JPH03241092A - すべり止めニス及びそれを用いたすべり止め加工方法並びにすべり止め加工を施した段ボールの製造方法 - Google Patents
すべり止めニス及びそれを用いたすべり止め加工方法並びにすべり止め加工を施した段ボールの製造方法Info
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- JPH03241092A JPH03241092A JP3476990A JP3476990A JPH03241092A JP H03241092 A JPH03241092 A JP H03241092A JP 3476990 A JP3476990 A JP 3476990A JP 3476990 A JP3476990 A JP 3476990A JP H03241092 A JPH03241092 A JP H03241092A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、段ボール、カートン等の紙器及び種々の紙袋
の荷崩れ等を防止するためのすべり止めニスに関するも
のであり、またそれらすべり止めニスを用いたすべり止
め加工方法等に関するものである。
の荷崩れ等を防止するためのすべり止めニスに関するも
のであり、またそれらすべり止めニスを用いたすべり止
め加工方法等に関するものである。
〈従来の技術及びその課題〉
農産物、水産物その他の種々の食品、各種工業製品等は
、段ボール、カートン等の紙器あるいは種々の紙袋で持
って包装され、輸送されている。
、段ボール、カートン等の紙器あるいは種々の紙袋で持
って包装され、輸送されている。
近羊、各種包装ラインの自動化、輸送ラインのパレット
化等物流の効率化が進み、段ボールケス等のすべりによ
る荷崩れが大きな問題となってきている。パレット積み
された段ボールケース等の荷崩れは、バンディング処理
やシュリンク処理によって防止することが可能であるが
、コスト高を招き、低コストて゛安全性の高いすべり止
め防止が望まれる。
化等物流の効率化が進み、段ボールケス等のすべりによ
る荷崩れが大きな問題となってきている。パレット積み
された段ボールケース等の荷崩れは、バンディング処理
やシュリンク処理によって防止することが可能であるが
、コスト高を招き、低コストて゛安全性の高いすべり止
め防止が望まれる。
従来、これら紙器、紙袋のすべり防止のためには、以下
説明するようなすべり止めニスが使用され、例えば段ボ
ールケースの全面あるいは、積層面となる天面及び/ま
たは地面に部分的に印刷もしくは塗工されていた。
説明するようなすべり止めニスが使用され、例えば段ボ
ールケースの全面あるいは、積層面となる天面及び/ま
たは地面に部分的に印刷もしくは塗工されていた。
これらすべり止めニスとしては、粘着タイプ(紙器等表
面に塗工後の乾燥状態においても粘着性を保持しており
、この粘着力でもってすべり防止効果を発揮するもの)
及び、非粘着タイプ(紙器等の表面に塗工し、必要に応
じて更に加熱発泡等適当な処理を行うことによって、表
面に微妙な凹凸を形成せしめ、この凹凸が物理的にがみ
合って1!J擦係数が向上しすべり防止を行うもの)が
−船釣に使用されていた。
面に塗工後の乾燥状態においても粘着性を保持しており
、この粘着力でもってすべり防止効果を発揮するもの)
及び、非粘着タイプ(紙器等の表面に塗工し、必要に応
じて更に加熱発泡等適当な処理を行うことによって、表
面に微妙な凹凸を形成せしめ、この凹凸が物理的にがみ
合って1!J擦係数が向上しすべり防止を行うもの)が
−船釣に使用されていた。
前記の粘着タイプのすべり止めニスとしては、粘着性を
有するアクリル共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重合
体のエマルジョがもっばら用いられ、適当な印刷もしく
はコーティング手段で印刷塗工されていた。また、エチ
レン/酢酸ビニル共重合等の固形樹脂も用いられ、特別
なホットメルトコーティング装置て゛もって加熱溶融に
より塗工されていた。
有するアクリル共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重合
体のエマルジョがもっばら用いられ、適当な印刷もしく
はコーティング手段で印刷塗工されていた。また、エチ
レン/酢酸ビニル共重合等の固形樹脂も用いられ、特別
なホットメルトコーティング装置て゛もって加熱溶融に
より塗工されていた。
また、ゴムラテックス及び水性接着剤とからなるすべり
止め塗料も提案されている。
止め塗料も提案されている。
一方、後者の非粘着タイプとしては、水性インキ、水性
塗料等の樹脂バインダー中に無水ケイ酸等の微細無機粒
子或は加熱によって発泡するような発泡剤を混合せしめ
たものが用いられ、適当な印刷またはコーティング手段
で印刷・塗工後、固着した前記微粒子或は加熱により体
積膨張した発泡剤粒子でもって凹凸面が形成されていた
。
塗料等の樹脂バインダー中に無水ケイ酸等の微細無機粒
子或は加熱によって発泡するような発泡剤を混合せしめ
たものが用いられ、適当な印刷またはコーティング手段
で印刷・塗工後、固着した前記微粒子或は加熱により体
積膨張した発泡剤粒子でもって凹凸面が形成されていた
。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、前述の粘着タイプは、乾燥後の塗工面が
粘着性を有するため、ブロッキングが生じ、紙器等の表
面を損傷せしめたり、或は輸送中等にゴミ、ホコリ等が
付着して汚すなど、紙器の商品価値を著しく低下させる
ものであった。
粘着性を有するため、ブロッキングが生じ、紙器等の表
面を損傷せしめたり、或は輸送中等にゴミ、ホコリ等が
付着して汚すなど、紙器の商品価値を著しく低下させる
ものであった。
また、各種粘着性を有する共重合体エマルジョンの場合
は、ブロッキングの発生を防止しようとすればすべり防
止効果が得られないという問題点を有し、また固形樹脂
の場合は、加熱溶融して塗工する特別な装置を必要とす
るため、紙器、紙袋の印刷機をそのまま使用できず、作
業効率の低下という問題を有するものであった。
は、ブロッキングの発生を防止しようとすればすべり防
止効果が得られないという問題点を有し、また固形樹脂
の場合は、加熱溶融して塗工する特別な装置を必要とす
るため、紙器、紙袋の印刷機をそのまま使用できず、作
業効率の低下という問題を有するものであった。
ゴムラテックス及び水性接着剤からなるすべり止め塗料
の場合は、ブロッキング防止効果は多少期待できるが、
耐摩擦性において充分ではなく問題を有するものであっ
た。
の場合は、ブロッキング防止効果は多少期待できるが、
耐摩擦性において充分ではなく問題を有するものであっ
た。
また、後者の非粘着タイプの場合、最初のすべり防止効
果はある程度期待できるが、積み替え作業が繰り返され
るとすべり止め効果が極端に低下するもので、すべり防
止の持続性に欠けるものであった。また、耐摩擦性に劣
る一方、無機粒子の多量使用の結果、ニスも白化傾向が
避けられず、美粧性に欠け、実用上程々な制限を有する
ものではあった。更に無機粒子の使用は、塗工機のドク
ター刃、アニロックスローラーの摩耗を促進すると言う
問題も有するものであった。
果はある程度期待できるが、積み替え作業が繰り返され
るとすべり止め効果が極端に低下するもので、すべり防
止の持続性に欠けるものであった。また、耐摩擦性に劣
る一方、無機粒子の多量使用の結果、ニスも白化傾向が
避けられず、美粧性に欠け、実用上程々な制限を有する
ものではあった。更に無機粒子の使用は、塗工機のドク
ター刃、アニロックスローラーの摩耗を促進すると言う
問題も有するものであった。
更に、従来のすべり止めニスにおいては、耐熱性が十分
でなく、例えば、段ボール製造において段ボールの製造
用ライナーに予め印刷及びすべり止めニスの印刷 塗工
を行い、コルゲータ−で中芯、裏ライナーと貼合するシ
ステムに適用すると、以下のような問題を有するもので
あった。
でなく、例えば、段ボール製造において段ボールの製造
用ライナーに予め印刷及びすべり止めニスの印刷 塗工
を行い、コルゲータ−で中芯、裏ライナーと貼合するシ
ステムに適用すると、以下のような問題を有するもので
あった。
即ち、粘着タイプの場合は、乾燥後の塗工面が粘着性を
示すことが必要なため、使用する樹脂の軟化点、分子量
に制限があり、耐熱温度を高くすることが出来ないもの
て′あった。そのため、これらニスを塗工した表ライナ
ーを用いて、コルゲータ−内で貼合すると、樹脂が軟化
し、熱版汚れが発生したり、更には段ボールを損傷した
りするものであった。 一方、樹脂の軟化点を十分な耐
熱温度まで上げると、逆にすべり防止効果が低下するも
ので、従来の粘着タイプのすべり止めニスは、この方式
には適用できないものであった。
示すことが必要なため、使用する樹脂の軟化点、分子量
に制限があり、耐熱温度を高くすることが出来ないもの
て′あった。そのため、これらニスを塗工した表ライナ
ーを用いて、コルゲータ−内で貼合すると、樹脂が軟化
し、熱版汚れが発生したり、更には段ボールを損傷した
りするものであった。 一方、樹脂の軟化点を十分な耐
熱温度まで上げると、逆にすべり防止効果が低下するも
ので、従来の粘着タイプのすべり止めニスは、この方式
には適用できないものであった。
一方、非粘着タイプは、コルゲータ−内での熱板との摩
擦により、凹凸が平滑化し、すべり止め効果の著しい低
下を来すもので、同様にこのような段ボール製造システ
ムには適性を有さないものであった。
擦により、凹凸が平滑化し、すべり止め効果の著しい低
下を来すもので、同様にこのような段ボール製造システ
ムには適性を有さないものであった。
本発明は、従来のすべり止めニスの上記問題点を解決す
ることを目的としたもので、より優れたすべり止め効果
を有すると共に、透明性〈白化現象が生じない)、耐ブ
ロッキング性、耐摩擦性に優れたすべり止めニスを提供
しようとするものである。
ることを目的としたもので、より優れたすべり止め効果
を有すると共に、透明性〈白化現象が生じない)、耐ブ
ロッキング性、耐摩擦性に優れたすべり止めニスを提供
しようとするものである。
また本発明は、塗工機のドター刃、アニロックスローラ
ーの摩耗の少ないすべり止めニスを提供しようとするも
のである。
ーの摩耗の少ないすべり止めニスを提供しようとするも
のである。
また本発明は、コルゲータにおける耐熱性を有するすべ
り止めニスを提供するものである。
り止めニスを提供するものである。
さらに本発明は、上記すべり止めニスをそれを用いたす
べり止め加工方法、ならびにすべり止め加工された段ボ
ールの製造方法を提供しようとするものである。
べり止め加工方法、ならびにすべり止め加工された段ボ
ールの製造方法を提供しようとするものである。
〈問題を解決するための手段〉
本発明は、改善された粘着タイプのすべり止めニスに相
当するもので、本発明は、ガラス転移温度が特定範囲に
ある水性粘着剤とアルカリ可溶型水溶性樹脂とを特定割
合混合した混合物に対して、更に微粒子有機充填剤を特
定割合添加することを特徴とするすべり止めニスを提供
しようとするもものである。
当するもので、本発明は、ガラス転移温度が特定範囲に
ある水性粘着剤とアルカリ可溶型水溶性樹脂とを特定割
合混合した混合物に対して、更に微粒子有機充填剤を特
定割合添加することを特徴とするすべり止めニスを提供
しようとするもものである。
本発明に係わるすべり止めニスにおいて使用する水性粘
着剤としては、紙器等に塗布後の乾燥状態においても粘
着性を付与する性状を必要とし、かつ後記アルカリ可溶
型水溶性樹脂と充分な相溶性を有するものでなければな
らない。このような目的に適用できる水性粘着剤として
は、ガラス転移温度(Tg)が5℃以下、より好ましく
は、O℃〜−40℃にある粘着剤が使用できる。Tgが
、5°Cを超えると、すべり防止効果が十分でなく、4
0’Cより以下の場合ブロッキングが発生しやすくなる
などの問題が生じるものである。
着剤としては、紙器等に塗布後の乾燥状態においても粘
着性を付与する性状を必要とし、かつ後記アルカリ可溶
型水溶性樹脂と充分な相溶性を有するものでなければな
らない。このような目的に適用できる水性粘着剤として
は、ガラス転移温度(Tg)が5℃以下、より好ましく
は、O℃〜−40℃にある粘着剤が使用できる。Tgが
、5°Cを超えると、すべり防止効果が十分でなく、4
0’Cより以下の場合ブロッキングが発生しやすくなる
などの問題が生じるものである。
本発明に係わるすべり止めニスの一つの成分である水性
粘着剤としては、エチレン/酢酸ビニル共重合体エマル
ジョン、アクリル系共重合体エマルジョン、ウレタン系
エマルジョン、さらにはゴムラテックス等の水性エマル
ジョンが使用出来る。
粘着剤としては、エチレン/酢酸ビニル共重合体エマル
ジョン、アクリル系共重合体エマルジョン、ウレタン系
エマルジョン、さらにはゴムラテックス等の水性エマル
ジョンが使用出来る。
エチレン7・酢酸ビニル共重合体エマルジョン(以下単
にEVAエマルジョンとする)としては、紙器等に塗工
を褒の乾燥状態においても粘着性を付与する性状を必要
とし、かつ後記するアルカリ可溶型水溶性樹脂と充分な
相溶性を有するものでなければならない。
にEVAエマルジョンとする)としては、紙器等に塗工
を褒の乾燥状態においても粘着性を付与する性状を必要
とし、かつ後記するアルカリ可溶型水溶性樹脂と充分な
相溶性を有するものでなければならない。
このような目的に適用出来るEVAエマルジョンとして
は、粘度が300〜5000センチボイズで、常温で造
膜するものが使用できる。
は、粘度が300〜5000センチボイズで、常温で造
膜するものが使用できる。
エマルジョンの粘度が上記範囲外にある場合は、印刷適
性が十分でなく、常温で造膜しないものは、特別な加熱
装置を必要とし、作業工程上好ましいものではない。
性が十分でなく、常温で造膜しないものは、特別な加熱
装置を必要とし、作業工程上好ましいものではない。
これらの性状を有するEVAエマルジョンの具体例とし
ては、ポリゾールEVA P−20、P3〈昭和高分
子社製〉、デンカEVAテックス#20、#60 (電
気化学工業社製)、スミカフレックス400.401.
450.610.460 (住友化学工業社製)等が
例示できる。これらエマルジョンは、固形分35〜60
の範囲のものである。
ては、ポリゾールEVA P−20、P3〈昭和高分
子社製〉、デンカEVAテックス#20、#60 (電
気化学工業社製)、スミカフレックス400.401.
450.610.460 (住友化学工業社製)等が
例示できる。これらエマルジョンは、固形分35〜60
の範囲のものである。
また、アクリル系共重合体エマルジョンとしては、粘着
剤としての前述性能を有するもので、(メタ)アクリル
酸アルキルエステル、例えばメチル、エチル、プロピル
、イソプロピル、n−ブチル、S−ブチル、t−ブチル
、ヘキシル、2−エチルヘキシル、デシル、ラウリル等
の直鎖又は側鎖のアルキル基を有するエステル類、必要
に応じて、スチレン類、〈メタ〉アクリル酸、マレイン
酸等不飽和酸、その他の重合性ビニル化合物等と共にを
乳化重合して得られるものが例示出来る。
剤としての前述性能を有するもので、(メタ)アクリル
酸アルキルエステル、例えばメチル、エチル、プロピル
、イソプロピル、n−ブチル、S−ブチル、t−ブチル
、ヘキシル、2−エチルヘキシル、デシル、ラウリル等
の直鎖又は側鎖のアルキル基を有するエステル類、必要
に応じて、スチレン類、〈メタ〉アクリル酸、マレイン
酸等不飽和酸、その他の重合性ビニル化合物等と共にを
乳化重合して得られるものが例示出来る。
また、ウレタン系エマルジョンとしては、ポリオールと
有機ジイソシアネート等から合成される自己乳化型ある
いは活性剤の存在下分散させた粘着性を有するエマルジ
ョンが使用出来、ガラス転移温度としては、5℃〜−4
0℃のものである。
有機ジイソシアネート等から合成される自己乳化型ある
いは活性剤の存在下分散させた粘着性を有するエマルジ
ョンが使用出来、ガラス転移温度としては、5℃〜−4
0℃のものである。
これら性状を有するウレタン系エマルジョンの具体例と
しては、サンキュアー776.822A、849.86
7.889(グンゼ産業社製)が例示出来る。これらエ
マルジョンの固形分は、35〜60の範囲である。
しては、サンキュアー776.822A、849.86
7.889(グンゼ産業社製)が例示出来る。これらエ
マルジョンの固形分は、35〜60の範囲である。
また、ゴムラテックスとしては、天然ゴム或はスチレン
/′ブタジェンゴム、ポリクロロプレンゴム、ニトリル
ゴムまたはポリインプレンゴムから選ばれた合成ゴムラ
テックスが使用出来、それらの単独もしくは混合物の形
で用いることが出来る。
/′ブタジェンゴム、ポリクロロプレンゴム、ニトリル
ゴムまたはポリインプレンゴムから選ばれた合成ゴムラ
テックスが使用出来、それらの単独もしくは混合物の形
で用いることが出来る。
これらゴムラテックスは、固形分40〜60重量%の範
囲で、アルカリ性(通常、pHが7〜12のもの〉であ
る。
囲で、アルカリ性(通常、pHが7〜12のもの〉であ
る。
以上例示した水性粘着剤のうちでも、ウレタン系エマル
ジョン及びゴムラテックスについては、高度な耐摩擦性
を得ることが難しく、この適性が重視される用途におい
ては、EVAエマルジョンあるいはアクリル系共重合体
エマルジョンを使用することが望ましいものである。
ジョン及びゴムラテックスについては、高度な耐摩擦性
を得ることが難しく、この適性が重視される用途におい
ては、EVAエマルジョンあるいはアクリル系共重合体
エマルジョンを使用することが望ましいものである。
また、上記水性粘着剤と併用するアルカリ可溶型水溶性
樹脂としては、分子量、5000〜60000、酸価、
80〜300の範囲のものが好ましいものである。なお
、分子量が5000以下の場合、ブロッキング防止効果
が劣り、60000以上の場合には溶解性及び印刷適正
に問題を生じ、また、酸価が80以下の場合は、水7容
化が困難となり、逆に300以上では、耐水性或はすべ
り効果において劣る結果となるものである。
樹脂としては、分子量、5000〜60000、酸価、
80〜300の範囲のものが好ましいものである。なお
、分子量が5000以下の場合、ブロッキング防止効果
が劣り、60000以上の場合には溶解性及び印刷適正
に問題を生じ、また、酸価が80以下の場合は、水7容
化が困難となり、逆に300以上では、耐水性或はすべ
り効果において劣る結果となるものである。
また、アルカリ可溶型の水性樹脂のTgが、60℃以上
、より好ましくは80℃以上であることが必要であり、
Tgが低いと有機充填剤を多量使用しても充分なブロッ
キング防止効果並びに耐熱性を得ることが困難となる。
、より好ましくは80℃以上であることが必要であり、
Tgが低いと有機充填剤を多量使用しても充分なブロッ
キング防止効果並びに耐熱性を得ることが困難となる。
これらアルカリ可溶型水溶性樹脂の具体例としては、ス
チレン/マレイン酸共重合体、スチレン/′アクリル共
重合体、ロジン変性マレイン酸樹脂、アクリル樹脂、マ
レイン酸樹脂等が例示出来、これらの単独又は二種以上
を併用して使用することが出来る。
チレン/マレイン酸共重合体、スチレン/′アクリル共
重合体、ロジン変性マレイン酸樹脂、アクリル樹脂、マ
レイン酸樹脂等が例示出来、これらの単独又は二種以上
を併用して使用することが出来る。
なお、本発明に係るすべり止めニスにおいて、前記水性
粘着剤とアルカリ可溶型水溶性樹脂との混合比率が重要
で、前者の固形分100重量部に対して、後者の固形分
が10〜60重量部の範囲にあることが必要である。前
者の比率が高い場合は、耐ブロッキング性、耐熱性が問
題となり、逆の場合は、すべり止め効果が問題となる。
粘着剤とアルカリ可溶型水溶性樹脂との混合比率が重要
で、前者の固形分100重量部に対して、後者の固形分
が10〜60重量部の範囲にあることが必要である。前
者の比率が高い場合は、耐ブロッキング性、耐熱性が問
題となり、逆の場合は、すべり止め効果が問題となる。
また、有機系微粒子充填剤としては、すべり止めニス中
1〜20重量九、好ましくは3〜15重3L9≦の添加
出来る。なお125以下の場合、耐ブロッキング性が充
分でなく、20%以上の場合は塗工・印刷適性、耐摩擦
性、ニスの流動性の低下の問題が生じるものである。さ
らに、これら有機充填剤の粒径としては、1〜20μの
範囲が使用出来る。粒径が範囲より小さい場合は、ブロ
ッキング防止効果が得られず、大きい場合は、印刷・塗
工適性において問題となる。
1〜20重量九、好ましくは3〜15重3L9≦の添加
出来る。なお125以下の場合、耐ブロッキング性が充
分でなく、20%以上の場合は塗工・印刷適性、耐摩擦
性、ニスの流動性の低下の問題が生じるものである。さ
らに、これら有機充填剤の粒径としては、1〜20μの
範囲が使用出来る。粒径が範囲より小さい場合は、ブロ
ッキング防止効果が得られず、大きい場合は、印刷・塗
工適性において問題となる。
また、耐熱性(コルゲータ−適性)を必要とする場合、
有機充填剤の軟化点としては、180℃以上、より好ま
しくは200℃以上のものが適し、また粒径としても、
比較的大きいく10μ以上)ものを選択することが望ま
しい。
有機充填剤の軟化点としては、180℃以上、より好ま
しくは200℃以上のものが適し、また粒径としても、
比較的大きいく10μ以上)ものを選択することが望ま
しい。
有機充填剤の具体例としては、アクリル、スチレン、ス
チレン/アクリル、エチレン、アクリル、ナイロン、ポ
リエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニ
ル、アクリロニトリル、フェノール、エポキシ、ポリア
ミド、シリコーン、ポリウレタン等の樹脂から得られる
微粒粉末の単独、もしくは混合物が使用できる。
チレン/アクリル、エチレン、アクリル、ナイロン、ポ
リエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニ
ル、アクリロニトリル、フェノール、エポキシ、ポリア
ミド、シリコーン、ポリウレタン等の樹脂から得られる
微粒粉末の単独、もしくは混合物が使用できる。
本発明に係わるすべり止めニスは、前記三つの成分を主
たる成分とするものであるが、必要に応じて消泡剤、粘
度調整、乾i調整、或は印刷適正向上のための各種添加
剤を加えることが出来るものである。
たる成分とするものであるが、必要に応じて消泡剤、粘
度調整、乾i調整、或は印刷適正向上のための各種添加
剤を加えることが出来るものである。
く作用〉
本発明に係るすべり止めニスは、ガラス転移温度が特定
範囲にある水性粘着剤とアルカリ可溶型水溶性樹脂とを
特定割合混合した混合物に対して、更に微粒子有機充填
剤を特定割合添加することを特徴とするものであるが、
その作用としては、以下のように考えることが出来る。
範囲にある水性粘着剤とアルカリ可溶型水溶性樹脂とを
特定割合混合した混合物に対して、更に微粒子有機充填
剤を特定割合添加することを特徴とするものであるが、
その作用としては、以下のように考えることが出来る。
すなわち、従来の粘着タイプのすべり止めニスの場合は
、塗工されたニス表面に粘着性層が形成され、それでも
ってすべり防止効果を得ていたため、プロlキングが生
じない限度までしか粘着剤の比率を高めることが出来な
いものであった。これに対し、本発明に係るニスは、本
来ならブロッキングが生じるところまで粘着剤比率を高
めてはいるが、それに有機充填剤を所定量添加すること
で、塗工されたニス表面上に一様に有機充填剤層を形威
し、これが一種のバリアーとなって直接的な接触を防止
し、ブロッキング現象の発生を防ぐものと思われる。ま
た、段ボール等が積層され荷重が掛かると有機充填剤が
層中に押し込まれ、粘着層が直接的に接触し、高いすべ
り止め効果を発揮するが、荷重がなくなると、有機充填
剤が押し出され、ミクロン単位での剥離現象が生じてブ
ロッキングの発生を防止するものと思われる。
、塗工されたニス表面に粘着性層が形成され、それでも
ってすべり防止効果を得ていたため、プロlキングが生
じない限度までしか粘着剤の比率を高めることが出来な
いものであった。これに対し、本発明に係るニスは、本
来ならブロッキングが生じるところまで粘着剤比率を高
めてはいるが、それに有機充填剤を所定量添加すること
で、塗工されたニス表面上に一様に有機充填剤層を形威
し、これが一種のバリアーとなって直接的な接触を防止
し、ブロッキング現象の発生を防ぐものと思われる。ま
た、段ボール等が積層され荷重が掛かると有機充填剤が
層中に押し込まれ、粘着層が直接的に接触し、高いすべ
り止め効果を発揮するが、荷重がなくなると、有機充填
剤が押し出され、ミクロン単位での剥離現象が生じてブ
ロッキングの発生を防止するものと思われる。
また、無機充填剤の添加に比べ、優れたすべり止め性能
、ブロッキング防止性能を得ることができる理由として
は、無機系に比べ比重が低いため、ニスを塗工した場合
、塗膜表面に粒子が浮き上がり、塗膜表面に効率的に分
布する結果に起因するものと考えられる。
、ブロッキング防止性能を得ることができる理由として
は、無機系に比べ比重が低いため、ニスを塗工した場合
、塗膜表面に粒子が浮き上がり、塗膜表面に効率的に分
布する結果に起因するものと考えられる。
また、耐熱性・耐コルゲータ−適性については、塗工さ
れたニス表面上に一様に形成された軟化点の高い有機充
填剤層が、熱板と粘着性層との直接的な接触を防止する
結果、熟板汚れの発生あるいはすべり止め効果の低下を
生じさせないものと思想われる。
れたニス表面上に一様に形成された軟化点の高い有機充
填剤層が、熱板と粘着性層との直接的な接触を防止する
結果、熟板汚れの発生あるいはすべり止め効果の低下を
生じさせないものと思想われる。
さて、本発明に係わるすべり止めニスの塗工に関しては
、製函後或は製袋後にローラーコーティング或はスプレ
ー等の手段で行うことも可能であるが、作業の効率化の
面から紙器、紙袋の印刷工程内で行うことが好ましのも
のである。具体的には、印刷機の余った最終印刷ユニッ
トで以て紙器等の印刷と同時にすべり止めニスの塗工を
行うことが出来る。
、製函後或は製袋後にローラーコーティング或はスプレ
ー等の手段で行うことも可能であるが、作業の効率化の
面から紙器、紙袋の印刷工程内で行うことが好ましのも
のである。具体的には、印刷機の余った最終印刷ユニッ
トで以て紙器等の印刷と同時にすべり止めニスの塗工を
行うことが出来る。
次いで、本発明に係わる耐熱性に優れるすべり止めニス
を用いた段ボールの製造方法について説明する。本発明
に係わるすべり止めニスは、段ボール、紙器に塗工した
状態で、優れたすべり止め効果を発揮するものであるが
、更にコルゲータ−の熱板に対しても高い耐熱性を有す
るものである。
を用いた段ボールの製造方法について説明する。本発明
に係わるすべり止めニスは、段ボール、紙器に塗工した
状態で、優れたすべり止め効果を発揮するものであるが
、更にコルゲータ−の熱板に対しても高い耐熱性を有す
るものである。
それ故、本発明に係わる耐熱性に優れるすべり止めニス
は、段ボール製造において最近利用されてきているプレ
プリント方式に適用したとき、極めて効果的である。則
ち本発明においては、輪転形式で印刷された表ライナー
表面に、本発明に係わる耐熱性に優れるすべり止めニス
を塗布した後、当該表ライナーと中芯及び裏ライナーを
コルゲータマシーンで貼合を行い、段ボールを得るすべ
り止め加工が施された段ボールの製造方法を提供するも
のである。
は、段ボール製造において最近利用されてきているプレ
プリント方式に適用したとき、極めて効果的である。則
ち本発明においては、輪転形式で印刷された表ライナー
表面に、本発明に係わる耐熱性に優れるすべり止めニス
を塗布した後、当該表ライナーと中芯及び裏ライナーを
コルゲータマシーンで貼合を行い、段ボールを得るすべ
り止め加工が施された段ボールの製造方法を提供するも
のである。
まず、段ボール製造に使用する表ライナー表面に輪転形
式で印刷を行う工程について説明する。
式で印刷を行う工程について説明する。
従来の段ボールの印刷では、表ライナ−、中芯、裏ライ
ナーが貼り合わされ、適当な大きさに裁断された段ボー
ルが使用され、枚葉形式のフレキソ印刷機等により印刷
が行われていた。これに対し本発明の方法においては、
ウェブ状の表ライナーに輪転形式で連続的に印刷が行わ
れる。
ナーが貼り合わされ、適当な大きさに裁断された段ボー
ルが使用され、枚葉形式のフレキソ印刷機等により印刷
が行われていた。これに対し本発明の方法においては、
ウェブ状の表ライナーに輪転形式で連続的に印刷が行わ
れる。
そして、この印刷工程においては従来の段ボール印刷の
ような印刷方式におけるような制約はなく、輪転形式の
印刷方式であれば、フレキソ印刷、グラビア印刷、平版
輪転印刷、更にはロータリー形式のスクリーン印刷等の
手段が便宜使用できるものである。
ような印刷方式におけるような制約はなく、輪転形式の
印刷方式であれば、フレキソ印刷、グラビア印刷、平版
輪転印刷、更にはロータリー形式のスクリーン印刷等の
手段が便宜使用できるものである。
近年、高級段ボールを製造する方法としてウエブ状の表
ライナーに水性もしくは溶剤性のフレキソ又はグラビア
インキを用いて、輪転印刷を行い、それを巻き取ったも
のをコルゲータマシーンの表ライナー用ミルロールスタ
ンドに設置し、中芯、裏ライナーと貼合する、いわゆる
プレプリントによる段ボールの製造方法が実施されてい
る。
ライナーに水性もしくは溶剤性のフレキソ又はグラビア
インキを用いて、輪転印刷を行い、それを巻き取ったも
のをコルゲータマシーンの表ライナー用ミルロールスタ
ンドに設置し、中芯、裏ライナーと貼合する、いわゆる
プレプリントによる段ボールの製造方法が実施されてい
る。
従って、これに使用されている各種印刷インキ及びこれ
に使用されている印刷機を用いて表ライナーに印刷が行
われ、表ライナーに必要な印刷を施した後1巻き取られ
る。なお、表ライナーの印刷と、次のすべり止めニスの
塗工とをインラインで連続的に行うことも可能であり、
この場合には、印刷機の最後の印刷ユニットをすべり止
めニスの塗工に利用したり、或は印刷機の後に塗布のた
めの各種コーティング装置を組み込むことによって可能
となる。
に使用されている印刷機を用いて表ライナーに印刷が行
われ、表ライナーに必要な印刷を施した後1巻き取られ
る。なお、表ライナーの印刷と、次のすべり止めニスの
塗工とをインラインで連続的に行うことも可能であり、
この場合には、印刷機の最後の印刷ユニットをすべり止
めニスの塗工に利用したり、或は印刷機の後に塗布のた
めの各種コーティング装置を組み込むことによって可能
となる。
なお、印刷とインラインですべり止めニスを塗工する場
合は、ロールコート、カーテンコート、スプレーコート
或は、グラビア、フレキソ印刷などの手段を用いて、全
面又は必要箇所に部分的に塗布する事が出来る。また、
印刷された表ライナーをそのままコルゲータマシーンの
ミルロールスタンドに取り付け、コルゲータマシーン内
に設置されているライナー用のロールコータ−等を用い
てすべり止めニスを塗布することも可能である。
合は、ロールコート、カーテンコート、スプレーコート
或は、グラビア、フレキソ印刷などの手段を用いて、全
面又は必要箇所に部分的に塗布する事が出来る。また、
印刷された表ライナーをそのままコルゲータマシーンの
ミルロールスタンドに取り付け、コルゲータマシーン内
に設置されているライナー用のロールコータ−等を用い
てすべり止めニスを塗布することも可能である。
ここで、従来の耐然性のないすべり止めニスを用いて塗
工した表ライナーを用いて、コルゲータマシーン内で中
芯及び裏ライナーとの貼合を行った場合、熱板の温度で
ある160〜190℃で、すべり止めの効果の劣化が起
こったり、軟化した樹脂が熱板汚れを起こし段ボールの
商品価値を著しく低下させるという問題を生じるもので
あるが、本発明で特定する前述すべり止めニスを使用す
れば、すべり止め効果に低下もなく、また熱板汚れの問
題も生じないものである。
工した表ライナーを用いて、コルゲータマシーン内で中
芯及び裏ライナーとの貼合を行った場合、熱板の温度で
ある160〜190℃で、すべり止めの効果の劣化が起
こったり、軟化した樹脂が熱板汚れを起こし段ボールの
商品価値を著しく低下させるという問題を生じるもので
あるが、本発明で特定する前述すべり止めニスを使用す
れば、すべり止め効果に低下もなく、また熱板汚れの問
題も生じないものである。
従って、本発明の方法の実施に際しては、予め印刷及び
すべり止めニスの塗工が施された表ライナーを使用する
場合は、表ライナー用のミルロールスタンドに巻き取ら
れた印刷 塗工済み表ライナーを設置し、ニスが塗工さ
れていない場合は、表ライナー用プレヒーターの前後の
何れかに設置された塗工装置によって印刷済み表ライナ
ーに塗布され、ダブルフェーサ−の手前で、中芯、裏ラ
イナーと貼合され、目的とするすべり止め加工が施され
た段ボールが製造されることとなる。
すべり止めニスの塗工が施された表ライナーを使用する
場合は、表ライナー用のミルロールスタンドに巻き取ら
れた印刷 塗工済み表ライナーを設置し、ニスが塗工さ
れていない場合は、表ライナー用プレヒーターの前後の
何れかに設置された塗工装置によって印刷済み表ライナ
ーに塗布され、ダブルフェーサ−の手前で、中芯、裏ラ
イナーと貼合され、目的とするすべり止め加工が施され
た段ボールが製造されることとなる。
なお、本発明の方法の実施においては、無印刷の段ボー
ルを製造する場合は少なく、印刷された表ライナーが貼
合される場合が多いため、印刷図柄に基づき裁断するよ
うな裁断装置を設置する必要がある。上記裁断装置によ
って必要なカッティング等を行い、目的とするすべり止
め加工が施された段ボールを得ることが出来る。
ルを製造する場合は少なく、印刷された表ライナーが貼
合される場合が多いため、印刷図柄に基づき裁断するよ
うな裁断装置を設置する必要がある。上記裁断装置によ
って必要なカッティング等を行い、目的とするすべり止
め加工が施された段ボールを得ることが出来る。
以下、実施例でもって本発明をより具体的に説明するが
、本発明はこれに限定されるものではない。
、本発明はこれに限定されるものではない。
〈実施例〉
ここで、まず実施例で製造したすべり止めニスの成分(
水性粘着剤、水溶性樹脂、有機充填剤)について、それ
ぞれ説明する。
水性粘着剤、水溶性樹脂、有機充填剤)について、それ
ぞれ説明する。
水性粘着剤
粘着剤A:EVAエマルジョン、スミカフレックス 4
00、住友化学社製く粘度 1300cps、固形分50%、Tg −15℃)粘着
剤Bニアクリル系エマルジョン、モビニル937(ヘキ
スト合成社製) (固形分60%、Tg、 −40°C〉粘着剤C:日本
合成ゴム社製、SBRラテックスNo、0598(固形
分50%、Tg、−20℃)曵444艷櫨東 水溶性樹脂A:メメタリル酸メチル、65.1重量%、
メタアクリル酸、231重量%、スチレン881トロか
らなるアルカリ可溶性樹脂のアンモニア水溶液(水溶樹
脂A)。 (固形分25重量%、Tg、121℃) 水溶性樹脂B:メメタリル酸メチル、52.4重量%、
アクリル酸、21.8重量%、スチレン11.8重量%
、アクリル酸ブチル、14.0重量%からなるアルカリ
可溶性樹脂のアンモニア水溶液(水溶樹脂B)(固形分
25重量?6、Tg、69.8°C)有機微粒子 基剤
: 有機微粒子としては、以下の樹脂粉末を使用する。
00、住友化学社製く粘度 1300cps、固形分50%、Tg −15℃)粘着
剤Bニアクリル系エマルジョン、モビニル937(ヘキ
スト合成社製) (固形分60%、Tg、 −40°C〉粘着剤C:日本
合成ゴム社製、SBRラテックスNo、0598(固形
分50%、Tg、−20℃)曵444艷櫨東 水溶性樹脂A:メメタリル酸メチル、65.1重量%、
メタアクリル酸、231重量%、スチレン881トロか
らなるアルカリ可溶性樹脂のアンモニア水溶液(水溶樹
脂A)。 (固形分25重量%、Tg、121℃) 水溶性樹脂B:メメタリル酸メチル、52.4重量%、
アクリル酸、21.8重量%、スチレン11.8重量%
、アクリル酸ブチル、14.0重量%からなるアルカリ
可溶性樹脂のアンモニア水溶液(水溶樹脂B)(固形分
25重量?6、Tg、69.8°C)有機微粒子 基剤
: 有機微粒子としては、以下の樹脂粉末を使用する。
有機微粒子A:ボリスチレン、平均粒度、6μ(軟化点
200℃) 有機微粒子B;ナイロン、平均粒度、12μ、(軟化点
160℃) 有機微粒子C:エチレン−アクリル、平均粒度10μ(
軟化点100℃) 有機微粒子D:ボリスチレン、平均粒度、12μ(軟化
点200°C〉 有機微粒子D;ポリスチレン、平均粒度、3μ(軟化点
200℃) 実施例1〜9及び比較例1〜5 先に説明した粘着剤A〜C1水溶性樹脂A、B、微粒子
充填剤A〜Cを表−1の配合になるように混合し、少量
の水及び消泡剤を添加して、すべり止めニスをそれぞれ
を調整する。
200℃) 有機微粒子B;ナイロン、平均粒度、12μ、(軟化点
160℃) 有機微粒子C:エチレン−アクリル、平均粒度10μ(
軟化点100℃) 有機微粒子D:ボリスチレン、平均粒度、12μ(軟化
点200°C〉 有機微粒子D;ポリスチレン、平均粒度、3μ(軟化点
200℃) 実施例1〜9及び比較例1〜5 先に説明した粘着剤A〜C1水溶性樹脂A、B、微粒子
充填剤A〜Cを表−1の配合になるように混合し、少量
の水及び消泡剤を添加して、すべり止めニスをそれぞれ
を調整する。
評価試験1
実施例1〜9及び比較例1〜うで得たそれぞれのすべり
止めニスを使用し、バーコーターでもって段ボール用の
にライナーに、ベタ状に塗布量約4 ?/ m2になる
ように塗工し、20℃、湿度60%で一日調湿し、TA
PPIに規定されている傾斜性試験に従いすべり角度を
測定した。
止めニスを使用し、バーコーターでもって段ボール用の
にライナーに、ベタ状に塗布量約4 ?/ m2になる
ように塗工し、20℃、湿度60%で一日調湿し、TA
PPIに規定されている傾斜性試験に従いすべり角度を
測定した。
また、ブロッキングについては、高温多湿(40℃、湿
度90%)で同a!調湿し、ニス加工面同志を重ね合わ
せ、荷重5 kg/25calをかけて評価する。
度90%)で同a!調湿し、ニス加工面同志を重ね合わ
せ、荷重5 kg/25calをかけて評価する。
また、透明性については、すべり止めニスの乾燥塗膜を
目視で評価する。
目視で評価する。
また、耐摩擦性については、水性フレキソインキを印刷
した段ボール用にライナー上に、それぞれのニスをバー
コーターでもって、ベタ状に塗布量約47 / rn2
になるように塗工し、7振型耐摩擦試験機で、500g
荷重、500回の条件で、汚れの生じないものを○、若
干の汚れが生じるものを△、汚れが多いものをXとして
、評価した。
した段ボール用にライナー上に、それぞれのニスをバー
コーターでもって、ベタ状に塗布量約47 / rn2
になるように塗工し、7振型耐摩擦試験機で、500g
荷重、500回の条件で、汚れの生じないものを○、若
干の汚れが生じるものを△、汚れが多いものをXとして
、評価した。
さらに、すべり止めニスの貯蔵安定性(充填剤の分離も
しくは沈降の程度)及びグラビアコーターにそれぞれの
すべり止めニスを入れ、長時間運転した時のドクターの
摩耗の程度を評価する。
しくは沈降の程度)及びグラビアコーターにそれぞれの
すべり止めニスを入れ、長時間運転した時のドクターの
摩耗の程度を評価する。
なお、ニスを全く塗工しないライナーの場合は、ブラン
クとして同様に評価した。
クとして同様に評価した。
以上の評価結果は表−1に追記した。
実施例10〜12
先に説明した粘着剤A、水溶性樹脂A及びB、微粒子充
填剤A、D、Eを表−2の配合になるように混合して、
すべり止めニスをそれぞれを調整する。
填剤A、D、Eを表−2の配合になるように混合して、
すべり止めニスをそれぞれを調整する。
評価試験2
実施例1〜5.9及び10〜12並びに比較例1〜5の
すべり止めニスを使用し、評価試験1と同様すべり角、
耐ブロッキング性を評価する一方、以下の耐熱性の評価
試験を行う。 なお、耐熱性については、アルミ箔にニ
ス加工面を当て、それを180°C55kg y’ c
rAの荷重で、3秒間圧着し、ニスのアルミへの転移の
程度から評価する。
すべり止めニスを使用し、評価試験1と同様すべり角、
耐ブロッキング性を評価する一方、以下の耐熱性の評価
試験を行う。 なお、耐熱性については、アルミ箔にニ
ス加工面を当て、それを180°C55kg y’ c
rAの荷重で、3秒間圧着し、ニスのアルミへの転移の
程度から評価する。
更に、水性フレキソインキを用い、輪転形式で印刷した
段ボール用にライナーに、上述の耐熱性を有するすべり
止めニス塗工し、これを表ライナーとして用いコルゲー
タ−にて中芯及び裏ライナーと貼合し、段ボールを製造
し、熱板汚れの有無、コルゲータ−通過後のすべり角を
測定する。
段ボール用にライナーに、上述の耐熱性を有するすべり
止めニス塗工し、これを表ライナーとして用いコルゲー
タ−にて中芯及び裏ライナーと貼合し、段ボールを製造
し、熱板汚れの有無、コルゲータ−通過後のすべり角を
測定する。
なお、上記各評価の結果は表−2に追記した。
実施例2及び3のすべり止めニスでは、使用した有機充
填剤の軟化点が低いため、充分な耐熱性を得ることが難
しく、また水性樹脂としてガラス転移温度が低い水性樹
脂Bを使用した場合も、充分な耐熱性を得ることが難し
いものである。従って、充分な耐熱性(コルゲータ−適
性)を得るためには、軟化点の高い有機充填剤並びにガ
ラス転移温度が高い水性樹脂の使用が必要である。
填剤の軟化点が低いため、充分な耐熱性を得ることが難
しく、また水性樹脂としてガラス転移温度が低い水性樹
脂Bを使用した場合も、充分な耐熱性を得ることが難し
いものである。従って、充分な耐熱性(コルゲータ−適
性)を得るためには、軟化点の高い有機充填剤並びにガ
ラス転移温度が高い水性樹脂の使用が必要である。
く効果〉
以上の説明から明らかなように、本発明に係わるすべり
止めニスは、従来の粘着タイプのすべり止めニスに比べ
、極めて高いすべり防止効果を示しつつ、優れた耐ブロ
ッキング性を示し、また無機充填剤の使用に比べ、透明
性、印刷・塗工適性等に優れるものである。
止めニスは、従来の粘着タイプのすべり止めニスに比べ
、極めて高いすべり防止効果を示しつつ、優れた耐ブロ
ッキング性を示し、また無機充填剤の使用に比べ、透明
性、印刷・塗工適性等に優れるものである。
また、耐熱性を有するニスの場合は、最近実施されてい
るいわゆるプレプリント方式の段ボール製造方式にも効
果的に適用できるものである。
るいわゆるプレプリント方式の段ボール製造方式にも効
果的に適用できるものである。
Claims (9)
- (1)水性粘着剤100重量部(固形分)、ガラス転移
温度が60℃以上のアルカリ可溶型水溶性樹脂10〜6
0重量部(固形分)から主として構成されるすべり止め
ニスの全量に対して、微粒子有機充填剤1〜20重量%
(固形分)を添加したことを特徴とするすべり止めニス
。 - (2)前記水性粘着剤が、ガラス転移温度が5℃以下の
水性エマルジョンである請求項1記載のすべり止めニス
。 - (3)前記水性エマルジョンが、エチレン/酢酸ビニル
共重合体エマルジョン、アクリル系共重合体エマルジョ
ンから選ばれた請求項2記載のすべり止めニス。 - (4)前記アルカリ可溶型水溶性樹脂のガラス転移温度
が、100℃以上である耐熱性に優れた請求項1記載の
すべり止めニス。 - (5)前記微粒子有機充填剤の粒径が、1〜20μであ
る請求項1記載のすべり止めニス。 - (6)前記微粒子有機充填剤の軟化点が、180℃以上
である耐熱性に優れた請求項5記載のすべり止めニス。 - (7)紙器または紙袋の表面に、請求項1乃至6記載の
すべり止めニスを塗布し、すべり止め被覆を形成するこ
と特徴とするすべり止め加工方法。 - (8)紙器または紙袋の印刷工程内で、前記すべめニス
の塗布を行う請求項7記載のすべり止め加工方法。 - (9)印刷された段ボール製造用の表ライナーに請求項
4又は6記載のすべり止めニスを塗布した後、コルゲー
タマシーンで、当該表ライナーと中芯および裏ライナー
との貼合を行い段ボールを製造することを特徴とするす
べり止め加工が施された段ボールの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2034769A JP3044324B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | すべり止めニス及びそれを用いたすべり止め加工方法並びにすべり止め加工を施した段ボールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2034769A JP3044324B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | すべり止めニス及びそれを用いたすべり止め加工方法並びにすべり止め加工を施した段ボールの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03241092A true JPH03241092A (ja) | 1991-10-28 |
| JP3044324B2 JP3044324B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=12423515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2034769A Expired - Lifetime JP3044324B2 (ja) | 1990-02-15 | 1990-02-15 | すべり止めニス及びそれを用いたすべり止め加工方法並びにすべり止め加工を施した段ボールの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3044324B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001023263A1 (en) * | 1999-09-24 | 2001-04-05 | A.W.A.X. Progettazione E Ricerca S.R.L. | Method for producing plastic bags and bags made using such a method |
| JP2007126570A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Nitto Boseki Co Ltd | 粒状樹脂含有塗料とそれを用いた化粧無機繊維成形板とその製造方法 |
| WO2007104069A3 (de) * | 2006-03-16 | 2007-12-21 | Friedrich Kerber | Verfahren zur herstellung einer rutschhemmenden beschichtung |
| JP2017226763A (ja) * | 2016-06-22 | 2017-12-28 | マークテック株式会社 | 鉄鋼材用水性塗料及び該水性塗料の乾燥塗膜溶解剤 |
| JP2024088140A (ja) * | 2022-12-20 | 2024-07-02 | 日本紙管工業株式会社 | 高グリップ紙管及びその製造方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9311920D0 (en) | 1993-06-09 | 1993-07-28 | Pfizer Ltd | Therapeutic agents |
| GB9423911D0 (en) | 1994-11-26 | 1995-01-11 | Pfizer Ltd | Therapeutic agents |
-
1990
- 1990-02-15 JP JP2034769A patent/JP3044324B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001023263A1 (en) * | 1999-09-24 | 2001-04-05 | A.W.A.X. Progettazione E Ricerca S.R.L. | Method for producing plastic bags and bags made using such a method |
| JP2007126570A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Nitto Boseki Co Ltd | 粒状樹脂含有塗料とそれを用いた化粧無機繊維成形板とその製造方法 |
| WO2007104069A3 (de) * | 2006-03-16 | 2007-12-21 | Friedrich Kerber | Verfahren zur herstellung einer rutschhemmenden beschichtung |
| EA013193B1 (ru) * | 2006-03-16 | 2010-02-26 | Фридрих Кербер | Способ изготовления противоскользящего покрытия |
| JP2017226763A (ja) * | 2016-06-22 | 2017-12-28 | マークテック株式会社 | 鉄鋼材用水性塗料及び該水性塗料の乾燥塗膜溶解剤 |
| JP2024088140A (ja) * | 2022-12-20 | 2024-07-02 | 日本紙管工業株式会社 | 高グリップ紙管及びその製造方法 |
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| Publication number | Publication date |
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| JP3044324B2 (ja) | 2000-05-22 |
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