JPH03219422A - 磁気記録媒体及びその製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体及びその製造方法

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JPH03219422A
JPH03219422A JP2289470A JP28947090A JPH03219422A JP H03219422 A JPH03219422 A JP H03219422A JP 2289470 A JP2289470 A JP 2289470A JP 28947090 A JP28947090 A JP 28947090A JP H03219422 A JPH03219422 A JP H03219422A
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JP
Japan
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layer
magnetic
magnetic powder
plate
powder
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Pending
Application number
JP2289470A
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English (en)
Inventor
Atsuko Matsuda
敦子 松田
Yoshitaka Yasufuku
安福 義隆
Seiichi Tobisawa
誠一 飛沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は磁気ディスク、磁気シート、磁気テープ等の磁
気記録媒体及びその製造方法に関するものである。
口、従来技術 一般に、磁気テープ等の磁気記録媒体は、磁性粉、バイ
ンダ樹脂等からなる磁性塗料を支持体上に塗布、乾燥す
ることによって製造される。
従来の磁気記録媒体においては、磁性層は一層のみであ
るため、一種類の磁性粉によって低域から高域までの広
い周波数帯域をカバーする必要がある。特に、近年の高
記録密度化の傾向においては、高域の記録特性を上げ、
しかも低ノイズであるものが要求されるため、高He、
高BET値の磁性粉が用いられている。
ところが、一種類の磁性粉(磁性層)で磁気記録媒体が
構成されているため、高域特性を重視するあまり、高H
c、高BET値の磁性粉を用いざるを得ないことになる
ので、低域の特性が不十分となってしまう。
一方、ビデオ用磁気記録媒体において、磁気記録容量を
高めたり、或いは媒体の高周波域と低周波域とにおける
磁気記録特性を共に向上させ、均衡させるべく、複数の
磁性層を有する媒体が提案されている(特開昭48−9
8803号、特開昭59172142号、特公昭32−
2218号、特開昭51−64901号、特公昭56−
12937号、特開昭58−56228号、特開昭63
−146211号各公報等)。
これらの公知技術によれば、磁性層の上層に比較的微粒
子の磁性粉を用い、下層にそれより大きな磁性粉を用い
て、上層で短波長側のビデオ出力をうけもち、下層で長
波長側のクロマ・オーディオ出力をうけもつように設計
されていた。
磁性層が塗布型である磁気記録媒体においてはこれまで
、磁性粉としてγ−Fe20.等の酸化物磁性粉を用い
ているが、近時、磁気記録密度の向上を図るために垂直
磁気記録のできる磁性粉として六方晶系フェライトから
なる平均粒径0.2μm以下の板状磁性粉が提案されて
いる。
こうした六方晶系フェライトを上記した如き複数の磁性
層に応用した媒体が、特開平1−128228号公報に
示されている。この媒体によれば、飽和磁化が70em
u / g以上の針状強磁性粉末と導電性粉末とを主体
とする下層と、数平均粒径が0.03〜0.1μm、板
状比が3〜5の六方晶強磁性粉末を主体とする上層とを
設け、下層の膜厚が1〜5μmであり、上層の膜厚が0
.1〜0.5μmである。
二の媒体では、短波長及び長波長の信号に対して記録特
性が良く、高耐久性も得られるとしているが、なおも不
十分である。しかも、他の要求性能である走行性等につ
いては対策が講じられておらず、はり付きや走行不良が
生じ易い。このことは特に、磁性層の最上層は非常に薄
いために深刻な問題を招きかねない。また、製造面から
みた場合、上記の六方晶系フェライトは板状の小粒子で
あるため、磁性層(特に、薄い最上層)中でその面が好
ましくは磁性層面に沿うように分布し難く、配向性を十
分に出せない。この結果、電磁変換特性が高域(短波側
)を含め、全般的に劣化してしまう。また、最上層−下
層間の接着性も不十分であり、耐久性などが劣化する。
ハ0発明の目的 本発明の目的は、複数層からなる磁性層を有する媒体に
おいて、電磁変換特性、耐久性、走行性等を全般的に向
上させる媒体、及びその製造方法を提供することにある
二0発明の構成 即ち、本発明は、非磁性支持体上に設けられた磁性層が
最上層と少なくとも1層からなる下層とによって形成さ
れ、前記最上層が六方晶系の板状磁性粉を含有し、され
、前記下層のうち前記最上層から少なくとも2番目の層
が前記板状磁性粉と同等の若しくはそれよりも大きい板
状比の六方晶系の板状磁性粉を含有する磁気記録媒体に
係るものである。
また、本発明は、非磁性支持体上に設けられた磁性層が
最上層と少なくとも1層からなる下層とによって形成さ
れ、前記最上層が六方晶系の板状磁性粉を含有し、され
、前記下層のうち前記最上層から少なくとも2番目の層
が前記板状磁性粉と同等の若しくはそれよりも大きい板
状比の六方晶系の板状磁性粉を含有し、前記磁性層の表
面粗さとして、表面粗さ断面曲線の平均線から0.01
μm以上突出したスパイク数Nsと同平均線から突出し
た全ピーク数Ns (t)との比であるN s / N
 5(1)が0.10〜0.35である磁気記録媒体に
係るものである。
また、本発明は、六方晶系の板状磁性粉を含有する最上
層と;前記最上層から少なくとも2番目の層が前記板状
磁性粉と同等の若しくはそれよりも大きい板状比の六方
晶系の板状磁性粉を含有する、少な(とも1層からなる
下層と;を非磁性支持体上に有する磁気記録媒体を製造
するに際し、前記非磁性支持体上に前記下層用の磁性塗
料と前記最上層用の磁性塗料とを共に湿潤状態で重層塗
布する磁気記録媒体の製造方法も提供するものである。
本発明の媒体では、磁性層を複数の層で構成しているが
、そのうちの最上層は上記の六方晶系の磁性粉を用いて
いるので、ビデオ出力等の高域の記録、再生特性を良好
とし、高S/N比も確保でき、され、下層は上記の板状
比の六方晶系磁性粉を用いているので、高出力、特にク
ロマ、オーティオ出力等の比較的低域の記録、再生特性
を良好にでき、全域に亘って電磁変換特性が向上する。
最上層及下層(最上層から少なくとも2番目の層)に用
いる六方晶系の磁性粉は、例えば第5図に示す如き六方
晶系フェライト9が挙げられる。
この六方晶系フェライトは平板状(径dと厚みtとの比
d/lを板状比と称する。)でしかも磁化容易軸が板面
に垂直(即ちC軸方向)であるために、磁場又は機械的
な配向により容易に垂直方向に配向させることができ、
垂直磁気記録に適した記録媒体を得ることができる。し
かも、六方晶系フェライトは短波長も効率良く記録でき
る。そして、本発明では、磁性層の最上層の六方晶系フ
ェライト等の板状磁性粉の板状比(これをd1/llと
する。)に対し、下層のうち最上層から少なくとも2番
目の層の六方晶系フェライト等の板状磁性粉の板状比(
これをdt/lzとする。)が、dl /l+ =dz
 /lz又はd+/l+<dz/ t zとしているの
で、上層への潤滑剤のしみ出し又は可塑化を防止してヘ
ッド吸着をなくし、走行性も良くなる。しかも最上層の
磁性粉は粒径が小さくてS/N比を高めるのに寄与し、
され、下層の磁性粉は比較的大きな粒径によって高出力
も期待でき、良好な電磁変換特性が得られるような適度
な表面性を出すことができる。
この板状比については、d1/ll は1〜10がよく
、3〜8が更によい。dt/ltは1〜15が0.5〜
lがよく、0.7〜1が更によい。また、通常、上記の
t、は0.005〜5μm、t2は0.005〜5μm
S dI は0.01〜0.1 a m、  d z 
は0.01〜0.1μmである。
上記した六方晶系フェライト磁性体は、バリウムフェラ
イト、ストロンチウムフェライト、カルシウムフェライ
ト、鉛フェライト等(特にバリウムフェライト)からな
り、鉄元素の一部が他の元素(例えばTi5Co、Zn
、InSMn、Ge。
Nb等)で置換されたものであってよく、また、複数種
の六方晶系フェライト磁性体を併用してもよい。また、
最上層と下層の各六方晶系フェライト磁性体の種類は同
じか或いは異ならせてよい。
このフェライト磁性体については、IEEETrans
、 on Mag、、 MAG −1816(19B2
)に詳しく述べられている。
本発明においては、上記の最上層の膜厚(又は層厚)は
0.01〜1.5 Bmとするのがよ<、0.05〜1
.0μm、特に0.5μm以下とするのが望ましい。
0.01μm未満では薄すぎて塗布困難であり、1.5
μmを超えると厚すぎて下層の性能を損ね易い。
また、この上層に隣接する下層の膜厚は0.01〜1.
9μmとするのが望ましい。また、磁性層を含めた媒体
構成層(支持体は除く。)は2.0μm以下の厚みとす
るのがよく、それより厚いと走行性等に問題が生じ易い
。なお、本発明において、磁性層を構成する複数N(最
上層と下層)は互いに隣接していることが望ましい。下
層は1層であってよいし、或いは2層以上であってもよ
い。但し、各層間には明確な境界が実質的に存在する場
合以外に、一定の厚みで以て、両層の磁性粉が混在して
なる境界領域が存在する場合があるが、こうした境界領
域を除いた上又は下側の層を上記の各層とする。
(9) (10) 走行性を一層向上させることができる。本発明における
ような複数層の磁性層においては、最上層の上記非磁性
粉(例えば研磨剤)の粒径が粗すぎると、磁性層の表面
が荒れ、再生時のノイズやヘッド摩耗は大きくなる。し
かし、粒径が細かいと、例えば研磨力が低下し、ヘッド
に吸着しやすくなり、出力低下の原因になり、され、表
面が平滑化しすぎて摩擦が大きくなって摺動ノイズある
いはメディアノイズが大きくなる。しかし、本発明にお
いて、磁性層の最上層では粒径0.3μm未満と粒径の
比較的小さいモース硬度6以上の非磁性粉を添加する一
方、下層に粒径0.3μm以上と比較的粒径の大きなモ
ース硬度5以上の非磁性粉を使用すると、磁性層の表面
を適度に荒らし、例えば研磨力を維持し、摺動ノイズあ
るいはメディアノイズを減らし、され、適度な表面性に
よって電磁変換特性も一層良好にすることができる。
上記の非磁性粉としては更に、最上層においては、粒径
0.01〜0.25 tt mOもの、更には0.05
〜0.209のものがよく、下層においては、粒径0.
3〜、R夙 1.0 μmのもの、更には0.5〜1.0 $71の
ものがよい。この非磁性粉の個数は上記粒径、モース硬
度のものが個数で全非磁性粉の50%以上とするのがよ
いが、更には60%以上(或いは60〜80%)がよい
。また、非磁性粒子の含有量は、磁性粉100重量部に
対して最上層で0.01〜20重量部、更には0.1〜
10重量部、下層で0.01〜20重量部、更には0.
05〜10重量部とするのがよい。
なお、上記において、非磁性粉の粒径は、テープ等の断
面を電顕写真に2万倍でとって、非磁性粉の粒径をノギ
スで計ったものを意味する。
本発明に用いるモース硬度5以上の上記非磁性粉として
、例えば、α−アルミナ、酸化クロム、酸化チタン、酸
化スズ、α−酸化鉄、酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸化ケ
イ素、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸
化マグネシウム、窒化ホウ素等が使用される。これらの
うち、モース硬度6以上の上記非磁性粉は、α−アルミ
ナ(モース硬度9)、二酸化ニクロム(モース硬度9)
、二酸化チタン(モース硬度6.5)、二酸化スズ(モ
ース硬度6.5 ) 、α−酸化鉄、二酸化ケイ素(1
1) (12) (モース硬度7)、窒化ケイ素、炭化ケイ素、酸化亜鉛
、酸化セリウム、酸化マグネシウム、窒化ホウ素等であ
る。
本発明において、上記したスパイク比N s / N 
5(1)は、0.10≦Ns/Ns(t)≦0.35で
あり、好ましくは0.15≦Ns/Ns(t)≦0.3
0である。
このNs/Ns(t)範囲によって、電磁変換特性を損
うことなく、摺動ノイズ及びヘッド白濁を効果的に低減
することができる。
前記したスパイク比Ns/Ns(t)は、表面粗さの状
況について、物理的意味を単純、明快にかつ具象的に表
している。
一方、平均線以下にある四部を取込んだ中心線平均表面
粗さRaと有害無益の高さを含む最大粗さRmaxは、
夫々に定義内容が異なっており、かつ平均線以下に沈ん
でいる凹部を必須要件としており、またその比Rmax
/Raは電磁変換に関して論する限りにおいては、その
意義が捉え難い。
従って、Ns/Ns (t)とRmax/Raとは少な
くとも電磁変換特性に関しては別種の表面状態を指定し
ている。
前記スパイク比に基いて表面粗さを整えるには、磁性体
粉末の分散とバインダの選定及び塗膜の可塑性に対する
配慮が必要である。
本発明の磁気記録媒体は、例えばフロッピーディスクは
、例えば第1図に示すように、ポリエチレンテレフタレ
ート等からなる非磁性支持体1の両面に、上述した六方
晶系フェライト磁性粉を含有する第1の磁性層2、第2
の磁性層4をこの順に積層したものである。第2の磁性
層上にはオーバーコート層を設けてもよい。第2図の例
は、上層を更に層5と6とに分けている。
第1図及び第2図の磁気記録媒体において、第1の磁性
層2の膜厚は0.01〜1.9μm(例えば1.5 μ
m)とするのが好ましく、第2の磁性層4の膜厚、又は
第2、第3の磁性層5.6の合計膜厚は0.01〜1.
5 μm (例えば0.2μm)とするのが好ましい。
また、第3図は下層として上記の層2とは別の層7を設
けた例であり、層7としては遮光性向上(13) (14) のためにマグネタイト磁性粉を含有する磁性層、或いは
カーボンブラックを含有する非磁性層としてもよい(遮
光性、導電性が向上する)。第4図の例は、更に層7下
に層8を追加したものであり、層8としては上記と同様
のカーボンブラック含有の非磁性層とし、層7はマグネ
タイト磁性粉を含有する磁性層としてよい。
各磁性層には上記した磁性粉、非磁性粉の他、潤滑剤(
例えばシリコーンオイル、グラファイト、二硫化モリブ
デン、二硫化タングステン、炭素原子数12〜20の一
塩基性脂肪酸(例えばステアリン酸)や、炭素原子総数
13〜40個の脂肪酸エステル匍、帯電防止剤(例えば
カーボンブラック、グラファイト)、分散剤(粉レシチ
ン)等を添加してよい。
また、上記の各磁性層に使用可能な結合剤としては、平
均分子量が約10000〜200000のものがよく、
例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−
塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニルアクリロニトリル
′共重合体、ポリ塩化ビニル、ウレタン樹脂、ブタジェ
ン−アクリロニトリル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリ
ビニルブチラール、セルロース誘導体(セルロースアセ
テートブヂレート、セルロースダイアセテート、セルロ
ーストリアセテート、セルロースプロピオネート、ニト
ロセルロース等)、スチレン−ブタジェン共重合体、ポ
リエステル樹脂、各種の合成ゴム系、フェノール樹脂、
エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノキシ樹
脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂、高分子量ポリ
エステル樹脂とイソシアネートプレポリマーの混合物、
ポリエステルポリオールとポリイソシアネートの混合物
、尿素ホルムアルデヒド樹脂、低分子量グリコール/高
分子量ジオール/イソシアネートの混合物、及びこれら
の混合物等が例示される。
これらの結合剤は、−303M、−COOM。
PO(OM’ )z  (但しMは水素又はリチウム、
カリうム、ナトリウム等のアルカリ金属、M′は水素、
リチウム、カリウム、ナトリウム等のアルカリ金属又は
炭化水素残基)、或いは窒素原子を(15) (16) 含む極性基等の親水性極性基を含有した樹脂であるのが
よい。即ち、こうした樹脂は分子内の極性基によって、
磁性粉とのなじみが向上し、これによって磁性粉の分散
性を更に良くし、かつ磁性粉の凝集も防止して塗液安定
性を一層向上させることができ、ひいては媒体の耐久性
をも向上させ得る。上記の極性基をもつバインダーは特
に最上層に用いるのが好ましい。
こうした結合剤、特に塩化ビニル系共重合体は塩化ビニ
ルモノマー、スルホン酸若しくはリン酸のアルカリ塩を
含有した共重合性モノマー及び必要に応じ他の共重合性
モノマーを共重合することによって得ることができる。
この共重合体はビニル合成によるものであるので合成が
容易であり、かつ共重合成分を種々選ぶことができ、共
重合体の特性を最適に調製することができる。
上記したスルホン酸若しくはリン酸等の塩の金属はアル
カリ金属(特にナトリウム、カリウム、リチウム)であ
る。
なお、本発明は磁気ディスクに限らず、他の媒体(例え
ばビデオ用テープ)にも適用できるが、この場合は上記
した磁性層は支持体の一方の面側にのみ設け、他の面に
はバックコート層(上記した結合剤に硫酸バリウム等の
非磁性粒子を含有させたもの)を塗布することができる
また、本発明の製造方法によれば、最上層以外の下層用
の磁性塗料と、最上層用の磁性塗料とを湿潤状態で重層
塗布(同時或いは逐次湿潤重層塗布)している。即ち、
wet on wetの塗布方法であるから、下層上に
最上層を塗布し易くなり、特に膜厚の薄い最上層を均一
にかつ接着性良く塗布でき、複数層を再現性良く重層塗
布できる。しかも、層中の六方晶系磁性粉は板状である
が、最上層を下層が湿潤状態で塗布するために、層面に
沿って粒子の板面が並ぶように配向され易い。従って、
薄い最上層であるにも拘わらず、六方晶系磁性粉を十分
に配向、分散させながら塗布可能であり、塗布後の磁場
配向処理を省略することができる。
また、配向する場合は、配向がかかり易くなり、角形比
(ひいては出力)にとって有利である。
(17) (18) これに反し、従来の媒体(既述した特開平1−1282
28号等)では既述したように、下層塗布後に乾燥して
一旦巻きとっているので、下層の表面が粗くなっており
、最上層がうまく塗布できず、六方晶系磁性粉もうまく
配向できない。本発明では、そのようなことはなく、重
層構造を良好に作製できる。
第6図は、本発明による製造方法の一例を示すものであ
る。
この製造方法においては、例えば第1図の媒体を製造す
るに当たり、まず供給ロール32から繰出されたフィル
ム状支持体1は、押し出しコータ10.11により上記
した磁性層2.4用の各塗料を塗布した後、例えば20
00Gaussの前段配向磁石33(これは省略可)に
より配向され、更に、例えば2000Gaussの後段
配向磁石35(これは省略可)を配した乾燥器34に導
入され、ここで上下に配したノズルから熱風を吹き付け
て乾燥する。
次に、乾燥された各塗布層付きの支持体1はカレンダー
ロール38の組合せからなるスーパーカレンダー装置3
7に導かれ、ここでカレンダー処理された後に、巻取り
ロール39に巻き取られる。
しかる後、支持体1の他の面にも、上記したと同様にし
て磁性層2.4を塗布、乾燥し、カレンダー処理を行う
。このようにして得られた磁性フィルムを例えば直径3
.5インチの円盤状に打ち抜き、カセット内に収容して
フロッピーディスクを製造する。
上記の方法において、各塗料は、図示しないインライン
ミキサーを通して押し出しコータ10.11へき供給し
てもよい。
なお、図中、矢印りは非磁性ベースフィルムの搬送方向
を示す。押し出しコータ10.11には夫々、液溜まり
部13.14が設けられ、各コータからの塗料をウェッ
ト・オン・ウェット方式で重ねる。第2図等の媒体を製
造するには、第3図において押し出しコータを更に追加
すればよい。
第7図には、押し出しコータの例を示した。同図(A)
は第6図に示したものと同様のもの(2ヘツドで逐次湿
潤重層塗布用)、同図(日)は1(19) (20) ヘッドのもの(逐次湿潤重層塗布用)、同図(C)は1
ヘツドで両磁性塗料2’ 、4’をヘッド内部で交差方
向に重ねて吐出するもの(同時湿潤重層塗布用)である
。いずれも、本発明の目的を十分に実現することができ
る。
なお、上記の重層塗布に用いる装置は必ずしも押し出し
コータでな(でもよく、他の公知の塗布装置を使用でき
る。
ホ、実施例 以下、本発明の詳細な説明する。
以下に示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精神か
ら逸脱しない範囲において種々変更しうる。なお、下記
の実施例において「部」はすべて重量部である。また、
「実」は実施例、「比」は比較例を表す。
まず、下記の各組成物からなる塗布液■、■、■、■を
調製した。
埜布撒の CO置換Baフェライト(BET値60ffl/g、平
均粒径0.04 tt m )          1
00部塩化ビニル系共重合体(MRIIO:日本ゼオン
■社製)                 10部ポ
リウレタン樹脂(トルエンジイソシアネート、1.4−
ブタンジオール、アジピン酸よりなり、−3o、Na基
0.05mmo I!、/ g含有、分子量5万)15
部 カーボンブラック(粒径100 mμ)    5部研
磨剤                3部レシチン 
               1部ステアリン酸ブチ
ル           4部ミリスチン酸     
         2部メチルエチルケトン     
     150部トルエン            
   150部里血液1 Co含有r−Fez Os  (BET値45rrf/
g)100部 塩化ビニル系共重合体(MRIIO:日本ゼオン■社製
)10部 ポリウレタン樹脂(トルエンジイソシアネート、1.6
−ヘキサンジオール、アジピン酸よりな(21) (22) リ、−303Na基0.03mm。
量3万) カーボンブラック(粒径100 研磨剤 レシチン ミリスチン酸 ステアリン酸ブチル メチルエチルケトン トルエン 里m及 Co含有Fe3 O4(BET値35M/g) I!、7g含有、分子 15部 mμ)    5部 3部 1部 3部 3部 150部 150部 100部 塩化ビ壬ル系共重合体(MRIIO:日本ゼオン■社製
)15部 ポリウレタン樹脂(塗布液■に使用したものと同じ)1
0部 カーボンブラック            3部アルミ
ナ粉末              2部レシチン  
             1部ミリスチン酸    
         1部ステアリン酸ブチル     
      1部メチルエチルケトン        
 150部トルエン               1
50部塗五撒1 カーボンブラック(粒径80mμ)100部ニトロセル
ロース           15部ポリウレタン樹脂
(4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、1,
6−ヘキサンジオール、アジピン酸からなり、分子量4
万)  10部レシチン              
 1部ミリスチン酸             1部ス
テアリン酸ブチル           1部メチルエ
チルケトン          150部シクロヘキサ
ノン           100部トルエン    
           150部上記組成の各成分をボ
ールミル中で十分に攪拌、混合した後、多官能イソシア
ネート:コロネートL(日本ポリウレタン社製)を5部
ずつ添加した。
そして、下記表−1のような組み合わせの塗布液を、乾
燥厚、塗布方式、Baフェライトの板状比、(23) (24) 研磨剤を表−1のようにして、膜厚75μmのポリエチ
レンテレフタレートベース上に塗布、乾燥した後、スー
パーカレンダーロールにてカレンダー処理を施した。し
かる後、上記ポリエチレンテレフタレートベースフィル
ムの逆の面にも、同様に各塗布液を順次塗布し、乾燥後
にカレンダー処理を行った。
このようにして得られた磁性フィルムを直径3.5イン
チの円盤状に打ち抜き、カセット内に収容した。
なお、Ns/Ns(t)は次のようにして測定した。測
定装置としてクリステツブ粗さ計(ランク・テイラ・ボ
ブソン(Rank Taylor Hobson)製)
を用いた。
〈仕様及び測定条件〉 スタイラス      ・・・ 2.5 Xo、1μm
針圧         ・・・ 2mgカット・オフ・
フィルタ・・・ 0.33Hz測定スピード     
・・・ 2.5 μm/sec基準長        
・・・ 0.5叩尚、粗さ曲線において、0.005μ
m以下の凹凸はカットしている。
上記により、粗さ曲線の平均線から0.01μm以上突
出したスパイク数Ns、同平均線以上に突出したスパイ
ク数Ns (t)を算定し、N s / N 5(1)
を計算する。
(以下余白) (25) (26) そして、上記の各ディスクについて以下の性能評価を行
い、結果を下記表−2に示した。
(a)、初期2F出カニフロツピーデイスクドライブF
 D −1135−D (日本電気社製)で実施例1を
100%としたとき の相対比(%) (b)、走行耐久性:FD−1135、Dで温度5°C
/相対湿度10%〜温度50°C/湿度30%の環境条
件下で24時間サーモ サイクルを行う。
(C)、鳴き   =5°Cにおける鳴きが発生するか
どうかのテスト (d)、ヘッド吸着=60°C130%RHで、ヘッド
とフロッピーディスクの吸着発生の 有無。
(e)、メディアノイズ:常温常温における、最内周の
2F出力でノイズを測定 し、標準サンプルを100% としたときの相対比(%) この結果から、本発明に基づいて各層を構成し、板状比
の大きい六方晶系磁性粉を少なくとも二番目の層へ板状
比の小さい大方晶系磁性粉を最上層に入れることによっ
て、潤滑剤のしみ出し、或いは可塑化を弱めることがで
き、高温でのヘッド吸着をなくし、走行耐久性を良好に
するこてとができる。
この場合、初期2F出力と走行耐久性の両立が可能とな
り、また最上層にモース硬度6以上、粒径0.3μm以
下、次の層にモース硬度5以上、粒径0.3μm以上の
研磨剤を使用することによって、低温での走行が安定し
、更に、繰り返しでも研磨効果を落とさない。
また、Ns/Ns(t)を0.10〜0.35とするこ
とにより摺動ノイズ等も向上する。
また、湿潤状態での重層塗布方法(wet on we
tでの押し出し塗布方法)を行い各々の層を別々に分散
することにより、良好な表面粗さが得られ、かつ耐久性
も良くなる。
へ9発明の作用効果 本発明は上述したように、最上層が六方晶系の板状磁性
粉を含有し、され、下層のうち最上層から少なくとも2
番目の層が、前記板状磁性粉と同等の若しくはそれより
も大きい板状比の六方晶系の板状磁性粉を含有している
ので、潤滑剤のしみ出し、或いは可塑化を弱めることが
でき、ヘッド吸着をなくし、走行耐久性を良好にするこ
とができる。また、表面性を適度に出せるので、電磁変
換特性、走行性も向上させることができる。また、湿潤
状態での重層塗布方法を行い各々の層を別々に分散する
ことにより、良好な表面粗さが得られ、かつ耐久性も良
くなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を例示的に説明するものであって、第1図
、第2図、第3図、第4図は磁気記録媒体の各側の各断
面図、 第5図は六方晶系フェライト粒子の拡大斜視図、第6図
は磁気記録媒体の製造装置の概略図、第7図(A)、(
B)、(C)は塗布ヘッド(30) (31) (押し出しコータ)の各側の各断面図、である。 なお、図面に示す符号において、 1・・・・・・・・・非磁性支持体 2・・・・・・・・・下層磁性層 2’ 、4’・・・・・・・・・磁性塗料4.6・・・
・・・・・・上層磁性層 7.8・・・・・・・・・下層 9・・・・・・・・・六方晶系フェライト10.11・
・・・・・・・・押し出しコータである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、非磁性支持体上に設けられた磁性層が最上層と少な
    くとも1層からなる下層とによって形成され、前記最上
    層が六方晶系の板状磁性粉を含有し、かつ、前記下層の
    うち前記最上層から少なくとも2番目の層が前記板状磁
    性粉と同等の若しくはそれよりも大きい板状比の六方晶
    系の板状磁性粉を含有する磁気記録媒体。 2、非磁性支持体上に設けられた磁性層が最上層と少な
    くとも1層からなる下層とによって形成され、前記最上
    層が六方晶系の板状磁性粉を含有し、かつ、前記下層の
    うち前記最上層から少なくとも2番目の層が前記板状磁
    性粉と同等の若しくはそれよりも大きい板状比の六方晶
    系の板状磁性粉を含有し、前記磁性層の表面粗さとして
    、表面粗さ断面曲線の平均線から0.01μm以上突き
    出したスパイク数Nsと同平均線から突き出した全ピー
    ク数Ns(t)との比であるNs/Ns(t)が0.1
    0〜0.35である磁気記録媒体。 3、六方晶系の板状磁性粉を含有する最上層と;前記最
    上層から少なくとも2番目の層が前記板状磁性粉と同等
    の若しくはそれよりも大きい板状比の六方晶系の板状磁
    性粉を含有する、少なくとも1層からなる下層と;を非
    磁性支持体上に有する磁気記録媒体を製造するに際し、
    前記非磁性支持体上に前記下層用の磁性塗料と前記最上
    層用の磁性塗料とを共に湿潤状態で重層塗布する磁気記
    録媒体の製造方法。
JP2289470A 1989-11-24 1990-10-26 磁気記録媒体及びその製造方法 Pending JPH03219422A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5477938A (en) * 1990-10-08 1995-12-26 Mazda Motor Corporation Power plant supporting structure of automotive vehicle

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