JPH03212821A - 金属磁性粉末の製造方法 - Google Patents

金属磁性粉末の製造方法

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JPH03212821A
JPH03212821A JP779190A JP779190A JPH03212821A JP H03212821 A JPH03212821 A JP H03212821A JP 779190 A JP779190 A JP 779190A JP 779190 A JP779190 A JP 779190A JP H03212821 A JPH03212821 A JP H03212821A
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JP
Japan
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magnetic powder
metal magnetic
cobalt
oxide layer
powder
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JP779190A
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Tetsuya Nakazumi
中住 哲也
Mikio Kishimoto
幹雄 岸本
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Maxell Ltd
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Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、鉄、コバルトを主体とする金属磁性粉末の
製造方法に関する。
(従来の技術) 金属磁性粉末は、飽和磁化及び保磁力が従来の酸化鉄磁
性粉末に比べて大きいという特徴を有し、高密度記録に
適した磁性粉末として実用化されている。
しかし、金属磁性粉末は、粒子の表面が活性であるため
、きわめて腐食され易く、その取扱に不便なだけでなく
、これを用いた磁気記録媒体は高温多湿の環境下で出力
特性が劣化するという欠点がある。このことは金属磁性
粉末を例えば温度60°C湿度90%の環境に放置した
時、数時間のうちに飽和磁化が急激に減少してしまうこ
とからも明らかである。
金属磁性粉末のこのような腐食性を改善するために、従
来から、鉄にコバルト等の金属を合金化させて粒子表面
に不動態膜を形成させることが試みられて来た。
例えば、標準的な金属磁性粉末の製造方法として鉄塩と
アルカリの水系懸濁液から得た針状ゲーサイト粉末を還
元して最1.6物を得る方法があるが、この懸濁液にコ
バルト塩を加えておく等によりコバルト等の金属を合金
化させる手法が知られる。
ところがこの手法を用いて得た金属磁性粉末は標準的な
金属磁性粉末に比べである程度の耐腐食性が付与された
ものの、未だ十分な程度の耐腐食性能を得るには至らな
かったのである。この理由は明らかにされてはいないが
、金属磁性粉末中のコバルトの量が不足するため粒子表
面に十分な不動態膜を形成させることができないためと
考えられる。
そこで、本発明者は、水系懸濁液中にコバルト塩を過剰
に投入して結果物のコバルト含有量を増加させようと試
みたが、ケーサイトの形状が崩れる、ゲーサイト粉末中
に不定形粒子が混在する等、ゲーサイトの粒子の形状や
組成の均一性が損なわれ、金属磁性粉末中にコバルトを
十分に固溶させることができなかった。
本発明者はこの原因につき種々検討したところ、ゲーサ
イト形成時の懸濁液中にコバルト塩を入れるという従来
からの手法を踏躾していたのでは、永久に根本的な解決
は図れないことに気付いた。
即ち、第一に、そもそもゲーサイトを構成する鉄は3価
であり、2価のコバルトとは等価でないから、自由にイ
オン交換反応ができないこと、第二に、水系懸濁液中の
コバルト濃度がゲーサイト結晶の成長速度を支配してい
ると考えられること、第三に、ゲーサイト粒子の形状が
その後の処理を経て金属磁性粉末の粒子の形状を決定す
るから、ゲーサイト粒子の生成段階ではむしろ結晶の成
長速度に影響を及ぼすコバルトイオンが存在しない方が
望ましいこと、しかも、コバルトを多量に入れないと耐
腐食性能に効果がないが、コバルトの固溶量は7%程度
が限界である・こと、またコバルトは高価であるという
理由から、粉末の表面部にのみコバルトを固溶させ内部
には固溶させないことがより好ましい。そこで金属磁性
粉末の表面部分のみをコバルトを受は付ける性質のもの
に変えることが望ましいことに思い至ったのである。
このような基本理念のもと、予め、粒子形状の整った金
属磁性粉末を得ておいて、この粉末の表面に形成された
酸化物層にコバルトを固溶させるという手法を見いだし
、表面が徐酸化された金属磁性粉末をCo2+を溶解し
た溶液中で加熱することによりコバルトイオンを金属磁
性粉末の表面に形成されている酸化物層に拡散させ、表
面にC。
を含む酸化物の不動態膜を形成させると著しく耐腐食性
に優れた金属磁性粉末が得られことを見い出した。
これは、従来の金属磁性粉末では、不動態化す−るため
に表面に形成された酸化物層が、不安定なFe2+を多
量に含むのに対して、本発明の金属磁性粉末の表面には
、Fe2+の代わりに安定なC02+を均一に含有して
いる原因と考えている。すなわち、Fe2+が酸化され
てFe3+になると結晶構造がFe50.aからγ−F
e2O3となり、酸化物層中に空孔が生成し、この空孔
を通して酸素が進入して酸化が進行するものと考えられ
る。一方、本発明の磁性粉末では、C02+が極めて安
定で酸化されないため、表面層に空孔が生成せず、極め
て緻密な層が形成されていると考えられる。
本発明により得られた金属磁性粉末は、例えば、温度6
0°C湿度90%の環境で、7日間放置した後の飽和磁
化は120 emu/g以上と高く極めて腐食されにく
い。これはコバルトが表面に多く存在しコバルトの不動
態が形成されているためである。コバルトの重量割合は
、鉄に対して10重量%以上あり、この程度のコバルト
量が、後で述べるように、優れた耐腐食性能と適度の飽
和磁化を保つに好都合なのである。
(発明が解決しようとしている問題点)この発明は、上
記従来の金属磁性粉末が持っていた耐腐食性能が劣ると
いう問題点を解決し、より高い耐腐食性能を有した微粒
子金属磁性粉末を提供することを目的とする。
(問題を解決するための手段) この発明は、かかる問題点を解決するために、粒度が均
一に揃い、表面酸化物層中にコバルトを含む金属磁性粉
末群を得ることが特に重要であることに気付き(1)ま
ず、粒度を均一に調整したケータイトを得、これを還元
し金属磁性粉末とし、その表面酸化層にコバルトを含有
させることが有効なこと(2)コバルトを粒子表面の酸
化物層に均一に固溶させるためには、固溶反応が均一に
進行することが好ましいとの観点から種々検討した結果
、所定の形状のゲーサイトを水素ガス気流中で還元して
得た金属磁性粉末の表面に、鉄に対して10重量%以」
二のコバルトを含有させた酸化物層を形成させることに
より、金属磁性粉末の耐腐食性能を著しく向上させたも
のである。
高い飽和磁化と耐腐食性能に優れる金属磁性粉を得るた
めには、コバルトを金属磁性粉末表面の酸化物層に均一
に固溶させることが重要で、コバルトが偏析したりする
と、局部電池が発生し腐食を誘発するなど高い飽和磁化
が得られにくくなる。
また、コバルトの含有量は、十分な耐食性を付与するた
めには、鉄に対して10重量%以上含有させる必要があ
る。10重量%より少ないと存在するFe”のため酸化
が進行して十分な耐食性が得られない。
このような、コバルトを金属磁性粉末表面の酸化物層に
均一に固溶させる方法としては、例えば、塩化コバルト
を溶解させた多価アルコール中に表面に酸化物層を形成
した金属磁性粉末を分散させ、この懸濁液を加熱して金
属磁性粉末の表面酸化物層にコバルトを均一に固溶させ
る。
多価アルコールとしては、ポリエチL・ンク刃コール、
ジエチレングリコール、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、グリセリン等を用いることができる。
また磁性粉の形状制御などの目的にニッケル、クロム、
マンガンなどの鉄とコバルト以外の金属元素を添加した
り、さらに粒子の表面をシリカやアルミナで被覆するこ
とは可能である。
以上のように、この発明によれば、飽和磁化が高く、か
つ磁気記録に適した保磁力を有し、さらに耐腐食性能に
優れた微粒子金属磁性粉を得ることができる。
(実施例〉 以下に本発明の実施例について説明する。
実施例1 5mol/Ω漂度の水酸化ナトリウム水溶液1.59に
0.72 mol/ Qの硫酸第一鉄と0.03mo1
. / flの硫酸ニッケルとの混合溶液を1.59室
温で撹拌しながら加えて反応させ水酸化第一鉄と水酸化
ニッケルの共同沈澱物を得る。この沈澱物懸濁液を40
°Cに保ちながら1.6R,/minの速度で空気を飲
き込み8時間撹拌し、濾過、水洗、乾燥してBET 6
5 m”、/ gのケーサイトを得た。つぎに、このケ
ーサイト100gを水39に分散させ、このけんたく液
中に1 mol / g>14度の水酸化ナトリウム水
溶液22と1 mol/ 2 濃度のオルトケイ酸ナト
リウt5水溶液 26m2を加えて炭酸ガスを吹き込ん
でPH8になるまで中和した後水洗乾燥し、ケーサイト
粒子表面にケイ素化合物を被着させた。次にこのケイ酸
化合物被着ゲーサイトを水3gに分散させ、このけんた
く液中に1 mol / Q ?!4度の水酸化ナトリ
ウム水溶液29と0.5mol/Ω濃度のアルミン酸ナ
トリウム水溶液135mRを加えて炭酸ガスを吹き込ん
でPH8になるまで中和した後水洗乾燥し、ケイ酸化合
物被着ゲーサイト粒子表面にアルミナを被着させた。次
にこのケイ酸化合物とアルミナを被着させたケーサイ]
・を750°Cで4時間焼成した後水素ガス気流中で4
50°Cで8時間還元し金属磁性粉末を得た。この金属
磁性粉末を11000ppの酸素を含む窒素ガス気流中
60°Cに2時間放置し、金属磁性粉末の表面に薄い酸
化物層を設けた。
つぎにポリエチレングリコール300mΩ中に、塩化コ
バルト6永和物10gを溶解し、これに上記の方法で得
た表面が徐酸化された金属磁性粉末20gを分散させ、
撹はんしながら180°Cで3時間加熱しコバルトが金
属磁性粉末表面の酸化物層に均一に固溶した金属磁性粉
末を得た。次に、この金属磁性粉末を洗浄および乾燥し
た。このようにして得た鉄、コバルトを主体とする金属
磁性粉末を使用し 金属磁性粉末          100重部VAGH
CU、C,C社製、塩化ビニル 10重量部−酢酸ビニ
ル−ビニルアルコール 共重合体) パンデックスT−5201(大日本  6重量部インキ
化学工業社製、ポリウレタ ン) ミリスチン酸            5重量部MS−
500(旭電化製、カーボン  1重量部ブラック メチルイソブチルケトン      85重量部トルエ
ン             85重量部の組成からな
る組成物を32溶液のスチール製ボールミル中に入れ、
これを72時間回転させ、よく分散させて磁性ペースト
を調整した。その後この磁性ペーストに、トルエン40
重量部とコロネートL(抵出薬品工業社製、三官能性低
分子量イソシアネート化合物)2重量部をさらに加え、
磁性塗料を調製した。この磁性塗料を厚さ12μmのポ
リエステルフィルム上に、乾燥後の塗布厚が4μmとな
るように塗布、乾燥し、鏡面加工処理を行った壕、1/
2インチ幅に裁断して磁気テープを作った。
実施例2 実施例1において塩化コバルト6水和物の添加量を10
gから5gに変更した以外は実施例1と同様にして金属
磁性粉末及び磁気テープを得た。
実施例3 実施例1において塩化コバルト6水和物の添加量を10
gから15gに変更した以外は実施例1と同様にして金
属磁性粉末および磁気テープを得た。
実施例4 実施例1において硫酸第一ニッケルを1.52からlΩ
に変更した以外は実施例1と同様にして金属磁性粉末及
び磁気テープを得た。
比較例1 実施例1において金属磁性粉末の表面に薄い酸化物層を
設けたのち、コバルトを固溶させないで金属磁性粉末を
得た以外は実施例1と同様にして金属磁性粉末及び磁気
テープを得た。
比較例2 実施例1において5 mol/ 2 ?I4度の水酸化
ナトリウム水溶液1.52に0 、72 mol、/Ω
の硫酸第一鉄と0.03 mol/ Qの硫酸ニッケル
と硫酸コバルト0.08 mol/ Qを加えた混合溶
液1.52を室温で撹拌しながら加えて反応させ水酸化
第一鉄と水酸化ニッケルと水酸化コバルトの共同沈澱物
を得、実施例1同様に、粒子表面にケイ酸化合物、アル
ミナを被着させ、ケイ酸化合物とアルミナを被着させた
NiおよびCo含有ゲーサイトを750°Cで4時間焼
成したf&、水素ガス中450°Cて2時間加熱還元し
て金属磁性粉末を得た。このようにして得た金属磁性粉
末を実施例1と同様にして磁気テープを作った。
上記実施例、比較例で得た磁性粉末およびこれを用いた
磁気テープについて調べた結果を末尾の表に示す。金属
元素の含有量を蛍光X線装置、磁気特性をVSMにより
調べた。
また、耐腐食性能の評価として磁性粉末および磁気テー
プを60°C1湿度90%の環境下で1週間放置した後
の飽和磁化および飽和磁束密度の測定を行った。
(発明の効果) 以上説明したように、コバルトを含まない金属磁性粉末
(比較例1)はコバルトを含む金属磁性粉に比べて、耐
腐食性能が劣る。また水酸化第一鉄と水酸化ニッケルと
水酸化コバルトの共沈物を還元して得た金属磁性粉末(
比較例2)は、保磁力が低く耐食性能も劣る。
一方本発明による・金属磁性粉末は優れた耐腐食性能を
示し、この磁性粉末を用いた磁気テープは耐腐食性能に
撮れていることが明らかである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)針状のゲーサイトを、水素ガス中で加熱還元し鉄
    、コバルトを主体とする金属磁性粉末とし、この金属磁
    性粉末を酸化性雰囲気で徐々に酸化し粉末の粒子の表面
    に酸化物層を設けた後、これをCo^2^+を溶解した
    溶液中で加熱することにより表面の酸化物層にコバルト
    を含有させることを特徴とする金属磁性粉末の製造方法
  2. (2)該溶液が多価アルコールであることを特徴とする
    請求項(1)記載の金属磁性粉末の製造方法。
JP779190A 1990-01-17 1990-01-17 金属磁性粉末の製造方法 Pending JPH03212821A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007095181A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Hitachi Maxell Ltd 磁気テープの耐食性評価方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007095181A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Hitachi Maxell Ltd 磁気テープの耐食性評価方法

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