JPH03248799A - 製鋼用ロール - Google Patents
製鋼用ロールInfo
- Publication number
- JPH03248799A JPH03248799A JP4830390A JP4830390A JPH03248799A JP H03248799 A JPH03248799 A JP H03248799A JP 4830390 A JP4830390 A JP 4830390A JP 4830390 A JP4830390 A JP 4830390A JP H03248799 A JPH03248799 A JP H03248799A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- weight
- coating layer
- steelmaking
- hardness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、熱間圧延用ロール、搬送用ロール等の製鋼用
ロールに間する。詳細には、高温下ここざらされても硬
度が低下しない、高温耐摩耗性の被覆層が形成されてい
る製鋼用ロールに間する。
ロールに間する。詳細には、高温下ここざらされても硬
度が低下しない、高温耐摩耗性の被覆層が形成されてい
る製鋼用ロールに間する。
(従来の技術)
製鋼用ロールとしては、十分な硬度と耐摩耗性が要求さ
れる。特に、熱間圧延加工に供されるロールにあっては
、高い熱と圧力とが加わるため、より高い硬度と耐摩耗
性とが要求される。
れる。特に、熱間圧延加工に供されるロールにあっては
、高い熱と圧力とが加わるため、より高い硬度と耐摩耗
性とが要求される。
従来の製鋼用ロールとしては、特閘昭63−19909
2号公報に記載されたものがある。
2号公報に記載されたものがある。
この製鋼用ロールは、靭性を有する鋼材りこよるロール
芯部の外周に、プラズマ粉体溶接によって肉盛層が形成
され、この肉盛層はその組成が重量%て、 C: 1.5〜2.5 %、Si:0.1〜1.5
%、M n : 0.1〜1.0 %、N i
: 0.1〜1.5 %、Cr : 1.0〜5.0
%、M o : 1.0〜5.0 %、Co:
5.0−15.0%、W : 5.0〜15.0%、
V:6.O〜15.0%、 及び残部実質的にFeからなることを特徴とするもので
ある。
芯部の外周に、プラズマ粉体溶接によって肉盛層が形成
され、この肉盛層はその組成が重量%て、 C: 1.5〜2.5 %、Si:0.1〜1.5
%、M n : 0.1〜1.0 %、N i
: 0.1〜1.5 %、Cr : 1.0〜5.0
%、M o : 1.0〜5.0 %、Co:
5.0−15.0%、W : 5.0〜15.0%、
V:6.O〜15.0%、 及び残部実質的にFeからなることを特徴とするもので
ある。
(発明が解決しようとする課題)
製鋼用ロールの硬度及び耐摩耗性は、ロール外層におけ
るC含有量に依存している。
るC含有量に依存している。
ところが、上記製鋼用ロールにあっては、そのC含有量
カ月、5〜2.5重量%であり、硬度及び耐摩耗性とい
う点では不十分なものであった。このため、長期に渡っ
て使用するにつれてロール表面が摩耗し、逐次ロールの
取り替えを必要としていた。
カ月、5〜2.5重量%であり、硬度及び耐摩耗性とい
う点では不十分なものであった。このため、長期に渡っ
て使用するにつれてロール表面が摩耗し、逐次ロールの
取り替えを必要としていた。
該製鋼用ロールの被覆層の硬度及び耐摩耗性は、C含有
量を増やすことによって向上させることができるのであ
るが、この場合、高温で焼き戻したとき、生成炭化物が
粗大化して、ロール外層における炭素を含むセメンタイ
ト組織の体積分布が小さくなり、この結果、外層の硬度
及び耐摩耗性が著しく低下するという事態を招いていた
。
量を増やすことによって向上させることができるのであ
るが、この場合、高温で焼き戻したとき、生成炭化物が
粗大化して、ロール外層における炭素を含むセメンタイ
ト組織の体積分布が小さくなり、この結果、外層の硬度
及び耐摩耗性が著しく低下するという事態を招いていた
。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、高温下
にさらされても硬度が低下しない、高温耐摩耗性の被覆
層が形成されている製鋼用ロールを提供することを目的
とするものである。
にさらされても硬度が低下しない、高温耐摩耗性の被覆
層が形成されている製鋼用ロールを提供することを目的
とするものである。
(課題を解決するための手段及び作用)上記目的を達成
するため、本発明にあっては、以下に示す■〜■の組成
の高炭素鉄合金の急冷凝固粉末材料による被覆層が形成
されていることを特徴とする製鋼用ロールをその要旨と
した。
するため、本発明にあっては、以下に示す■〜■の組成
の高炭素鉄合金の急冷凝固粉末材料による被覆層が形成
されていることを特徴とする製鋼用ロールをその要旨と
した。
■:
C:3.5〜6.0重量%、
Mo:
Cr:
F e:
■:
C:
Mo二
Cr二
Co:
F e:
■:
3.0〜10.0重量%、
5.0〜15.0重量%、
残部。
3.5〜6.0重量%、
3.0〜10.0重量%、
5.0〜15.0重量%、
5.0〜15.0重量%及びN i : 5.0〜20
.0重量%のうち少なくとも一方を含み、 残部。
.0重量%のうち少なくとも一方を含み、 残部。
■:
まず、
■若しくは■に対し、V1.0−10.0重量%及びW
1.0〜15 、帽1 %のうち少なくとも一方を含む
、 ■、■若しくは■に対し、S i O,5〜2.0重量
%及びA Q 0.5〜5.0重量%のうち少なくとも
一方を含む。
1.0〜15 、帽1 %のうち少なくとも一方を含む
、 ■、■若しくは■に対し、S i O,5〜2.0重量
%及びA Q 0.5〜5.0重量%のうち少なくとも
一方を含む。
■の高炭素鉄合金の急冷凝固粉末材料について説明する
。
。
Cは、炭化物形成元素であるMo及びCrとの間で炭化
物を形成してロール表面の被覆層の硬度を向上せしめる
元素である。高炭素鉄合金中のC量は、3.5〜6.0
重量%である必要がある。というのは、C量が3.5重
量%未満ては形成される炭化物量が少なくなり、被覆層
の硬度が不足することになる。一方、C量が6.0重量
%を超えると被覆層の靭性が低下するからである。
物を形成してロール表面の被覆層の硬度を向上せしめる
元素である。高炭素鉄合金中のC量は、3.5〜6.0
重量%である必要がある。というのは、C量が3.5重
量%未満ては形成される炭化物量が少なくなり、被覆層
の硬度が不足することになる。一方、C量が6.0重量
%を超えると被覆層の靭性が低下するからである。
Crは、Cとの間で炭化物を形成して、ロールの被覆層
の硬度を向上させる元素である。このCr量は5.0〜
15.0重量%である必要がある。というのは、Cr量
が5.0重量%未満では600℃以上の焼き戻しで炭化
物の粗大化が起こり、被覆層の硬度が低下する。一方、
CrJlカ月5.0重量%を超えても、被覆層の硬度及
び焼き戻し軟化抵抗は変わらない反面、 (F e 、
Cr ) ?C3なる炭化物が生成され脆くなるからで
ある。
の硬度を向上させる元素である。このCr量は5.0〜
15.0重量%である必要がある。というのは、Cr量
が5.0重量%未満では600℃以上の焼き戻しで炭化
物の粗大化が起こり、被覆層の硬度が低下する。一方、
CrJlカ月5.0重量%を超えても、被覆層の硬度及
び焼き戻し軟化抵抗は変わらない反面、 (F e 、
Cr ) ?C3なる炭化物が生成され脆くなるからで
ある。
Moは、Cとの間で炭化物を形成して、ロールの被覆層
の硬度を向上せしむるとともに靭性を向上させ、更には
、600℃以上の焼き戻し時における炭化物の粗大化を
抑制する機能を有する元素である。Moの働きのうち特
に高温での焼き戻し時における炭化物の粗大化を抑制す
る機能を十分に発揮せしめるため、M o Itが3.
0重量%以上である必要がある。一方、Moの添加効果
は、10.0重量%で飽和化し、それ以上の量を添加し
ても上記機能の向上はなく、又、コストの面から100
0重量%が上限である。
の硬度を向上せしむるとともに靭性を向上させ、更には
、600℃以上の焼き戻し時における炭化物の粗大化を
抑制する機能を有する元素である。Moの働きのうち特
に高温での焼き戻し時における炭化物の粗大化を抑制す
る機能を十分に発揮せしめるため、M o Itが3.
0重量%以上である必要がある。一方、Moの添加効果
は、10.0重量%で飽和化し、それ以上の量を添加し
ても上記機能の向上はなく、又、コストの面から100
0重量%が上限である。
次に、■の組成を有する高炭素鉄合金の急冷凝固粉末材
料について説明する。
料について説明する。
■の粉末材料は、■の粉末材料に、更にCO及び又はN
iを含有せしめたものである。
iを含有せしめたものである。
Coは、ロールの被覆層の硬度及び焼き戻し軟化抵抗に
対しては殆ど影響はなく、被覆層の靭性を向上させる元
素である。CO添加量は5.0重量%未満ては被覆層の
靭性を向上させる機能は不十分である。一方、CO添加
量カ月5.0重量%を超えると、800℃以上で焼き戻
したとき、炭化物の分解を促進し、結果的に被覆層の硬
度を低下させるので15.0重量%が上限となる。
対しては殆ど影響はなく、被覆層の靭性を向上させる元
素である。CO添加量は5.0重量%未満ては被覆層の
靭性を向上させる機能は不十分である。一方、CO添加
量カ月5.0重量%を超えると、800℃以上で焼き戻
したとき、炭化物の分解を促進し、結果的に被覆層の硬
度を低下させるので15.0重量%が上限となる。
N1は、耐食性、特に酸乞こ対する耐食性を向上させる
元素である。その添加量は5.0重量%未満ては上記性
能が発現されず、20.0重量%を超えると、被覆層の
硬度の低下と共に焼き戻し軟化抵抗をも低下するので、
Ni量は5.0〜20.0重量%の範囲となる。
元素である。その添加量は5.0重量%未満ては上記性
能が発現されず、20.0重量%を超えると、被覆層の
硬度の低下と共に焼き戻し軟化抵抗をも低下するので、
Ni量は5.0〜20.0重量%の範囲となる。
尚、CoとN1とをともに添加する場合、これらを併せ
た添加量が25.0重量%以下であることが好ましい。
た添加量が25.0重量%以下であることが好ましい。
次に、■の組成を有する高炭素鉄合金の急冷凝固粉末材
料について説明する。
料について説明する。
■の粉末材料は、■若しくは■の粉末材料に、更にV及
び又はWを含有せしめたものである。
び又はWを含有せしめたものである。
■及びWは、共に強い炭化物形成元素であり、被覆層の
硬度を向上させる効果があり、特にCo、Ni存在下で
は、高温での焼き戻し時における黒鉛化防止に有効であ
る。このV及びWの添加効果は、いずれも1.0重量%
未満では顕著なものではない。逆に、V量は1000重
量%、W量は15.0重量%を超えると、ロールの被覆
層の靭性が低下するため、各々1000重量%、15.
0重量%が上限となる。
硬度を向上させる効果があり、特にCo、Ni存在下で
は、高温での焼き戻し時における黒鉛化防止に有効であ
る。このV及びWの添加効果は、いずれも1.0重量%
未満では顕著なものではない。逆に、V量は1000重
量%、W量は15.0重量%を超えると、ロールの被覆
層の靭性が低下するため、各々1000重量%、15.
0重量%が上限となる。
次に、■の組成を有する高炭素鉄合金の急冷凝固粉末材
料について説明する。
料について説明する。
■の組成の粉末材料は、■、■若しくは■の粉末材料に
、更にSi及び又はAQを含有せしめたものである。
、更にSi及び又はAQを含有せしめたものである。
Si及びA2は、ロールが高温大気中に曝された場合に
、5102、Ag2O3なる緻密な酸化被膜を形成して
、より以上の高温酸化を防止することから、耐熱性及び
耐久性を高める一方、Siは強い、AQは弱くはあるが
、いずれも黒鉛化促進傾向を持つために、あまり多量に
入れると、被覆層の硬度を低下させることになる。この
ため、Slにあっては、0.5〜2.0重量%、A2ζ
こあっては、0.5〜5.0重量%の範囲で添加するの
が好ましい。
、5102、Ag2O3なる緻密な酸化被膜を形成して
、より以上の高温酸化を防止することから、耐熱性及び
耐久性を高める一方、Siは強い、AQは弱くはあるが
、いずれも黒鉛化促進傾向を持つために、あまり多量に
入れると、被覆層の硬度を低下させることになる。この
ため、Slにあっては、0.5〜2.0重量%、A2ζ
こあっては、0.5〜5.0重量%の範囲で添加するの
が好ましい。
本発明の高炭素鉄合金の急冷凝固粉末材料は、ガスアト
マイズ法等の急冷凝固粉末生成法によって生成され、そ
の粒径は10〜200μmである。また、急冷凝固した
ままの組織は、平衡固溶限以上の固溶原子を含む過飽和
固溶体と、均一に分散した微細な炭化物とからなってお
り、これを800℃以上の高温で焼き戻した場合でも、
炭化物の大きさに余り大きな変化がみられず、高い硬度
と耐摩耗性を保持しているものと考えられる。
マイズ法等の急冷凝固粉末生成法によって生成され、そ
の粒径は10〜200μmである。また、急冷凝固した
ままの組織は、平衡固溶限以上の固溶原子を含む過飽和
固溶体と、均一に分散した微細な炭化物とからなってお
り、これを800℃以上の高温で焼き戻した場合でも、
炭化物の大きさに余り大きな変化がみられず、高い硬度
と耐摩耗性を保持しているものと考えられる。
この粉末材料を用い、肉盛溶接法、熱間静水り成形法(
)IIP法)、溶射法なとの従来より知られた被覆層を
形成する方法によって、ロール表面に被覆層が形成され
ているのである。
)IIP法)、溶射法なとの従来より知られた被覆層を
形成する方法によって、ロール表面に被覆層が形成され
ているのである。
′LILfIJ1
試料N。
組成
(重量%)
ガスアトマイズ法によって上記試料No1〜6に示す組
成の急冷凝固粉末材料を生成し、この粉末材料を用い、
熱間搬送用ロールの表面に、135A、34V、送り速
度70mm#n in、粉末送り量的123/minな
る条件でプラズマ粉体肉盛溶接をした。ロール表面の溶
接部の硬度と、それを1000℃までの各温度で5時間
焼き戻した後の硬度の変化を第1図に示す。
成の急冷凝固粉末材料を生成し、この粉末材料を用い、
熱間搬送用ロールの表面に、135A、34V、送り速
度70mm#n in、粉末送り量的123/minな
る条件でプラズマ粉体肉盛溶接をした。ロール表面の溶
接部の硬度と、それを1000℃までの各温度で5時間
焼き戻した後の硬度の変化を第1図に示す。
又、試料Nolを600℃×1時閏の加熱処理したもの
の組織を第2図に、試料Nolを800℃×1時間の加
熱処理したものの組織を第3図にそれぞれ顕微鏡組織写
真で示す。これら第2図及び第3図の倍率は共に100
倍である。この顕微鏡組織写真から600℃×1時間の
加熱処理したものは、初晶炭化物とレデブライト共晶か
らなっており、共晶組織が非常に微細であり、炭化物が
均一微細に分散されていることが判る。また、800℃
×1時閏の加熱処理をしたものの組織においても殆ど変
化がないことが判る。
の組織を第2図に、試料Nolを800℃×1時間の加
熱処理したものの組織を第3図にそれぞれ顕微鏡組織写
真で示す。これら第2図及び第3図の倍率は共に100
倍である。この顕微鏡組織写真から600℃×1時間の
加熱処理したものは、初晶炭化物とレデブライト共晶か
らなっており、共晶組織が非常に微細であり、炭化物が
均一微細に分散されていることが判る。また、800℃
×1時閏の加熱処理をしたものの組織においても殆ど変
化がないことが判る。
寛厳■ユ
試料N o ? [C:5−0.Cr:10−0.Mo
:5.0.Si:1.0.Afl:]、0.Fe:残部
(重量%)]の組成の粉末材料を用い、直径300mm
、 長さ900mmの胴部を有する熱間金属材運搬用
ロールの表面に、実施例1と同様の条件のプラズマ粉体
肉盛溶接で層厚5m+nとなる様に溶着し、従来のこの
種のロールである高C「鋼製ロールと共に、同条件下で
6力月閏の実機テストを行った。
:5.0.Si:1.0.Afl:]、0.Fe:残部
(重量%)]の組成の粉末材料を用い、直径300mm
、 長さ900mmの胴部を有する熱間金属材運搬用
ロールの表面に、実施例1と同様の条件のプラズマ粉体
肉盛溶接で層厚5m+nとなる様に溶着し、従来のこの
種のロールである高C「鋼製ロールと共に、同条件下で
6力月閏の実機テストを行った。
この結果を第1表に示す。
試料No7を用いた溶接部の高温時での6力月間使用し
た後のロールの写真を第4図に示す。
た後のロールの写真を第4図に示す。
支鞭土ユ
ガスアトマイズ法によって実施例2で使用した試料No
7の組成の急冷凝固粉末材料を生成し、この粉末材料を
用い、試験片(50■X10t)の表面に、プラズマ粉
体肉盛溶接及びプラズマ溶射によってそれぞれ被覆層を
形成する。そして、これらの試験片を、第5図に示すよ
うに、545Cよりなる相手片(190■X10t)に
摺合わせ状態に設け、試験片を550℃の温度とし、3
0kgの荷重をかけつつ300rpmの速度で回転させ
る。一方、相手片にあっても900℃の温度とし、30
kgの荷重をかけつつ1100rpの速度で回転させ、
各試験片の被覆層の摩耗量(mg)を測定した。
7の組成の急冷凝固粉末材料を生成し、この粉末材料を
用い、試験片(50■X10t)の表面に、プラズマ粉
体肉盛溶接及びプラズマ溶射によってそれぞれ被覆層を
形成する。そして、これらの試験片を、第5図に示すよ
うに、545Cよりなる相手片(190■X10t)に
摺合わせ状態に設け、試験片を550℃の温度とし、3
0kgの荷重をかけつつ300rpmの速度で回転させ
る。一方、相手片にあっても900℃の温度とし、30
kgの荷重をかけつつ1100rpの速度で回転させ、
各試験片の被覆層の摩耗量(mg)を測定した。
又、上記試験片の他に、ステライ) No6を用い、試
験片の表面にプラズマ粉体肉盛溶接によって被覆層を形
成したものや、チッ化鋼(SACM645)を用いたも
ので、同様に試験を行った。
験片の表面にプラズマ粉体肉盛溶接によって被覆層を形
成したものや、チッ化鋼(SACM645)を用いたも
ので、同様に試験を行った。
この結果を第6図に示す。第6図から試料No7の組成
の粉末材料を用いたものは、高温での焼き戻しても軟化
しないことが判る。これは炭素含有量が高いため、また
、Cr及びMoの添加により、炭化物及びレデブライト
共晶が成長しないためと考えられる。
の粉末材料を用いたものは、高温での焼き戻しても軟化
しないことが判る。これは炭素含有量が高いため、また
、Cr及びMoの添加により、炭化物及びレデブライト
共晶が成長しないためと考えられる。
(発明の効果)
以上述べた如く、請求項1記載の発明の製鋼用ロールに
よれば、被覆されたままのロールの被覆層の硬度は、S
KD、 SKSあるいは高速度鋼を用いた被膜のそれ
と略同じであり、その後の高温焼き戻しでは、上記従来
品が急速にその硬度を低下させるのに対し、本発明のロ
ールの被覆層は高温焼き戻し処理を施しても硬度の低下
は殆どみられ無い。
よれば、被覆されたままのロールの被覆層の硬度は、S
KD、 SKSあるいは高速度鋼を用いた被膜のそれ
と略同じであり、その後の高温焼き戻しでは、上記従来
品が急速にその硬度を低下させるのに対し、本発明のロ
ールの被覆層は高温焼き戻し処理を施しても硬度の低下
は殆どみられ無い。
又、従来の製鋼用ロールに比へ、ロール表面の摩耗をよ
り低く抑えることができ、ロールの取り替え頻度を少な
くすることができる。
り低く抑えることができ、ロールの取り替え頻度を少な
くすることができる。
請求項2記載の製鋼用ロールによれば、ロール表面の被
覆層の靭性及び又は耐食性を更に向上せしめることがで
きる。
覆層の靭性及び又は耐食性を更に向上せしめることがで
きる。
請求項3記載の製鋼用ロールによれば、ロール表面の被
覆層の硬度をより向上させることができ、特にCo、N
】存在下ては、高温での焼き戻し時における黒鉛化を防
止することができる。
覆層の硬度をより向上させることができ、特にCo、N
】存在下ては、高温での焼き戻し時における黒鉛化を防
止することができる。
請求項4記載の製鋼用ロールによれば、該製鋼用ロール
が高温大気中にさらされた場合でも、SiO2、A11
203なる緻密な酸化被膜を形成して、ロール表面の被
覆層の高温酸化を防止し、耐酸化性及び耐久性を高める
ことができる。
が高温大気中にさらされた場合でも、SiO2、A11
203なる緻密な酸化被膜を形成して、ロール表面の被
覆層の高温酸化を防止し、耐酸化性及び耐久性を高める
ことができる。
第1図は実施例1の焼き戻し温度の変化に伴う硬度の変
化を示すグラフ、第2図は試料Nolを600℃×1時
間の加熱処理したものの顕微鏡組織写真、第3図は試料
Nolを800℃×1時閏の加熱処理したものの顕微鏡
組織写真、第4図は実施例2の試料No7を用いた溶接
部の高温時での6力月間使用後のロールの拡大写真、第
5図は実施例3の試験装置を示した模式図、第6図は実
施例3における試験片の摩耗量(m8)と回転数との関
係を示したグラフである。 第1図 、No、6 第2図 第ご(1〈 XりQノゼt 第 5 図 第6図 回R数(町
化を示すグラフ、第2図は試料Nolを600℃×1時
間の加熱処理したものの顕微鏡組織写真、第3図は試料
Nolを800℃×1時閏の加熱処理したものの顕微鏡
組織写真、第4図は実施例2の試料No7を用いた溶接
部の高温時での6力月間使用後のロールの拡大写真、第
5図は実施例3の試験装置を示した模式図、第6図は実
施例3における試験片の摩耗量(m8)と回転数との関
係を示したグラフである。 第1図 、No、6 第2図 第ご(1〈 XりQノゼt 第 5 図 第6図 回R数(町
Claims (4)
- (1)Fe以外に3.5〜6.0重量%のCを含み、更
に、炭化物形成元素であるMoとCrとが含まれており
、その含有量がMo3.0〜10.0重量%、Cr5.
0〜15.0重量%である高炭素鉄合金の急冷凝固粉末
材料による被覆層が形成されていることを特徴とする製
鋼用ロール。 - (2)前記高炭素鉄合金に、Co5.0〜15.0重量
%及びNi5.0〜20.0重量%のうち少なくとも一
方が含まれていることを特徴とする請求項1記載の製鋼
用ロール。 - (3)前記高炭素鉄合金に、炭化物形成元素としてV1
.0〜10.0重量%及びW1.0〜15.0重量%の
うち少なくとも一方が含まれていることを特徴とする請
求項1又は2記載の製鋼用ロール。 - (4)前記高炭素鉄合金に、Si0.5〜2.0重量%
及びAl0.5〜5.0重量%のうち少なくとも一方が
含まれていることを特徴とする請求項1、2又は3記載
の製鋼用ロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4830390A JPH03248799A (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 製鋼用ロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4830390A JPH03248799A (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 製鋼用ロール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03248799A true JPH03248799A (ja) | 1991-11-06 |
Family
ID=12799664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4830390A Pending JPH03248799A (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 製鋼用ロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03248799A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018094573A (ja) * | 2016-12-09 | 2018-06-21 | 新日鐵住金株式会社 | 放電処理皮膜の形成方法 |
| CN109371396A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-02-22 | 安徽工业大学 | 一种高碳硬面无裂纹大厚度冷轧辊激光修复方法 |
| JP2019513083A (ja) * | 2016-03-22 | 2019-05-23 | スコペルタ・インコーポレイテッドScoperta, Inc. | 完全可読性溶射コーティング |
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-
1990
- 1990-02-27 JP JP4830390A patent/JPH03248799A/ja active Pending
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