JPH03230937A - 繊維強化樹脂の成形方法 - Google Patents
繊維強化樹脂の成形方法Info
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- JPH03230937A JPH03230937A JP2026904A JP2690490A JPH03230937A JP H03230937 A JPH03230937 A JP H03230937A JP 2026904 A JP2026904 A JP 2026904A JP 2690490 A JP2690490 A JP 2690490A JP H03230937 A JPH03230937 A JP H03230937A
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- Japan
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- molding
- sheet
- coating film
- mold
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、繊維強化樹脂の成形方法に関し、詳しくは
、ガラス繊維や炭素繊維等で補強された熱硬化性樹脂材
料からなるシート成形品を製造するための方法に関する
ものである。
、ガラス繊維や炭素繊維等で補強された熱硬化性樹脂材
料からなるシート成形品を製造するための方法に関する
ものである。
繊維強化樹脂成形品の製造方法には、ハンドレイアップ
法、スプレー成形法、金型成形法、真空成形法等、多く
の方法が知られている。
法、スプレー成形法、金型成形法、真空成形法等、多く
の方法が知られている。
第6図は、真空成形法の概略を示しており、ポリエステ
ル樹脂等の液状の熱硬化性樹脂にガラス繊維や炭素繊維
等の補強材を加えてシート状に形成された繊維強化樹脂
成形用シートSを予め作製しておき、この成形用シー)
Sを、雌型(もしくは雄型)の成形型mの上に配置し、
成形型mの型面に設けられた真空吸引口■から真空吸引
することによって、成形用シートSを型面に沿うよう賦
形したあと、成形型の型面からの伝熱等で成形用シート
Sを加熱硬化させて成形型mから取り出せば、所望の形
状を備えたシート成形品が得られるというものである。
ル樹脂等の液状の熱硬化性樹脂にガラス繊維や炭素繊維
等の補強材を加えてシート状に形成された繊維強化樹脂
成形用シートSを予め作製しておき、この成形用シー)
Sを、雌型(もしくは雄型)の成形型mの上に配置し、
成形型mの型面に設けられた真空吸引口■から真空吸引
することによって、成形用シートSを型面に沿うよう賦
形したあと、成形型の型面からの伝熱等で成形用シート
Sを加熱硬化させて成形型mから取り出せば、所望の形
状を備えたシート成形品が得られるというものである。
上記方法では、成形用シートSの、成形型mの型面に接
触しない側の表面に、柔軟で延伸性のある熱可塑性樹脂
からなる被覆フィルムCを貼り付けておくようにしてい
る。この被覆フィルムCは、真空吸引による賦形の際に
、成形用シー1− Sの樹脂材料内に気泡が入るのを防
止するために用いられている。すなわち、成形用シート
Sを構成する樹脂材料は液状なので、この樹脂材料が表
面に露出していると、真空吸引に伴う成形用シー)S両
面の圧力差により、樹脂材料内に気泡を取り込んだり、
表面に凹凸が出来たりしてしまう。しかし、成形用シー
トSの樹脂材料が露出する面に被覆フィルムCを貼り付
けておけば、前記したような気泡の侵入が阻止され、凹
凸の発生も防止できるというものである。この被覆フィ
ルムCは、成形用シー)Sを重ねておくときに、シート
同士が粘着しないようにしたり、成形用シー)Sの取り
扱いを容易にするためにも有効である。また、被覆フィ
ルムCは、成形用シートSの両面に設けておく場合もあ
る。
触しない側の表面に、柔軟で延伸性のある熱可塑性樹脂
からなる被覆フィルムCを貼り付けておくようにしてい
る。この被覆フィルムCは、真空吸引による賦形の際に
、成形用シー1− Sの樹脂材料内に気泡が入るのを防
止するために用いられている。すなわち、成形用シート
Sを構成する樹脂材料は液状なので、この樹脂材料が表
面に露出していると、真空吸引に伴う成形用シー)S両
面の圧力差により、樹脂材料内に気泡を取り込んだり、
表面に凹凸が出来たりしてしまう。しかし、成形用シー
トSの樹脂材料が露出する面に被覆フィルムCを貼り付
けておけば、前記したような気泡の侵入が阻止され、凹
凸の発生も防止できるというものである。この被覆フィ
ルムCは、成形用シー)Sを重ねておくときに、シート
同士が粘着しないようにしたり、成形用シー)Sの取り
扱いを容易にするためにも有効である。また、被覆フィ
ルムCは、成形用シートSの両面に設けておく場合もあ
る。
上記したような真空成形法は、成形型mの構造が簡単で
、型精度もそれほど要求されず、比較的精度の高いシー
ト成形品を能率良く製造できる方法として、各種の用途
への幅広い応用が期待されている。
、型精度もそれほど要求されず、比較的精度の高いシー
ト成形品を能率良く製造できる方法として、各種の用途
への幅広い応用が期待されている。
また、成形型mの真空吸引口■から真空吸引する真空成
形法の代わりに、成形用シー)Sの、成形型mの型面に
接触しない側の表面に圧力を付加することにより、成形
用シートSを型面に押し付けて賦形する加圧成形法、あ
るいは、真空吸引と加圧の両方で成形用シートsを賦形
する方法もある。
形法の代わりに、成形用シー)Sの、成形型mの型面に
接触しない側の表面に圧力を付加することにより、成形
用シートSを型面に押し付けて賦形する加圧成形法、あ
るいは、真空吸引と加圧の両方で成形用シートsを賦形
する方法もある。
ところが、上記したような、従来の成形方法では、加熱
硬化工程において、成形用シーt−sの表面を覆う被覆
フィルムCが局部的に熔融してしまうという問題があっ
た。被覆フィルムCが局部的に熔融して孔があくと、成
形用シー)Sの表面に密着して延伸変形させられていた
被覆フィルムCが、収縮して元の平坦な状態に戻ろうと
して、樹脂材料から剥がれてしまい、成形用シートSを
構成する液状の樹脂材料が表面に露出して、気泡が入っ
たり、表面に凹凸が出来て汚くなったりするという問題
が生じ、良好な成形品が得られないという欠点があった
。
硬化工程において、成形用シーt−sの表面を覆う被覆
フィルムCが局部的に熔融してしまうという問題があっ
た。被覆フィルムCが局部的に熔融して孔があくと、成
形用シー)Sの表面に密着して延伸変形させられていた
被覆フィルムCが、収縮して元の平坦な状態に戻ろうと
して、樹脂材料から剥がれてしまい、成形用シートSを
構成する液状の樹脂材料が表面に露出して、気泡が入っ
たり、表面に凹凸が出来て汚くなったりするという問題
が生じ、良好な成形品が得られないという欠点があった
。
被覆フィルムCには、加熱硬化工程における加熱温度以
上の耐熱性を有する材料を用いるので、外部からの加熱
のみでは溶融することはないのであるが、成形用シート
Sを構成する熱硬化性樹脂材料は、硬化する際に自ら発
熱を起こし、この硬化発熱に伴う温度上昇で被覆フィル
ムSが溶融してしまうのである。樹脂材料の硬化発熱に
伴う温度上昇は、成形用シートSの全体で一様ではなく
、成形用シー1−3のうち、先に硬化が進行して液状か
ら固体状になった部分では、熱の対流が行われ難いため
、熱がこもって局部的に高温になり、前記被覆フィルム
Sの耐熱温度を超えてしまうことになるのである。
上の耐熱性を有する材料を用いるので、外部からの加熱
のみでは溶融することはないのであるが、成形用シート
Sを構成する熱硬化性樹脂材料は、硬化する際に自ら発
熱を起こし、この硬化発熱に伴う温度上昇で被覆フィル
ムSが溶融してしまうのである。樹脂材料の硬化発熱に
伴う温度上昇は、成形用シートSの全体で一様ではなく
、成形用シー1−3のうち、先に硬化が進行して液状か
ら固体状になった部分では、熱の対流が行われ難いため
、熱がこもって局部的に高温になり、前記被覆フィルム
Sの耐熱温度を超えてしまうことになるのである。
成形用シー)Sとともに賦形されている被覆フィルムC
は、局部的にでも熔融して孔がおいてしまうと、その孔
から被覆フィルムCと液状の樹脂材料の隙間に空気が侵
入する。そうなると、被覆フィルムCは、材料自体の弾
力的な復元力で、元の平坦な状態に戻ろうとして、樹脂
材料から剥がれてしまうのである。被覆フィルムCは液
状の樹脂材料に密着して貼り付けられているだけなので
、被覆フィルムCの孔から空気が侵入すると、容易に剥
がれてしまう。
は、局部的にでも熔融して孔がおいてしまうと、その孔
から被覆フィルムCと液状の樹脂材料の隙間に空気が侵
入する。そうなると、被覆フィルムCは、材料自体の弾
力的な復元力で、元の平坦な状態に戻ろうとして、樹脂
材料から剥がれてしまうのである。被覆フィルムCは液
状の樹脂材料に密着して貼り付けられているだけなので
、被覆フィルムCの孔から空気が侵入すると、容易に剥
がれてしまう。
そこで、この発明の課題は、前記したような繊維強化樹
脂成形用シートの成形方法において、被覆フィルムの局
部的な熔融による孔を原因とする被覆フィルムの剥がれ
の問題を解消して、気泡の侵入がなく、表面が美麗で仕
上がり品質の良好なシート成形品を製造することのでき
る方法を提供することにある。
脂成形用シートの成形方法において、被覆フィルムの局
部的な熔融による孔を原因とする被覆フィルムの剥がれ
の問題を解消して、気泡の侵入がなく、表面が美麗で仕
上がり品質の良好なシート成形品を製造することのでき
る方法を提供することにある。
上記課題を解決する、この発明にかかる繊維強化樹脂の
成形方法は、少なくとも片面に被覆フィルムが貼り伺け
られた繊維強化樹脂成形用シートを、型面に接触しない
側に被覆フィルムを配置して、成形型の型面に沿・うよ
う賦形し加熱硬化させる繊維強化樹脂の成形方法におい
て、前記型面に接触しない側の被覆フィルムの表面に硬
化性材料からなる保護層を形成しておき、成形用シート
全体の加熱硬化により被覆フィルムが溶融するまでに、
前記保護層を硬化させておく。
成形方法は、少なくとも片面に被覆フィルムが貼り伺け
られた繊維強化樹脂成形用シートを、型面に接触しない
側に被覆フィルムを配置して、成形型の型面に沿・うよ
う賦形し加熱硬化させる繊維強化樹脂の成形方法におい
て、前記型面に接触しない側の被覆フィルムの表面に硬
化性材料からなる保護層を形成しておき、成形用シート
全体の加熱硬化により被覆フィルムが溶融するまでに、
前記保護層を硬化させておく。
繊維強化樹脂成形用シートは、通常のシート成形と同様
のものが用いられる。樹脂材料としては、各種の熱硬化
性樹脂が任意に使用できる。具体的には、不飽和ポリエ
ステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキ
シ(メタ)アクリレ−l−樹脂等が挙げられる。樹脂材
料に対する補強材は、通常の補強繊維が任意に使用でき
る。具体的には、ガラス、炭素、金属、ゲブラー(商品
名、アラミド樹脂)、テトl]ン(商品名、ポリニス、
スワールマット、不織布等が挙げられる。これらの補強
材に液状の前記樹脂材料を塗布あるいは含浸させてシー
ト状に成形したものを用いる。なお、繊維強化樹脂成形
用シートとじては、単層の繊維強化樹脂層からなるもの
のほか、複数層の繊維強化樹脂層を積層したもの、異な
る樹脂材料もしくは補強材からなる複数種の繊維強化樹
脂層を組み合わせて積層したもの、さらに、繊維強化樹
脂層と補強材のない樹脂材料層とを組み合わせて積層し
たものなども用いられる。
のものが用いられる。樹脂材料としては、各種の熱硬化
性樹脂が任意に使用できる。具体的には、不飽和ポリエ
ステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキ
シ(メタ)アクリレ−l−樹脂等が挙げられる。樹脂材
料に対する補強材は、通常の補強繊維が任意に使用でき
る。具体的には、ガラス、炭素、金属、ゲブラー(商品
名、アラミド樹脂)、テトl]ン(商品名、ポリニス、
スワールマット、不織布等が挙げられる。これらの補強
材に液状の前記樹脂材料を塗布あるいは含浸させてシー
ト状に成形したものを用いる。なお、繊維強化樹脂成形
用シートとじては、単層の繊維強化樹脂層からなるもの
のほか、複数層の繊維強化樹脂層を積層したもの、異な
る樹脂材料もしくは補強材からなる複数種の繊維強化樹
脂層を組み合わせて積層したもの、さらに、繊維強化樹
脂層と補強材のない樹脂材料層とを組み合わせて積層し
たものなども用いられる。
成形用シートの製造工程では、必要に応じて、通常の手
段で樹脂の増粘を行う。
段で樹脂の増粘を行う。
被覆フィルムの材料は、通常の成形方法で用いられいる
ものと同様の各種熱可塑性樹脂フィルムが用いられ、前
記成形用シーI・と同時に賦形できるように柔軟性およ
び延伸性があるとともに、成形用シートの樹脂材料に侵
されないものが用いられる。具体的には、ナイロン、ビ
ニロン、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等が挙げられる。被覆フィルムの厚みは、通常
の成形方法と同様でよいが、5〜500μm程度が好ま
しく、さらに望ましくば10−100μm程度のものを
用いる。被覆フィルムは、成形用シートの片面もしくは
両面に貼り付けて使用される。成形用シートは液状の樹
脂材料からなるので、被覆フィルムを表面に密着させる
だけで貼り付けられる。成形用シートが、複数の繊維強
化樹脂層もしくは樹脂単独層からなるものの場合は、被
覆フィルムを一部の繊維強化樹脂層もしくは樹脂単独層
に貼り付けた後、残りの層と積層一体化させて成形用シ
ー1〜を製造することもできる。
ものと同様の各種熱可塑性樹脂フィルムが用いられ、前
記成形用シーI・と同時に賦形できるように柔軟性およ
び延伸性があるとともに、成形用シートの樹脂材料に侵
されないものが用いられる。具体的には、ナイロン、ビ
ニロン、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等が挙げられる。被覆フィルムの厚みは、通常
の成形方法と同様でよいが、5〜500μm程度が好ま
しく、さらに望ましくば10−100μm程度のものを
用いる。被覆フィルムは、成形用シートの片面もしくは
両面に貼り付けて使用される。成形用シートは液状の樹
脂材料からなるので、被覆フィルムを表面に密着させる
だけで貼り付けられる。成形用シートが、複数の繊維強
化樹脂層もしくは樹脂単独層からなるものの場合は、被
覆フィルムを一部の繊維強化樹脂層もしくは樹脂単独層
に貼り付けた後、残りの層と積層一体化させて成形用シ
ー1〜を製造することもできる。
保護層を形成する硬化性材料としては、硬化させた状態
で、成形用シートを加熱硬化させたときの硬化発熱によ
る高熱に耐えて被覆フィルムを保護しておくことができ
、被覆フィルムの表面に層形成することができるもので
あればよい。このような材料としては、例えば、熱硬化
性樹脂が挙げられる。熱硬化性樹脂としては、前記した
成形用シートの樹脂材料と同じもの等が使用でき、具体
的には、不飽和ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、熱硬
化アクリル樹脂等が挙げられる。なお、保護層として使
用する硬化性材料は、加熱によって硬化するもののほか
、適当な硬化剤の添加により常温で硬化するもの、紫外
線硬化剤を含有し′ζいて紫外線照射により硬化するも
の、レドックス重合系硬化性材料等を用いることができ
る。硬化性材料として探度性のある材料を用いるのが好
ましい。また、硬化速度の高い材料が好ましい。保護層
の厚みは、前記した被覆フィルムの保護が可能な程度の
厚みがあれば比較的薄いもので充分である。
で、成形用シートを加熱硬化させたときの硬化発熱によ
る高熱に耐えて被覆フィルムを保護しておくことができ
、被覆フィルムの表面に層形成することができるもので
あればよい。このような材料としては、例えば、熱硬化
性樹脂が挙げられる。熱硬化性樹脂としては、前記した
成形用シートの樹脂材料と同じもの等が使用でき、具体
的には、不飽和ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、熱硬
化アクリル樹脂等が挙げられる。なお、保護層として使
用する硬化性材料は、加熱によって硬化するもののほか
、適当な硬化剤の添加により常温で硬化するもの、紫外
線硬化剤を含有し′ζいて紫外線照射により硬化するも
の、レドックス重合系硬化性材料等を用いることができ
る。硬化性材料として探度性のある材料を用いるのが好
ましい。また、硬化速度の高い材料が好ましい。保護層
の厚みは、前記した被覆フィルムの保護が可能な程度の
厚みがあれば比較的薄いもので充分である。
被覆フィルムの表面に保護層を形成する手段としては、
液状の硬化性材料を、刷毛塗りやスプレ、散布等で、被
覆フィルムに塗布して保護層を形成するほか、予め、別
の支持フィルム上に液状の硬化性材料を塗布して保護層
を形成しておき、この支持フィルムを被覆フィルムに圧
着することによって、保護層を被覆フィルムの表面に形
成することもできる。この場合、支持フィルム上に塗0 布形成された保護層を予備増粘させておけば、取り扱い
が容易で、被覆フィルムへの接合性も高まる。
液状の硬化性材料を、刷毛塗りやスプレ、散布等で、被
覆フィルムに塗布して保護層を形成するほか、予め、別
の支持フィルム上に液状の硬化性材料を塗布して保護層
を形成しておき、この支持フィルムを被覆フィルムに圧
着することによって、保護層を被覆フィルムの表面に形
成することもできる。この場合、支持フィルム上に塗0 布形成された保護層を予備増粘させておけば、取り扱い
が容易で、被覆フィルムへの接合性も高まる。
被覆フィルムに保護層を形成する時期は、成形用シート
に被覆フィルムを貼り付ける前であってもよいし、成形
用シートおよび被覆フィルムを成形型に装着する前であ
ってもよい。保護層を被覆フィルムに直接、塗布あるい
は圧着形成するのであれば、成形用シートおよび被覆フ
ィルムが賦形された後でもよい。保護層は、被覆フィル
ムの全面に形成しておいてもよいが、被覆フィルムの溶
融が起きる可能性のある個所のみに形成しておいてもよ
い。
に被覆フィルムを貼り付ける前であってもよいし、成形
用シートおよび被覆フィルムを成形型に装着する前であ
ってもよい。保護層を被覆フィルムに直接、塗布あるい
は圧着形成するのであれば、成形用シートおよび被覆フ
ィルムが賦形された後でもよい。保護層は、被覆フィル
ムの全面に形成しておいてもよいが、被覆フィルムの溶
融が起きる可能性のある個所のみに形成しておいてもよ
い。
成形型は、通常の真空成形あるいは加圧成形に用いられ
ているのと同様の、任意の形状構造を有するものが用い
られる。成形型は、雌型および雄型の何れであってもよ
い。成形型は、通常、鋼やアルミ等からなる金型が用い
られるが、樹脂型等でもよい。
ているのと同様の、任意の形状構造を有するものが用い
られる。成形型は、雌型および雄型の何れであってもよ
い。成形型は、通常、鋼やアルミ等からなる金型が用い
られるが、樹脂型等でもよい。
上記のような成形用シート、被覆フィルム、成1
彫型等を用いて、繊維強化樹脂の成形を行う。基本的な
成形工程は、通常の成形方法と同様に行われる。成形用
シートは、予め、増粘を行っておく場合もある。増粘手
段には、樹脂材料に増粘剤を添加しておいたり、光照射
、加熱等の通常の増粘手段が採用できる。
成形工程は、通常の成形方法と同様に行われる。成形用
シートは、予め、増粘を行っておく場合もある。増粘手
段には、樹脂材料に増粘剤を添加しておいたり、光照射
、加熱等の通常の増粘手段が採用できる。
被覆フィルムが成形型の型面に接触しない側に配置され
た状態で、繊維強化樹脂成形用シートを成形型の型面に
沿うよう賦形する。被覆フィルムの表面に予め保護層を
形成している場合は、成形用シートおよび被覆フィルム
の賦形と同時に、保護層も賦形される。
た状態で、繊維強化樹脂成形用シートを成形型の型面に
沿うよう賦形する。被覆フィルムの表面に予め保護層を
形成している場合は、成形用シートおよび被覆フィルム
の賦形と同時に、保護層も賦形される。
成形用シートを成形型の型面に沿うよう賦形する手段と
しては、成形型に設けられた真空吸引口から真空吸引し
て成形用シートを賦形する真空成形法、成形用シートの
型面と反対側に空気等の流体圧を付加して成形シートを
型面に押し付けて賦形する加圧成形法、あるいは、前記
真空吸引と圧力付加を同時に行う方法など、通常の成形
方法が自由に適用できる。
しては、成形型に設けられた真空吸引口から真空吸引し
て成形用シートを賦形する真空成形法、成形用シートの
型面と反対側に空気等の流体圧を付加して成形シートを
型面に押し付けて賦形する加圧成形法、あるいは、前記
真空吸引と圧力付加を同時に行う方法など、通常の成形
方法が自由に適用できる。
2
成形用シートを加熱硬化させる手段としては、成形型を
加熱自在に設けておき、型面からの伝熱により成形用シ
ートを加熱する方法のみを用いるほか、これに加えて、
雰囲気全体を加熱する方法、赤外線を照射する方法等、
通常の各種硬化手段を併用することもできる。
加熱自在に設けておき、型面からの伝熱により成形用シ
ートを加熱する方法のみを用いるほか、これに加えて、
雰囲気全体を加熱する方法、赤外線を照射する方法等、
通常の各種硬化手段を併用することもできる。
この発明では、成形用シートが加熱硬化するまでの段階
で、被覆フィルムの表面に保護層を形成し、この保護層
を硬化させておく。保護層を硬化させる時期は、成形用
シートおよび被覆フィルムの賦形後が好ましい。これは
、成形用シートを賦形する前に保護層を硬化させてしま
うと、成形用シートの賦形が行い難いためである。但し
、成形用シートの賦形前あるいは賦形中に保護層の硬化
を開始させて、成形用シートが賦形された後に保護層の
硬化が終了するようにしてもよい。具体的には、例えば
、硬化剤を添加した液状の硬化性材料を、賦形前の平坦
な状態の被覆フィルムの表面に塗布して保護層を形成し
ておき、保護層の硬化が進行するまでに、成形用シート
および被覆フィ3 ルムの賦形工程を行えばよい。また、紫外線硬化剤を含
む保護層を被覆フィルムに形成しておき、成形用シート
および被覆フィルムの賦形工程前あるいは賦形工程中に
紫外線照射を行い、保護層内での紫外線硬化が進行する
までに、成形用シートおよび被覆フィルムの賦形が終了
するようにしておけばよい。つぎに、成形用シートの加
熱硬化工程が進み、硬化発熱に伴う温度上昇で被覆フィ
ルムの溶融が起きるまでの段階で、保護層が充分に硬化
するようにしておく。すなわち、被覆フィルムの熔融が
起きたときに、保護層が被覆フィルムの剥がれや浮き上
がりを阻止できる程度に硬化しておけばよいのであり、
必ずしも、保護層が完全に硬化している必要はない。上
記したような、保護層の硬化時期の設定は、保護層を構
成する硬化性材料および硬化剤の選定や、硬化方法およ
びその実行時期により調整することができる。
で、被覆フィルムの表面に保護層を形成し、この保護層
を硬化させておく。保護層を硬化させる時期は、成形用
シートおよび被覆フィルムの賦形後が好ましい。これは
、成形用シートを賦形する前に保護層を硬化させてしま
うと、成形用シートの賦形が行い難いためである。但し
、成形用シートの賦形前あるいは賦形中に保護層の硬化
を開始させて、成形用シートが賦形された後に保護層の
硬化が終了するようにしてもよい。具体的には、例えば
、硬化剤を添加した液状の硬化性材料を、賦形前の平坦
な状態の被覆フィルムの表面に塗布して保護層を形成し
ておき、保護層の硬化が進行するまでに、成形用シート
および被覆フィ3 ルムの賦形工程を行えばよい。また、紫外線硬化剤を含
む保護層を被覆フィルムに形成しておき、成形用シート
および被覆フィルムの賦形工程前あるいは賦形工程中に
紫外線照射を行い、保護層内での紫外線硬化が進行する
までに、成形用シートおよび被覆フィルムの賦形が終了
するようにしておけばよい。つぎに、成形用シートの加
熱硬化工程が進み、硬化発熱に伴う温度上昇で被覆フィ
ルムの溶融が起きるまでの段階で、保護層が充分に硬化
するようにしておく。すなわち、被覆フィルムの熔融が
起きたときに、保護層が被覆フィルムの剥がれや浮き上
がりを阻止できる程度に硬化しておけばよいのであり、
必ずしも、保護層が完全に硬化している必要はない。上
記したような、保護層の硬化時期の設定は、保護層を構
成する硬化性材料および硬化剤の選定や、硬化方法およ
びその実行時期により調整することができる。
保護層を硬化させるのは、被覆フィルムの表面全体の保
護層であってもよいが、被覆フィルムの表面のうち、溶
融を起こす可能性のある個所の保4 護層のみを硬化させてもよい。これは、紫外線照射で保
護層を硬化させる場合等、保護層を部分的に硬化させる
ことのできる手段を採用する場合に有効な方法である。
護層であってもよいが、被覆フィルムの表面のうち、溶
融を起こす可能性のある個所の保4 護層のみを硬化させてもよい。これは、紫外線照射で保
護層を硬化させる場合等、保護層を部分的に硬化させる
ことのできる手段を採用する場合に有効な方法である。
成形型の型面に接触しない側の被覆フィルムの表面に、
保護層を形成しておき、この保護層を硬化させておけば
、成形用シート全体が加熱硬化する際の硬化発熱に伴う
温度上昇で、被覆フィルムが局部的に熔融して孔があい
たとしても、被覆フィルムの表面は既に硬化した保護層
で覆われているので、もはや気泡が侵入することはない
。被覆フィルムが収縮して剥がれたり、元に戻ったりし
ようとしても、保護層で押さえられているので、被覆フ
ィルムが剥がれることはない。したがって、成形用シー
トの表面部分の樹脂材料が被覆フィルムについて剥がれ
たり、表面に凹凸が出来たりすることもない。その結果
、得られた成形品は、型面に接触しない側の被覆フィル
ムを貼り付けた面も平滑かつ美麗で良好な仕上がりとな
る。
保護層を形成しておき、この保護層を硬化させておけば
、成形用シート全体が加熱硬化する際の硬化発熱に伴う
温度上昇で、被覆フィルムが局部的に熔融して孔があい
たとしても、被覆フィルムの表面は既に硬化した保護層
で覆われているので、もはや気泡が侵入することはない
。被覆フィルムが収縮して剥がれたり、元に戻ったりし
ようとしても、保護層で押さえられているので、被覆フ
ィルムが剥がれることはない。したがって、成形用シー
トの表面部分の樹脂材料が被覆フィルムについて剥がれ
たり、表面に凹凸が出来たりすることもない。その結果
、得られた成形品は、型面に接触しない側の被覆フィル
ムを貼り付けた面も平滑かつ美麗で良好な仕上がりとな
る。
5
なお、成形用シートの表面に被覆フィルムを貼り付ける
代わりに、前記保護層を直接形成しておくことも考えら
れるが、硬化性材料からなる保護層は成形用シートの樹
脂材料に接合一体化されてしまうので、成形品の表面か
ら保護層のみを剥離することが出来なくなる。また、硬
化前の保護層は、被覆フィルムのように、成形用シート
同士が粘着しないようにしたり、成形用シートの樹脂材
料を保護しておくことはできない。したがって、成形用
シートの表面に被覆フィルムを貼り付けるとともに、被
覆フィルムの表面に保護層を形成する必要がある。
代わりに、前記保護層を直接形成しておくことも考えら
れるが、硬化性材料からなる保護層は成形用シートの樹
脂材料に接合一体化されてしまうので、成形品の表面か
ら保護層のみを剥離することが出来なくなる。また、硬
化前の保護層は、被覆フィルムのように、成形用シート
同士が粘着しないようにしたり、成形用シートの樹脂材
料を保護しておくことはできない。したがって、成形用
シートの表面に被覆フィルムを貼り付けるとともに、被
覆フィルムの表面に保護層を形成する必要がある。
保護層となる硬化性材料が熱硬化性樹脂であると、この
熱硬化性樹脂は、通常の樹脂成形に利用されている材料
なので、入手が容易で取り扱い易く、保護層の硬化を制
御するのも簡単である。
熱硬化性樹脂は、通常の樹脂成形に利用されている材料
なので、入手が容易で取り扱い易く、保護層の硬化を制
御するのも簡単である。
保護層となる硬化性材料が揺変性材料であると、この揺
変性材料は、刷毛塗り等の塗布作業時には容易に流動し
て作業性が良いとともに、塗布形成された後の保護層は
、流れ出したり移動し難い6 ので、被覆フィルムを保護できる充分な厚みを維持して
おくことができる。
変性材料は、刷毛塗り等の塗布作業時には容易に流動し
て作業性が良いとともに、塗布形成された後の保護層は
、流れ出したり移動し難い6 ので、被覆フィルムを保護できる充分な厚みを維持して
おくことができる。
成形用シートの賦形前に、被覆フィルムの表面に保護層
を形成しておけば、平坦な状態の被覆フィルムに保護層
を形成できるので、塗布や圧着による保護層の形成が容
易であり、被覆フィルムに確実に密着させて保護層を形
成することができる〔実 施 例〕 ついで、この発明の実施例を、図面を参照しながら説明
する。
を形成しておけば、平坦な状態の被覆フィルムに保護層
を形成できるので、塗布や圧着による保護層の形成が容
易であり、被覆フィルムに確実に密着させて保護層を形
成することができる〔実 施 例〕 ついで、この発明の実施例を、図面を参照しながら説明
する。
第1図は、成形装置の全体構造を示しており、中央が凹
んだ、いわゆる雌型を構成している成形型10は、通常
の成形方法に用いられるものと同様の構造を有している
。成形型10の型面12には、真空吸引口14が設けら
れており、真空吸引口14は真空発生源(図示せず)に
連結されている。成形型10の内部には、ヒータ等の加
熱機構を備えていて、型面12を加熱できるようになっ
ている。
んだ、いわゆる雌型を構成している成形型10は、通常
の成形方法に用いられるものと同様の構造を有している
。成形型10の型面12には、真空吸引口14が設けら
れており、真空吸引口14は真空発生源(図示せず)に
連結されている。成形型10の内部には、ヒータ等の加
熱機構を備えていて、型面12を加熱できるようになっ
ている。
7
繊維強化樹脂成形用シート20は、不飽和ポリエステル
樹脂等の樹脂材料とガラス繊維等の補強繊維からなる、
通常の成形用シートと同じものでアル。被覆フィルム3
0は、ビニロンフィルム等の通常の被覆フィルムと同じ
ものである。被覆フィルム30の表面には、保護層40
が形成されている。
樹脂等の樹脂材料とガラス繊維等の補強繊維からなる、
通常の成形用シートと同じものでアル。被覆フィルム3
0は、ビニロンフィルム等の通常の被覆フィルムと同じ
ものである。被覆フィルム30の表面には、保護層40
が形成されている。
第2図は保護層40の形成方法を示している。
成形用シート20に被覆フィルム30が貼り付けられた
状態の積層体が平坦な状態で、被覆フィルム30の表面
に、刷毛50等を用いて所定の硬化性材料を塗布して保
護層40を形成する。保護層40は、成形用シート20
および被覆フィルム30のうち、成形型10の型面12
に対応する個所付近のみに形成しておけばよい。この実
施例では、硬化性材料として、熱硬化性樹脂に硬化剤を
添加したものを用いており、被覆フィルム30の表面に
塗布形成された保護層40は、時間の経過とともに徐々
に硬化が進行する。
状態の積層体が平坦な状態で、被覆フィルム30の表面
に、刷毛50等を用いて所定の硬化性材料を塗布して保
護層40を形成する。保護層40は、成形用シート20
および被覆フィルム30のうち、成形型10の型面12
に対応する個所付近のみに形成しておけばよい。この実
施例では、硬化性材料として、熱硬化性樹脂に硬化剤を
添加したものを用いており、被覆フィルム30の表面に
塗布形成された保護層40は、時間の経過とともに徐々
に硬化が進行する。
上記のような成形装置および成形用シート208
を用いる成形方法を、第1図および第3図により説明す
る。
る。
まず、第1図に示すように、成形型10の上に、保護層
40が形成された被覆フィルム30を貼り付けた成形用
シート20を配置し、成形型10の真空吸引口14から
真空吸引して、成形用シート20および被覆フィルム3
0を型内に引き込み、型面12に沿って賦形する。成形
用シート20は、型面12に接触した時点で、型面12
からの伝熱により加熱硬化を開始する。
40が形成された被覆フィルム30を貼り付けた成形用
シート20を配置し、成形型10の真空吸引口14から
真空吸引して、成形用シート20および被覆フィルム3
0を型内に引き込み、型面12に沿って賦形する。成形
用シート20は、型面12に接触した時点で、型面12
からの伝熱により加熱硬化を開始する。
被覆フィルム30の表面に形成された保護層40は、自
らの硬化作用で硬化するとともに、加熱による熱も伝達
されて硬化が促進される。なお、この段階では、型面1
2側からの伝熱による成形用シート20全体の加熱硬化
はそれほど進行しておらず、加熱硬化に伴う発熱は、被
覆フィルム30を溶融させる程の高温にはなっていない
。
らの硬化作用で硬化するとともに、加熱による熱も伝達
されて硬化が促進される。なお、この段階では、型面1
2側からの伝熱による成形用シート20全体の加熱硬化
はそれほど進行しておらず、加熱硬化に伴う発熱は、被
覆フィルム30を溶融させる程の高温にはなっていない
。
成形用シート20の加熱硬化が進行して、局部的に被覆
フィルム30が熔融する温度まで上昇する前に、保護層
40は充分な硬度に硬化している9 ゜その後、成形用シート20の全体が硬化する。
フィルム30が熔融する温度まで上昇する前に、保護層
40は充分な硬度に硬化している9 ゜その後、成形用シート20の全体が硬化する。
この段階では、加熱硬化に伴う発熱で、被覆フィルム3
0が局部的に熔融する場合があるが、被覆フィルム30
の表面を既に硬化した保護層40で覆っているので、何
ら差し支えない。
0が局部的に熔融する場合があるが、被覆フィルム30
の表面を既に硬化した保護層40で覆っているので、何
ら差し支えない。
樹脂材料が充分に加熱硬化して、成形用シート20が所
望の形状に成形されれば、成形型10から成形用シート
20および被覆フィルム30ならびに保護N40を取り
出す。
望の形状に成形されれば、成形型10から成形用シート
20および被覆フィルム30ならびに保護N40を取り
出す。
成形用シート20に所定のトリミングや外形加工を行え
ば、第3図に示すように、成形品28が得られる。成形
用シート20の表面に貼り付けられていた被覆フィルム
30および保護層40は、成形品28の表面から剥がし
てしまえばよい。保護N40は硬化しているので、被覆
フィルム30とともに剥がす際に、割れたり破損する可
能性もあるが、この段階では保護層40の役目は終了し
ているので、保護層40を壊しても何ら問題ない。こう
して、繊維強化樹脂成形品の製造工程が終了する。
ば、第3図に示すように、成形品28が得られる。成形
用シート20の表面に貼り付けられていた被覆フィルム
30および保護層40は、成形品28の表面から剥がし
てしまえばよい。保護N40は硬化しているので、被覆
フィルム30とともに剥がす際に、割れたり破損する可
能性もあるが、この段階では保護層40の役目は終了し
ているので、保護層40を壊しても何ら問題ない。こう
して、繊維強化樹脂成形品の製造工程が終了する。
0
第4図は、成形用シート20に貼り付けられた被覆フィ
ルム30に、保護層40を形成する手段の別の実施例を
示している。この実施例では、被覆フィルム30に直接
硬化性材料を塗布するのでなく、予め、支持フィルム4
2の表面に硬化性材料を塗布して保護層40を形成して
おく。この支持フィルム42を、保護層40を内側にし
て被覆フィルム30の表面に重ね、保護層40の粘着性
によって被覆フィルム30に圧着一体化させる。
ルム30に、保護層40を形成する手段の別の実施例を
示している。この実施例では、被覆フィルム30に直接
硬化性材料を塗布するのでなく、予め、支持フィルム4
2の表面に硬化性材料を塗布して保護層40を形成して
おく。この支持フィルム42を、保護層40を内側にし
て被覆フィルム30の表面に重ね、保護層40の粘着性
によって被覆フィルム30に圧着一体化させる。
その後、支持フィルム42を重ねたままで、成形用シー
ト20を成形型10に装着し、前記したような賦形工程
および加熱硬化工程を実施することができる。成形品2
8が得られた後、被覆フィルム30とともに保護層40
および支持フィルム42を剥がせばよい。なお、賦形工
程の前に、支持フィルム42のみを被覆フィルム30か
ら剥がしておいてもよい。
ト20を成形型10に装着し、前記したような賦形工程
および加熱硬化工程を実施することができる。成形品2
8が得られた後、被覆フィルム30とともに保護層40
および支持フィルム42を剥がせばよい。なお、賦形工
程の前に、支持フィルム42のみを被覆フィルム30か
ら剥がしておいてもよい。
上記方法に用いる支持フィルム42としては、保護層4
0となる硬化性材料を支持できれば、任意の材料からな
るフィルムを用いることができる1 が、支持フィルム42を貼り付けたままで成形用シート
20および被覆フィルム30の賦形を行う場合には、支
持フィルム42として賦形可能な材料を用いるのが好ま
しい。また、支持フィルム42の上から保護層40に紫
外線照射を行って保護層40を硬化させる場合には、支
持フィルム42として紫外線透過可能な材料を用いる。
0となる硬化性材料を支持できれば、任意の材料からな
るフィルムを用いることができる1 が、支持フィルム42を貼り付けたままで成形用シート
20および被覆フィルム30の賦形を行う場合には、支
持フィルム42として賦形可能な材料を用いるのが好ま
しい。また、支持フィルム42の上から保護層40に紫
外線照射を行って保護層40を硬化させる場合には、支
持フィルム42として紫外線透過可能な材料を用いる。
具体的な支持フィルム42の材料としては、例えば、前
記した被覆フィルム30と同様の材料が使用できる前記
のような成形方法に用いる成形用シート20および被覆
フィルム30としては、第5図+alやfb)に示す構
造のもの等が使用できる。第5図(alに示すものは、
成形用シート20の全体を繊維強化樹脂層で形成し、そ
の片面に被覆フィルム30を貼り付けたものである。し
たがって、この被覆フィルム30の表面に保護層40が
形成されることになる。第5図(b)に示すものは、成
形用シート20として、繊維強化樹脂層22の片面に、
表面樹脂層24を積層したものを用い、この成形用シー
2 ト20の両面に被覆フィルム30を貼り付けたものであ
る。この場合、保護層40は、賦形時に型面12と接し
ない面倒の被覆フィルム30の表面に形成されることに
なる。
記した被覆フィルム30と同様の材料が使用できる前記
のような成形方法に用いる成形用シート20および被覆
フィルム30としては、第5図+alやfb)に示す構
造のもの等が使用できる。第5図(alに示すものは、
成形用シート20の全体を繊維強化樹脂層で形成し、そ
の片面に被覆フィルム30を貼り付けたものである。し
たがって、この被覆フィルム30の表面に保護層40が
形成されることになる。第5図(b)に示すものは、成
形用シート20として、繊維強化樹脂層22の片面に、
表面樹脂層24を積層したものを用い、この成形用シー
2 ト20の両面に被覆フィルム30を貼り付けたものであ
る。この場合、保護層40は、賦形時に型面12と接し
ない面倒の被覆フィルム30の表面に形成されることに
なる。
表面樹脂N24ば、通常、成形品28の使用表面になる
側に配置され、補強材の繊維による凹凸を覆ったり、表
面の色や性状その他の外観向上環を目的として用いられ
るものである。具体的には、繊維強化樹脂層22と同じ
材料で補強材を含まないもの、樹脂材料に通常の各種着
色剤を添加したもの、樹脂材料にサーフエースマットを
積層したり、有機繊維等からなる不織布を積層したもの
等が挙げられる。
側に配置され、補強材の繊維による凹凸を覆ったり、表
面の色や性状その他の外観向上環を目的として用いられ
るものである。具体的には、繊維強化樹脂層22と同じ
材料で補強材を含まないもの、樹脂材料に通常の各種着
色剤を添加したもの、樹脂材料にサーフエースマットを
積層したり、有機繊維等からなる不織布を積層したもの
等が挙げられる。
つぎに、この発明の成形方法を実際に使用した具体的実
施例について説明する。
施例について説明する。
実施例1
第5図(b)に示す構造の繊維強化樹脂成形用シート2
0および被覆フィルム30を用いた。すなわち、繊維強
化樹脂層22の片面に表面樹脂層24と積層した成形用
シート20に刻して、その両面3 に被覆フィルム30を貼り付けたものである。
0および被覆フィルム30を用いた。すなわち、繊維強
化樹脂層22の片面に表面樹脂層24と積層した成形用
シート20に刻して、その両面3 に被覆フィルム30を貼り付けたものである。
各層の構造は下記のとおりであった。(配合量は重量部
で示す) (a) 被Titフィルム30 ビニロンフィルム
(b) 繊維強化樹脂層25 (厚み約311)不飽
和ポリエステル樹脂 (B本触媒化学工業C!lI!II!!、エボラソクG
−103)・・弓00部 ターシャリブチル・パーオキシ2エチルヘキザノエート
(加熱硬化剤)・・・ 1部MgO・・・ 2部 ガラスマント1層(ガラス含有率約33%)(C1表面
樹脂層24(厚み約0.7n)不飽和ポリエステル樹脂 (日本触媒化学工業■製、 エポラソクN−325)・・・100部無水珪酸微粉末
・・・ 2部スチレン
・・・ 15部ターシャリブチル・パーオキシ2
エチルヘキサノエート(加熱硬化剤)・・ 1.1部4 MgO・・・ 2.2部 (d) 保護層40(厚み約2mm)不飽和ポリエス
テル樹脂 (日本触媒化学工業@製、 エポランクP−5512)・・・100部無水珪酸微粉
末(揺変性付与剤)・・・ 2部メチルエチルケトンバ
ーオキザイド (硬化剤)・・・ 3部 保護層40となる硬化性材料の調製は、不飽和ポリエス
テル樹脂に対して、高速攪拌機(ホモミキサー)を用い
て揺変性付与剤である無水珪酸微粉末を分散させるとと
もに、塗布直前に硬化剤となるメチルエチルケトンパー
オキサイドを添加した。したがって、硬化剤を添加した
時点から硬化性材料の硬化が始まっている。
で示す) (a) 被Titフィルム30 ビニロンフィルム
(b) 繊維強化樹脂層25 (厚み約311)不飽
和ポリエステル樹脂 (B本触媒化学工業C!lI!II!!、エボラソクG
−103)・・弓00部 ターシャリブチル・パーオキシ2エチルヘキザノエート
(加熱硬化剤)・・・ 1部MgO・・・ 2部 ガラスマント1層(ガラス含有率約33%)(C1表面
樹脂層24(厚み約0.7n)不飽和ポリエステル樹脂 (日本触媒化学工業■製、 エポラソクN−325)・・・100部無水珪酸微粉末
・・・ 2部スチレン
・・・ 15部ターシャリブチル・パーオキシ2
エチルヘキサノエート(加熱硬化剤)・・ 1.1部4 MgO・・・ 2.2部 (d) 保護層40(厚み約2mm)不飽和ポリエス
テル樹脂 (日本触媒化学工業@製、 エポランクP−5512)・・・100部無水珪酸微粉
末(揺変性付与剤)・・・ 2部メチルエチルケトンバ
ーオキザイド (硬化剤)・・・ 3部 保護層40となる硬化性材料の調製は、不飽和ポリエス
テル樹脂に対して、高速攪拌機(ホモミキサー)を用い
て揺変性付与剤である無水珪酸微粉末を分散させるとと
もに、塗布直前に硬化剤となるメチルエチルケトンパー
オキサイドを添加した。したがって、硬化剤を添加した
時点から硬化性材料の硬化が始まっている。
第1図〜第3図に示す装置および工程で成形を行った。
成形型10は、型面12の底部四隅に真空吸引口14を
備え、開口部が200X500m+mで深さ50mの雌
型が形成されている。型温ば95 0°Cであった。成形用シート20は、表面樹脂層24
側が型面12側になるように配置した。
備え、開口部が200X500m+mで深さ50mの雌
型が形成されている。型温ば95 0°Cであった。成形用シート20は、表面樹脂層24
側が型面12側になるように配置した。
成形型10の上に、成形用シート20および被覆フィル
ム30を載せ、成形型10と成形用シート20および被
覆フィルム30の端部を密封固定した後、保護層40と
なる前記硬化性材料を刷毛塗りした。ついで、真空吸引
口14から真空吸弓して、成形用シート20および被覆
フィルム30を賦形した。保護層40は、成形用シート
20の賦形後、約35秒で硬化した。賦形後、20分で
型外しを行い、被覆フィルム30および保護層40を剥
がしたところ、得られた成形品28は表裏面ともに気泡
の侵入や凹凸はなく、平滑で美麗な外観を有するととも
に、強度的にも優れた成形品28が製造できた。
ム30を載せ、成形型10と成形用シート20および被
覆フィルム30の端部を密封固定した後、保護層40と
なる前記硬化性材料を刷毛塗りした。ついで、真空吸引
口14から真空吸弓して、成形用シート20および被覆
フィルム30を賦形した。保護層40は、成形用シート
20の賦形後、約35秒で硬化した。賦形後、20分で
型外しを行い、被覆フィルム30および保護層40を剥
がしたところ、得られた成形品28は表裏面ともに気泡
の侵入や凹凸はなく、平滑で美麗な外観を有するととも
に、強度的にも優れた成形品28が製造できた。
比較例1
実施例1において、保護層40を形成しなかった以外は
、実施例1と同様の工程で成形を行ったその結果、成形
用シート20の賦形後、約4分6 で、成形型10の型面12のうち、底面の隅部に該当す
る部分の被覆フィルム30が溶融したため、被覆フィル
ム30全体が浮き上がり、得られた成形品28の表面は
、被覆フィルム30が剥がれた部分が著しく毛羽立って
、満足できる仕上がりではなかった。
、実施例1と同様の工程で成形を行ったその結果、成形
用シート20の賦形後、約4分6 で、成形型10の型面12のうち、底面の隅部に該当す
る部分の被覆フィルム30が溶融したため、被覆フィル
ム30全体が浮き上がり、得られた成形品28の表面は
、被覆フィルム30が剥がれた部分が著しく毛羽立って
、満足できる仕上がりではなかった。
実施例2
実施例1において、保護N40の形成方法を変更した以
外は、実施例1と同様の工程で成形を行った。
外は、実施例1と同様の工程で成形を行った。
保護層40の形成は、成形用シート20および被覆フィ
ルム30を成形型10に装着し、賦形を行った直後に、
成形型10の型面12のうち、底面の隅部に該当する部
分の被覆フィルム30の表面のみに、前記硬化性材料を
刷毛塗りした。
ルム30を成形型10に装着し、賦形を行った直後に、
成形型10の型面12のうち、底面の隅部に該当する部
分の被覆フィルム30の表面のみに、前記硬化性材料を
刷毛塗りした。
その結果、実施例1と同様に優れた仕上がりが得られた
。前記比較例1の結果と比べれば、保護N40の形成は
、被覆フィルム30が熔融する可能性のある個所のみで
よいことが判る。
。前記比較例1の結果と比べれば、保護N40の形成は
、被覆フィルム30が熔融する可能性のある個所のみで
よいことが判る。
実施例3
7
実施例1において、保護層40となる硬化性材料として
下記の材料を用いて紫外線照射で硬化させた以外は、実
施例1と同様の工程で成形を行った。
下記の材料を用いて紫外線照射で硬化させた以外は、実
施例1と同様の工程で成形を行った。
保護層40の配合は下記のとおりであった。
(dl 保護層40(厚み約21重)不飽和ポリエス
テル樹脂 (日本触媒化学工業@製、 エボラソクG−103)・・・100部無水珪酸微粉末
(探度性付与剤)・・・ 2部ベンゾインメチルエーテ
ル (紫外線硬化剤)・・・ 3部 上記の硬化性材料を被覆フィルム30の表面に刷毛塗り
して保護層40を形成し、成形用シート20および被覆
フィルム30を賦形した後、80ワツト/ cmの紫外
線ランプを保護Ft40に対して約10cmの距離から
照射した。保護N40は、紫外線照射後、約20秒で硬
化した。
テル樹脂 (日本触媒化学工業@製、 エボラソクG−103)・・・100部無水珪酸微粉末
(探度性付与剤)・・・ 2部ベンゾインメチルエーテ
ル (紫外線硬化剤)・・・ 3部 上記の硬化性材料を被覆フィルム30の表面に刷毛塗り
して保護層40を形成し、成形用シート20および被覆
フィルム30を賦形した後、80ワツト/ cmの紫外
線ランプを保護Ft40に対して約10cmの距離から
照射した。保護N40は、紫外線照射後、約20秒で硬
化した。
その結果、得られた成形品28は、実施例1と8
同様に優れた仕上がりであった。
実施例4
実施例3において、保護1i40の形成方法を変更した
以外は、実施例3と同様の工程で成形を行った。
以外は、実施例3と同様の工程で成形を行った。
保護層40の形成方法は、第4図で説明した方法を用い
た。まず、実施例3と同じ硬化性材料を、ビニロンフィ
ルム(厚さ25I!m)からなる支持フィルム42の表
面に約1fiの厚さに塗布した後、40℃で1日間予備
増粘させて、予備増粘保護層40付の支持フィルム42
を作製した。ついで、被覆フィルム30が貼り付けられ
た成形用シート20に対して、表面樹脂層24の反対側
になる被覆フィルム30の表面に、支持フィルム42と
ともに保護N40を貼り付けた。
た。まず、実施例3と同じ硬化性材料を、ビニロンフィ
ルム(厚さ25I!m)からなる支持フィルム42の表
面に約1fiの厚さに塗布した後、40℃で1日間予備
増粘させて、予備増粘保護層40付の支持フィルム42
を作製した。ついで、被覆フィルム30が貼り付けられ
た成形用シート20に対して、表面樹脂層24の反対側
になる被覆フィルム30の表面に、支持フィルム42と
ともに保護N40を貼り付けた。
このようにして、成形用シート20、被覆フィルム30
、および、支持フィルム42付の保護層40からなる積
層体を成形型10に装着した後、前記実施例3と同様の
工程で、賦形および加熱硬化工程を行った。なお、保護
層40に対しては、9 賦形直後に、支持フィルム42の上から紫外線照射を行
って、紫外線硬化させた。したがって、支持フィルム4
2としては、紫外線が透過する透明フィルムを用いた。
、および、支持フィルム42付の保護層40からなる積
層体を成形型10に装着した後、前記実施例3と同様の
工程で、賦形および加熱硬化工程を行った。なお、保護
層40に対しては、9 賦形直後に、支持フィルム42の上から紫外線照射を行
って、紫外線硬化させた。したがって、支持フィルム4
2としては、紫外線が透過する透明フィルムを用いた。
保護層40は、紫外線照射後約20秒で硬化した。
その結果、得られた成形品28は、実施例1および実施
例3と同様に優れた仕上がりであった。
例3と同様に優れた仕上がりであった。
実施例5一
実施例2において、保護層40となる硬化性材料として
下記の材料を用いた以外は、実施例2と同様の工程で成
形を行った。
下記の材料を用いた以外は、実施例2と同様の工程で成
形を行った。
+d) 保護層40 (厚み約2m)ポリプロピレン
グリコール (数平均分子量600)・・・ 2モルグリセリン
・・・ 1モルMDI(メチレンジフェ
ニル イソシアネート)・・・ 3.5モル ジブチル錫ラウレート ・・・ 全量に対して0.05重量% 0 保護層40は、被覆フィルム30に塗布後、約20秒で
硬化した。
グリコール (数平均分子量600)・・・ 2モルグリセリン
・・・ 1モルMDI(メチレンジフェ
ニル イソシアネート)・・・ 3.5モル ジブチル錫ラウレート ・・・ 全量に対して0.05重量% 0 保護層40は、被覆フィルム30に塗布後、約20秒で
硬化した。
その結果、得られた成形品28は、実施例1および実施
例2と同様に優れた仕上がりのものであった。
例2と同様に優れた仕上がりのものであった。
以上に述べた、この発明にかかる繊維強化樹脂の成形方
法によれば、真空成形や加圧成形等のいわゆるシート成
形法において、成形用シートに貼り付けておく被覆フィ
ルムのうち、成形型の型面に接触しない側の被覆フィル
ムの表面に、硬化性材料からなる保護層を形成し、この
保護層を硬化させておくことによって、被覆フィルムの
剥がれによる気泡の侵入や凹凸の発生を、確実に防止す
ることができる。その結果、得られた成形品は、表裏両
面とも、平滑かつ美麗で良好な仕上がりが得られる。成
形品内に気泡がないため、機械的強度等の品質性能にも
優れたものとなる。しかも、この成形方法は、被覆フィ
ルムの表面に保護層を1 形成し、硬化させるだけの簡単な工程を追加するだけで
よく、複雑な装置や工程は不要であり、従来の一般的な
成形方法と同じように簡単かつ能率的に成形品を製造す
ることが可能である。
法によれば、真空成形や加圧成形等のいわゆるシート成
形法において、成形用シートに貼り付けておく被覆フィ
ルムのうち、成形型の型面に接触しない側の被覆フィル
ムの表面に、硬化性材料からなる保護層を形成し、この
保護層を硬化させておくことによって、被覆フィルムの
剥がれによる気泡の侵入や凹凸の発生を、確実に防止す
ることができる。その結果、得られた成形品は、表裏両
面とも、平滑かつ美麗で良好な仕上がりが得られる。成
形品内に気泡がないため、機械的強度等の品質性能にも
優れたものとなる。しかも、この成形方法は、被覆フィ
ルムの表面に保護層を1 形成し、硬化させるだけの簡単な工程を追加するだけで
よく、複雑な装置や工程は不要であり、従来の一般的な
成形方法と同じように簡単かつ能率的に成形品を製造す
ることが可能である。
特に、保護層となる硬化性材料として、熱硬化性樹脂を
用いれば、硬化工程等の作業性がよく、経済性にも優れ
たものになる。
用いれば、硬化工程等の作業性がよく、経済性にも優れ
たものになる。
保護層となる硬化性材料として、探度性材料を用いれば
、刷毛塗り等の塗布作業性が良く、被覆フィルムに対す
る保護性能に優れた保護層を形成することができる。
、刷毛塗り等の塗布作業性が良く、被覆フィルムに対す
る保護性能に優れた保護層を形成することができる。
保護層を、成形用シートの賦形前に形成しておけば、塗
布や圧着による保護層の形成が行い易く、作業性のよい
方法となる。
布や圧着による保護層の形成が行い易く、作業性のよい
方法となる。
第1図はこの発明の実施例を示す成形途中の断面図、第
2図は保護層の形成工程を示す断面図、第3図は成形さ
れた成形品の断面図、第4図は保護層の形成工程につい
て別の実施例を示す断面図、第5図(alおよび(b)
はそれぞれ成形用シートの構2 造を示す断面図、第6図は従来例の断面図である10・
・・成形型 12・・・型面 14・・・真空吸引口2
0・・・成形用シート 28・・・成形品 30・・・
被覆フィルム 40・・・保護層
2図は保護層の形成工程を示す断面図、第3図は成形さ
れた成形品の断面図、第4図は保護層の形成工程につい
て別の実施例を示す断面図、第5図(alおよび(b)
はそれぞれ成形用シートの構2 造を示す断面図、第6図は従来例の断面図である10・
・・成形型 12・・・型面 14・・・真空吸引口2
0・・・成形用シート 28・・・成形品 30・・・
被覆フィルム 40・・・保護層
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも片面に被覆フィルムが貼り付けられた繊
維強化樹脂成形用シートを、型面に接触しない側に被覆
フィルムを配置して、成形型の型面に沿うよう賦形し加
熱硬化させる繊維強化樹脂の成形方法において、前記型
面に接触しない側の被覆フィルムの表面に硬化性材料か
らなる保護層を形成しておき、成型用シート全体の加熱
硬化により被覆フィルムが溶融するまでに、前記保護層
を硬化させておくことを特徴とする繊維強化樹脂の成形
方法。 2、保護層となる硬化性材料が、熱硬化性樹脂からなる
請求項1記載の繊維強化樹脂の成形方法。 3 保護層となる硬化性材料が、揺変性材料からなる請
求項1または2記載の繊維強化樹脂の成形方法。 4 保護層を、成形用シートの賦形前に、被覆フィルム
の表面に形成しておく請求項1〜3の何れかに記載の繊
維強化樹脂の成形方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2026904A JP2866695B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 繊維強化樹脂の成形方法 |
| GB9102172A GB2241194B (en) | 1990-02-06 | 1991-02-01 | Method for molding fiber-reinforced resin |
| CA002035778A CA2035778C (en) | 1990-02-06 | 1991-02-06 | Method for molding fiber-reinforced resin |
| US08/094,918 US5407610A (en) | 1990-02-06 | 1993-07-22 | Method for molding fiber-reinforced resin |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2026904A JP2866695B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 繊維強化樹脂の成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03230937A true JPH03230937A (ja) | 1991-10-14 |
| JP2866695B2 JP2866695B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=12206218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2026904A Expired - Lifetime JP2866695B2 (ja) | 1990-02-06 | 1990-02-06 | 繊維強化樹脂の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2866695B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-06 JP JP2026904A patent/JP2866695B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2866695B2 (ja) | 1999-03-08 |
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