JPH03224491A - ブタ成長ホルモン(pGH)の製造法 - Google Patents

ブタ成長ホルモン(pGH)の製造法

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JPH03224491A
JPH03224491A JP2017982A JP1798290A JPH03224491A JP H03224491 A JPH03224491 A JP H03224491A JP 2017982 A JP2017982 A JP 2017982A JP 1798290 A JP1798290 A JP 1798290A JP H03224491 A JPH03224491 A JP H03224491A
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JP
Japan
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growth hormone
gene
porcine growth
pbe274
dna
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JP2017982A
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English (en)
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Hideki Kawai
秀樹 川合
Yoichiro Shimogoori
下郡 洋一郎
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NIPPON NOUSAN KOGYO KK
Nihon Nosan Kogyo Co Ltd
Original Assignee
NIPPON NOUSAN KOGYO KK
Nihon Nosan Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ブタ成長ホルモン遺伝子により組換えられた
蚕核多角体病ウィルス由来のトランスファーベクターp
BE274 DNA、該ρBE274 DNAを使用し
て組換えられたブタ成長ホルモン遺伝子を含む蚕核多角
体病ウィルス及び膝組換えウィルスを細胞及び宿主に感
染増殖させることからなるブタ成長ホルモンの製造方法
に関する。
(従来の技術〕 近年の遺伝子工学の進歩により、異種の蓋白質を多量に
産生ずることが可能になった。例えば、大腸菌、酵母菌
に於いて組換えプラスミドを用いて有用物質を生産する
方法が多数報告されている。
一方、近年畜産業に於いては家畜成長ホルモンの利用に
対する関心が高まってきており、家畜成長ホルモンの家
畜への投与効果については既に多数の報告がある。例え
ば、Terry等は子ブタにブタ成長ホルモンを投与し
、著しい成長促進効果のあることを確認している (T
erry et al、 J、Anim。
Sci、64:433−443.1987)。
またこのホルモンは、ペブタイドであり、肉への残留と
いう問題もなく、安全性の点で好都合である。
そこで、家畜成長ホルモンを上記遺伝子工学的手法によ
り大量生産しようという試みが近年盛んになされている
。
〔発明を解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の家畜成長ホルモンを製造する手段
は、大腸菌等の原核細胞の発現系システムを使用するも
のであり、これら原核細胞のシステムは糖鎖の付加、ス
プライシング、ペプチダーゼ等による分解、分泌におい
て真核細胞システムと異なっており、哺乳動物由来の有
用物質を直接多量に生産することができない場合が多く
、この家畜成長ホルモンを製造する場合においても該成
長ホルモンを直接つくれず、発現させたあと2次加工を
必要とし、また発現量も低いものであった。
そこで、本発明の課題は、このような問題点を解決し、
ブタの成長ホルモンを効率良く多量に製造する手段を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、本発明は、 1、蚕核多角体病ウィルスDNAの多角体蛋白構造遺伝
子のプロモーター領域を含むトランスファーベクターp
BE274のポリリンカー領域にブタ成長ホルモン遺伝
子を組み込んだ組換えpBE274  DNA。
2、上記1記載の組換えpBE274 D N Aと、
蚕核多角体病ウィルスとを蚕培養細胞に同時に感染させ
ることにより、得られたブタ成長ホルモン遺伝子を含む
組換え蚕核多角体病ウィルス、3、上記2記載のブタ成
長ホルモン遺伝子を含む蚕核多角体病ウィルスを蚕培養
細胞又は蚕幼虫に感染増殖させ、ブタ成長ホルモンを取
得することを特徴とするブタ成長ホルモンの製造方法、
に関する。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
(1)本発明において使用するトランスファーベクター
pBE274は前圧等によって調整された蚕核多角体病
ウィルス由来のもので、第1図で示される構造を有する
(Maeda Invertebrate CellS
ystem Applications、CRCPre
ss C1eveland。
1988)。J亥トランスファーベクターpBE274
においては多角体蛋白構造遺伝子の一部がEcoR1の
切断部位を有するリンカ−領域に置き換えられ、該リン
カ−の5′−末端上流側に多角体蛋白構造遺伝子のプロ
モーター領域を有するものである。すなわち多角体遺伝
子を含むEcoRI 10.5kb断片をクローニング
したpBR322(pBmE36)から、プロモーター
下流のコンサーブド配列をなるべく残したまま多角体遺
伝子を除去し、ポリリンカーを挿入する。多角体遺伝子
の上流と下流はりコンビネーションのため3kb程度残
す。
まず、pEmE36の旧ndI[[3,9kbと3.1
kbを、それぞれpUc9 (p9H1B)、 pUc
8 (p8H255)にクローンする。この多角体を遺
伝子を含むp9818プラスミドより多角体遺伝子を除
去するため、EcoRIで切断後、Bal 31により
エキソヌクレアーゼ処理を行い、さらに旧ndlI[切
断後、再びpuc 9のポリリンカーの旧nd m −
Sma ■部位にクローンする。この場合、Bal 3
1の反応時間を変えることにより種々の長さのDNA断
片をクローンでき、これらのプラスミドはSma I側
からジデオキシ法により塩基配列を決定できる。シーフ
ェンスはプラスミドを直接シーフェンスするジデオキシ
法を用いれば、多角体遺伝子の塩基配列を決定しないか
ら目的の長さだけ消化したプラスミドを選ふことができ
、そのまま次のベクター構築に使用できる。p9B31
0プラスミドは、多角体遺伝子の翻訳開始のメチオニン
のATGより上流18塩基まで除去したものである。
方、多角体遺伝子の下流はpLlc sにクローンした
(p8H225)。これは、puc 8とpuc 9の
プラスミドは骨格が同じで、ポリリンカーが逆向きとい
う点を利用するためである。第1図のように処理して作
成した外来遺伝子挿入のためのプラスミド(p89B3
10)は、pucのへatllを境にして、それぞれp
uc 9とpUc 8由来であり、プロモーターを含む
多角体遺伝子の上流3 kb、  puc 8由来のポ
リリンカー、そして下流の3kbを順方向に含んでいる
。
そして最後にポリリンカ一部分よりEcoRl以外のカ
ッティングサイトを除いてpBE274を完成する。
(2)  また、本発明において、上記トランスファー
ベクターpBE274に挿入するブタ成長ホルモン遺伝
子のDNA断片は例えば以下の様に調整される。すなわ
ち常法によりブタ脳下垂体よりmRNAを抽出し、それ
を鋳型としてcDNAライブラリーを作成する。次にそ
のライブラリー中より成長ホルモン遺伝子を持つE、c
oliを選抜し、そのプラスミドより両側にEcoRI
切断面をもつブタ成長ホルモン遺伝子が得られる。ブタ
成長ホルモン遺伝子のcDNA塩基配列を第2図に示す
。
(3)次いで、(2)のブタ成長ホルモン遺伝子のDN
A断片を(1)のトランスファーベクターpBB274
のEcoRIカッティングサイトに導入して組み換えト
ランスファーベクターpBE274−pGHを作成する
。
この組み換えにおいては、トランスファーベクターpB
E274をEcoRIで切断し、既にEcoR1切断面
を持っているブタ成長ホルモン遺伝子を組み込み、T4
リガーゼにより結合し、大腸菌に形質転換し、ブタ成長
ホルモン遺伝子を正しい方向に含んだプラスミドを持つ
大腸菌を選抜することにより、組み換えトランスファー
ベクターpBE274−pG)lを得ることができる。
第3図は、pBE274をEcoRIで切断し、該切断
部位にブタ成長ホルモン遺伝子DNA断片を接続した場
合における、組み換えトランスファーベクターpBB2
74−pG)tの構造を示すものである。
(4)  (3)で得た組み換えトランスファーベクタ
ーpBE274−pGHを蚕核多角体病ウィルスDNA
と共にカイコ培養細胞に例えば燐酸カルシウム法を用い
て感染させる。これにより、上記組み換えトランスファ
ーベクターpBE274上のブタ成長ホルモン遺伝子D
NAと蚕核多角体病ウィルスの多角体遺伝子DNAが置
き換えられ、ブタ成長ホルモン遺伝子領域を含む組み換
え蚕核多角体病ウィルスが取得できる。該ウィルスのク
ローニングは、プラークアッセイ法又は限界希釈法によ
って行うことができる。
(5)  この後、この組み換え蚕核多角体病ウィルス
を例えば蚕の培養細胞あるいは蚕幼虫等宿主に感染増殖
させて、ブタ成長ホルモンを製造する。
蚕の培養細胞を使用する場合においては、Bm −N細
胞を培養している培地中に該組み換えウィルス液を細胞
あたり感染性ウィルス粒子が2個になるように添加すれ
ば4〜6日目には培地中に50μg/rnlのブタ成長
ホルモンが認められる。
蚕幼虫を使用する場合においては、5齢幼虫に経皮的に
3X10’個の感染性ウィルス粒子を注入すれば、4〜
6日目には体液中に500μg/mlのブタ成長ホルモ
ンが認められる。これらのブタ成長ホルモンは培養液あ
るいは体液よりゲル濾過クロマトグラフィー、イオン交
換クロマトグラフィー、アフィニティークロマトグラフ
ィー等の一般的な方法で精製される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来の原核細胞のシステムの様な得ら
れたブタ成長ホルモンの2次加工を必要とせず、ブタに
対してそのまま有効な生物活性を有する成長ホルモンを
直接かつ多量に製造することが出来た。このことにより
本発明は畜産の発展に大いに寄与するものである。
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例1 (1)トランスファーベクターpBE274の調整トラ
ンスファーベクターpBE274の調整は第1図に示す
如(に行った。すなわち常法により精製した蚕核多角体
病ウィルス粒子溶液に5O3(ラウリル硫酸ナトリウム
、  1.W/W%)およびプロテアーゼK(メルク社
製、  1+ng/mf)を加え、37゛Cで約2時間
インキュへ−1−した。この溶液に等量のフェノール溶
液(10mM l〜リス−塩酸緩衝液(p H7,6)
 −1mM EDTA飽和)を加え静かに約5分間振盪
し、次に12.000rpmで5分間遠心した。水層を
採り、同様のフェノール処理を2回繰り返した。このD
NAを含む水層に等量のクロロホルムを加え、静かに約
5分間振盪し、次に12.00Orpmで2分間遠心し
た。水層を採り、同様のクロロホルム処理を2回繰り返
した後、水層を1抛門トリス−塩酸緩衝液(p H7,
6)  1 mMEDTAに対して約2日間透析した。
得られたウィルスDNAを種々の制限酵素で消化し、0
.7%アガロースゲル電気泳動により分離したDNA断
片をサチン法で分析し、多角体遺伝子を含むEcoRI
断片10.5kbをpBR322(宝酒造社製)にクロ
ーンした。
このpBR322(pBmE36)から、プロモーター
下流のコンサーブド配列をなるべく残したまま多角体遺
伝子を除去し、ポリリンカーを挿入する。
多角体遺伝子の上流と下流はりコンビネーションのため
3kb程度残す。
まず、pBmE36のHind m 3.9kbと3.
1kbを、それぞれpUC9(p9)11B)、 pU
C8(p8H255)にクローンする。この多角体遺伝
子を含むp9H18プラスミドより多角体遺伝子を除去
するため、EcoRIで切断後、Bal 31によりエ
キソヌクレアーゼ処理を行い、さらに旧ndI[l切断
後、再びpuc 9のポリリンカーの旧nd m −S
ma I部位にクローンする。この場合、Bal 31
の反応時間を変えることにより種々の長さのD’NA断
片をクローンでき、これらのプラスミドはSma I側
からジデオキシ法により塩基配列を決定できる。シーフ
ェンスはプラスミドを直接シーフェンスするジデオキシ
法を用いれば、多角体遺伝子の塩基配列を決定しながら
目的の長さだけ消化したプラスミドを選ぶことができ、
そのまま次のベクター構築の実験に使用できる。p9B
310プラスミドは、多角体遺伝子の翻訳開始のメチオ
ニンのATGより上流18塩基まで除去したものである
。一方、多角体遺伝子の下流はpUc sにクローンし
た(p8H225)。これは、pUc 8とpUc 9
のプラスミドは骨格が同じで、ポリリンカーが逆向きと
いう点を利用するためである。第1図のように処理して
作成した外来遺伝子挿入のためのプラスミド(p89B
310)は、pucのAatIIを境にして、それぞれ
puc 9とpUc s由来であり、プロモーターを含
む多角体遺伝子の上流3 kb、  puc 8由来の
ポリリンカー、そして下流の3kbを順方向に含んでい
る。
このプラスミドp89B310を更に加工したものがp
BE274である。p89B310とは、多角体遺伝子
上流の約18塩基をほぼそのまま残した点及びクローニ
ングサイトをEcoRIlケ所のみにした点で異なる。
(2)ブタ成長ホルモン遺伝子DNAの調整ブタ成長ホ
ルモンcDNAはブタ脳下垂体より公知の方法によって
調整された。すなわち、ブタ脳下垂体よりm−RNAを
抽出し、常法によりλgtllを発現ベクターとするc
DNAライブラリーを作成した(にato、Mo1.C
e11.Endocrinol)。
YANGらの方法(Proc、Natl、Acad、S
ci、USA、 80゜1194−1198)により、
ニトロセルロース膜上で発現させた5X10’個のプラ
ークより抗羊成長ホルモン兎抗体を用いて成長ホルモン
発現クローンを数個特定した。これらのクローンよりブ
タ成長ホルモン構造遺伝子を完全にコードしていると思
われるものを選び、目的遺伝子を取り出した後EcoR
I  5iteを両端にもつDNA断片とした。
(3)組み換えトランスファーベクターpBE274−
 pGHの調製 このDNAをEcoRIで処理したptlc9とライゲ
ートし、得られたプラスミドで大腸菌に12JM106
を形質転換させ、増殖させ、多量のプラスミドを製した
。このプラスミドをEcoRIで処理し、アガロース電
気泳動でブタ成長ホルモンcDNAを含む断片を分離し
得られたブタ成長ホルモン遺伝子を含むDNAを タカ
ラライゲイションキット(宝酒造製)を用いてEcoR
Iで処理したpBE274に組み込み得られたプラスミ
ドで大腸菌に12)IBIOIを形質転換させた。これ
らの大腸菌クローンよりプラスミドを取り出し、数種の
制限酵素で処理した後アガロース電気泳動を行い、ブタ
成長ホルモン遺伝子が正しい方向に入っているクローン
を選抜した。
このクローンを増殖させ、多量のプラスミドを製した。
これをpBE274−pGHとした。これは多角体遺伝
子の上流部分に続き1.EcoRI残基5bp及び前記
で得られたpGH遺伝子の5′非翻訳領域32bpの次
にATGではじまるpGH遺伝子が正しい方向に結合し
、更に多角体遺伝子の下流部分(終止コドンから下流約
300番目のbρまで約3.1kbp)を含んでいる。
なおこのプラスミドpBE274−pGHは工業技術院
微生物工業技術研究所にFERM P41128として
寄託されている。
(4)組み換え蚕核多角体病ウィルスの調整Bm細胞の
形質転換は市販のトランスフェクションキット(ファル
マシア社製)を用いて行った。上記(1)で示した方法
で得られたウィルスDNA3μgとブタ成長ホルモンc
DNAを組み込まれたトランスファーベクターpBE2
74DNA15μgを含むDNA溶液を同キット付属の
緩衝液と混合し両DNAと燐酸カルシウムとの共沈澱液
を得た。この共沈澱液480μ尼を4減の8m細胞培養
液に加え、20時間培養後、新鮮な培地と交換し、更に
5日間培養を続けた。次にこの培養液の10−4〜10
−7希釈液を1×105細胞/m1液と等量混合し、2
00μβずつをマイクロプレートに分注し、更に5日間
培養した後、各プレートについて非感染と感染状態を区
別し、ウィルス感染が見られ、かつ多角体形成の無いク
ローンすなわち組み換え蚕核多角体病ウィルスを選抜し
た。
(5)ブタ成長ホルモンの製造 Bm−N細胞を培養している培地中に該組み換えウィル
ス液を細胞あたり感染性ウィルス粒子が2個になるよう
に添加すれば4〜6日目には培地中に50μg/mlの
ブタ成長ホルモンが認められる。
一方、5齢1日目の蚕に上記記載の5日間培養後の培地
0105m17匹を経皮的に注入し、25°Cで5日間
、人工試料で飼育後、豚腸を切断し、体液を氷冷したポ
リスチレン遠心管に採取し、等量のTC−10培地を加
えて遠心しく10.000rpm5分)、上清をとり、
ブタ成長ホルモンの定性及び定量を行った。
(6)ブタ成長ホルモン遺伝子発現の確認ブタ成長ホル
モン遺伝子発現の確認はウェスタンブロンティング法で
行った。まず上記(5)で示したBm細胞発現培養液及
び全発現体液を採取し、10〜lOO倍に希釈して分析
サンプルとした。
これらサンプルを市販のブタ成長ホルモン試薬(フナコ
シ薬品)を対照として15%ポリアクリルアミド電気泳
動にかけ、次にこのゲル中のブタ成長ホルモンを転写装
置を使い転写膜に移した。この転写膜上のブタ成長ホル
モンに対し、市販の抗ブタ成長ホルモン兎抗体(フナコ
シ薬品)をかけ、更に酵素標識済抗兎抗体をかけた後、
此の酵素の働きによる発色反応によってブタ成長ホルモ
ンの存在を確認した。酵素標識済抗兎抗体を含む発色液
その他は市販の酵素抗体法キノl(バイオラッド社製)
を使った。
この結果は第3図に示したが、これによりフタ成長ホル
モンの発現力蝙育認された。
(9)ブタ成長ホルモン発現量の確認 組み換えウィルスによって培養細胞あるいは蚕体細胞中
で合成されるブタ成長ホルモンはほとんど培養液中ある
いは体液中に分泌される。
従って培養液あるいは体液の一部を経時的に採取して発
現量確認のサンプルとした。又サンプル中のブタ成長ホ
ルモンの量は一般的に行われている酵素抗体法によって
測定した。
すなわち市販ブタ成長ホルモン純品(フナコシ薬品)を
標準品とし、得られたサンプル液と共に適当に希釈して
マイクロプレートに注入し抗原とする。ついで抗ブタ成
長ホルモンウサギ抗体、酵素標識をした抗ウサギ抗体、
発色剤を順に注入し、その発色濃度を市販の専用測定機
器で測定した。第4図にその測定結果を示す。
従来このような大量発現例は知られていない。
(11)発現したブタ成長ホルモンの生物試験ブタ成長
ホルモンを含む蚕体液を出発材料とし、−船釣に行われ
ている蛋白質の精製法により純度約98%のブタ成長ホ
ルモン乾燥粉末を得た。この乾燥粉末を 4mg/ml
となるように生理食塩水に溶かし、以下にのべる生物試
験のサンプルとした。
24頭のランドレース×大ヨークシャー×デュロックの
去勢雄豚(平均体重的30kg)を試験区群と対照区群
の2群に分け、約6週間飼育した。
その間試験区群の豚には毎日体重kgあたり100μg
の生理食塩水に溶かしたブタ成長ホルモンを投与し、一
方対照群には生理食塩水のみを投与した。投与は首付近
への筋肉注射によって行った。試験区の個々の豚の投与
量は週末毎に体重を測定し、それによって調節した。
結果を第1表に示す。
(本頁以下余白) 甲  Q Δ  −ノ ー−へ曽易 餐             チ 本発明によるブタ成長ホルモンの投与により増体重、飼
料効率とも著しい改善がみられた。
【図面の簡単な説明】 第1図はpBE274及びpBE274−pG)I構築
図、第2図はブタ成長ホルモン遺伝子の塩基配列図、第
3図はブタ成長ホルモン遺伝子の発現図、第4図は組み
換え体ウィルスが感染したカイコおよび培養細胞におけ
るブタ成長ホルモンの産出を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、蚕核多角体病ウィルスDNAの多角体蛋白構造遺伝
    子のプロモーター領域を含むトランスファーベクターp
    BE274のポリリンカー領域にブタ成長ホルモン遺伝
    子を組み込んだ組換えpBE274DNA。 2、請求項1記載の組換えpBE274DNAと、蚕核
    多角体病ウィルスとを蚕培養細胞に同時に感染させるこ
    とにより、得られたブタ成長ホルモン遺伝子を含む組換
    え蚕核多角体病ウィルス。 3、請求項2記載のブタ成長ホルモン遺伝子を含む蚕核
    多角体病ウィルスを蚕培養細胞又は蚕幼虫に感染増殖さ
    せ、ブタ成長ホルモンを取得することを特徴とするブタ
    成長ホルモンの製造方法。
JP2017982A 1990-01-30 1990-01-30 ブタ成長ホルモン(pGH)の製造法 Pending JPH03224491A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62208276A (ja) * 1985-11-14 1987-09-12 Dai Ichi Seiyaku Co Ltd ペプチド類の製造法

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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