JPH03246014A - プラスチックレンズの製造方法 - Google Patents
プラスチックレンズの製造方法Info
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- JPH03246014A JPH03246014A JP2044081A JP4408190A JPH03246014A JP H03246014 A JPH03246014 A JP H03246014A JP 2044081 A JP2044081 A JP 2044081A JP 4408190 A JP4408190 A JP 4408190A JP H03246014 A JPH03246014 A JP H03246014A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- group
- thiol
- monomer
- polymerizable monomer
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は軽量、高屈折率であるプラスチックレンズの製
造方法に関する。
造方法に関する。
[従来の技術]
近年プラスチックレンズの屈折率を高める高性能化の技
術の進歩は大きく、特開昭63−188660号、特開
昭63−316766号及び特開昭64−26613号
に見られるようなチオール(メタ)アクリレート系レン
ズや特開昭63−234032号、特開昭63−235
332号及び特開昭63−309509号にみられるビ
ニル基とチオール基の付加反応によるチオエーテル構造
を含むレンズは、一般に高屈折率と高いアツベ数を持つ
ことが知られている。これらのレンズは通常はガラスモ
ールドに入れられてレンズ状に注型重合されている。
術の進歩は大きく、特開昭63−188660号、特開
昭63−316766号及び特開昭64−26613号
に見られるようなチオール(メタ)アクリレート系レン
ズや特開昭63−234032号、特開昭63−235
332号及び特開昭63−309509号にみられるビ
ニル基とチオール基の付加反応によるチオエーテル構造
を含むレンズは、一般に高屈折率と高いアツベ数を持つ
ことが知られている。これらのレンズは通常はガラスモ
ールドに入れられてレンズ状に注型重合されている。
[発明が解決しようとする課題]
上記モノマはガラス質のモールドとの密着性があまり強
くなく、重合中あるいは離型直前にモールドから自然剥
離したり、物理的なショックや温度ショックによって簡
単にモールドから剥離を起こしやすい。これらの現象を
早期離型と呼ぶ。
くなく、重合中あるいは離型直前にモールドから自然剥
離したり、物理的なショックや温度ショックによって簡
単にモールドから剥離を起こしやすい。これらの現象を
早期離型と呼ぶ。
重合中の早期離型はレンズ表面にスジ状の光学異常部分
を作り(ヒケと呼ぶ)、めがねレンズとしては使用不能
になる。また離型直前の早期離型はレンズ表面にもはや
ヒケを形成しないものの、レンズ表面のゴミ、異物によ
るよごれの原因となり、それがアニーリングの際に表面
に焼き付き、これもやはりめがねレンズとしては使用不
能になる。
を作り(ヒケと呼ぶ)、めがねレンズとしては使用不能
になる。また離型直前の早期離型はレンズ表面にもはや
ヒケを形成しないものの、レンズ表面のゴミ、異物によ
るよごれの原因となり、それがアニーリングの際に表面
に焼き付き、これもやはりめがねレンズとしては使用不
能になる。
本発明は、かかる従来技術における問題点を解消しよう
とするものであり、ヒケあるいは汚れの原因である早期
離型が防止されたプラスチックレンズの製造方法を提供
することを目的とする。
とするものであり、ヒケあるいは汚れの原因である早期
離型が防止されたプラスチックレンズの製造方法を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するため本発明は下記の構成からなる。
[下記Aおよび/またはBのモノマを少なくとも含有す
る重合性モノマと、該重合性モノマと相溶する下記Cの
化合物とを含有するモノマを注型重合してなるプラスチ
ックレンズの製造方法であって、該重合性モノマに対し
てCの化合物が0.01〜5重量%の割合で含有されて
いることを特徴とするプラスチックレンズの製造方法。
る重合性モノマと、該重合性モノマと相溶する下記Cの
化合物とを含有するモノマを注型重合してなるプラスチ
ックレンズの製造方法であって、該重合性モノマに対し
てCの化合物が0.01〜5重量%の割合で含有されて
いることを特徴とするプラスチックレンズの製造方法。
A、チオール(メタ)アクリレート
B、チオール基とビニル基の付加反応によるチオエーテ
ル構造を主鎖に含むモノマ C,エポキシ基あるいはイソシアネート基を有する化合
物」 本発明においてはAのチオール(メタ)アクリレートモ
ノマとして、単官能、2官能及び3官能以上のチオール
(メタ)アクリレートが用いられる。
ル構造を主鎖に含むモノマ C,エポキシ基あるいはイソシアネート基を有する化合
物」 本発明においてはAのチオール(メタ)アクリレートモ
ノマとして、単官能、2官能及び3官能以上のチオール
(メタ)アクリレートが用いられる。
単官能チオール(メタ)アクリレートとしては、例えば
、(メタ)アクリル酸とチオール基を分子内に一つ持つ
芳香族系あるいは脂肪族系の化合物とのチオールエステ
ルが挙げられ、具体的には、フェニルチオ(メタ)アク
リレート、ブロモフェニルチオ(メタ)アクリレートの
ようなものが挙げられる。
、(メタ)アクリル酸とチオール基を分子内に一つ持つ
芳香族系あるいは脂肪族系の化合物とのチオールエステ
ルが挙げられ、具体的には、フェニルチオ(メタ)アク
リレート、ブロモフェニルチオ(メタ)アクリレートの
ようなものが挙げられる。
2官能チオール(メタ)アクリレートとしては、■、2
−エタンジチオール、■、3−プロパンジチオール、1
6−ヘキサンジチオール、1.12−ドデカンジチオー
ル、メルカプトメチルスルフィド、2−メルカプトエチ
ルスルフィド、3−メルカプトプロピルスルフィド、6
−メルカプトへキシルスルフィド、1.2−ビス−2−
メルカプトエチルチオエタン、1,2〜ビス=3−メル
カプトプロピルチオエタン、1,3−ビス−2メルカプ
トエチルチオプロパン、1.4−ビス−2メルカプトエ
チルチオブタン、1.6−ピスー2−メルカプトエチル
チオヘキサン、ビス−2−(2−メルカプトエチルチオ
)エチルスルフィド、2−メルカプトエチルエーテル、
3−メルカプトプロピルエーテル、6−メルカプトヘキ
シルエーテル、1.4−シクロヘキサンジチオール、ビ
ス−2−メルカプトエトキシメタン、l、2−ビス−2
−メルカプトエトキシエタン、ビス−2−(2−メルカ
プトエトキシ)エチルエーテルなどの脂肪族や脂環族ジ
チオール化合物及び、14〜ベンゼンジチオール、1.
3−ベンゼンジチオール、1.2−ベンゼンジチオール
、4−1−ブチル−1,2−ベンゼンジチオール、1.
2−ビス(メルカプトメチレン)ベンゼン、1.3−ビ
ス(メルカプトメチレン)ベンゼン、1.4−ビス(メ
ルカプトメチレン)ベンゼン、■、2−ビス(メルカプ
トエチレン)ベンゼン、13ビス(メルカプトエチレン
)ベンゼン、1.4−ビス(メルカプトエチレン)ベン
ゼン、1.2−ビス(メルカプトメチレンチオ)ベンゼ
ン、1.3−ビス(メルカプトメチレンチオ)ベンゼン
、1.4−ビス(メルカプトメチレンチオ)ベンゼン、
l、2−ビス(2メルカプトエチレンチオ)ベンゼン、
13−ビス(2−メルカプトエチレンチオ)ベンゼン、
1,4−ビス(2−メルカプトエチレンチオ)ベンゼン
、1.2−ビス(2−メルカプトエチレンチオメチレン
)ベンゼン、1,3−ビス(2〜メルカプトエチレンチ
オメチレン)ベンゼン、1.4−ビス(2−メルカプト
エチレンチオメチレン)ベンゼン、l、2−ビス(メル
カプトメチレンオキシ)ベンゼン、1,3−ビス(メル
カプトメチレンオキシ)ベンゼン、1.4−ビス(メル
カプトメチレンオキシ)ベンゼン、1.2−ビス(メル
カプトエチレンオキシ)ベンゼン、13−ビス(メルカ
プトエチレンオキシ)ベンゼン、1,4−ビス(メルカ
プトエチレンオキシ)ベンゼン、4.4’チオジチオフ
エノール、4.4’−ビフェニルジチオールなどの芳香
族系ジチオール化合物などとその核塩化物、核臭化物、
核メチル化物および核エチル化物などのジチオール化合
物と(メタ)アクリル酸とのチオールエステル化物であ
るジ(メタ)アクリレートが挙げられる。
−エタンジチオール、■、3−プロパンジチオール、1
6−ヘキサンジチオール、1.12−ドデカンジチオー
ル、メルカプトメチルスルフィド、2−メルカプトエチ
ルスルフィド、3−メルカプトプロピルスルフィド、6
−メルカプトへキシルスルフィド、1.2−ビス−2−
メルカプトエチルチオエタン、1,2〜ビス=3−メル
カプトプロピルチオエタン、1,3−ビス−2メルカプ
トエチルチオプロパン、1.4−ビス−2メルカプトエ
チルチオブタン、1.6−ピスー2−メルカプトエチル
チオヘキサン、ビス−2−(2−メルカプトエチルチオ
)エチルスルフィド、2−メルカプトエチルエーテル、
3−メルカプトプロピルエーテル、6−メルカプトヘキ
シルエーテル、1.4−シクロヘキサンジチオール、ビ
ス−2−メルカプトエトキシメタン、l、2−ビス−2
−メルカプトエトキシエタン、ビス−2−(2−メルカ
プトエトキシ)エチルエーテルなどの脂肪族や脂環族ジ
チオール化合物及び、14〜ベンゼンジチオール、1.
3−ベンゼンジチオール、1.2−ベンゼンジチオール
、4−1−ブチル−1,2−ベンゼンジチオール、1.
2−ビス(メルカプトメチレン)ベンゼン、1.3−ビ
ス(メルカプトメチレン)ベンゼン、1.4−ビス(メ
ルカプトメチレン)ベンゼン、■、2−ビス(メルカプ
トエチレン)ベンゼン、13ビス(メルカプトエチレン
)ベンゼン、1.4−ビス(メルカプトエチレン)ベン
ゼン、1.2−ビス(メルカプトメチレンチオ)ベンゼ
ン、1.3−ビス(メルカプトメチレンチオ)ベンゼン
、1.4−ビス(メルカプトメチレンチオ)ベンゼン、
l、2−ビス(2メルカプトエチレンチオ)ベンゼン、
13−ビス(2−メルカプトエチレンチオ)ベンゼン、
1,4−ビス(2−メルカプトエチレンチオ)ベンゼン
、1.2−ビス(2−メルカプトエチレンチオメチレン
)ベンゼン、1,3−ビス(2〜メルカプトエチレンチ
オメチレン)ベンゼン、1.4−ビス(2−メルカプト
エチレンチオメチレン)ベンゼン、l、2−ビス(メル
カプトメチレンオキシ)ベンゼン、1,3−ビス(メル
カプトメチレンオキシ)ベンゼン、1.4−ビス(メル
カプトメチレンオキシ)ベンゼン、1.2−ビス(メル
カプトエチレンオキシ)ベンゼン、13−ビス(メルカ
プトエチレンオキシ)ベンゼン、1,4−ビス(メルカ
プトエチレンオキシ)ベンゼン、4.4’チオジチオフ
エノール、4.4’−ビフェニルジチオールなどの芳香
族系ジチオール化合物などとその核塩化物、核臭化物、
核メチル化物および核エチル化物などのジチオール化合
物と(メタ)アクリル酸とのチオールエステル化物であ
るジ(メタ)アクリレートが挙げられる。
また3官能以上のチオール(メタ)アクリレートとして
は、1.2.3− トリメルカプトエチルチオプロパン
、1.3.5−トリメルカプトベンゼンなどのトリチオ
ール化合物と(メタ)アクリル酸とのチオールエステル
化物であるトリ(メタ)アクリレートが挙げられる。
は、1.2.3− トリメルカプトエチルチオプロパン
、1.3.5−トリメルカプトベンゼンなどのトリチオ
ール化合物と(メタ)アクリル酸とのチオールエステル
化物であるトリ(メタ)アクリレートが挙げられる。
次に本発明で用いられるBのチオール基とビニル基の付
加反応によるチオエーテル構造を主鎖に含むモノマとし
ては、上記の2官能または3官能以上のチオール(メタ
)アクリレートをつくるのに用いる2官能または3官能
以上のチオール化合物とジビニルベンゼン、上記の2官
能または3官能以上のチオール(メタ)アクリレート、
ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレートのような
2官能(メタ)アクリレート、2官能オリゴ(メタ)ア
クリレート、ジエチレングリコールジアリルカーボネー
トような2官能あるいはそれ以上の多官能ビニル化合物
との付加反応物であって、末端がビニル基であるモノマ
あるいはオリゴマが挙げられる。
加反応によるチオエーテル構造を主鎖に含むモノマとし
ては、上記の2官能または3官能以上のチオール(メタ
)アクリレートをつくるのに用いる2官能または3官能
以上のチオール化合物とジビニルベンゼン、上記の2官
能または3官能以上のチオール(メタ)アクリレート、
ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレートのような
2官能(メタ)アクリレート、2官能オリゴ(メタ)ア
クリレート、ジエチレングリコールジアリルカーボネー
トような2官能あるいはそれ以上の多官能ビニル化合物
との付加反応物であって、末端がビニル基であるモノマ
あるいはオリゴマが挙げられる。
本発明においては、前記AおよびBのモノマ以外に、そ
の他の重合性モノマを共重合成分として用いることが可
能である。その他の重合性モノマとしては、従来公知の
化合物を含めて特に限定されることなく用いることがで
き、例えば、スチレン、ジビニルベンゼン、エチレンオ
キサイド付加テトラブロモビスフェノールAのジ(メタ
)アクリレート、ジエチレングリコールジアリルカーボ
ネート、メチルメタアクリレートなどのようにプラスチ
ックレンズ用モノマとして使用されているビニル重合可
能なモノマを挙げることができる。
の他の重合性モノマを共重合成分として用いることが可
能である。その他の重合性モノマとしては、従来公知の
化合物を含めて特に限定されることなく用いることがで
き、例えば、スチレン、ジビニルベンゼン、エチレンオ
キサイド付加テトラブロモビスフェノールAのジ(メタ
)アクリレート、ジエチレングリコールジアリルカーボ
ネート、メチルメタアクリレートなどのようにプラスチ
ックレンズ用モノマとして使用されているビニル重合可
能なモノマを挙げることができる。
また、上記のようにAおよびB以外のモノマと共重合す
る場合、全重合性モノマ中、Aおよび/またはBのモノ
マが60重量%以上の割合で含有されると、特に優れた
屈折率を有するレンズを得ることができ、好ましい。
る場合、全重合性モノマ中、Aおよび/またはBのモノ
マが60重量%以上の割合で含有されると、特に優れた
屈折率を有するレンズを得ることができ、好ましい。
また、前述のとおり、本発明の重合性モノマとしては、
オリゴマの状態のものが含まれていてもよい。
オリゴマの状態のものが含まれていてもよい。
次に本発明で用いられるCのエポキシ基あるいはイソシ
アネート基を持つ化合物としては、特に限定されること
なく用いることができ、例えば、エポキシ基を持つ化合
物としては、グリシジルメタクリレート、1,6−ヘキ
サンジグリシジルエーテル、ジエチレングリコールジグ
リシジルエーテル、ビスフェノールA系ジグリシジルエ
ーテル、フェノールノボラック系多官能グリシジルエー
テル、エポキシシラン化合物、ブタンオキサイドなど脂
肪族や芳香族系の単官能あるいは多官能グリシジルエー
テルやオキサイドなどがある。これらの化合物は、上記
したチオール(メタ)アクリレートやチオール基とビニ
ル基の付加反応によるチオエーテル構造を主鎖に含むプ
ラスチックレンズのモノマと相溶するものが用いられる
。非相溶性の場合には成形後のレンズの透明性が悪くな
る。
アネート基を持つ化合物としては、特に限定されること
なく用いることができ、例えば、エポキシ基を持つ化合
物としては、グリシジルメタクリレート、1,6−ヘキ
サンジグリシジルエーテル、ジエチレングリコールジグ
リシジルエーテル、ビスフェノールA系ジグリシジルエ
ーテル、フェノールノボラック系多官能グリシジルエー
テル、エポキシシラン化合物、ブタンオキサイドなど脂
肪族や芳香族系の単官能あるいは多官能グリシジルエー
テルやオキサイドなどがある。これらの化合物は、上記
したチオール(メタ)アクリレートやチオール基とビニ
ル基の付加反応によるチオエーテル構造を主鎖に含むプ
ラスチックレンズのモノマと相溶するものが用いられる
。非相溶性の場合には成形後のレンズの透明性が悪くな
る。
イソシアネート基を持つ化合物としては、■、6−へキ
サメチレンジイソシアネート、4.4’−ジフェニルメ
タンジイソシアネート及びその水添化物、キシリレンジ
イソシアネート、イソホロンジイソシアネート、トリレ
ンジイソシアネート、ベンジルイソシアネートなど脂肪
族や芳香族系の単官能あるいは多官能イソシアネートが
ある。これらの化合物は上記のエポキシ基を持つ化合物
と同様に本発明で用いられる重合性モノマと相溶するも
のが用いられる。
サメチレンジイソシアネート、4.4’−ジフェニルメ
タンジイソシアネート及びその水添化物、キシリレンジ
イソシアネート、イソホロンジイソシアネート、トリレ
ンジイソシアネート、ベンジルイソシアネートなど脂肪
族や芳香族系の単官能あるいは多官能イソシアネートが
ある。これらの化合物は上記のエポキシ基を持つ化合物
と同様に本発明で用いられる重合性モノマと相溶するも
のが用いられる。
本発明で用いられる上記エポキシ基を持つ化合物とイソ
シアネート基を持つ化合物は単独あるいは混合して使用
される。これらは本発明のチオール(メタ)アクリレー
トまたはチオール基とビニル基の付加反応によるチオエ
ーテル構造を主鎖に含むモノマを必須成分として含有す
る重合性モノマに対して0.01重量%以上、5重量%
以下、より好ましくは0.02重量%以上、3重量%以
下の割合で使用される。使用量が0.01重量%未満の
場合、早期離型の防止効果が低く、5重量%を越えると
成形後のレンズとモールドとの密着性が強く、型離れし
にくくなる。
シアネート基を持つ化合物は単独あるいは混合して使用
される。これらは本発明のチオール(メタ)アクリレー
トまたはチオール基とビニル基の付加反応によるチオエ
ーテル構造を主鎖に含むモノマを必須成分として含有す
る重合性モノマに対して0.01重量%以上、5重量%
以下、より好ましくは0.02重量%以上、3重量%以
下の割合で使用される。使用量が0.01重量%未満の
場合、早期離型の防止効果が低く、5重量%を越えると
成形後のレンズとモールドとの密着性が強く、型離れし
にくくなる。
以上の本発明の重合性モノマとエポキシ基またはイソシ
アネート基を有する化合物とを含有してなるモノマは、
一般に用いられている注型重合によりプラスチックレン
ズに成形することができ、例えば、アゾ系、パーオキサ
イド系、ベンゾフェノン系などラジカル重合開始剤を加
え、必要に応じてさらにブルーイング剤や光、熱安定剤
などを加え、ガラスなどのモールドに充填して、熱ある
いは活性光線によりレンズ状に成形することができる。
アネート基を有する化合物とを含有してなるモノマは、
一般に用いられている注型重合によりプラスチックレン
ズに成形することができ、例えば、アゾ系、パーオキサ
イド系、ベンゾフェノン系などラジカル重合開始剤を加
え、必要に応じてさらにブルーイング剤や光、熱安定剤
などを加え、ガラスなどのモールドに充填して、熱ある
いは活性光線によりレンズ状に成形することができる。
[実施例]
以下実施例により、本発明を具体的に説明する。
本発明の実施例および比較例で用いる屈折率、およびア
ツベ数の測定方法を次に示す。
ツベ数の測定方法を次に示す。
屈折率:ヘリウムd線(587nm)における屈折率を
プルフリッヒ屈折計で測定した。
プルフリッヒ屈折計で測定した。
アツベ数:水素C線(656nm)、F線(486nm
)およびヘリウムd線(587nm)の屈折率をそれぞ
れne % np 、 fldとすると、次式に従いア
ツベ数ν、を 計算した。
)およびヘリウムd線(587nm)の屈折率をそれぞ
れne % np 、 fldとすると、次式に従いア
ツベ数ν、を 計算した。
実施例1
1000 ccの三ツロフラスコに下記式(A)に示し
た化合物30g、トルエン300g、1N水酸化ナトリ
ウム500g、ナトリウムボロヒドライド1g1ヒドロ
キノンモノメチルエーテル100■を仕込み、0℃、窒
素下で撹拌しながら、メタクリル酸クロライド33gを
ゆっくり滴下後、0℃で2時間撹拌した。その後、トル
エン層を洗浄、濾過、溶媒の留去を行い、下記式(B)
の化合物を得た。
た化合物30g、トルエン300g、1N水酸化ナトリ
ウム500g、ナトリウムボロヒドライド1g1ヒドロ
キノンモノメチルエーテル100■を仕込み、0℃、窒
素下で撹拌しながら、メタクリル酸クロライド33gを
ゆっくり滴下後、0℃で2時間撹拌した。その後、トル
エン層を洗浄、濾過、溶媒の留去を行い、下記式(B)
の化合物を得た。
さらに、得られた化合物96重量部にエポキシ当量18
6のビスフェノールA系ジグリシジルエーテル(“エピ
コート828″、油化シェルエポキシ■製)3重量部と
ベンゾイルパーオキサイド1重量部を加えた溶液を、ガ
スケットで周辺をシールした強化ガラスモールド型に注
入し、50℃から120℃まで15時間かけて昇温し重
合した。
6のビスフェノールA系ジグリシジルエーテル(“エピ
コート828″、油化シェルエポキシ■製)3重量部と
ベンゾイルパーオキサイド1重量部を加えた溶液を、ガ
スケットで周辺をシールした強化ガラスモールド型に注
入し、50℃から120℃まで15時間かけて昇温し重
合した。
80℃に温度を下げても早期離型は見られず、金属製の
刃物状治具で容易に離型できた。
刃物状治具で容易に離型できた。
得られたレンズの屈折率は1.63、アツベ数は37で
あった。
あった。
比較例1
ビスフェノールA系ジグリシジルエーテルを加えないこ
と以外は実施例1と同様にしてレンズ状物を重合した。
と以外は実施例1と同様にしてレンズ状物を重合した。
早期離型が重合中に発生し、得られたレンズの表面にヒ
ケが発生していた。
ケが発生していた。
実施例2
一般式(A)の化合物を下記式(C)の化合物に変えた
以外は、実施例1と同様にして、下記式(D)に示す化
合物を製造した。
以外は、実施例1と同様にして、下記式(D)に示す化
合物を製造した。
H5−CH2C)12−5−C)+2 +CI(+ −
5−CH2CH2SH(C)CR2−3−CI(2CH
2−9−C−C”CH21] 0 (D) 得られた化合物99.65重量部にグリシジルメタクリ
レート0.05重量部、開始剤として1ブチルパーオキ
シイソブチレート(“パーブチルIB”、日本油脂■製
)0.3重量部を加え、周辺を粘着テープでシールした
ガラスモールド型に注入した。実施例1と同様にし重合
した。80°Cに温度を下げたのち粘着テープをとり去
り、モールド及びレンズ周辺に付着している粘着テープ
の粘着剤をとるために、65℃の1.1.1−トリクロ
ロエタンに1分間浸漬した。浸漬中にモールドが早期離
型することなく、粘着剤のみ溶出除去することができた
。その後金属製の刃物状治具で容易に離型でき、表面の
よごれのない屈折率1.65、アツベ数34のレンズを
得ることができた。
5−CH2CH2SH(C)CR2−3−CI(2CH
2−9−C−C”CH21] 0 (D) 得られた化合物99.65重量部にグリシジルメタクリ
レート0.05重量部、開始剤として1ブチルパーオキ
シイソブチレート(“パーブチルIB”、日本油脂■製
)0.3重量部を加え、周辺を粘着テープでシールした
ガラスモールド型に注入した。実施例1と同様にし重合
した。80°Cに温度を下げたのち粘着テープをとり去
り、モールド及びレンズ周辺に付着している粘着テープ
の粘着剤をとるために、65℃の1.1.1−トリクロ
ロエタンに1分間浸漬した。浸漬中にモールドが早期離
型することなく、粘着剤のみ溶出除去することができた
。その後金属製の刃物状治具で容易に離型でき、表面の
よごれのない屈折率1.65、アツベ数34のレンズを
得ることができた。
比較例2
グリシジルメタクリレートを使用しない以外は実施例2
と同様にレンズを重合した。付着粘着剤をとるため実施
例2と同様に65℃の1.1.Inリクロロエタンに浸
漬したところ、約10秒でレンズからガラスモールドが
はずれ、レンズ表面が汚染された。
と同様にレンズを重合した。付着粘着剤をとるため実施
例2と同様に65℃の1.1.Inリクロロエタンに浸
漬したところ、約10秒でレンズからガラスモールドが
はずれ、レンズ表面が汚染された。
実施例3
一般式(A)の化合物を下記式(E)の化合物に変えた
以外は、実施例1と同様にして、下記式(F)に示す化
合物を製造した。
以外は、実施例1と同様にして、下記式(F)に示す化
合物を製造した。
CH25−CH2CH25H
CHS CH2CH2SH(E)
CH2S CH2CH2SH
H3
得られた化合物99.2重量部にエピコート828を0
.5重量部、パーブチルIBを0. 3重量部加え、実
施例2と同様にして重合した。モールド及びレンズ周辺
に付着している粘着テープの粘着剤をとるために、65
℃の1.1.1−トリクロロエタンに1分間浸漬した。
.5重量部、パーブチルIBを0. 3重量部加え、実
施例2と同様にして重合した。モールド及びレンズ周辺
に付着している粘着テープの粘着剤をとるために、65
℃の1.1.1−トリクロロエタンに1分間浸漬した。
浸漬中にモールドの早期離型は見られず、表面のよごれ
のない屈折率1゜64、アツベ数38のレンズが得られ
た。
のない屈折率1゜64、アツベ数38のレンズが得られ
た。
実施例4
p−ジビニルベンゼンと2−メルカプトエチルスルフィ
ドを[CH2=CH] / [SH] =2゜1にな
るように計量し、さらにクロロホルム50g1アゾビス
ジメチルバレロニトリル0.2gを加えてよく混合した
。経時的にSH基を定量しながら、60°Cで反応させ
、約2時間後に残存SH基のないことを確認してプレポ
リマを合成した。
ドを[CH2=CH] / [SH] =2゜1にな
るように計量し、さらにクロロホルム50g1アゾビス
ジメチルバレロニトリル0.2gを加えてよく混合した
。経時的にSH基を定量しながら、60°Cで反応させ
、約2時間後に残存SH基のないことを確認してプレポ
リマを合成した。
ついでこのものを30℃に加熱しながらクロロホルムを
減圧除去した。
減圧除去した。
得られたプレポリマ98.75重量部にヘキサメチレン
ジイソシアネート1重量部と重合開始剤としてパーブチ
ルIB0.25重量部を加えてよく混合した後、脱泡し
てこれを実施例1と同様にガラスモールド中に注入した
。実施例1と同じ条件で重合した。
ジイソシアネート1重量部と重合開始剤としてパーブチ
ルIB0.25重量部を加えてよく混合した後、脱泡し
てこれを実施例1と同様にガラスモールド中に注入した
。実施例1と同じ条件で重合した。
重合中およびその後の冷却過程での早期離型はなく、光
学的欠点のない屈折率1.62アツベ数31のレンズが
得られた。
学的欠点のない屈折率1.62アツベ数31のレンズが
得られた。
[発明の効果]
本発明によりプラスチックレンズ用のモノマをモールド
型に注入して注型重合する際に、重合中またはその後の
処理中の、モールドからの早期離型が防止されたプラス
チックレンズの製造方法を提供することができた。その
結果、レンズにヒケや汚れのない光学的に均質な、 高い屈折率を持つ プラスチックレンズをえることができた。
型に注入して注型重合する際に、重合中またはその後の
処理中の、モールドからの早期離型が防止されたプラス
チックレンズの製造方法を提供することができた。その
結果、レンズにヒケや汚れのない光学的に均質な、 高い屈折率を持つ プラスチックレンズをえることができた。
Claims (1)
- (1)下記Aおよび/またはBのモノマを少なくとも含
有する重合性モノマと、該重合性モノマと相溶する下記
Cの化合物とを含有するモノマを注型重合してなるプラ
スチックレンズの製造方法であって、該重合性モノマに
対してCの化合物が0.01重量%以上、5重量以下の
割合で含有されていることを特徴とするプラスチックレ
ンズの製造方法。 A、チオール(メタ)アクリレート B、チオール基とビニル基の付加反応によるチオエーテ
ル構造を主鎖に含むモノマ C、エポキシ基あるいはイソシアネート基を有する化合
物
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2044081A JPH03246014A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | プラスチックレンズの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2044081A JPH03246014A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | プラスチックレンズの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03246014A true JPH03246014A (ja) | 1991-11-01 |
Family
ID=12681669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2044081A Pending JPH03246014A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | プラスチックレンズの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03246014A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7229741B2 (en) * | 2002-05-29 | 2007-06-12 | Inphase Technologies, Inc. | Exceptional high reflective index photoactive compound for optical applications |
| US7282322B2 (en) * | 2002-05-29 | 2007-10-16 | Songvit Setthachayanon | Long-term high temperature and humidity stable holographic optical data storage media compositions with exceptional high dynamic range |
| WO2025142713A1 (ja) * | 2023-12-26 | 2025-07-03 | 三井化学株式会社 | 組成物、添加剤、可塑剤、硬化性組成物、接着剤、硬化物および粘着剤 |
-
1990
- 1990-02-23 JP JP2044081A patent/JPH03246014A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7229741B2 (en) * | 2002-05-29 | 2007-06-12 | Inphase Technologies, Inc. | Exceptional high reflective index photoactive compound for optical applications |
| US7282322B2 (en) * | 2002-05-29 | 2007-10-16 | Songvit Setthachayanon | Long-term high temperature and humidity stable holographic optical data storage media compositions with exceptional high dynamic range |
| WO2025142713A1 (ja) * | 2023-12-26 | 2025-07-03 | 三井化学株式会社 | 組成物、添加剤、可塑剤、硬化性組成物、接着剤、硬化物および粘着剤 |
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