JPH0324094A - 有機ゲルマニウム化合物、その製法及び用途 - Google Patents

有機ゲルマニウム化合物、その製法及び用途

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JPH0324094A
JPH0324094A JP1155585A JP15558589A JPH0324094A JP H0324094 A JPH0324094 A JP H0324094A JP 1155585 A JP1155585 A JP 1155585A JP 15558589 A JP15558589 A JP 15558589A JP H0324094 A JPH0324094 A JP H0324094A
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Japan
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JP1155585A
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Masatsune Kurono
昌庸 黒野
Yasuaki Kondo
近藤 保昭
Takahiko Mitani
隆彦 三谷
Yutaka Baba
豊 馬場
Kiichi Sawai
喜一 澤井
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Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
Original Assignee
Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な有機ゲルマニウム化合物及びその塩、こ
れらの製法並びに薬剤組或物としての用途に係る. (従来の技術及びその問題点〉 有機ゲルマニウム化合物は種々の薬理活性を示すために
、近年著しい注目を集めるに至っており、種々の研究報
告がなされている. 例えば、式 (式中、Etはエチル基を意味し、Meはメチル基を意
味する〉 にて示される化合物(本技術分野においてはr Y−9
577 ,として知られている)は抗炎症作用を有する
ことが報告されており (特開昭56−45492、9
9418、99491及び10870g公報)、又式 (式中、Et及びMeは前記の意味を有する)にて示さ
れる化合物(本技術分野においては「スビロゲルマニウ
ム」と称されている)は制癌作用を有していることが報
告されている[ r CancerResg、第42巻
、第2852頁(1982年)].一方、本発明者等も
従来から有機ゲルマニウム化合物に関する研究を行って
きており、3−オキシゲルミルブロビオン酸誘導体が優
れた免疫調整作用を有していることを報告している (
特開昭61−  151123). このように、種々の有機ゲルマニウム化合物について種
々の薬理活性が報告されているにも拘らず、これらの有
機ゲルマニウム化合物の構造と薬理活性との相関関係乃
至有機ゲルマニウム化合物が薬理作用を発現する作用機
序について完全には解明されるに至っていないのが実情
である。
(発明の目的) 上記の従来技術及び本発明者等の経験によれば、有機ゲ
ルマニウム化合物は、その構造が異なると薬理活性の種
類や程度に著しい差異が生じるようである.このことは
、逆説的に云えば、従来のものとは構造の異なる新規な
有機ゲルマニウム化合物を調製し且つその薬理作用を検
討すれば、構造と薬理活性との相関乃至薬理作用発現の
作用機序解明に寄与するのみならず、新たな薬理作用や
自体周知の薬理作用であっても活性の増強を期待できる
ことを意味している. 従って、本発明の基本的な目的は、種々の且つ優れた生
理活性を示す新規な有機ゲルマニウム化合物を提供する
ことにある。
本発明の付随的な目的は、このような有機ゲルマニウム
化合物の製法を提供することにある.(目的を達戒する
ための手段及び作用)本発明者等は、優れた生理活性を
示す新規な有機ゲルマニウム化合物を開発するために鋭
意検討を重ねた結果、分子内にスルホン酸残基を有する
有機ゲルマニウム化合物が好ましいことを見い出して本
発明を完成する至った. この有機ゲルマニウム化合物とは、式 (式中、Rl.R2、R3及びR4は、それぞれ水素原
子、置換基を有していることのできる低級アルキル基又
は置換基を有していることのできるフェニル基を意味し
、nは2又はそれ以上の整数を意味する〉 にて示される化合物及びその塩である.上記の化合物に
関して、置換基を有していることのできる低級アルキル
基の具体例としてはメチル、エチル、プロビル、イソプ
ロビル、ブチル、イソブチル、S−ブチル、t−ブチル
、ベンチル、ヘキシル基等の炭素数1−6の直鎖状又は
枝鎖状飽和炭化水素残基、フルオロメチル、クロロメチ
ル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、フルオロ
エチル、クロロエチル、プロモエチル、ジフルオ口エチ
ル、ジクロロエチル、トリフルオロエチル、トリクロロ
エチル、フルオロブロビル、クロロプロビル、ジフルオ
ロブロビル,トリフルオロプロビル基等のハロゲノアル
キル基、ベンジル基、0−クロロベンジル、m−クロロ
ベンジル、pークロロベンジル、P−ニトロベンジル、
p−メトキシベンジル基等の置換ベンジル基等を例示す
ることができる.一方、置換基を有していることのでき
るフェニル′基の具体例としてはフェニル、2−クロロ
フエニル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニル、
2−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フ
ルオロフェニル、2−プロモフェニル、3−プロモフェ
ニル、4−プロモフエニル、2,3−ジクロロフェニル
、2,4−ジクロロフェニル、2.5−ジクロロフェニ
ル、2.6−ジクロロフェニル、3,4−ジクロロフェ
ニル、3.5−ジクロロフェニル、2.3−ジフルオロ
フェニル、2.4−ジフルオ口フェニル、2.5−ジフ
ルオロフェニル、2,6−ジフルオロフェニル、3.4
−ジフルオ口フェニル、3.5−ジフルオロフェニル、
2−ヒドロキシフェニル、3−ヒドロキシフェニル、4
−ヒドロキシフェニル、2.3−ジヒドロキシフェニル
、2,4−ジヒドロキシフェニル、2.5−ジヒドロキ
シフェニル、2.6−ジヒドロキシフェニル、3.4−
ジヒドロキシフェニル、3.5−ジヒドロキシフェニル
、2−メトキシフェニル、3−メトキシフエニル、4−
メl・キシフェニル、2,3−ジメトキシフェニル、2
,4〜ジメトキシフェニル、2.5−ジメトキシフェニ
ル、2.6−ジメトキシフェニル、3,←ジメトキシフ
ェニル、3.5−ジメトキシフェニル基等のようにフェ
ニル環上に置換基としてのハロゲン原子、水酸基、アル
コキシ基等を1−3個有するフェニル基を例示すること
ができる. 上記の有機ゲルマニウム化合物の塩としてはナトリウム
、カリウム、カノレシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、
銅、銀等の金属との塩、アンモニアとの塩、メチルアミ
ン、ジメチルアミン、エタノールアミン、エチレンジア
ミン、メグルミン、ジシクロヘキシルアミン、ペンジル
アミン等の有機塩基との塩、リジン、アルギニン、オル
ニチン、ヒスチジン、トリプトファン、オキシリジン、
オキシアルギニン、ホモアルギニン等の塩基性アミノ酸
との塩を例示することができる.本発明方法によれば、
上記の有機ゲルマニウム化合物及びその塩は、式 X,GeH (式中、Xはハロゲン原子を意味する)にて示されるト
リハロゲルマンと式 (式中、R1、R2、R3及びR4は前記の意味を有す
る) にて示される硫化エチレン誘導体とを反応させ、得られ
る式 (式中、R1、R2、R,、R4及びXは前記の意味を
有する) にて示される2−トリハロゲルミルエタンチオール誘導
体を酸化し、得られる式 (式中、R,、R2、Rs 及U R4 及びXliT
il記の意味を有する〉 にて示される2−トリハロゲルミルエタンスルホン酸誘
導体を加水分解させ、次いで必要に応じて塩に変ずるこ
とにより製造することができる.この製法において、ト
リハロゲルマンと硫化エチレン誘導体との反応は溶媒の
存在下又は不在下にO − 80℃、好ましくは室温に
おいて攪拌することにより実施することができる. この場合に生戒する2−トリハロゲルミルエタンチオー
ルを単離する必要性はなく、直ちに次の工程である酸化
処理に移行することができ、これによって2−トリハロ
ゲルミルエタンスルホン酸誘導体に変ずることができる
.この場合の酸化処理は、慣用の酸化剤、例えば過酸化
水素、有機過酸、ベルオキソ硫酸、過マンガン酸カリウ
ム、クロム酸、硝酸、臭化水素、次亜塩素酸塩、次亜臭
素酸塩、過酸化窒素、超酸化カリウム、ジメチルスルホ
キシド等を用いることにより容易に実施することができ
る.酸化剤として過酸化水素を用いるのが殊に好ましく
、この場合に反応は中性、酸性及びアルカリ性の如何な
る条件であっても差し支えなく、その際に酢酸、蟻酸、
メタンスルホン酸等の酸触媒又はタングステン、モリブ
デン、チタン、オスミウム、クロム等の金属触媒を共存
させることにより反応を著しく促進させることができる
. 反応混合物を常法により処理することにより、2−トリ
ハロゲルミルエタンスルホン酸誘導体を単離することが
でき、又生戒物にスルホン酸残基の存在することを利用
してイオン交換樹脂による処理を行えば、更に容易に2
−トリハロゲルミルエタンスルホン酸誘導体を得ること
ができる.本発明方法の最終工程であって、この2−ト
リハロゲルミルエタンスルホン酸誘導体を加水分解する
工程は水、塩基性水溶液又はこれらと有機溶媒との混合
液を用いて容易に実施することができ、所望物質である
2−オキシゲルミルエタンスルホン酸誘導体の単離も常
法により実施することができる. この誘導体を塩に変ずる工程も常法により、例えば該誘
導体と所望の塩基とを単に混合することにより行うこと
ができ、凍結乾燥することにより又は適当な溶媒、例え
ばアセトン、メタノール、エタノール、ジオキサン等を
用いて処理することにより結晶乃至結晶性の粉末として
所望の塩を得ることができる.尚、上記の加水分解工程
を、所望の塩基含有水溶液中で実施すれば、2−オキシ
ゲルミルエタンスルホン酸誘導体の塩を直接的に得るこ
とができる. (実施例等) 次に、製造例及び薬効薬埋試験例に関連して本発明を更
に詳細に且つ具体的に説明する.水酸化ゲルマニウム(
6.40g)に1.80M HCIエーテル溶液100
mlを添加し、室温下で攪拌し、次いで水冷下に硫化エ
チレン5.41gを滴下し、室温下で70時間攪拌した
. 不溶物を濾別し、濾液を減圧下に:a縮させた後に、水
6.0ml及びメタンスルホンPR 576Bを添加し
、100℃に加温し、攪拌下に31%過酸化水素水50
m lを2時間かけて滴下し、次いで更に30分間にわ
たり加熱した. 放冷後に、ダイヤイオンIJA−21により処理し、0
、5Nアンモニア水にて溶出させ、減圧下に濃縮させ、
メタノールに懸濁させて結晶を濾取した.この結晶を水
に溶解させ、ダイヤイオンPK−216により処理し、
流出液を減圧下に濃縮させることにより無色ガラス状物
質として所望のボリマーを得た(7.41g). ’H−NMRスペクトル(D20)δppm :1.6
  −  2.0  (2H,  m,  −GeCi
ilCH2S−)2.9 − 3.3 (2H, m,
  −GeCH2CH.S−>IRスペクトル(L”+
’a’x) CIO−’ :1150.  1030 
(SO2).  820 (Ge−0−)水酸化ゲルマ
ニウム(3.20g)に1.80M HCIエーテル溶
液50m lを添加し、室温下で攪拌し、次いで水冷下
に硫化エチレン2.71gを滴下し、室温下で70時間
攪拌した. 不溶物を濾別し、濾液を減圧下に濃縮させた後に、水3
.0!II+及びメタンスルホン酸288+urを添加
し、100℃に加温し、攪拌下に31%過酸化水素水2
5l1を2時間かけて滴下し、次いで更に30分間にわ
たり加熱した. 放冷後に、ダイヤイオンIIA−21により処理し、0
.5Nアンモニア水にて溶出させ、減圧下に?縮させ、
メタノールに懸濁させて結晶を濾取した.この結晶を水
−メタノールから再結晶させることにより所望のボリマ
ーを得た (3.50g).融点: > 300℃ ’H−NMRスペクトル(D20)δppm :1.6
 − 2.0 (2H, m,−GeCHCH2S−)
2.9 − 3.3 (2H, m,−GeCH2CH
S−)IRスペクトル(νこ包) am−’ :340
0 − 2800 (NH4 >, 1400 (N}
!4 ), 1185.1040 (SO■), 79
0 (Ge−0−)艷先肚ユ 2−トリクロ口ゲルミルエタンスルホン酸製造例2によ
り得たアンモニウム2−オキシゲルミルエタンスルホネ
ート ボリマ−2.23gに1.80M MCI−エー
テル溶液25m lを添加した後にアセトン50m1を
添加し、析出する結晶を濾別し、濾液を減圧下に濃縮さ
せることにより無色油状物として所望の化合物を得た 
(2.85g),’+4−NMRスペクトル(アセトン
ーd6)δ ppm :2.2 − 2.6 (2H,
 l,−GeCHCH2S−)3.0 − 3.4 (
2t{, m, −GeCH2CiilS−)製造例1
により得た2−オキシゲルミルエタンスルホン酸ボリマ
ー(2.06g>を水30+slに溶解させ、1.OO
N Nail{ 10.0mlを添加した後に凍結乾燥
させることにより所望のボリマーを得た(2.28g)
融点: > 300℃ H−NMRスペクトル(D20)δppm :1−6 
− 2.0 (2}{, l, −GeCH1CH2S
−)2.9 − 3.3 (28, m, −GeCH
2C!liLS−)!Rスペクトル(νC!ご) c+
a−’ :1190. 1045 (SO2), 79
0 (Ge−0−)致m 製造例1により得た2−オキシゲルミルエタンスノレホ
ン酸ボリマー(1.03g>を水10ml Iこ’rW
解させ、1.OON NaOH 5.Omlを添加しタ
f& ニli 圧濃縮させ、次いで水−メタノールから
再結晶させることにより所望のボリマーを得た(1.0
8g>。
このボリマーの物理化学的特性値は製造例4における値
と合致した。
製造例1により得た2−オキシゲルミルエタンスルホン
酸ボリマー(1.03g>を水20mlに溶解させ、1
.00Nアンモニア水5.0mlを添加した後に凍結乾
燥させることにより所望のボリマーを得た(1.11g
>. このボリマーの物理化学的特性値は製造例2における値
と合致した。
表遁』U【放讃ヱ[上 (抗体産生に及ぼす影響) a) 目的 免疫応答の低下した動物として担癌マウスを用い、本発
明による化合物が抗体産生に及ぼす影響を調べる。
b)操作 ICR系雄性マウス(6週令)の背部皮下にマウl ス腫瘍細胞(ザルコーマ180)を2×10 個移植し
て固形癌を形戒させることにより担癌マウスとなした. 本発明による化合物として製造例4による化合物を採択
して4x牛血清アルプミンに溶解させ、担癌マウスに対
して、ザルコーマ180細胞の移植後9日目から0.1
、1.0及び10.Orag/kg/日の投与量で5日
間にわたり経口投与した. ザルコーマ180 !f[l胞の移植から14日目に、
羊赤血球(SPBC) 2 x 10’個を担癌マウス
の尾静脈から靜注して感作させ、この感作から4日目に
牌臓を摘出し、牌細胞10  個中のPFC数を測定し
て抗体産生の指標とした. C)結果及び考察 結果は下記の表1に示される通りであり、担癌により低
下した抗体産生能が、本発明による化合物を投与するこ
とにより回復し、その程度は投与量に準ずるものである
ことが判明した.Lユ # :平均値士標準誤差(n・7) * :胆癌マウスに対して有意差あり (p < 0.05> **本:胆癌マウスに対して有意差あり(p < 0.
001> 監隻羨生綬艷燵ユ (抗体産生に及ぼす影響) a) 目的 サブレッサーT細胞の機能低下に基因するB細胞のボリ
クローナルな活性化により自己免疫疾患を発症するNZ
B/WF.系マウスを用い、本発明による化合物が抗体
産生に及ぼす影響を調べる6 b)操作 NZB/WFI系雄性マウス(11週令〉を1群5匹で
使用し、羊赤血球(SPBC) 2 x 10?個を各
群のマウスの尾静脈から静注して感作させ、被験群には
感作の前日、直後及び1日後の3回にわたり本発明によ
る化合物として製造例4による化合物を採択して4x牛
血清アルブミンに溶解させて1.0及び10.O ra
g/kg/日の投与量で経口投与し、上記の感作開始か
ら4日目に牌臓を摘出し、牌細胞10′個中のPFC数
を測定して抗体産生の指標とした. C)結果及び考察 結果は下記の表2に示される通りであり、薬物無投与の
対照群においてはPFC数が異常に増加していたが、被
験群においては有意に抑制された. この結果と薬効薬埋試験例1に示されている結果、即ち
担癌により抑制された抗体産生能の回復の両者を考え併
せれば、本発明による化合物は免疫調整作用を有してい
ることが判る.東ユ 材 :平均値士標準誤差(n・5) :対照群に対して有意差あり (p < 0.05)0
 :対照群に対して有意差あり (p < 0.01>
粟金1144艷肚」一 (M延型過敏症に及ぼす影響〉 a) 目的 免疫応答の低下した動物として担癌マウスを用い且つ細
胞性免疫の指標として遅延型過敏症(DT}{)の実験
系を利用して、担癌により低下したDTH反応に及ぼす
、本発明による化合物の影響を調べる. b)操作 ICR系雄性マウス(8週令)の腹腔内に、マウス腫i
細胞(ザルコーマ180) 10’個を移植し、約3時
間後に羊赤血球(SRBC) 10’個を尾静脈から靜
注して感作させ、該感作から4日後にSRBC 2 x
 10’個を右後肢足踏内に注射してDT}!反応を惹
起させ、SRBC注射から24時間後に足踏の厚みを実
体顕微鏡により測定した.尚、被験群には、本発明によ
る化合物として、製造例4による化合物を4%牛血清ア
ルブミンに溶解させ、SRBC感作の4日前に0.1、
1.0、10、0mg/kgの用量で経口投与した. C)結果及び考察 結果は下記の表3に示される通りであり、胆癌により低
下したDTH反応が、本発明による化合物の投与により
正常レベル程度まで回復することが判明した.このこと
は、本発明による化合物が4fIl胞性免疫賦活作用を
有していることを示している. 春一Σ # :平均値士標準誤差 (x 0.01mm, n = 10)0*:担癌マウ
スに対して有意差あり (p < 0.001) 菓拗(1u(艷匿」一 (遅延型過敏症に及ぼす影響) a) 目的 正常マウスの遅延型過敏症反応に及ぼす、本発明による
化合物の影響を調べる. b)操作 ICR系雄性マウス(8週令)に羊赤血球(SRBC)
 10’個を尾静脈から靜注して惑作させ、該感作から
4日後に、被験群には、本発明による化合物として、製
造例4による化合物を4x牛血清アルブミンに溶解させ
、0.1、1.0、10.0mg/kgの用量で経口投
与し、この投与の直後にSRBC 2 x 10’個を
右後肢足踏内に注射してDTH反応を惹起させ、SRB
C注射から24時間後に足踏の厚みを実体顕微鏡により
測定した.C〉 結果及び考察 結果は下記の表4に示される通りであり、正常マウスに
関しては、本発明による化合物の投与によりDT}I反
応の有意に抑制されることが判明した. この結果と、薬効薬理試験例 3により示される結果、
即ち胆癌により抑制されたDTH反応が本発明による化
合物の投与により回復したことを考え併せれば、この化
合物は免疫調整作用を有していることが明らかであり、
又薬効薬理試験例1及び2に示された結果、即ちこの化
合物は抗体産生能を調整することを考慮に入れると、本
発明による化合物は体液性免疫応答のみならす、細胞性
免疫応答も調整することが明らかである6東1 # :平均値士標準誤差 (x O.01mm,  n = 10>* :対照群
に対して有意差あり (p < 0.05) *傘:対照群に対して有意差あり (ρ< 0.01) ネ**:対照群に対して有意差あり (ρ< 0.001) 薬 薬理試 例5 (インターフェロン産生に及ぼす影響)a)目的 インターフェロンの産生に及ぼす、本発明による化合物
の影響を調べる. b)操作 BALB/c系雄性マウス1群5匹を実験動物とし、イ
ンフルエンザウイルス (A/PR/8株)を9.0 
PFυ/マウスの感染量で気管内感染させ、直ちに被験
群には、本発明による化合物として、製造例4による化
合物を信牛血清アルブミンに溶解させ、0.1、1.0
、10.0 mg/kgの用量で経口投与した。感染か
ら3日後に、肺臓を摘出し、ホモジナイズして2000
0 x gの遠心上清を得、この上清のインターフェロ
ン活性を水泡性口内炎ウィルス(VSV)によるL92
9細胞変性抑制作用にて測定した. C)結果及び考察 結果は下記の表5に示される通りであり、本発明による
化合物は1.0及び10.0 mg/kgの投与量でイ
ンターフェロン産生をそれぞれ約2.5及び2.8倍に
向上させることが判明した。これは、本発明による化合
物がインターフェロン産生増強能を有していることを示
している。
表5 # :平均値士標準誤差 (HJ/B蛋白, n = 5) **:対照群に対して有意差あり (p < 0.01) 盈影及生4艷l玉 (抗癌作用) a) 目的 ルイス肺癌に対する、本発明による化合物の抗癌作用を
調べる. b〉 操作 C57BL/6系雄性マウス1群10匹を実験動物とし
、ルイス肺am胞1xlO’個を皮下に接種した.被験
群には、本発明による化合物として、製造例4による化
合物を4x牛血清アルブミンに溶解させ、0.1、1.
0、10.0 mg/kg/日の用量で、接種の翌日か
ら5日間にわたり経口投与した. 癌細胞の接種により形成された固形癌を14日後に摘出
して重量を測定し、又抗癌作用の指標として、固形癌(
M瘍)の重量減少から腫瘍の阻止率を計算した. C)結果及び考察 結果は下記の表6に示される通りであり、本発明による
化合物はルイス肺癌に対して抑制作用を示すことが明ら
かになった. 老一五 # : 平均値士標準誤差(n = 10)傘 : 対
照群に対して有意差あり (p  <  0.05) l惣l4絞艷燵ユ (抗癌作用) a) 目的 ザルコーマ180癌細胞に対する、本発明による化合物
の抗癌作用を調べる. b)操作 ICR系雄性マウス1群10匹を実験動物とし、ザルコ
ーマ180癌細胞2 x 10’個を皮下に接種した.
被験群には、本発明による化合物として、製造例4によ
る化合物を4%牛血清アルブミンに溶解させ、0。1、
1、0、10.0 mg/kg/日の用量で、接種の翌
日から10日間にわたり経口投与した. 癌細胞の接種により形成された固形癌を20日後に摘出
して重量を測定し、又抗癌作用の指標として、固形癌(
腫瘍)の重f1滅少から腫瘍の阻止率を計算した。
C)結果及び考察 結果は下記の表6に示される通りであり、木発明による
化合物はザルコーマ180癌細胞に対しても抑制作用を
示すことが明らかになった。
宍一ヱ # ; 平均値士標準誤差(n・10)* : 対照群
に対して有意差あり (p < 0.05) ・  理;   8 (抗ウィルス作用) a) 目的 ワクシニアウイルスに対する、本発明による化合物の作
用を調べる. b)操作 ddY系雄性マウス1群10匹を実験動物とし、ワクシ
ニアウィルス (DI株)を5 x 10’PFU/マ
ウスの感染価で尾静脈がら接種して感染させた.被験群
には、接種の直後に、本発明による化合物として、製造
例4による化合物を4%牛血清アルプミンに溶解させ、
1.0及びIO.Omg/kgの用量で経口投与した. ウィルス感染の7日後に、尾に生じたボックを数え該ボ
ック数の減少から抑制率を計算して抗ウィルス活性の指
標とした. C)結果及び考察 結果は下記の表8に示される通りであり、本発明による
化合物はワクシニアウィルスに対して抑制作用を示すこ
とが判明した。
老一主 # : 平均値士標準誤差〈n・10〉本 : 対照群
に対して有意差あり (p < 0.001) 盈勲I』4り4鮫』− (抗ウィルス作用) a〉 目的 インフルエンザウィルス感染モデルにより、本発明によ
る化合物の抗ウイルス作用を調べる.b)操作 BALB/c系雄性マウス1群10匹を実験動物とし、
インフルエンザウイルス(A/PR/8株)を9.O 
PFU/マウスの感染量で気管内感染させた。被験群に
は、本発明による化合物として、製造例4による化合物
を4x牛血清アルブミンに溶解させ、0.1、1、O、
10.0 mg/kg/日の用量で且つ感染処理直後、
感染処理から1、2、3、4及び5日目の計6回にわた
り経口投与した.ウィルス感染処理から20日間にわた
りマウスの生死をチェックした. C〉 結果及び考察 結果は下記の表9に示される通りであり、化合物無投与
の対照群においては感染後8日目から死亡例が出初め、
10日目迄にすべて死亡してしまった.これに対して、
本発明による化合物の投与群である被験群においては、
殊に1.0 mg/kg投与群においては10日目から
感染死例が出たが、20日後の試験終了時においても4
匹の生存例があり、平均生存日数に関しては、対照群と
比較する場合に、何れの被験群においても有意差老−2 本  ・ 対照群に対して有意差あり (p < 0.05) **:  対照群に対して有意差あり (p  <  O.Oi) 0* : 対照群に対して有意差あり (p < 0.001) 薬  ・  一二10 く急性肝障害に対する作用) a) 目的 肝障害の実験的モデルであるガラクトサミン誘発急性肝
障害に対する、本発明による化合物の作用につき、血清
トランスアミナーゼを指標として調べる. b)操作 ウィスタ一系雄性ラット1群10匹を実験動物とし、ガ
ラクトサミンを400 mg/kgの用量で6時間間隔
で2回腹腔内投与することにより急性肝障害を誘発させ
た.被験群には、本発明による化合物として、製造例4
による化合物を4x牛血清アルブミンに溶解させ、0.
1、1.0、10.0mg/kg/日の用量で且つガラ
クトサミン投与の3日前から5日間にわたり経口投与し
た。ガラクトサミンの初回投与から48時間経過した後
に採血して血清中のGOT及びGPT値を測定した.C
)結果及び考察 結果は下記の表lOに示される通りであり、本発明によ
る化合物は、ガラクトサミンの投与により上昇したGO
T及びGPT値を有意に低減させ表10 N : 平均値士標準誤差〈n=10〉 : 対照群に対して有意差あり (p < 0.05) : 対照群に対して有意差あり (p < 0.01> ネ0 : 対照群に対して有意差あり (p < 0.001) ・ ・ =11 (慢性肝障害に対する作用) a) 目的 肝障害の実験的モデルである四塩化炭素誘発慢性肝障害
に対する、本発明による化合物の作用につき、血清トラ
ンスアミナーゼを指標として調べる. b)操作 ウィスター系雄性ラット1群10匹を実験動物とし、四
塩化炭素を480 mg/kgの用量で週2回10週間
にわたり腹腔内投与することにより慢性肝障害を誘発さ
せた.被験群には、本発明による化合物として、製造例
4による化合物を4%牛血清アルブミンに溶解させ、0
.1、1.0、10.Otag/kg/日の用量で且つ
試験開始時から隔日的に10週間にわたり経口投与した
.四塩化炭素の最終投与から2日後に採血して血清中の
GOT及びGPT値を測定した. C)結果及び考察 結果は下記の表11に示される通りであり、本発明によ
る化合物は、四塩化炭素の投与により誘発された肝障害
に伴うGOT及びGPT値の上昇を投与量1.O mg
lkgで有意に低減させることが判明した. 衣」よ #  : 平均値士標準誤差(n・10〉*  : 対
照群に対して有意差あり (p < 0.05> 傘*傘:  対照群に対して有意差あり(p < 0.
0Or) 薬理:12 (急性毒性) ICR系マウス及びSD系ラットを実験動物とし、急性
毒性試験を実施した処、本発明による化合物は、経口投
与において、何れもLD,。値が2g/kg以上であり
、従って毒性が低く、使用安全性に優れていることが判
明した. (発明の効果) 本発明による化合物は薬効薬埋試験例において示されて
いるように、種々の生埋活性、即ち免疫調整作用、イン
ターフェロン産生増強作用、抗癌作用、抗ウィルス作用
,肝保護作用等を有している. 従って、本発明による化合物は各種疾患、例えば免疫促
進系及び免疫抑制系の各種免疫疾患、各種のウィルス性
疾患、癌乃至腫瘍性疾患、肝疾患等の治療剤における有
効成分として利用することが期待される。
尚、近年、後天性免疫不全症候群(エイズ)の蔓延が社
会問題となっており、このエイズを惹起させるウイルス
はl{uman ImmunodericiencyV
irus (HIV)とされている。エイズの治療には
、現在、主として核酸合成阻害剤が用いられているが、
この系統の薬物は殺ウィルス作用を有するも副作用が強
く、正常組織も破壊する傾向があるので、これに代わる
べき安全な薬物の開発が急務とされている。ところで、
本発明による化合物は、上記のように、生体内において
賦活を含めて免疫を調整する作用と、強力な抗}11V
物質として既に立証されているインターフェロンの産生
を増強させる作用とを併せ有しているので、エイズ治療
用の新しい薬物として利用し得る可能性が極めて高い. 手続補正書(自発) 平或l年8月17日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3及びR_4は、それぞ
    れ水素原子、置換基を有していることのできる低級アル
    キル基又は置換基を有していることのできるフェニル基
    を意味し、nは2又はそ れ以上の整数を意味する) にて示される有機ゲルマニウム化合物及びその塩。
  2. (2)式 X_3GeH (式中、Xはハロゲン原子を意味する) にて示されるトリハロゲルマンと式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3及びR_4は、それぞ
    れ水素原子、置換基を有していることのできる低級アル
    キル基又は置換基を有していることのできるフェニル基
    を意味する) にて示される硫化エチレン誘導体とを反応させ、得られ
    る式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3、R_4及びXは前記
    の意味を有する) にて示される2−トリハロゲルミルエタンチオール誘導
    体を酸化し、得られる式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3、R_4及びXは前記
    の意味を有する) にて示される2−トリハロゲルミルエタンスルホン酸誘
    導体を加水分解させ、次いで必要に応じて塩に変ずるこ
    とを特徴とする、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3及びR_4は前記の意
    味を有し、nは2又はそれ以上の整数を意味す る) にて示される有機ゲルマニウム化合物及びその塩の製法
  3. (3)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、R_3及びR_4は、それぞ
    れ水素原子、置換基を有していることのできる低級アル
    キル基又は置換基を有していることのできるフェニル基
    を意味し、nは2又はそ れ以上の整数を意味する) にて示される有機ゲルマニウム化合物又はその塩を有効
    成分とする薬剤組成物。
  4. (4)免疫調整剤、抗癌剤、抗ウィルス剤、肝疾患治療
    剤及びインターフェロン産生増強剤であることを特徴と
    する、請求項(1)に記載の薬剤組成物。
JP1155585A 1989-06-20 1989-06-20 有機ゲルマニウム化合物、その製法及び用途 Pending JPH0324094A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002193814A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Asai Germanium Research Inst 胆汁或いは胆汁色素の分泌促進剤
KR100532380B1 (ko) * 1998-05-12 2006-01-27 삼성전자주식회사 반도체장치의 세정방법

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KR100532380B1 (ko) * 1998-05-12 2006-01-27 삼성전자주식회사 반도체장치의 세정방법
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