JPH03215384A - 結晶成長装置 - Google Patents
結晶成長装置Info
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- JPH03215384A JPH03215384A JP891590A JP891590A JPH03215384A JP H03215384 A JPH03215384 A JP H03215384A JP 891590 A JP891590 A JP 891590A JP 891590 A JP891590 A JP 891590A JP H03215384 A JPH03215384 A JP H03215384A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crucible
- layer
- melt
- crystal
- single crystal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
L!上9五里旦l
本発明は結晶成長装置に関し、より詳しくは例えば半導
体材料として使用されるシリコン単結晶等の結晶を成長
させる装置に関する。
体材料として使用されるシリコン単結晶等の結晶を成長
させる装置に関する。
良米Ω肢迷
単結晶を成長させるには種々の方法があるが、その一つ
にチョクラルスキー法(CZ法)と呼ばれる引き上げ方
法がある。第5図は従来の引き上げ方法に用いられる結
晶成長装置の模式的縦断面図であり、図中11は坩堝を
示している。坩堝l1は有底円筒状の石英製の内層保持
容器11aとこの内層保持容器11aの外側に嵌合され
た同じく有底円筒状の黒鉛製の外層保持容器1lbとか
ら構成されており、坩堝11の外側には抵抗加熱式のヒ
ータ12が同心円筒状に配設されている。
にチョクラルスキー法(CZ法)と呼ばれる引き上げ方
法がある。第5図は従来の引き上げ方法に用いられる結
晶成長装置の模式的縦断面図であり、図中11は坩堝を
示している。坩堝l1は有底円筒状の石英製の内層保持
容器11aとこの内層保持容器11aの外側に嵌合され
た同じく有底円筒状の黒鉛製の外層保持容器1lbとか
ら構成されており、坩堝11の外側には抵抗加熱式のヒ
ータ12が同心円筒状に配設されている。
坩堝11内にはこのヒータ12により溶融させた原料の
溶融液13が充填されており、坩堝11の中心軸上には
引き上げ棒あるいはワイヤー等からなる引き上げ軸14
が配設されている。この引き上げ軸14の先には種結晶
15が取り付けられており、単結晶を成長させる際には
、この種結晶15を溶融液13の表面に接触させて引き
上げ軸l4を引き上げていくことにより、溶融液13が
凝固して形成される単結晶16を成長させている。
溶融液13が充填されており、坩堝11の中心軸上には
引き上げ棒あるいはワイヤー等からなる引き上げ軸14
が配設されている。この引き上げ軸14の先には種結晶
15が取り付けられており、単結晶を成長させる際には
、この種結晶15を溶融液13の表面に接触させて引き
上げ軸l4を引き上げていくことにより、溶融液13が
凝固して形成される単結晶16を成長させている。
ところで、半導体単結晶をこの方法で成長させる場合、
単結晶l6の電気抵抗率、電気伝導型を調整すべく、引
き上げ前に溶融液13中に不純物元素を添加することが
多い。このため、添加した不純物が単結晶16の結晶成
長方向に沿って偏析するという現象が生じ、その結果、
結晶成長方向に均一な電気的特性を有する単結晶16が
得られないという問題があった。
単結晶l6の電気抵抗率、電気伝導型を調整すべく、引
き上げ前に溶融液13中に不純物元素を添加することが
多い。このため、添加した不純物が単結晶16の結晶成
長方向に沿って偏析するという現象が生じ、その結果、
結晶成長方向に均一な電気的特性を有する単結晶16が
得られないという問題があった。
この偏析は、単結晶のある点での凝固開始時の不純物濃
度と凝固終了時の不純物濃度との比、つまり凝固の際に
溶融液、単結晶界面において生じる単結晶中の不純物濃
度Csと溶融液中の不純物濃度cmとの比Cs/Cl
.すなわち実効偏析係数Keが1でないことに起因して
生じる。例えばKe<1の場合には単結晶16が成長す
るに伴って溶融液中の不純物濃度がおのずと高くなって
いき、単結晶16に偏析が生じるのである。
度と凝固終了時の不純物濃度との比、つまり凝固の際に
溶融液、単結晶界面において生じる単結晶中の不純物濃
度Csと溶融液中の不純物濃度cmとの比Cs/Cl
.すなわち実効偏析係数Keが1でないことに起因して
生じる。例えばKe<1の場合には単結晶16が成長す
るに伴って溶融液中の不純物濃度がおのずと高くなって
いき、単結晶16に偏析が生じるのである。
上記不純物の偏析を抑制しながら結晶を成長させる方法
として、溶融層法がある。溶融層法は第6図に示したご
とく、第5図に示したものと同様に構成された坩堝11
内の原料の上部のみをヒータ12にて溶融させることに
より、上部を溶融液層l7、また下部を固体層18とし
、溶融液層17中の不純物濃度を一定に保ちつつ、溶融
液層17に種結晶15を接触させて引き上げ軸l4を引
き上げ、単結晶l6を成長させる方法であり、溶融液層
l7中の不純物濃度を一定に保つ方法として、溶融層厚
一定法及び溶融層厚変化法が提案されている. 例えば溶融層厚一定法は、特公昭34−8242号、実
開昭61−150862号、特公昭62−880号及び
特開昭63−252989号公報に開示されており、引
き上げに伴い下部固体層18を溶融させて溶融液層17
の体積を一定に保ち、不純物を単結晶l6引き上げ中に
連続的に添加し、溶融液層l7中の不純物濃度を一定に
保つ方法である。
として、溶融層法がある。溶融層法は第6図に示したご
とく、第5図に示したものと同様に構成された坩堝11
内の原料の上部のみをヒータ12にて溶融させることに
より、上部を溶融液層l7、また下部を固体層18とし
、溶融液層17中の不純物濃度を一定に保ちつつ、溶融
液層17に種結晶15を接触させて引き上げ軸l4を引
き上げ、単結晶l6を成長させる方法であり、溶融液層
l7中の不純物濃度を一定に保つ方法として、溶融層厚
一定法及び溶融層厚変化法が提案されている. 例えば溶融層厚一定法は、特公昭34−8242号、実
開昭61−150862号、特公昭62−880号及び
特開昭63−252989号公報に開示されており、引
き上げに伴い下部固体層18を溶融させて溶融液層17
の体積を一定に保ち、不純物を単結晶l6引き上げ中に
連続的に添加し、溶融液層l7中の不純物濃度を一定に
保つ方法である。
また、溶融層厚変化法は単結晶16の成長に伴って坩堝
11又はヒータ12を昇降させ、坩堝1lの溶融液層1
70体積を変化させることにより、不純物を単結晶16
の引き上げ中に添加することなく溶融液層17中の不純
物濃度を一定に保つ方法である。(特開昭61−205
691号、特開昭61−205692号、特開昭61−
215285号) 明が”しようと る課 ところで、上記した溶融層厚一定法では、不純物を単結
晶l6の引き上げ中に連続的に添加するため、偏析を十
分に抑制する上でその不純物を溶融液層l7内にて拡散
させて均一にする必要があり、溶融液の対流を十分行な
わせることが望ましい。しかしながら溶融液を対流させ
ると、石英製の内層保持容器11aが溶解して酸素が溶
出し、成長した単結晶l6中に酸素が含有され、後の結
晶欠陥の原因となるため、対流を抑制せざるをえず、結
果として単結晶l6に偏析が起こるという問題が生じて
いた。
11又はヒータ12を昇降させ、坩堝1lの溶融液層1
70体積を変化させることにより、不純物を単結晶16
の引き上げ中に添加することなく溶融液層17中の不純
物濃度を一定に保つ方法である。(特開昭61−205
691号、特開昭61−205692号、特開昭61−
215285号) 明が”しようと る課 ところで、上記した溶融層厚一定法では、不純物を単結
晶l6の引き上げ中に連続的に添加するため、偏析を十
分に抑制する上でその不純物を溶融液層l7内にて拡散
させて均一にする必要があり、溶融液の対流を十分行な
わせることが望ましい。しかしながら溶融液を対流させ
ると、石英製の内層保持容器11aが溶解して酸素が溶
出し、成長した単結晶l6中に酸素が含有され、後の結
晶欠陥の原因となるため、対流を抑制せざるをえず、結
果として単結晶l6に偏析が起こるという問題が生じて
いた。
一方、溶融層厚変化法では不純物を単結晶l6の引き上
げ中に添加する必要がないので、不純物が溶融液に十分
に拡散されないことによる偏析が防止されるという利点
を有している。しかしながら、上記したように半径が一
定な円筒状の坩堝l1を用いての溶融液層17の体積の
制御は、溶融液層17の厚みを制御することにより行な
わなければならず、容易に溶融液層l7の体積を制御で
きないという課題を有していた。
げ中に添加する必要がないので、不純物が溶融液に十分
に拡散されないことによる偏析が防止されるという利点
を有している。しかしながら、上記したように半径が一
定な円筒状の坩堝l1を用いての溶融液層17の体積の
制御は、溶融液層17の厚みを制御することにより行な
わなければならず、容易に溶融液層l7の体積を制御で
きないという課題を有していた。
本発明は上記した課題に鑑みてなされたものであり、溶
融液層の厚みを変化させることなく、従って溶融液層の
体積を容易に制御できながら、しかも不純物を添加する
ことなく偏析を防止できる結晶成長装置を提供すること
を目的としている.課 を解゛する,..の 上記した目的を達成するために本発明に係る結晶成長装
置は、固体層及び溶融液層が形成される坩堝を備え、該
坩堝内の固体層を溶融させるヒークが前記坩堝の周囲に
配設されると共に、該坩堝の上方には引き上げ軸が配設
された結晶成長装置において、前記坩堝形状が上方に拡
開した形状となっていることを特徴とし、また溶融液層
厚さを一定に保った場合において、溶融液量の重量変化
量と成長結晶の総重量変化量との比が前記溶融液層に関
する不純物の実効偏析係数の負の値に一致するごとく拡
開形状が設定された坩堝を備えていることを特徴として
いる. 作月 上記した装置によれば、前記引き上げ軸を引き上げて結
晶を成長させつつ溶融液層の厚みを一定に保つと、この
溶融液層が形成される坩堝内位置の変化及び坩堝の形状
の変化により、溶融液層の体積は、溶融液量の重量変化
量と成長結晶の総重量変化量との比が前記溶融液層に関
する不純物の実効偏析係数の負の値に一致するように変
化する。従って、溶融液層中の不純物濃度が一定に保た
れ、成長結晶中の不純物濃度がその成長方向に偏析せず
、常に一定となる. 以下に本発明の原理を説明する.第6図に示したような
状態、すなわち坩堝11内に充填した原料の上部を、ヒ
ニタ12によりある厚さ分だけ溶融させて不純物を添加
し、然る後、原料を上側から下側に向けて溶融させつつ
種結晶15にて溶融液l7を上方に引き上げてこれを凝
固させ、単結晶16を成長させている状態における不純
物の質量バランスに関して、単結晶16内での不純物の
拡散を無視すると下記の fil式が成立する.S 二
“C・(g)dg+ C j (g・)・ gj (g
・l =A ・・・(1)但し、 gs:単結晶用原料及び不純物の全充填重量Wに対する
単結晶引き上げ総重量の比 率 C s (gl :比率gの時の単結晶中の溶融液と接
する界面における不純物濃度 C l (gs) :比率がgsのときの溶融液中の不
純物濃度 gβ(gs):比率がgsのときのWに対する坩堝内の
溶融液重量の比率 A:定数 上記 (11式をgsにて微分すると、但し、Cs(g
sl:比率がgsのときの単結晶中の不純物濃度 CR :溶融液中の不純物濃度 gR:Wに対する溶融液重量の比率 となるが、単結晶、溶融液界面(以下固液界面という)
では、 Cs(gs) =Ke−(j(gs) −(31(但し
、Ke:実効偏析係数) が成立するので、上記 (2)式は次式のようになる。
融液層の厚みを変化させることなく、従って溶融液層の
体積を容易に制御できながら、しかも不純物を添加する
ことなく偏析を防止できる結晶成長装置を提供すること
を目的としている.課 を解゛する,..の 上記した目的を達成するために本発明に係る結晶成長装
置は、固体層及び溶融液層が形成される坩堝を備え、該
坩堝内の固体層を溶融させるヒークが前記坩堝の周囲に
配設されると共に、該坩堝の上方には引き上げ軸が配設
された結晶成長装置において、前記坩堝形状が上方に拡
開した形状となっていることを特徴とし、また溶融液層
厚さを一定に保った場合において、溶融液量の重量変化
量と成長結晶の総重量変化量との比が前記溶融液層に関
する不純物の実効偏析係数の負の値に一致するごとく拡
開形状が設定された坩堝を備えていることを特徴として
いる. 作月 上記した装置によれば、前記引き上げ軸を引き上げて結
晶を成長させつつ溶融液層の厚みを一定に保つと、この
溶融液層が形成される坩堝内位置の変化及び坩堝の形状
の変化により、溶融液層の体積は、溶融液量の重量変化
量と成長結晶の総重量変化量との比が前記溶融液層に関
する不純物の実効偏析係数の負の値に一致するように変
化する。従って、溶融液層中の不純物濃度が一定に保た
れ、成長結晶中の不純物濃度がその成長方向に偏析せず
、常に一定となる. 以下に本発明の原理を説明する.第6図に示したような
状態、すなわち坩堝11内に充填した原料の上部を、ヒ
ニタ12によりある厚さ分だけ溶融させて不純物を添加
し、然る後、原料を上側から下側に向けて溶融させつつ
種結晶15にて溶融液l7を上方に引き上げてこれを凝
固させ、単結晶16を成長させている状態における不純
物の質量バランスに関して、単結晶16内での不純物の
拡散を無視すると下記の fil式が成立する.S 二
“C・(g)dg+ C j (g・)・ gj (g
・l =A ・・・(1)但し、 gs:単結晶用原料及び不純物の全充填重量Wに対する
単結晶引き上げ総重量の比 率 C s (gl :比率gの時の単結晶中の溶融液と接
する界面における不純物濃度 C l (gs) :比率がgsのときの溶融液中の不
純物濃度 gβ(gs):比率がgsのときのWに対する坩堝内の
溶融液重量の比率 A:定数 上記 (11式をgsにて微分すると、但し、Cs(g
sl:比率がgsのときの単結晶中の不純物濃度 CR :溶融液中の不純物濃度 gR:Wに対する溶融液重量の比率 となるが、単結晶、溶融液界面(以下固液界面という)
では、 Cs(gs) =Ke−(j(gs) −(31(但し
、Ke:実効偏析係数) が成立するので、上記 (2)式は次式のようになる。
・・・(4)
この(4)式において、左辺第1項中のdgj/ dg
sを、 dgj/ dgs = − K e − (51とする
と、単結晶中の成長を完了するまでgiをゼロとするよ
うな結晶成長を実質的に行なわないため、左辺第2項中
のgl/Keは結晶成長中ゼロとならず、結果として dC s / dgs = O − (6)となる。
sを、 dgj/ dgs = − K e − (51とする
と、単結晶中の成長を完了するまでgiをゼロとするよ
うな結晶成長を実質的に行なわないため、左辺第2項中
のgl/Keは結晶成長中ゼロとならず、結果として dC s / dgs = O − (6)となる。
従って、上記(5)、(6)式より単結晶成長途中のあ
る時点でのgs(Wに対する単結晶引き上げ総重量の比
率)の変化量に対するgt(Wに対する坩堝内の溶融液
重量の比率)の変化量の比をーKe (実効偏析係数
の負の値)に一致させることにより、gs変化量に対す
るCs(単結晶中の不純物濃度)の変化量がゼロとなり
偏析を防止できる.これは実効偏析係数Keに基づいて
固液界面で不純物濃度に差が生じ、仮に溶融液が単結晶
の生成開始〜終了までの間で補充されないとすると溶融
液中の不純物濃度は徐々に高くなるが、gsの変化量に
対するgtの変化量の比がーKeとなるように溶融液下
の未溶融原料を溶融させることとすることにより、溶融
液中の不純物濃度が常に一定に保たれ、またこれにより
単結晶中の不純物濃度がその成長方向に常に一定に維持
されるからである。
る時点でのgs(Wに対する単結晶引き上げ総重量の比
率)の変化量に対するgt(Wに対する坩堝内の溶融液
重量の比率)の変化量の比をーKe (実効偏析係数
の負の値)に一致させることにより、gs変化量に対す
るCs(単結晶中の不純物濃度)の変化量がゼロとなり
偏析を防止できる.これは実効偏析係数Keに基づいて
固液界面で不純物濃度に差が生じ、仮に溶融液が単結晶
の生成開始〜終了までの間で補充されないとすると溶融
液中の不純物濃度は徐々に高くなるが、gsの変化量に
対するgtの変化量の比がーKeとなるように溶融液下
の未溶融原料を溶融させることとすることにより、溶融
液中の不純物濃度が常に一定に保たれ、またこれにより
単結晶中の不純物濃度がその成長方向に常に一定に維持
されるからである。
従って、準結晶の生成途中において不純物を添加しない
場合には、引き上げを開始した後の引き上げ量、溶融液
量についてはgQ. gsが(5)式を満足するように
行なう必要がある。
場合には、引き上げを開始した後の引き上げ量、溶融液
量についてはgQ. gsが(5)式を満足するように
行なう必要がある。
一方、溶融液層の厚みをLとし、坩堝の底からの高さを
h、坩堝の半径をr fh)とすると、(5)式より次
の(7)式が成立する。
h、坩堝の半径をr fh)とすると、(5)式より次
の(7)式が成立する。
これを展開すると、
r 2(h+Ll − r ” (hl = K e−
r ” (h+L) ・(81となる。ここでr(h
l=A−B”と仮定すると、(9)式は(lO)式のよ
うに表わされる。
r ” (h+L) ・(81となる。ここでr(h
l=A−B”と仮定すると、(9)式は(lO)式のよ
うに表わされる。
となる6また上記仮定よりr(0)−Aとなり、A”
r oを坩堝の底の半径とすると、上記仮定及び(11
)式から次式が導かれる。
r oを坩堝の底の半径とすると、上記仮定及び(11
)式から次式が導かれる。
従って、坩堝の形状を(12)式を満足させて上方に拡
開した形状とすることにより、溶融液層の厚みを一定と
すると、結晶の引き上げに伴って溶融液層の体積が(l
2)式を満たすように変化することとなる。従って、結
晶を引き上げていっても、溶融液層の厚みを一定に保て
ば溶融液層中の不純物濃度が一定に保たれ、成長結晶中
の不純物濃度がその成長方向に偏析せず、常に一定とな
る.衷施廻 以下、本発明に係る結晶成長装置の実施例を図面に基づ
いて説明する。なお、従来例と同一機能を有する構成部
品には同一の符合を付すこととする. 第1図は本発明に係る結晶成長装置の模式的断面図であ
り、図中21はチャンバを示している.チャンバ21は
軸長方向を垂直とした略円筒形状の真空容器であり、チ
ャンバ21の略中央位置には、坩堝23が配設されてい
る.坩堝23は、有底円筒形状の石英製の内層保持容器
23aとこの内層保持容器23aの外側に嵌合された同
じく有底円筒形状の黒鉛製の外層保持容器23bとから
構成されており、第2図に示したように上方に拡開した
形状となっている。例えば後述する不純物をリンとし、
溶融液層27の厚さをlOCII1と想定した場合、内
層保持容器23aの高さを40cm、開口部の直径を4
.0 cm、底の直径を17cmとし、またその半径分
布は(l2)式に依るものとしている。この坩堝23の
外層保持容器23bの底部には、坩堝23を回転、並び
に昇降させる軸29が設けられており、坩堝23の外周
には、誘導加熱コイル等で構成されるヒータ12が昇降
可能に配設されている.さらにヒータ12の外側には、
保温筒30が周設されており、坩堝23とヒータl2と
の相対的な上下方向位置調節によって坩堝23内の溶融
液層27、固体層28のそれぞれの厚さを相対的に調節
し得るようになっている.一方、坩堝23の上方には、
チャンバ21の上部に連投形成された小形の略円筒形状
のプルチャンバ22を通して、引き上げ軸14が回転、
並びに昇降可能に垂設されており、引き上げ軸l4の下
端には種結晶15が着脱可能に装着されている。そして
、この種結晶15の下端を溶融液層27中に浸漬した後
、これを回転させつつ上昇させることにより、種結晶1
5の下端から単結晶16を成長させていくようになって
いる.このように構成された本発明装置を操作する場合
は、まず坩堝23内に固体原料として塊状、又は顆粒状
の多結晶シリコンを、引き上げる単結晶16の体積から
逆算して求められた必要量だけ充填する.次いで、この
固体原料を上側からヒータ12にて溶融させ、ヒータ1
2を下降させて溶融液層27の厚みが10cmになるま
で加熱した後、不純物としてリンを投入し、リンを拡散
させる.そして、ヒータ12の温度制御、位置制御によ
って固体層28を溶融させながら、溶融液層27の厚さ
を約10cmに保った状態で溶融液層27に種結晶15
の下端を浸漬し、引き上げ軸14を回転させつつ引き上
げる.このとき引き上げに伴って、溶融液層27の体積
は、溶融液量の重量変化量と成長結晶の総重量変化量と
の比が前記溶融液層に関する不純物の実効偏析係数の負
の値に一致するように変化する。従って、溶融液層27
中の不純物濃度が一定に保たれ、種結晶15の下端から
不純物濃度が一定な単結晶16を成長させことができる
. 上記した装置を用いて成長させた直径6インチ、長さ約
40cmのシリコン単結晶の抵抗率分布を測定したとき
の結果を第4図に示す。第4図中○は、第2図に示した
坩堝を用いた場合のシリコン単結晶の抵抗率分布を示し
ており、●は第3図に示したように上方に向けて拡開し
、がっその半径分布が直線的な坩堝を用いた場合のシリ
コン単結晶の抵抗率分布を示している.さらに図中破線
は、従来のチョクラルスキー法により形成されたシリコ
ン単結晶の抵抗率分布を示している。
開した形状とすることにより、溶融液層の厚みを一定と
すると、結晶の引き上げに伴って溶融液層の体積が(l
2)式を満たすように変化することとなる。従って、結
晶を引き上げていっても、溶融液層の厚みを一定に保て
ば溶融液層中の不純物濃度が一定に保たれ、成長結晶中
の不純物濃度がその成長方向に偏析せず、常に一定とな
る.衷施廻 以下、本発明に係る結晶成長装置の実施例を図面に基づ
いて説明する。なお、従来例と同一機能を有する構成部
品には同一の符合を付すこととする. 第1図は本発明に係る結晶成長装置の模式的断面図であ
り、図中21はチャンバを示している.チャンバ21は
軸長方向を垂直とした略円筒形状の真空容器であり、チ
ャンバ21の略中央位置には、坩堝23が配設されてい
る.坩堝23は、有底円筒形状の石英製の内層保持容器
23aとこの内層保持容器23aの外側に嵌合された同
じく有底円筒形状の黒鉛製の外層保持容器23bとから
構成されており、第2図に示したように上方に拡開した
形状となっている。例えば後述する不純物をリンとし、
溶融液層27の厚さをlOCII1と想定した場合、内
層保持容器23aの高さを40cm、開口部の直径を4
.0 cm、底の直径を17cmとし、またその半径分
布は(l2)式に依るものとしている。この坩堝23の
外層保持容器23bの底部には、坩堝23を回転、並び
に昇降させる軸29が設けられており、坩堝23の外周
には、誘導加熱コイル等で構成されるヒータ12が昇降
可能に配設されている.さらにヒータ12の外側には、
保温筒30が周設されており、坩堝23とヒータl2と
の相対的な上下方向位置調節によって坩堝23内の溶融
液層27、固体層28のそれぞれの厚さを相対的に調節
し得るようになっている.一方、坩堝23の上方には、
チャンバ21の上部に連投形成された小形の略円筒形状
のプルチャンバ22を通して、引き上げ軸14が回転、
並びに昇降可能に垂設されており、引き上げ軸l4の下
端には種結晶15が着脱可能に装着されている。そして
、この種結晶15の下端を溶融液層27中に浸漬した後
、これを回転させつつ上昇させることにより、種結晶1
5の下端から単結晶16を成長させていくようになって
いる.このように構成された本発明装置を操作する場合
は、まず坩堝23内に固体原料として塊状、又は顆粒状
の多結晶シリコンを、引き上げる単結晶16の体積から
逆算して求められた必要量だけ充填する.次いで、この
固体原料を上側からヒータ12にて溶融させ、ヒータ1
2を下降させて溶融液層27の厚みが10cmになるま
で加熱した後、不純物としてリンを投入し、リンを拡散
させる.そして、ヒータ12の温度制御、位置制御によ
って固体層28を溶融させながら、溶融液層27の厚さ
を約10cmに保った状態で溶融液層27に種結晶15
の下端を浸漬し、引き上げ軸14を回転させつつ引き上
げる.このとき引き上げに伴って、溶融液層27の体積
は、溶融液量の重量変化量と成長結晶の総重量変化量と
の比が前記溶融液層に関する不純物の実効偏析係数の負
の値に一致するように変化する。従って、溶融液層27
中の不純物濃度が一定に保たれ、種結晶15の下端から
不純物濃度が一定な単結晶16を成長させことができる
. 上記した装置を用いて成長させた直径6インチ、長さ約
40cmのシリコン単結晶の抵抗率分布を測定したとき
の結果を第4図に示す。第4図中○は、第2図に示した
坩堝を用いた場合のシリコン単結晶の抵抗率分布を示し
ており、●は第3図に示したように上方に向けて拡開し
、がっその半径分布が直線的な坩堝を用いた場合のシリ
コン単結晶の抵抗率分布を示している.さらに図中破線
は、従来のチョクラルスキー法により形成されたシリコ
ン単結晶の抵抗率分布を示している。
第4図から明らかなごとく、従来のチョクラルスキー法
により形成されたシリコン単結晶に比べて、上記実施例
に係る装置を用いて形成されたシリコン単結晶は、単結
晶の成長に伴う抵抗率の分布のバラツキが±10%の範
囲内と小さく、不純物の偏析が防止されていることがわ
かる。
により形成されたシリコン単結晶に比べて、上記実施例
に係る装置を用いて形成されたシリコン単結晶は、単結
晶の成長に伴う抵抗率の分布のバラツキが±10%の範
囲内と小さく、不純物の偏析が防止されていることがわ
かる。
及豆五羞呈
以上の説明により明らかなように、本発明に係る結晶成
長装置にあっては、固体層及び溶融液層が形成される坩
堝を備え、該坩堝内の固体層を溶融させるヒータが前記
坩堝の周囲に配設されると共に、該坩堝の上方には引き
上げ軸が配設された結晶成長装置において、前記坩堝形
状が上方に拡開した形状となっているので、不純物を途
中で添加することなく、溶融液層の厚さを一定に保つこ
とにより、容易に単結晶中における不純物の偏析を阻止
できる。また、溶融液層厚さを一定に保った場合におい
て、溶融液量の重量変化量と成長結晶の総重量変化量と
の比が前記溶融液層に関する不純物の実効偏析係数の負
の値に一致するごとく拡開形状が設定された坩堝を用い
た場合には、溶融液層の厚さを一定に保つことにより、
溶融液層中の不純物濃度を正確に一定に保つことができ
、成長結晶中の不純物濃度をその結晶成長方向において
、常に一定とすることができる。従って、溶融液層の厚
みを変化させることなく不純物の偏析を防止することが
でき、溶融液層の体積の制御を容易なものとすることが
できる.
長装置にあっては、固体層及び溶融液層が形成される坩
堝を備え、該坩堝内の固体層を溶融させるヒータが前記
坩堝の周囲に配設されると共に、該坩堝の上方には引き
上げ軸が配設された結晶成長装置において、前記坩堝形
状が上方に拡開した形状となっているので、不純物を途
中で添加することなく、溶融液層の厚さを一定に保つこ
とにより、容易に単結晶中における不純物の偏析を阻止
できる。また、溶融液層厚さを一定に保った場合におい
て、溶融液量の重量変化量と成長結晶の総重量変化量と
の比が前記溶融液層に関する不純物の実効偏析係数の負
の値に一致するごとく拡開形状が設定された坩堝を用い
た場合には、溶融液層の厚さを一定に保つことにより、
溶融液層中の不純物濃度を正確に一定に保つことができ
、成長結晶中の不純物濃度をその結晶成長方向において
、常に一定とすることができる。従って、溶融液層の厚
みを変化させることなく不純物の偏析を防止することが
でき、溶融液層の体積の制御を容易なものとすることが
できる.
第1図は本発明に係る結晶成長装置を示した模式的縦断
面図、第2図は坩堝の一実施例を示した模式的断面図、
第3図は坩堝の別の実施例を示した模式的断面図、第4
図は本発明装置及び従来法により形成されたシリコン単
結晶の抵抗率分布を測定した結果を示すグラフ、第5図
及び第6図は従来の結晶成長方法に用いられる装置の模
式的縦断面図である. 12・・・ヒータ 14・・・引き上げ軸23・・・
坩堝 23a・・・内層保持容器23b・・・外層保
持容器 27・・・溶融液層28・・・固体層 第1wi 9S 第2図 r塁 第5図 ○
面図、第2図は坩堝の一実施例を示した模式的断面図、
第3図は坩堝の別の実施例を示した模式的断面図、第4
図は本発明装置及び従来法により形成されたシリコン単
結晶の抵抗率分布を測定した結果を示すグラフ、第5図
及び第6図は従来の結晶成長方法に用いられる装置の模
式的縦断面図である. 12・・・ヒータ 14・・・引き上げ軸23・・・
坩堝 23a・・・内層保持容器23b・・・外層保
持容器 27・・・溶融液層28・・・固体層 第1wi 9S 第2図 r塁 第5図 ○
Claims (2)
- (1)固体層及び溶融液層が形成される坩堝を備え、該
坩堝内の固体層を溶融させるヒータが前記坩堝の周囲に
配設されると共に、該坩堝の上方には引き上げ軸が配設
された結晶成長装置において、前記坩堝形状が上方に拡
開した形状となっていることを特徴とする結晶成長装置
。 - (2)溶融液層厚さを一定に保った場合において、溶融
液量の重量変化量と成長結晶の総重量変化量との比が、
前記溶融液層に関する不純物の実効偏析係数の負の値に
一致するごとく拡開形状が設定された坩堝を備えた請求
項1記載の結晶成長装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP891590A JPH03215384A (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 結晶成長装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP891590A JPH03215384A (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 結晶成長装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03215384A true JPH03215384A (ja) | 1991-09-20 |
Family
ID=11705956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP891590A Pending JPH03215384A (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 結晶成長装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03215384A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0971054A1 (de) * | 1998-07-09 | 2000-01-12 | Wacker Siltronic Gesellschaft für Halbleitermaterialien Aktiengesellschaft | Stütztiegel zur Stützung von Schmelztiegeln |
| JP2007076974A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Toshiba Ceramics Co Ltd | シリコン単結晶引上用ルツボ |
-
1990
- 1990-01-18 JP JP891590A patent/JPH03215384A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0971054A1 (de) * | 1998-07-09 | 2000-01-12 | Wacker Siltronic Gesellschaft für Halbleitermaterialien Aktiengesellschaft | Stütztiegel zur Stützung von Schmelztiegeln |
| JP2007076974A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Toshiba Ceramics Co Ltd | シリコン単結晶引上用ルツボ |
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