JPH03240785A - 新規なイソクマリン誘導体とその製法及び用途 - Google Patents

新規なイソクマリン誘導体とその製法及び用途

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JPH03240785A
JPH03240785A JP3662690A JP3662690A JPH03240785A JP H03240785 A JPH03240785 A JP H03240785A JP 3662690 A JP3662690 A JP 3662690A JP 3662690 A JP3662690 A JP 3662690A JP H03240785 A JPH03240785 A JP H03240785A
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Hajime Nakayama
一 中山
Masatoshi Ishikura
石倉 正俊
Yutaka Ueda
裕 上田
Kunihiro Imai
今井 国弘
Megumi Terajima
寺島 恵
Akio Suzui
明男 鈴井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は医薬品として有用な新規なイソクマリン誘導体
に関するものである。
〔従来の技術〕
食生活の欧米化に伴い近年糖尿病患者が激増し、その治
療対策は急務となっている。糖尿病治I!!薬としては
従来よりインシュリンや血糖降下剤が広く用いられてい
るが、糖尿病は単なる糖代謝異常のみならず種々の合併
症を随伴する疾患であるため、前記の薬物のみでは不十
分である。
網膜症、白内障、神経障害、腎症等の糖尿病に於ける各
種合併症の成因として、グルコースの代謝経路であるポ
リオール経路を介した細胞内ソルビトールの蓄積が注目
されている。このポリオール経路の第一段階であるアル
ドース・ポリオール間の変換を触媒する酵素をフルドー
ス還元酵素といい、この酵素がポリオール経路の律速酵
素と考えられている。このアルドース還元酵素を阻害し
、ソルビトールの産生や蓄積を低下させることにより、
前述のごとき糖尿病合併症の予防や治療が可能であるC
R,G、シュジルご7シ工等二ニューイングランド・ジ
ャーナル・オブ・メディスン(New Eng、J、M
ed、)、 308巻、119〜125頁(1983)
:J、H,キノシタ等二メタボリズム (Metab、
ol 1ss)、2 8巻(1)、462〜469 頁
(1979)  。2 〔発明が解決しようとする諜s二 本発明の目的は上記のようなアルドース還元酵素を阻害
するのに有用な薬剤を提供することにある。
(!題を解決するための手段〕 のイソクマリン誘導体がアルドース還元酵素阻害剤とし
て有効であることを見出し本発明に到達した。
本発明はすなわち一般式(I) (式中R1,R2,R3,R4は水素原子、低級アルキ
ル基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基又はカルボキシ
メトキシ基を表わし、X I 、 X tは水素原子。
低級アルキル基、フェニル基、低級アルキルオキシメチ
ル基、低級アルキルチオキシメチル基、フェノキシメチ
ル基、フェニルチオキシメチル基。
カルボキシメトキシメチル基又はカルボキシメチルチオ
キシメチル基を表わす。但しR’−R’及びx I 、
 x 2において少くとも1つはカルボキシメトキシ基
、カルボキシメトキシメチル基又はカルボキシメチルチ
オキシメチル基である。)で示されるイソクマリン誘導
体もしくはその塩であり、これらを有効成分として含有
するアルドース還元酵素阻害剤である。本発明イソクマ
リン誘導体は次のようにして製造することができる。
すなわち一般式(n) オキシ基、ベンジルオキシ基、アルコキシカルボニルメ
トキシ基、又はSlとStもしくはStと83とが一緒
になって形成されるジフェニルメチレンジオキシ基を表
わし、Y l 、 Y !は水素原子。
低級アルキル基、フェニル基、低級アルキルオキシメチ
ル基、低級アルキルチオキシメチル基、フェノキシメチ
ル基、フェニルチオキシメチル基。
アルコキシカルボニルメトキシメチル基又はアルコキシ
カルボニルメチルチオキシメチル基を表わす。但しs 
I −s 4の中の少くとも1つはヒドロで示されるイ
ソクマリン誘導体とハロゲを酢酸エステルとを反応させ
た後、加水分解や脱ベンジル化を行うか又は、 一般式(I[[) (式中s’、s”、s3.s’は水素原子、低級アルキ
ル基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、アシル(式中
TI、 TI、 T3. T4は水素原子、低級アルキ
ル基、低級アルコキシ基、アシルオキシ基、ヘンシルオ
キシ基、アルコキシカルボニルメトキシ基、又はTIと
TZもしくはTZとT3とが一緒になって形成されるジ
フェニルメチレンジオキシ基を表わし、Z l 、 Z
 tは水素原子、低級アルキル基。
フェニル基又はモノハロゲノメチル基を表わす。
但しZl、Zlの中の少くとも1つはモノハロゲノメチ
ル基である。) で示されるイソクマリン誘導体をグリコール酸エステル
又はチオグリコール酸エステルと反応させた後、加水分
解や脱ベンジル化を行うことによって得られる。
なお本明細書において「低級」なる語は、この語が付さ
れた基の炭素数が6個以下、好ましくは4個以下である
ことを意味する。
本発明化合物の原料となる一般式(If)化合物及び一
般式(III)化合物は合成反応によって製造すること
ができる。
〔参考文献 J、Chew、Soc、1954.361
7〜3625. J、1ndian Chem、Soc
、41(12)、821〜9(1964)、  特開昭
50−160274.特開昭52−148079゜特開
昭54−19979 、 Indian J、Chem
、19B(2)。
158 〜159(1980)、   Ches、Ph
arm、Bull、29(9)2491〜2495 (
1981) 、等) 一般式(II)化合物とハロゲノ酢酸エステルを反応さ
せて一般式(1)化合物を合成するには、通常の方法で
行われる。例えばアセトン中、炭酸カリウムとブロム酢
酸エチルとを用いて反応すると一般式(1)化合物のエ
ステルが得られる。
また一般式(I[[)化合物とグリコール酸エステル又
はチオグリコール酸エステルを反応させて一般式(1)
化合物を合成するには、通常の方法で行われる0例えば
アセトン中、炭酸カリウムとグリコール酸エチル又はチ
オグリコール酸エチルとを用いて反応すると一般式(I
)化合物のエステルが得られる。
得られた一般式(I)化合物のエステルを酢酸中、水又
は鉱酸により加水分解すると遊離酸すなわち一般式(1
)化合物となり、これを無機塩基でpH9付近に調製す
ることにより、一般式(【)化合物の無機塩になる。
これらはいずれも公知の方法、例えば濃縮、乾固その他
の方法で単離し、再結晶で精製することができる。ここ
で用いる鉱酸としては、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素
酸、硫酸、リン酸等が挙げられ、無機塩基としてはナト
リウム、カリウム。
リチウム等のアルカリ金属の水酸化物、炭酸塩。
重炭酸塩又は水酸化アンモニウム、炭酸アンモニウム、
重炭酸アンモニウム等が挙げられる。
一般式(1)で示される化合物もしくはその塩を有効成
分とするアルドース還元酵素阻害剤は、通常用いられる
キャリアーを用い、常法にしたがって錠剤、カプセル剤
、注射剤、散剤、丸剤、顆粒剤、坐剤2点眼剤等に使用
してもよい。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて本発明の化合物、その製造方法及び
アルドース還元酵素阻害作用を詳しく説明するが、本発
明は下記実施例に限定されるものではない。なお各実施
例中における生tcSの融点はいずれも未補正である。
参考例1 4−メチル−5,6−シフエニルメチレンジオキシー7
−ヒドロキシイソクマリン3.72 g(0,01モル
)、ブロモ酢酸エチル1.84 g(0,011モル)
及び無水炭酸カリウム6.91g(0,05モル)をア
セトン300mlに加えて撹拌下、8時間加熱還流する
。冷却後不溶物をろ別し、ろ液を減圧濃縮して得られる
残渣をベンゼン/ヘキサンで再結晶すれば融点119〜
121 ”Cの結晶(第1表1−1化合物1)4.35
gが得られる。
参考例2 参考例1と同様の手法で第1表1−1化合物2〜4.第
1表1−2化合物I〜4及び6が得られる。
参考例3 4−ブロモメチル−5,6,7−1−リメトキシイソク
マリン3.29 g (0,01モル)、チオグリコー
ル酸エチル1.32 g (0,011モル)及び無水
炭酸カリウム6.91 g (0,05モル)をアセト
ン300ml中に加えて撹拌下、8時間加熱還流する。
冷却後不溶物をろ別し、ろ液を減圧濃縮して得られる残
渣をベンゼン/ヘキサンで再結晶すれば融点71〜73
℃の結晶(第1表1−3化合物1)3.43gが得られ
る。
参考例4 参考例3と同様の手法で第1表1−3化合物2が得られ
る。
参考例5 4−メチル−5,6−シヒドロキシー7−ヒドロキシイ
ソクマリンの7−グリコール酸(第2表−l化合物1)
 2.66 g (0,01モル)をアセトン160m
l1に溶かしジメチル硫酸5.68gと無水炭酸カリウ
ム14gを加えて8時間加熱還流する。
反応後不溶物をろ別し、ろ液を減圧濃縮する。残渣をベ
ンゼン/ヘキサンから再結晶すると融点105〜107
℃の結晶(第1表1−1化合物5)2、27 gが得ら
れる。
参考例6 参考例5と同様の手法で第1表1〜1化合物67、第1
表1−2化合物5及び第1表1−3化合物3が得られる
実施例1 4−メチル−5,6−シフエニルメチレンジオキシー7
−ヒドロキシイソクマリンの7−グリコール酸エチル(
第1表−1化合物1)4.58gを酢酸46m1中で濃
塩酸4.5 m lを加え95〜100℃に6時間保つ
。次いで溶媒を減圧留去し得られる残渣をアセトン/水
で再結晶すると融点263〜266℃の結晶(第2表−
1化合物l)2、42 gが得られる。
実施例2 実施例1と同様の手法で第2表−1化合物2〜7、第2
表−2化合物1〜6及び第2表−3化合?11〜3が得
られる。
このようにして得られた一般式(I)化合物のエステル
の物性値を第1表に、一般式(I)化合物の物性値を第
2表に示す。また一般式(1)化合物のアルドース還元
酵素阻害活性はIC1oで第2表に併記する。
〈アルドース還元#素阻害作用〉 7適齢のつ・fスター(Wistsr)系1注ラツトを
エーテル麻酔下に犠殺し、直ち二こ水晶体を摘出した。
水晶体は1.0mM  2−メルカプトエタノール及び
1.OmM  NADP(酸化型 nicotinam
ide adenine dinucleotide 
phosphata)を含む100mM  ナトリウ二
−カリウムーリン酸緩衝1(pH6,8>にてホモジナ
イズ5た。ついで12.000rpmで15分間遠心分
離5、その上清をアルドース還元酵素活性測定の検体と
した。
また以上の操作はすべて4°Cで行い検体シよ一80℃
で保存した。
アルドース還元酵素の活性の測定;よりドア(KADO
A)らの方法〔Biophysjcal Chemis
try 8 (1978) 81−85参照]に準して
行った。すなわち補酵素として0.1mM  NADP
H(還元型nxcottnan+ide adenin
e dinucleotide phosphate)
及び基質として2.0mM  DL−グリセルアルデヒ
ドを含むloOmM  ナトリウム−カリウムノン酸援
衝’e (p H6,2) 970μlに、本発明化合
物の各ll濃度溶液10μlを添加し、ついで上記検体
20μβを加え、25℃で反応を行った。
対照として基質のみを欠いたものを用い、340nmに
おいて吸光度の減少を200秒間測定した。
また、試料溶液を加える代わりに溶媒のみを加えて、上
記と同様に反応させ測定したものをコントロール値と5
た。吸光度の測定はUV−260(株式会社島津製作所
M)を用いた。その結果、第2表に示したように本発明
の新規化合物はアルドース還元酵素に対し表記の阻害活
性を有するものである。
〈急性毒性〉 上記各側で得られた一般式(I)化合物の経口投与での
急性毒性試験をddy系マウス(体重23〜25g)を
用いて行ったところ、2g/kgの経口投与でも死亡例
は認められなかった。
(以下余白) 〔発明の効果〕 以上の結果から明らかなように、本発明の新規イソクマ
リン誘導体はアルドース還元酵素阻害作用を有し、かつ
安全性の高い糖尿病性合併症治療薬として有用である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R^1、R^2、R^3、R^4は水素原子、低
    級アルキル基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基又はカ
    ルボキシメトキシ基を表わし、X^1、X^2は水素原
    子、低級アルキル基、フェニル基、低級アルキルオキシ
    メチル基、低級アルキルチオキシメチル基、フェノキシ
    メチル基、フェニルチオキシメチル基、カルボキシメト
    キシメチル基又はカルボキシメチルチオキシメチル基を
    表わす。但しR^1〜R^4及びX^1、X^2におい
    て少くとも1つはカルボキシメトキシ基、カルボキシメ
    トキシメチル基又はカルボキシメチルチオキシメチル基
    である。)で示されるイソクマリン誘導体、もしくはそ
    の塩。
  2. (2)一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中S^1、S^2、S^3、S^4は水素原子、低
    級アルキル基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、アシ
    ルオキシ基、ベンジルオキシ基、アルコキシカルボニル
    メトキシ基又はS^1とS^2もしくはS^2とS^3
    とが一緒になって形成されるジフェニルメチレンジオキ
    シ基を表わし、Y^1、Y^2は水素原子、低級アルキ
    ル基、フェニル基、低級アルキルオキシメチル基、低級
    アルキルチオキシメチル基、フェノキシメチル基、フェ
    ニルチオキシメチル基、アルコキシカルボニルメトキシ
    メチル基又はアルコキシカルボニルメチルチオキシメチ
    ル基を表わす、但しS^1〜S^4の中の少くとも1つ
    はヒドロキシ基である。) で示されるイソクマリン誘導体をハロゲン酢酸エステル
    と反応させた後、加水分解させるか又は脱ベンジル化反
    応を行うことを特徴とする請求項(1)に記載の一般式
    ( I )化合物の製法。
  3. (3)一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中T^1、T^2、T^3、T^4は水素原子、低
    級アルキル基、低級アルコキシ基、アシルオキシ基、ベ
    ンジルオキシ基、アルコキシカルボニルメトキシ基又は
    T^1とT^2もしくはT^2とT^3とが一緒になっ
    て形成されるジフェニルメチレンジオキシ基を表わし、
    Z^1、Z^2は水素原子、低級アルキル基、フェニル
    基又はモハロゲノメチル基を表わす。但しZ^1、Z^
    2の中の少くとも1つはモノハロゲノメチル基である。 ) で示されるイソクマリン誘導体をグリコール酸エステル
    又はチオグリコール酸エステルと反応させた後、加水分
    解させるか又は脱ベンジル化反応を行わせることを特徴
    とする請求項(1)に記載の一般式( I )化合物の製
    法。
  4. (4)請求項(1)に記載の一般式( I )で示される
    イソクマリン誘導体もしくはその塩を有効成分とするア
    ルドース還元酵素阻害剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002080904A1 (en) * 2001-04-05 2002-10-17 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Liver funcion protecting or ameliorating agent
JP2018012804A (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 Jnc株式会社 ベンゾピラン骨格を有する液晶性化合物、液晶組成物、および液晶表示素子

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WO2002080904A1 (en) * 2001-04-05 2002-10-17 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Liver funcion protecting or ameliorating agent
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