JPH0321311B2 - - Google Patents
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- JPH0321311B2 JPH0321311B2 JP58022197A JP2219783A JPH0321311B2 JP H0321311 B2 JPH0321311 B2 JP H0321311B2 JP 58022197 A JP58022197 A JP 58022197A JP 2219783 A JP2219783 A JP 2219783A JP H0321311 B2 JPH0321311 B2 JP H0321311B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tightening
- timer
- plastic deformation
- time
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、荷重制御座金を用いて所定の締付ト
ルクでボルトを締付けるボルト締付機の改良に関
するものである。
ルクでボルトを締付けるボルト締付機の改良に関
するものである。
ボルトの弾性変形範囲内の目標締付荷重より低
い所定の締付荷重で塑性変形する荷重制御座金を
用い、ボルトを所定の締付荷重で締付けることが
従来より行なわれている。この荷重制御座金とし
ては、例えば新日本製鉄株式会社および日鉄ボル
テン株式会社製のLC座金(商標名)が知られて
いる。
い所定の締付荷重で塑性変形する荷重制御座金を
用い、ボルトを所定の締付荷重で締付けることが
従来より行なわれている。この荷重制御座金とし
ては、例えば新日本製鉄株式会社および日鉄ボル
テン株式会社製のLC座金(商標名)が知られて
いる。
第1図はこのような荷重制御座金の使用状態を
示す図であり、同図Aはその締付前を、Bは締付
終了後を示す。これらの図で符号1,2は被締付
体、3はこれら被締付体1,2を貫通するボル
ト、4は荷重制御座金、5はナツトである。同図
Aの状態からナツト5を締付けてゆくと座金4の
塑性変形が進行して平坦化し、Bの状態になる。
この座金4の塑性変形の過程においては、ボルト
3の軸力は略一定となるから、その間の締付トル
クも略一定になる。この一定値より、多少増加し
た目標締付荷重で締付けを停止すれば、締付軸力
をこの座金4の種類によつて決まる所定の値にす
ることができる。
示す図であり、同図Aはその締付前を、Bは締付
終了後を示す。これらの図で符号1,2は被締付
体、3はこれら被締付体1,2を貫通するボル
ト、4は荷重制御座金、5はナツトである。同図
Aの状態からナツト5を締付けてゆくと座金4の
塑性変形が進行して平坦化し、Bの状態になる。
この座金4の塑性変形の過程においては、ボルト
3の軸力は略一定となるから、その間の締付トル
クも略一定になる。この一定値より、多少増加し
た目標締付荷重で締付けを停止すれば、締付軸力
をこの座金4の種類によつて決まる所定の値にす
ることができる。
一方、ボルト締付機に直流直巻電動機を用いた
場合には、締付トルクと電流とが比例する点に着
目し、締付中に電流の締付角度(又は時間)に対
する変化が所定範囲内に収まるように十分小さく
なつたことから、荷重制御座金4が塑性変形中で
あることを検出することが従来より考えられてい
る。第2図Aの曲線Aは締付角度θに対するソフ
トスタートをした電動機の電動機電流の理想状
態における関係を示す図である。この電動機電流
は締付トルクTに対応している。この図におい
て、点aは座金4の塑性変形開始点(座金のつぶ
れ始める点)、点bは同じく塑性変形終了点(LC
座金の密着点)を、点cは締付目標点を、点dは
ボルトの降伏点を示す。ここにおいて、点a〜b
の間の締付角度θ1においては、電動機電流およ
び締付トルクTは略一定になる。
場合には、締付トルクと電流とが比例する点に着
目し、締付中に電流の締付角度(又は時間)に対
する変化が所定範囲内に収まるように十分小さく
なつたことから、荷重制御座金4が塑性変形中で
あることを検出することが従来より考えられてい
る。第2図Aの曲線Aは締付角度θに対するソフ
トスタートをした電動機の電動機電流の理想状
態における関係を示す図である。この電動機電流
は締付トルクTに対応している。この図におい
て、点aは座金4の塑性変形開始点(座金のつぶ
れ始める点)、点bは同じく塑性変形終了点(LC
座金の密着点)を、点cは締付目標点を、点dは
ボルトの降伏点を示す。ここにおいて、点a〜b
の間の締付角度θ1においては、電動機電流およ
び締付トルクTは略一定になる。
実際のボルトの締付においては、点aはLC座
金の特性で決まる変曲点であるので確実に検出す
ることができるが、点bは座金、被締付体、ナツ
トの接触面及びねじ部の摩擦の影響などを受け曲
線がB,C,Dと変化し、点bを検出できない事
が時々出てくる。そこで点aを検出して以降ある
設定角度θ2だけ締付ける方式が考えられるが、こ
の場合はパルス(角度)を検出するため、通常ボ
ルト締付機の本体側にパルス検出器を設ける必要
があり、制御器を含め装置が複雑高価になるとい
つた欠点があつた。このため、点aを検出して以
降ある設定時間だけ締付ける方式も考えられる
が、この場合は、電源電圧(電動機の印加電圧)
が変化すると電動機の締付速度も変化し、正確な
軸力でボルト等を締付けることができない欠点が
あつた。例えば、第2図Bに示すように、電源電
圧が高い場合は曲線F、低い場合は曲線Gのよう
に時間tに対する電動機電流は変化する。従つ
て、座金4の塑性変形開始点a1と締付目標点c1間
の時間tAを設定時間としてタイマーに設定して
も、電源電圧が低くなると設定時間はtB(座金4
の塑性変形開始点a2と締付目標c2間の時間)とし
なければ(tA<tB)正確な軸力でボルトを締付け
ることができない。
金の特性で決まる変曲点であるので確実に検出す
ることができるが、点bは座金、被締付体、ナツ
トの接触面及びねじ部の摩擦の影響などを受け曲
線がB,C,Dと変化し、点bを検出できない事
が時々出てくる。そこで点aを検出して以降ある
設定角度θ2だけ締付ける方式が考えられるが、こ
の場合はパルス(角度)を検出するため、通常ボ
ルト締付機の本体側にパルス検出器を設ける必要
があり、制御器を含め装置が複雑高価になるとい
つた欠点があつた。このため、点aを検出して以
降ある設定時間だけ締付ける方式も考えられる
が、この場合は、電源電圧(電動機の印加電圧)
が変化すると電動機の締付速度も変化し、正確な
軸力でボルト等を締付けることができない欠点が
あつた。例えば、第2図Bに示すように、電源電
圧が高い場合は曲線F、低い場合は曲線Gのよう
に時間tに対する電動機電流は変化する。従つ
て、座金4の塑性変形開始点a1と締付目標点c1間
の時間tAを設定時間としてタイマーに設定して
も、電源電圧が低くなると設定時間はtB(座金4
の塑性変形開始点a2と締付目標c2間の時間)とし
なければ(tA<tB)正確な軸力でボルトを締付け
ることができない。
また、荷重制御座金のできがよくなかつたり、
一度締付けたボルトを知らずに2度締めした時と
か、変形済の座金を知らずに再使用した場合は、
塑性変形開始点a、a1、a2を検出することができ
ず、次の検出できる変曲点d、d1、d2から設定時
間又は設定角度だけボルトが締付けられて、ボル
トが破断する危険があつた。なお、第2図A,B
において、点s(トルクTSLに相当)は、ソフト
スタート時の起動電流(又はトルク)より大き
く、塑性変形開始点a、a1、a2の電流(又はトル
ク)よりも小さい点で示す。また、第2図Bにお
いて、t1は電源電圧が正常時の点sと締付目標点
c1間の時間を、t2は電源電圧が電動機の許容でき
る最低電圧時の点sと締付目標点c2間の時間を、
t3は、時間t2よりわずかに長い時間を示す。
一度締付けたボルトを知らずに2度締めした時と
か、変形済の座金を知らずに再使用した場合は、
塑性変形開始点a、a1、a2を検出することができ
ず、次の検出できる変曲点d、d1、d2から設定時
間又は設定角度だけボルトが締付けられて、ボル
トが破断する危険があつた。なお、第2図A,B
において、点s(トルクTSLに相当)は、ソフト
スタート時の起動電流(又はトルク)より大き
く、塑性変形開始点a、a1、a2の電流(又はトル
ク)よりも小さい点で示す。また、第2図Bにお
いて、t1は電源電圧が正常時の点sと締付目標点
c1間の時間を、t2は電源電圧が電動機の許容でき
る最低電圧時の点sと締付目標点c2間の時間を、
t3は、時間t2よりわずかに長い時間を示す。
本発明は上記欠点を除去するため、電圧補正回
路付タイマーで、電源電圧が変動しても、タイマ
ー時間を調整し、正確な軸力すなわち点c1、c2等
でボルトを締付け、上記異常時には、異常検出回
路で異常を検出して電動機の許容できる最低電源
電圧時の時間t2よりわずかに長い時間t3で電動機
を停止することができるようにしたボルト締付機
を提供することを目的とするものである。
路付タイマーで、電源電圧が変動しても、タイマ
ー時間を調整し、正確な軸力すなわち点c1、c2等
でボルトを締付け、上記異常時には、異常検出回
路で異常を検出して電動機の許容できる最低電源
電圧時の時間t2よりわずかに長い時間t3で電動機
を停止することができるようにしたボルト締付機
を提供することを目的とするものである。
以下、図面に基づき本発明を詳細に説明する。
第3図は本発明の一実施例を示す全体構成図であ
る。この図において、10は直流直巻電動機を示
し、この電動機10は界磁巻線11と回転子12
を備えている。この回転子12の回転によつてナ
ツト5(第1図参照)を締付ける。
第3図は本発明の一実施例を示す全体構成図であ
る。この図において、10は直流直巻電動機を示
し、この電動機10は界磁巻線11と回転子12
を備えている。この回転子12の回転によつてナ
ツト5(第1図参照)を締付ける。
13は電動機10の正逆転切換スイツチ、14
は起動スイツチ、15は制御素子回路(サイリス
タ等)、16は位相制御回路、17はゲート遮断
回路である。18は塑性変形開始点検出回路、2
2は電流検出器、23は電圧補正回路付きタイマ
ー、28はトルク設定器(トルクTSL)、34は
異常検出回路である。
は起動スイツチ、15は制御素子回路(サイリス
タ等)、16は位相制御回路、17はゲート遮断
回路である。18は塑性変形開始点検出回路、2
2は電流検出器、23は電圧補正回路付きタイマ
ー、28はトルク設定器(トルクTSL)、34は
異常検出回路である。
塑性変形開始点検出回路18は、第1比較器3
1とアナグロスイツチASと遅れ回路20と塑性
変形開始点設定器29と第2比較器32とを備え
ている。
1とアナグロスイツチASと遅れ回路20と塑性
変形開始点設定器29と第2比較器32とを備え
ている。
この塑性変形開始点検出回路18は、電流検出
器22で検出した信号Aと、トルク設定器28に
設定したトルクTSLに相当する信号とを第1比較
器31で比較し、信号Aの方が大の場合、第1比
較器31からの信号でアナグロスイツチASを
ONする。このアナグロスイツチASがONする
と、信号Aは、塑性変形開始点設定器29と遅れ
回路20に出力される。信号Aを入力した遅れ回
路20は、ある時定数だけ遅らされた信号Eを第
2比較器32に出力する。信号Aを入力した塑性
変形開始点設定器29は、設定した分圧比A′/
Aで分圧した信号A′を第2比較器32に出力す
る。この塑性変形開始点設定器29は、曲線
A′と曲線Eの交点a′を塑性変形開始点aと一致さ
せる様に分圧比A′/Aを設定するものである。
分圧比A′/Aを小さくすると、交点a′は点sの近
傍の直線部(まだ座金がつぶれ始めない点)に近
づき、分圧比A′/Aを大きくすると、交点a′は、
電流(又はトルク)が略一定となる点(座金がつ
ぶれつつある点)に近づき、いずれも回転角(又
は時間)の測定のスタート点が実際の塑性変形開
始点aと一致せず、回転角(又は時間)の測定ス
タート点が不安定となる。なお、分圧比A′/A
は、座金がきまれば1回の設定で良いが、座金の
種類(大きさ、材質、熱処理の仕方等)がかわれ
ば、それに応じて設定値をかえてやれば良い。ま
た第2の比較器32は信号A′と信号Eを入力し
て信号Eの方が大きくなつた時(第2図Bの点
a1、a2等)、電圧補正回路付タイマー23に信号
を出力する。電圧補正回路付タイマー23は、電
圧補正回路24とタイマー本体25と時間設定器
26と第3比較器33と減算器34とを備えてい
る。この電圧補正回路付タイマー23の時間設定
器26にはv1を設定し、塑性変形開始点検出回路
18よりの信号で作動し、電源電圧の変動に応じ
て定まるタイマー時間でゲート遮断回路17に信
号を出力する。ゲート遮断回路17は電圧補正回
路付タイマー23よりの信号で作動し、制御素子
回路15に遮断信号Gを出力し、制御素子回路1
5をオフさせて電動機を停止させる。電圧補正回
路付タイマー23の電圧補正回路24は、電源2
7の電圧が変動しても、締付角度θ2が一定になる
ように信号v2を調整する回路である。即ち、この
電圧補正回路24よりの信号v2と時間設定器26
よりの信号v1は減算器34で減算され、その差
(v1−v2)が信号v3として第3比比較器33に出
力される。
器22で検出した信号Aと、トルク設定器28に
設定したトルクTSLに相当する信号とを第1比較
器31で比較し、信号Aの方が大の場合、第1比
較器31からの信号でアナグロスイツチASを
ONする。このアナグロスイツチASがONする
と、信号Aは、塑性変形開始点設定器29と遅れ
回路20に出力される。信号Aを入力した遅れ回
路20は、ある時定数だけ遅らされた信号Eを第
2比較器32に出力する。信号Aを入力した塑性
変形開始点設定器29は、設定した分圧比A′/
Aで分圧した信号A′を第2比較器32に出力す
る。この塑性変形開始点設定器29は、曲線
A′と曲線Eの交点a′を塑性変形開始点aと一致さ
せる様に分圧比A′/Aを設定するものである。
分圧比A′/Aを小さくすると、交点a′は点sの近
傍の直線部(まだ座金がつぶれ始めない点)に近
づき、分圧比A′/Aを大きくすると、交点a′は、
電流(又はトルク)が略一定となる点(座金がつ
ぶれつつある点)に近づき、いずれも回転角(又
は時間)の測定のスタート点が実際の塑性変形開
始点aと一致せず、回転角(又は時間)の測定ス
タート点が不安定となる。なお、分圧比A′/A
は、座金がきまれば1回の設定で良いが、座金の
種類(大きさ、材質、熱処理の仕方等)がかわれ
ば、それに応じて設定値をかえてやれば良い。ま
た第2の比較器32は信号A′と信号Eを入力し
て信号Eの方が大きくなつた時(第2図Bの点
a1、a2等)、電圧補正回路付タイマー23に信号
を出力する。電圧補正回路付タイマー23は、電
圧補正回路24とタイマー本体25と時間設定器
26と第3比較器33と減算器34とを備えてい
る。この電圧補正回路付タイマー23の時間設定
器26にはv1を設定し、塑性変形開始点検出回路
18よりの信号で作動し、電源電圧の変動に応じ
て定まるタイマー時間でゲート遮断回路17に信
号を出力する。ゲート遮断回路17は電圧補正回
路付タイマー23よりの信号で作動し、制御素子
回路15に遮断信号Gを出力し、制御素子回路1
5をオフさせて電動機を停止させる。電圧補正回
路付タイマー23の電圧補正回路24は、電源2
7の電圧が変動しても、締付角度θ2が一定になる
ように信号v2を調整する回路である。即ち、この
電圧補正回路24よりの信号v2と時間設定器26
よりの信号v1は減算器34で減算され、その差
(v1−v2)が信号v3として第3比比較器33に出
力される。
一方、塑性変形開始点検出回路18からの信号
は、タイマー本体25に出力され、このタイマー
本体25からは、信号v4が第3比較器33に出力
される。
は、タイマー本体25に出力され、このタイマー
本体25からは、信号v4が第3比較器33に出力
される。
第3比較器33は、信号v3とv4を入力して、v3
に比しv4が大の時(締付角度θ2になつた時)信号
をゲート遮断回路17に出力して制御素子回路1
5のゲートを遮断する。また、電源電圧が変動し
た場合、タイマー時間が変動することは第4図よ
り明らかである。この第4図は横軸に時間t、縦
軸に減算器34よりの信号v3の大きさをもつたも
のである。すなわち、v1は時間設定器26に設定
された設定値で、V4はタイマー本体25の抵抗
R、コンデンサcにより定まり図のような曲線で
変化する。従つて、電源電圧が変動してv2が大に
なり、v3がv3′になるとタイマー時間はtAと短くな
り、v2が小になり、v3がv3″になるとタイマー時
間はtBと長くなるように電圧補正回路付きタイマ
ー23は作動する。
に比しv4が大の時(締付角度θ2になつた時)信号
をゲート遮断回路17に出力して制御素子回路1
5のゲートを遮断する。また、電源電圧が変動し
た場合、タイマー時間が変動することは第4図よ
り明らかである。この第4図は横軸に時間t、縦
軸に減算器34よりの信号v3の大きさをもつたも
のである。すなわち、v1は時間設定器26に設定
された設定値で、V4はタイマー本体25の抵抗
R、コンデンサcにより定まり図のような曲線で
変化する。従つて、電源電圧が変動してv2が大に
なり、v3がv3′になるとタイマー時間はtAと短くな
り、v2が小になり、v3がv3″になるとタイマー時
間はtBと長くなるように電圧補正回路付きタイマ
ー23は作動する。
トルク設定器28には、塑性変形開始点a1、a2
の検出を確実にするため、この点a1、a2よりの電
流(又はトルク)より小さく、ソフトスタート時
の起動電流(又はトルク)より大きい(TSL)を
設定しておき、電流検出器22の検出信号とこの
トルク設定器28よりの信号を比較し、電流検出
器22よりの信号がトルク設定器28よりの信号
より大になつた時にアナグロスイツチASをON
させる。これにより塑性変形開始点検出回路18
は作動を開始するようになつている。異常検出回
路34は、タイマー本体36と時間設定器37よ
りなる異常検出タイマー回路35と、異常時遮断
回路38と異常を表示する表示燈39とリセツト
ボタン40を備えている。
の検出を確実にするため、この点a1、a2よりの電
流(又はトルク)より小さく、ソフトスタート時
の起動電流(又はトルク)より大きい(TSL)を
設定しておき、電流検出器22の検出信号とこの
トルク設定器28よりの信号を比較し、電流検出
器22よりの信号がトルク設定器28よりの信号
より大になつた時にアナグロスイツチASをON
させる。これにより塑性変形開始点検出回路18
は作動を開始するようになつている。異常検出回
路34は、タイマー本体36と時間設定器37よ
りなる異常検出タイマー回路35と、異常時遮断
回路38と異常を表示する表示燈39とリセツト
ボタン40を備えている。
この異常検出回路34の時間設定器37の設定
時間は第2図Bに示すように電動機の許容できる
最低電源電圧時の時間t2よりわずかに長い時間t3
である。
時間は第2図Bに示すように電動機の許容できる
最低電源電圧時の時間t2よりわずかに長い時間t3
である。
次に本実施例の動作を説明する。
まず、電圧補正回路付タイマー23の時間設定
器26にv1を設定し、次に設定器28に塑性変形
開始点a1、a2等のトルクより小さいトルク(TSL)
を、塑性変形開始点設定器29に分圧比A′/A
を、異常検出タイマー回路35の時間設定器37
に時間t3を設定し、正逆転切換スイツチ13を正
転側か逆転側にオン(第3図は正転側にオンの状
態を示す)する。しかる後起動スイツチ14をオ
ンすると位相制御回路16が作動して、制御素子
回路15のサイリスタ等を導通して電導機10が
回転して、ナツト等が締まり、締付トルクが設定
器28に設定したトルク(TSL)以上になるとア
ナグロスイツチASがONになり塑性変形開始点
検出回路18が作動を開始し、電流検出器22で
検出した信号Aを塑性変形開始点設定器29で分
圧した信号A′と、遅れ回路20である時定数だ
け遅らされた遅れ信号Eとを第2比較器32で比
較し、信号A′に比し、信号Eが大の時に(第2
図Bの点、a1、a2)電圧補正回路付タイマー23
に信号を出力する。この電圧補正回路付タイマー
23は塑性変形開始点検出回路18よりの信号で
作動し、電源電圧の変動に応じて定まるタイマー
時間でゲート遮断回路17に信号を出力する。ゲ
ート遮断回路17は電圧補正回路付タイマー23
よりの信号で作動し、制御素子回路15に遮断信
号Gを出力し、制御素子回路15をオフさせて電
動機10を停止させる。また、電圧補正回路付タ
イマー23は、電圧補正回路24とタイマー本体
25と時間設定器26と減算器34とを備えてい
るので、電源電圧が変動して電動機速度が変動し
てもタイマー時間が調整されθ2はほぼ一定に補正
される。すなわち、電源電圧が下がればタイマー
時間の値がtBと長くなり、電源電圧が上がればタ
イマー時間の値がtAと短くなるようになつてい
る。
器26にv1を設定し、次に設定器28に塑性変形
開始点a1、a2等のトルクより小さいトルク(TSL)
を、塑性変形開始点設定器29に分圧比A′/A
を、異常検出タイマー回路35の時間設定器37
に時間t3を設定し、正逆転切換スイツチ13を正
転側か逆転側にオン(第3図は正転側にオンの状
態を示す)する。しかる後起動スイツチ14をオ
ンすると位相制御回路16が作動して、制御素子
回路15のサイリスタ等を導通して電導機10が
回転して、ナツト等が締まり、締付トルクが設定
器28に設定したトルク(TSL)以上になるとア
ナグロスイツチASがONになり塑性変形開始点
検出回路18が作動を開始し、電流検出器22で
検出した信号Aを塑性変形開始点設定器29で分
圧した信号A′と、遅れ回路20である時定数だ
け遅らされた遅れ信号Eとを第2比較器32で比
較し、信号A′に比し、信号Eが大の時に(第2
図Bの点、a1、a2)電圧補正回路付タイマー23
に信号を出力する。この電圧補正回路付タイマー
23は塑性変形開始点検出回路18よりの信号で
作動し、電源電圧の変動に応じて定まるタイマー
時間でゲート遮断回路17に信号を出力する。ゲ
ート遮断回路17は電圧補正回路付タイマー23
よりの信号で作動し、制御素子回路15に遮断信
号Gを出力し、制御素子回路15をオフさせて電
動機10を停止させる。また、電圧補正回路付タ
イマー23は、電圧補正回路24とタイマー本体
25と時間設定器26と減算器34とを備えてい
るので、電源電圧が変動して電動機速度が変動し
てもタイマー時間が調整されθ2はほぼ一定に補正
される。すなわち、電源電圧が下がればタイマー
時間の値がtBと長くなり、電源電圧が上がればタ
イマー時間の値がtAと短くなるようになつてい
る。
また、荷重制御座金のできがよくなかつたり、
一度締付けたボルトを知らずに2度締めをした時
とか、変形済のワツシヤを知らずに再使用した場
合は、塑性変形開始点検出回路18では、塑性変
形開始点a1、a2を検出できず、従つて、塑性変形
開始点検出回路18から電圧補正回路付タイマー
23には信号が出力されない。
一度締付けたボルトを知らずに2度締めをした時
とか、変形済のワツシヤを知らずに再使用した場
合は、塑性変形開始点検出回路18では、塑性変
形開始点a1、a2を検出できず、従つて、塑性変形
開始点検出回路18から電圧補正回路付タイマー
23には信号が出力されない。
この場合、第1比較器31よりの信号は異常検
出回路34にも出力されているので、時間設定器
37で設定された設定時間t3になると、タイマー
本体36より信号を異常遮断回路38に出力す
る。
出回路34にも出力されているので、時間設定器
37で設定された設定時間t3になると、タイマー
本体36より信号を異常遮断回路38に出力す
る。
異常遮断回路38は、タイマー本体36よりの
信号で作動して表示燈39を点燈させるととも
に、ゲート遮断回路17にも信号を出力する。ゲ
ート遮断回路17は、異常遮断回路38よりの信
号で作動し、制御素子回路15に遮断信号Gを出
力して、制御素子回路15をオフさせる。なお、
異常検出タイマー回路35の設定時間t3は手動設
定でなく、電源電圧の変動に応じて自動的に変る
ようにしても良いことは自明である。
信号で作動して表示燈39を点燈させるととも
に、ゲート遮断回路17にも信号を出力する。ゲ
ート遮断回路17は、異常遮断回路38よりの信
号で作動し、制御素子回路15に遮断信号Gを出
力して、制御素子回路15をオフさせる。なお、
異常検出タイマー回路35の設定時間t3は手動設
定でなく、電源電圧の変動に応じて自動的に変る
ようにしても良いことは自明である。
以上のように本発明は、荷重制御座金の塑性変
形開始点のトルクより小さいトルクTSL以上で作
動を開始し、かつ、電流検出器で検出した信号を
塑性変形開始点設定器29で分圧した信号A′と、
ある時定数遅れの信号Eを比較し、信号Eの方が
大になつた点を塑性変形開始点(点a1、a2等)と
して電圧補正回路付タイマーを作動させる塑性変
形開始点検出回路と、電源電圧の変動に応じてタ
イマー時間を調整する電圧補正回路付タイマー
と、異常締付時に異常を検出する異常検出回路と
を備え、電圧補正回路付タイマーで調整されたタ
イマー時間後に締付けを停止するようにしたの
で、電源電圧が変動しても、電圧補正回路付タイ
マーのタイマー時間が調整され、また、異常検出
回路で異常時を検出してボルト締付機の電動機を
停止するようにしたので、従来のボルト締付機に
比し、装置が簡単になるとともに、ボルトを破断
することがなく、常に正確な締付軸力でボルト等
を締付けることができる等、その効果は大であ
る。
形開始点のトルクより小さいトルクTSL以上で作
動を開始し、かつ、電流検出器で検出した信号を
塑性変形開始点設定器29で分圧した信号A′と、
ある時定数遅れの信号Eを比較し、信号Eの方が
大になつた点を塑性変形開始点(点a1、a2等)と
して電圧補正回路付タイマーを作動させる塑性変
形開始点検出回路と、電源電圧の変動に応じてタ
イマー時間を調整する電圧補正回路付タイマー
と、異常締付時に異常を検出する異常検出回路と
を備え、電圧補正回路付タイマーで調整されたタ
イマー時間後に締付けを停止するようにしたの
で、電源電圧が変動しても、電圧補正回路付タイ
マーのタイマー時間が調整され、また、異常検出
回路で異常時を検出してボルト締付機の電動機を
停止するようにしたので、従来のボルト締付機に
比し、装置が簡単になるとともに、ボルトを破断
することがなく、常に正確な締付軸力でボルト等
を締付けることができる等、その効果は大であ
る。
第1図は荷重制御座金の使用状態を示す図、第
2図A,Bは回転角度および時間に対する電動機
電流の変化曲線、第3図は本発明の一実施例を
示す全体構成図、第4図は時間に対する電圧の変
化曲線である。 4……荷重制御座金、10……直流直巻電動
機、14……起動スイツチ、15……制御素子回
路、16……位相制御回路、17……ゲート遮断
回路、18……塑性変形開始点検出回路、22…
…電流検出器、23……電圧補正回路付タイマ
ー、27……電源、28……トルク設定器、34
……異常検出回路。
2図A,Bは回転角度および時間に対する電動機
電流の変化曲線、第3図は本発明の一実施例を
示す全体構成図、第4図は時間に対する電圧の変
化曲線である。 4……荷重制御座金、10……直流直巻電動
機、14……起動スイツチ、15……制御素子回
路、16……位相制御回路、17……ゲート遮断
回路、18……塑性変形開始点検出回路、22…
…電流検出器、23……電圧補正回路付タイマ
ー、27……電源、28……トルク設定器、34
……異常検出回路。
Claims (1)
- 1 直流直巻電動機を備え、目標締付荷重より低
い荷重で塑性変形する荷重制御座金を用いてボル
トを締付けるボルト締付機において、荷重制御座
金の塑性変形開始点のトルクより小さい設定トル
クTSL以上になつた時に作動を開始し、塑性変形
開始点を検出する塑性変形開始点検出回路と、こ
の塑性変形開始点検出回路よりの信号で作動し、
電源電圧の変動に応じてタイマー時間が調整され
る電圧補正回路付タイマーと、締付異常時を検出
する異常検出回路とを備え、前記塑性変形開始点
より前記電圧補正回路付タイマーで設定された時
間後に締付けを停止するとともに、締付異常時に
は、異常検出回路で設定した電動機の許容できる
最低電源電圧時の時間t2よりわずかに長い時間t3
後に締付けを停止するようにしたことを特徴とす
るボルト締付機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2219783A JPS59152076A (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | ボルト締付機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2219783A JPS59152076A (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | ボルト締付機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59152076A JPS59152076A (ja) | 1984-08-30 |
| JPH0321311B2 true JPH0321311B2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=12076065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2219783A Granted JPS59152076A (ja) | 1983-02-15 | 1983-02-15 | ボルト締付機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59152076A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5516787B2 (ja) * | 1973-01-16 | 1980-05-07 |
-
1983
- 1983-02-15 JP JP2219783A patent/JPS59152076A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59152076A (ja) | 1984-08-30 |
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