JPH0322443Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0322443Y2 JPH0322443Y2 JP8780482U JP8780482U JPH0322443Y2 JP H0322443 Y2 JPH0322443 Y2 JP H0322443Y2 JP 8780482 U JP8780482 U JP 8780482U JP 8780482 U JP8780482 U JP 8780482U JP H0322443 Y2 JPH0322443 Y2 JP H0322443Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- snow
- building
- heat
- insulating material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は変圧器および配電機器を収納する配電
塔に係り、特に積雪量の多い地方に設置するのに
最適な配電塔の融雪装置に関するものである。
塔に係り、特に積雪量の多い地方に設置するのに
最適な配電塔の融雪装置に関するものである。
近年、変電所要員の確保あるいは変電所の保守
管理の効率化をはかる上から中小変電所において
は、市街地、山間部を問わず無人化対策が着々と
進められ、その上変電所の縮少化、建設工期の短
縮、コストダウン等の関係から、油入変圧器とキ
ユービクルとよりなるメタルクラツド式のような
配電塔が設置され、この配電塔を指令所からの遠
隔操作によつて保守管理を行うことにより無人化
をはかつている。然るに、積雪寒冷地に設置され
る上記配電塔においては、雪害から配電塔を保護
するために、配電塔の屋根雪を定期的におろす必
要があつた。しかし、現実には雪おろしのための
人員不足、あるいは配電塔自体が雪深い場所に設
置されていることが多いので、配電塔における雪
おろし作業は非常に困難であつた。このため、積
雪量の多い場所に設置される配電塔にあつては、
配電塔の建屋自体を積雪の重さに耐えることがで
きるよう強固に建設するか、あるいは、配電塔の
屋根全面に電熱装置(例えば面発熱体)を設けて
雪害から配電塔を保護していた。しかし、前者は
建設資材等を多く必要とするので、建設に手間が
かかると共に、建設コストが上昇し、又、後者
は、屋根雪を融雪するために電力を必要とするた
め非常に不経済であると共に、電熱装置を使用す
る結果、前者と同様配電塔の建設コストが高価と
なる欠点があつた。
管理の効率化をはかる上から中小変電所において
は、市街地、山間部を問わず無人化対策が着々と
進められ、その上変電所の縮少化、建設工期の短
縮、コストダウン等の関係から、油入変圧器とキ
ユービクルとよりなるメタルクラツド式のような
配電塔が設置され、この配電塔を指令所からの遠
隔操作によつて保守管理を行うことにより無人化
をはかつている。然るに、積雪寒冷地に設置され
る上記配電塔においては、雪害から配電塔を保護
するために、配電塔の屋根雪を定期的におろす必
要があつた。しかし、現実には雪おろしのための
人員不足、あるいは配電塔自体が雪深い場所に設
置されていることが多いので、配電塔における雪
おろし作業は非常に困難であつた。このため、積
雪量の多い場所に設置される配電塔にあつては、
配電塔の建屋自体を積雪の重さに耐えることがで
きるよう強固に建設するか、あるいは、配電塔の
屋根全面に電熱装置(例えば面発熱体)を設けて
雪害から配電塔を保護していた。しかし、前者は
建設資材等を多く必要とするので、建設に手間が
かかると共に、建設コストが上昇し、又、後者
は、屋根雪を融雪するために電力を必要とするた
め非常に不経済であると共に、電熱装置を使用す
る結果、前者と同様配電塔の建設コストが高価と
なる欠点があつた。
本考案は上述の欠点を除去して、変圧器の運転
中に発生する排熱を有効に利用して配電塔の屋根
に積つている雪を効率的に融雪させることができ
る簡易な構造で省エネルギータイプの融雪装置を
提供するもので、以下本考案の実施例を第1図お
よび第2図により説明すると、1は配電塔の建屋
で、この建屋1は横長な箱体2と、この箱体2の
上面を被覆する屋根3とからなり、特に、屋根3
は鉄板を用いて建屋1の前方(第2図左方向)と
後方(第2図の右方向)とにそれぞれ角度を異に
し、しかも、屋根3上の積雪が滑落しやすい傾斜
角度で箱体2と一体に形成される。4は箱体2内
に収納された油入変圧器、5は同じくキユービク
ルで、上記油入変圧器4は防音壁4aにより囲繞
されている。6は箱体2内において変圧器4に取
付けられた放熱器、7は変圧器4の高圧ブツシン
グ、8は低圧ブツシング、9はグラスウール等か
らなる吸音効果を兼備した断熱材で、箱体2には
その内壁全周と床面とに貼付されており、又、屋
根3の裏面には、第2図に示すように、軒先から
所要幅の傾斜下端面a,bだけを残した状態で貼
設されている。10は冬期箱体2内を換気するた
めに箱体2の一側壁に開口された吸気口で、この
吸気口10には変圧器4内の油温に応じて開閉す
る自動シヤツター11が取付けられている。12
は吸気口10を有する箱体2一側壁の上部に取付
けられた換気扇で、上記自動シヤツター11と同
様に油温に応じて作動するようになつている。1
3は同じく箱体2の一側壁に開口された夏期用の
吸気口で、冬期は断熱材を内側に備えた蓋体14
によつて完全に閉鎖されている。15は小動物の
箱体2内への侵入を阻止するために吸気口13に
貼設した金網、16は風向ガイドである。
中に発生する排熱を有効に利用して配電塔の屋根
に積つている雪を効率的に融雪させることができ
る簡易な構造で省エネルギータイプの融雪装置を
提供するもので、以下本考案の実施例を第1図お
よび第2図により説明すると、1は配電塔の建屋
で、この建屋1は横長な箱体2と、この箱体2の
上面を被覆する屋根3とからなり、特に、屋根3
は鉄板を用いて建屋1の前方(第2図左方向)と
後方(第2図の右方向)とにそれぞれ角度を異に
し、しかも、屋根3上の積雪が滑落しやすい傾斜
角度で箱体2と一体に形成される。4は箱体2内
に収納された油入変圧器、5は同じくキユービク
ルで、上記油入変圧器4は防音壁4aにより囲繞
されている。6は箱体2内において変圧器4に取
付けられた放熱器、7は変圧器4の高圧ブツシン
グ、8は低圧ブツシング、9はグラスウール等か
らなる吸音効果を兼備した断熱材で、箱体2には
その内壁全周と床面とに貼付されており、又、屋
根3の裏面には、第2図に示すように、軒先から
所要幅の傾斜下端面a,bだけを残した状態で貼
設されている。10は冬期箱体2内を換気するた
めに箱体2の一側壁に開口された吸気口で、この
吸気口10には変圧器4内の油温に応じて開閉す
る自動シヤツター11が取付けられている。12
は吸気口10を有する箱体2一側壁の上部に取付
けられた換気扇で、上記自動シヤツター11と同
様に油温に応じて作動するようになつている。1
3は同じく箱体2の一側壁に開口された夏期用の
吸気口で、冬期は断熱材を内側に備えた蓋体14
によつて完全に閉鎖されている。15は小動物の
箱体2内への侵入を阻止するために吸気口13に
貼設した金網、16は風向ガイドである。
次に、動作について説明すると、変圧器4の通
電中は、常にコイルや鉄心に発熱があり、その熱
は変圧器4内の油に伝えられ、変圧器4に取付け
た放熱器6を通じて箱体2内に放熱され、この放
熱により放熱器6付近の空気は加温されて、図中
に矢印で示すように、浮力の作用で上昇し、箱体
2内上方の屋根3内側の空間部cに滞溜する。
又、キユービクル5の運転により発生する熱も放
熱器6からの放熱と同様に箱体2の上方に上昇し
て空間部cに滞溜される。この結果、建屋1内の
上記空間部cは、機器から発生する排熱の放熱作
用によつて箱体2の下部や外気温に比べてその温
度は相当高くなる。これは建屋1自体が断熱構造
で、しかも、密閉構造に製作されているからであ
る。このため、建屋1内上部の空間部cは比較的
短時間で高温となりやすい。然るに、屋根3の裏
面は軒先から所要幅の傾斜下端面a,bだけを残
した状態で箱体2と同様に断熱材9が貼設されて
いるので、建屋1内上方の空間部cに滞溜してい
る比較的暖い空気によつて、上記屋根3の断熱材
9が貼設されていない傾斜下端面a,bの部分は
徐々に加温されることとなる。従つて、上記屋根
3の傾斜下端面a,b上に積つている雪や氷のか
たまりは、傾斜下端面a,bを加温する熱によつ
て徐々に融けて、傾斜下端面a,b上に水膜を形
成させる。即ち、屋根雪の滑落を阻害している上
記屋根3の軒先に近い傾斜下端面a,b上に積つ
ている雪や氷のかたまりを自然に滑落させて屋根
3から排除させる。この結果、屋根3の積雪はそ
の重力の分力により屋根3の傾斜面を自然に滑落
し、屋根3の傾斜下端面a,bから地上に落下し
て除雪される。
電中は、常にコイルや鉄心に発熱があり、その熱
は変圧器4内の油に伝えられ、変圧器4に取付け
た放熱器6を通じて箱体2内に放熱され、この放
熱により放熱器6付近の空気は加温されて、図中
に矢印で示すように、浮力の作用で上昇し、箱体
2内上方の屋根3内側の空間部cに滞溜する。
又、キユービクル5の運転により発生する熱も放
熱器6からの放熱と同様に箱体2の上方に上昇し
て空間部cに滞溜される。この結果、建屋1内の
上記空間部cは、機器から発生する排熱の放熱作
用によつて箱体2の下部や外気温に比べてその温
度は相当高くなる。これは建屋1自体が断熱構造
で、しかも、密閉構造に製作されているからであ
る。このため、建屋1内上部の空間部cは比較的
短時間で高温となりやすい。然るに、屋根3の裏
面は軒先から所要幅の傾斜下端面a,bだけを残
した状態で箱体2と同様に断熱材9が貼設されて
いるので、建屋1内上方の空間部cに滞溜してい
る比較的暖い空気によつて、上記屋根3の断熱材
9が貼設されていない傾斜下端面a,bの部分は
徐々に加温されることとなる。従つて、上記屋根
3の傾斜下端面a,b上に積つている雪や氷のか
たまりは、傾斜下端面a,bを加温する熱によつ
て徐々に融けて、傾斜下端面a,b上に水膜を形
成させる。即ち、屋根雪の滑落を阻害している上
記屋根3の軒先に近い傾斜下端面a,b上に積つ
ている雪や氷のかたまりを自然に滑落させて屋根
3から排除させる。この結果、屋根3の積雪はそ
の重力の分力により屋根3の傾斜面を自然に滑落
し、屋根3の傾斜下端面a,bから地上に落下し
て除雪される。
次に、建屋1は上述のように密閉、断熱構造と
なつているので、機器からの排熱によつて建屋1
内の温度が必要以上に上昇すると、機器類に悪影
響を与えることとなる。この際、即ち、本案では
変圧器4内の油量が所要温度(例えば85℃)に達
すると、吸気口10の自動シヤツター11が自動
的に開いて外気を箱体2内に導入させると共に、
換気扇12も自動的に作動して、箱体2内を換気
させる。この結果、箱体2内は機器の運転に差し
支えない温度状態に維持される。
なつているので、機器からの排熱によつて建屋1
内の温度が必要以上に上昇すると、機器類に悪影
響を与えることとなる。この際、即ち、本案では
変圧器4内の油量が所要温度(例えば85℃)に達
すると、吸気口10の自動シヤツター11が自動
的に開いて外気を箱体2内に導入させると共に、
換気扇12も自動的に作動して、箱体2内を換気
させる。この結果、箱体2内は機器の運転に差し
支えない温度状態に維持される。
又、冬期以外、即ち、屋根3の融雪が必要ない
場合は、蓋体14を外して吸気口13を開口する
ことにより、外気を箱体2内に導入して機器の冷
却を行う。又、変圧器4の油温が所要温度以上に
なつたときは換気扇12を作動させて、換気量の
増大をはかることにより、機器からの排熱を外部
に排出させて、変圧器4やキユービクル5の冷却
を行う。
場合は、蓋体14を外して吸気口13を開口する
ことにより、外気を箱体2内に導入して機器の冷
却を行う。又、変圧器4の油温が所要温度以上に
なつたときは換気扇12を作動させて、換気量の
増大をはかることにより、機器からの排熱を外部
に排出させて、変圧器4やキユービクル5の冷却
を行う。
尚、本考案は、屋根3の裏面に断熱材9を、屋
根3の軒先から所要幅の傾斜下端面a,bを残し
た状態で貼付してあるが、上記断熱材9は、軒先
部分を残して貼設する他に、屋根3の上方に至る
に従つて断熱材9を階段状に厚くして貼設する
か、あるいは屋根3の下方に位置する部分は薄
く、逆に、上方に至るに従つて肉厚を順次厚くし
て傾斜状に形成した断熱材9を貼設することによ
り、屋根3裏の空間部cに滞溜する加温された空
気の保温効果を一層高めるようにしても本考案は
成立するものである。
根3の軒先から所要幅の傾斜下端面a,bを残し
た状態で貼付してあるが、上記断熱材9は、軒先
部分を残して貼設する他に、屋根3の上方に至る
に従つて断熱材9を階段状に厚くして貼設する
か、あるいは屋根3の下方に位置する部分は薄
く、逆に、上方に至るに従つて肉厚を順次厚くし
て傾斜状に形成した断熱材9を貼設することによ
り、屋根3裏の空間部cに滞溜する加温された空
気の保温効果を一層高めるようにしても本考案は
成立するものである。
又、第3図に示すように、屋根3の傾斜下端面
a,bの他、屋根3の頂部裏面も残して断熱材9
を屋根3の裏面に貼設し、空間部cに滞溜する加
温された空気により屋根3頂部裏面の断熱材9の
存在していない部分を温めて、屋根3の頂部の積
雪を、傾斜下端面a,bと同様に融雪して屋根雪
を2分することにより、屋根雪をより自然滑落し
やすくしたり、あるいは、屋根3の長さ方向の端
部を傾斜下端面a,bと同様に断熱材9を貼設し
ないようにして、この部分を加温空気により温め
て屋根3上両端部の積雪を融雪して屋根雪の自然
滑落を助けるようにしてもよい。
a,bの他、屋根3の頂部裏面も残して断熱材9
を屋根3の裏面に貼設し、空間部cに滞溜する加
温された空気により屋根3頂部裏面の断熱材9の
存在していない部分を温めて、屋根3の頂部の積
雪を、傾斜下端面a,bと同様に融雪して屋根雪
を2分することにより、屋根雪をより自然滑落し
やすくしたり、あるいは、屋根3の長さ方向の端
部を傾斜下端面a,bと同様に断熱材9を貼設し
ないようにして、この部分を加温空気により温め
て屋根3上両端部の積雪を融雪して屋根雪の自然
滑落を助けるようにしてもよい。
更に、本案は屋根3の傾斜角度を建屋1の前方
側と後方側においては、その傾斜角度を異にした
実施例について説明したが、本案はこれに限定す
ることなく同一角度でもよく、又、屋根3の傾斜
下端面a,b(軒先部分)のみに図示しない電熱
装置を設置し、必要に応じてこの電熱装置を通電
して軒先部分の融雪効果を高めるようにしても本
考案は成立するものである。
側と後方側においては、その傾斜角度を異にした
実施例について説明したが、本案はこれに限定す
ることなく同一角度でもよく、又、屋根3の傾斜
下端面a,b(軒先部分)のみに図示しない電熱
装置を設置し、必要に応じてこの電熱装置を通電
して軒先部分の融雪効果を高めるようにしても本
考案は成立するものである。
本考案は上述のように、配電塔の建屋内の壁面
および床面の断熱材を貼設すると共に、建屋の屋
根の裏面にも軒先から所要幅の傾斜下端面を残し
て断熱材を貼設し、上記建屋内をその内部に収納
した変圧器やキユービクル等の機器から放熱され
る排熱を有効利用して加温し、この加温空気によ
り屋根裏面の断熱材が貼設されていない鉄板部分
を徐々に加温させて、屋根の軒先上に積つている
雪や氷を軒先から剥離させることにより、屋根上
の他の積雪を自然滑落させて屋根雪を除雪するよ
うにしたもので、従来のように、屋根雪を人力で
排除したり、建屋の構造を所要の積雪に耐えるよ
う強固に建設したり、あるいは屋根全面に融雪用
の電熱装置を敷設するようにしたものとは全く異
なり、本案は、建屋の内側を始め、屋根の裏面も
軒先部分を除いて断熱材を所要厚さで貼設して、
建屋内に収納した機器から発生する排熱を外部に
漏出するのを極力防止して建屋内上方に滞溜さ
せ、この滞溜する暖い空気により建屋内と接する
断熱材を有しない屋根の軒先部分を直接加温し
て、軒先上に積つている雪や氷のかたまりを排除
して屋根雪を自然滑落させることにより、配電塔
屋根の除雪を行うため、除雪は人手を要すること
なく、又、特別な加熱手段を用いることなく円滑
に行うことができる。又、屋根雪の融雪に際して
は、建屋内と接する屋根の軒先部分の断熱材を有
しない部分を加温して、この部分の積雪や氷のみ
を融かすだけでよいので、機器の排熱のみで充分
に初期の目的を達成することが可能となり、しか
も、屋根の積雪は従来より軒先の積雪を排除する
ことにより自然滑落するということは充分知られ
ているため、本案は機器からの排熱を建屋内の上
方に断熱材を用いて高温状態で保温滞溜させ、か
つ、この滞溜する暖い空気を利用して屋根の軒先
部分を温める構造となつている関係上、機器から
発生する排熱を有効利用することとあわせて、配
電塔を簡素な構造にして安価に製作することがで
きる。その上、融雪のためのエネルギーは機器の
運転中に生ずる排熱を最大限に利用し、従つて、
融雪のための電力は、必要最少限度だけ使用する
結果、屋根雪の融雪を経済的に行うことができる
等実用上幾多の優れた効果を有するものである。
および床面の断熱材を貼設すると共に、建屋の屋
根の裏面にも軒先から所要幅の傾斜下端面を残し
て断熱材を貼設し、上記建屋内をその内部に収納
した変圧器やキユービクル等の機器から放熱され
る排熱を有効利用して加温し、この加温空気によ
り屋根裏面の断熱材が貼設されていない鉄板部分
を徐々に加温させて、屋根の軒先上に積つている
雪や氷を軒先から剥離させることにより、屋根上
の他の積雪を自然滑落させて屋根雪を除雪するよ
うにしたもので、従来のように、屋根雪を人力で
排除したり、建屋の構造を所要の積雪に耐えるよ
う強固に建設したり、あるいは屋根全面に融雪用
の電熱装置を敷設するようにしたものとは全く異
なり、本案は、建屋の内側を始め、屋根の裏面も
軒先部分を除いて断熱材を所要厚さで貼設して、
建屋内に収納した機器から発生する排熱を外部に
漏出するのを極力防止して建屋内上方に滞溜さ
せ、この滞溜する暖い空気により建屋内と接する
断熱材を有しない屋根の軒先部分を直接加温し
て、軒先上に積つている雪や氷のかたまりを排除
して屋根雪を自然滑落させることにより、配電塔
屋根の除雪を行うため、除雪は人手を要すること
なく、又、特別な加熱手段を用いることなく円滑
に行うことができる。又、屋根雪の融雪に際して
は、建屋内と接する屋根の軒先部分の断熱材を有
しない部分を加温して、この部分の積雪や氷のみ
を融かすだけでよいので、機器の排熱のみで充分
に初期の目的を達成することが可能となり、しか
も、屋根の積雪は従来より軒先の積雪を排除する
ことにより自然滑落するということは充分知られ
ているため、本案は機器からの排熱を建屋内の上
方に断熱材を用いて高温状態で保温滞溜させ、か
つ、この滞溜する暖い空気を利用して屋根の軒先
部分を温める構造となつている関係上、機器から
発生する排熱を有効利用することとあわせて、配
電塔を簡素な構造にして安価に製作することがで
きる。その上、融雪のためのエネルギーは機器の
運転中に生ずる排熱を最大限に利用し、従つて、
融雪のための電力は、必要最少限度だけ使用する
結果、屋根雪の融雪を経済的に行うことができる
等実用上幾多の優れた効果を有するものである。
第1図は本考案の融雪装置を備えた配電塔の概
略を示す縦断正面図、第2図は縦断側面図、第3
図は本考案の他の実施例を示す縦断面図である。 2……箱体、3……屋根、4……油入変圧器、
5……キユービクル、6……放熱器、9……断熱
材。
略を示す縦断正面図、第2図は縦断側面図、第3
図は本考案の他の実施例を示す縦断面図である。 2……箱体、3……屋根、4……油入変圧器、
5……キユービクル、6……放熱器、9……断熱
材。
Claims (1)
- 油入変圧器およびキユービクルを収納した箱体
の一側壁下方に開閉自在な吸気口を、上方には換
気扇等の排気手段をそれぞれ備えた配電塔におい
て、上記配電塔の箱体内壁面と床面とに断熱材を
貼設し、この箱体の上部に所要角度傾斜させて設
けた配電塔の屋根の裏面には、上記屋根の軒先か
ら所要幅の傾斜下端面だけを残して箱体内と同様
の断熱材を貼設したことを特徴とする配電塔の融
雪装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8780482U JPS58193707U (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 配電塔の融雪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8780482U JPS58193707U (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 配電塔の融雪装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58193707U JPS58193707U (ja) | 1983-12-23 |
| JPH0322443Y2 true JPH0322443Y2 (ja) | 1991-05-16 |
Family
ID=30096501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8780482U Granted JPS58193707U (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 配電塔の融雪装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58193707U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6186631B1 (ja) * | 2016-11-30 | 2017-08-30 | 日本遮熱株式会社 | 箱型電気設備の遮熱構造 |
-
1982
- 1982-06-11 JP JP8780482U patent/JPS58193707U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58193707U (ja) | 1983-12-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6225705B1 (en) | Convection energy generator | |
| EP1065326B1 (en) | A de-humidification system of underground storage facilities and a method for de-humidification thereby | |
| US4290415A (en) | Building for cold districts | |
| RU2158809C1 (ru) | Водосточная система с электрическим подогревом | |
| JPH0322443Y2 (ja) | ||
| CN108521094B (zh) | 具有自动调温功能的预制舱变电站及其控温方法 | |
| JP2004069271A (ja) | 暖冷房装置と暖冷房装置の使用方法 | |
| JP3273748B2 (ja) | 融雪方法 | |
| JPH0314534Y2 (ja) | ||
| KR102398200B1 (ko) | 신재생에너지를 이용한 동절기 콘크리트 양생용 유로폼 시스템 및 시공 방법 | |
| JP2010007991A (ja) | 床下蓄熱システム及び床下蓄熱方法 | |
| CN214255334U (zh) | 底部进风箱式变电站 | |
| CN213367203U (zh) | 一种散热性能好的箱式变电站 | |
| CN213367143U (zh) | 智慧变电站箱 | |
| CN211265164U (zh) | 耐候干式变压器 | |
| CN211209001U (zh) | 预装式变电站 | |
| CN210152099U (zh) | 一种用于别墅及阳光房的顶层隔热结构 | |
| JPH0314533Y2 (ja) | ||
| CN108551103B (zh) | 模块化预制舱变电站及其散热方法 | |
| CN222558226U (zh) | 一种新能源汽车保温棚 | |
| CN216489095U (zh) | 一种自动排水除湿的箱式变电站 | |
| JPS60375Y2 (ja) | 冷凍倉庫の床下凍上防止装置 | |
| JPS58168845A (ja) | 太陽熱利用換気装置 | |
| JP2640297B2 (ja) | ソーラーシステムハウス | |
| JPH0218415Y2 (ja) |