JPH0321552B2 - - Google Patents

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JPH0321552B2
JPH0321552B2 JP59152749A JP15274984A JPH0321552B2 JP H0321552 B2 JPH0321552 B2 JP H0321552B2 JP 59152749 A JP59152749 A JP 59152749A JP 15274984 A JP15274984 A JP 15274984A JP H0321552 B2 JPH0321552 B2 JP H0321552B2
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JP
Japan
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group
methyl
formula
ethoxycarbonyl
methoxycarbonyl
Prior art date
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Application number
JP59152749A
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English (en)
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JPS6042380A (ja
Inventor
Arukaa Deebitsudo
Edowaado Kurosu Piitaa
Furesozaa Kyanberu Saimon
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pfizer Corp Belgium
Original Assignee
Pfizer Corp Belgium
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Publication date
Application filed by Pfizer Corp Belgium filed Critical Pfizer Corp Belgium
Publication of JPS6042380A publication Critical patent/JPS6042380A/ja
Publication of JPH0321552B2 publication Critical patent/JPH0321552B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D211/00Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings
    • C07D211/04Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D211/80Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D211/84Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms, with at the most one bond to halogen directly attached to ring carbon atoms
    • C07D211/90Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pyrrole Compounds (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は特定のジヒドロピリジン類、詳細には
抗虚血薬および降圧薬として有用な、2位に結合
した側鎖にヒドロキシ−またはオキソ−置換複素
環残基をもつ特定の1,4−ジヒドロピリジン類
に関する。また、本発明はこれらの化合物を含有
する医薬製剤に関する。 本発明の化合物は細胞内へのカルシウムの移動
を低下させ、従つて虚血状態で細胞内にカルシウ
ムが蓄積するこにより起こると考えられる心臓の
攣縮を遅延または予防することができる。虚血状
態で過剰のカルシウムが流入すると種々の付加的
な不都合な作用が生じる可能性があり、これはさ
らに虚血性心筋状態をさらに悪化させるであろ
う。これらにはATP産生のための酸素の利用効
率の低下、ミトコンドリアによる脂肪酸酸化の活
性化、および細胞壊死の促進の恐れが含まれる。
従つて本化合物は各種の心臓状態、たとえば狭心
症、心臓不整脈、心臓発作および心臓肥大の治療
または予防に有用である。本化合物は血管組織の
細胞内へのカルシウム流入を阻止することができ
るので血管拡張活性をも有し、従つて降圧薬とし
て、また冠状動脈けいれんの治療のためにも有用
である。 ヨーロツパ特許出願第60674号明細書には、ジ
ヒドロピリジン環の2位が特定のN,N−二置換
−アミノアルコキシメチル基で置換された幾つか
のジヒドロピリジン抗虚血薬および降圧薬が記載
されクレームされている。我々が先きに出願した
係属中のヨーロツパ特許出願第100189号には、2
位が芳香族性ヘテロサイクリルアルコキシメチル
基で置換された一連の化合物が記載されクレーム
されている。ここに本発明者らは、2位の置換基
がヒドロキシ−またはオキソ−置換複素環式基を
有する価値ある治療特性を備えた別のジヒドロピ
リジン化合物を見出した。 本発明によれば、次式: で表わされる新規1,4−ジヒドロピリジン誘導
体およびその薬剤学的に受容できうる塩が提供さ
れる;上記式中 Rはアリールまたはヘテロアリール基を表わ
し、 R1およびR2は各々独立して炭素原子数1〜4
のアルキル基または2−メトキシエチル基を表わ
し、 Xは水酸基またはオキソ基1個以上で置換さ
れ、場合により別の5−または6員窒素含有複素
環式環に融合してもよい5−または6員窒素含有
複素環式環を表わし、該複素環式環または別の融
合複素環式環は場合によりさらに1個以上の炭素
原子数1〜4のアルキル基、フエニル基、CN、
N(R32、(CH2nCO2R3または(CH2nCON
(R32により置換されてもよく、その際各R3は独
立してHもしくは炭素原子数1〜4のアルキル基
を表わすか、または2個のR3がこれらが結合す
る窒素原子と一緒になつてピロリジニル、ピペリ
ジノ、モルホリノ、ピペラジニルまたはN−(炭
素原子数1〜4のアルキル)−ピペラジニル基を
表わし、mは0または1を表わし、 Yは−(CH2o−、−CH2CH(CH3)−または−
CH2C(CH32−を表わし、 nは、Xが環炭素原子を介してYに結合する場
合1〜3を表わし、またXが環窒素原子を介して
Yに結合する場合2もしくは3を表わす。 式で表わされる化合物の薬剤学的に受容でき
うる酸付加塩は、非毒性酸付加塩を形成する酸か
ら形成されるもので、たとえば塩酸塩、臭素酸
塩、硫酸塩もしくは重硫酸塩、リン酸塩もしくは
酸性リン酸塩、酢酸塩、クエン酸塩、フマル酸
塩、グルコン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、コハ
ク酸塩および酒石酸塩である。酸性置換基を備え
た化合物に対しては、塩基で塩を形成することも
でき、たとえばナトリウム、カリウムおよびアン
モニウム塩である。 本明細書においてRの定義に用いられる「アリ
ール基」は、未置換フエニル基およびニトロ、ハ
ロゲン原子、炭素原子数1〜4のアルキル、炭素
原子数1〜4のアルコキシ、ヒドロキシ、トリフ
ルオロメチルおよびシアノ基から各々独立して選
択される1個または2個の置換基により置換され
たフエニル基を含む。「アリール基」はまた1−
および2−ナフチル基をも含む。 本明細書においてRの定義に用いられる「ヘテ
ロアリール基」は、場合により置換されていても
よい芳香族複素環式環を意味し、たとえばベンゾ
フラニル基;ベンゾチエニル基;場合によりメチ
ル、メチルチオ、シアノもしくはハロゲン原子で
置換されたピリジン基;キノリン基;ベンゾオキ
サゾリル基;ベンゾチアゾリル基;フリル基;ピ
リミジニル基;チアゾリル基;2,1,3−ベン
ゾオキサジアゾール−4−イル基;2,1,3−
ベンゾチアジアゾール−4−イル基;および場合
によりハロゲン原子または炭素原子数1〜4のア
ルキル基で一置換されたチエニル基を含む。 5員または6員の窒素原子含有複素環式環X
は、環に窒素原子1〜3個を含有していてよく、
飽和または不飽和でもよい。当業者により理解さ
れるように、ヒドロキシ−またはオキソ−置換複
素環式環はケト−エノール互変異性になることが
でき、基は互変異性のエノール形の場合には遊離
ヒドロキシ基として存在し、またはケト形の場合
にはオキソ基として存在する。通常の状況下でど
ちらの特定異性体が存在するかは、たとえば赤外
線分光学のような適当な物理的手段で簡単に測定
できる。化合物が2つの形の混合物として存在す
る場合もある。しかしながら、本発明は化合物の
存在しうる形の両方とも含むものであり、本明細
書の記載および実施例において、化合物のヒドロ
キシまたはケト形に関する記載は全ての可能性の
ある互変異性形を含むものであり、そしてどちら
が化合物の主な互変異性形であるかを示すための
ものではない。 環Xは環炭素原子または環窒素原子のいずれか
を介して基Yに結合しているが、ただしXが環室
素原子により結合している場合にはYは少なくと
も2個の炭素原子を含まなくてはならない(すな
わち、nが2または3を表わす。)。 適当な複素環式環の例としては、2−,4−お
よび5−イミダゾロン、3−ピラゾロン、ピロリ
ン−2,5−ジオン、イミダゾリジン−2,4−
ジオン、2−ピリドン、3−ピペラジノン、4−
ピリミドン、ピリミジン−2,4−ジオン、5−
ヒドロキシ−(1H)−1,2,3−トリアゾール
および1−オキソ−1,3−ジヒドロピロロ
〔2,3b〕ピリジンである。 複素環式環Xはさらに置換基を含んでいてよ
い。好ましい置換基としては、アミノ、低級アル
キル、特にメチル、カルバモイルおよびCN基で
ある。したがつて、Xの特定の好ましい例は、1
−(2−アミノ−4−イミダゾロン)、1−(イミ
ダゾリジン−2,4−ジオン)、1−(4−アミノ
−2−イミダゾロン)、2−(1−オキソ−1,3
−ジヒドロピロロ〔2,3b〕ピリジン)、6−
(2−アミノ−4−ピリミドン)および6−(2,
3−ジメチル−4−ピリミドン)である。 「ハロゲン原子」とは、フツ素、塩素、臭素お
よびヨウ素を意味する。3個以上の炭素原子を有
するアルキルおよびアルコキシ基は、直鎖または
枝分れ鎖でよい。不整中心を有する化合物は1対
以上の鏡像体として存在してよく、本発明は分離
したdおよびl型光学活性異性体ならびにそれら
の混合物を含む。 Rの好ましい基は、2−クロロフエニルおよび
2,3−ジクロロフエニル基である。R1および
R2はCH3またはC2H5が好ましく、特にR1がCH3
でありR2がC2H5である場合が好ましい。Yは、
Xが環窒素原子を介してYに結合している場合に
は−(CH22−を表わすのが好ましく、またXが
環炭素原子を介してYに結合している場合には−
CH2−が好ましい。したがつて、本発明の特に好
ましい化合物は次のようなものである: 2−アミノ−1−{2−〈〔4−(2,3−ジクロ
ロフエニル)−3−エトキシカルボニル−5−メ
トキシカルボニル−6−メチル−1,4−ジヒド
ロピリジン−2−イル〕メトキシ〉エチル}−4
−イミダゾロン; 1−{2−〈〔4−(2,3−ジクロロフエニル)
−3−エトキシカルボニル−5−メトキシカルボ
ニル−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−
2−イル〕メトキシ〉エチル}−イミダゾリジン
−2,4−ジオン; 4−アミノ−1−{2−〈〔4−(2,3−ジクロ
ロフエニル)−3−エトキシカルボニル−5−メ
トキシカルボニル−6−メチル−1,4−ジヒド
ロピリジン−2−イル〕メトキシ〉エチル}−2
−イミダゾロン; 2−{2−〈〔4−(2,3−ジクロロフエニル)
−3−エトキシカルボニル−5−メトキシカルボ
ニル−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−
2−イル〕メトキシ〉エチル}−1−オキソ−1,
3−ジヒドロピロロ〔2,3−b〕ピリジン; 6−{(4−(2,3−ジクロロフエニル)−3−
エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニル−
6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−2−イ
ル〕メトキシメチル}−2,3−ジメチル−4−
ピリミドン;および 2−アミノ−6−{〔4−(2,3−ジクロロフ
エニル)−3−エトキシカルボニル−5−メトキ
シカルボニル−6−メチル−1,4−ジヒドロピ
リジン−2−イル〕メトキシメチル}−4−ピリ
ミドン。 後者の化合物が特に有利な特性を有するものと
して好ましい。 本発明化合物は本発明による幾つかの異なつた
方法により製造される。 (a) 1つの方法としては、次の反応機構にしたが
つて、ハンチ合成により式で表わされる化合
物を製造する: (式中、R、R1、R2、XおよびYは前に定
義したものである。) 一般的方法としては、ケトエステル()お
よびアルデヒドを、適当な有機溶媒たとえば炭
素原子数1〜4のアルカノールたとえばエタノ
ール中で約15分間還流加熱し、次いでアミノク
ロトネート()を加える。これに代わつて、
アミノクロネート()、ケトエステル()
およびアルデヒドを溶媒中で一緒に加熱しても
よい。低級アルカン酸たとえば酢酸を少量加え
て溶液を中和するのが好ましい。得られた溶液
を60〜130℃で、好ましくは還流下で、反応が
実質的に終了するまで、一般的には24時間また
はそれ以内で加熱する。次いで式の生成物を
単離し、常法により、たとえば分配、再結晶ま
たはクロマトグラフイーにより精製する。 ケトエステル()は公知化合物であるかま
たは先行技術の方法たとえばTroostwijk and
Kellogg.J.C.S.Chem.Comm.1977、p932と同じ
方法により、またはヨーロツパ特許出願第
60674号に記載の方法を用いて製造される。同
じく、アミノ−クロネート()およびアルデ
ヒドは公知化合物であるか、または先行文献に
したがつて公知方法により製造される。 (b) ハンチ合成の別の方法として、次の反応によ
り式で表わされる化合物を製造する; クロトネート()は、一般に、相当するケ
トエステル()を酢酸アンモニウムと、適当
な有機溶媒たとえば炭素原子数1〜4のアルカ
ノールたとえばエタノール中で1時間まで還流
することにより反応させることによりその場で
製造される。次いでクロトネート()を化合
物()とともに、一般的には溶媒中約5時間
までの間60〜130℃の温度で加熱することによ
り反応させる。次いで生成物()を上述した
常法により単離し精製する。 出発物質()もまた公知化合物であるか、
または先行文献にしたがつて公知方法により製
造される(Can.J.Chem.,1967、45、1001参
照)。 本発明の全ての化合物は上述の(a)または(b)に
記載した方法により製造されるが、多くの場合
特定の化合物は予め形成されたジヒドロピリジ
ンを出発物質として一層都合良く製造されう
る。そのような方法は当該技術に精通した者の
知識と技術の範囲内であり、所望の複素環式環
Xの性質により変化する。次の方法は特定の複
素環式環を含む式の化合物を製造する幾つか
の方法の例であるが、これに代わる変法は当業
者にとつて容易に明らかであろう。 (c) 他の方法において、式中のXが4−ピリミド
ンまたは3−ピラゾロン基である式で表わさ
れる化合物は、次式: (式中、R、R1、R2およびYは上述した定
義のものであり、R4は炭素原子数1〜4の低
級アルキル基を表わす。)で表わされる相当す
るジヒドロピリジンケトエステルを、次式: (式中、R5はN(R32、炭素原子数1〜4の
アルキル基またはフエニル基を表わし、R3
上述した定義のものである。)で表わされる化
合物と反応させて式中のXが2−置換−4−ピ
リミドン基を表わす化合物を得るか;またはヒ
ドラジンと反応させて式中のXが3−ピラゾロ
ン基を表わす化合物を得ることにより製造され
る。 式で表わされる化合物をグアニジン(式
a中R5がNH2を表わす)と反応させると、式
中のXが2−アミノ−4−ピリミドン−6−イ
ルを表わす式の相当する化合物が得られる。
同様にアセトアミジン(式a中R5がCH3
表わす)との反応により、式中のXが2−メチ
ル−4−ピリミドン−6−イルである相当する
式の化合物が得られる。各々の場合、反応は
有機塩基の存在下にエタノールのような有機溶
媒に溶解した反応物を用いて行なわれる。室温
で数日間経つと反応がほぼ完了し、次いで生成
物を通常の抽出、洗浄および蒸発技術を用いて
常法により単離し、必要ならば再結晶またはク
ロマトグラフイにより精製する。 また、ヒドラジン水和物を用いて通常の方法
により反応を行ない、式中のXが5−(3−ピ
ラゾロン)基を表わす式の化合物を得ること
もできる。 この方法の別の変法を用いて、式中のXがピ
リミドン環を含む二環式系である式の特定化
合物を製造することもできる。たとえば式の
化合物を2−アミノイミダゾリウムスルフエー
トと反応させると式中のXが7−(5−ヒドロ
キシイミダゾ〔1,2−a〕ピリミジン)基を
表わす式で表わされる化合物が得られる。同
様に、2−イミノピペリジンとの反応により、
式中のXが4−オキソ−テトラヒドロピリド
〔1,2−a〕ピリミジン基を表わす化合物が
得られる。 勿論、最終生成物へ簡単な転換反応を行な
い、通常の良く知られた手順に従つて置換基を
導入したりまたは変性したりすることもでき
る。たとえば塩基の存在下にヨードメタンを用
いてメチル化を行なうことにより、式中のXが
2−アミノ−4−ピリミドである式の化合物
から式中のXが2−アミノ−3−メチル−4−
ピリミドンである相当する化合物を製造するこ
とができる。同様にして、式中のXが2−メチ
ル−4−ピリミドンである式の化合物をヨー
ドメタンで処理することにより、式中のXが
2,3−ジメチル−4−ピリミドである相当す
る化合物が得られる。 式で表わされるケトエステル出発物質は、
通常の手順により相当する(1,4−ジヒドロ
ピリジン−2−イル)メトキシアルカン酸から
製造される。すなわち、我々が用いた1つの経
路は、酸のイミダゾリド誘導体を2,2−ジメ
チル−1,3−ジオキサン−4,6−ジオンと
水素化ナトリウムとから製造されるナトリウム
塩と反応させることである。低級アルカノール
中で加熱することにより生成物の開環を行な
い、所望のケトエステルを得る。式aで表わ
されるアミジンおよびグアニジンは公知化合物
である。 (d) 他の方法において、式中のXが1−(2−ア
ミノ−4−イミダゾロン)基を表わす化合物
は、次式: (式中、R、R1、R2、R4およびYは上述し
た定義のものである。)で表わされる化合物と
アンモニアとから製造される。反応は式の化
合物をメタノール性アンモニアの飽和溶液へ加
えることにより容易に行なわれる。室温で数時
間後、溶媒を蒸発して所望の生成物を得る。 式で表わされる出発物質は、相当する2−
〔(N−アルコキシカルボニルメチル)アミノ〕
アルコキシメチル−1,4−ジヒドロピリジン
をクロロホルム中室温にて数時間臭化シアンと
反応させることにより得られる。 (e) 別の方法において、式中のXが1−(イミダ
ゾリジン−2,4−ジオン)基または1−(4
−アミノ−2−イミダゾロン)基であつて3−
または5−位が低級アルキル基で置換されても
よい基を表わす化合物は、次式: (式中、R、R1、R2およびYは上述した定
義のものを表わし、R6は各々独立してHまた
は炭素原子数1〜4のアルキル基を表わし、Q
はCO2(炭素原子数1〜4のアルキル)基また
はCNを表わす。)で表わされる化合物と塩基
との反応で製造される。 塩基で触媒された閉環反応は容易に起こり、
たとえば水素化ナトリウムを低級アルカノール
中の式の化合物の懸濁液へ添加し室温で1〜
2時間攪拌することにより都合良く行なわれ
る。溶媒を除去し、常法にしたがつて生成物を
精製する。式中の各R6が水素原子を表わし、
QがCO2C2H5を表わす式で表わされる化合
物を塩基と反応させると、式中のXがイミダゾ
リジン−2,4−ジオン−1−イルを表わす式
の化合物が得られる。同様に、式中の各R6
が水素原子を表わしQがCNを表わす化合物の
反応により、式中のXが4−アミノ−2−イミ
ダゾロン−1−イルを表わす式の化合物が得
られる。 QがCO2(炭素原子数1〜4のアルキル)基
を表わす式のウレア出発物質は、本出願人が
出願した係属中のヨーロツパ特許出願第
843014523号に記載したように、相当する2−
〔(N−アルコキシカルボニルメチル)アミノ〕
アルコキシメチル)−ジヒドロピリジンをイソ
シアネートと反応させることにより得られる。 QがCNを表わす式の化合物は、相当する
2−〔(N−シアノメチル)アミノ〕アルコキシ
メチル−1,4−ジヒドロピリジンをイソシア
ネートと反応させることにより得られる。 (f) 式中のXが1−(5−アミノ−2−イミダゾ
ロン)または1−(イミダゾリジン−2,5−
ジオン)基を表わす式の化合物は、上述の(d)
および(e)で記載した方法と同様に、ただし次
式: (式中、R、R1、R2、QおよびYは上述し
た定義のものを表わす。)で表わされる化合物
を出発物質として製造される。 QがCO2(炭素原子数1〜4のアルキル)基
を表わす場合には、式の化合物をメタノール
性アンモニア中で室温にて数時間、一般には一
晩、攪拌して環化すると、式中のXがイミダゾ
リジン−2,5−ジオン−1−イルである生成
物が得られる。 これに代わり、QがCNの場合には、たとえ
ばメタノール中室温にて1時間程度ナトリウム
メトキシドを用いて環化を行なうと、式中のX
が1−(5−アミノ−2−イミダゾロン)基で
ある式で表わされる化合物が得られる。 式で表わされる出発化合物は、相当する2
−(アミノアルコキシメチル)−1,4−ジヒド
ロピリジンをカルボニルジイミダゾールと反応
させ、続いてアミノアセトニトリルと反応させ
て式中のQがCNである式で表わされる化合
物を得るか、またはアルコキシカルボニルメチ
ルイソシアネートと反応させて式中のQがCO2
(炭素原子数1〜4のアルキル)基で表わされ
る化合物を得ることにより製造される。 (g) 式中のXが2−メチル−5−イミダゾロン基
である式で表わされる化合物は、次の反応式
にしたがつて、相当する2−(アミノアルコキ
シメチル)−1,4−ジヒドロピリジンをエチ
ルN−(エトキシカルボニルメチル)アセトイ
ミデートと反応させることにより得られる: 反応は室温で生じ、たとえばエタノールのよ
うな低級アルカノール溶媒中に反応物を溶解し
た液を数時間攪拌することにより都合良く行な
われる。 (h) 式中のXが4−エトキシカルボニル−5−ヒ
ドロキシ−(1H)−1,2,3−トリアゾール
基である式で表わされる化合物は、次式: (式中、R、R1、R2およびYは上述した定
義のものを表わす。)で表わされる相当する2
−アジドアルコキシメチル−1,4−ジヒドロ
ピリジンを、塩基の存在下でジエチルマロネー
トと反応させることにより得られる。反応は、
水素化ナトリウムを加えた低級アルカノール性
溶媒中で反応物を加熱することにより都合良く
行なわれる。反応完了までには一般に還流下で
24時間あれば十分である。生成物を常法にした
がい単離し精製する。 式XIで表わされるアジド出発物質および式X
で表わされるアミンはヨーロツパ特許出願公告
第89167号に記載されている。 (i) 式中のXが2−(1−オキソ−1,3−ジヒ
ドロピロロ〔2,3−b〕ピリジン)基を表わ
す式の化合物は、相当する2−(アミノアル
コキシメチル)−1,4−ジヒドロピリジン
()を、不活性有機溶媒たとえばアセトニト
リル中酸掃去剤たとえば炭酸カリウムの存在下
に2−ブロモメチル−3−エトキシカルボニル
ピリジンと反応させることにより得られる。反
応完了までには還流下で1〜2日必要である。
次いで常法により生成物を単離し精製する。 (j) 式中のXが1−(5−シアノ−3−メチルピ
リミジン−2,4−ジオン)寒基である式の
化合物は、相当する2−(アミノアルコキシメ
チル)−1,4−ジヒドロピリジン()を低
級アルカノール力媒中塩基のこん跡量の存在下
に、2−シアノ−N−エトキシカルボニル−2
−エトキシメチレン−N−メチルアセトアミド
と反応させることにより得られる。一般にメタ
ノール中で2〜3時間還流すれば十分である。 (k) 式中のXが1−(ジヒドロ−ピロール−2,
5−ジオン)基を表わす式の化合物は、相当
する2−(アミノアルコキシメチル)−1,4−
ジヒドロピリジン()を、不活性有機溶媒た
とえばアセトニトリル中で1〜2時間還流しな
がら無水マレイン酸と反応させることにより得
られる。 化合物が細胞内へのカルシウムの移動を抑制す
る能力は、摘出された心臓組織がインビトロにお
けるカルシウムイオン濃度の上昇に対して示す反
応をこれらの化合物が低下させる能力によつて示
される。この試験は、らせん状に切断したラツト
大動脈片を一方は固定し他方は力変換器
(forcetransducer)に連結した状態で固定するこ
とにより行われる。カリウムイオンを45mMの濃
度で含有し、カルシウムを含有しない生理食塩液
の浴にこの組織を浸漬する。塩化カルシウムをピ
ペツトで浴に添加し、2mMの最終カルシウムイ
オン濃度を得る。生じた組織の収縮により起こる
張力の変化を記録する。浴を空にして、新たな食
塩液で置換し、45分後に食塩液中に各被験化合物
が存在した状態で試験を繰り返す。反応を50%低
下させるのに要した化合物の濃度を記録する。 本化合物の降圧活性は、自発性高血圧ラツトま
たは腎臓性高血圧イヌにおいて経口投与後の血圧
降下を測定することによつても評価される。 心臓の状態および高血圧を治療または予防する
際にヒトに投与するためには、本化合物の経口用
量は平均的な成人患者(70Kg)につき1日2〜
100mgの範囲であろう。従つて典型的な成人患者
につき、個々の錠剤またはカプセル剤は一般に有
効化合物1〜10mgを膜剤学的に受容できる賦形剤
またはキヤリヤー中に含有するであろう。静脈内
投与のための用量は、一般に必要に応じ1回当た
り1〜10mgの範囲であろう。実際の使用には医師
が個々の患者に最適であると思われる実際量を決
定するであろう。これはその患者の年令、体重お
よび反応に応じて変わると思われる。上記の用量
は平均的な場合の一例であり、もちろんこれより
も高いかまたは低い用量範囲が有益な個々の例も
あり、このような場合も本発明の範囲に包含され
る。 人体用には式()の化合物を単独で投与する
ことができるが、一般には意図する投与経路およ
び標準的製剤法に関連して選ばれた薬剤学的キヤ
リヤーと混合して投与されるであろう。たとえ
ば、これらはデンプンもしくは乳糖などの賦形剤
を含有する錠剤の形で、または単独のもしくは賦
形剤と混合したカプセル剤もしくは小卵状態
(ovule)でまたは矯味矯臭剤もしくは着色剤を含
有するエリキシル剤または懸濁剤の形で経口投与
できる。これらは非経口的に、たとえば静脈内、
筋肉内または皮下に投与することもできる。非経
口投与のためにはこれらを無菌水溶液の形で使用
することが最良であり、これは他の物質、たとえ
ば溶液を等張にするのに十分な塩またはグルコー
スを含有していてもよい。 従つて他の観点においては、本発明は、式
()の化合物またはそれらの薬剤学的に受容で
きる付加塩、ならびに薬剤学的に受容できる希釈
剤またはキヤリヤーを含む薬剤組成物を提供す
る。 本発明はヒトにおいて心臓状態の予防または治
療を含む循環器状態の処置に対し、または降圧薬
として用いられる式()の化合物、またはそれ
らの薬剤学的に受容できる付加塩も包含する。 以下の実施例は本発明を説明するものである。 実施例 1 2−アミノ−6−{〔4−(2−クロロフエニル)
−3−エトキシカルボニル−5−メトキシカル
ボニル−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジ
ン−2−イル〕メトキシメチル}−4−ピリミ
ドン エタノール(50ml)中に塩酸グアニジン(0.20
g)、エチル4−{〔4−(2−クロロフエニル)−
3−エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニ
ル−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−2
−イル〕メトキシ}アセトアセテート(0.99g)
および1,5−ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノン−
5−エン(0.30g)が溶解した溶液を5日間室温
で攪拌し、次いで蒸発させる。残渣をクロロホル
ム中に溶かし、2M塩酸、10%炭酸ナトリウム水
溶液および水で洗い、MgSO4で乾燥し、蒸発さ
せる。固形残渣を酢酸エチルから再結晶すると標
記化合物(0.23g)が得られる:m.p.185〜187
℃。実測値:C,56.08;H,5.14;N,11.33。
C23H25ClN4O6の理論値:C,56.50;H,5.15;
N,11.46%。 実施例 2 2−アミノ−6−{〔4−(2,3−ジクロロフ
エニル)−3−エトキシカルボニル−5−メト
キシカルボニル−6−メチル−1,4−ジヒド
ロピリジン−2−イル〕メトキシメチル}−4
−ピリミドン エタノール(30ml)中にエチル4−{〔4−(2,
3−ジクロロフエニル)−3−エトキシカルボニ
ル−5−メトキシカルボニル−6−メチル−1,
4−ジヒドロピリジン−2−イル〕メトキシ}ア
セトアセテート(0.74g)、1,5−ジアザビシ
クロ〔4.3.0〕ノン−5−エン(0.25g)および塩
酸グアニジン(0.14g)が溶解した溶液を5.5時
間還流加熱し、次いで蒸発させる。残渣をクロロ
ホルム中に溶かし、溶液を水、10%炭酸ナトリウ
ム水溶液および水で順次洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し、蒸発させる。残渣を酢酸エチル
中で砕き、得られた沈澱物を集め、ジエチルエー
テルで十分洗う。次いで酢酸エチル/エタノール
から再結晶させ、乾燥すると標記化合物(0.20
g)が得られる:m.p.222〜225℃。実測値;C,
52.10;H,4.56;N,10.54。C23H24Cl2N4O6
理論値:C,52.78;H,4.62;N,10.70%。 実施例 3〜12 次の化合物が、式で表わされる適当な4−
(1,4−ジヒドロピリジン−2−イルメトキシ)
アセトアセテートを式aで表わされる適当なア
ミジンまたはグアニジンと反応させる実施例1ま
たは2で記載した方法(c)の方法により得られる。
【表】
【表】 実施例 12 2−アミノ−6−{〔4−(2,3−ジクロロフ
エニル)−3−エトキシカルボニル−5−メト
キシカルボニル−6−メチル−1,4−ジヒド
ロピリジン−2−イル〕メトキシメチル}−3
−メチル−4−ピリミドン ジメチルホルムアミド(20ml)中に2−アミノ
−6−{〔4−(2,3−ジクロロフエニル)−3−
エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニル−
6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−2−イ
ル〕メトキシメチル}−4−ピリミドン(0.52
g)、ヨードメタン(0.14g)および炭酸カリウ
ム(0.14g)が混合している液を、室温で4日間
攪拌し、次いで蒸発させる。残渣をクロロホルム
と水との間に分配させ、有機相を水で2度洗い、
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、蒸発させる。残
渣を酢酸エチルから結晶化させると標記化合物
(0.23g)が得られる:m.p.202〜205℃。実測
値:C,53.42;H,4.87;N,10.49。
C24H26Cl2N4O6の理論値:C,53.64;H,4.88;
N,10.43%。 実施例 13 実施例12に記載した方法により、出発物質とし
て6−{〔4−(2,3−ジクロロフエニル)−3−
エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニル−
6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−2−イ
ル〕メトキシメチル}−2−メチル−4−ピリミ
ドンを用いると、6−{〔4−(2,3−ジクロロ
フエニル)−3−エトキシカルボニル−5−メト
キシカルボニル−6−メチル−1,4−ジヒドロ
ピリジン−2−イル〕メトキシメチル}−2,3
−ジメチル−4−ピリミドンが得られる。生成物
の融点:153〜158℃。実測値:C,55.66;H,
5.09;N,7.97。C25H27Cl2N3O6の理論値:C,
55.98;H,5.07;N,7.83%。 実施例 14 7−{〔4−(2,3−ジクロロフエニル)−3−
エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニル
−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−2
−イル〕メトキシメチル}−5−ヒドロキシイ
ミダゾ〔1,2−a〕ピリミジン エタノール(40ml)中に2−アミノイミダゾリ
ウムスルフエート(0.52g)、エチル4−{〔4−
(2,3−ジクロロフエニル)−3−エトキシカル
ボニル−5−メトキシカルボニル−6−メチル−
1,4−ジヒドロピリジン−2−イル〕メトキ
シ}アセトアセテート(1.50g)および1,5−
ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノン−5−エン(1.06
g)が混合している液を3.5時間還流加熱し、次
いで蒸発させる。残渣をクロロホルムと水との間
に分配させ、有機相を3回水で洗い、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、蒸発させる。残渣をシリカ
ゲル(3g)を用いたクロマトグラフイにかけ、
クロロホルムと0〜1容量%メタノールで溶出し
て精製する。適当なフラクシヨンを集め、これを
蒸発させ、残渣を酢酸エチルから晶出させると標
記化合物(0.28g)が得られる:m.p.187〜188
℃。実測値:C,5.4.48;H,4.64;N,10.42。
C25H24Cl2N4O6の理論値:C,54.85;H,4.42;
N,10.24%。 実施例 15 出発物質として2−イミノピペリジンを用いて
実施例14に記載の方法により次の化合物が得られ
る。
【表】 実施例 16 5−{〔4−(2−クロロフエニル)−3−エトキ
シカルボニル−5−メトキシカルボニル−6−
メチル−1,4−ジヒドロピリジン−2−イ
ル〕メトキシメチル}−3−ピラゾロン エタノール(20ml)中にエチル4−{〔4−(2−
クロロフエニル)−3−エトキシカルボニル−5
−メトキシカルボニル−6−メチル−1,4−ジ
ヒドロピリジン−2−イル〕メトキシ}アセトア
セテート(0.50g)およびピドラジン水和物
(0.50g)が溶解した溶液を室温で4日間保持し、
次いで蒸発させる。残渣をシリカゲル(1.0g)
を用いたクロマトグラフイにかけ、ジクロロメタ
ンと0〜5容量%メタノールで溶出して精製す
る。適当なフラクシヨンを集め、これを蒸発さ
せ、残渣を酢酸エチルから晶出させると、標記化
合物(0.18g)が得られる;m.p.207℃。実測
値:C,57.11;H,5.15;N,9.19。
C22H24ClN3O6の理論値:C,57.20;H,5.24;
N,9.10%。 実施例 17 2−アミノ−1−<2−{〔4−(2,3−ジク
ロロフエニル)−3−エトキシカルボニル−5
−メトキシカルボニル−6−メチル−1,4−
ジヒドロピリジン−2−イル〕メトキシ}エチ
ル>−4−イミダゾロン 飽和メタノール性アンモニア(10ml)中に2−
{2−〔(N−シアノ−N−エトキシカルボニルメ
チル)アミノ〕エトキシメチル}−4−(2,3−
ジクロロフエニル)−3−エトキシカルボニル−
5−メトキシカルボニル−6−メチル−1,4−
ジヒドロピリジン(0.70g)が溶解した液を室温
で16時間攪拌し、次いで蒸発させる。固形残渣を
エタノールから再結晶すると、半水和物形の標記
化合物(0.46g)が得られる。m.p.134〜138℃。
実測値:C,51.83;N,5.27;N,10.02。
C23H26Cl2N4O6−0.5H2Oの理論値:C,51.68;
H,5.06;N,10.48%。 実施例 18 実施例17の方法にしがたつて、出発物質として
4−(2−クロロフエニル)−2−{2−(N−シア
ノ−N−エトキシカルボニルメチル)アミノ〕エ
トキシメチル}−3−エトキシカルボニル−5−
メトキシカルボニル−6−メチル−1,4−ジヒ
ドロピリジンを用いて、2−アミノ−1−〈2−
{〔4−(2−クロロフエニル)−3−エトキシカル
ボニル−5−メトキシカルボニル−6−メチル−
1,4−ジヒドロピリジン−2−イル〕メトキ
シ}−エチル〉−4−イミダゾロンが得られる。生
成物は半水和物形の特徴を示す:m.p.110〜113
℃。実測値:C,55.45;H,5.56;N,11.20。
C23H27ClN4O6−0.5H2Oの理論値;C,55.20;
H,5.60;N,11.20%。 実施例 19 1−〈2−{〔4−(2−クロロフエニル)−3−
エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニル
−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−2
−イル〕メトキシ}エチル〉イミダゾリジン−
2,5−ジオン メタノール(1ml)と、880アンモニア水(2
ml)中に1−〈2−{〔4−(2−クロロフエニル)
−3−エトキシカルボニル−5−メトキシカルボ
ニル−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−
2−イル〕メトキシ}エチル〉−3−(エトキシカ
ルボニルメチル)ウレア(1.08g)が溶解した液
を室温で16時間攪拌し、次いで蒸発させる。残渣
をシリカ(2.5g)を用いたクロマトグラフイに
かけ、クロロホルムと0〜4%V/Vメタノール
で溶出して精製する。適当なフラクシヨンを集
め、蒸発させ、酢酸エチルとアセトンの混合物か
ら固形残渣を再結晶すると標記化合物(0.20g)
が得られる:m.p.140℃。実測値:C,56.17;
H,5.64;N,8.45。C23H26ClN3O7の理論値:
C,56.15;H,5,38;N,8.54%。 実施例 20 1−〈2−{〔4−(2−クロロフエニル)−3−
エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニル
−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−2
−イル〕メトキシ}エチル〉イミダゾリジン−
2,4−ジオン メタノール(40ml)中に1−〈2−{〔4−(2−
クロロフエニル)−3−エトキシカルボニル−5
−メトキシカルボニル−6−メチル−1,4−ジ
ヒドロピリジン−2−イル〕メトキシ}エチル〉
−1−(メトキシカルボニルメチル)ウレア
(0.52g)が懸濁した液へ、水素化ナトリウム
(60mg;80%油中分散液)を加え、この混合物を
室温で1時間攪拌する。反応混合物を蒸発させ、
残渣を酢酸エチルと水との間に分配させる。有機
相をMgSO4で乾燥し、蒸発させ、残渣をジエチ
ルエーテル中で砕く。得られた固形物を集め、ジ
エチルエーテルで洗い、乾燥すると、標記化合物
(0.41g)が得られる:m.p.105〜107℃(分解)。
実測値:C,56.20;H,5.50;N,8.36。
C23H26ClN3O7の理論値:C,56.16;H,5.33;
N,8.54%。 実施例 21〜27 次の化合物が、式で表わされる適当な出発物
質を用いて実施例20の方法により得られ、これら
は表中に示す形態上の特徴を有する。
【表】
【表】 実施例 28 1−〈2−{〔4−(2−クロロフエニル)−3−
エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニル
−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−2
−イル〕メトキシ}エチル〉−2−メチル−5
−イミダゾロン エタノール(20ml)中に2−(2−アミノエト
キシ)メチル−3−エトキシカルボニル−5−メ
トキシカルボニル−6−メチル−1,4−ジヒド
ロピリジン(1.02g)とエチルN−(エトキシカ
ルボニルメチル)アセトイミデート(0.43g)が
溶解している液を室温で16時間攪拌し、次いで蒸
発させる。残渣をシリカ(10g)を用いたクロマ
トグラフイにかけ、ジクロロメタンと0〜5%
V/Vメタノールで溶出して精製する。適当なフ
ラクシヨンを集めて蒸発させると標記化合物
(0.07g)が得られる:m.p.167〜169℃。実測
値:C,58.30;H,5.79;N,8.55。
C24H28ClN3O6の理論値:C,58.83;H,5.72;
N,8.58%。 実施例 29 1−〈2−{〔4−(2−クロロフエニル)−3−
エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニル
−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−2
−イル〕メトキシ}エチル〉−2−ピリドン テトラヒドロフラン(30ml)中に1−(2−ヒ
ドロキシエチル)−2−ピリドン(6.15g)が溶
解した液をテトラヒドロフラン(30ml)に水素化
ナトリウム(3.0g;80%油中分散液)が懸濁し
た液へ45分間かけて加える。混合物を室温で1時
間攪拌し、テトラヒドロフラン(20ml)にエチル
4−クロロアセトアセテート(8.23g)が溶解し
た液を3時間かけて滴加し、次いで室温で16時間
攪拌する。反応混合物をエタノール(10ml)で処
理し、濃塩酸(10ml)へ注加し、酢酸エチルで抽
出する。酢酸エチル抽出液をMgSO4で乾燥し蒸
発させると、褐色油状物のエチル4−〔2−(2−
ピリドン−1−イル)エトキシ〕アセトアセテー
トが得られ、これはNMRによると純度75%であ
る。この粗生成物(5.4g)と酢酸アンモニウム
(1.50g)がエタノール(20ml)中に溶解してい
る液を30分間50℃に加熱し、メチル2−(2−ク
ロロベンジリデン)アセトアセテート(3.57g)
で処理し、混合物を3時間還流加熱する。反応混
合物を蒸発させ、残渣をトルエン中に溶かし、
2M塩酸で洗い、MgSO4で乾燥し、蒸発させる。
残渣をシリカ(50g)を用いたクロマトグラフイ
ーにかけ、石油エーテル(b.p.40〜60℃)と70〜
100%V/Vジクロロメタンで溶出して精製する。
適当なフラクシヨンを集めて蒸発させると、標記
化合物(0.15g)が得られる:m.p.114〜115℃。
実測値:C,61.66;H,5.55;N,5.75。
C25H27ClN2O6の理論値:C,61.37;H,5.65;
N,5.70%。 実施例30および31 次の化合物が、式およびで表わされる適当
な出発物質を用いて実施例29の方法により得ら
れ、これらは表中に示す形態上の特徴を示す。
【表】
【表】 実施例 32 1−〈2−{〔4−(2−クロロフエニル)−3−
エトキシカルボニル−5−メメトキシカルボニ
ル−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−
2−イル〕メトキシ}エチル〉−4−エトキシ
カルボニル−5−ヒドロキシ−(1H)−1,2,
3−トリアゾール エタノール(80ml)中に2−(2−アジドエト
キシ)メチル−4−(2−クロロフエニル)−3−
エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニル−
6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン(2.17
g)、マロン酸ジエチル(4.00g)および水素化
ナトリウム(0.75g;80%油中分散液)が混合さ
れた液を16時間還流加熱し、次いで蒸発させる。
残渣を0.1M塩酸と酢酸エチルとの間に分配させ、
有機相を水で洗い、Na2SO4で乾燥し、蒸発させ
る。残渣をエーテル中で砕き、得られた固形物を
集め、シリカ(30g)を用いたクロマトグラフイ
にかけ、ジクロロメタンと0〜5%V/Vメタノ
ールで溶出して精製する。適当なフラクシヨンを
集めて蒸発させると、標記化合物(0.89g)が得
られる:m.p.121〜124℃。実測値:C,55.01;
H,5.49;N,10.07。C25H29ClN4O8の理論値:
C,54.69;H,5.32;N,10.21%。 実施例 33 2−〈2−{〔4−(2,3−ジクロロフエニル)
−3−エトキシカルボニル−5−メトキシカル
ボニル−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジ
ン−2−イル〕メトキシ}エチル〉−1−オキ
ソ−1,3−ジヒドロピロロ〔2,3−b〕ピ
リジン アセトニトリル(30ml)中に2−(2−アミノ
エトキシ)メチル−4−(2,3−ジクロロフエ
ニル)−3−エトキシカルボニル−5−メトキシ
カルボニル−6−メチル−1,4−ジヒドロピリ
ジン(0.50g)、2−ブロモメチル−3−エトキ
シカルボニルピリジン(0.31g)および炭酸カリ
ウム(0.56g)が混合されている液を41時間還流
加熱し、過し、蒸発させる。残渣をシリカ(10
g)を用いたクロマトグラフイにかけ、ジクロロ
メタンと0〜5%V/Vメタノールで溶出して精
製する。適当なフラクシヨンを集めて蒸発させ、
残渣をエーテル中で砕く。得られた固形物を集
め、エーテルで洗い、乾燥すると、標記化合物
(0.22g)が得られる:m.p.147〜149℃。実測
値:C,57.96;H,5.07;N,7.47。
C27H27Cl2N3O6の理論値:C,57.86;H,4.86;
N,7.50%。 実施例 34 5−シアノ−1−〈2−{〔4−(2−クロロフエ
ニル)−3−エトキシカルボニル−5−メトキ
シカルボニル−6−メチル−1,4−ジヒドロ
ピリジン−2−イル〕メトキシ}エチル〉−3
−メチルピリミジン−2,4−ジオン トリエチルアミン1滴を含むメタノール(2
ml)中に、2−(2−アミノエトキシ)メチル−
4−(2−クロロフエニル)−3−エトキシカルボ
ニル−5−メトキシカルボニル−6−メチル−
1,4−ジヒドロピリジン(0.82g)および2−
シアノ−N−エトキシカルボニル−2−エトキシ
メチレン−N−メチルアセトアミド(0.5g)が
溶解した液を2時間還流加熱し、トルエン(5
ml)で希釈し、蒸発させる。残渣をシリカ(5
g)を用いたクロマトグラフイにかけ、トルエン
と0〜100%V/Vクロロホルムで溶出して精製
する。適当なフラクシヨンを集めて蒸発させて、
残渣を酢酸エチルとジエチルエーテルの混液から
結晶化する。得られた固形物を集め、アセトンと
ジイソプロピルエーテルの混液から再結晶させる
と標記化合物(0.25g)が得られる:m.p.155〜
156℃。実測値:C,57.46:H,5.09;N,
10.13。C26H27ClN4O7の理論値:C,57.50;H,
5.03;N,10.32%。 実施例 35 1−〈2−{〔4−(2−クロロフエニル)−3−
エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニル
−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−2
−イル〕メトキシ}エチル〉マレイミド アセトニトリル(2ml)中に2−(2−アミノ
エトキシ)メチル−4−(2−クロロフエニル)−
3−エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニ
ル−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン
(0.82g)および無水マレイン酸(0.25g)が溶
解した液を50分間還流加熱し、無水酢酸(1ml)
で処理する。 これをさらに1時間還流加熱し、メタノール
(2ml)で希釈し、さらに20分間還流加熱し、蒸
発させる。残渣を酢酸エチルと10%炭酸ナトリウ
ム水溶液間に分配させ、有機相をNa2CO3で乾燥
して蒸発させる。残渣をシリカ(3g)を用いた
クロマトグラフイにかけ、トルエンと0〜100%
V/Vクロロホルムで溶出して精製する。適当な
フラクシヨンを集めて蒸発させ、残渣をジエチル
エーテル中で砕く。得られた固形物を集めてアセ
トンとジイソプロピルエーテルの混液から再結晶
すると、標記化合物(0.18g)が得られる:m.
p.140〜141℃。実測値:C,58.77;H,5.16;
N,5.85。C24H25ClN2O7の理論値:C,58.95;
H,5.15;N,5.73%。 実施例 36 次の成分を配合して錠剤とする: mg/錠 いずれかの実施例の生成物 10 リン酸二カルシウム 120 ステアリン酸マグネウム 1.8 ラウリル硫酸ナトリウム 0.2 成分を十分混合し、圧縮し、造粒し、再度圧縮
して所望の径の錠剤とする。 実施例 37 次の成分を配合してカプセル剤とする: mg/カプセル いずれかの実施例の生成物 10 トウモロコシ澱粉 127 セルロース(微結晶) 127 ステアリン酸マグネシウム 5.4 ラウリル硫酸ナトリウム 0.6 各成分を十分混合し、適当な大きさの硬質ゼラ
チンカプセルへ充填して成分を含有させる。 製造例 1 エチル4−{〔4−(2−クロロフエニル)−3−
エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニル
−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−2
−イル〕メトキシ}アセトアセテート テトラヒドロフラン(60ml)中に2−{〔4−
(−クロロフエニル)−3−エトキシカルボニル−
5−メトキシカルボニル−6−メチル−1,4−
ジヒドロピリジン−2−イル〕メトキシ}酢酸
(4.24g)が溶解している液をカルボニルジイミ
ダゾール(1.70g)とともに氷冷処理し、この混
合物を2.25時間0℃で攪拌する。ジメチルホルム
アミド中に2,2−ジメチル−1,3−ジオキサ
ン−4,6−ジオンのナトリウム塩が溶解してい
る液〔ジメチルホルムアミド(30ml)中に2,2
−ジメチル−1,3−ジオキサン−4,6−ジオ
ン(1.44g)と水素ナトリウム(0.30g;80%油
中分散液)が混合している液を30分間氷冷しなが
ら攪拌することにより製造〕へ10分間かけて前記
溶液を滴加し、混合物を室温で16時間攪拌し、次
いで蒸発させる。残渣をジクロロメタンに溶解さ
せ、1M塩酸と水で2度洗い、MgSO4で乾燥し、
蒸発させる。残留油状物(6g)をエタノール
(50ml)中に溶かし、この溶液を6時間加熱還流
し蒸発させる。残渣をジエチルエーテルに溶か
し、10%炭酸ナトリウム水溶液で2度飽和塩化ナ
トリウム水溶液で1度洗浄し、MgSO4で乾燥し、
蒸発させる。残渣をシリカ(30g)を用いたクロ
マトグラフイにかけ、ヘキサンと5〜15%V/V
酢酸エチルで溶出して精製する。適当なフラクシ
ヨンを集めて蒸発させ、残渣をエタノールから晶
出させると、標記化合物(1.5g)が得られる:
m.p.88〜89℃。実測値:C,58.18;H,5.78;
N,2.85。C24H28ClNO5の理論値:C,58.36;
H,5.71;N,2.84%。 製造例 2 エチル4−{〔4−(2,3−ジクロロフエニル)
−3−エトキシカルボニル−5−メトキシカル
ボニル−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジ
ン−2−イル〕メトキシ}アセトアセテート ジクロロメタン(200ml)中にカルボニルジイ
ミダゾール(5.20g)および2−{〔4−(2,3
−ジクロロフエニル)−3−エトキシカルボニル
−5−メトキシカルボニル−6−メチル−1,4
−ジヒドロピリジン−2−イル〕メトキシ}酢酸
(14.00g)が溶解している液を、窒素雰囲気下室
温にて2時間攪拌し、次いでジクロロメタン
(200ml)中にピリジン(2.40g)および2,2−
ジメチル−1,3−ジオキサン−4,6−ジオン
(4.56g)が溶解している液へ8分間かけて添加
する。混合物を室温で2.5時間攪拌し、水、氷冷
2.5M塩酸、飽和ブラインの順で連続して洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、蒸発させる。残
渣をエタノール(200ml)中に溶かし、この溶液
を2.75時間還流加熱して蒸発させる。残渣をジエ
チルエーテル中で砕き、得られた固形物を集め、
ジエチルエーテルで洗浄し、乾燥すると、標記化
合物(9.0g)が得られる:m.p.99〜102℃。 製造例 3〜6 製造例1および2の方法により適当な2−(ジ
ヒドロピリジン−2−イルメトキシ)酢酸から次
の化合物を製造する。
【表】 製造例 7 2−{2−〔(N−シアノ−N−エトキシカルボ
ニルメチル)アミノ〕エトキシメチル}−4−
(2−クロロフエニル)−3−エトキシカルボニ
ル−5−メトキシカルボニル−6−メチル−
1,4−ジヒドロピリジン 炭酸水素ナトリウム(0.3g)を含むクロロホ
ルム(10ml)中に4−(2−クロロフエニル)−3
−エトキシカルボニル−2−{2−〔(N−エトキ
シカルボニルメチル)アミノ〕エトキシメチル}
−5−メトキシカルボニル−6−メチル−1,4
−ジヒドロピリジン(1.25g)が溶解した攪拌溶
液中へ臭化シアン(0.35g)を加える。混合物を
室温で20時間攪拌した後、蒸発させる。残渣をジ
エチルエーテル中で砕き、得られた固形物を集
め、ジエチルエーテルで洗い、乾燥すると半水和
物の標記化合物(0.81g)が得られる。m.p.132
〜134℃。実測値:C,56.96;H,5.66;N,
7.94。C25H30ClN3O7・0.5H2Oの理論値:C,
56.76;H,5.86;N,7.94%。 製造例 8 出発物質として4−(2,3−ジクロロフエニ
ル)−3−エトキシカルボニル−2−{2−〔(N−
エトキシカルボニルメチル)アミノ〕エトキシメ
チル}−5−メトキシカルボニル−6−メチル−
1,4−ジヒドロピリジンを用い製造例7の方法
により、2−{2−〔(N−シアノ−N−エトキシ
カルボニルメチル)アミノ〕エトキシメチル}−
4−(2,3−ジクロロフエニル)−3−エトキシ
カルボニル−5−メトキシカルボニル−6−メチ
ル−1,4−ジヒドロピリジンが得られる。生成
物は半水和物形で得られる:m.p.148〜150℃。実
測値:C,53.08;H,5.04;N,7.46。
C25H29Cl2N3O7・0.5H2Oの理論値:C,53.28;
H,5.33;N,7.46%。 製造例 9 1−〈2−{〔4−(2−クロロフエニル)−3−
エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニル−
6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−2−イ
ル〕メトキシ}エチル〉−3−(シアノメチル)ウ
レア 4−(2−クロロフエニル)−3−エトキシカル
ボニル−2−{2−〔N−(1−イミダゾリルカル
ボニル)アミノ〕エトキシメチル}−5−メトキ
シカルボニル−6−メチル−1,4−ジヒドロピ
リジン(0.98g)、アミノアセトニトリル塩酸塩
(0.30g)およびN−メチルモルホリン(0.44g)
の溶液を20時間室温で攪拌し、その後蒸発させ
る。残渣をシリカ(10g5を用いたクロマトグラ
フイにかけ、ジクロロメタンと0〜5%v/vメ
タノールで溶出して精製する。適当なフラクシヨ
ンを集めて蒸発させ、固形残渣をエタノールから
再結晶させると半水和物形の標記化合物(0.50
g)が得られる:m.p.145〜147℃。実測値:C,
55.34;H,5.84;N,11.33。C23H27ClN4O6
0.5H2Oの理論値:C,55.25;H,5.60N,11.21
%。 製造例 10 4−(2−クロロフエニル)−3−エトキシカル
ボニル−2−{2−〔N−(1−イミダゾリルカ
ルボニル)アミノ〕エトキシメチル}−5−メ
トキシカルボニル−6−メチル−1,4−ジヒ
ドロピリジン テトラヒドロフラン(500ml)中に2−(2−ア
ミノエトキシ)メチル−4−(2−クロロフエニ
ル)−3−エトキシカルボニル−5−メトキシカ
ルボニル−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジ
ン(20.4g)、カルボニルジイミダゾール(8.9
g)およびN−メチルモルホリン(20ml)が溶解
している液を2時間室温で攪拌し、次いで蒸発さ
せる。残渣を酢酸エチルと水との間に分配させ、
有機相を水で洗い、Na2SO4で乾燥し、蒸発させ
る。固形残渣をジエチルエーテルで洗い乾燥する
と、標記化合物(16.6g)が得られる:m.p.149
〜151℃。実測値:C,57.35;H,5.54;N,
1.122。C24H27ClN4O6の理論値:C,57.54;H,
5.43;N,11.18%。 製造例 11 1−〈2−{〔4−(2−クロロフエニル)−3−
エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニル
−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−2
−イル〕メトキシ}エチル〉−1−(シアノメチ
ル)ウレア アセトニトリル(40ml)中に2−(2−アミノ
エトキシ)メチル−4−(2−クロロフエニル)−
3−エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニ
ル−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン
(4.08g)、クロロアセトニトリル(1.20g)およ
び炭酸カリウム(1.20g)が混合している液を16
時間還流加熱し、次いで蒸発させる。残渣をジエ
チルエーテル中で砕き、得られた固形物を乾燥
し、シリカ(40g)を用いたクロマトグラフイに
かけ、ジクロロメタンと0〜5%v/vメタノー
ルで溶出して精製する。適当なフラクシヨンを集
めて蒸発させると、4−(2−クロロフエニル)−
2−〔2−(N−シアノメチル)アミノ.エトキ
シ〕メチル−3−エトキシカルボニル−5−メト
キシカルボニル−6−メチル−1,4−ジヒドロ
ピリジン粗生成物(2.0g)が得られる。水(15
ml)とジオキサン(15ml)中に前記生成物(1.0
g)と、シアン酸カリウム(0.35g)が溶解した
液へ酢酸(0.5g)を加え、混合物を16時間室温
で攪拌した後、蒸発させる。残渣を酢酸エチルと
水との間に分配させ、有機相をNa2SO4で乾燥
し、蒸させる。残渣をシリカ(10g)を用いたク
ロマトグラフイにかけ、ジクロロメタンと0〜5
%v/vメタノールで溶出して精製する。適当な
フラクシヨンを集め蒸発させると、標記化合物
(53mg)が得られる:m.p.190〜191℃。実測値:
C,56.34;H,5.80;N,10.99。C25H27ClN4O6
の理論値:C,56.27;H,5.50;N,11.42%。 製造例 12 2−(2−アミノエトキシ)メチル−4−(2,
3−ジクロロフエニル)−3−エトキシカルボニ
ル−5−メトキシカルボニル−6−メチル−1,
4−ジヒドロピリジンを出発物質とし、製造例11
に記載の方法により、1−〈2−{〔4−(2,3−
ジクロロフエニル)−3−エトキシカルボニル−
5−メトキシカルボニル−6−メチル−1,4−
ジヒドロピリジン−2−イル〕メトキシ}エチ
ル〉−1−(シアノメチル)ウレアを製造する。生
成物は発泡体状である。Rf(シリカ;クロロホル
ム、メタノール、水酸化アンモニウム;80:20:
1)0.7。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式: (式中、 Rはアリールまたはヘテロアリール基を表わ
    し、 R1およびR2は各々独立して炭素原子数1〜4
    のアルキル基または2−メトキシエチル基を表わ
    し、 Xは水酸基またはオキソ基1個以上で置換さ
    れ、場合により別の5−または6員窒素含有複素
    環式環に融合してもよい5−または6員窒素含有
    複素環式環を表わし、該複素環式環または別の融
    合複素環式環は場合によりさらに1個以上の炭素
    原子数1〜4のアルキル基、フエニル基、CN、
    N(R32、(CH2nCO2R3または(CH2nCON
    (R32により置換されてもよく、その際各R3は独
    立してHもしくは炭素原子数1〜4のアルキル基
    を表わすか、または2個のR3がこれらが結合す
    る窒素原子と一緒になつてピロリジニル、ピペリ
    ジノ、モルホリノ、ピペラジニルまたはN−(炭
    素原子数1〜4のアルキル)−ピペラジニル基を
    表わし、mは0または1を表わし、 Yは−(CH2o−、−CH2CH(CH3)−または−
    CH2C(CH32−を表わし、 nは、Xが環炭素原子を介してYに結合する場
    合1〜3を表わし、またXが環窒素原子を介して
    Yに結合する場合2もしくは3を表わす。) で表わされる1,4−ジヒドロピリジン化合物お
    よびその薬剤学的に受容できる塩。 2 式中、Rがアリール基を表わし、該アリール
    基は未置換またはニトロ、ハロゲン原子、炭素原
    子数1〜4のアルキル、炭素原子数1〜4のアル
    コキシ、ヒドロキシ、トリフルオロメチルおよび
    シアノ基から各々独立して選択された置換基1個
    もしくは2個で置換されたフエニル基、または1
    −もしくは2−ナフチル基を表わすか;またはR
    がヘテロアリール基を表わし、該ヘテロアリール
    基はベンゾフラニル基;ベンゾチエニル基;場合
    によりメチル、メチルチオ、シアノもしくはハロ
    ゲン原子で場合により置換されてよいピリジル
    基;キノリル基;ベンゾオキサゾリル基;ベンゾ
    チアゾリル基;フリル基;ピリミジニル基;チア
    ゾリル基、2,1,3−ベンゾオキサジアゾール
    −4−イル基;2,1,3−ベンゾチアゾール−
    4−イル基または場合によりハロゲン原子もしく
    は炭素原子数1〜4のアルキルにより一置換され
    てもよいチエニル基を表わす特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。 3 式中のRが2−クロロフエニル基または2,
    3−ジクロロフエニル基を表わす特許請求の範囲
    第2項記載の化合物。 4 式中のXが2−、4−または5−イミダゾロ
    ン、3−ピラゾロン、ピロリン−2,5−ジオ
    ン、イミダゾリジン−2,4−ジオン、2−ピリ
    ドン、3−ピペラジノン、4−ピリミドン、ピリ
    ミジン−2,4−ジオン、5−ヒドロキシ−
    (1H)−1,2,3−トリアゾールまたは1−オ
    キソ−1,3−ジヒドロピロロ[2,3b]ピリ
    ジンであり、これらの基のいずれもが場合により
    アミノ、低級アルキル、カルバモイルまたはCN
    基で置換されていてよい特許請求の範囲第1項〜
    第3項のいずれか1項に記載の化合物。 5 式中のXが1−(2−アミノ−4−イミダゾ
    ロン)、1−(イミダゾリジン−2,4−ジオン)、
    1−(4−アミノ−2−イミダゾロン)、2−(1
    −オキソ−1,3−ジヒドロピロロ[2,3b]
    ピリジン)、6−(2−アミノ−4−ピリミドン)
    または6−(23−ジメチル−4ピリミドンである
    特許請求の範囲第4項記載の化合物。 6 式中のR1がCH3であり、R2がC2H5である特
    許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に記
    載の化合物。 7 式中のYが−(CH2oであり、nが1または
    2である特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれ
    か1項に記載の化合物。 8 2−アミノ−1−{2−〈[4−(2,3−ジク
    ロロフエニル)−3−エトキシカルボニル−5−
    メトキシカルボニル−6−メチル−1,4−ジヒ
    ドロピリジン−2−イル]メトキシ〉エチル}−
    4−イミダゾロン; 1−{2−〈[4−(2,3−ジクロロフエニル)
    −3−エトキシカルボニル−5−メトキシカルボ
    ニル−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−
    2−イル]メトキシ>エチル}−イミダゾリジン
    −2,4−ジオン; 4−アミノ−1−{2−〈[4−(2,3−ジクロ
    ロフエニル)−3−エトキシカルボニル−5−メ
    トキシカルボニル−6−メチル−1,4−ジヒド
    ロピリジン−2−イル]メトキシ〉エチル}−2
    −イミダゾロン; 2−{2−〈4−(2,3−ジクロロフエニル)−
    3−エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニ
    ル−6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−2
    −イル]メトキシ〉エチル}−1−オキソ−1,
    3−ジヒドロピロロ[2,3−b]ピリジン; 6−{[4−(2,3−ジクロロフエニル)−3−
    エトキシカルボニル−5−メトキシカルボニル−
    6−メチル−1,4−ジヒドロピリジン−2−イ
    ル]メトキシメチル}−2,3−ジメチル−4−
    ピリミドン;または 2−アミノ−6−{[4−(2,3−ジクロロフ
    エニル)−3−エトキシカルボニル−5−メトキ
    シカルボニル−6−メチル−1,4−ジヒドロピ
    リジン−2−イル]メトキシメチル}−4−ピリ
    ミドン; である特許請求の範囲第1項記載の化合物。
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