポリスチレンの調製 後述する方法により得たブタジェン−ビニル芳香族化合
物共重合体(または、後述するように、ブタジェンとビ
ニル芳香族化合物の混合物を重合することにより得られ
る。ブタジェン−ビニル芳香族化合物共重合体のビニル
芳香族化合物の溶液として得られる重合液)または市販
のポリブタジェンをスチレン、エチルベンゼンに溶解(
または混合)し、ゴム状重合体9.6重量部、スチレン
80.4重量部、エチルベンゼン10.0重量部及び連
鎖移動剤よりなる重合原液を調製する。この重合原液を
撹拌機付の多段式重合機に連続的に送液し、昇温して連
続重合を行う。第1槽反応機出口の固形分濃度を38重
量%となるよう反応機内温度を制御する。かくして第1
槽反応機内にて、ゴム状重合体の相転及び粒子形成が進
む。同時に、第1槽反応機の撹拌数を変えて、分散ゴム
粒子径を調節する。最終槽反応機出口の固形分濃度が8
0重量%となるよう重合させた後、加熱真空下の脱揮装
置に送り込み、未反応のスチレン及びエチルベンゼンを
除去し、押出機にて造粒することにより、ペレット状の
ゴム変性ポリスチレンを得る。
3)ゴム変性スチレン−アクリロニトリル共重合体の調
製 上記2)において、重合原液を、ゴム状重合体9.8重
量部、スチレン48.9重量部、アクリロニトクル16
.3重量部、エチルベンゼン25.0重量部とし更に有
機過酸化物を用いて重合を開始し、第1槽反応機出口の
固形分濃度が35重量%、最終槽反応機出口の固形分濃
度が70重量%となるようにするほかは、同様にして重
合を行い、ペレット状のゴム変性スチレン−アクリロニ
トリル共重合体を得る。
4)ゴム変性ポリスチレン、ゴム変性スチレン−アクリ
ロニトリル共重合体の分析及び物性測定i)ゴム変性ポ
リスチレン、ゴム変性スチレン−アクリロニトリル共重
合体中のゴム状重合体の含量; 前記2)、 3)の仕込み液中のゴム状重合体含量及び
最終槽反応機出口の固形分濃度より算出する。
11)ゴム粒子径: 超薄切片法により、電子顕微鏡写真を撮影し、ゴム粒子
約1000個につき、下式により、重量平均粒子径を求
める。
(Nは、径がDである粒子の数) 111)アイゾツト衝撃強度: 射出成形により試験片を作成し、ASTM D256に
準拠し、ノツチ付衝撃強度を求める。測定温度は、23
℃、−30℃の二条性で行う。
iv)曲げ弾性率: 射出成形により試験片を作成し、ASTM D25Bに
準拠し、測定する。
■)光沢度: ASTM D638のダンベル試験片のゲート部とエン
ド部の光沢度を測定し平均値を求める。
実施例 1 乾燥窒素で内部をパージした20.Qのオートクレーブ
に2kgの1.3ブタジエンと8kgのスチレンを仕込
んだ。続いてネオジムのリン酸塩化合物Nd(Pl)3 〔ただし、Plは 6ミリモル、ジイソブチルアルミニウムハイドライド7
8ミリモルを添加し、室温で15分間予備反応させた。
さらにエチルアルミニウムセスキクロリド6ミリ 続いて80℃にて26時間重合し重合体濃度24重量%
の粘稠原液を得た。単量体の転化率は、ブタジェンが9
9.5%、スチレンが5%であった。またホモポリスチ
レンの生成量は、生成ゴム重合体重量に対して2%であ
った。
前記方法に従い、生成ゴム状重合体の構造解析を行った
結果、スチレン含有量が15.0重量%、ブロックスチ
レン量が8.0重量%のスチレン−ブタジェン共重合体
であることが判明した。また、ブタジェン部分の結合様
式の割合は、シス1,4結合92、4モル%、トランス
1.4結合6.0モル%、ビニル1,2結合1.6モル
%であった。またゴム状重合体の重量平均粒子径は、1
7万であった(これをゴム状重合体Aという。)。
かくして得られたゴム状重合体Aのスチレン溶液の一部
を採取し、エチルベンゼン(およびアクリロニトリル)
を加え、前記の方法に従い、ゴム変性ポリスチレンA−
1,A−2及びゴム変性スチレン−アクリロニトリル共
重合体A−4,A−5を得た。尚、第1槽反応機の撹拌
数は、100及び20Orpmとした。他方、上記のゴ
ム状重合体Aの残余のスチレン溶液から、前記方法に従
い、スチレン−ブタジェン共重合体を採取し、前記方法
に従い、ゴム変性ポリスチレンA−3、ゴム変性スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体A−6を得た。
次いで、これらのゴム変性重合体の物性を測定した。結
果を表−1に示す。
実施例 2 乾燥窒素で内部をパージした20,Qのオートクレーブ
に2 kgの1,3ブタジエンと8 kgのスチレンを
仕込んだ。予じめ窒素パージした別の容器に、触媒成分
としてネオジムのリン酸塩化合物Nd(Pl)310ミ
IJ (−ル、 ■,3ブタジェン20g、ジイソブチ
ルアルミニウムハイドライド130ミリモルを投入し、
室温で15分間予備反応させた後、エチルアルミニウム
セスキクロリド10ミリモルを加えた。30℃で3時間
熟成後、この触媒成分を前記単量体の入ったオートクレ
ーブに加え、60℃で20時間重合した。単量体の転化
率は、ブタジェンが100%、スチレンが3%であった
。重合終了後、実施例1と同様に処理し、ゴム状重合体
Bを分離・採取した。ゴム状重合体Bの構造を表−1に
示す。次いて、ゴム状重合体Bを用いて、実施例1にて
A−1,A−2を得たと同様の条件にて、ゴム変性ポリ
スチレンB−1,B−2を得た。物性を表−1に示す。
実施例 3 屹燥窒素で内部をパージした2ONのオートクレーブに
2Kgの1,3ブタジエンと8Kgのヘキサンを仕込ん
だ。実施例2と同じ触媒成分を添加し、60’Cて重合
を開始した。4時間後(この時点てブタジェンの転化率
は100%であった〉、スチレン8に’jを追加し、8
0℃にして更に16時間重合した。
重合後、実施例1と同様に処理し、ゴム状重合体Cを得
た。ゴム状重合体Cの構造を表−1に示すが、スチレン
含量8.0%の完全ブロックSBRであった。
次いでゴム状重合体Cを用いて、実施例1においてA−
1,A−2を得たと同様の条件にて、ゴム変性ポリスチ
レンC−1,C−2を得た。物性を表−1に示す。
比較例 1 市販のハイシスポリブタジェンゴムである二ボール12
20SL(日本ゼオン■製〕 (以後、ゴム状重合体り
と称する。)を用いて、実施例1においてA−1,A−
2,A−4,A−5を得たと同様の方法にてゴム変性ポ
リスチレン、D−1゜D−2及びゴム変性スチレン−ア
クリロニトリル共重合体D−3,D−4を得た。ゴム状
重合体りの分析値及びD−1,D−2,D−3,D−4
の物性値を表−1に示す。
比較例 2 1.3ブタジ工ン115重世部、シクロヘキサン100
0重量部よりなる溶液にn−ブチルリチウムをo、os
o重量部加え、重合液を昇温し、3時間重合して1.3
ブタジエンの全量が重合したのち、スチレン10重量部
を加えて更に3時間重合しブタジェン重合体ブロックと
スチレン重合体ブロックより成るゴム状重合体Eを得た
。構造を表−1に示す。次いで、ゴム状重合体Eを用い
て、実施例1において、A−1,A−2,A−4,A−
5を得たと同様の方法で、ゴム変性ポリスチレンE−1
゜E−2及びゴム変性スチレン−アクリロニトリル共重
合体を得た。物性値を表−1に示す。
比較例 3 実施例1において、ゴム状重合体を得る条件として、重
合時間を60℃にて2時間とするほかは同様にしてゴム
状重合体Fを得た。ゴム状重合体Fの構造を表−1に示
すが、実施例1のゴム状重合体Aと比較して、スチレン
合口及びブロックスチレン含量の著しく低いものであっ
た。次いでゴム状重合体Fを用いて、実施例1において
、A−1゜A−2を得たと同様の方法にて、ゴム変性ポ
リスチレンF−1,F−2を得た。物性を表−1に示す
以上の比較例に示すように、従来のハイシスポリブタジ
ェンゴム(比較例1)は、耐衝撃性付与性能は良好であ
るが、小粒子化が困難であるため、最終的に得られるゴ
ム変性ビニル芳香族系重合体は光沢の低いものとなる。
一方、従来のスチレン−ブタジェン共重合ゴム(比較例
2)は、ビニル芳香族系重合体の耐衝撃性付与剤として
用いる場合、小粒子化が容易であるため、光沢の良好な
ゴム変性ビニル芳香族系重合体が得られるが、ポリブタ
ジェン部分が、ローシスポリブタジェンであるため、耐
衝撃性(特に低温衝撃性)が低い。
また公知の方法で、スチレンの存在下にブタジェンを重
合して得られるゴム状重合体(比較例3)は、ゴム状重
合体中のスチレンの含量が低いため、従来のハイシスポ
リブタジェンと何ら変るところがない。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明のブタジエン部
分がハイシスポリブタジェンであるブタジェン−ビニル
芳香族化合物共重合体は、先に示した従来のもの(比較
例)に比ベビニル芳香族系重合体の耐衝撃性付与性能(
特に低温衝撃性)に優れ、かつビニル芳香族系重合体マ
トリックス中に、小粒子として分散するため、衝撃強度
と光沢のバランスに優れたゴム変性ビニル芳香族系重合
体を与えることができるという効果を有している。
(以下余白)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ブタジエン3〜91重量%、ビニル芳香族化合物9
    7〜3重量%より成る共重合体において該共重合体中の
    ポリブタジエン成分中に占めるシス1,4結合の割合が
    80重量%以上であることを特徴とする共重合体。
JP646290A 1990-01-17 1990-01-17 ブタジエン―ビニル芳香族化合物共重合体 Pending JPH03212412A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011052072A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Toyoda Gosei Co Ltd ニトリルオキシドで変性した変性高分子材料及びその製造方法
JP2014513741A (ja) * 2011-05-09 2014-06-05 株式会社ブリヂストン 高シスポリジエンの調製方法

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