JPH03213575A - 産業資材用合成繊維処理油剤 - Google Patents
産業資材用合成繊維処理油剤Info
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- JPH03213575A JPH03213575A JP858290A JP858290A JPH03213575A JP H03213575 A JPH03213575 A JP H03213575A JP 858290 A JP858290 A JP 858290A JP 858290 A JP858290 A JP 858290A JP H03213575 A JPH03213575 A JP H03213575A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は産業資材用途に使用するポリエステル、ポリア
ミド等の合成繊維処理油剤に関するものでおる。さらに
詳しく粘着剤やゴムとの接着性に優れ、かつ耐熱性に優
れた、特に粘着テープ補強材、電線被覆材等の用途に使
用される合成繊維処理油剤に関するものである。
ミド等の合成繊維処理油剤に関するものでおる。さらに
詳しく粘着剤やゴムとの接着性に優れ、かつ耐熱性に優
れた、特に粘着テープ補強材、電線被覆材等の用途に使
用される合成繊維処理油剤に関するものである。
[従来の技術]
合成繊維は寸法安定性、高強力、低収縮などの点で優れ
ているため、粘着テープ補強材、電線被覆材等の補強材
として使用されている。これらの用途では、粘着剤やゴ
ムと合成繊維との接着性、接着保持性、およびゴムの劣
化防止が重要な要求特性となる。また、これらの用途の
合成繊維の製造工程においては、一般に高温での熱処理
を行うため、繊維表面に付与する処理油剤も耐熱性の優
れていることが必要でおる。
ているため、粘着テープ補強材、電線被覆材等の補強材
として使用されている。これらの用途では、粘着剤やゴ
ムと合成繊維との接着性、接着保持性、およびゴムの劣
化防止が重要な要求特性となる。また、これらの用途の
合成繊維の製造工程においては、一般に高温での熱処理
を行うため、繊維表面に付与する処理油剤も耐熱性の優
れていることが必要でおる。
従来から粘着剤やゴムとの接着性に優れた合成繊維を得
る方法として、例えば特開昭53−2696号公報に記
載されるように粘着剤やゴムとの相互作用の少ない流動
パラフィンなどの鉱物油を主成分とする処理油剤が使用
されていたが、この方法では鉱物油の耐熱性が低く、発
煙発生が著しく、作業環境の悪化が実用上大きな障害と
なっていた。しかも、接着性自体の改善も満足できるも
のではなかった。接着性を向上させる油剤組成物の検討
も、例えば特開昭54−82497号公報で提案されて
いるように種々行なわれできたが、繊維の平滑性が損な
われたり、熱処理工程での発煙、タール等を発生し耐熱
性が充分でないなど、到底実用−ト満足できるものでは
なかった。
る方法として、例えば特開昭53−2696号公報に記
載されるように粘着剤やゴムとの相互作用の少ない流動
パラフィンなどの鉱物油を主成分とする処理油剤が使用
されていたが、この方法では鉱物油の耐熱性が低く、発
煙発生が著しく、作業環境の悪化が実用上大きな障害と
なっていた。しかも、接着性自体の改善も満足できるも
のではなかった。接着性を向上させる油剤組成物の検討
も、例えば特開昭54−82497号公報で提案されて
いるように種々行なわれできたが、繊維の平滑性が損な
われたり、熱処理工程での発煙、タール等を発生し耐熱
性が充分でないなど、到底実用−ト満足できるものでは
なかった。
そこで本発明者らは、鋭意検討した結果、従来の処理油
剤組成物で20〜50重量%程度配合されている乳化剤
成分が粘着剤やゴムとの相互作用が極めて強く、繊維と
の接着性、粘着剤の粘着力、およびゴムの物性を損なう
主原因物質であることをつきとめ、本発明に至った。
剤組成物で20〜50重量%程度配合されている乳化剤
成分が粘着剤やゴムとの相互作用が極めて強く、繊維と
の接着性、粘着剤の粘着力、およびゴムの物性を損なう
主原因物質であることをつきとめ、本発明に至った。
[発明が解決しようとする課題]
本発明の目的は、繊維の平滑性を損なうことなく、熱処
理時の発煙を防止したうえで、粘着剤やゴムとの接着性
が良好で、かつ粘着剤の粘着力を弱めたり、ゴム劣化の
ない産業資材用合成繊維処理油剤を提供するものである
。
理時の発煙を防止したうえで、粘着剤やゴムとの接着性
が良好で、かつ粘着剤の粘着力を弱めたり、ゴム劣化の
ない産業資材用合成繊維処理油剤を提供するものである
。
「課題を解決するための手段]
すなわち、本発明は平滑剤成分および添加剤成分に乳化
剤成分を配合するか、もしくは配合しない油剤組成物に
おいて △9平滑剤成分の60重量%以上が全炭素数26以上の
脂肪族および/または芳香族カルボン酸エステルの1種
または2種以上で、 B、乳化剤成分の配合比が全油剤組成物中の0〜10重
量%であり、 かつ油剤粒子の平均粒径が1ミクロンゴス下の水系エマ
ルジョンであることを特徴とする産業資材用合成繊維処
理油剤の使用により目的を達成することができる。
剤成分を配合するか、もしくは配合しない油剤組成物に
おいて △9平滑剤成分の60重量%以上が全炭素数26以上の
脂肪族および/または芳香族カルボン酸エステルの1種
または2種以上で、 B、乳化剤成分の配合比が全油剤組成物中の0〜10重
量%であり、 かつ油剤粒子の平均粒径が1ミクロンゴス下の水系エマ
ルジョンであることを特徴とする産業資材用合成繊維処
理油剤の使用により目的を達成することができる。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の処理油剤の組成物である平滑剤成分としては、
従来公知の平滑剤のなかで全炭素数26以上の脂肪族お
よび/または芳香族カルボン酸エステルが必要であり、
全炭素数30以上とするのが好ましい。
従来公知の平滑剤のなかで全炭素数26以上の脂肪族お
よび/または芳香族カルボン酸エステルが必要であり、
全炭素数30以上とするのが好ましい。
好適な例として、オレイルラウレート、オレイルオレー
1〜等の一価アルコールと一塩基性脂肪族カルボン酸の
エステル、ジオクチルセバケート、ジオレイルアジペー
ト、ジトリデシルヂオジプロピオネート等の一価アルコ
ールと多塩基性脂肪族カルボン酸、含イオウカルボン酸
のエステル、ジラウリルフタレート、lヘリオレイルト
リメリテート等の一価アルコールと芳香族カルボン酸の
エステル、エチレングリコールジオレート、トリメチロ
ールプロパントリカプリレート、グリセリントリオレー
ト、ビスフエノルジオレーI−等の多価アルコールと一
塩基性脂肪族カルボン酸のエステル、またこれらのエス
テルの誘導体としてラウリル(EO)nオクタノエート
等のアルキレンオキサイド付加エステル(但し、アルキ
レンオキサイド付加モル数として、化合物自体が水に可
溶または自己分散するほど大きいと平滑性が損なわれる
ので、5モル以下の付加が好ましい)などの単独、ある
いは混合使用を挙げることかできるが、特にこれらに限
定されるものではない。また、全炭素数26未満の脂肪
族および/または芳香族カルボン酸エステルや流動パラ
フィン、スピンドル油等の鉱物油についても単独使用の
場合には発煙、タールの発生等、耐熱性が損なわれるの
で好ましくないが、平滑剤成分のうち40重量%未満の
混合使用については、耐熱性を損なわない範囲で使用で
きる。
1〜等の一価アルコールと一塩基性脂肪族カルボン酸の
エステル、ジオクチルセバケート、ジオレイルアジペー
ト、ジトリデシルヂオジプロピオネート等の一価アルコ
ールと多塩基性脂肪族カルボン酸、含イオウカルボン酸
のエステル、ジラウリルフタレート、lヘリオレイルト
リメリテート等の一価アルコールと芳香族カルボン酸の
エステル、エチレングリコールジオレート、トリメチロ
ールプロパントリカプリレート、グリセリントリオレー
ト、ビスフエノルジオレーI−等の多価アルコールと一
塩基性脂肪族カルボン酸のエステル、またこれらのエス
テルの誘導体としてラウリル(EO)nオクタノエート
等のアルキレンオキサイド付加エステル(但し、アルキ
レンオキサイド付加モル数として、化合物自体が水に可
溶または自己分散するほど大きいと平滑性が損なわれる
ので、5モル以下の付加が好ましい)などの単独、ある
いは混合使用を挙げることかできるが、特にこれらに限
定されるものではない。また、全炭素数26未満の脂肪
族および/または芳香族カルボン酸エステルや流動パラ
フィン、スピンドル油等の鉱物油についても単独使用の
場合には発煙、タールの発生等、耐熱性が損なわれるの
で好ましくないが、平滑剤成分のうち40重量%未満の
混合使用については、耐熱性を損なわない範囲で使用で
きる。
また本発明で処理油剤中の乳化剤成分としては、従来公
知のものが使用できるが、好適な例として、活性水素を
1以上有する化合物のアルキレンオキサイド付加物、即
ちラウリルアルコール、1−ステアリルアルコール、オ
レイルアルコール、オクチルフェノール、ノニルフェノ
ール等の一価ヒドロキシ化合物のアルキレンオキサイド
付加物、グリセリンのモノオレイン酸エステル、ソルビ
タンのモノラウリン酸エステル、トリメチロールプロパ
ンのジステアリン酸エステル等の多価アルコール部分エ
ステルおよびこれらのアルキレンオキサイド付加物、ヒ
マシ油のアルキレンオキサイド付加物、ラウリルアミン
、ステアリルアミン等のアルキルアミン類のアルキレン
オキサイド付加物、ミリスチン酸、ステアリン酸、オレ
イン酸等の高級脂肪酸のアルキレンオキサイド付加物、
およびこれらの脂肪酸から誘導されるアミドのアルキレ
ンオキサイド付加物などが挙げられるが、ここで付加す
るアルキレンオキナイドとしてはエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド等が単独あるいは混合使用される
。
知のものが使用できるが、好適な例として、活性水素を
1以上有する化合物のアルキレンオキサイド付加物、即
ちラウリルアルコール、1−ステアリルアルコール、オ
レイルアルコール、オクチルフェノール、ノニルフェノ
ール等の一価ヒドロキシ化合物のアルキレンオキサイド
付加物、グリセリンのモノオレイン酸エステル、ソルビ
タンのモノラウリン酸エステル、トリメチロールプロパ
ンのジステアリン酸エステル等の多価アルコール部分エ
ステルおよびこれらのアルキレンオキサイド付加物、ヒ
マシ油のアルキレンオキサイド付加物、ラウリルアミン
、ステアリルアミン等のアルキルアミン類のアルキレン
オキサイド付加物、ミリスチン酸、ステアリン酸、オレ
イン酸等の高級脂肪酸のアルキレンオキサイド付加物、
およびこれらの脂肪酸から誘導されるアミドのアルキレ
ンオキサイド付加物などが挙げられるが、ここで付加す
るアルキレンオキナイドとしてはエチレンオキサイド、
プロピレンオキサイド等が単独あるいは混合使用される
。
このほかにポリエチレングリコールポリプロピレングリ
コールブロック共重合体や、さらにラウリン酸1〜リエ
タノールアミン、オレイン酸ジェタノールアミン、ロー
1〜油等のアニオン界面活性剤についても乳化力を有す
るものについては乳化剤として使用でき、本発明におい
ては乳化力をもつ成分はすべて乳化剤成分として分類さ
れる。
コールブロック共重合体や、さらにラウリン酸1〜リエ
タノールアミン、オレイン酸ジェタノールアミン、ロー
1〜油等のアニオン界面活性剤についても乳化力を有す
るものについては乳化剤として使用でき、本発明におい
ては乳化力をもつ成分はすべて乳化剤成分として分類さ
れる。
しかしながら、上記の乳化剤は一般に粘着剤やゴムとの
相互作用が強く、本発明では乳化剤成分による接着剤や
ゴムと繊維との接着性低下、粘着剤の粘着力低下、さら
にはゴムの劣化等の障害を回避するため、乳化剤の配合
比は乳化剤が障害を引き起こさない範囲、すなわち、0
〜10重量%とする必要があり、0〜7重量%とするの
がより好ましい。
相互作用が強く、本発明では乳化剤成分による接着剤や
ゴムと繊維との接着性低下、粘着剤の粘着力低下、さら
にはゴムの劣化等の障害を回避するため、乳化剤の配合
比は乳化剤が障害を引き起こさない範囲、すなわち、0
〜10重量%とする必要があり、0〜7重量%とするの
がより好ましい。
さらに本発明の処理油剤では、必要に応じて添加剤、即
ちアルキルスルホネートのアルカリ金属塩、アルキルホ
スフェートのアルカリ金属塩、ポリアルギレングリコー
ルアルキルホスフ工−1〜のアルカリ金属塩、脂肪酸石
鹸、アルキルイミダシリン類等の帯電防止剤のほか、従
来公知の集束剤、防錆剤、防腐剤、抗酸化剤などを同時
に使用できる。これらの添加剤は処理油剤の要求特性に
応じて配合され、配合量も限定されないが、平滑性や耐
熱性が損われることがあるので、1〜6重量%が好まし
い。
ちアルキルスルホネートのアルカリ金属塩、アルキルホ
スフェートのアルカリ金属塩、ポリアルギレングリコー
ルアルキルホスフ工−1〜のアルカリ金属塩、脂肪酸石
鹸、アルキルイミダシリン類等の帯電防止剤のほか、従
来公知の集束剤、防錆剤、防腐剤、抗酸化剤などを同時
に使用できる。これらの添加剤は処理油剤の要求特性に
応じて配合され、配合量も限定されないが、平滑性や耐
熱性が損われることがあるので、1〜6重量%が好まし
い。
本発明においては油剤粒子の平均粒子径を1ミクロン以
下とする必要があり、0.7ミクロン以下とするのが好
ましく、0.5ミクロン以下とすることがことがより好
ましい。平均粒子径が1ミクロンを越えると処理油剤の
乳化安定性が悪くなり、分離してしまうため、合成繊維
処理油剤として実用に供することはできないのである。
下とする必要があり、0.7ミクロン以下とするのが好
ましく、0.5ミクロン以下とすることがことがより好
ましい。平均粒子径が1ミクロンを越えると処理油剤の
乳化安定性が悪くなり、分離してしまうため、合成繊維
処理油剤として実用に供することはできないのである。
本発明の処理油剤の製造方法は特願昭63173063
号で提案した方法が好ましく適用される。
号で提案した方法が好ましく適用される。
すなわち、油剤組成中の乳化剤成分の配合比率を0〜1
0重量%、つまり従来の配合比よりも低くし、かつ乳化
安定性良好な水系エマルジョンを得るために、処理油剤
の高速液流微粒子化手段を適用する。従来のホモミキサ
ー、プロペラ等の攪拌装置による攪拌作用のみでは、乳
化剤配合比率が0〜10重量%にすると、乳化力不足の
ため水系エマルジョンが得られない。通常、エマルジョ
ン化した処理油剤は、実用上は5日以上、望ましくは1
週間以十安定な乳化状態を保つことが要求されている。
0重量%、つまり従来の配合比よりも低くし、かつ乳化
安定性良好な水系エマルジョンを得るために、処理油剤
の高速液流微粒子化手段を適用する。従来のホモミキサ
ー、プロペラ等の攪拌装置による攪拌作用のみでは、乳
化剤配合比率が0〜10重量%にすると、乳化力不足の
ため水系エマルジョンが得られない。通常、エマルジョ
ン化した処理油剤は、実用上は5日以上、望ましくは1
週間以十安定な乳化状態を保つことが要求されている。
乳化安定性不良の原因としては、水に溶けない物質が主
成分である油剤組成物を微粒子化させ、かつ水中に均一
に分散させるために必要な界面活性剤、すなわち乳化剤
成分の配合比が10重量%以下のため乳化力が不足して
いることと、従来使用されてきたホモミキサー等では機
械的せん断力により粒子をより細分化するまでの能力を
有していないのである。
成分である油剤組成物を微粒子化させ、かつ水中に均一
に分散させるために必要な界面活性剤、すなわち乳化剤
成分の配合比が10重量%以下のため乳化力が不足して
いることと、従来使用されてきたホモミキサー等では機
械的せん断力により粒子をより細分化するまでの能力を
有していないのである。
しかし、本発明においては乳化剤成分の配合比率が10
重量%以下でも、従来の乳化手段により一時的な乳化状
態にした後、さらに高速液流微粒子化手段により処理す
ると、処理油剤の油剤粒子の平均粒径を1ミクロン以下
とすることができ、20〜50重量%程度配合した従来
の処理油剤と比較しても乳化安定性の点でなんら遜色の
ない油剤が得られる。
重量%以下でも、従来の乳化手段により一時的な乳化状
態にした後、さらに高速液流微粒子化手段により処理す
ると、処理油剤の油剤粒子の平均粒径を1ミクロン以下
とすることができ、20〜50重量%程度配合した従来
の処理油剤と比較しても乳化安定性の点でなんら遜色の
ない油剤が得られる。
本発明において産業資材用途とは、特に粘着テープ用途
、電線被覆材用途等合成繊維と有機他素材、例えば粘着
剤、ゴム、]−ティング材等とを複合して使用する用途
をいう。
、電線被覆材用途等合成繊維と有機他素材、例えば粘着
剤、ゴム、]−ティング材等とを複合して使用する用途
をいう。
ここで、本発明で用いる高速液流微粒子化手段としては
処理液を高流速化とすることによる機械的せん断力によ
って油剤粒子を微粒子化す0 るのが好ましい。
処理液を高流速化とすることによる機械的せん断力によ
って油剤粒子を微粒子化す0 るのが好ましい。
本発明の処理油剤を付与した合成繊維糸条は、粘着剤や
ゴムとの相互作用の強い乳化剤成分が従来の処理油剤と
比較して大幅に減少しているため、粘着剤やゴムとの接
着性か良好で、ゴム物性の低下、例えば電線被覆材に使
用したときの絶縁抵抗値の低下もない。また特定の平滑
剤成分を使用することにより、耐熱性も良好で、しかも
従来の処理油剤に比較して平滑剤成分の配合比率が上が
っているため、全炭素数26以上の脂肪族および/また
は芳香族カルボン酸エステルを使用しても平滑性が損な
われることはない。このため本発明の処理油剤を付与し
た合成繊維糸条は産業資材用途のうち、特に上記した粘
着テープ用途、電線被覆材用途に好適であり、さらに有
機細索(Aとの相互作用が小さいため、この他、例えば
タイヤコード用途、セールクロス用途等にも利用できる
。
ゴムとの相互作用の強い乳化剤成分が従来の処理油剤と
比較して大幅に減少しているため、粘着剤やゴムとの接
着性か良好で、ゴム物性の低下、例えば電線被覆材に使
用したときの絶縁抵抗値の低下もない。また特定の平滑
剤成分を使用することにより、耐熱性も良好で、しかも
従来の処理油剤に比較して平滑剤成分の配合比率が上が
っているため、全炭素数26以上の脂肪族および/また
は芳香族カルボン酸エステルを使用しても平滑性が損な
われることはない。このため本発明の処理油剤を付与し
た合成繊維糸条は産業資材用途のうち、特に上記した粘
着テープ用途、電線被覆材用途に好適であり、さらに有
機細索(Aとの相互作用が小さいため、この他、例えば
タイヤコード用途、セールクロス用途等にも利用できる
。
[実施例]
以下、実施例により本発明を具体的に説明す1す
るが、本発明はこれらに限定される物ではない。
実施例1
表1のNo1〜3に示す油剤組成物の配合比からなる油
剤原液を水中に攪拌しながら添加して一次乳化液とした
後、高速液流微粒子化手段としてホモジナイザー(ゴー
リン社製15H−8TA型)で処理(処理液流速500
km/hr) L/て水系エマルジョンとした。
剤原液を水中に攪拌しながら添加して一次乳化液とした
後、高速液流微粒子化手段としてホモジナイザー(ゴー
リン社製15H−8TA型)で処理(処理液流速500
km/hr) L/て水系エマルジョンとした。
2
得られた水系エマルジョン中の油剤粒子径、乳化安定性
の評価結果を表2実験No1〜3に示した。表中の水系
エマルジョン中の油剤粒子径は、遠心式自動粒度力イ5
測定装置((株)堀場製作所製CAPA−500)によ
り測定した。
の評価結果を表2実験No1〜3に示した。表中の水系
エマルジョン中の油剤粒子径は、遠心式自動粒度力イ5
測定装置((株)堀場製作所製CAPA−500)によ
り測定した。
比較例として、表1のNo1〜牛に示す油剤組成物の配
合比からなる油剤原液をホモミキサーを用いて水系エマ
ルジョンとしたときの評価結果を表2実験No4〜7に
併せて示した。
合比からなる油剤原液をホモミキサーを用いて水系エマ
ルジョンとしたときの評価結果を表2実験No4〜7に
併せて示した。
表1の油剤組成物No1〜3に示した乳化剤成分の配合
比が10重量%以下の油剤は乳化力不足のため、従来の
ホモミキサー等の攪拌装置による攪拌では、表2実験N
o4〜6に示すように、油剤粒子径が大きく、安定性良
好な水系エマル3 ジョンとすることはできず、数10分で完全に2層に分
離した。一方、表2実験Nol〜3の実施例は高速液流
微粒子化手段により処理しているため、格段に粒子径が
小さくなっており、比表面積が大きいことから乳化剤成
分の配合比が10重量%以下でも安定な乳化状態を保つ
ことが可能である。また、比較例として表2実験No7
には乳化剤成分配合比が20重量%の従来の油剤組成物
(表INa、4)をホモミキサーを用いて水系エマルジ
ョンとした例を加えたが、この場合にもまだ乳化力不十
分で、油剤粒子の平均粒径は1ミクロンを超えているた
め、1日経過後分離がみられた。
比が10重量%以下の油剤は乳化力不足のため、従来の
ホモミキサー等の攪拌装置による攪拌では、表2実験N
o4〜6に示すように、油剤粒子径が大きく、安定性良
好な水系エマル3 ジョンとすることはできず、数10分で完全に2層に分
離した。一方、表2実験Nol〜3の実施例は高速液流
微粒子化手段により処理しているため、格段に粒子径が
小さくなっており、比表面積が大きいことから乳化剤成
分の配合比が10重量%以下でも安定な乳化状態を保つ
ことが可能である。また、比較例として表2実験No7
には乳化剤成分配合比が20重量%の従来の油剤組成物
(表INa、4)をホモミキサーを用いて水系エマルジ
ョンとした例を加えたが、この場合にもまだ乳化力不十
分で、油剤粒子の平均粒径は1ミクロンを超えているた
め、1日経過後分離がみられた。
実施例2
表3、実験No8〜12記載の油剤組成物の配合比から
なる油剤原液を70〜80’Cに加熱し、50°Cの温
水中に攪拌しながら添加して一次乳化液とした後、ホモ
ジナイザー(ゴーリン社製15H8TA型)で処理(処
理液流速500km/hr) L/て15重量%水系エ
マルジョンとした油剤を用意した。
なる油剤原液を70〜80’Cに加熱し、50°Cの温
水中に攪拌しながら添加して一次乳化液とした後、ホモ
ジナイザー(ゴーリン社製15H8TA型)で処理(処
理液流速500km/hr) L/て15重量%水系エ
マルジョンとした油剤を用意した。
4
用意された処理油剤をポリエステルフィルム上に一定量
、均一に塗布した後、市販の粘着テプを圧着したものを
試料とし、引っ張り強力を測定することにより油剤と粘
着テープとの接着性を測定評価した。
、均一に塗布した後、市販の粘着テプを圧着したものを
試料とし、引っ張り強力を測定することにより油剤と粘
着テープとの接着性を測定評価した。
また、ポリエチレンテレフタレートを1100m/分の
紡糸速度で溶融紡糸するに際し、紡糸糸条に表3に記載
した油剤組成物の配合比からなる処理油剤を純分イ」着
量が0.7重量%になるように付着させた。1qられた
未延伸糸を延伸倍率3.5侶、延伸速度300 m/分
、じ−タープレト温度220’Cで延伸し240デニー
ル/24フイラメントの延伸糸とした。こうして得た延
伸糸を用いて作成した編地に粘着テープをはり荷重10
Kgをかけて2日間放置したものを試料とし、粘着テー
プを剥離させるときの強力を測定することにより繊維糸
条と粘着テープとの接着性を評価した。
紡糸速度で溶融紡糸するに際し、紡糸糸条に表3に記載
した油剤組成物の配合比からなる処理油剤を純分イ」着
量が0.7重量%になるように付着させた。1qられた
未延伸糸を延伸倍率3.5侶、延伸速度300 m/分
、じ−タープレト温度220’Cで延伸し240デニー
ル/24フイラメントの延伸糸とした。こうして得た延
伸糸を用いて作成した編地に粘着テープをはり荷重10
Kgをかけて2日間放置したものを試料とし、粘着テー
プを剥離させるときの強力を測定することにより繊維糸
条と粘着テープとの接着性を評価した。
比較例とし−で、表3実験No13〜16の従来の油剤
組成を持つ処理油剤についても、ホモミ5 キザーを用いて15重量%水系エマルジョンとした後、
上記と同一条件で延伸糸とし、同一条件で接着性を評価
した。
組成を持つ処理油剤についても、ホモミ5 キザーを用いて15重量%水系エマルジョンとした後、
上記と同一条件で延伸糸とし、同一条件で接着性を評価
した。
また、実験No8〜16に示した処理油剤を付与した糸
条の延伸工程での発煙状態についても併せて評価した。
条の延伸工程での発煙状態についても併せて評価した。
さらに、表3記載の油剤組成物につき上記の方法で得た
15重量%水系エマルジョンに市販のシリコンゴム被覆
電線を15 hr浸せきさせた後、JIS3005に基
づいて絶縁抵抗値を測定した。
15重量%水系エマルジョンに市販のシリコンゴム被覆
電線を15 hr浸せきさせた後、JIS3005に基
づいて絶縁抵抗値を測定した。
以上の評価結果を表3に併せで示した。
(以下余白〉
6
7
表3の実験No3〜12に示すように本発明の処理油剤
は、粘着剤との相互作用が大きく接着性低下素材である
乳化剤成分の配合比が10重量%以下と低いため、優れ
た接着性を有している。
は、粘着剤との相互作用が大きく接着性低下素材である
乳化剤成分の配合比が10重量%以下と低いため、優れ
た接着性を有している。
処理油剤の耐熱性について、平滑剤成分として全炭素数
26未満のカルボン酸エステルを使用したものには発煙
の発生がみられた。
26未満のカルボン酸エステルを使用したものには発煙
の発生がみられた。
また、本発明処理油剤で処理したシリコンゴム被覆電線
は、従来の処理油剤で処理した場合に比較して、格段に
高い絶縁抵抗値を示しており、本発明処理油剤がゴムと
の相互作用がなく、ゴム物性を損なうことがないことが
わかる。
は、従来の処理油剤で処理した場合に比較して、格段に
高い絶縁抵抗値を示しており、本発明処理油剤がゴムと
の相互作用がなく、ゴム物性を損なうことがないことが
わかる。
[発明の効果]
本発明は、粘着剤やゴムとの相互作用が極めて強く、粘
着剤やゴムとの接着性、粘着剤の粘着力、およびゴムの
物性を損なう主原因物質である従来の処理油剤組成物で
20〜50重量%程度配合されている乳化剤成分を減少
させ、繊維の平滑性を損なうことなく、熱処理時の発煙
を防8 止したうえで、粘着剤やゴムとの接着性が良好で、かつ
粘着剤の粘着力を弱めたり、ゴム劣化のない産業資材用
合成繊維処理油剤とすることができるのである。
着剤やゴムとの接着性、粘着剤の粘着力、およびゴムの
物性を損なう主原因物質である従来の処理油剤組成物で
20〜50重量%程度配合されている乳化剤成分を減少
させ、繊維の平滑性を損なうことなく、熱処理時の発煙
を防8 止したうえで、粘着剤やゴムとの接着性が良好で、かつ
粘着剤の粘着力を弱めたり、ゴム劣化のない産業資材用
合成繊維処理油剤とすることができるのである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 平滑剤成分および添加剤成分に乳化剤成分を配合するか
、もしくは配合しない油剤組成物において A、平滑剤成分の60重量%以上が全炭素数26以上の
脂肪族および/または芳香族カルボン酸エステルの1種
または2種以上で、 B、乳化剤成分の配合比が全油剤組成物中の0〜10重
量%であり、 かつ油剤粒子の平均粒径が1ミクロン以下の水系エマル
ジョンであることを特徴とする産業資材用合成繊維処理
油剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008582A JP2590575B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 産業資材用合成繊維処理油剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008582A JP2590575B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 産業資材用合成繊維処理油剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03213575A true JPH03213575A (ja) | 1991-09-18 |
| JP2590575B2 JP2590575B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=11697004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008582A Expired - Fee Related JP2590575B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 産業資材用合成繊維処理油剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2590575B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104594023A (zh) * | 2015-01-26 | 2015-05-06 | 江苏文凤化纤集团有限公司 | 锦纶纺丝用添加剂的制备方法 |
| US10601044B2 (en) | 2014-03-25 | 2020-03-24 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Negative electrode material for lithium-ion secondary battery, method for manufacturing negative electrode material for lithium-ion secondary battery, negative electrode material slurry for lithium-ion secondary battery, negative electrode for lithium-ion secondary battery, and lithium-ion secondary battery |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2819718B2 (ja) | 1990-01-17 | 1998-11-05 | 東レ株式会社 | 流体噴射加工用合成繊維処理油剤 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5482497A (en) * | 1977-12-12 | 1979-06-30 | Asahi Chemical Ind | Oil composition for thermoplastic fiber |
-
1990
- 1990-01-17 JP JP2008582A patent/JP2590575B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS5482497A (en) * | 1977-12-12 | 1979-06-30 | Asahi Chemical Ind | Oil composition for thermoplastic fiber |
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| US10601044B2 (en) | 2014-03-25 | 2020-03-24 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Negative electrode material for lithium-ion secondary battery, method for manufacturing negative electrode material for lithium-ion secondary battery, negative electrode material slurry for lithium-ion secondary battery, negative electrode for lithium-ion secondary battery, and lithium-ion secondary battery |
| CN104594023A (zh) * | 2015-01-26 | 2015-05-06 | 江苏文凤化纤集团有限公司 | 锦纶纺丝用添加剂的制备方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2590575B2 (ja) | 1997-03-12 |
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