JPH03219928A - 熱可塑性樹脂シートのキャスト方法 - Google Patents

熱可塑性樹脂シートのキャスト方法

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JPH03219928A
JPH03219928A JP2016640A JP1664090A JPH03219928A JP H03219928 A JPH03219928 A JP H03219928A JP 2016640 A JP2016640 A JP 2016640A JP 1664090 A JP1664090 A JP 1664090A JP H03219928 A JPH03219928 A JP H03219928A
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resin sheet
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱可塑性樹脂シート(フィルムも含む、以下
記載のシートは同様とする)のキャスト方法に関するも
のであり、さらに詳しくは、熱可塑性樹脂シートの安定
かつ高速度で高能率なキャスト方法に関するものである
〔従来の技術〕
熱可塑性樹脂シートを安定かつ高速にキャストする方法
として、静電荷を印加させながら冷却ドラム表面に密着
させてキャストする方法は、特公昭37−6142など
で公知である。
また、高速度で高能率なキャスト方法としては冷却ドラ
ム表面に水を介在させ、熱可塑性樹脂シートをキャスト
する特開昭58−63415やエアーチャンバー法とし
て特公昭61−38133などが公知である。
また、従来の熱可塑性樹脂シートのキャスト方法では、
いずれの手法であっても、その冷却ドラム径は、たかだ
か1.5m程度までであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記手法では次のような問題点がある。
l) 静電荷を印加させながら冷却ドラム表面に密着さ
せてキャストする方法では、高速度でキャスト時にエア
ーの噛み込みにより表面欠点の無い安定かつ均一なキャ
ストが出来ない。
2) 上記1)を解決するため、冷却ドラム表面に水を
介在させ、キャストする方法では平面性が悪くなり、そ
の結果厚みむらも悪化する。
3) また、エアーチャンバー法では、小径の冷却ドラ
ムを用いたものでは高速度キャストをするほどシール性
が悪くキャストの安定性や再現性が悪くなり、その結果
厚みむらの悪化を招くなどの問題を有する。
4) さらに、いずれの手法においても、小径の冷却ド
ラムでは高速化と共にドラム回転むらや遠心力によりエ
アーの噛み込みや厚みむらの悪化がでるなどの問題点が
あった。
本発明は、上記従来のキャスト方法の問題点を解決し、
8Qm/min以上の高速キャストが可能で、平面性に
優れ、厚みむらの少ない、表面欠点のない安定な熱可塑
性樹脂シートのキャスト方法を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記の目的を達成するために、次の構成、す
なわち、熱可塑性樹脂溶融シートを冷却ドラム上にキャ
ストする方法において、該冷却ドラムの直径が2.0m
以上であることを特徴とする熱可塑性樹脂シートのキャ
スト方法に関するものである。
本発明で言う熱可塑性樹脂とは、加熱すると塑性を示す
樹脂であり、代表的な樹脂(ポリマー)としては、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンα、β−ジ
カルボキシレート、P−へキサヒドロ・キシリレンテレ
フタレートからのポリマー、l、4シクロヘキサンジメ
タツールからのポリマー、ポリーP−エチレンオキシベ
ンゾエート、ボリアリレート、ポリカーボネートなど及
びそれらの共重合体で代表されるように主鎖にエステル
結合を有するポリエステル類、更にナイロン6、ナイロ
ン66、ナイロン610、ナイロン12、ナイロン11
などで代表されるように、主鎖にアミド結合を有するポ
リアミド類、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
酢酸ビニル共重合体、ポリメチルペンテン、ポリブテン
、ポリイソブチレン、ポリスチレンなどで代表されるよ
うに主としてハイドロカーボンのみからなるポリオレフ
ィン類、ポリエーテルサルフォン(P E S)、ポリ
フェニレンオキサイド(PPO)、ポリエーテルエーテ
ルケトン(PEEK) 、ポリエチレンオキサイド、ポ
リプロピレンオキサイド、ポリオキシメチレンなどで代
表されるポリエーテル類、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリフッ化ビニリデン、ポリクロロトリフル
オロエチレンなどで代表されるハロゲン化ポリマー類お
よびポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリスルフ
ォンおよびそれらの共重合体や変性体などである。
本発明の場合、熱可塑性樹脂としては、特に、ポリエス
テル類、ポリアミド類、ポリエーテル類、ポリフェニレ
ンスルフィドなどであり、更にポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル類
およびポリフェニレンスルフィドは特に本発明の効果が
顕著であり、好ましい。もちろん、上記ポリマーに公知
の添加剤、例えば安定剤、粘度調製剤、酸化防止剤、充
填剤、滑り剤、帯電防止剤、ブロッキング防止剤、剥離
剤、離型剤などを含有させてもよい。
本発明の冷却ドラムとは、ドラム状の回転体を言う。こ
の冷却ドラムは、ドラム直径が2.0m以上、好ましく
は2.3m以上、より好ましくは2.5m以上、さらに
好ましくは3.0m以上であることが必要である。ドラ
ム直径が2゜Om未満では、高速度でのエアーかみ込み
が発生し、平面性や厚みむらが悪化する。
さらに、たとえ見かけ上問題のないキャスト状態を示す
ものでも、そのシートの冷却ドラム面と非冷却ドラム面
の表面状態が異なるなど(ドラム面間、非ドラム面凸な
どの現象)の問題を生じる。
そのために、この冷却ドラム表面は公知の鏡面クロムメ
ツキ仕上げをしたものや、必要によっては表面をエツチ
ングやサンドブラストなどの手段で表面を粗面化した表
面、さらには親水化剤コーティング表面であってもよい
が、安定キャスト性や再現性、経日安定性の面から鏡面
仕上げが好ましく、平滑なシートを得るには表面粗さR
tが0゜4μm以下がより好ましく、さらに好ましくは
Rtが0.2μm以下がよい。
さらに、上述の冷却ドラムに加えて、吐出する口金内部
の最終流通路と口金吐出後冷却ドラム着地前のシートと
のなす角が140°〜180゜好ましくは150〜17
0°とすると、本発明の効果がより一層顕著となり好ま
しい。140°未満では微小なエアーの噛み込みが起こ
りやすくなり厚みむらの悪化などを生じる。180°を
越えるものでも同様の問題を生じると共に、口金のリッ
プ下面が汚れを生じ、厚みむらの悪化を生じる。
本発明の静電荷を印加させながらキャストする方法は、
例えば特公昭37−6142、特公昭48−29311
などで示されたように、直流、交流の高電圧を溶融体、
口金あるいはドラムなどに印加させて溶融体を冷却ドラ
ムに静電気力をかりて密着させる方法であり、本発明の
手法と併用することにより、高速化、平面性、厚みむら
改良など、より一層優れたものが得られる。
また、エアーチャンバ一方法(減圧または加圧)として
は、特公昭62−38133に示されたような手法を言
い、減圧時はシートのキャストされる反対側にチャンバ
ーを付け、加圧時はシート側に取り付けることにより高
速化、平面性、厚みむら改良など、より一層優れたもの
が得られる。
また、この際、前述した静電荷の印加を行なうと一段と
高速で、平面性に優れ、厚みむらの改良されたシートが
得られる。
また、さらに0.1〜2.0μmの水膜を冷却ドラムと
シート間に形成させたキャストを組み合わせると、シー
ト欠点のない状態で一段と高速化が可能となる。水膜の
形成方法としては、ロールコータ一方式や湿り空気を冷
却ドラム上に結露させる方法などいかなる方法であって
も良いが、特に後者の方がより好ましい。この際、シー
トが冷却ドラムを離れた後、水膜を形成させた部分は一
旦水を完全に除去することは重要である。
このようにして得られたキャストシートは、未延伸シー
トとして利用可能であり、もちろん、必要に応じて、こ
のあと、熱処理や一軸延伸、二軸延伸をしてもよいこと
は明らかである。
〔発明の効果〕
冷却ドラムを大径化するキャスト手法をとることにより
、以下のような優れた効果を生じたものである。
(1)キャストシートの平面性に優れたものが得られ、
未延伸シートとして用いても、なんら問題の無いフィル
ムが得られ、キャスト後延伸を行なう場合も、シートの
蛇行など無く安定な製膜が可能となる。
(2)また、長手方向、幅方向共に厚みむらのよい、品
質的にも優れたものとなる。
(3)これらの改良にともない、高速度で品質上も問題
の無い、高能率で長期間安定なキャストが可能となる。
〔評価方法〕
(1)平面性 キャストシート全幅を3mサンプリングし、一端をフラ
ットな軸に貼付け2.5mの間隔をおいて、平面性のあ
る自由回転ロール上を会し、このロールにそわせたのち
、シート端部に50g/mm2の荷重が全幅均一にかか
るようにシートをセットする。このシート長手方向の中
央部、すなわち1゜25mの位置に全幅にわたり、水平
に糸を張る。
この糸が、シート上の少なくとも1ケ所に接触するよう
にセットする。この時、平面性の悪いシートはこの糸よ
り離れたところにあり、この距離を読み取り以下の評価
基準により示した。
平面性がまったく問題ない場合は、全幅にわたり、この
糸に接触していることになる。
評価基準(最も離れた部分で評価) ○ : シートル糸間が2mm未満 △ : シートル糸間が2mm以上で 10mm未満 × : シートル糸間が10mm0m m以上シートル2mm未満では、全く問題がないので○
印で示した。10mm以上では未延伸シートとしても使
用不能であり延伸用としても、しわの発生などで使用不
能であり、X印で示した。
2mm以上、10mm未満は平面性の悪いのは認められ
るが、使用法によって使えるものであり、△印で示した
(2)長期キャスト安定性 シートの割れ、滑り(冷却ドラムとの)シートの蛇行な
どが起こるまでの時間で示した。24時間以上全く問題
の無い場合、長期キャスト安定性があるとして、○印で
示し、24時間未満を安定性がないとして、X印で示し
た。
(3)高速キャスト性 キャストシートにエアー噛み込みなどの欠点や。
キャスト性にトラブルが全く無い上限速度で示した。
(4)厚みむら キャストシートを5cm幅に切り、電子マイクロ厚み計
で測定した。幅方向はシート端部50mmをカットした
後、長手方向は、幅方向中央部を長さ20mとり測定し
た。
長手方向厚みむらtMo(%) 但し、最大厚みt MAX 最小厚みt MIN 平均厚みtx 幅方向厚みむらtlo(%) めた。
(5)冷却体表面粗さ (μm) (μm) (μm) についても同様に求 J I 5−BO601−1976に従いカットオフ0
.25mmで測定した最大粗さRtである。
(6)口金内部の最終流通路と口金吐出後のシートとの
なす角 口金内部最終流通路から溶融シートが離れる点とシート
が冷却ドラムに接触する点とを結ぶ直線と、口金内部の
最終流通路とのなす角で、非ドラム面側の角をいう。
〔実施例〕
以下本発明を実施例に基づき説明する。
実施例1〜3.比較例1〜2 熱可塑性樹脂としてポリエチレンテレフタレート(IV
=0.60)を用い、180℃で真空乾燥し、押出機に
供給し、290℃で溶融させたのちTダイよりシートを
吐出させ、第1表に示した冷却ドラムにシート厚みが1
00μmになるよう押出機の吐出量にて調整しキャスト
した。口金内部の最終流通路と吐出後のシートのなす角
を130° とした。
この結果を第1表に示した。
この結果から明らかなように、特定径の冷却ドラムを用
いることにより、高速キャスト可能で、平面性に優れ、
厚みむらが少なく長期キャスト安定なキャストが可能な
ことが判る。
実施例4〜7 実施例1と同様で冷却ドラム径を2.6mのものを用い
、実施例4では静電荷を印加(非冷却ドラム面側よりワ
イヤーにより)、実施例5では特公昭62−38133
と同様のチャンバーを用い、実施例6では実施例4と同
様とし口金内部の最終流通路と吐出後のシートのなす角
を160°とした。また、実施例7では、実施例4と同
様で、冷却ドラム直径を3.2mとした。
この結果から明らかなように2.0m以上の大径冷却ド
ラムと静電荷の印加、エアーチャンバー口金内部の最終
流通路と吐出後のシートのなす角などの条件を組み合わ
せると、平面性、厚みむらに優れ、表面欠点がなく、高
速度でかつ長期安定なキャスト性が得られることが判る

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性樹脂溶融シートを冷却ドラム上にキャス
    トする方法において、該冷却ドラムの直径が2.0m以
    上であることを特徴とする熱可塑性樹脂シートのキャス
    ト方法。
  2. (2)熱可塑性樹脂溶融シートに静電荷を印加させなが
    ら冷却ドラム上にキャストすることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の熱可塑性樹脂シートのキャスト
    方法。
  3. (3)さらに厚さ0.1〜2.0μmの水膜を冷却ドラ
    ムと該シート間に形成さながら冷却ドラム上にキャスト
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
    項に記載の熱可塑性樹脂シートのキャスト方法。
  4. (4)熱可塑性樹脂溶融シートを冷却ドラム上にキャス
    トする際、エアーチャンバー(加圧または減圧)を用い
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項のい
    ずれかに記載の熱可塑性樹脂シートのキャスト方法。
  5. (5)シート状に吐出する口金内部の最終流通路と口金
    吐出後冷却ドラム着地前のシートとのなす角度が140
    〜180゜であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項〜第4項のいずれかに記載の熱可塑性樹脂シートのキ
    ャスト方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001315140A (ja) * 2000-05-09 2001-11-13 Kuraray Co Ltd ポリビニルアルコール系重合体フィルムとその製造法および偏光フィルム
JP2001315143A (ja) * 2000-05-12 2001-11-13 Kuraray Co Ltd ポリビニルアルコールフィルムの製造法
US6803411B2 (en) 2000-05-02 2004-10-12 Kuraray Co., Ltd. Polyvinyl alcohol polymer film, method of producing the same and polarization film
JP2014193597A (ja) * 2013-02-27 2014-10-09 Toray Ind Inc ポリエステルフィルムの製造方法

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