JPH03224204A - 低損失酸化物磁性材料 - Google Patents

低損失酸化物磁性材料

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JPH03224204A
JPH03224204A JP2024364A JP2436490A JPH03224204A JP H03224204 A JPH03224204 A JP H03224204A JP 2024364 A JP2024364 A JP 2024364A JP 2436490 A JP2436490 A JP 2436490A JP H03224204 A JPH03224204 A JP H03224204A
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潔 庄司
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努 大塚
Atsushi Yonekura
淳 米倉
Tetsuyoshi Chiba
千葉 哲義
Tatsuya Chiba
龍矢 千葉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電源トランス等に用いられる低損失酸化物磁
性材料に関する。
[従来の技術] 従来のスイッチング電源用の変圧器においては。
スイッチング周波数として専ら10〜200 kHz程
度のものが使用されており、これに対応すべき低損失酸
化物磁性材料として、主成分として30〜40モル%の
一酸化マンガン(MnO)、5〜15モル%の酸化亜鉛
(ZnO)及び残部として酸化第二鉄(Fe203 )
を含み、副成分として。
0.04〜0.15重量%の酸化カルシウム(Cab)
と0.010〜0.100重量%の二酸化ケイ素(S 
z 02 )とを含むM n −Z n系スピネル型フ
ェライトがすでに開発されている。
[発明が解決しようとする課題] 近年、スイッチング電源を小型・軽量化するために、ス
イッチング周波数が100 k)Izz以上高周波で使
用するのが一般的となりつつある。
ところが従来の成分を有する低損失酸化物磁性材料をス
イッチング周波数か100 kHz以上のスイッチング
電源用の変圧器の磁心材料として使用すると鉄損による
電力損失が大きく、それによる発熱のため許容温度以上
に温度か上昇し、トランス自体やその周辺部品を損ない
使用に耐えないという欠点かあった。
そこで1本発明の技術的課題は周波数が100k Hz
以上の高い周波数で使用しても鉄損を小さく。
従って発熱を許容温度以下に抑えて実用に供し得る低損
失酸化物磁性材料を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、主成分として30〜42.0モル%の
一酸化マンガンuvfno)  4.0〜19モル%の
酸化亜鉛(ZnO)及び残部として酸化第二鉄(Fe2
03)を含み、副成分として0.020〜0.15重量
%の酸化カルシウム(Ca O)と、0.005〜0.
10重量%の二酸化ケイ素(SiO□)とを含み、添加
物として1.00ffi量%以下の酸化ハフニウム(H
f O□)を含むことを特徴とする低損失酸化物磁性材
料か得られる。
本発明によれば、前記低損失酸化物磁性材料において、
添加物として さらに0,30重量%以下の酸化ジルコ
ニウム(Z r02)、0.20重量%以下の酸化バナ
ジウム(V205 ) 及ヒ0.30重量%以下の酸化
タンタル(Ta205)の少なくとも一種を含むことを
特徴とする低損失酸化物磁性材料が得られる。
本発明によれば、前記した。いずれかの低損失酸化物磁
性材料において、添加物としてさらに0.50重量%以
下のAl2O,、及び0,30重量Oo以下のTiO2
の少なくとも一種を含むことを特徴とする低損失酸化物
磁性材料が得られる。
ここで1本発明において、必須添加物として1.00重
量%以下の酸化ハフニウム(HfO2)としたのは、こ
の元素の上記適量は、粗大結晶粒成長の抑制を行うとと
もに、結晶粒界に析出して。
粒界の比抵抗を増加させる効果があるからである。
また1本発明において、任意添加物として0.30重量
%以下酸化ジルコニウム(Zr02)0.20ffif
fi%以下酸化バナジウム(V2O3)及び0.300
重量%以下の酸化タンタル(Ta203 )の少なくと
も一種としたのは、これらの元素の上記適量は、酸化ハ
フニウム(HfO□)と同様に粗大結晶粒成長の抑制を
行うとともに、結晶粒界に析出して2粒界の比抵抗を増
加させる効果かあり、これら酸化ハフニウム、酸化ジル
コニウム、酸化バナジウム、及び酸化タンタルの添加量
は、それぞれの成分の上記した適量の上限値を越えると
著しい粒成長が生じ、経済的でなく、また、電力損失特
性が劣化するからである。
また1本発明において、上記必須添加物及び任意添加物
の他に 添加物としてさらに0.50重量96以下の酸
化アルミニウム(Al□03)、及び0.30重量%以
下の二酸化チタン(T i 02 )の少なくとも一種
を含むとしたのは、酸化アルミニウム(A120.)、
及び二酸化チタン(T102)は、上記上限値内におい
て、結晶内に固溶し、結晶粒内の組織を均一にし、結晶
内部の抵抗を増加させるからである。
しかし、この上限値を越えると著しい電力損失を増加さ
せる。
[実施例] 以下1本発明の実施例について9図面を参照して、説明
する。
(実施例1) 主成分として、53.0モル%の酸化第二鉄(Fe20
3)、37モル%の一酸化マンガン(MnO)及び10
.0モル%の酸化亜鉛(ZnO)を含有し、副成分とし
て、0.025重量%の二酸化ケイ素(S i 02 
)と0.043重量%の酸化カルシウム(Ca O)を
含有し、添加成分として酸化ハフニウム(HfO2)を
添加し、これらを混合し、予焼し、微粉砕し、造粒し2
成形プレスした後、酸素分圧0.1at%、温度115
0℃において焼結し、酸化物磁性材料を得た。
第1図は得られた酸化物磁性材料に対し酸化ハフニウム
(Hf02)の添加量をパラメータとした時の温度T 
[’C] と電力損失PR[kW/11’ ]の関係を
示した図である。第1図においては電力損失はPB[k
警/113]は周波数がIMHz、最大磁束密度B1が
500Gの場合を示している。また。
第1図において1曲線1は酸化ハフニウム(Hf02)
を添加しない場合2曲線2は0.20重量?6の酸化ハ
フニウム(Hf O2)を添加した場合。
曲線3は0.40重量%の酸化ハフニウム(Hf02)
を添加した場合2曲線4は0,60重量%の酸化ハフニ
ウム(HfO2)を添加した場合。
曲線5は0.80重量%の酸化ハフニウム(Hf02)
を添加した場合1曲線6は1.00重量%の酸化ハフニ
ウム(Hf O□)を添加した場合。
曲線7は1.20重量%の酸化ハフニウム(HfO□)
を添加した場合の特性をそれぞれ示している。第1図よ
り周波数I MHzの場合においては電力損失PBは酸
化ハフニウム(Hf02)を添加するか否かに無関係に
温度が約60℃の時最小値を有する。そして酸化ハフニ
ウム(HfO2)の添加量を増加していくにつれて、電
力損失PBは小さくなり添加量が0.60重量%の時が
最も電力損失PBは小さくなりそれよりも添加量を増加
していくにつれて、電力損失PBが増加していき。
添加量が1,20重量%を越えると 添加しない時より
も電力損失P3が大きくなる。
以上から周波数I MHzにおいて酸化ハフニウム(H
fO2)を1.00重量%以下(0%を含まず)添加し
た方が、添加しないものより電力損失PBが小さくなる
事がわかる。
第1表に、実施例1により得られた酸化物磁性材料(副
成分として、0.025重量%の二酸化ケイ素(SiO
□)、0.043重量%の酸化カルシウム(Cab)及
び0.060重量96の酸化ハフニウム(Hf O2)
を含有)と、従来の酸化物磁性材料(副成分として0.
025重量%の二酸化ケイ素(SiO2)と0.043
重量%の酸化カルシウム(Ca O)を含有し、酸化ハ
フニウム(HfO7)は添加しない)の諸特性(初透磁
率μi、飽和磁束密度B15(磁化力15[Oe]にお
ける磁束密度)[G]、残留磁束密度B r [G] 
保持力Hc[Oe]を示す。尚、主成分はいずれも酸化
第二鉄(Fe20.)を53.0モル%2酸化マンガン
(MnO)を37.0モル%及び酸化亜鉛(ZnO)を
10.0モル%含有している。
第1表より明らかな如く1本発明の実施例1のものは、
スイッチング電源用磁心材料として求められる諸特性1
例えば初透磁率μmが1000以上、飽和磁束密度か5
000G以上等という特性を十分に満たしている。
以上のことより添加物として酸化ハフニウム(HfO□
)は、スイッチング電源用磁心材料として求められる諸
特性を十分に満たし2周波数が200 kHz以上にお
いて、電力損失PBを1例えば約0.60重量%添加し
た場合、添加しない場合に比較し、温度60℃で約50
0 kW/m3改善できることがわかる。
第1表 (実施例2) 酸化物粉末を混合、成形、焼成してなる酸化物磁性材料
を主成分として、53.0モル%の酸化第二鉄(F e
203 )、36.0モル%の一酸化マンガン(MnO
)、及び11,0モル%の酸化亜鉛(Z n O)を含
有し、副成分として酸化カルシウム(Cab)  及び
二酸化ケイ素(SiO2)を従来の低損失酸化物磁性材
料の成分範囲(酸化カルシウム(Cab)が0.02〜
0.15重量9・6.二酸化ケイ素(S i 02 )
が0.005〜0.100重量96の範囲)で含有する
従来の低損失酸化物磁性材料に、さらに、酸化ジルコニ
ウム(Zr02)、酸化アルミニウム(A120i)及
び酸化ハフニウム(HfO2)の添加物を種々の割合で
複合添加した複数の実施例2の低損失酸化物磁性材料、
上記添加物を添加しない従来例及び比較例2として上記
添加物の単独または複合添加した複数の低損失酸化物磁
性材料を試作した。
これらの実施例2.従来例、及び比較例2の試作におい
ては、それぞれの酸化物原料を所定量秤量し混合した後
、造粒、成形プレスし、窒素ガス雰囲気中において、酸
素分圧5.Oat%以下で。
1100〜1300℃の温度で焼成して試料を得た。
第2表は試作した実施例2の試料No、 15〜17゜
No、19.20,22.23,25.26と、従来例
として試料層、8.及び比較例2の試料NO,9〜No
14 、 No、 18 、 21 、 24について
、それぞれの副成分及び添加成分の含有量と1周波数2
00kHzで最大磁束密度Bmが100OGの場合の電
力損失PRの試料温度に対する最小値を示したものであ
る。
第2表によれば、添加物である二酸化ジルコニウム(Z
rO2)、酸化アルミニウム(A1203)及び酸化ハ
フニウム(HfO2)の複合添加によって、従来例の試
料N098より電力損失が減少していることがわかる。
これは、これらの添加物において、ZrO2とHfO2
は、低損失酸化物磁性材料の粒界に析出して9粒界の抵
抗率を増大させ、Al2O3は結晶内に固溶して結晶内
の抵抗率を増大させ、且つ結晶組織を均一にする効果が
あったと考えられ。
これらの複合作用によって1組織内部の電磁気特性の均
一化と組織全体の抵抗率を増大せしめ、これが鉄損失を
減少せしめたものと、考えられる。
また、第2表において、ZrO2を0.40%添゛加し
た試料層+18.A1□030.60%添加した試料N
(L21及びHfO21,10添加した試料No、 2
4においては、異常粒の成長が認められ。
そのため電力損失が大きくなったと考えられる。
又、第2表の試料No、 9〜14は、それぞれ添加物
の単独又は2つが0%であり、この場合も電力損失が大
きく効果が薄いことがわかる。
以   下   余   白 第 表 以 下 余 白 (実施例3) 実施例2と同様の主成分と従来の副成分範囲を含aする
従来の低損失酸化物磁性材料に、さらに二酸化チタン(
TiO2)、五酸化バナジウム(V20s ) 、及び
酸化ハフニウム(Hf02)の添加物を種々の割合で複
合添加した複数の実施例3の低損失酸化物磁性材料を各
種試作し、この比較例として、上記添加物を添加しない
従来の低損失酸化物磁性材料2及び比較例3として上記
添加物を単独または複合添加した複数の低損失磁性材料
を併せて各種試作した。
実施例3.従来例、及び比較例3の試作においては、実
施例2と同様に、それぞれの酸化物原料を所定量秤量し
混合した後、造粒、成形プレスし窒素ガス雰囲気中にお
いて、酸素分圧5.Oat%以下で、1100〜130
0℃の温度で焼成して試料を得た。
第3表は試作した実施例3の試料NO,33〜35゜3
7.38,40,41,43.44と、従来例として試
料Nα8.及び比較例3の試料No、 27〜32、随
36,39.42について、それぞれの副成分及び添加
物成分の含有量と1周波数200kllzで最大磁束密
度Bmが100OGの場合の電力損失の試料温度に対す
る最小値を示したものである。
第3表によれば、添加物である二酸化チタン(TiO2
)、五酸化バナジウム(V20.)。
及び酸化ハフニウム(Hf 02)の複合添加によって
、従来の比較例の試料No、 28より電力損失が減少
していることがわかる。これは、添加物。
■20.及びHfO2が粒界に析出して粒界の抵抗率を
増大させ、且つ結晶組織を均一にする効果があったと考
えられ、これらの複合作用によって。
実施例2と同様にして、電力損失を減少せしめたものと
考えられる。
第3表において、TiO2を0.30重量%添加した試
料随39及びHfO2を1,10重量%添加した試料1
り、42においては、異常粒の成長が認められ、そのた
め電力損失が大きくなったと考えられる。
第3表の試料No、 27〜32は、それぞれ添加物の
単独又は2つが096であり、この場合も電力損失が大
きく効果が薄いことがわかる。
第4表は、従来の試料No、 8と本発明の実施例2の
試料\0.1について、第5表は、従来の試料No、 
8と、実施例3の試料Nα33について、それぞれの初
透磁率μ、飽和磁束密度B15.残留磁束密度Br、及
び抵抗率ρの各電磁気特性について比較したものである
第4表及び第5表では、μ、B+s、Brについては、
試料NO,8とkl 5.又は、試料111O,33の
いずれも遜色なく、抵抗率のみが実施例2のNo、15
又は実施例3のN(L33のそれぞれが、従来のNα8
の十倍以上の値を示している。この抵抗率の格段の向上
か、渦電流損失を減少せしめた主な原因になっているこ
とが理解される。
以  下  余  白 第 表 以 下 余 白 以上1本発明の実施例2.3によって、100kHz以
上の電力損失の低減がなされ、100kHz以上の高周
波におけるスイッチング電源用トランスコア材料として
優れた低損失酸化物磁性材料が得られることが確認され
た。
以  下  余  白 (実施例4) 主成分として、50.0モル%の酸化第二鉄(Fe20
.)、39.0モル%の一酸化マンガン(M n O)
及び8゜0モル%の酸化亜鉛(ZnO)に、副成分とし
て、二酸化ケイ素(S l 02 )酸化カルシウム(
Ca O) 、 酸化ハフニウム(Hf02)、酸化ジ
ルコニウム(ZrO2)。
三酸化アルミニウム(A1203)、五酸化バナジウム
(V 20 q−)を単独または複合添加し、混合し、
造粒し、成形プレスした後、窒素ガス雰囲気中において
、酸素分圧5.Oat%以下、各組成において、最適焼
結温度である1100〜1300″C温度で焼結した。
第6表は、主成分とし・て53.0モル%酸化第二鉄(
F j203 )、39.0モル%の一酸化マンガン(
M n O)及び8.0モル%の酸化亜鉛(ZnO)を
含有する高透磁率M n−Z nフェライトに1副成分
として二酸化ケイ素(S i O2) 。
酸化カルシウム(Ca O)を添加し、更に、酸化ハフ
ニウム(Hf02)と酸化ジルコニウム(Z r 02
 ) 、及び選択成分として、酸化アルミニウム(A1
203)と五酸化バナジウム(V 20、)とを複合添
加したときの1周波数がIMHz。
最大磁束密度Bの値が500G (ガウス)の場合の電
力損失(鉄損)の60℃付近に於ける夫々の組成に於け
る値を示す。
本発明の組成と電力損失(鉄損)との値を示す第6表を
参照して説明する。
第6表に、各副成分の添加量と、電力損失(鉄損)との
関係を示す。
第6表より二酸化ハフニウム(HfOz)、二酸化ジル
コニウム(Z「0□)、酸化アルミニウム(A 120
3 ’) 、 五酸化バナジウム(V2O5)の複合添
加によって、電力損失の値は、従来の低損失酸化物磁性
材料の値に比べて低い値を示し。
特性値は、従来の値に比べてほぼ30%程向上している
ことがわかる。
酸化ハフニウム(Hf02)1.10重量%添加(試料
番号52),二酸化ジルコニウム(ZrO□)0.40
重量%添加(試料番号60)、酸化アルミニウム(A 
I203 ) 0.60重量%添加(試料番号63)、
五酸化バナジウム(V2O、)0.25重量%添加(試
料番号66)においては、結晶粒に異常粒の成長が認め
られ、比抵抗ρも劣化し、電力損失が大きくなっている
(実施例5) 実施例4と同様にして、主成分として。
50.0モル%の酸化第二鉄(Fe2 o3 )。
39.0モル%の一酸化マンガン(MnO)及び8.0
モル%の酸化亜鉛(ZnO)に、副成分として、二酸化
ケイ素(SiO□)、酸化カルシウム(Cab)、酸化
ハフニウム(HfO2)、酸化ジルコニウム(Zr02
)、及び選択成分として酸化アルミニウム(A I 2
03 ) 、二酸化チタン(T i 02 )を単独ま
たは複合添加し、混合し造粒し、成形プレスした後、窒
素ガス雰囲気中において、酸素分圧5.Qat%以下、
各組成において、最適焼結温度である1100〜 1300℃温度で焼結した。
第7表は主成分として53.0モル%の酸化第二鉄(F
e204 )39.0モル%の一酸化マンガン(M n
 O)を含有し、副成分として二酸化ケイ素(Sin2
)、酸化カルシウム(Ca O)を基本とし、さらに酸
化ハフニウム(Hf02)と酸化ジルコニウム(ZrO
2)、及び選択成分として酸化アルミニウム(Al□0
.)と二酸化チタン(T i 02 )とを複合添加し
たときの2周波数がI MHz 、動作磁束密度Bが5
00G (ガウス)の場合の電力損失(鉄損)の60℃
付近に於ける各組成の於ける値を示す。
本発明の組成と、電力損失(鉄損)との値を示す第7表
について説明する。第7表は各副成分の添加量と電力損
失の関係を示す。第7表より、酸化ハフニウム(Hf 
O□)、二酸化ジルコニウム(Z r 021.酸化ア
ルミニウム(A120B)。
二酸化チタン(TiO2)の複合添加によって。
電力損失が向上していることがわかる。又、電力損失は
2例として前述の通り周波数がIM)Iz、最大磁束密
度500G (ガウス)での測定値を示すが、100k
Hz以上の周波数において、すべて同様の電力損失が見
られる。
酸化ハフニウム(Hf O□)1.10重量%添加(試
料番号82)、酸化ジルコニウム(Zr02)0.40
重量%添加(試料番号85)酸化アルミニウム(Al□
03)0.60重量%添加(試料番号88)、二酸化チ
タン(T i O□)0.35重量%添加(試料番号9
1)においては。
結晶粒に異状粒の成長が認められ比抵抗ρも劣化し、電
力損失が大きくなっている。
第8表は、実施例5に於ける試料番号83と。
従来組成(試料番号47.71)について、初透磁率μ
、飽和磁束密度B19.残留磁束密度Br。
比抵抗ρの比較を示す。
第8表には、実施例4に於ける試料番号58と。
従来組成(試料番号69)について、初透磁率μ。
磁化力が150eに於ける飽和磁束密度B15+残留磁
束密度Br、保持力He、比抵抗ρの値を示すが2本発
明による低損失磁性材料の比抵抗の値は。
従来の組成の低損失磁性材料に比べて、20倍以上の高
い値となっている。
また、第8表において2本発明による実施例5の試料番
号80と従来(試料番号69)について諸特性を比較す
ると、比抵抗ρが約20倍以上となっていることがわか
る。
尚、実施例4.実施例5において、窒素ガス雰囲気中酸
素分圧0.5%における焼結温度は。
1100〜1300℃の範囲において、最適温度で焼結
した。
以    下    余    白 第 表 第 7 表 第 表 (実施例6) 主成分として53.0モル%の酸化第二鉄(Fe、Os
)、39.0モル%の一酸化マンガン(MnO)、及び
8.0モル%の酸化亜鉛(ZnO)を含有し、副成分と
して、0.010〜0.040重量%、二酸化ケイ素(
SiO2)。
0.020〜0.15重量%の酸化カルシウム(Cab
、)を含有し、添加成分として0.01〜0.80重量
%の酸化ハフニウム(Hf02)0.005〜0.30
0重量%の酸化タンタル(Ta205)を添加し、これ
らをボールミルにて混合した後、予焼し、粉砕し、造粒
し、成形プレスした後、酸素分圧0〜3%(0を含まず
)。
温度1100〜1300℃で1〜4時間焼結し。
酸化物磁性材料を得た。
第9表は各組成に於いて焼結条件を変化させて得られた
酸化物磁性材料の中で最も優れたコアロス特性を示した
試料について、二酸化ケイ素(S io 2 ) +酸
化カルシウム(Cab)、酸化/1フニウム(HfO2
)、酸化タンタル(Ta205)をパラメータとしたと
きの温度60℃、砧東密度500Gとしたときの電力損
失PB(mW/cc)を示したものである。
第9表において、試料番号106は主成分として53.
0モル%の酸化第、二鉄(Fe20.)。
39.0モル%の一酸化マンガン(MnO)、μび8.
0モル?6の酸化亜鉛(Z n O)を含有し。
0.030重量%の二酸化ケイ素(Sin2)。
0.080重ji 96の酸化カルシウム(Cab)(
副成分とし、酸化ハフニウム(HfO□)、酸イ1タン
タル(Ta20q)を添加していない従来に電源用M 
n −Z n系フェライトである。
本発明における酸化物磁性材料は、いずれの場合も従来
のもの(試料106)より優れていることがわかる。ま
た、二酸化ケイ素(5102)が0.030重量%、酸
化カルシウム(Ca O)が0.060重量%、酸化ハ
フニウム(HfO2)が0.15重量%、酸化タンタル
(Taz o、)が0.05重量%を添加して作製した
試料番号102は、従来のフェライトと比較して電力損
失PBが約1/2程度になっており、著しい低損失特性
を実現している。
第9表 [発明の効果コ 以上説明したように5本発明によれば、二酸化ケイ素及
び酸化カルシウムを含むZ n−Mnフェライト系酸化
物磁性材料において、添加物として1.00重量%以下
のHfO2スイッチング電源用トランスとして求められ
る諸特性を充分満足するとともに1周波数が100kH
z以上の高周波においても従来ものよりも電力損失を低
減でき。
高周波磁心用材料としてスイッチング電源の小型。
軽量化に十分に適合した材料を提供することができる。
また1本発明によれば、このZ n −M nフェライ
ト系酸化物磁性材料において、添加物として。
さらに、0.30重量%以下の酸化ジルコニウム(Z 
r02 )、0.30重量%以下の酸化タンタル(Ta
2o3 )の少なくとも一種を含むことにより、スイッ
チング電源用トランスとして求められる諸特性を更に向
上させることができる。
更に1本発明によれば、これらZ n −M nフェラ
イト系酸化物磁性材料において、0.50重量%以下の
A 1203及び0,30重量%以下のTiO2の少な
くとも一種を含むことにより、更に。
電力損失等の諸特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る低損失酸化物磁性材料の
温度と電力損失(Ps)との関係を示す図で、比較例と
して、酸化ハフニウム(HfO2)を添加しない材料(
曲線1)及び1,20重量%の酸化ハフニウム(HfO
2)を添加した材料(曲線7)を併せて示した。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.主成分として30〜42.0モル%の一酸化マンガ
    ン(MnO),4.0〜19モル%の酸化亜鉛(ZnO
    ),及び残部として酸化第二鉄(Fe_2O_3)を含
    み,副成分として0.020〜0.15重量%の酸化カ
    ルシウム(CaO)と,0.005〜0.10重量%の
    二酸化ケイ素(SiO_2)とを含み,添加物として1
    .00重量%以下の酸化ハフニウム(HfO_2)を含
    むことを特徴とする低損失酸化物磁性材料。
  2. 2.第1の請求項記載の低損失酸化物磁性材料において
    ,添加物としてさらに0.30重量%以下の酸化ジルコ
    ニウム(ZrO_2),0.20重量%以下の酸化バナ
    ジウム(V_2O_5),及び0.30重量%以下の酸
    化タンタル(Ta_2O_5)の少なくとも一種を含む
    ことを特徴とする低損失酸化物磁性材料。
  3. 3.第1又は第2の請求項記載の低損失酸化物磁性材料
    において,添加物としてさらに0.50重量%以下のA
    l_2O_3,及び0.30重量%以下のTiO_2の
    少なくとも一種を含むことを特徴とする低損失酸化物磁
    性材料。
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