JPH0324191Y2 - - Google Patents

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JPH0324191Y2
JPH0324191Y2 JP1985054570U JP5457085U JPH0324191Y2 JP H0324191 Y2 JPH0324191 Y2 JP H0324191Y2 JP 1985054570 U JP1985054570 U JP 1985054570U JP 5457085 U JP5457085 U JP 5457085U JP H0324191 Y2 JPH0324191 Y2 JP H0324191Y2
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balloon
catheter
catheter body
protrusion
narrow diameter
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は医療用カテーテルに係り、詳しく
は、バルーンカテーテルとして使用する時にカテ
ーテル本体の先端部に簡単にバルーンを取付ける
ことができ、しかもそのバルーンが使用中に離脱
することのない、安全性に優れたカテーテルに関
する。
〔従来の技術〕
従来、導尿用、心臓用あるいは脳室内用などに
用いられるバルーンカテーテルとして、各種のも
のが知られている。例えば米国特許第3435826号
及び米国特許第3467101号には、血管から血の固
まりを除去するのに使用する2種類の塞栓除去用
カテーテルが開示されている。
かかるカテーテルは、まず切り口から血管内に
カテーテルを挿入して血栓の奥の位置まで収縮し
たバルーンを移動させ、次いで血栓の奥の側でバ
ルーンを膨張させカテーテルを取り出すようにし
て使用される。この際、カテーテル本体の先端部
に取り付けられたバルーンは、血の固まりが容易
に取り出せるような切り口に到達するまで、その
手前側にある固まりを押すための抵抗物として働
く。
そのため、この種のバルーンカテーテルの使用
にはある種の危険を伴い、例えばバルーンあるい
はカテーテルのその他の部品が使用中にばらばら
になると、カテーテルの一部が血管中に失われる
ことになり、それによって血管系を閉塞する危険
を招くことになる。
ところで、従来これらバルーンカテーテルの製
造法としては、膨張用バルーン部をあらかじめ別
途製造し、これをカテーテル本体の一周面を囲繞
するように被包する。次いで、バルーンの両端に
接着剤を塗布し、あるいはバルーンの両端を糸で
縛るなどして、バルーンをカテーテルに接着、固
定し、その後、外側からさらにゴムラテツクス等
を被着させる方法が知られている。そのほか、あ
らかじめ製造したバルーン部をカテーテル本体に
取り付けた後、カテーテル全体に接着剤を塗布
し、その外側にゴムラテツクスを被着させ、内側
のゴム層と外側のゴム層の接着性を高める方法も
知られている。
しかし、上記したような従来の方法で作られた
バルーンカテーテルは、最初に形成した内側ゴム
層がほぼ固化したのちに、その外側にさらにゴム
ラテツクスを被着させるため、バルーン部を膨張
させたとき、バルーン両端部を起点として最初に
形成した内側ゴム層と後で形成した外側ゴム層と
の間で層間剥離が発生しやすく、バルーンの膨張
形状が崩れ、バルーンとしての役目を果たさない
恐れがあること、その他あらかじめ製造したバル
ーンがカテーテルの内側ゴム層と外側ゴム層との
間に介在するため、バルーンの非膨張時において
も、バルーンが他部と比較して隆起し、カテーテ
ルの導入に支障をきたす恐れがあること、さらに
あらかじめ製造したバルーンをカテーテル本体に
固定するための工程が比較的複雑で作業効率が悪
いなど種々の欠点があった。
そこで、製造過程を容易にし、かつラテツクス
カテーテルに伴う離層の問題を除去するために、
最近ではカテーテル本体を溶融押出が可能な熱可
塑性樹脂で成形し、バルーンは体内で張を可能に
するためシリコーンゴム等の弾性材料からなるも
ので成形し、これらを接着等の結合手段を用いて
一体化したものが開発されつつある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、これらは互いに異なる材料から
なるものであるから、接着あるいは熱融着のよう
な公知の接着技術では、両者の間に充分な接着強
度を得ることが困難であり、又バルーンを糸で縛
って固定する場合には、使用中にバルーンや糸が
カテーテルから離脱する危険性がある。さらに、
上記した従来のカテーテルでは、バルーンの非膨
張時においてもバルーンの頚部を挿入した部分の
カテーテルの外径が他の部分より太くなり、体内
への導入に支障をきたすことがあり、またバルー
ンの取付工程等、作業効率などからみて、必ずし
も満足すべきものとは言えなかった。
この考案は、かかる問題点を解決するためにな
されたものであって、バルーンの取付けが極めて
簡単で、使用の際に体内へ円滑に挿入することが
でき、しかも使用中にバルーンが本体より離脱す
ることのない、安全性に優れたカテーテルの提供
をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記した従来技術の問題点を解決
するためになされたものであり、そのためこの考
案によれば、高分子材料からなるカテーテル本体
の先端部に、そのカテーテルの外径より略50%小
さな細径部と、この細径部の外周面にバルーンを
係止するための突出部をそれぞれ一体に形成して
なるカテーテルを構成する。
この構成において、突出部は細径部の末端ある
いは中間部に設けることができ、バルーンカテー
テルとして使用したときに、この突出部にバルー
ンの頚部が係止されることによってバルーンの離
脱が阻止され、さらに細径部がカテーテル本体の
先端部にテーパー部を介して設けられるように形
成されると、体内へ導入する際に、カテーテルの
先端部が壁面に引っ掛かることがなくなり、円滑
な挿入が可能になる。
〔作用〕
この考案によれば、上記のごとく、カテーテル
本体の先端部に、そのカテーテル本体の外径より
略50%小さな細径部と、この細径部の外周面にバ
ルーンを係止するための突出部をそれぞれ一体に
形成してなるものであるから、バルーンカテーテ
ルとして使用する場合に、シリコーンゴム等の弾
性材料からなり、カテーテル本体先端部の細径部
より小さな開口頚部を有するバルーンを、細径部
の末端から開口頚部の内径を拡げながら突出部を
乗り越える位置まで挿入すると、バルーンはそれ
自身の径方向への弾性収縮力に加えて、突出部に
も係止されることとなり、カテーテル本体の細径
部に密着固定される、そのため従来のようにバル
ーンをカテーテル本体に接着、融着あるいは糸等
によって特に固定しなくとも、使用中にバルーン
がカテーテル本体から離脱することがなくなるの
で、バルーンの取付け作業が大幅に簡略化され、
安価にバルーンカテーテルを得ることができる。
また、接着剤や糸等を使用しないから、体内へ
有害物質の溶出や、糸の離脱による血管の閉塞等
を生じることがなくなり、安全性に優れたものと
なる。
さらに、細径部をカテーテル本体の先端にテー
パー部を介して設け、突出部をカテーテル本体の
外径より小さく形成すれば、体内への挿入の面で
有利なものとなる。
〔実施例〕
第1図はこの考案によるカテーテルの一実施例
を示す部分断面図であり、第2図は第1図実施例
のカテーテルの先端部に取り付けたバルーンを膨
張させた態様を示す斜視図である。
このカテーテル1は、例えば四弗化エチレン樹
脂等の弗素樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリウレタ
ン、ポリエチレンまたは他の熱可塑性樹脂、ある
いはシリコーンゴム、ゴムラテツクス等のゴムな
ど、適宜の高分子材料からなるカテーテル本体2
の先端部に、第1図に示すようにそのカテーテル
本体2の外径より略50%小さな細径部3が、テー
パー部4を介して設けられ、さらに細径部3の中
間部の外周面にバルーンを係止するためのフラン
ジ状の突出部5が一体に形成された構成となって
いる。
次に、第2図に基づきカテーテル1の使用態様
を説明すると、カテーテル本体2の先端部に形成
された細径部3に、例えばシリコーンゴム、ゴム
ラテツクス等のように膨張可能な弾性材料からな
るバルーン10の開口頚部11を突出部5を乗り
越える位置まで挿入せしめて密着固定したもの
を、体腔内の所定部位に挿入し、バルーン10を
炭酸ガス、生理食塩水、造影剤等の各種流体を注
入して膨張させ、該カテーテルを体内に留置する
などして各種の処置が行なわれる。
なお、カテーテル1の先端部にバルーン10を
取り付ける際、バルーン10は弾性を有するか
ら、カテーテル本体2の細径部3の外径より小さ
く成形された開口頚部11の内径を拡開させて細
径部3の中間部の外周面に設けられた突出部5を
乗り越えて装着することができる。所定位置まで
挿入されたバルーン10は、それ自身の弾性によ
り径方向に収縮して細径部3に密着固定され、気
密性を保持する。
バルーン10は、突出部5の存在により、接着
等の固定手段を特に追加しなくとも、流体噴出時
の衝撃や、カテーテル抜き出しの際に、カテーテ
ル本体2から外れることがない。
また、他の実施例として例えば第3図に示すよ
うに、突出部6を、カテーテル本体2の外径より
も略50%小さな細径部3の先端に設けることもで
き、これらの突出部5,6は上記実施例に示され
るようなフランジ状のもの以外に、図示はしない
が例えば周面に凹凸を形成したもの、あるいは軸
方向先端に向けて径の減少する円錐台状等の突出
部であってもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、カテ
ーテル本体の先端部に、そのカテーテル本体の外
径より略50%小さな細径部と、この細径部の外周
面にバルーンを係止するための突出部をそれぞれ
一体に形成してなるものであるから、バルーンカ
テーテルとして使用する場合に、バルーンを極め
て簡単にカテーテル本体の先端部に取り付けるこ
とができ、しかも従来のようにバルーンを接着あ
るいは糸等によって固定する必要がないので、安
価にバルーン付カテーテルを得ることができる。
さらに、接着剤や糸等を使用しないから、体内
へ有害物質が溶出したり、あるいは糸の離脱によ
る血管の閉塞等を生じることがなくなり、安全性
の高いカテーテルとなる。
また、細径部をカテーテル本体の先端にテーパ
ー部を介して設けると共に、突出部をカテーテル
本体の外径より小さくなるように形成すれば、体
内への挿入をより円滑に行うことができるので好
適である。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、突出部の形状の変更、あるいは膨張し
たバルーンをその内部に流体を保持したままカテ
ーテルより切り離すために、カテーテル内にニク
ロム線等の電熱線を挿入することなど、種々の変
更、組合せ、付加等はもちろん可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるカテーテルの部分縦断
側面図、第2図は同カテーテルに取り付け他バル
ーンを膨張させた態様を示す斜視図、第3図はこ
の考案による他の実施例を示すカテーテルの一部
縦断側面図である。 1…カテーテル、2…カテーテル本体、3…細
径部、5,6…突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高分子材料からなるカテーテル本体の先端部
    に、そのカテーテル本体の外径より略50%小さな
    細径部と、この外周面にバルーンを係止するため
    の突出部をそれぞ一体に形成したことを特徴とす
    るカテーテル。
JP1985054570U 1985-04-11 1985-04-11 Expired JPH0324191Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985054570U JPH0324191Y2 (ja) 1985-04-11 1985-04-11

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