JPH032380B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032380B2 JPH032380B2 JP11523083A JP11523083A JPH032380B2 JP H032380 B2 JPH032380 B2 JP H032380B2 JP 11523083 A JP11523083 A JP 11523083A JP 11523083 A JP11523083 A JP 11523083A JP H032380 B2 JPH032380 B2 JP H032380B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phenolic resin
- foam
- acidic
- producing
- curing agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Description
本発明は金属に対する腐食性の少ないフエノー
ル樹脂発泡体の製造方法に関するものである。 従来、金属に対する腐蝕性の少ないフエノール
樹脂発泡体の製造方法として、レゾールの硬化剤
として、有機酸とチオウレア等の反応生成物であ
つてレゾールと反応し、硬化に際してはフエノー
ル樹脂の一部となるような酸性物質を用いること
により、発泡体中の遊離酸を減少させる方法、あ
るいは、粉末状の塩基性物質や両性金属を発泡体
製造時に配合し、遊離の酸を中和させる方法等が
提案されている(特開昭51−137763号公報参照)。 しかし、前者においては、高純度の酸性物質が
得られにくいこと、及び酸性物質がやや高分子量
であるが為、フエノール樹脂との反応が遅く、遊
離の形で残存しやすく、完全に腐蝕性を取り除く
ことはできない。 他方、後者の場合においてはナトリウム、マグ
ネシウム、やカルシウム等の水酸化物、酸化物及
び炭酸化物等のように、酸性硬化剤と容易に反応
する塩基性物質を使用する場合には、発泡体製造
時に酸性硬化剤が中和反応に消費される結果、硬
化触媒としての作用が著しくそこなわれる。反対
に、水酸化アルミニウムや酸化アルミニウム等の
塩基性物質を使用する場合には、酸性物質ときわ
めてゆるやかにしか反応しない為、酸性物質がほ
とんど遊離の状態で残存し、従つて、これらの塩
基性物質の配合による防蝕効果は必ずしも満足で
きるものではない。 しかし、亜鉛やアルミニウム等の両性金属の場
合、酸性硬化剤との反応は前二者の中間的な速さ
であり、発泡体製造時に一部は反応するが、残存
した両性金属が硬化後も遊離の酸性硬化剤と反応
する為、発泡体は数日後に中和されるので、防蝕
効果を発揮するが難燃化効果は十分ではない(特
開昭57−195756号公報参照)。 本発明者は前述のような問題点、特に難燃化効
果を改善するために鋭意検討した結果、本発明の
方法に到達した。 すなわち、本発明は、液状のレゾール型フエノ
ール樹脂初期縮合物、酸性硬化剤、発泡剤を必須
成分とし、それに界面活性剤および/または難燃
剤を用いて、フエノール樹脂発泡体を製造する方
法において、ホウ酸亜鉛を配合することを特徴と
する金属に対する腐蝕性の少ないフエノール樹脂
発泡体の製造方法に関するものである。 本発明の方法に使用されるホウ酸亜鉛
(ZnB4O7・4H2O)は工業試薬1級として市販さ
れているものであるが、酸性硬化剤とゆるやか
に、かつ完全に反応して、新たな塩を形成する。 ホウ酸亜鉛の使用量は使用される酸性硬化剤に
対して、モル比で0.5〜2倍、より好ましくは
0.75〜1.5倍である。使用量がモル比で0.5末満の
場合は防蝕効果がなく、逆に2倍を越えると硬化
完了までに長時間を要する。 本発明の方法に使用される酸性硬化剤は硫酸、
塩酸等の無機酸、トルエンスルホン酸、フエノー
ルスルホン酸等の有機酸である。 また液状のレゾール型フエノール樹脂初期縮合
物は、塩基性触媒の存在下においてフエノール、
クレゾール等のフエノール類とホルムアルデビ
ド、アセトアルデヒド等のアルデヒド類とを反応
させて得ることができ、その際、フエノール類1
モルに対してアルデヒド類を1.3〜2.5モルを反応
させるのがよい。なお発泡操作を円滑に行なう為
にレゾール製造直後に界面活性剤を添加するのが
望ましい。なお、界面活性剤としてシリコン−L
−5340、シリコン−L−5420〔いずれも日本ユニ
カー(株)製〕、ポリオキシエチレンソルビタンモノ
ステアレートなどが拳げられる。 その他、本発明の方法に使用される発泡剤とし
てプロパノール、トリクロロフルオロメタン、
1,1,2ートリクロロー1,2,2−トリフル
オロエタンなどが、また難燃化剤としてトリス
(β−クロロエチル)ホスフエート、ジブロモク
レジルグリシジルエーテル、トリスクロロエチル
ホスフエートなどがそれぞれ挙げられる。 本発明の方法を実施することにより製造された
フエノール樹脂発泡体は、防蝕効果が非常にすぐ
れていることは勿論のこと、脆砕性や難燃性につ
いても劣らないものである。 実施例 1 レゾール樹脂100g、シリコンオイル2g及び
ホウ酸亜鉛10.6gをポリエチレン製ビーカー中で
3〜5分間、1000〜1500rpmで撹拌する。次い
で、フレオン15gと塩酸7gを加え、約1分間、
1000〜1500rpmで撹拌後、直ちにボール紙製発泡
容器に流し込み、80℃の恒温乾燥器に入れ発泡硬
化をさせ、約2時間後に取り出し、室内で1週間
放置後、発泡体を断裁し、試験用試料を作つた。
その結果を第1表に示す。 実施例 2、3 酸を変えた他は実施例1と同様の操作より、発
泡体を製造した。その結果を第1表に示す。 比較例 1〜3 ホウ酸亜鉛の代りに亜鉛粉末を用いた他は実施
例と同様の操作により発泡体を製造した。その結
果を第1表に示す。
ル樹脂発泡体の製造方法に関するものである。 従来、金属に対する腐蝕性の少ないフエノール
樹脂発泡体の製造方法として、レゾールの硬化剤
として、有機酸とチオウレア等の反応生成物であ
つてレゾールと反応し、硬化に際してはフエノー
ル樹脂の一部となるような酸性物質を用いること
により、発泡体中の遊離酸を減少させる方法、あ
るいは、粉末状の塩基性物質や両性金属を発泡体
製造時に配合し、遊離の酸を中和させる方法等が
提案されている(特開昭51−137763号公報参照)。 しかし、前者においては、高純度の酸性物質が
得られにくいこと、及び酸性物質がやや高分子量
であるが為、フエノール樹脂との反応が遅く、遊
離の形で残存しやすく、完全に腐蝕性を取り除く
ことはできない。 他方、後者の場合においてはナトリウム、マグ
ネシウム、やカルシウム等の水酸化物、酸化物及
び炭酸化物等のように、酸性硬化剤と容易に反応
する塩基性物質を使用する場合には、発泡体製造
時に酸性硬化剤が中和反応に消費される結果、硬
化触媒としての作用が著しくそこなわれる。反対
に、水酸化アルミニウムや酸化アルミニウム等の
塩基性物質を使用する場合には、酸性物質ときわ
めてゆるやかにしか反応しない為、酸性物質がほ
とんど遊離の状態で残存し、従つて、これらの塩
基性物質の配合による防蝕効果は必ずしも満足で
きるものではない。 しかし、亜鉛やアルミニウム等の両性金属の場
合、酸性硬化剤との反応は前二者の中間的な速さ
であり、発泡体製造時に一部は反応するが、残存
した両性金属が硬化後も遊離の酸性硬化剤と反応
する為、発泡体は数日後に中和されるので、防蝕
効果を発揮するが難燃化効果は十分ではない(特
開昭57−195756号公報参照)。 本発明者は前述のような問題点、特に難燃化効
果を改善するために鋭意検討した結果、本発明の
方法に到達した。 すなわち、本発明は、液状のレゾール型フエノ
ール樹脂初期縮合物、酸性硬化剤、発泡剤を必須
成分とし、それに界面活性剤および/または難燃
剤を用いて、フエノール樹脂発泡体を製造する方
法において、ホウ酸亜鉛を配合することを特徴と
する金属に対する腐蝕性の少ないフエノール樹脂
発泡体の製造方法に関するものである。 本発明の方法に使用されるホウ酸亜鉛
(ZnB4O7・4H2O)は工業試薬1級として市販さ
れているものであるが、酸性硬化剤とゆるやか
に、かつ完全に反応して、新たな塩を形成する。 ホウ酸亜鉛の使用量は使用される酸性硬化剤に
対して、モル比で0.5〜2倍、より好ましくは
0.75〜1.5倍である。使用量がモル比で0.5末満の
場合は防蝕効果がなく、逆に2倍を越えると硬化
完了までに長時間を要する。 本発明の方法に使用される酸性硬化剤は硫酸、
塩酸等の無機酸、トルエンスルホン酸、フエノー
ルスルホン酸等の有機酸である。 また液状のレゾール型フエノール樹脂初期縮合
物は、塩基性触媒の存在下においてフエノール、
クレゾール等のフエノール類とホルムアルデビ
ド、アセトアルデヒド等のアルデヒド類とを反応
させて得ることができ、その際、フエノール類1
モルに対してアルデヒド類を1.3〜2.5モルを反応
させるのがよい。なお発泡操作を円滑に行なう為
にレゾール製造直後に界面活性剤を添加するのが
望ましい。なお、界面活性剤としてシリコン−L
−5340、シリコン−L−5420〔いずれも日本ユニ
カー(株)製〕、ポリオキシエチレンソルビタンモノ
ステアレートなどが拳げられる。 その他、本発明の方法に使用される発泡剤とし
てプロパノール、トリクロロフルオロメタン、
1,1,2ートリクロロー1,2,2−トリフル
オロエタンなどが、また難燃化剤としてトリス
(β−クロロエチル)ホスフエート、ジブロモク
レジルグリシジルエーテル、トリスクロロエチル
ホスフエートなどがそれぞれ挙げられる。 本発明の方法を実施することにより製造された
フエノール樹脂発泡体は、防蝕効果が非常にすぐ
れていることは勿論のこと、脆砕性や難燃性につ
いても劣らないものである。 実施例 1 レゾール樹脂100g、シリコンオイル2g及び
ホウ酸亜鉛10.6gをポリエチレン製ビーカー中で
3〜5分間、1000〜1500rpmで撹拌する。次い
で、フレオン15gと塩酸7gを加え、約1分間、
1000〜1500rpmで撹拌後、直ちにボール紙製発泡
容器に流し込み、80℃の恒温乾燥器に入れ発泡硬
化をさせ、約2時間後に取り出し、室内で1週間
放置後、発泡体を断裁し、試験用試料を作つた。
その結果を第1表に示す。 実施例 2、3 酸を変えた他は実施例1と同様の操作より、発
泡体を製造した。その結果を第1表に示す。 比較例 1〜3 ホウ酸亜鉛の代りに亜鉛粉末を用いた他は実施
例と同様の操作により発泡体を製造した。その結
果を第1表に示す。
【表】
【表】
試験法
脆砕性:ASTM−C−367による10分間後の重
量減少率(%)、(さび発生量) 常態試験:第1図のように鉄板(60mm×3.5mm
×0.8mm)をフエノールフオーム(60mm×45mm×
33mm)でサンドイツチにし、密閉したプラスチツ
ク容器に入れ、室温で2カ月間放置し、鉄板の重
量増加を測定した。さび発生量は重量増加を鉄板
の面積で徐した値で表示した(mg/cm2) 促進試験:第1図のようにセツトした試料を水
50mlを入れたガラス容器(170mm×150mm×45mm)
に入れ、50℃の恒温槽中に4日間放置し、鉄板の
重量の増加からさび発生量を求めた。(mg/cm2) (燃熱性試験) 第2図のように、600Wの電気ヒーターの上に、
1cm離して金網を置き、その上に発泡体(100mm
×100mm×50mm)をのせて観察した。
量減少率(%)、(さび発生量) 常態試験:第1図のように鉄板(60mm×3.5mm
×0.8mm)をフエノールフオーム(60mm×45mm×
33mm)でサンドイツチにし、密閉したプラスチツ
ク容器に入れ、室温で2カ月間放置し、鉄板の重
量増加を測定した。さび発生量は重量増加を鉄板
の面積で徐した値で表示した(mg/cm2) 促進試験:第1図のようにセツトした試料を水
50mlを入れたガラス容器(170mm×150mm×45mm)
に入れ、50℃の恒温槽中に4日間放置し、鉄板の
重量の増加からさび発生量を求めた。(mg/cm2) (燃熱性試験) 第2図のように、600Wの電気ヒーターの上に、
1cm離して金網を置き、その上に発泡体(100mm
×100mm×50mm)をのせて観察した。
第1図はさび発生測定用装置を表わし、1は鉄
板(冷間圧延鋼板)、2はフエノール・フオーム、
3はステンレス製スタンド、4はガラス容器、5
は脱イオン水をそれぞれ示す。 第2図は燃焼性試験装置を表わし、1はフエノ
ール・フオーム、2は電気ヒーター、3は金網を
それぞれ示す。
板(冷間圧延鋼板)、2はフエノール・フオーム、
3はステンレス製スタンド、4はガラス容器、5
は脱イオン水をそれぞれ示す。 第2図は燃焼性試験装置を表わし、1はフエノ
ール・フオーム、2は電気ヒーター、3は金網を
それぞれ示す。
Claims (1)
- 1 液状のレゾール型フエノール樹脂初期縮合
物、酸性硬化剤、発泡剤を必須成分とし、それに
界面活性剤および/または難燃剤を用いて、フエ
ノール樹脂発泡体を製造する方法において、ホウ
酸亜鉛を配合することを特徴とする金属に対する
腐蝕性の少ないフエノール樹脂発泡体の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11523083A JPS608331A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | フエノ−ル樹脂発泡体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11523083A JPS608331A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | フエノ−ル樹脂発泡体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS608331A JPS608331A (ja) | 1985-01-17 |
| JPH032380B2 true JPH032380B2 (ja) | 1991-01-14 |
Family
ID=14657565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11523083A Granted JPS608331A (ja) | 1983-06-28 | 1983-06-28 | フエノ−ル樹脂発泡体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608331A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62138536A (ja) * | 1985-12-11 | 1987-06-22 | Hodogaya Chem Co Ltd | フエノ−ルフオ−ム |
| US5342553A (en) * | 1991-11-22 | 1994-08-30 | U. S. Borax Inc. | Process of making zinc borate and fire-retarding compositions thereof |
| GB9312926D0 (en) * | 1993-06-23 | 1993-08-04 | Alderley Materials Ltd | Duplex and sandwich fire resistant materials and fire protective coatings from lightweight cold curing syntactic foams |
| GB2343181A (en) * | 1998-10-30 | 2000-05-03 | Kingspan Ind Insulation Limite | A phenolic foam |
-
1983
- 1983-06-28 JP JP11523083A patent/JPS608331A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS608331A (ja) | 1985-01-17 |
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