JPH03247331A - 哺乳動物の卵巣摘出方法及び卵巣摘出器具 - Google Patents
哺乳動物の卵巣摘出方法及び卵巣摘出器具Info
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- JPH03247331A JPH03247331A JP4691890A JP4691890A JPH03247331A JP H03247331 A JPH03247331 A JP H03247331A JP 4691890 A JP4691890 A JP 4691890A JP 4691890 A JP4691890 A JP 4691890A JP H03247331 A JPH03247331 A JP H03247331A
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Landscapes
- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、哺乳動物、特に牛、の卵巣の摘出方法、及び
該卵巣の摘出のために使用する器具に関する。
該卵巣の摘出のために使用する器具に関する。
(従来の技術)
牛肉の輸入自由化問題を初めとする、近年の畜産業界を
取り巻く環境の変化に伴い、畜産業者については肉牛生
産費の低減化(コスト・ダウン)が急務とされ、それに
対応するため種々の技術開発が進められている。
取り巻く環境の変化に伴い、畜産業者については肉牛生
産費の低減化(コスト・ダウン)が急務とされ、それに
対応するため種々の技術開発が進められている。
その対応策の一つに、廉価で、優秀な肉牛を大量に生産
・飼育する方法として、牛の人工受精法や大規模飼育法
、すなわち、 ■ 層殺した牛から卵巣を採取して、そこに含まれる卵
胞卵を用いた体外受精法による牛の増産方法、あるいは
、 ■ 層殺した牛から採取した卵巣の体外受精卵の移植法
による牛の増産方法、さらには、■ 多頭化肥育法によ
る牛の大規模飼育法、■ また、生体中からの卵巣摘出
方法として、(外科的)開腹手術による卵巣摘出方法や
、指刀を用いて腹腔から腟壁を介して卵巣を摘出する方
法、さらには市販の卵巣絞断器による卵巣摘出方法、 などが提案されている。
・飼育する方法として、牛の人工受精法や大規模飼育法
、すなわち、 ■ 層殺した牛から卵巣を採取して、そこに含まれる卵
胞卵を用いた体外受精法による牛の増産方法、あるいは
、 ■ 層殺した牛から採取した卵巣の体外受精卵の移植法
による牛の増産方法、さらには、■ 多頭化肥育法によ
る牛の大規模飼育法、■ また、生体中からの卵巣摘出
方法として、(外科的)開腹手術による卵巣摘出方法や
、指刀を用いて腹腔から腟壁を介して卵巣を摘出する方
法、さらには市販の卵巣絞断器による卵巣摘出方法、 などが提案されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上述した各従来法■〜■においては、
■ 層殺予定牛に過排卵効果を促進させるためにホルモ
ン処理して、数倍個の卵胞卵を得ることはできても、屠
殺後の生体を食肉として供することは不可能であり、経
済性に欠ける面がある。さらに、摘出卵巣の血統を明確
にすることは、屠殺場の緊迫性と採取卵巣の活性保持の
理由から困難であった。
ン処理して、数倍個の卵胞卵を得ることはできても、屠
殺後の生体を食肉として供することは不可能であり、経
済性に欠ける面がある。さらに、摘出卵巣の血統を明確
にすることは、屠殺場の緊迫性と採取卵巣の活性保持の
理由から困難であった。
■ 層殺生の卵巣は介卵性の伝染病、母体からの遺伝的
疾患、及び垂直感染病に侵されている危険性があり、そ
の羅病状態を確認することは不可能であるため、現行の
法律下ではその実用が認容されていない。
疾患、及び垂直感染病に侵されている危険性があり、そ
の羅病状態を確認することは不可能であるため、現行の
法律下ではその実用が認容されていない。
■ 多頭化飼育法では、牛の発情期に、牛の喧唖、及び
牛同士の乗駕、追走などにより、生体を損傷したり、発
情期を迎えた牛の飼育管理においてはかなりの人的負担
を強いることもあり、飼育中の肥育効率の低下をもたら
すものであった。
牛同士の乗駕、追走などにより、生体を損傷したり、発
情期を迎えた牛の飼育管理においてはかなりの人的負担
を強いることもあり、飼育中の肥育効率の低下をもたら
すものであった。
■ 開腹手術での卵巣摘出法は、コスト・時間・事故・
看護の点において問題があり、実用的でない。また、指
刀を用いて腹腔から腟壁を介して卵巣を摘出する方法は
、切開部汚染による腹膜炎・出血事故に加えて、未経産
生・腟狭窄牛には適用できない、さらに、市販の卵巣絞
断器による方法を用いた場合でも出血事故が多く、加え
て腹腔内への卵巣残留の問題が指摘されていた。
看護の点において問題があり、実用的でない。また、指
刀を用いて腹腔から腟壁を介して卵巣を摘出する方法は
、切開部汚染による腹膜炎・出血事故に加えて、未経産
生・腟狭窄牛には適用できない、さらに、市販の卵巣絞
断器による方法を用いた場合でも出血事故が多く、加え
て腹腔内への卵巣残留の問題が指摘されていた。
上記の如く、各従来法のいずれもが、生体中から、いか
に速やかに、かつ安全に卵巣を採取できるかが、最大の
問題点となっており、この課題が克服されていないかっ
たために、飼育現場における実際の当該各方法の実現は
非常に困難と危険を伴うものであった。
に速やかに、かつ安全に卵巣を採取できるかが、最大の
問題点となっており、この課題が克服されていないかっ
たために、飼育現場における実際の当該各方法の実現は
非常に困難と危険を伴うものであった。
従って、優秀な形質の子孫を迅速に、大量に、しかも病
害等の影響を受けていない生体卵巣の生体中からの摘出
法、及び摘出器具が、当該業界では切望されているので
ある。
害等の影響を受けていない生体卵巣の生体中からの摘出
法、及び摘出器具が、当該業界では切望されているので
ある。
本発明は、上述の課題に鑑み発明なされたものであって
、その目的とするところは、(a)、生体からの卵巣の
摘出が、開腹手術無しに、簡便・迅速に、かつ生体の損
傷を最少比にとどめて行え、 b)、血統の明確な飼育中の牛を検疫することにより、
伝染病にかかっていない牛を予め選定してから、卵巣を
取り出すことにより、確実に血統的に優秀で、病気に冒
されていない子孫を残し、 (C)、さらに、生体中から安全裏に卵巣を摘出するこ
とを可能にすることで牛の発情を抑え、結果として人的
負担が軽減された多頭化飼育を実現する、 ところの牛の卵巣の摘出方法、及び卵巣摘出器具を提供
しようとするものである。
、その目的とするところは、(a)、生体からの卵巣の
摘出が、開腹手術無しに、簡便・迅速に、かつ生体の損
傷を最少比にとどめて行え、 b)、血統の明確な飼育中の牛を検疫することにより、
伝染病にかかっていない牛を予め選定してから、卵巣を
取り出すことにより、確実に血統的に優秀で、病気に冒
されていない子孫を残し、 (C)、さらに、生体中から安全裏に卵巣を摘出するこ
とを可能にすることで牛の発情を抑え、結果として人的
負担が軽減された多頭化飼育を実現する、 ところの牛の卵巣の摘出方法、及び卵巣摘出器具を提供
しようとするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上述の課題及び目的に鑑み発明されたもので
あって、その要旨とするところは、片手を哺乳動物の直
腸(10)内に挿入し、他方の手で卵巣摘出器具を腟(
11)内に挿入し、卵巣摘出器具(A)の穿刺部(2A
)を突出させて外子宮口周辺部の腟壁を穿刺し、卵巣摘
出器具(A)を腹腔内に挿入し、 直腸内に入れた手で腸壁を介してつかんだ卵巣(12)
を卵巣摘出器具(^)の卵巣収納部(2B)に誘導し、 切除部(5)により上記卵巣収納部(2B)に収納した
卵巣と子宮(13)を連結しているところの卵巣外組織
を切断、又は挫切し、 切断された卵巣のみを卵巣摘出器具(A)の卵巣収納部
(2B)に収納する、 ことを特徴とする哺乳動物の一対の卵巣の摘出方法、及
び、 卵巣摘出器具は、最外殻をなす外管(1)と、その内部
に往復および回動自在に収納される内管(2)と、この
内管内に往復動自在に収納される卵巣押し込み杆(3)
とを有し、 上記内管(2)が、先端に外管(1)先端の穿刺用開口
部(1A)から突出後退する尖頭状の穿刺部(2A)と
、その後方の内管(2)内の空間に形成され卵巣収納用
スペース(2a)とその周壁に卵巣取り入れ用の開口部
(2b)を有する卵巣収納部(2B)と、先端が上記卵
巣収納部(2B)に連通し後端がこの器具の後端まで延
び内部に空間を存する延設杆部分(2C)と、この延設
杆部分(2C)の後端に形成された内管操作用ハンドル
(2D)とを具備し、上記外管(1)が、先端面に上記
穿刺部(2A)が突出するための穿刺用開口部(1^)
と、その後方に、上記内管(2)の穿刺部(2A)が外
管(1)内に収納された状態において上記内管(2)の
卵巣収納スペース(2a)がこの器具の外部と連通する
よう内管(2)の開口部(2b)に合致する卵巣取り入
れ用の開口部(1B)が形成されるとともに上記内管(
2)の卵巣収納部(2B)の外壁面(2c)に摺接する
太さからなる外管の内壁面(1C)と、その後方の壁部
に突出形成された本器具の把持部(1D)とを具備し、 上記卵巣押し込み杆(3)が、先端に上記卵巣収納部(
2B)内を往復動するピストン部(3A)と、その後方
に連設され上記内管(2)の延設杆部分(2C)内で往
復動じてこの器具の後方端部位より上記ピストン部(3
A)を往復動させる連結ロッド部(3B)を具備すると
ともに、 上記切除部(5)が、上記外管(1)と内管(2)の両
開口部(1B) 、 (2b)の縁部(1B’)、 (
2b’)で形成されていることを特徴とする哺乳動物の
卵巣摘出器具にある。
あって、その要旨とするところは、片手を哺乳動物の直
腸(10)内に挿入し、他方の手で卵巣摘出器具を腟(
11)内に挿入し、卵巣摘出器具(A)の穿刺部(2A
)を突出させて外子宮口周辺部の腟壁を穿刺し、卵巣摘
出器具(A)を腹腔内に挿入し、 直腸内に入れた手で腸壁を介してつかんだ卵巣(12)
を卵巣摘出器具(^)の卵巣収納部(2B)に誘導し、 切除部(5)により上記卵巣収納部(2B)に収納した
卵巣と子宮(13)を連結しているところの卵巣外組織
を切断、又は挫切し、 切断された卵巣のみを卵巣摘出器具(A)の卵巣収納部
(2B)に収納する、 ことを特徴とする哺乳動物の一対の卵巣の摘出方法、及
び、 卵巣摘出器具は、最外殻をなす外管(1)と、その内部
に往復および回動自在に収納される内管(2)と、この
内管内に往復動自在に収納される卵巣押し込み杆(3)
とを有し、 上記内管(2)が、先端に外管(1)先端の穿刺用開口
部(1A)から突出後退する尖頭状の穿刺部(2A)と
、その後方の内管(2)内の空間に形成され卵巣収納用
スペース(2a)とその周壁に卵巣取り入れ用の開口部
(2b)を有する卵巣収納部(2B)と、先端が上記卵
巣収納部(2B)に連通し後端がこの器具の後端まで延
び内部に空間を存する延設杆部分(2C)と、この延設
杆部分(2C)の後端に形成された内管操作用ハンドル
(2D)とを具備し、上記外管(1)が、先端面に上記
穿刺部(2A)が突出するための穿刺用開口部(1^)
と、その後方に、上記内管(2)の穿刺部(2A)が外
管(1)内に収納された状態において上記内管(2)の
卵巣収納スペース(2a)がこの器具の外部と連通する
よう内管(2)の開口部(2b)に合致する卵巣取り入
れ用の開口部(1B)が形成されるとともに上記内管(
2)の卵巣収納部(2B)の外壁面(2c)に摺接する
太さからなる外管の内壁面(1C)と、その後方の壁部
に突出形成された本器具の把持部(1D)とを具備し、 上記卵巣押し込み杆(3)が、先端に上記卵巣収納部(
2B)内を往復動するピストン部(3A)と、その後方
に連設され上記内管(2)の延設杆部分(2C)内で往
復動じてこの器具の後方端部位より上記ピストン部(3
A)を往復動させる連結ロッド部(3B)を具備すると
ともに、 上記切除部(5)が、上記外管(1)と内管(2)の両
開口部(1B) 、 (2b)の縁部(1B’)、 (
2b’)で形成されていることを特徴とする哺乳動物の
卵巣摘出器具にある。
(実施例)
以下に、本発明の哺乳動物の卵巣摘出方法、及び卵巣摘
出器具の実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
出器具の実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず、本発明の卵巣摘出方法に使用される卵巣摘出器具
の構成について説明し、つぎにその器具の作動(作用)
を哺乳動物の卵巣摘出方法の実施例とともに説明する。
の構成について説明し、つぎにその器具の作動(作用)
を哺乳動物の卵巣摘出方法の実施例とともに説明する。
第2図は本発明にかかる卵巣摘出器具の全体の外観構成
を示す斜視図、第3図はその内部構造を示す一部断面し
ない部分を含む縦断面図である。
を示す斜視図、第3図はその内部構造を示す一部断面し
ない部分を含む縦断面図である。
本実施例にかかる卵巣摘出器具(A)は、第2図、第3
図に図示するように、最外殻に、先端部に拡径部を有す
る筒状体の外管(1)と、該外管(1)に往復および回
動自在に内装され先端部に上記外管(1)の拡径部に対
応して形成された拡径部を有する内管(2)と、この内
管(2)内に往復動自在に内装される卵巣押し込み杆(
3)より構成されている。
図に図示するように、最外殻に、先端部に拡径部を有す
る筒状体の外管(1)と、該外管(1)に往復および回
動自在に内装され先端部に上記外管(1)の拡径部に対
応して形成された拡径部を有する内管(2)と、この内
管(2)内に往復動自在に内装される卵巣押し込み杆(
3)より構成されている。
上記内管(2)には、先端に外管(1)先端の穿刺用開
口部(1A)から突出後退可能な尖頭を有する穿刺部(
2A)が形成されるとともに、その後方の筒状の拡径部
には卵巣収納部(2B)が形成されている。この卵巣収
納部(2B)は、筒状の拡径部内の空間に形成される卵
巣収納用スペース(2a)と、その拡径部の周壁に形成
される卵巣取り入れ用の開口部(2b)からなる。上記
卵巣収納部(2B)、即ち、卵巣収納用スペース(2a
)および関口部(2b)は、本実施例では、大型の成牛
の卵巣(正確には卵巣を構成する卵胞)が充分収納でき
る大きさに設定され、上記開口部(2b)は、本実施例
では、卵巣収納部(2B)の後部部位に形成され、開口
部(2b)から取り入れられた卵巣は卵巣収納部(2B
)の前部位置側に後述するピストン部(3A)によって
送り込まれるよう構成されている。
口部(1A)から突出後退可能な尖頭を有する穿刺部(
2A)が形成されるとともに、その後方の筒状の拡径部
には卵巣収納部(2B)が形成されている。この卵巣収
納部(2B)は、筒状の拡径部内の空間に形成される卵
巣収納用スペース(2a)と、その拡径部の周壁に形成
される卵巣取り入れ用の開口部(2b)からなる。上記
卵巣収納部(2B)、即ち、卵巣収納用スペース(2a
)および関口部(2b)は、本実施例では、大型の成牛
の卵巣(正確には卵巣を構成する卵胞)が充分収納でき
る大きさに設定され、上記開口部(2b)は、本実施例
では、卵巣収納部(2B)の後部部位に形成され、開口
部(2b)から取り入れられた卵巣は卵巣収納部(2B
)の前部位置側に後述するピストン部(3A)によって
送り込まれるよう構成されている。
さらに、上記卵巣収納部(2B)の後方には、先端が上
記卵巣収納用スペース(2a)に連通し後端がこの器具
の後端まで延びているところの空間を内部に有する延設
杆部分(2C)が形成され、且つこの延設杆部分(2C
)の後端外周にはこの内管(2)を外管(1)に対して
往復動あるいは回動させるための操作用ハンドル(2D
)が形成されている。
記卵巣収納用スペース(2a)に連通し後端がこの器具
の後端まで延びているところの空間を内部に有する延設
杆部分(2C)が形成され、且つこの延設杆部分(2C
)の後端外周にはこの内管(2)を外管(1)に対して
往復動あるいは回動させるための操作用ハンドル(2D
)が形成されている。
また、上記外管(1)には、先端面に上記内管(2)先
端の穿刺部(2A)が突出するための穿刺用開口部(1
A)が形成され、またその後方の筒状体の拡径部には、
卵巣取り入れ用の開口部(1B)が形成されている。こ
の開口部(1B)は、上記内管(2)の穿刺部(2A)
がこの外管(1)内に収納された状態において、上記内
管(2)の卵巣収納スペース(2a)がこの器具の外部
と連通ずるよう、上記内管(2)の開口部(2b)と合
致する(一致する)位置に同じ大きさに形成されている
。
端の穿刺部(2A)が突出するための穿刺用開口部(1
A)が形成され、またその後方の筒状体の拡径部には、
卵巣取り入れ用の開口部(1B)が形成されている。こ
の開口部(1B)は、上記内管(2)の穿刺部(2A)
がこの外管(1)内に収納された状態において、上記内
管(2)の卵巣収納スペース(2a)がこの器具の外部
と連通ずるよう、上記内管(2)の開口部(2b)と合
致する(一致する)位置に同じ大きさに形成されている
。
また、上記外管(1)と内管(2)の筒状体の拡径部で
は、外管(1)の内壁面(1C)に内管(2)の外壁面
(2c)が摺接(略摺接する状態を含む0本明細書にお
いて同じ)するよう構成されている。
は、外管(1)の内壁面(1C)に内管(2)の外壁面
(2c)が摺接(略摺接する状態を含む0本明細書にお
いて同じ)するよう構成されている。
この構成と上記外管(1)に対して内管(2)が回動す
る構成によって切除部(5)が構成され、この切除部(
5)は、両方の開口部(1B) 、 (2b)が合致し
ている状態から、内管(2)の開口部(2b)が外管(
1)の周壁内に隠れる状態に移行することにより、上記
両方の開口部(1B) 、 (2b)の縁(1B’)、
(2b’)同士が鋏の刃の役目を果たし、切除部(5
)として機能する。
る構成によって切除部(5)が構成され、この切除部(
5)は、両方の開口部(1B) 、 (2b)が合致し
ている状態から、内管(2)の開口部(2b)が外管(
1)の周壁内に隠れる状態に移行することにより、上記
両方の開口部(1B) 、 (2b)の縁(1B’)、
(2b’)同士が鋏の刃の役目を果たし、切除部(5
)として機能する。
また、本実施例にかかる器具(A)では、上記開口部(
1B) 、 (2b)の縁(1B’)、 (2b’)が
平面視において鋸刃状の凹凸が形成され挫−切効果、即
ち切除部(5)として機能する際、出血が最小限に抑え
られるよう構成されている(第2図参照)。
1B) 、 (2b)の縁(1B’)、 (2b’)が
平面視において鋸刃状の凹凸が形成され挫−切効果、即
ち切除部(5)として機能する際、出血が最小限に抑え
られるよう構成されている(第2図参照)。
さらに、外管(1)の後端部の壁面には、本器具の使用
に際し本器具を把持するための把持部(10)が突出形
成されている。
に際し本器具を把持するための把持部(10)が突出形
成されている。
また、上記内管(2)に内装される卵巣押し込み杆(3
)は、その先端にピストン部(3^)が形成され、この
ピストン部(3A)は、上記内管(2)の卵巣収納部(
2B)内、即ち、卵巣収納スペース(2a)内をこの器
具の後端部位からの操作によって往復動するが、この動
作は、ピストン部(3A)の後端が、上記内管(2)の
延設杆部分(2C)内を往復動する連結ロッド部(3B
)に連結されることによってなされている。即ち、この
連結ロンド部(3B)は、長さ的には上記ピストン部(
3A)が上記卵巣収納スペース(2a)内を先端から後
端まで往復動できる長さに構成され、その後端は内管(
2)の後端から突出し、この部分に押圧部(3a)が形
成されている。従って、この押圧部(3a)を押進後退
させることによって、この器具の後方端部位から上記ピ
ストン部(3A)を往復動させることができる。
)は、その先端にピストン部(3^)が形成され、この
ピストン部(3A)は、上記内管(2)の卵巣収納部(
2B)内、即ち、卵巣収納スペース(2a)内をこの器
具の後端部位からの操作によって往復動するが、この動
作は、ピストン部(3A)の後端が、上記内管(2)の
延設杆部分(2C)内を往復動する連結ロッド部(3B
)に連結されることによってなされている。即ち、この
連結ロンド部(3B)は、長さ的には上記ピストン部(
3A)が上記卵巣収納スペース(2a)内を先端から後
端まで往復動できる長さに構成され、その後端は内管(
2)の後端から突出し、この部分に押圧部(3a)が形
成されている。従って、この押圧部(3a)を押進後退
させることによって、この器具の後方端部位から上記ピ
ストン部(3A)を往復動させることができる。
そして、本実施例では、上記外管(1)の内壁に鍔状の
突片(IE)が形成されるとともに、内管(2)の外壁
の後端部に上記突片(IE)と軸方向に対向する段部(
2E)が形成され、この突片(IE)と段部(2E)の
間に圧縮型のスプリング(4A)が介装され、内管(2
)を先端側に押圧しない状態ではこの内管(2)を外管
(1)に対して後退した位置状態、即ち、穿刺部(2A
)が外管(1)先端面から突出しない状態に保持してい
る。同様に、内管(2)の内壁に段部(2F)が形成さ
れるとともに、この段部(2F)に軸方向に対向して卵
巣押し込み杆(3)の後端部に段部(3B)が形成され
、この段^ff//10)μB顛〆90)の間に圧縮型
のスプリング(4B)が介装され、卵巣押し込み杆(3
)を先端側に押圧しない状態では、この卵巣押し込み杆
(3)を内管(2)に対して後退した位置状態、即ち、
ピストン部(3A)が卵巣収納スペース(2a)内の後
端位置に位置する状態に保持している。
突片(IE)が形成されるとともに、内管(2)の外壁
の後端部に上記突片(IE)と軸方向に対向する段部(
2E)が形成され、この突片(IE)と段部(2E)の
間に圧縮型のスプリング(4A)が介装され、内管(2
)を先端側に押圧しない状態ではこの内管(2)を外管
(1)に対して後退した位置状態、即ち、穿刺部(2A
)が外管(1)先端面から突出しない状態に保持してい
る。同様に、内管(2)の内壁に段部(2F)が形成さ
れるとともに、この段部(2F)に軸方向に対向して卵
巣押し込み杆(3)の後端部に段部(3B)が形成され
、この段^ff//10)μB顛〆90)の間に圧縮型
のスプリング(4B)が介装され、卵巣押し込み杆(3
)を先端側に押圧しない状態では、この卵巣押し込み杆
(3)を内管(2)に対して後退した位置状態、即ち、
ピストン部(3A)が卵巣収納スペース(2a)内の後
端位置に位置する状態に保持している。
また、本実施例では、上記ピストン部(3A)が、卵巣
収納スペース(2a)内を往復動する際に該卵巣収納ス
ペース(2a)内の圧力が変化するのを防止するため、
該ピストン部(3A)から連結ロッド部(3B)にかけ
て貫通穴(3C)がこれらの内部に形成されている。
収納スペース(2a)内を往復動する際に該卵巣収納ス
ペース(2a)内の圧力が変化するのを防止するため、
該ピストン部(3A)から連結ロッド部(3B)にかけ
て貫通穴(3C)がこれらの内部に形成されている。
さらに、上記外管(1)、内管(2)、及び卵巣押し込
み杆(3)が、第3図に図示するように、それぞれが分
解可能となるように複数のパイプ状の部品等を嵌合等に
より組立てることにより構成し、この構造より、使用後
、簡単に該器具の消毒、該器具内の汚物の除去ができる
よう配慮している。
み杆(3)が、第3図に図示するように、それぞれが分
解可能となるように複数のパイプ状の部品等を嵌合等に
より組立てることにより構成し、この構造より、使用後
、簡単に該器具の消毒、該器具内の汚物の除去ができる
よう配慮している。
つぎに、上記卵巣摘出器具(A)の使用態様について、
哺乳動物(本実施例では牛)の卵巣摘出方法の一連の処
理手順とともに説明する。
哺乳動物(本実施例では牛)の卵巣摘出方法の一連の処
理手順とともに説明する。
即ち、卵巣摘出は、具体的には、下記の操作手順に従っ
て行われるものである(第1図の使用状態図参照)。
て行われるものである(第1図の使用状態図参照)。
1)まず、対象雌牛の直m (10)内の糞を除去する
。
。
2)つぎに、対象雌牛の外陰部を洗浄・消毒する。
3)上記準備作業が完了すると、第1図に図示するよう
に、片手(一般に利き手)を牛の直腸(10)内に挿入
する。
に、片手(一般に利き手)を牛の直腸(10)内に挿入
する。
4)つぎに、第1図に図示するように、残りの他方の手
(一般に利き手の反対側の手)で上記卵巣摘出器具(A
)の把持部(1D)を把持しつつ、該卵巣摘出器具(A
)を対象雌牛の腟口より腟(11)内に挿入する。
(一般に利き手の反対側の手)で上記卵巣摘出器具(A
)の把持部(1D)を把持しつつ、該卵巣摘出器具(A
)を対象雌牛の腟口より腟(11)内に挿入する。
5)直腸内に入れた手で腸壁を介して腟内に挿入した卵
巣摘出器具(A)を誘導する。
巣摘出器具(A)を誘導する。
6)そして、この器具(A)の先端が外子宮口周辺部に
位置したら、この器具(A)の内管(2)の操作用ハン
ドル(2D)をスプリング(4A)に抗して把持部(1
D)側(本器具(A)の先端側)に押して、外管(1)
の穿刺用開口部(1A)から内管(2)の先端穿刺部(
2A)を穿刺しようとする腟壁に向かって突出させる。
位置したら、この器具(A)の内管(2)の操作用ハン
ドル(2D)をスプリング(4A)に抗して把持部(1
D)側(本器具(A)の先端側)に押して、外管(1)
の穿刺用開口部(1A)から内管(2)の先端穿刺部(
2A)を穿刺しようとする腟壁に向かって突出させる。
7)この穿刺部(2A)の突出により、対象雌牛の外子
宮口周辺部の腟壁を穿刺し、該卵巣摘出器具(A)の先
端部、即ち穿刺部(2A)及び卵巣収納部(2B)を腹
腔内に挿入する。
宮口周辺部の腟壁を穿刺し、該卵巣摘出器具(A)の先
端部、即ち穿刺部(2A)及び卵巣収納部(2B)を腹
腔内に挿入する。
向、上記スプリング(4A)の弾性力により穿刺部(2
A)は、元の状態に戻る。
A)は、元の状態に戻る。
8)この状態において、直腸内に入れた手で腸壁を介し
てつかんだ卵巣(12)を卵巣摘出器具の卵巣収納部(
2B)内(卵巣収納スペース(2a) )に誘導する。
てつかんだ卵巣(12)を卵巣摘出器具の卵巣収納部(
2B)内(卵巣収納スペース(2a) )に誘導する。
9)上記卵巣が、卵巣収納部(2B)の卵巣収納スペー
ス(2a)内に完全に納まったら、内管(2)の操作用
ハンドル(2D)を時計方向あるいは半時針方向に回転
させて、上記両方の開口部(1B) 、 (2b)を閉
じ、その縁(1B’)、(2b’)で切除部(5)を形
成することによって、卵巣を子宮(13)につなぐ卵巣
外組織を切断し、その卵巣のみを卵巣収納部(2D)内
に収納する。
ス(2a)内に完全に納まったら、内管(2)の操作用
ハンドル(2D)を時計方向あるいは半時針方向に回転
させて、上記両方の開口部(1B) 、 (2b)を閉
じ、その縁(1B’)、(2b’)で切除部(5)を形
成することによって、卵巣を子宮(13)につなぐ卵巣
外組織を切断し、その卵巣のみを卵巣収納部(2D)内
に収納する。
10)つぎに、卵巣押し込み杆(3)の押圧部(3a)
をスプリング(4B)に抗して器具(A)の先端側に押
圧し、連結ロンド(3B)を介してその先端側のピスト
ン部(3A)で、卵巣収納部(2D)内において上記卵
巣をその前方側に押し込む。
をスプリング(4B)に抗して器具(A)の先端側に押
圧し、連結ロンド(3B)を介してその先端側のピスト
ン部(3A)で、卵巣収納部(2D)内において上記卵
巣をその前方側に押し込む。
即ち、卵巣収納部(2D)の開口部(1B) 、 (2
b)真下を空の状態にし、もう一つの卵巣を収納するス
ペースをつくる。
b)真下を空の状態にし、もう一つの卵巣を収納するス
ペースをつくる。
尚、上記スプリング(4B)の弾性力によりピストン部
(2A)は、元の状態に戻る。
(2A)は、元の状態に戻る。
11)そして、上記8)・9)と同様の操作手順を繰り
返して、他の一方の卵巣を切除・収納する。
返して、他の一方の卵巣を切除・収納する。
12)卵巣(12)を全て切除したら、本罪業摘出器具
(A)を腟より引き出す。この際、卵巣摘出器具(A)
の挿入により生じた腟壁の傷口は自然治癒する程度の小
さなものであるので、特別な処置を施す必要はない。ま
た、上述のように、外管(1)と内管(2)の開口部(
1B) 、 (2b)の縁(1B’)、 (2b′)で
形成されるあまり鋭利でない切除部(5)で切除すると
、鋭利な刃物で切った場合に比べて、切口からの出血は
少なくて済み、また牛の無用な疲労を避けることができ
る。
(A)を腟より引き出す。この際、卵巣摘出器具(A)
の挿入により生じた腟壁の傷口は自然治癒する程度の小
さなものであるので、特別な処置を施す必要はない。ま
た、上述のように、外管(1)と内管(2)の開口部(
1B) 、 (2b)の縁(1B’)、 (2b′)で
形成されるあまり鋭利でない切除部(5)で切除すると
、鋭利な刃物で切った場合に比べて、切口からの出血は
少なくて済み、また牛の無用な疲労を避けることができ
る。
このため、以下の事例に示すように、本発明にかかる器
具と方法によって卵巣を切除した牛は、その後の発育等
に何ら支障を受けることはない。
具と方法によって卵巣を切除した牛は、その後の発育等
に何ら支障を受けることはない。
(事例)
以下に、上述の卵巣摘出器具を用いた卵巣摘出方法によ
って、卵巣を摘出した牛の肥育過程に与える影響を、卵
巣摘出した牛と摘出しなかった牛とを用いて、肥育状況
をパラメータにとって調べた結果について考察する。
って、卵巣を摘出した牛の肥育過程に与える影響を、卵
巣摘出した牛と摘出しなかった牛とを用いて、肥育状況
をパラメータにとって調べた結果について考察する。
即ち、本発明にかかる器具と方法を用いて卵巣を摘出し
た未経産ホルスタイン牛(試験区)と卵巣未摘出の未経
産ホルスタイン牛(対照区)による肥育効果比較試験を
行ったところ、以下の比較結果に示すように、両者の発
育状況には殆ど差異が認められなかった。
た未経産ホルスタイン牛(試験区)と卵巣未摘出の未経
産ホルスタイン牛(対照区)による肥育効果比較試験を
行ったところ、以下の比較結果に示すように、両者の発
育状況には殆ど差異が認められなかった。
尚、試験区に用いる供試中については、卵巣摘出を容易
にするため小型の牛を選定した。
にするため小型の牛を選定した。
事Fヨ」−
供試牛:6ケ月齢ホルスタイン牛13頭卵巣摘出牛(試
験区)6頭 卵巣摘出器具 飼育日数:406日 飼育方法:不断給餌(稲ワラ+配合飼料)、舎飼。
験区)6頭 卵巣摘出器具 飼育日数:406日 飼育方法:不断給餌(稲ワラ+配合飼料)、舎飼。
肥育結果:下記第1表の通り。
[
供試牛=6〜7ケ月齢ホルスタイン生23頭卵巣摘出牛
(試験区)11頭 卵巣摘出器具 飼育日数:461日 飼育方法:事例1に同じ。
(試験区)11頭 卵巣摘出器具 飼育日数:461日 飼育方法:事例1に同じ。
肥育結果:下記第2表の通り。
試験結果:
上記事例1及び2の肥育結果から、いずれの試験におい
ても試験区の供試中の肥育効果が、対照区のそれを上回
っていることが明らかとなり、卵巣摘出による牛の肥育
効果に与える影響は認められなかった。
ても試験区の供試中の肥育効果が、対照区のそれを上回
っていることが明らかとなり、卵巣摘出による牛の肥育
効果に与える影響は認められなかった。
さらに、いずれの試験においても試験区の供試中には発
情の招来がなく、その飼養管理は非常に容易であった。
情の招来がなく、その飼養管理は非常に容易であった。
(効果)
本発明の卵巣摘出方法、及び卵巣摘出器具は、生体の成
長(発育)に何らの支障も与えることなく、 1)牛体からの卵巣の摘出が、生体に対して多大の身体
的・精神的負担を与える開腹手術無しに、簡便・迅速に
、かつ生体の損傷を最少銀にとどめて行え、 2)血統の明確な飼育中の牛を検疫することにより、伝
染病にかかっていない牛を予め選定してから、卵巣を取
り出すことにより、確実に血統的に優秀で、病気に冒さ
れていない子孫を残すことができ、 3)検疫済の牛から採取した卵巣は、特定病フリーであ
ることが確約されているので、体外受精用に譲渡するこ
とも何ら問題は無く、4)また、卵巣を摘出された牛は
適度に肥育させた後に層殺し、食肉(商品)として消費
者に流通できるなど、商品価値をも有しており、5)さ
らに、生体中から安全裏に卵巣を摘出することを可能に
することで牛の発情を抑え、結果として人的負担が軽減
された多頭化飼育を実現し、飼育効率を顕著に向上させ
、6)上記1)〜5)の本発明による効果から、所期の
目的であった肉牛生産費の低減化(コスト・ダウン)、
及び畜産(生産)業者、消費者双方に対する経済的効果
をも充分期待できる、 等の作用・効果を奏するものである。
長(発育)に何らの支障も与えることなく、 1)牛体からの卵巣の摘出が、生体に対して多大の身体
的・精神的負担を与える開腹手術無しに、簡便・迅速に
、かつ生体の損傷を最少銀にとどめて行え、 2)血統の明確な飼育中の牛を検疫することにより、伝
染病にかかっていない牛を予め選定してから、卵巣を取
り出すことにより、確実に血統的に優秀で、病気に冒さ
れていない子孫を残すことができ、 3)検疫済の牛から採取した卵巣は、特定病フリーであ
ることが確約されているので、体外受精用に譲渡するこ
とも何ら問題は無く、4)また、卵巣を摘出された牛は
適度に肥育させた後に層殺し、食肉(商品)として消費
者に流通できるなど、商品価値をも有しており、5)さ
らに、生体中から安全裏に卵巣を摘出することを可能に
することで牛の発情を抑え、結果として人的負担が軽減
された多頭化飼育を実現し、飼育効率を顕著に向上させ
、6)上記1)〜5)の本発明による効果から、所期の
目的であった肉牛生産費の低減化(コスト・ダウン)、
及び畜産(生産)業者、消費者双方に対する経済的効果
をも充分期待できる、 等の作用・効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の器具の使用状態を示す図、第2図は
本発明にかかる卵巣摘出器具の全体の外観構成を示す斜
視図、 第3図はその内部構造を示す一部断面しない部分を含む
縦断面図である。 (A)・・・卵巣摘出器具、(1)・・・外管、(1A
)・・・穿刺用開口部、(1B)・・・開口部、(1C
)・・・内壁面、(1D)・・・把持部、(1B’)・
・・縁部、(2)・・・内管、(2A)・・・穿刺部、
(2B)・・・卵巣収納部、(2C)・・・延設杆部分
、(2D)・・・操作用ハンドル、(2a)・・・卵巣
収納用スペース、(2b)・・・開口部、(2c)・・
・外壁面、(2b’)・・・縁部、(3)・・・卵巣押
し込み杆、(3A)・・・ピストン部、(3B)・・・
連結ロンド部、 (5)・・・切除部、 (10)・・・直腸、(11)・・・腟、(12)・・
・卵巣、(13)・・・子宮。 1 0 第1図
本発明にかかる卵巣摘出器具の全体の外観構成を示す斜
視図、 第3図はその内部構造を示す一部断面しない部分を含む
縦断面図である。 (A)・・・卵巣摘出器具、(1)・・・外管、(1A
)・・・穿刺用開口部、(1B)・・・開口部、(1C
)・・・内壁面、(1D)・・・把持部、(1B’)・
・・縁部、(2)・・・内管、(2A)・・・穿刺部、
(2B)・・・卵巣収納部、(2C)・・・延設杆部分
、(2D)・・・操作用ハンドル、(2a)・・・卵巣
収納用スペース、(2b)・・・開口部、(2c)・・
・外壁面、(2b’)・・・縁部、(3)・・・卵巣押
し込み杆、(3A)・・・ピストン部、(3B)・・・
連結ロンド部、 (5)・・・切除部、 (10)・・・直腸、(11)・・・腟、(12)・・
・卵巣、(13)・・・子宮。 1 0 第1図
Claims (2)
- (1)、片手を哺乳動物の直腸(10)内に挿入し、他
方の手で卵巣摘出器具(A)を腟(11)内に挿入し、 卵巣摘出器具(A)の穿刺部(2A)を突出させて外子
宮口周辺部の腟壁を穿刺し、卵巣摘出器具(A)を腹腔
内に挿入し、 直腸内に入れた手で腸壁を介してつかんだ卵巣(12)
の一つを卵巣摘出器具の卵巣収納部(2B)に誘導し、 切除部(5)により上記卵巣収納部(2B)に収納した
卵巣を子宮(13)と連結しているところの卵巣外組織
を切断、又は挫切し、 切除された卵巣のみを卵巣摘出器具(A)の卵巣収納部
(2B)に収納する、 ことを特徴とする哺乳動物の一対の卵巣の摘出方法。 - (2)、腟口より腟内に挿入し、腟壁を穿刺部(2A)
で穿刺して卵巣収納部(2B)を卵巣位置に位置せしめ
、卵巣を該卵巣収納部(2B)に収納するとともに切除
部(5)で卵巣外組織を切断する卵巣摘出器具であって
、 該卵巣摘出器具が、最外殻をなす外管(1)と、その内
部に往復および回動自在に収納される内管(2)と、こ
の内管内に往復動自在に収納される卵巣押し込み杆(3
)とを有し、 上記内管(2)が、先端に外管(1)先端の穿刺用開口
部(1A)から突出後退する尖頭状の穿刺部(2A)と
、その後方の内管(2)内の空間に形成され卵巣収納用
スペース(2a)とその周壁に卵巣取り入れ用の開口部
(2b)を有する卵巣収納部(2B)と、先端が上記卵
巣収納部(2B)に連通し後端がこの器具の後端まで延
び内部に空間を有する延設杆部分(2C)と、この延設
杆部分(2C)の後端に形成された内管操作用ハンドル
(2D)とを具備し、上記外管(1)が、先端面に上記
穿刺部(2A)が突出するための穿刺用開口部(1A)
と、その後方に、上記内管(2)の穿刺部(2A)が外
管(1)内に収納された状態において上記内管(2)の
卵巣収納スペース(2a)がこの器具の外部と連通する
よう内管(2)の開口部(2b)に合致する卵巣取り入
れ用の開口部(1B)が形成されるとともに上記内管(
2)の卵巣収納部(2B)の外壁面(2c)に摺接する
太さからなる外管の内壁面(1C)と、その後方の壁部
に突出形成された本器具の把持部(1D)とを具備し、 上記卵巣押し込み杆(3)が、先端に上記卵巣収納部(
2B)内を往復動するピストン部(3A)と、その後方
に連設され上記内管(2)の延設杆部分(2C)内で往
復動してこの器具の後方端部位より上記ピストン部(3
A)を往復動させる連結ロッド部(3B)を具備すると
ともに、 上記切除部(5)が、上記外管(1)と内管(2)の両
開口部(1B)、(2b)の縁部(1B’)、(2b’
)で形成されている、 ことを特徴とする哺乳動物の卵巣摘出器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4691890A JPH03247331A (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 哺乳動物の卵巣摘出方法及び卵巣摘出器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4691890A JPH03247331A (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 哺乳動物の卵巣摘出方法及び卵巣摘出器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03247331A true JPH03247331A (ja) | 1991-11-05 |
Family
ID=12760719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4691890A Pending JPH03247331A (ja) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | 哺乳動物の卵巣摘出方法及び卵巣摘出器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03247331A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0880310A (ja) * | 1994-09-13 | 1996-03-26 | Nisshin Flour Milling Co Ltd | 哺乳動物の卵巣摘出器具 |
| JPH105256A (ja) * | 1996-06-18 | 1998-01-13 | Nisshin Flour Milling Co Ltd | 哺乳動物の卵巣摘出器具 |
-
1990
- 1990-02-26 JP JP4691890A patent/JPH03247331A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0880310A (ja) * | 1994-09-13 | 1996-03-26 | Nisshin Flour Milling Co Ltd | 哺乳動物の卵巣摘出器具 |
| JPH105256A (ja) * | 1996-06-18 | 1998-01-13 | Nisshin Flour Milling Co Ltd | 哺乳動物の卵巣摘出器具 |
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