JPH0325371Y2 - - Google Patents
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- JPH0325371Y2 JPH0325371Y2 JP1985031931U JP3193185U JPH0325371Y2 JP H0325371 Y2 JPH0325371 Y2 JP H0325371Y2 JP 1985031931 U JP1985031931 U JP 1985031931U JP 3193185 U JP3193185 U JP 3193185U JP H0325371 Y2 JPH0325371 Y2 JP H0325371Y2
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- Japan
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- end surface
- plunger
- sleeve
- base
- stator
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Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、コイルを励磁することによつてプラ
ンジヤを移動するようにした電磁石に関する。
ンジヤを移動するようにした電磁石に関する。
背景技術
第5図は先行技術の断面図である。コイル1は
ボビン2に巻回されており、強磁性材料から成る
ケース3、ベース4、ステータ5、スリーブ6,
7および第5図の上下方向軸線方向に移動可能な
プランジヤ8が設けられる。ステータ5には非磁
性材料から成るエンドキヤツプ9および緩衝部材
10が設けられる。スリーブ6と7の間には非磁
性材料から成るスリーブ7aがある。プランジヤ
8によつて、作動棒12が駆動される。コイル1
を励磁することによつてプランジヤ8がベース4
の方向すなわち第5図の上下に吸引され、プラン
ジヤ8の動きを作動棒12によつて外部に取り出
すことができる。コイル1によつて発生した磁束
は、破線11で示されるように強磁性材料から成
る磁気回路内を通り、プランジヤ8とベース4と
の空隙14をとおる磁束によつてその磁束密度の
2乗に比例した電磁吸引力がプランジヤ8に作用
する。
ボビン2に巻回されており、強磁性材料から成る
ケース3、ベース4、ステータ5、スリーブ6,
7および第5図の上下方向軸線方向に移動可能な
プランジヤ8が設けられる。ステータ5には非磁
性材料から成るエンドキヤツプ9および緩衝部材
10が設けられる。スリーブ6と7の間には非磁
性材料から成るスリーブ7aがある。プランジヤ
8によつて、作動棒12が駆動される。コイル1
を励磁することによつてプランジヤ8がベース4
の方向すなわち第5図の上下に吸引され、プラン
ジヤ8の動きを作動棒12によつて外部に取り出
すことができる。コイル1によつて発生した磁束
は、破線11で示されるように強磁性材料から成
る磁気回路内を通り、プランジヤ8とベース4と
の空隙14をとおる磁束によつてその磁束密度の
2乗に比例した電磁吸引力がプランジヤ8に作用
する。
第6図は、プランジヤ8付近の拡大断面図であ
る。一般に強磁性材料と空気などのような非磁性
材料との比透磁率は、電気回路における導体と絶
縁物との比抵抗程に大きな差がない。したがつて
コイル1によつて生じた磁束11の一部11a
は、プランジヤ8の周面からプランジヤ内部に通
るとともに、残余の磁束11bは参照符15で示
される空気中からプランジヤ内部に通る。磁束1
1aは、プランジヤ8の軸線方向に対して直角方
向であり、したがつてプランジヤ8をスリーブ6
に押し付ける力が発生するけれども、この磁束1
1aはプランジヤ8の全周面に分布しており、し
かもスリーブ6周面は摩擦力が低減されるように
円滑に形成されているので、プランジヤ8の軸線
方向の動きに妨げとはならない。しかしながら磁
束11bは、前述のようにスリーブ6から空隙1
5を介してプランジヤ8の端面をとおり、この磁
束11bはプランジヤ8をケース4とは反対側、
すなわち第5図および第6図の下方に吸引するよ
うに作用する。このような磁束11bの存在は作
動棒12から取り出す電磁力を減少させ、電磁石
の能力の低下をもたらし、効率を悪くする。
る。一般に強磁性材料と空気などのような非磁性
材料との比透磁率は、電気回路における導体と絶
縁物との比抵抗程に大きな差がない。したがつて
コイル1によつて生じた磁束11の一部11a
は、プランジヤ8の周面からプランジヤ内部に通
るとともに、残余の磁束11bは参照符15で示
される空気中からプランジヤ内部に通る。磁束1
1aは、プランジヤ8の軸線方向に対して直角方
向であり、したがつてプランジヤ8をスリーブ6
に押し付ける力が発生するけれども、この磁束1
1aはプランジヤ8の全周面に分布しており、し
かもスリーブ6周面は摩擦力が低減されるように
円滑に形成されているので、プランジヤ8の軸線
方向の動きに妨げとはならない。しかしながら磁
束11bは、前述のようにスリーブ6から空隙1
5を介してプランジヤ8の端面をとおり、この磁
束11bはプランジヤ8をケース4とは反対側、
すなわち第5図および第6図の下方に吸引するよ
うに作用する。このような磁束11bの存在は作
動棒12から取り出す電磁力を減少させ、電磁石
の能力の低下をもたらし、効率を悪くする。
電磁石の応答性を向上するために、コイル1に
瞬時に大きな電流を流し、速やかに電磁力を立ち
あげるようにしたときには、その励磁のごく初期
においては磁束の変化率dφ/dtは大きな値を有
する。したがつて強磁性材料から成る部分には渦
電流が誘導され、空隙15に臨むスリーブ6の内
周面およびプランジヤ8の端面においてはいわゆ
る磁束の表皮効果のために磁束密度が大きい。し
たがつてコイル1の励磁の初期においては作動棒
12に作用する電磁力は小さく、プランジヤ8の
高速度作動を阻害することになつた。
瞬時に大きな電流を流し、速やかに電磁力を立ち
あげるようにしたときには、その励磁のごく初期
においては磁束の変化率dφ/dtは大きな値を有
する。したがつて強磁性材料から成る部分には渦
電流が誘導され、空隙15に臨むスリーブ6の内
周面およびプランジヤ8の端面においてはいわゆ
る磁束の表皮効果のために磁束密度が大きい。し
たがつてコイル1の励磁の初期においては作動棒
12に作用する電磁力は小さく、プランジヤ8の
高速度作動を阻害することになつた。
考案が解決すべき問題点
本考案の目的は、応答性を向上するとともに大
きな電磁力が得られるように効率を向上するよう
にした電磁石を提供することである。
きな電磁力が得られるように効率を向上するよう
にした電磁石を提供することである。
問題点を解決するための手段
本考案は、鉛直に延びる軸線を有する直円筒状
の筒部23bと、 筒部23bの上端部に連なり、筒部23bの軸
線と同一軸線を有する挿通孔51が形成される内
向きフランジ状の上底23aと、 筒部23bの下端部に連なり、筒部23bの軸
線と同一軸線を有する中心孔25aが形成される
内向きフランジ状のステータ25と、 ステータ25の下部に設けられる非磁性材料か
ら成る端板29と、 前記中心孔25aに嵌合し、ステータ25aの
下端面52から立上り、ステータ25aの上端面
53よりも上方であつて、上底23aよりも下方
の位置まで延び、筒部23bと同一軸線を有する
直円筒状の第1スリーブ26と、 第1スリーブ26の上端面54から立上り、上
底23aよりも下方の位置まで延び、非磁性材料
から成る直円筒状の第2スリーブ33と、 第2スリーブ33の上端面55から立上り、上
底23aに連なる第3スリーブ27と、 筒部23bと同一の軸線を有し、上底23aの
挿通孔51に嵌合し、第3スリーブ27を挿通し
て下方に延び、下端面24aは第2スリーブ33
の上下の途中位置にありかつ前記軸線に垂直であ
り、鉛直に延びる中央の案内孔56が形成される
ベース24と、 前記中央案内孔56を挿通して、上下に変位自
在の作動棒12と、 筒部23bと同一の軸線を有し、ベース24の
下端面24aよりも下方で第1スリーブ26と第
2スリーブ33内にわたつて上下に延びて収納さ
れ、外形は、直円柱状であり、鉛直方向に変位可
能であり、上端面28aは、軸線に垂直であつて
かつベース24の下端面24aに対向しかつ作動
棒12の下端部57が当接しており、下部には、
同軸に、下方になるにつれて拡がる円錐の少なく
とも一部分35a,39a,39c,45を成す
凹所35,39,42,47が形成されており、
上端面28aがベース24の下端面24aに当接
している状態では、下端部58,38b,41,
44は、端板29から離間し、かつステータ25
の上端面53よりも下方にあるプランジヤ28
と、 筒部23b内で第1〜第3スリーブ26,3
3,27の外方に配置されるコイル21とを含
み、 筒部23b、上底23a、ステータ25、第1
および第3スリーブ26,27、ベース24なら
びにプランジヤ28は、強磁性材料から成ること
を特徴とする電磁石である。
の筒部23bと、 筒部23bの上端部に連なり、筒部23bの軸
線と同一軸線を有する挿通孔51が形成される内
向きフランジ状の上底23aと、 筒部23bの下端部に連なり、筒部23bの軸
線と同一軸線を有する中心孔25aが形成される
内向きフランジ状のステータ25と、 ステータ25の下部に設けられる非磁性材料か
ら成る端板29と、 前記中心孔25aに嵌合し、ステータ25aの
下端面52から立上り、ステータ25aの上端面
53よりも上方であつて、上底23aよりも下方
の位置まで延び、筒部23bと同一軸線を有する
直円筒状の第1スリーブ26と、 第1スリーブ26の上端面54から立上り、上
底23aよりも下方の位置まで延び、非磁性材料
から成る直円筒状の第2スリーブ33と、 第2スリーブ33の上端面55から立上り、上
底23aに連なる第3スリーブ27と、 筒部23bと同一の軸線を有し、上底23aの
挿通孔51に嵌合し、第3スリーブ27を挿通し
て下方に延び、下端面24aは第2スリーブ33
の上下の途中位置にありかつ前記軸線に垂直であ
り、鉛直に延びる中央の案内孔56が形成される
ベース24と、 前記中央案内孔56を挿通して、上下に変位自
在の作動棒12と、 筒部23bと同一の軸線を有し、ベース24の
下端面24aよりも下方で第1スリーブ26と第
2スリーブ33内にわたつて上下に延びて収納さ
れ、外形は、直円柱状であり、鉛直方向に変位可
能であり、上端面28aは、軸線に垂直であつて
かつベース24の下端面24aに対向しかつ作動
棒12の下端部57が当接しており、下部には、
同軸に、下方になるにつれて拡がる円錐の少なく
とも一部分35a,39a,39c,45を成す
凹所35,39,42,47が形成されており、
上端面28aがベース24の下端面24aに当接
している状態では、下端部58,38b,41,
44は、端板29から離間し、かつステータ25
の上端面53よりも下方にあるプランジヤ28
と、 筒部23b内で第1〜第3スリーブ26,3
3,27の外方に配置されるコイル21とを含
み、 筒部23b、上底23a、ステータ25、第1
および第3スリーブ26,27、ベース24なら
びにプランジヤ28は、強磁性材料から成ること
を特徴とする電磁石である。
作 用
本考案に従えば、コイルの磁束はプランジヤの
薄肉となつている端部、すなわち凹所35,3
9,42,47が形成されているプランジヤ28
の下部を通るので、そのプランジヤの端部に磁束
Bが作用する面積Sが小さくなる。したがつて第
1式で示されるように、コイルの励磁時における
プランジヤの動きを阻止する方向の電磁力Fを極
端に小さくすることができる。
薄肉となつている端部、すなわち凹所35,3
9,42,47が形成されているプランジヤ28
の下部を通るので、そのプランジヤの端部に磁束
Bが作用する面積Sが小さくなる。したがつて第
1式で示されるように、コイルの励磁時における
プランジヤの動きを阻止する方向の電磁力Fを極
端に小さくすることができる。
F=1/2μB2S ……(1)
ここでμは空気の透磁率である。
換言すると、コイルの磁束がプランジヤの薄肉
である端部を辿る磁気抵抗が大きくなり、したが
つてその端部に通る磁束Bが小さくなり、電磁力
Fが小さくなる。またコイルの励磁初期における
渦電流に起因したプランジヤの動きを阻止する方
向の電磁力を低減することができる。したがつて
プランジヤの高速度の作動が可能となる。さらに
また、プランジヤの端部を前述のように薄肉とし
たので、軽量化が可能となり、このことによつて
もまたプランジヤの高速度作動が可能となる。
である端部を辿る磁気抵抗が大きくなり、したが
つてその端部に通る磁束Bが小さくなり、電磁力
Fが小さくなる。またコイルの励磁初期における
渦電流に起因したプランジヤの動きを阻止する方
向の電磁力を低減することができる。したがつて
プランジヤの高速度の作動が可能となる。さらに
また、プランジヤの端部を前述のように薄肉とし
たので、軽量化が可能となり、このことによつて
もまたプランジヤの高速度作動が可能となる。
実施例
第1図は、本考案の一実施例の断面図である。
コイル21は、非磁性材料たとえば合成樹脂材料
から成るボビン22に巻回されている。ケース2
3は、ボビン22の一端部に対向する底23a
と、コイル21を外囲する直円筒状の端部23b
とから成る。ボビン22の内側には、強磁性材料
から成るベース24が挿入される。ボビン22の
他方の端部には強磁性材料から成る円環状のステ
ータ25が配置される。ステータ25の中心孔2
5aには強磁性材料から成る直円筒状のスリーブ
26が配置され、またベース24外周には強磁性
材料から成る直円筒状スリーブ27が配置され
る。スリーブ26,27間には、直円筒状の非磁
性材料から成るスリーブ23が配置される。スリ
ーブ26,33には亘つてプランジヤ28が挿入
される。このプランジヤ28は直円柱状に形成さ
れ、コイル21内においてその軸線方向に移動自
在である。プランジヤ28の端部28aと、ベー
ス24の端面24aとが対向しており、コイル2
1の励磁時に磁気吸着される。ボビン22は合成
樹脂から、またスリーブ33は、たとえばオース
テナイト系ステンレス鋼などからなる。ケース2
3、ベース24、ステータ25、スリーブ26,
27およびプランジヤ28は電磁軟鉄又は構造用
炭素鋼であり、たとえば日本工業規格S10Cから
成る。ステータ25には、大略的に円板状の端板
29が取り付けられる。この端板29は、非磁性
材料から成る。端板29に設けられた凹所34に
は、緩衝部材30が固定される。緩衝部材30
は、たとえばナイロンやポリエステルなどの合成
樹脂から成る。
コイル21は、非磁性材料たとえば合成樹脂材料
から成るボビン22に巻回されている。ケース2
3は、ボビン22の一端部に対向する底23a
と、コイル21を外囲する直円筒状の端部23b
とから成る。ボビン22の内側には、強磁性材料
から成るベース24が挿入される。ボビン22の
他方の端部には強磁性材料から成る円環状のステ
ータ25が配置される。ステータ25の中心孔2
5aには強磁性材料から成る直円筒状のスリーブ
26が配置され、またベース24外周には強磁性
材料から成る直円筒状スリーブ27が配置され
る。スリーブ26,27間には、直円筒状の非磁
性材料から成るスリーブ23が配置される。スリ
ーブ26,33には亘つてプランジヤ28が挿入
される。このプランジヤ28は直円柱状に形成さ
れ、コイル21内においてその軸線方向に移動自
在である。プランジヤ28の端部28aと、ベー
ス24の端面24aとが対向しており、コイル2
1の励磁時に磁気吸着される。ボビン22は合成
樹脂から、またスリーブ33は、たとえばオース
テナイト系ステンレス鋼などからなる。ケース2
3、ベース24、ステータ25、スリーブ26,
27およびプランジヤ28は電磁軟鉄又は構造用
炭素鋼であり、たとえば日本工業規格S10Cから
成る。ステータ25には、大略的に円板状の端板
29が取り付けられる。この端板29は、非磁性
材料から成る。端板29に設けられた凹所34に
は、緩衝部材30が固定される。緩衝部材30
は、たとえばナイロンやポリエステルなどの合成
樹脂から成る。
第2図は、プランジヤ28の端部28b付近の
拡大断面図である。プランジヤ28の端部28b
には、同軸に凹所35が形成される。この凹所3
5は、プランジヤ28の軸線方向内方(第2図の
上方)に向けて小径となつた円錐台部35aと、
プランジヤ28の軸線に垂直な底部35bとから
成る。こうして端部28bはプランジヤ28の軸
線方向外方(第2図の下方)になるにつれて薄肉
となつている。
拡大断面図である。プランジヤ28の端部28b
には、同軸に凹所35が形成される。この凹所3
5は、プランジヤ28の軸線方向内方(第2図の
上方)に向けて小径となつた円錐台部35aと、
プランジヤ28の軸線に垂直な底部35bとから
成る。こうして端部28bはプランジヤ28の軸
線方向外方(第2図の下方)になるにつれて薄肉
となつている。
コイル1の励磁によつて、第1図の参照符31
で示されるように磁束が発生する。この磁束31
の内の大部分は第2図の参照符31aで示される
ようにスリーブ26からプランジヤ28の周面を
経て通り、残余のわずかな部分31bがスリーブ
26から凹所35の内面を通る。凹所35によつ
て磁束31bの作用するプランジヤ28の面積が
小さくなり、したがつてプランジヤ28を第2図
の下方に向けて作用する電磁力は、第1式から極
端に小さくすることが可能となる。磁束31bが
凹所35内を通ることによつて、その磁路長が長
くなり、磁気抵抗が大きく、したがつてこの磁束
31bが小さくなる。磁束31の大部分の磁束3
1aはプランジヤ28の周面を辿り、この磁束3
1aによる電磁力はプランジヤ28の半径方向に
相殺され、プランジヤ28の軸線方向の移動に悪
影響をおよぼすことがない。
で示されるように磁束が発生する。この磁束31
の内の大部分は第2図の参照符31aで示される
ようにスリーブ26からプランジヤ28の周面を
経て通り、残余のわずかな部分31bがスリーブ
26から凹所35の内面を通る。凹所35によつ
て磁束31bの作用するプランジヤ28の面積が
小さくなり、したがつてプランジヤ28を第2図
の下方に向けて作用する電磁力は、第1式から極
端に小さくすることが可能となる。磁束31bが
凹所35内を通ることによつて、その磁路長が長
くなり、磁気抵抗が大きく、したがつてこの磁束
31bが小さくなる。磁束31の大部分の磁束3
1aはプランジヤ28の周面を辿り、この磁束3
1aによる電磁力はプランジヤ28の半径方向に
相殺され、プランジヤ28の軸線方向の移動に悪
影響をおよぼすことがない。
このようにして、プランジヤ28の端部28a
を通る磁束31bを低減し、プランジヤ28の応
答速度を向上することができる。また励磁初期に
おける渦電流の発生を低減し、このことによつて
もまたプランジヤ28の応答速度を向上すること
が可能となる。
を通る磁束31bを低減し、プランジヤ28の応
答速度を向上することができる。また励磁初期に
おける渦電流の発生を低減し、このことによつて
もまたプランジヤ28の応答速度を向上すること
が可能となる。
上述の構成では、筒部23bは鉛直に延びる軸
線を有する。底23aは、筒部23bの上端部に
連なり、筒部23bの軸線と同一軸線を有する挿
通孔51が形成される内向きフランジ状である。
ステータ25は、筒部23bの下端部に連なり、
筒部23bの軸線と同一軸線を有する中心孔25
aが形成され、内向きフランジ状である端板29
はステータ25の下部に設けられる。第1スリー
ブ26は、中心孔25aに嵌合し、ステータ25
の下端面52から立上り、ステータ25の上端面
53よりも上方であつて、底23aよりも下方の
位置まで延び、筒部23bと同一軸線を有し、直
円筒状である。
線を有する。底23aは、筒部23bの上端部に
連なり、筒部23bの軸線と同一軸線を有する挿
通孔51が形成される内向きフランジ状である。
ステータ25は、筒部23bの下端部に連なり、
筒部23bの軸線と同一軸線を有する中心孔25
aが形成され、内向きフランジ状である端板29
はステータ25の下部に設けられる。第1スリー
ブ26は、中心孔25aに嵌合し、ステータ25
の下端面52から立上り、ステータ25の上端面
53よりも上方であつて、底23aよりも下方の
位置まで延び、筒部23bと同一軸線を有し、直
円筒状である。
プランジヤ28は、筒部23bと同一の軸線を
有する。このプランジヤ28は、ベース24の下
端面24aよりも下方で、第1スリーブ26と第
2スリーブ33内にわたつて上下に延びて収納さ
れる。このプランジヤ28の外形は、直円柱状で
あつて、鉛直方向に変位可能である。プランジヤ
28の上端面28aは、軸線に垂直であつてかつ
ベース24の下端面24aに対向し、かつ作動棒
12の下端部57が当接している。プランジヤ2
8の下部には、同軸に、下方になるにつれて拡が
る円錐の少なくとも一部分が、たとえば上述のよ
うに円錐台の部分35aを成す凹所35が形成さ
れている。プランジヤ28の上端面28aがベー
ス24の下端面24aに当接している状態では、
第2図に示されるように、下端部58は、端板2
9、したがつて緩衝部材30から上方に離間し、
この下端部58は、ステータ25の上端面53よ
りも下方にある。
有する。このプランジヤ28は、ベース24の下
端面24aよりも下方で、第1スリーブ26と第
2スリーブ33内にわたつて上下に延びて収納さ
れる。このプランジヤ28の外形は、直円柱状で
あつて、鉛直方向に変位可能である。プランジヤ
28の上端面28aは、軸線に垂直であつてかつ
ベース24の下端面24aに対向し、かつ作動棒
12の下端部57が当接している。プランジヤ2
8の下部には、同軸に、下方になるにつれて拡が
る円錐の少なくとも一部分が、たとえば上述のよ
うに円錐台の部分35aを成す凹所35が形成さ
れている。プランジヤ28の上端面28aがベー
ス24の下端面24aに当接している状態では、
第2図に示されるように、下端部58は、端板2
9、したがつて緩衝部材30から上方に離間し、
この下端部58は、ステータ25の上端面53よ
りも下方にある。
第2スリーブ33は、第1スリーブ26の上端
面54から立上り、底23aよりも下方の位置ま
で延び、直円筒状である。第3スリーブ27は、
第2スリーブ33の上端面55から立上り、底2
3aに連なる。ベース24は、筒部23bと同一
の軸線を有し、底23aの挿通孔51に嵌合し、
スリーブ27を挿通して下方に延び、そのベース
24の下端面24aは、スリーブ33の上下の途
中位置にあり、この下端面24aは、その軸線に
垂直である。ベース24は、鉛直に延びる中央の
案内孔56を有する。作動棒12は、案内孔56
を挿通して上下に変位自在に延びる。
面54から立上り、底23aよりも下方の位置ま
で延び、直円筒状である。第3スリーブ27は、
第2スリーブ33の上端面55から立上り、底2
3aに連なる。ベース24は、筒部23bと同一
の軸線を有し、底23aの挿通孔51に嵌合し、
スリーブ27を挿通して下方に延び、そのベース
24の下端面24aは、スリーブ33の上下の途
中位置にあり、この下端面24aは、その軸線に
垂直である。ベース24は、鉛直に延びる中央の
案内孔56を有する。作動棒12は、案内孔56
を挿通して上下に変位自在に延びる。
コイル21は、筒部23b内で、第1〜第3ス
リーブ26,33,27の外方に配置されてい
る。
リーブ26,33,27の外方に配置されてい
る。
第3図は、本考案の他の実施例のプランジヤ3
8の端部38bの断面図である。このプランジヤ
38の端部38bには、凹所39が形成されてい
る。凹所39は、円錐台部39aと、底部39b
が形成されていることは前述の実施例と同様であ
り、注目すべきは端部38bの遊端に円錐台部3
9aに連なるもう1つの円錐台部39cが形成さ
れることである。円錐台部39cは、円錐台部3
9aよりも偏平となつている。このようにして円
錐台部39cが緩衝部材30に当接することによ
つて、塑性変形することが可及的に避けられる。
8の端部38bの断面図である。このプランジヤ
38の端部38bには、凹所39が形成されてい
る。凹所39は、円錐台部39aと、底部39b
が形成されていることは前述の実施例と同様であ
り、注目すべきは端部38bの遊端に円錐台部3
9aに連なるもう1つの円錐台部39cが形成さ
れることである。円錐台部39cは、円錐台部3
9aよりも偏平となつている。このようにして円
錐台部39cが緩衝部材30に当接することによ
つて、塑性変形することが可及的に避けられる。
第4図は、本考案のさらに他の実施例の断面図
である。第4図1で示されるように、プランジヤ
40の端部41に円錐状の凹所42が形成され
る。また第4図2では、プランジヤ43の端部4
4には円錐台部45と直円柱部46とから成る凹
所47が形成される。このような実施例もまた、
本考案の精神に含まれる。
である。第4図1で示されるように、プランジヤ
40の端部41に円錐状の凹所42が形成され
る。また第4図2では、プランジヤ43の端部4
4には円錐台部45と直円柱部46とから成る凹
所47が形成される。このような実施例もまた、
本考案の精神に含まれる。
このようにしてプランジヤ28,38,40,
43の応答速度が向上された電磁石は、たとえば
内燃機関の燃料噴射弁に関連して好適に実施され
ることができる。
43の応答速度が向上された電磁石は、たとえば
内燃機関の燃料噴射弁に関連して好適に実施され
ることができる。
効 果
以上のように本考案によれば、プランジヤ28
の下部には、同軸に、下方になるにつれて拡がる
円錐の少なくとも一部分35a,39a,39
c,45を成す凹所35,39,42,47が形
成されており、したがつてその下部は、下方にな
るにつれて薄肉となつており、しかもプランジヤ
28の上端面28aがベース24の下端面24a
に当接している状態では、下端部58,38b,
41,44は、端板29から離間し、かつステー
タ25の上端面53よりも下方にあつて、大きな
磁束密度でステータ25とプランジヤ28に磁束
が通ることになるので、このプランジヤの前記端
部を通る磁束を小さくし、これによつてコイルの
励磁時におけるプランジヤの移動方向とは逆方向
の電磁力を低減し、したがつて応答速度が向上さ
れた電磁石が実現されるとともに、効率が向上さ
れる。またコイルの励磁初期におけるプランジヤ
の前記端部付近における渦電流の発生を抑えるこ
とができ、このことによつてもまた応答性を向上
することができる。
の下部には、同軸に、下方になるにつれて拡がる
円錐の少なくとも一部分35a,39a,39
c,45を成す凹所35,39,42,47が形
成されており、したがつてその下部は、下方にな
るにつれて薄肉となつており、しかもプランジヤ
28の上端面28aがベース24の下端面24a
に当接している状態では、下端部58,38b,
41,44は、端板29から離間し、かつステー
タ25の上端面53よりも下方にあつて、大きな
磁束密度でステータ25とプランジヤ28に磁束
が通ることになるので、このプランジヤの前記端
部を通る磁束を小さくし、これによつてコイルの
励磁時におけるプランジヤの移動方向とは逆方向
の電磁力を低減し、したがつて応答速度が向上さ
れた電磁石が実現されるとともに、効率が向上さ
れる。またコイルの励磁初期におけるプランジヤ
の前記端部付近における渦電流の発生を抑えるこ
とができ、このことによつてもまた応答性を向上
することができる。
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
第1図の示されたプランジヤ28付近の拡大断面
図、第3図は本考案の他の実施例の一部の断面
図、第4図は本考案のさらに他の実施例の一部断
面図、第5図は先行技術の断面図、第6図は第5
図に示された先行技術のプランジヤ8付近の断面
図である。 21……コイル、23……ケース、24……ベ
ース、25……ステータ、26,27,33……
スリーブ、28,38,40,43……プランジ
ヤ、35,39,42,47……凹所。
第1図の示されたプランジヤ28付近の拡大断面
図、第3図は本考案の他の実施例の一部の断面
図、第4図は本考案のさらに他の実施例の一部断
面図、第5図は先行技術の断面図、第6図は第5
図に示された先行技術のプランジヤ8付近の断面
図である。 21……コイル、23……ケース、24……ベ
ース、25……ステータ、26,27,33……
スリーブ、28,38,40,43……プランジ
ヤ、35,39,42,47……凹所。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 鉛直に延びる軸線を有する直円筒状の筒部23
bと、 筒部23bの上端部に連なり、筒部23bの軸
線と同一軸線を有する挿通孔51が形成される内
向きフランジ状の上底23aと、 筒部23bの下端部に連なり、筒部23bの軸
線と同一軸線を有する中心孔25aが形成される
内向きフランジ状のステータ25と、 ステータ25の下部に設けられる非磁性材料か
ら成る端板29と、 前記中心孔25aに嵌合し、ステータ25aの
下端面52から立上り、ステータ25aの上端面
53よりも上方であつて、上底23aよりも下方
の位置まで延び、筒部23bと同一軸線を有する
直円筒状の第1スリーブ26と、 第1スリーブ26の上端面54から立上り、上
底23aよりも下方の位置まで延び、非磁性材料
から成る直円筒状の第2スリーブ33と、 第2スリーブ33の上端面55から立上り、上
底23aに連なる第3スリーブ27と、 筒部23bと同一の軸線を有し、上底23aの
挿通孔51に嵌合し、第3スリーブ27を挿通し
て下方に延び、下端面24aは第2スリーブ33
の上下の途中位置にありかつ前記軸線に垂直であ
り、鉛直に延びる中央の案内孔56が形成される
ベース24と、 前記中央案内孔56を挿通して、上下に変位自
在の作動棒12と、 筒部23bと同一の軸線を有し、ベース24の
下端面24aよりも下方で第1スリーブ26と第
2スリーブ33内にわたつて上下に延びて収納さ
れ、外形は、直円柱状であり、鉛直方向に変位可
能であり、上端面28aは、軸線に垂直であつて
かつベース24の下端面24aに対向しかつ作動
棒12の下端部57が当接しており、下部には、
同軸に、下方になるにつれて拡がる円錐の少なく
とも一部分35a,39a,39c,45を成す
凹所35,39,42,47が形成されており、
上端面28aがベース24の下端面24aに当接
している状態では、下端部58,38b,41,
44は、端板29から離間し、かつステータ25
の上端面53よりも下方にあるプランジヤ28
と、 筒部23b内で第1〜第3スリーブ26,3
3,27の外方に配置されるコイル21とを含
み、 筒部23b、上底23a、ステータ25、第1
および第3スリーブ26,27、ベース24なら
びにプランジヤ28は、強磁性材料から成ること
を特徴とする電磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985031931U JPH0325371Y2 (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985031931U JPH0325371Y2 (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61149310U JPS61149310U (ja) | 1986-09-16 |
| JPH0325371Y2 true JPH0325371Y2 (ja) | 1991-06-03 |
Family
ID=30532981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985031931U Expired JPH0325371Y2 (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0325371Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4328185B2 (ja) * | 2003-11-19 | 2009-09-09 | 株式会社日本Aeパワーシステムズ | 電磁石 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6025861Y2 (ja) * | 1981-11-12 | 1985-08-03 | 株式会社広業社通信機器製作所 | ソレノイド |
| JPS59181003A (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 直流ソレノイド |
-
1985
- 1985-03-06 JP JP1985031931U patent/JPH0325371Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61149310U (ja) | 1986-09-16 |
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