JPH0323523B2 - - Google Patents
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- JPH0323523B2 JPH0323523B2 JP1158612A JP15861289A JPH0323523B2 JP H0323523 B2 JPH0323523 B2 JP H0323523B2 JP 1158612 A JP1158612 A JP 1158612A JP 15861289 A JP15861289 A JP 15861289A JP H0323523 B2 JPH0323523 B2 JP H0323523B2
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Description
[産業上の利用分野]
本発明はダニ防除方法に関する。
[従来の技術]
従来よりダニなどの畳の害虫や微生物を駆除す
るためには畳をあげて薬剤を使用せずに屋外で日
光により処理を行なうか、あるいは薬剤、たとえ
ば殺虫用の粉剤などをまくか殺虫用の液剤を畳に
噴霧したり、塗布する方法などが採用されている
が、前記のような従来の方法では充分な害虫や微
生物の駆除効果はえられず、また畳に液剤を塗布
する方法も考えられるが、畳の中への薬剤の浸透
拡大が不充分なために必ずしも満足しうる防除効
果が達成されるまでには至つていない。 また近年居住環境の変化から、家庭内にコナダ
ニ、ホコリダニなどが発生し、不快感を与えるば
かりではなく、アレルギー性喘息を惹起するなど
の問題が生じており、これらのダニ類に対する防
除方法の開発が求められている。 [発明が解決しようとする問題点] そこで本発明者らは、前記した従来技術の問題
点を解決するべく鋭意研究を重ねた結果、特定の
有効成分と特定の噴射剤からなるダニ防除用エア
ゾール剤を用いて畳中に注入したばあい、ダニに
対して優れた防除効果を発揮することを見出し、
本発明を完成するに至つた。 [問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は有効成分としてフエノトリ
ン、ペルメトリンおよびレスメトリンの少なくと
も1種を、常温において蒸気圧が噴射圧以下であ
る溶剤に溶解してなる有効成分溶液と噴射剤から
なるダニ防除用エアゾール剤を畳中に注入するこ
とを特徴とするダニ防除方法に関する。 [実施例] 本発明の室内用ダニ防除剤の有効成分として
は、フエノトリン(3−フエノキシベンジルd−
シス/トランス−クリサンテマート)、ペルメト
リン(3−フエノキシベンジルdl−シス/トラン
ス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジ
メチル−1−シクロプロパンカルボキシレート)
およびレスメトリン((5−ベンジル−3−フリ
ル)メチルdl−シス/トランス−クリサンテマー
ト)が用いられる。これらの化合物は、ピレスロ
イド系化合物の1種であるが、他のピレスロイド
系化合物と比べてすぐれたダニ防除効果が発揮せ
られるため、本発明においてはダニ防除剤の有効
成分として用いられるのである。 なお、本発明においては、ダニ防除剤には、前
記フエノトリン、ペルメトリンおよびレスメトリ
ン以外のピレスロイド系化合物として、たとえば
dl−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2−
シクロペンテニルdl−シス/トランス−クリサン
テマート(以下、アレスリンという)、(1,3,
4,5,6,7−ヘキサヒドロ−1,3−ジオキ
ソ−2−イソインドリル)メチルdl−シス/トラ
ンス−クリサンテマート(以下、フタルスリンと
いう)、1−エチニル−2−メチル−2−ペンテ
ニル2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパ
ンカルボキシレート(以下、エムペンスリンとい
う)、1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニ
ル2,2−ジメチル−3−(2′,2′−ジクロビニ
ル)−シクロプロパン−1−カルボキシレート、
1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル2,
2−ジメチル−3−(2′−メチル−1′−プロペニ
ル)−シクロプンパン−1−カルボキシレートな
どを併用してもよい。なお、前記したピレスロイ
ド系化合物以外にもさらに必要に応じて他の有効
成分を適宜添加してもよい。該有効成分として
は、たとえば2−イソプロポキシフエニル−N−
メチルカーバメート、1−ナフチル−N−メチル
カーバメートなどのカーバメート系化合物;3−
メチル−1,5−ビス(2,4−キシリル)−1,
3,5−トリアザペンタ−1,4−ジエン、2,
4−ジニトロ−6−sec−ブチルフエニルジメチ
ルアクリレート、6−メチルキノキサリン−2,
3−ジチオカーボネート、ビス(クロルフエニ
ル)トリクロルエタノール、4,4′−ジクロルベ
ンジル酸エチル、1,2,4,5,6,7,8,
8−オクタクロル−2,3,3a,4,7,7a−
ヘキサヒドロ−4,7−メタノインデン、ジメチ
ル(3−メチル−4−ニトロフエニル)チオホス
フエート(以下、フエニトロチオンという)、0,
0−ジメチル−0−[3−メチル−4−(メチルチ
オ)フエニル]チオホスフエート、(2−イソプ
ロピル−4−メチルピリミジル−6)−ジエチル
チオホスフエート、ジメチルジカルベトキシエチ
ルジチオホスフエート、ジメチルジクロルビニル
ホスフエートなどがあげられる。 前記ピレスロイド系化合物を有効成分として含
有する薬剤を用いることによりコナダニ、ツメダ
ニ、ホコリダニ、シラミダニなどのダニ類などの
発生を未然に有効に防除しうる。 本発明に用いられるダニ防除用エアゾール剤に
は、殺菌剤、害虫およびげつ歯類動物の忌避剤、
消臭剤、芳香剤を添加してもよい。 殺菌剤としては、2,4,4′−トリクロロ−
2′−ハイドロキシジフエニルエーテル、2,3,
5,6−テトラクロロ−4(メチルスルフオニル)
ピリジン、アルキルベンジルジメチルアンモニウ
ムクロライド、ベンジルメチル{2−[2−(P−
1,1,3,3−テトラメチルブチルフエノキ
シ)エトキシ]エチル}アンモニウムクロライ
ド、4−イソプロピルトロポロン、N−ジメチル
−N−フエニル−N′−(フルオロメチルチオ)ス
ルフオンアミド、2−(4′−チアゾリル)ベンズ
イミダゾール、N−(フルオロジクロロメチルチ
オ)−フタールイミド、6−アセトキシ−2,4
−ジメチル−m−ジオキシンなどがあげられ、こ
れらの薬剤は、アスペルギルス属、ペニシリウム
属、ケトミウム属などのカビ類を防除するのに有
効である。 前記害虫およびげつ歯類動物の忌避剤として
は、2,3,4,5−ビス(Δ−ブチレン)−テ
トラヒドロフルフラール、N,N−ジエチル−メ
タ−トルアミド、ジ−ノルマル−プロピルイソシ
ンコロメート、ジ−ノルマル−ブチルサクシネー
ト、2−ハイドロキシエチルオクチルサルフアイ
ト、2−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソー
ル、3−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソー
ル、シクロヘキシミド、β−ニトロスチレンシア
ノアクリルニトリル、トリブチル錫クロライド、
トリニトロベンゼン−アニリン複合体、ナフタリ
ン、消臭剤としては、ラウリル酸メタクリレー
ト;芳香剤としては、イグサの精油成分、シトロ
ネラ、レモン、レモングラス、オレンジ、ユーカ
リ、ラベンダーなどを例示しうる。 本発明に用いられるダニ防除用エアゾール剤に
は、さらに必要に応じて効力増強剤、乾燥剤(高
吸水性樹脂など)などの各種添加剤を用いてもよ
い。 本発明に用いられるダニ防除用エアゾール剤
は、たとえば、畳に突刺しうる形状を有する少な
くとも1以上の噴孔を管状体の胴部周面の少なく
とも1部に有する少なくとも1本以上からなる管
状体であつて、該管状体の先端は略々メクラ状を
有し、かつ該管状体の噴口径が0.1〜1.0mmの畳処
理用具に充填して用いられる。 前記管状体(以下、本体という)の形態は先端
部が略々メクラ状であり、畳に本体の先端部を容
易に表、裏、側面のいずれの方向からでも突刺し
うるような形状を有したものであれば長さや大き
さ(幅)などに限定されないが、長さは畳の規格
(厚さ5cm)にあわせて、5cm未満が好ましく、
太さは抜刺時に畳に刺跡を残さない程度のもので
あれば使用することができる。 さらに前記本体は伸縮自在、折曲げ自在(中間
にゴム管を有するものを含む)、着脱自在、出入
自在、軸方向に回転自在などの形態からなるもの
でもよく、また複数からなるものでもよい。材質
もこれら形態に適合するものを適宜選択して使用
しうる。上記のように回転自在とすることによ
り、噴孔の位置を適宜変化させて使用することが
できるので噴孔が一つだけのときでも広範囲への
噴霧が可能となり有利である。さらに本体の基端
には押釦に対する嵌着部を設けてもよく、このよ
うにすることにより、たとえばエアゾールを用い
る際、既設の押釦あるいは噴筒に嵌着するだけで
簡単にセツトをすることができるので有利である
が、同様に本体の基端に押釦を設けてもよい。 前記本体に設けられた噴孔の面積は、該本体と
内径と同じかこれよりも小であればよく、通常噴
口径が0.1〜1.0mmの範囲であり、好ましくは0.3〜
0.6mmであり、上記のごとく嵌着部あるいは押釦
を設けたばあいには押釦の噴孔径≧本体の内径≧
本体の噴孔径の関係が成立するようにすると噴霧
状態が良好となり有利である。 しかし微弱噴霧状態でより均一化を必要とする
ばあいは別段これに左右されない。上記ノズルの
噴孔の数は上述した関係から決定される。 上記ノズルの噴孔の形状は通常の形状はもちろ
んスリツト状でもよく、このばあい、縦長、横長
(リング状を含む)のいずれでもよく、縦長であ
れば、畳を構成している各層への噴射に有利であ
り、横長であれば畳の八方へ広範囲に平面的な処
理に適しており、これらを組合せ使用することに
より、より好ましい噴霧状態がえられる。また組
合せたタイプとして正面十文字状とすることによ
り、両者のメリツトが同時にえられるので有利で
ある。 上記噴孔の本体への設け方は、本体の胴部外周
面の少なくとも1部以上に少なくとも1以上を設
ければよく、本体長手方向に適宜な間隔をもたせ
て設けるようにしてもよく、このばあいは上記縦
長のスリツト状噴孔と同様に畳を構成している各
層への処理が一度にすむので有利である。さらに
畳を構成している各層に対応した位置に噴孔を設
けることによりワンタツチで処理することができ
るようにしてもよい。この際、噴孔を千鳥に設け
るようにすることでより広範囲の処理をすること
ができるので有利である。 本発明において、本体に適用する噴射機構とし
ては、この種の用途に用いられるものがいずれも
使用可能であり、たとえばエアゾール式のもの、
各種ポンプを利用したもの、ボンベによるもの、
コンプレツサーによるものなどと適宜組合せて使
用することができる。上記ボンベによるばあいは
かなり高圧となるので、適当なスプレーガンに取
付けて用いられる。本体にはその他適宜な補助的
手段を採用してもよく、たとえば本体の先端を不
使用時における安全性の面から、本体の長手方向
の適宜な位置(もちろん基端部分でも可)で脱着
自在として、上下あるいは左右つけかえたり、ま
たは本体胴部に上下あるいは左右に摺動自在なス
トツパーを設けておき、使用時は本体の畳中への
進入度合を調節するために用い、不使用時には本
体の先端方向へ上記ストツパーをずらし、先端が
見えなくなつたところでストツプし、止ネジなど
で本体を胴部で固定することにより、本体の先端
を保護できるとともに、誤使用によるケガをなく
しうる。 また容器の中への本体を出入自在に収容してお
き、容器の一部が後退することにより、該管状体
を使用することができ、不使用時は本体が容器内
に収容されているので安全であるが、念のため容
器に適宜なストツパーを設けてもよい。また上記
容器への収容にかえて本体自体をたとえば蛇腹上
カバーと該カバーの縮小を防止するストツパーを
組合せて用いるようにしてもよい。 本発明において、上記した噴霧機構の1つとし
ての噴霧器は間欠バルブ付の自動噴射式であつて
もよく、該噴霧器に備えられた本体を畳の裏側の
隙間など、ゴキブリの出没する箇所に向けてセツ
トしておけば、このようなゴキブリの出没する箇
所に対し、エアゾールを自動かつ間欠的に噴射す
ることができる。 本発明においては、本体の噴口、押釦の噴口お
よびバルブステムの穴径が0.3〜0.6mmの範囲にあ
り、また噴射バルブのハウジングの穴径およびベ
ーパータツプの穴径が0.3〜0.5mmの範囲にあり、
かつ噴射バルブのハウジングおよびデイツプチユ
ーブより選ばれた少なくともいずれか一方の穴径
とベーパータツプの穴径との差が0.1mm以内であ
るような構成をとることができる。このばあい、
充填液としては、有効成分溶液と噴射剤とをあわ
せたとき、有効成分溶液が30〜60容量%であるも
のを有利に使用することができる。 通常正立使用されているエアゾール剤におい
て、このハウジングの穴径0.7〜1.5mm、デイツプ
チユーブの穴径1〜3.5mmと大きく、これに比し
ベーパータツプの穴径は0.25〜0.4mm程度であり、
その差は0.1mmを大きくこえるものであり、これ
を倒立にて使用すると噴射剤が多く噴射され、エ
アゾール罐の中の有効成分溶液との比率がくずれ
てくるものであつてこの差を0.1mm以内とするこ
とにより、たとえば、殺虫剤なら効力にむらがな
くなり、さらに噴射剤が先になくなり有効成分溶
液のみが噴射されずに残るようなこともなく、正
立、倒立の単位時間の噴射量をほぼ同量にするこ
とができるという利点がある。 本発明にいう有効成分溶液とは、常温におい
て、その蒸気圧が実質的に噴射圧以下である溶
剤、たとえば、ヘキサン、3,3,4−トリメチ
ルノナン、シクロヘキサン、燈油(ケロシン)、
ナフサ、ノルマルパラフイン、イソパラフイン、
流動パラフインなど石油系溶剤、ジクロロエタ
ン、トリクロロエタンなど塩素化炭化水素、エチ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、エチレ
ングリコールなどのアルコール類およびエーテル
誘導体ならびに水などの溶剤に前述した有効成分
であるアレスリン、ペルメトリンおよびフエノト
リンの少なくとも1種、DDVP、フエニトロチ
オンなどの有機リン系殺虫剤、カーバメイト系殺
虫剤およびピペロニルブトキサイドなどの共力
剤、および消臭または防臭剤などをそのまま溶解
させるかまたは界面活性剤にて乳化させたもので
ある。 また、噴射剤としては、たとえばフロン類(フ
ロン−11、フロン−12、フロン−142b、フロン
−152a、フロン−123、フロン−134a、フロン−
22、フロン−113など)、液化石油ガス、ジメチル
エーテル、炭酸ガスなどを単独または混合して使
用される。 つぎに本発明に用いられるダニ防除用エアゾー
ル剤の製剤例の一例について説明する。 製剤例 1 フエノトリン、ペルメトリンおよびレスメトリ
ンの少なくとも1種0.3重量部、キシロール7重
量部、脱臭灯油7.7重量部を混合溶解した。これ
をエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取付け
た後、該バルブ部分を封じて液化石油ガス85重量
部を加圧充填してダニ防除剤のエアゾールをえ
た。 つぎに本発明のダニ防除方法を実施例に基づい
てさらに詳しく説明するが、本発明はかかる実施
例に限定されるものではない 実施例 1〜6 ピレスロイド系化合物ペルメトリン1.33%を含
有する灯油溶液150mlと液化石油ガス150mlを内容
量390mlのエアゾール罐に充填し第1表に示すよ
うにバルブを付して密封し、エアゾール剤をえ
た。これにボタンを付して本体を接続し、噴射試
験(各30秒)し、正立時と倒立時の差が10%以内
を適、20%以内を可とする。 その結果を第1表に併記する。
るためには畳をあげて薬剤を使用せずに屋外で日
光により処理を行なうか、あるいは薬剤、たとえ
ば殺虫用の粉剤などをまくか殺虫用の液剤を畳に
噴霧したり、塗布する方法などが採用されている
が、前記のような従来の方法では充分な害虫や微
生物の駆除効果はえられず、また畳に液剤を塗布
する方法も考えられるが、畳の中への薬剤の浸透
拡大が不充分なために必ずしも満足しうる防除効
果が達成されるまでには至つていない。 また近年居住環境の変化から、家庭内にコナダ
ニ、ホコリダニなどが発生し、不快感を与えるば
かりではなく、アレルギー性喘息を惹起するなど
の問題が生じており、これらのダニ類に対する防
除方法の開発が求められている。 [発明が解決しようとする問題点] そこで本発明者らは、前記した従来技術の問題
点を解決するべく鋭意研究を重ねた結果、特定の
有効成分と特定の噴射剤からなるダニ防除用エア
ゾール剤を用いて畳中に注入したばあい、ダニに
対して優れた防除効果を発揮することを見出し、
本発明を完成するに至つた。 [問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は有効成分としてフエノトリ
ン、ペルメトリンおよびレスメトリンの少なくと
も1種を、常温において蒸気圧が噴射圧以下であ
る溶剤に溶解してなる有効成分溶液と噴射剤から
なるダニ防除用エアゾール剤を畳中に注入するこ
とを特徴とするダニ防除方法に関する。 [実施例] 本発明の室内用ダニ防除剤の有効成分として
は、フエノトリン(3−フエノキシベンジルd−
シス/トランス−クリサンテマート)、ペルメト
リン(3−フエノキシベンジルdl−シス/トラン
ス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジ
メチル−1−シクロプロパンカルボキシレート)
およびレスメトリン((5−ベンジル−3−フリ
ル)メチルdl−シス/トランス−クリサンテマー
ト)が用いられる。これらの化合物は、ピレスロ
イド系化合物の1種であるが、他のピレスロイド
系化合物と比べてすぐれたダニ防除効果が発揮せ
られるため、本発明においてはダニ防除剤の有効
成分として用いられるのである。 なお、本発明においては、ダニ防除剤には、前
記フエノトリン、ペルメトリンおよびレスメトリ
ン以外のピレスロイド系化合物として、たとえば
dl−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2−
シクロペンテニルdl−シス/トランス−クリサン
テマート(以下、アレスリンという)、(1,3,
4,5,6,7−ヘキサヒドロ−1,3−ジオキ
ソ−2−イソインドリル)メチルdl−シス/トラ
ンス−クリサンテマート(以下、フタルスリンと
いう)、1−エチニル−2−メチル−2−ペンテ
ニル2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパ
ンカルボキシレート(以下、エムペンスリンとい
う)、1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニ
ル2,2−ジメチル−3−(2′,2′−ジクロビニ
ル)−シクロプロパン−1−カルボキシレート、
1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル2,
2−ジメチル−3−(2′−メチル−1′−プロペニ
ル)−シクロプンパン−1−カルボキシレートな
どを併用してもよい。なお、前記したピレスロイ
ド系化合物以外にもさらに必要に応じて他の有効
成分を適宜添加してもよい。該有効成分として
は、たとえば2−イソプロポキシフエニル−N−
メチルカーバメート、1−ナフチル−N−メチル
カーバメートなどのカーバメート系化合物;3−
メチル−1,5−ビス(2,4−キシリル)−1,
3,5−トリアザペンタ−1,4−ジエン、2,
4−ジニトロ−6−sec−ブチルフエニルジメチ
ルアクリレート、6−メチルキノキサリン−2,
3−ジチオカーボネート、ビス(クロルフエニ
ル)トリクロルエタノール、4,4′−ジクロルベ
ンジル酸エチル、1,2,4,5,6,7,8,
8−オクタクロル−2,3,3a,4,7,7a−
ヘキサヒドロ−4,7−メタノインデン、ジメチ
ル(3−メチル−4−ニトロフエニル)チオホス
フエート(以下、フエニトロチオンという)、0,
0−ジメチル−0−[3−メチル−4−(メチルチ
オ)フエニル]チオホスフエート、(2−イソプ
ロピル−4−メチルピリミジル−6)−ジエチル
チオホスフエート、ジメチルジカルベトキシエチ
ルジチオホスフエート、ジメチルジクロルビニル
ホスフエートなどがあげられる。 前記ピレスロイド系化合物を有効成分として含
有する薬剤を用いることによりコナダニ、ツメダ
ニ、ホコリダニ、シラミダニなどのダニ類などの
発生を未然に有効に防除しうる。 本発明に用いられるダニ防除用エアゾール剤に
は、殺菌剤、害虫およびげつ歯類動物の忌避剤、
消臭剤、芳香剤を添加してもよい。 殺菌剤としては、2,4,4′−トリクロロ−
2′−ハイドロキシジフエニルエーテル、2,3,
5,6−テトラクロロ−4(メチルスルフオニル)
ピリジン、アルキルベンジルジメチルアンモニウ
ムクロライド、ベンジルメチル{2−[2−(P−
1,1,3,3−テトラメチルブチルフエノキ
シ)エトキシ]エチル}アンモニウムクロライ
ド、4−イソプロピルトロポロン、N−ジメチル
−N−フエニル−N′−(フルオロメチルチオ)ス
ルフオンアミド、2−(4′−チアゾリル)ベンズ
イミダゾール、N−(フルオロジクロロメチルチ
オ)−フタールイミド、6−アセトキシ−2,4
−ジメチル−m−ジオキシンなどがあげられ、こ
れらの薬剤は、アスペルギルス属、ペニシリウム
属、ケトミウム属などのカビ類を防除するのに有
効である。 前記害虫およびげつ歯類動物の忌避剤として
は、2,3,4,5−ビス(Δ−ブチレン)−テ
トラヒドロフルフラール、N,N−ジエチル−メ
タ−トルアミド、ジ−ノルマル−プロピルイソシ
ンコロメート、ジ−ノルマル−ブチルサクシネー
ト、2−ハイドロキシエチルオクチルサルフアイ
ト、2−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソー
ル、3−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソー
ル、シクロヘキシミド、β−ニトロスチレンシア
ノアクリルニトリル、トリブチル錫クロライド、
トリニトロベンゼン−アニリン複合体、ナフタリ
ン、消臭剤としては、ラウリル酸メタクリレー
ト;芳香剤としては、イグサの精油成分、シトロ
ネラ、レモン、レモングラス、オレンジ、ユーカ
リ、ラベンダーなどを例示しうる。 本発明に用いられるダニ防除用エアゾール剤に
は、さらに必要に応じて効力増強剤、乾燥剤(高
吸水性樹脂など)などの各種添加剤を用いてもよ
い。 本発明に用いられるダニ防除用エアゾール剤
は、たとえば、畳に突刺しうる形状を有する少な
くとも1以上の噴孔を管状体の胴部周面の少なく
とも1部に有する少なくとも1本以上からなる管
状体であつて、該管状体の先端は略々メクラ状を
有し、かつ該管状体の噴口径が0.1〜1.0mmの畳処
理用具に充填して用いられる。 前記管状体(以下、本体という)の形態は先端
部が略々メクラ状であり、畳に本体の先端部を容
易に表、裏、側面のいずれの方向からでも突刺し
うるような形状を有したものであれば長さや大き
さ(幅)などに限定されないが、長さは畳の規格
(厚さ5cm)にあわせて、5cm未満が好ましく、
太さは抜刺時に畳に刺跡を残さない程度のもので
あれば使用することができる。 さらに前記本体は伸縮自在、折曲げ自在(中間
にゴム管を有するものを含む)、着脱自在、出入
自在、軸方向に回転自在などの形態からなるもの
でもよく、また複数からなるものでもよい。材質
もこれら形態に適合するものを適宜選択して使用
しうる。上記のように回転自在とすることによ
り、噴孔の位置を適宜変化させて使用することが
できるので噴孔が一つだけのときでも広範囲への
噴霧が可能となり有利である。さらに本体の基端
には押釦に対する嵌着部を設けてもよく、このよ
うにすることにより、たとえばエアゾールを用い
る際、既設の押釦あるいは噴筒に嵌着するだけで
簡単にセツトをすることができるので有利である
が、同様に本体の基端に押釦を設けてもよい。 前記本体に設けられた噴孔の面積は、該本体と
内径と同じかこれよりも小であればよく、通常噴
口径が0.1〜1.0mmの範囲であり、好ましくは0.3〜
0.6mmであり、上記のごとく嵌着部あるいは押釦
を設けたばあいには押釦の噴孔径≧本体の内径≧
本体の噴孔径の関係が成立するようにすると噴霧
状態が良好となり有利である。 しかし微弱噴霧状態でより均一化を必要とする
ばあいは別段これに左右されない。上記ノズルの
噴孔の数は上述した関係から決定される。 上記ノズルの噴孔の形状は通常の形状はもちろ
んスリツト状でもよく、このばあい、縦長、横長
(リング状を含む)のいずれでもよく、縦長であ
れば、畳を構成している各層への噴射に有利であ
り、横長であれば畳の八方へ広範囲に平面的な処
理に適しており、これらを組合せ使用することに
より、より好ましい噴霧状態がえられる。また組
合せたタイプとして正面十文字状とすることによ
り、両者のメリツトが同時にえられるので有利で
ある。 上記噴孔の本体への設け方は、本体の胴部外周
面の少なくとも1部以上に少なくとも1以上を設
ければよく、本体長手方向に適宜な間隔をもたせ
て設けるようにしてもよく、このばあいは上記縦
長のスリツト状噴孔と同様に畳を構成している各
層への処理が一度にすむので有利である。さらに
畳を構成している各層に対応した位置に噴孔を設
けることによりワンタツチで処理することができ
るようにしてもよい。この際、噴孔を千鳥に設け
るようにすることでより広範囲の処理をすること
ができるので有利である。 本発明において、本体に適用する噴射機構とし
ては、この種の用途に用いられるものがいずれも
使用可能であり、たとえばエアゾール式のもの、
各種ポンプを利用したもの、ボンベによるもの、
コンプレツサーによるものなどと適宜組合せて使
用することができる。上記ボンベによるばあいは
かなり高圧となるので、適当なスプレーガンに取
付けて用いられる。本体にはその他適宜な補助的
手段を採用してもよく、たとえば本体の先端を不
使用時における安全性の面から、本体の長手方向
の適宜な位置(もちろん基端部分でも可)で脱着
自在として、上下あるいは左右つけかえたり、ま
たは本体胴部に上下あるいは左右に摺動自在なス
トツパーを設けておき、使用時は本体の畳中への
進入度合を調節するために用い、不使用時には本
体の先端方向へ上記ストツパーをずらし、先端が
見えなくなつたところでストツプし、止ネジなど
で本体を胴部で固定することにより、本体の先端
を保護できるとともに、誤使用によるケガをなく
しうる。 また容器の中への本体を出入自在に収容してお
き、容器の一部が後退することにより、該管状体
を使用することができ、不使用時は本体が容器内
に収容されているので安全であるが、念のため容
器に適宜なストツパーを設けてもよい。また上記
容器への収容にかえて本体自体をたとえば蛇腹上
カバーと該カバーの縮小を防止するストツパーを
組合せて用いるようにしてもよい。 本発明において、上記した噴霧機構の1つとし
ての噴霧器は間欠バルブ付の自動噴射式であつて
もよく、該噴霧器に備えられた本体を畳の裏側の
隙間など、ゴキブリの出没する箇所に向けてセツ
トしておけば、このようなゴキブリの出没する箇
所に対し、エアゾールを自動かつ間欠的に噴射す
ることができる。 本発明においては、本体の噴口、押釦の噴口お
よびバルブステムの穴径が0.3〜0.6mmの範囲にあ
り、また噴射バルブのハウジングの穴径およびベ
ーパータツプの穴径が0.3〜0.5mmの範囲にあり、
かつ噴射バルブのハウジングおよびデイツプチユ
ーブより選ばれた少なくともいずれか一方の穴径
とベーパータツプの穴径との差が0.1mm以内であ
るような構成をとることができる。このばあい、
充填液としては、有効成分溶液と噴射剤とをあわ
せたとき、有効成分溶液が30〜60容量%であるも
のを有利に使用することができる。 通常正立使用されているエアゾール剤におい
て、このハウジングの穴径0.7〜1.5mm、デイツプ
チユーブの穴径1〜3.5mmと大きく、これに比し
ベーパータツプの穴径は0.25〜0.4mm程度であり、
その差は0.1mmを大きくこえるものであり、これ
を倒立にて使用すると噴射剤が多く噴射され、エ
アゾール罐の中の有効成分溶液との比率がくずれ
てくるものであつてこの差を0.1mm以内とするこ
とにより、たとえば、殺虫剤なら効力にむらがな
くなり、さらに噴射剤が先になくなり有効成分溶
液のみが噴射されずに残るようなこともなく、正
立、倒立の単位時間の噴射量をほぼ同量にするこ
とができるという利点がある。 本発明にいう有効成分溶液とは、常温におい
て、その蒸気圧が実質的に噴射圧以下である溶
剤、たとえば、ヘキサン、3,3,4−トリメチ
ルノナン、シクロヘキサン、燈油(ケロシン)、
ナフサ、ノルマルパラフイン、イソパラフイン、
流動パラフインなど石油系溶剤、ジクロロエタ
ン、トリクロロエタンなど塩素化炭化水素、エチ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、エチレ
ングリコールなどのアルコール類およびエーテル
誘導体ならびに水などの溶剤に前述した有効成分
であるアレスリン、ペルメトリンおよびフエノト
リンの少なくとも1種、DDVP、フエニトロチ
オンなどの有機リン系殺虫剤、カーバメイト系殺
虫剤およびピペロニルブトキサイドなどの共力
剤、および消臭または防臭剤などをそのまま溶解
させるかまたは界面活性剤にて乳化させたもので
ある。 また、噴射剤としては、たとえばフロン類(フ
ロン−11、フロン−12、フロン−142b、フロン
−152a、フロン−123、フロン−134a、フロン−
22、フロン−113など)、液化石油ガス、ジメチル
エーテル、炭酸ガスなどを単独または混合して使
用される。 つぎに本発明に用いられるダニ防除用エアゾー
ル剤の製剤例の一例について説明する。 製剤例 1 フエノトリン、ペルメトリンおよびレスメトリ
ンの少なくとも1種0.3重量部、キシロール7重
量部、脱臭灯油7.7重量部を混合溶解した。これ
をエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取付け
た後、該バルブ部分を封じて液化石油ガス85重量
部を加圧充填してダニ防除剤のエアゾールをえ
た。 つぎに本発明のダニ防除方法を実施例に基づい
てさらに詳しく説明するが、本発明はかかる実施
例に限定されるものではない 実施例 1〜6 ピレスロイド系化合物ペルメトリン1.33%を含
有する灯油溶液150mlと液化石油ガス150mlを内容
量390mlのエアゾール罐に充填し第1表に示すよ
うにバルブを付して密封し、エアゾール剤をえ
た。これにボタンを付して本体を接続し、噴射試
験(各30秒)し、正立時と倒立時の差が10%以内
を適、20%以内を可とする。 その結果を第1表に併記する。
【表】
実施例 7〜10
実施例1において、噴射剤をジメチルエーテル
70mlと液化石油ガス80mlとしたほかは実施例1と
同様にしてエアゾール剤をえた。えられたエアゾ
ール剤の物性を第2表に示す。
70mlと液化石油ガス80mlとしたほかは実施例1と
同様にしてエアゾール剤をえた。えられたエアゾ
ール剤の物性を第2表に示す。
【表】
実施例11(拡散試験)
第1図に示されるように90cm×180cm×5cmの
畳を準備し、その中心AおよびAから等距離(45
cm)のBおよびCの各点に本体(長さ:4.5cm、
内径:0.72cm、噴孔径:0.2cm×8cmを4段にわ
けて正面と背面、左側面と右側面方向への噴射と
これよりそれぞれ45度回転された方向への組合せ
からなるもの)を通常の300ml容量のエアゾール
に取付け、各点ごとに20秒間(10ml)噴射し、薬
液(ペルメトリンの1.33重量%灯油溶液)を注入
した。その結果を第3〜5図に示した。第3〜5
図はそれぞれ第1図に示された畳の長辺の側面図
である第2図のX−X′線、Y−Y′線およびZ−
Z′線における横断面図を表わしたものである。な
お、図中の斜線部は畳の薬液が拡散された部分を
指す。 第3〜5図の斜線部から明らかなように畳の厚
さ方向へも均一に薬液がが拡散されていることが
わかる。 実施例12(殺虫効力試験) 本体(長さ:5cm、内径:0.75cm、噴孔の位
置:基端から5mm、15mm、25mm、40mmの各位のノ
ズル周面の相対する部位に2ずつ噴孔の数2×
4、噴孔の径:0.2cmφ)を用いてこれを300mlエ
アゾール(主成分としてフエニトロチオン2重量
%、レスメトリン0.5重量%を含有)に取り付け、
準備した畳(90cm×90cm5cm)の中心部で20秒間
(10ml)薬剤(有効成分としてフエニトロチオン
2000mg、レスメトリン50mg)を注入したのち、第
6図に示すA,B,Cの各部(中心から10cm、25
cm、45cmの位置)で5cm×5cm×5cmの小片を切
断、切断部を2〜3mm片に粉砕し、よく混合した
後その5gをシヤーレ内に入れ、ケナガコナダニ
成虫50匹を投入する。これを温度20℃、湿度80〜
85%の恒温室に入れ10日間培養した。10日間経過
後、その500mgをとり出し、この中に生息するダ
ニの数を実体顕微鏡で観察した。その結果を第4
表に示す。対照として未処理区における結果を第
3表に併記する。
畳を準備し、その中心AおよびAから等距離(45
cm)のBおよびCの各点に本体(長さ:4.5cm、
内径:0.72cm、噴孔径:0.2cm×8cmを4段にわ
けて正面と背面、左側面と右側面方向への噴射と
これよりそれぞれ45度回転された方向への組合せ
からなるもの)を通常の300ml容量のエアゾール
に取付け、各点ごとに20秒間(10ml)噴射し、薬
液(ペルメトリンの1.33重量%灯油溶液)を注入
した。その結果を第3〜5図に示した。第3〜5
図はそれぞれ第1図に示された畳の長辺の側面図
である第2図のX−X′線、Y−Y′線およびZ−
Z′線における横断面図を表わしたものである。な
お、図中の斜線部は畳の薬液が拡散された部分を
指す。 第3〜5図の斜線部から明らかなように畳の厚
さ方向へも均一に薬液がが拡散されていることが
わかる。 実施例12(殺虫効力試験) 本体(長さ:5cm、内径:0.75cm、噴孔の位
置:基端から5mm、15mm、25mm、40mmの各位のノ
ズル周面の相対する部位に2ずつ噴孔の数2×
4、噴孔の径:0.2cmφ)を用いてこれを300mlエ
アゾール(主成分としてフエニトロチオン2重量
%、レスメトリン0.5重量%を含有)に取り付け、
準備した畳(90cm×90cm5cm)の中心部で20秒間
(10ml)薬剤(有効成分としてフエニトロチオン
2000mg、レスメトリン50mg)を注入したのち、第
6図に示すA,B,Cの各部(中心から10cm、25
cm、45cmの位置)で5cm×5cm×5cmの小片を切
断、切断部を2〜3mm片に粉砕し、よく混合した
後その5gをシヤーレ内に入れ、ケナガコナダニ
成虫50匹を投入する。これを温度20℃、湿度80〜
85%の恒温室に入れ10日間培養した。10日間経過
後、その500mgをとり出し、この中に生息するダ
ニの数を実体顕微鏡で観察した。その結果を第4
表に示す。対照として未処理区における結果を第
3表に併記する。
【表】
【表】
未処理区
第3表から明らかなように畳処理用具を用いた
ばあいには未処理区に比べ著しい差がみられ、畳
処理用具の使用による効果的な薬剤の浸透拡散に
伴う害虫の駆除をきわめて有効に達成しうること
が明らかである。 実験例 ダニが逃亡しないように水を張つたバツトの中
央に新しいタタミ(45cm×45cm)を置き、タタミ
の含水量が10%を超えたことを確認してから、ケ
ナガコナダニの飽和培地2g(約10000頭/gあ
たり)を植え付け、温度25、湿度90%RHの条件
に保存した。 約2週間後、タタミ表面にケナガコナダニが確
認された時点で供試薬剤(ペルメトリン3g、第
4表に示した溶剤150mlおよび液化石油ガス(150
ml)をその使用方法に従つて、タタミ中央部1箇
所からタタミ内に所定時間噴射注入するかタタミ
表面に40〜50cmの高さから所定時間均一に噴射し
た。薬剤処理前および処理1日後、3日後および
7日後に黒紙(10cm×10cm)をタタミの中央部お
よび端部に置き、6時間経過後にこの黒紙上には
い上がつてきたダニ数をカウントした。前記同様
に、無処理のタタミでも黒紙上にはい上がつてき
たダニ数をカウントし、比較対照とした。 なお、水ベースエアゾールとしては、ペルメト
リン3g、界面活性剤6g、精製水150mlおよび
ジメチルエーテル150mlから構成されたものを使
用した。 上記の結果を第4表に示す。
第3表から明らかなように畳処理用具を用いた
ばあいには未処理区に比べ著しい差がみられ、畳
処理用具の使用による効果的な薬剤の浸透拡散に
伴う害虫の駆除をきわめて有効に達成しうること
が明らかである。 実験例 ダニが逃亡しないように水を張つたバツトの中
央に新しいタタミ(45cm×45cm)を置き、タタミ
の含水量が10%を超えたことを確認してから、ケ
ナガコナダニの飽和培地2g(約10000頭/gあ
たり)を植え付け、温度25、湿度90%RHの条件
に保存した。 約2週間後、タタミ表面にケナガコナダニが確
認された時点で供試薬剤(ペルメトリン3g、第
4表に示した溶剤150mlおよび液化石油ガス(150
ml)をその使用方法に従つて、タタミ中央部1箇
所からタタミ内に所定時間噴射注入するかタタミ
表面に40〜50cmの高さから所定時間均一に噴射し
た。薬剤処理前および処理1日後、3日後および
7日後に黒紙(10cm×10cm)をタタミの中央部お
よび端部に置き、6時間経過後にこの黒紙上には
い上がつてきたダニ数をカウントした。前記同様
に、無処理のタタミでも黒紙上にはい上がつてき
たダニ数をカウントし、比較対照とした。 なお、水ベースエアゾールとしては、ペルメト
リン3g、界面活性剤6g、精製水150mlおよび
ジメチルエーテル150mlから構成されたものを使
用した。 上記の結果を第4表に示す。
【表】
[発明の効果]
本発明のダニ防除方法は、使用に際しては、エ
アゾールに接続して、畳の中へ差込んで噴射する
ことにより、前述の試験結果で明らかなように薬
剤はノズルの噴孔からきわめて良好な噴霧状態が
えられかつ畳中においてきわめて良好な拡散分布
状態をうることができる。また殺虫効果において
もきわめて良好な結果がえられており、畳用の殺
虫剤としても好適に使用しうるものである。
アゾールに接続して、畳の中へ差込んで噴射する
ことにより、前述の試験結果で明らかなように薬
剤はノズルの噴孔からきわめて良好な噴霧状態が
えられかつ畳中においてきわめて良好な拡散分布
状態をうることができる。また殺虫効果において
もきわめて良好な結果がえられており、畳用の殺
虫剤としても好適に使用しうるものである。
第1図は本発明の実施例で用いた畳の平面図、
第2図は第1図で示された畳の長辺側の側面図、
第3〜5図はそれぞれ第2図のX−X′線、Y−
Y′線、Z−Z′線における横断面図、第6図は本発
明の実施例で用いた畳の平面図である。 図面の符号、A〜C:注入点。
第2図は第1図で示された畳の長辺側の側面図、
第3〜5図はそれぞれ第2図のX−X′線、Y−
Y′線、Z−Z′線における横断面図、第6図は本発
明の実施例で用いた畳の平面図である。 図面の符号、A〜C:注入点。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 有効成分としてフエノトリン、ペルメトリン
およびレスメトリンの少なくとも1種を、常温に
おいて蒸気圧が噴射圧以下である溶剤に溶解して
なる有効成分溶液と噴射剤からなるダニ防除用エ
アゾール剤を畳中に注入することを特徴とするダ
ニ防除方法。 2 常温において蒸気圧が噴射圧以下である溶剤
が石油系溶剤、塩素化炭化水素、アルコール類、
エーテル誘導体および水の少なくとも1種である
特許請求の範囲第1項記載のダニ防除方法。 3 有効成分溶液が共力剤または害虫忌避剤を含
有したものである特許請求の範囲第1項記載のダ
ニ防除方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1158612A JPH02149504A (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | ダニ防除方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1158612A JPH02149504A (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | ダニ防除方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62157318A Division JPS632909A (ja) | 1987-06-24 | 1987-06-24 | 室内用ダニ防除剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02149504A JPH02149504A (ja) | 1990-06-08 |
| JPH0323523B2 true JPH0323523B2 (ja) | 1991-03-29 |
Family
ID=15675516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1158612A Granted JPH02149504A (ja) | 1989-06-21 | 1989-06-21 | ダニ防除方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02149504A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0734699B2 (ja) * | 1991-03-14 | 1995-04-19 | アース製薬株式会社 | 屋内ダニ防除用エアゾール剤およびそれを用いた屋内ダニ防除方法 |
| WO1994003056A1 (en) * | 1992-07-31 | 1994-02-17 | Ian Alexander Edwin Maccormick | Aerosol insecticide composition |
-
1989
- 1989-06-21 JP JP1158612A patent/JPH02149504A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02149504A (ja) | 1990-06-08 |
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