JPH03218337A - 液晶化合物 - Google Patents

液晶化合物

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JPH03218337A
JPH03218337A JP2012006A JP1200690A JPH03218337A JP H03218337 A JPH03218337 A JP H03218337A JP 2012006 A JP2012006 A JP 2012006A JP 1200690 A JP1200690 A JP 1200690A JP H03218337 A JPH03218337 A JP H03218337A
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良彦 相原
Tadaaki Isozaki
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Hiroyuki Mogamiya
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、強誘電性力イラルスメクチック液晶化台物を
提供するものであり、該液晶化合物は電界への応答を利
用した表示素子や電気光学素子に使用される液晶化合物
に関するものである。
さらに、本発明は三つの安定した分子配向状態を示す強
誘電性液晶化合物に関する。該液晶化合物は電界への応
答を利用した表示素子や電気光学素子に使用されるもの
である。特に、該液晶化合物は氷点下の温度にて王安定
状態相を示し、氷点下の温度にて駆動する表示素子や電
気光学素子に使用されるものである。
〔従来技術〕
液晶を用いた電気光学装置としては、DSM形、TN形
、G−H形、STN形などのネマチック液晶を用いた電
気光学装置が開発され実用化されている。しかしながら
、このようなネマチック液晶を用いたものはいずれも応
答速度が数mから数十m secと極めて遅いという欠
点を有するため、その応用分野に制約がある。ネマチッ
ク液晶を用いた素子の応答速度がおそいのは分子を動か
すトルクが基本的に誘電率の異方性に基づいているため
、その力があまり強くないためである。このような背景
の中で、自発分極(Ps)を持ち、トルクがPsXE(
Eは印加電界)に基づいているため、その力が強く、数
μS−2 ecから数+μsecの高速応答が可能な強誘電性液晶
がM eyerらにより開発され( L e J ou
rnalda Physique, 36巻, 197
5, L−69)、又、特開昭63−307837号に
は、さらに新しい強誘電性液晶が開示されているが後述
する″三状態”についての開示は少ない。
強誘電性液晶を用いた高速電気光学装置が既にいくつか
提案されている。
代表例を挙げれば、壁面の力でねじれ構造を解き壁面と
平行となった2つの分子配向を印加電界の極性により変
化させるものである(例えば特開昭56−107216
号参照)。
前記のものは、第1図の電界応答波形に示すような理想
の二状態を呈する化合物の存在を前提にしたものである
。しかしながら、現実は前記の理想の二状態を呈する化
合物は発見されておらず、これまでに合成された二状態
液晶の電界応答波形は第2図のようになってしまい,第
1図のような応答波形は得られていない。第2図のよう
な応答波形を示すものを例えば光のス−3− イッチング回路に利用しようとすると、印加電圧がeか
ら■側に変化するにつれて徐々に透過率が変化する形で
あるため、単純にON, OFFの印加電圧変化では充
分目的を果すことができないのが実状である。さらにこ
れまで合成されている二状態液晶は無電界時のS”c相
段階において理想の分子配向状態であるモノドメイン状
態をつくることが難しく、ディスクリネーション(欠陥
)を生じたり、ツイストとよばれる分子配向の乱れを生
ずる。そのため大面積で前記理想の2状態配向を実現す
ることは困難である。さらに、閾値(輝度が所定値変化
する電圧)が低いので、ダイナミック駆動を行った場合
にコントラストが低下したり、視野角範囲が狭くなった
りする。また、これまでに合成された二状態液晶は第1
図のようなヒステリシスを示すことができず、第2図の
ようなヒステリシスしか示せないためメモリー効果がな
い。したがって、液晶に安定なSIc相における応答を
保持させるためには、第2図のυ3の電圧を印加しつづ
け−4− るか、あるいは高周波をかけつづけておかなければなら
ず、いずれにしてもエネルギーロスが大きい。
結局、強誘電性液晶で得られる印加電界と分子配向の強
い結合を効果的に利用した高速液晶電気光学装置が望ま
れているものの、従来の強誘電性液晶電気光学装置では
、まだ多くの問題が残されているのが実状である。
そこで、本発明では、無電界で明暗コントラストのはっ
きりした安定な分子配向状態を実現し、明確な閾値特性
と第3図に示したような明確なヒステリシスを出現させ
、また容易にダイナミック鄭動を実現し、さらに高速応
答を可能とした三状態を利用した液晶電気光学装置にお
いて使用できる新規液晶化合物を提供することを目的と
するものである。
〔目  的〕
本発明の目的は、キラルスメクチック相を示す強誘電性
液晶および従来の双安定状態相であるキラルスメクティ
ックC相(S”c相)とは異−5− なる、全く新しい王状態を有する新規な強誘電性液晶を
提供する点にある。
前記「三状態を有する」とは第一の電極基板と所定の間
隙を隔てて配置されている第二の電極基板の間に強誘電
性液晶が挾まれてなる液晶電気光学装置において、前記
第一及び第二の電極基板に電界形成用の電圧が印加され
るよう構成されており、第4図Aで示される三角波とし
て電圧を印加したとき、第4図Dのように前記強誘電性
液晶が、無電界時に分子配向が第一の安定状態(第4図
Dの■)を有し、かつ、電界印加時に一方の電界方向に
対し分子配向が前記第一の安定状態とは異なる第二の安
定状態(第4図Dの■)を有し、さらに他方の電界方向
に対し前記第一及び第二の安定状態とは異なる第三の分
子配向安定状態(第4図Dの■)を有することを意味す
る。なお、この三安定状態すなわち三状態を利用する液
晶電気光学装置については本出願人は特願昭63−70
212号として出願している。
−6− これに対して、『市販のネマチック液晶」やこれまでに
合成された二状態液晶は、第4図B,Cでみられるとお
り、三つの安定状態を有していない。
この新しい王状態強誘電性液晶は従来のネマティック型
液晶と較べて液晶ディスプレイとしたとき画期的効果を
発揮する。
従来型は、駆動方式がアクティブマトリックス方式とい
う大へん複雑な構造をとる必要があったのに対し、三状
態強誘電性液晶は単純なマトリックス形表示ですむ。こ
のため従来型の場合は生産工程が複雑となり、画面の大
型化は困難であり、製造コストも高いものになるのに対
し、王状態強誘電性液晶の場合は生産工程が簡単であり
、画面も大型化が可能となり、製造コストも安価にでき
るという画期的なものである。
本発明の目的は、この王状態強誘電性を示す新規な液晶
を提供する点にある。
〔本発明の構成〕
本発明は、 ー7一 式、 〔式中、R1は炭素数8〜18のアルキル基、好ましく
は同直鎖アルキル基、とくに好ましくは炭素数9または
10の直鎖アルキル基、R2は炭素数6〜16のアルキ
ル基、好ましくは同直鎖アルキル基、とくに好ましくは
炭素数6〜8の直鎖アルキル基であり、*は光学活性中
心を示す。〕 で表わされる化合物よりなることを特徴とする氷点下の
温度にて三安定状態を示す液晶化合物に関する。
本発明の液晶化合物は単独でも充分使用できるが、本発
明化合物同志を混合したり、他の液晶化合物と混合した
り、あるいは類似構造の化合物と混合したりして、その
液晶の特性を調整しつつ実用に供することができる。
本発明の前記一般式で示す液晶化合物に関する解析の結
果、三安定状態を示すカギは、つぎー8一 のとおりであることが判明した。
(i)  不斉炭素原子に結合しているCF,が最も三
安定状態の発現を左右する。CF3がCH,で置換され
ると、ほとんど三安定状態を発現しない。
(ii)  前記式中、そのエステルの方向が不斉炭O 素原子に結合している−CO−の方向と同一であること
が三安定状態の発現に必要である。
本発明の化合物の合成例としては次のようなものがある
4−ペンジルオキシ安息香酸クロライドと光学活性な1
,1.1−トリフルオロー2−アルヵノールとを反応さ
せて、4−ベンジルオキシ安息香徴1,1.1−トリフ
ルオロー2−アルキルエステルを得、これを水添反応し
て、4−ヒドロキシ安息香酸1,l,1−トリフルオロ
ー2−アルキルエステルを得た。
得られたアルキルエステルと4−n−アルキルヵルボニ
ルオキシフェニルカルボン酸とをジシクロ一9ー ヘキシル力ルポジイミドの存在下に反応させて目的化合
物である光学活性な4−(1,1.1− トリフルオロ
ー2−アルキルオキシ力ルボニル)フェニル4−n−ア
ルキルカルボニルオキシベンゾエートを得る。
〔実施例〕
以下に実施例により本発明の化合物につき説明するが、
これに限定されるものではない。
オキシベンゾエートの人 4−ペンジルオキシ安息香酸クロリド1.23gを塩化
メチレン10−に溶解させ、次いで光学活性な1,1.
1−トリフノレオロー2−デカノール0.96gとジメ
チルアミノピリジン0.55 gとトリエチルアミン0
.48gとを塩化メチレン20一に溶解した溶液を水冷
下にて少量づつ加えた。
反応混合物を室温に戻し、一昼夜反応させ、反応液を氷
水に投入し、塩化メチレンにて抽出し塩化メチレン相を
希塩酸、水、IN炭酸ナトリウム水溶液、水にて順次洗
浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥して溶媒を留去し
、粗生成物を得た。これをトルエンーシリカゲル力ラム
クロマトグラフで処理し、さらにエタノールにて再結晶
して目的物1.84 gを得た。
シベンゾエートの八 1)で得られた化合物をエタノール15mfiに溶解し
、10%担持Pd一カーボン0.36gを加え、水素雰
囲気下水添反応を行ない、目的化合物1.43gを得た
11 3)  4−n−デカノイルオキシ    の合成n p−ヒドロキシ安息香酸3gとトリエチルアミン2.4
gとをジクロ口メタン30−に溶解する。
デカノイルクロライド4.3gとジメチルアミノピリジ
ン0.2gとを加え,室温にて約20時間かきまぜる。
希塩酸を加え、分液ロートにて有機層を分離する。溶媒
を留去し、残査物をn−ヘキサンにて洗浄した後、乾燥
させ、目的化合物約5gを得る。
3)で得た4−n一デカノイルオキシ安息香酸0.4g
と、2)で得た1,1.1−トリフルオロー2−デシル
4−ヒドロキシベンゾエート0.4gとを約30mQの
ー12− テトラヒド口フラン中に溶解する。ジシクロへキシル力
ルポジイミド0.32gとジメチルアミノビリジン0.
01 gとを加え、室温にて約20時間かきまぜる。溶
媒を留去後、残査物をジクロ口メタンに溶解し、水洗す
る。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を
留去する。残査物をシリカゲル力ラムクロマトグラフ(
展開溶媒:ヘキサン/酢酸エチル= 20/ 1)にて
精製し、目的化合物0.15gを得る。
ホットステージの偏光顕微鏡観察により次の相転移温度
(’C)を得た。
ここで、S”(3)は三安定状態を示す相, Sxは電
界応答のある高次の相である。本化合物の赤外線吸収ス
ペクトルを第6図に示す。
、ルオキシベンゾエートの八 4−ペンジルオキシ安息香酸クロリド4.3gを塩化メ
チレン50−に溶解させ、次いで光学活性な1,1.1
−}リフルオロ−2−オクタノール2.9gとジメチル
アミノピリジン0.6 gとトリエチルアミン1.7g
とを塩化メチレン50−に溶解した溶液を水冷下にて少
量づつ加えた。
反応混合物を室温に戻し、一昼夜反応させ、反応液を氷
水に役人し、塩化メチレンにて抽出し塩化メチレン相を
希塩酸、水、IN炭酸ナトリウム水溶液、水にて順次洗
浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥して溶媒を留去し
、粗生成物を得た。これをトルエンーシリカゲル力ラム
クロマトグラフで処理し、さらにエタノールにて再結晶
して目的物3.8gを得た。
2)111−1 フルオロ−2−オクチル4−ヒドロキ
シベンゾエー のA 1)で得られた化合物をメタノール100mQに溶解し
、10%担持Pd一カーボン0.4 gを加え、水素雰
囲気下水添反応を行ない、目的化合物2.8gを得た。
ペンゾエートのム 実施例1の3)で得た4−n−デカノイルオキシ安息香
酸0.43gと本例の2)で得た1,1.1− トリフ
ルオロー2−オクチル−4−ヒドロキシベンゾエート0
.4gとを約30−のテトラヒド口フラン中に溶解する
。ジシクロへキシル力ルポジイミド0.32gとジメチ
ルアミノピリジン0.01 gとを加え、室温にて約2
0時間かきまぜる。溶媒を留去後、−15− 残査物をジクロロメタンに溶解し、水洗する。
有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後,溶媒を留去
する。残査物をシリカゲル力ラムクロマトグラフ(展開
溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=20/1)にて精製し、
目的化合物0.20gを得る。
ホットステージの偏光顕微鏡観察により次の相転移温度
(℃)を得た。
二こで、S申(3)は三安定状態を示す相、Sxは電界
応答のある高次の相である。本化合物の赤外線吸収スペ
クトルを第7図に示す。
1) 4−n−ウンーカノイルオキシ のム U p−ヒドロキシ安息香酸3gとトリエチルアミン2.4
gとをジクロロメタン30mQに溶解する。
一16一 ウンデカノイルクロライド4.5gとジメチルアミノビ
リジン0.2gとを加え、室温にて約20時間かきまぜ
る。希塩酸を加え、分液ロ−1〜にて有機層を分離する
。溶媒を留去し、残査物をn−ヘキサンにて洗浄した後
、乾燥させ、目的化合物約5gを得る。
■)で得た4−n−ウンデカノイルオキシ安息香酸0.
3gと、実施例1の2)で得た1,1.1−トリフルオ
ロー2−デシル4−ヒドロキシベンゾエート0.3gと
を約301のテトラヒド口フラン中に溶解する。ジシク
ロへキシル力ルポジイミド0.25gとジメチルアミノ
ピリジン0.01gとを加え、室温にて約20時間かき
まぜる。溶媒を留去後、残査物をジクロ口メタンに溶解
し、水洗する。
有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去
する。残査物をシリカゲル力ラムクロマトグラフ(展開
溶媒:ヘキサン/酢酸エチル= 20/ 1)にて精製
し、目的化合物0.21 gを得る。
ホットステージの偏光顕微鏡観察により次の相転移温度
(’C)を得た。
ここで、S” (3)は三安定状態を示す相である。
本化合物の赤外線吸収スペクトルを第8図に示す。
夾直鮭土 ラビング処理したポリイミド配向膜をITO電極基板上
に有するセル厚2.1μmの液晶セルに、実施例2で得
られた液晶化合物をIsotropic相において充填
し、液晶薄膜セルを作成した。
この液晶セルを2枚の偏光板を直交させたフォトマルチ
プライヤー付き偏光顕微鏡に、無電圧印加時の分子長軸
方向と偏光子が22.5゜をなす状態に配置した。この
液晶セルを0.1〜1.0℃/1分間の温度勾配にてS
” (3)相まで徐冷した。
さらに冷却してゆき、−5℃〜−13℃の温度範囲にお
いて、±30V. 10Hzの三角波電圧(a)を印加
した場合を第5図に示した。印加電圧がマイナス域での
暗状態、Oボルト域での中間状態、プラス域での明状態
と光透過率が三つの状態に変化(b)し、三つの安定な
液晶分子の配向状態があることを確認した。他の実施例
の化合物においても同一の効果が観察された。
〔効  果〕
本発明の新規液晶はいずれも安定な王状態を示すもので
あり、これを利用した表示デバイス、スイッチングデバ
イスなど広い用途を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、現実には得られていない理想の二状態液晶の
ヒステリシスを、第2図は現実にこれまでに合成された
二状態液晶のヒステリシスを、第3図は本発明にかかる
三状態液晶のヒステリシスをそれぞれ示すものであり、
第1〜3図とも、横軸は印加電圧を、縦軸は透過率(%
)19 を示す。第4図はAが印加される三角波を、Bが市販ネ
マチック液晶の,Cはこれまでに合成された二状態液晶
の、Dは三状態液晶の、それぞれの光学応答特性を示す
。 第5図は,本発明の化合物の王状態スイッチングを示し
たもので、図中aは液晶電気光学素子に印加した三角波
電圧を、図中bは図中aの三角波電圧に対する光透過率
の変化を示したものである。第6図は実施例1の本発明
化合物の赤外線吸収スペクトルである。第7図は実施例
2の本発明化合物の赤外線吸収スペクトルである。第8
図は実施例3の本発明化合物の赤外線吸収スペクトルで
ある。 −20− 塑噌J%承 窄噌!l−承 平成2年7月9日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は炭素数8〜18のアルキル基、R_2
    は炭素数6〜16のアルキル基であり、*は光学活性中
    心を示す。〕 で表わされる化合物よりなることを特徴とする三安定状
    態を示す液晶化合物。
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