JPH03255239A - 流体封入式ブッシュ - Google Patents
流体封入式ブッシュInfo
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- JPH03255239A JPH03255239A JP7294690A JP7294690A JPH03255239A JP H03255239 A JPH03255239 A JP H03255239A JP 7294690 A JP7294690 A JP 7294690A JP 7294690 A JP7294690 A JP 7294690A JP H03255239 A JPH03255239 A JP H03255239A
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- Japan
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- fluid
- fitting
- fluid chamber
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、内部に封入された流体の流動に基づいて防振
効果を得るようにした流体封入式ブツシュに係り、特に
複数の軸直角方向に入力される振動と、軸方向に人力さ
れる振動とに対して、何れも効果的な防振効果を発揮し
得る流体封入式ブツシュに関するものである。
効果を得るようにした流体封入式ブツシュに係り、特に
複数の軸直角方向に入力される振動と、軸方向に人力さ
れる振動とに対して、何れも効果的な防振効果を発揮し
得る流体封入式ブツシュに関するものである。
(背景技術)
従来から、振動伝達系を構成する部材間に介装されて、
それら両部材を防振連結する防振連結体の一種として、
互いに径方向に所定距離を隔てて配された内筒金具と外
筒金具とを、それらの間に介装された筒状のゴム弾性体
によって連結せしめてなる構造の、所謂ブツシュタイプ
のものが知られており、例えば、自動車用エンジンマウ
ントやデフマウント、或いはサスベンシラン・ブツシュ
等として、好適に用いられてきている。
それら両部材を防振連結する防振連結体の一種として、
互いに径方向に所定距離を隔てて配された内筒金具と外
筒金具とを、それらの間に介装された筒状のゴム弾性体
によって連結せしめてなる構造の、所謂ブツシュタイプ
のものが知られており、例えば、自動車用エンジンマウ
ントやデフマウント、或いはサスベンシラン・ブツシュ
等として、好適に用いられてきている。
また、近年では、防振性能のより高度な要求に対処すべ
く、特公昭48−36151号公報や特公昭52−16
554号公報等において、内筒金具と外筒金具との間に
、オリフィス通路を通じて互いに連通された一対の流体
室を形成し、かかるオリフィス通路内を流動せしめられ
る流体の流動作用に基づいて入力振動を防振するように
した、所謂流体封入式ブツシュが提案されており、ゴム
弾性体のみでは得られ難い、優れた防振効果を容易に得
ることができることから、好適に用いられるようになっ
てきている。
く、特公昭48−36151号公報や特公昭52−16
554号公報等において、内筒金具と外筒金具との間に
、オリフィス通路を通じて互いに連通された一対の流体
室を形成し、かかるオリフィス通路内を流動せしめられ
る流体の流動作用に基づいて入力振動を防振するように
した、所謂流体封入式ブツシュが提案されており、ゴム
弾性体のみでは得られ難い、優れた防振効果を容易に得
ることができることから、好適に用いられるようになっ
てきている。
しかしながら、このような従来の流体封入式ブツシュに
あっては、前記一対の流体室が対向位置する軸直角方向
一方向に入力される振動でなければ、オリフィス通路を
通しての流体の流動が有効には生ぜしめられず、流体の
流動に基づく所期の防振効果が発揮され得ないのであり
、そのために、例えば自動車用サスペンション・ブツシ
ュの如く、車両前後、左右、上下方向等に相当する、複
数のブツシュ軸直角方向およびブツシュ軸方向に、それ
ぞれ振動が入力せしめられるような場合、それら全ての
入力振動に対して充分な防振効果を得ることが極めて困
難であるという不具合を内在していたのである。
あっては、前記一対の流体室が対向位置する軸直角方向
一方向に入力される振動でなければ、オリフィス通路を
通しての流体の流動が有効には生ぜしめられず、流体の
流動に基づく所期の防振効果が発揮され得ないのであり
、そのために、例えば自動車用サスペンション・ブツシ
ュの如く、車両前後、左右、上下方向等に相当する、複
数のブツシュ軸直角方向およびブツシュ軸方向に、それ
ぞれ振動が入力せしめられるような場合、それら全ての
入力振動に対して充分な防振効果を得ることが極めて困
難であるという不具合を内在していたのである。
(解決課題)
ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として
為されたものであって、その解決課題とするところは、
複数の軸直角方向に入力される振動と軸方向に入力され
る振動とに対して、何れも、内部に封入された流体の流
動に基づく防振効果が有効に発揮され得る流体封入式ブ
ツシュを捷供することにある。
為されたものであって、その解決課題とするところは、
複数の軸直角方向に入力される振動と軸方向に入力され
る振動とに対して、何れも、内部に封入された流体の流
動に基づく防振効果が有効に発揮され得る流体封入式ブ
ツシュを捷供することにある。
(解決手段)
そして、かかる課題を解決するために、本発明にあって
は、互いに径方向に所定距離を隔てて配された内筒金具
と外筒金具とを、それらの間に介装された筒状のゴム弾
性体によって連結すると共に、該内筒金具と該外筒金具
との間に、周方向に連続して延びる環状の流体室を形成
し、該流体室内に非圧縮性流体を封入せしめる一方、か
かる流体室内における軸方向中央部分に、前記内筒金具
側から前記外筒金具側に向かって所定高さで突出し、周
方向に連続して延びる環状突部を突出形成することによ
り、該流体室内を狭窄せしめて、該流体室を全周に亘っ
てコ字状断面としてなる流体封入式ブツシュを、その特
徴とするものである。
は、互いに径方向に所定距離を隔てて配された内筒金具
と外筒金具とを、それらの間に介装された筒状のゴム弾
性体によって連結すると共に、該内筒金具と該外筒金具
との間に、周方向に連続して延びる環状の流体室を形成
し、該流体室内に非圧縮性流体を封入せしめる一方、か
かる流体室内における軸方向中央部分に、前記内筒金具
側から前記外筒金具側に向かって所定高さで突出し、周
方向に連続して延びる環状突部を突出形成することによ
り、該流体室内を狭窄せしめて、該流体室を全周に亘っ
てコ字状断面としてなる流体封入式ブツシュを、その特
徴とするものである。
(実施例)
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発
明の実施例について、図面を参照しつつ、詳細に説明す
ることとする。
明の実施例について、図面を参照しつつ、詳細に説明す
ることとする。
先ず、第1図及び第2図には、本発明の一興体例である
ブツシュ組立体1oの横断面図および縦断面図が、それ
ぞれ示されている。これらの図において、12は内筒金
具であり、その径方向外方には、所定距離を隔てて外筒
金具14が配設されており、それら内外筒金具12.1
4間に介装されたゴム弾性体16によって、互いに弾性
的に連結せしめられている。そして、かがるブツシュ組
立体10にあっては、防振連結されるべき一方の部材が
内筒金具12の内孔18内に挿通固定される一方、防振
連結されるべき他方の部材に形成された取付孔内に外筒
金具14が圧入固定されることにより、それら両部材間
に介装されることとなる。また、そのような装着状態下
、かがるブツシュ組立体10には、第1図中の上下方向
(P方向)および左右方向(Q方向)に相当する互いに
直交する軸直角方向二方向と、第2図中の左右方向(R
方向)に相当する軸方向一方向とに対して、それぞれ、
防振すべき振動が入力せしめられることとなる。
ブツシュ組立体1oの横断面図および縦断面図が、それ
ぞれ示されている。これらの図において、12は内筒金
具であり、その径方向外方には、所定距離を隔てて外筒
金具14が配設されており、それら内外筒金具12.1
4間に介装されたゴム弾性体16によって、互いに弾性
的に連結せしめられている。そして、かがるブツシュ組
立体10にあっては、防振連結されるべき一方の部材が
内筒金具12の内孔18内に挿通固定される一方、防振
連結されるべき他方の部材に形成された取付孔内に外筒
金具14が圧入固定されることにより、それら両部材間
に介装されることとなる。また、そのような装着状態下
、かがるブツシュ組立体10には、第1図中の上下方向
(P方向)および左右方向(Q方向)に相当する互いに
直交する軸直角方向二方向と、第2図中の左右方向(R
方向)に相当する軸方向一方向とに対して、それぞれ、
防振すべき振動が入力せしめられることとなる。
より具体的には、前記内筒金具12は、厚肉円筒形状に
て形成されており、その軸方向中央には、厚肉の金属リ
ング20が外嵌固定せしめられている。また、該内筒金
具12の径方向外方には、所定距離を隔てて、薄肉円筒
形状の金属スリーブ22が、同心的に配設されている。
て形成されており、その軸方向中央には、厚肉の金属リ
ング20が外嵌固定せしめられている。また、該内筒金
具12の径方向外方には、所定距離を隔てて、薄肉円筒
形状の金属スリーブ22が、同心的に配設されている。
そして、これら内筒金具12と金属スリーブ22との間
に、全体として略厚肉円筒形状を呈する前記ゴム弾性体
16が介装されており、第3図及び第4図に示されてい
るように、該ゴム弾性体16の内周面に内筒金具12が
加硫接着される一方、該ゴム弾性体16の外周面に金属
スリーブ22が加硫接着されてなる、一体加硫成形品2
4として形成されているのである。
に、全体として略厚肉円筒形状を呈する前記ゴム弾性体
16が介装されており、第3図及び第4図に示されてい
るように、該ゴム弾性体16の内周面に内筒金具12が
加硫接着される一方、該ゴム弾性体16の外周面に金属
スリーブ22が加硫接着されてなる、一体加硫成形品2
4として形成されているのである。
また、かかる一体加硫成形品24には、内筒金具12と
金属スリーブ22との間を周方向に連続して延びる環状
の空所26が形成されている。更に、金属スリーブ22
には、内筒金具工2を挟んで径方向一方向に対向位置す
る部位に、それぞれ、窓部28が設けられており、それ
ら窓部28.28を通じて、空所26が外周面上に開口
されている。即ち、かかる空所26は、金属スリーブ2
2に窓部28が設けられた部位においては、それぞれ、
外周面に開口する凹溝状形態をもって、また、該窓部2
8が設けられていない部位においては、それぞれ、外周
面に開口しない通孔状形態をもって形成されているので
ある。
金属スリーブ22との間を周方向に連続して延びる環状
の空所26が形成されている。更に、金属スリーブ22
には、内筒金具工2を挟んで径方向一方向に対向位置す
る部位に、それぞれ、窓部28が設けられており、それ
ら窓部28.28を通じて、空所26が外周面上に開口
されている。即ち、かかる空所26は、金属スリーブ2
2に窓部28が設けられた部位においては、それぞれ、
外周面に開口する凹溝状形態をもって、また、該窓部2
8が設けられていない部位においては、それぞれ、外周
面に開口しない通孔状形態をもって形成されているので
ある。
更にまた、この空所26内には、前記金属リング20が
位置せしめられていると共に、該金属リング20の外周
面上に、突出ゴム30が、前記ゴム弾性体16によって
形成され、一体的に加硫接着せしめられている。そして
、該金属リング20と突出ゴム30とにより、空所26
丙に位置し、該空所26の底部中央から径方向外方に所
定高さで突出する、周方向全周に亘って延びる環状突部
32が形成されているのである。
位置せしめられていると共に、該金属リング20の外周
面上に、突出ゴム30が、前記ゴム弾性体16によって
形成され、一体的に加硫接着せしめられている。そして
、該金属リング20と突出ゴム30とにより、空所26
丙に位置し、該空所26の底部中央から径方向外方に所
定高さで突出する、周方向全周に亘って延びる環状突部
32が形成されているのである。
さらに、このような一体加硫成形品24には、必要に応
じて、金属スリーブ22に縮径加工を施すことにより、
ゴム弾性体16に対して予備圧縮が加えられた後、第1
図及び第2図に示されているように、外筒金具14が外
挿され、へ方絞り加工等によって、金属スリーブ22の
外周面に嵌着されると共に、その軸方向両端部が金属ス
リーブ22の軸方向端面に対してかしめ固定されること
により、一体的に組み付けられている。
じて、金属スリーブ22に縮径加工を施すことにより、
ゴム弾性体16に対して予備圧縮が加えられた後、第1
図及び第2図に示されているように、外筒金具14が外
挿され、へ方絞り加工等によって、金属スリーブ22の
外周面に嵌着されると共に、その軸方向両端部が金属ス
リーブ22の軸方向端面に対してかしめ固定されること
により、一体的に組み付けられている。
そして、かかる外筒金具14の組付けによって、金属ス
リーブ22の窓部28.28の開口が流体密に閉塞され
ており、それによって、前記空所26の内部が密閉され
、そこに流体室34が形成されているのである。ここに
おいて、かかる流体室34は、内外筒金具12.14間
を周方向に延びる環状形状をもって形成されていると共
に、その内部が全周に亘って前記環状突部32にて狭窄
されることにより、全周に亘ってコ字状断面とされてい
る。
リーブ22の窓部28.28の開口が流体密に閉塞され
ており、それによって、前記空所26の内部が密閉され
、そこに流体室34が形成されているのである。ここに
おいて、かかる流体室34は、内外筒金具12.14間
を周方向に延びる環状形状をもって形成されていると共
に、その内部が全周に亘って前記環状突部32にて狭窄
されることにより、全周に亘ってコ字状断面とされてい
る。
さらに、このような流体室34内には、所定の非圧縮性
流体が注入、充填せしめられている。なお、外筒金具1
4の内周面には、その略全面に亘って、薄肉のシールゴ
ム層40が一体的に設けられており、該シールゴム層4
0が金属スリーブ22との間で挟圧されることにより、
流体室34の液密性が確保され得るようになっている。
流体が注入、充填せしめられている。なお、外筒金具1
4の内周面には、その略全面に亘って、薄肉のシールゴ
ム層40が一体的に設けられており、該シールゴム層4
0が金属スリーブ22との間で挟圧されることにより、
流体室34の液密性が確保され得るようになっている。
また、かかる非圧縮性流体の流体室34内への注入は、
例えば、前記一体加硫成形品24に対する外筒金具14
の組付けを流体中で行なうことにより、或いは外筒金具
14の組付は後に、該外筒金具14に穿設した注入孔を
通じて流体を注入すること等によって、有利に為される
こととなる。
例えば、前記一体加硫成形品24に対する外筒金具14
の組付けを流体中で行なうことにより、或いは外筒金具
14の組付は後に、該外筒金具14に穿設した注入孔を
通じて流体を注入すること等によって、有利に為される
こととなる。
また、特に本実施例においては、かかる流体室34のう
ち、径方向一方向に対向位置する部分が、略一定断面を
もって周方向に直線状に延びる第一の細隙部36.36
とされていると共に、それとは直交する径方向に対向位
置する部分が、略一定断面をもって周方向に円弧状に延
びる第二の細隙部38.38とされており、そして、そ
れら第一の細隙部36.36および第二の細隙部38.
38の断面積や長さが、それぞれ、第1図中のP方向お
よびQ方向に入力される、防振を目的とする振動に応じ
て、適当にチューニングされているのである。
ち、径方向一方向に対向位置する部分が、略一定断面を
もって周方向に直線状に延びる第一の細隙部36.36
とされていると共に、それとは直交する径方向に対向位
置する部分が、略一定断面をもって周方向に円弧状に延
びる第二の細隙部38.38とされており、そして、そ
れら第一の細隙部36.36および第二の細隙部38.
38の断面積や長さが、それぞれ、第1図中のP方向お
よびQ方向に入力される、防振を目的とする振動に応じ
て、適当にチューニングされているのである。
更にまた、かかる流体室34のうち、環状突部32の突
出端面と流体室34の外筒金具側内周面との対向面間に
位置する部分にあっては、略一定断面をもって軸方向に
延びる筒状の細隙部とされており、そして、該細隙部の
断面積や長さが、第2図中のR方向に入力される、防振
を目的とする振動に応じて、適当にチューニングされて
いるのである。
出端面と流体室34の外筒金具側内周面との対向面間に
位置する部分にあっては、略一定断面をもって軸方向に
延びる筒状の細隙部とされており、そして、該細隙部の
断面積や長さが、第2図中のR方向に入力される、防振
を目的とする振動に応じて、適当にチューニングされて
いるのである。
そして、それによって、上述の如き構造とされたブツシ
ュ組立体lOにあっては、その装着状態下において、内
筒金具12と外筒金具14との間に振動が入力されると
、それら両金具12.14の相対的変位に伴うゴム弾性
体16の弾性変形によって流体室34の形状が変化せし
められて、その内部に封入された流体が、ブツシュ周方
向および軸方向に流動せしめられるのであり、以てかか
る流体室34内における流体の流動に基づいて、前述の
如き、各種方向に入力される振動に対して、何れも、効
果的な防振特性が発揮され得ることとなるのである。
ュ組立体lOにあっては、その装着状態下において、内
筒金具12と外筒金具14との間に振動が入力されると
、それら両金具12.14の相対的変位に伴うゴム弾性
体16の弾性変形によって流体室34の形状が変化せし
められて、その内部に封入された流体が、ブツシュ周方
向および軸方向に流動せしめられるのであり、以てかか
る流体室34内における流体の流動に基づいて、前述の
如き、各種方向に入力される振動に対して、何れも、効
果的な防振特性が発揮され得ることとなるのである。
より具体的には、先ず、内筒金具12と外筒金具14と
の間に対して、第1図中のP方向に相当する軸直角方向
の振動が入力された際には、流体室34内における、内
筒金具12を挟んで該振動入力方向に対向位置する両側
部分に、相対的な容積変化が惹起されることとなり、そ
れによって、第一の細隙部36.36を通じての、それ
ら両側部分間での流体の繰り返し流動が惹起されるので
あり、そしてこの流体の流動作用に基づいて、所定の防
振効果が発揮され得ることとなるのである。
の間に対して、第1図中のP方向に相当する軸直角方向
の振動が入力された際には、流体室34内における、内
筒金具12を挟んで該振動入力方向に対向位置する両側
部分に、相対的な容積変化が惹起されることとなり、そ
れによって、第一の細隙部36.36を通じての、それ
ら両側部分間での流体の繰り返し流動が惹起されるので
あり、そしてこの流体の流動作用に基づいて、所定の防
振効果が発揮され得ることとなるのである。
また、内筒金具12と外筒金具14との間に対して、第
1図中のQ方向に相当する軸直角方向の振動が入力され
た際には、流体室34における、内筒金具12を挟んで
該振動入力方向に対向位置する両側部分に、相対的な容
積変化が惹起されることとなり、それによって、第二の
細隙部38.38を通じての、それら両側部分間での流
体の繰り返し流動が惹起されるのであり、そしてこの流
体の流動作用に基づいて、所定の防振効果が発揮され得
ることとなるのである。
1図中のQ方向に相当する軸直角方向の振動が入力され
た際には、流体室34における、内筒金具12を挟んで
該振動入力方向に対向位置する両側部分に、相対的な容
積変化が惹起されることとなり、それによって、第二の
細隙部38.38を通じての、それら両側部分間での流
体の繰り返し流動が惹起されるのであり、そしてこの流
体の流動作用に基づいて、所定の防振効果が発揮され得
ることとなるのである。
更にまた、内筒金具12と外筒金具14との間に対して
、第2図中のR方向に相当する軸方向の振動が入力され
た際には、流体室34内における、環状突部32を挟ん
で該振動入力方向に対向位置する軸方向両側部分に、相
対的な容積変化が惹起されることとなり、それによって
、該環状突部32の突出端面と流体室34の外筒金具側
内周面との対向面間に形成された筒状の細隙部を通じて
の、それら軸方向両側部分間での流体の繰り返し流動が
惹起されるのであり、そしてこの流体の流動作用に基づ
いて、所定の防振効果が発揮され得ることとなるのであ
る。
、第2図中のR方向に相当する軸方向の振動が入力され
た際には、流体室34内における、環状突部32を挟ん
で該振動入力方向に対向位置する軸方向両側部分に、相
対的な容積変化が惹起されることとなり、それによって
、該環状突部32の突出端面と流体室34の外筒金具側
内周面との対向面間に形成された筒状の細隙部を通じて
の、それら軸方向両側部分間での流体の繰り返し流動が
惹起されるのであり、そしてこの流体の流動作用に基づ
いて、所定の防振効果が発揮され得ることとなるのであ
る。
なお、これら各方向に入力される振動に対して発揮され
る、流体の流動に基づく防振効果は、それぞれ、第一の
細隙部36、第二の細隙部38および環状突部32の突
出端面と流体室34の外筒金具側内周面との間に形成さ
れた筒状の細隙部における流通断面積や長さを、ゴム弾
性体16のばね定数や封入流体の粘度等に応じて調節す
ることによって、適宜チューニングされることとなる。
る、流体の流動に基づく防振効果は、それぞれ、第一の
細隙部36、第二の細隙部38および環状突部32の突
出端面と流体室34の外筒金具側内周面との間に形成さ
れた筒状の細隙部における流通断面積や長さを、ゴム弾
性体16のばね定数や封入流体の粘度等に応じて調節す
ることによって、適宜チューニングされることとなる。
従って、このようなブツシュ組立体lOにあっては、互
いに直交する軸直角方向二方向に入力される振動と、軸
方向に入力される振動とに対して、何れも、流体の流動
に基づく防振効果が有効に発揮され得るのである。
いに直交する軸直角方向二方向に入力される振動と、軸
方向に入力される振動とに対して、何れも、流体の流動
に基づく防振効果が有効に発揮され得るのである。
また、それら各方向に入力される振動に対して発揮され
る防振特性は、それぞれ、第一の細隙部36、第二の細
隙部38および環状突部32の突出端面と流体室34の
外筒金具側内周面との間に形成された筒状の細隙部にお
ける流通断面積や長さ等を、適宜設定することにより、
各方向に入力される防振すべき振動に応じて、互いに独
立してチューニングすることが出来るのである。
る防振特性は、それぞれ、第一の細隙部36、第二の細
隙部38および環状突部32の突出端面と流体室34の
外筒金具側内周面との間に形成された筒状の細隙部にお
ける流通断面積や長さ等を、適宜設定することにより、
各方向に入力される防振すべき振動に応じて、互いに独
立してチューニングすることが出来るのである。
さらに、かかるブツシュ組立体10においては、内外筒
金具12.14間に径方向の過大な振動荷重が及ぼされ
た際、流体室34の外筒金具側内周面に対する環状突部
32の当接によって、それら内外筒金具12.14の相
対的変位量が規制され得るところから、被連結部材の相
対的変位量が有効に規制され得ると共に、ゴム弾性体1
6の過大な変形が防止されて、その耐久性も有利に確保
され得るといった利点を存しているのである。
金具12.14間に径方向の過大な振動荷重が及ぼされ
た際、流体室34の外筒金具側内周面に対する環状突部
32の当接によって、それら内外筒金具12.14の相
対的変位量が規制され得るところから、被連結部材の相
対的変位量が有効に規制され得ると共に、ゴム弾性体1
6の過大な変形が防止されて、その耐久性も有利に確保
され得るといった利点を存しているのである。
以上、本発明の一実施例について詳述してきたが、これ
は文字通りの例示であって、本発明は、かかる具体例に
のみ限定して解釈されるものではない。
は文字通りの例示であって、本発明は、かかる具体例に
のみ限定して解釈されるものではない。
例えば、流体室34内に突出位置せしめられる環状突部
32を形成する金属リング20は、例示の如き円形外周
形状のものの他、第5図及び第6図に示されている如き
小判型外周形状のものを採用することも可能である。な
お、第5図及び第6図においては、その理解を容易とす
るために、前記実施例と同様な構造とされた部材および
部位について、それぞれ、同一の符号を付しておくこと
とする。
32を形成する金属リング20は、例示の如き円形外周
形状のものの他、第5図及び第6図に示されている如き
小判型外周形状のものを採用することも可能である。な
お、第5図及び第6図においては、その理解を容易とす
るために、前記実施例と同様な構造とされた部材および
部位について、それぞれ、同一の符号を付しておくこと
とする。
尤も、そのような金属リング20は、必ずしも設ける必
要はなく、環状突部をゴム弾性体のみによって構成する
こと等も可能である。
要はなく、環状突部をゴム弾性体のみによって構成する
こと等も可能である。
また、流体室を構成する空所26を、その全周に亘って
、金属スリーブ22を貫通して外周面に開口する凹溝状
形態をもって形成するようにしても良い。
、金属スリーブ22を貫通して外周面に開口する凹溝状
形態をもって形成するようにしても良い。
更にまた、前記実施例では、軸方向に入力される振動に
加え、互いに直交する二つの軸直角方向に入力される振
動に対して、流体の流動作用に基づく防振効果を発揮し
得るようにされたブツシュ組立体10の具体例を示した
が、流体室の形状を適宜設定することにより、軸方向に
入力される振動に加え、互いに直交しない二つの軸直角
方向に入力される振動、或いは互いに異なる三つ以上の
軸直角方向に入力される振動に対して、それぞれ、流体
の流動作用に基づく防振効果が発揮され得るように構成
することが可能である。
加え、互いに直交する二つの軸直角方向に入力される振
動に対して、流体の流動作用に基づく防振効果を発揮し
得るようにされたブツシュ組立体10の具体例を示した
が、流体室の形状を適宜設定することにより、軸方向に
入力される振動に加え、互いに直交しない二つの軸直角
方向に入力される振動、或いは互いに異なる三つ以上の
軸直角方向に入力される振動に対して、それぞれ、流体
の流動作用に基づく防振効果が発揮され得るように構成
することが可能である。
加えて、本発明は、自動車のサスペンション・ブツシュ
やエンジンマウント、デフマウント、ボデーマウントな
ど、或いは自動車以外の各種装置におけるブツシュに対
して、何れも有利に通用され得るものであることは、勿
論である。
やエンジンマウント、デフマウント、ボデーマウントな
ど、或いは自動車以外の各種装置におけるブツシュに対
して、何れも有利に通用され得るものであることは、勿
論である。
その他、−々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識
に基づいて、種々なる変更、修正、改良等を加えた態様
において実施され得るものであり、また、そのような実
施態様が、本発明の主旨を逸脱しない限り、何れも、本
発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでも
ないところである。
に基づいて、種々なる変更、修正、改良等を加えた態様
において実施され得るものであり、また、そのような実
施態様が、本発明の主旨を逸脱しない限り、何れも、本
発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでも
ないところである。
(発明の効果)
上述の説明から明らかなように、本発明に従って構成さ
れた流体入り筒型マウント装置にあっては、環状の流体
室を周方向全周に亘って狭窄せしめて、且つ全周に亘っ
てコ字状断面としたことにより、互いに異なる軸直角方
向に入力される複数の軸直角方向振動と、軸方向に入力
される軸方向振動とに対して、何れも、かかる流体室内
を流動せしめられる流体の流動作用に基づく防振効果が
、有効に発揮され得るのである。
れた流体入り筒型マウント装置にあっては、環状の流体
室を周方向全周に亘って狭窄せしめて、且つ全周に亘っ
てコ字状断面としたことにより、互いに異なる軸直角方
向に入力される複数の軸直角方向振動と、軸方向に入力
される軸方向振動とに対して、何れも、かかる流体室内
を流動せしめられる流体の流動作用に基づく防振効果が
、有効に発揮され得るのである。
そしてまた、本発明においては、それら複数の軸直角方
向振動と軸方向振動とに対して防振効果を発揮し得る流
体を収容する流体室が、極めて簡略な構造を有する単一
の流体室構造をもって構成され得るところから、上述の
如き優れた防振性能を発揮し得る筒型マウント装置が、
簡単な構造と優れた製作性とをもって有利に実現され得
るのであり、そこに、本発明の産業上の大きな意義が存
するのである。
向振動と軸方向振動とに対して防振効果を発揮し得る流
体を収容する流体室が、極めて簡略な構造を有する単一
の流体室構造をもって構成され得るところから、上述の
如き優れた防振性能を発揮し得る筒型マウント装置が、
簡単な構造と優れた製作性とをもって有利に実現され得
るのであり、そこに、本発明の産業上の大きな意義が存
するのである。
第1図は、本発明の一実施例たるブツシュ組立体を示す
横断面図であり、第2図は、第1図における■−■断面
図である。また、第3図は、第1図に示されているブツ
シュ組立体を構成する一体加硫成形品を示す横断面図で
あり、第4図は、第3図におけるIV−IV断面図であ
る。更に、第5図は、本発明の別の実施例たるブツシュ
組立体を示す横断面図であり、第6図は、第5図におけ
る■−■断面図である。 :外筒金具 二金属スリーブ :環状突部 :第一の細隙部 16:ゴム弾性体 24ニ一体加硫成形品 34:流体室 38:第二の細隙部
横断面図であり、第2図は、第1図における■−■断面
図である。また、第3図は、第1図に示されているブツ
シュ組立体を構成する一体加硫成形品を示す横断面図で
あり、第4図は、第3図におけるIV−IV断面図であ
る。更に、第5図は、本発明の別の実施例たるブツシュ
組立体を示す横断面図であり、第6図は、第5図におけ
る■−■断面図である。 :外筒金具 二金属スリーブ :環状突部 :第一の細隙部 16:ゴム弾性体 24ニ一体加硫成形品 34:流体室 38:第二の細隙部
Claims (1)
- 互いに径方向に所定距離を隔てて配された内筒金具と外
筒金具とを、それらの間に介装された筒状のゴム弾性体
によって連結すると共に、該内筒金具と該外筒金具との
間に、周方向に連続して延びる環状の流体室を形成し、
該流体室内に非圧縮性流体を封入せしめる一方、かかる
流体室内における軸方向中央部分に、前記内筒金具側か
ら前記外筒金具側に向かって所定高さで突出し、周方向
に連続して延びる環状突部を突出形成することにより、
該流体室内を狭窄せしめて、該流体室を全周に亘ってコ
字状断面としたことを特徴とする流体封入式ブッシュ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2072946A JPH0726666B2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 流体封入式ブッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2072946A JPH0726666B2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 流体封入式ブッシュ |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34255389A Division JPH0320137A (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 粘性流体封入式ブッシュ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03255239A true JPH03255239A (ja) | 1991-11-14 |
| JPH0726666B2 JPH0726666B2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=13504057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2072946A Expired - Fee Related JPH0726666B2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 流体封入式ブッシュ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726666B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6271430U (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-07 | ||
| JPS62124334A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-05 | Nissan Motor Co Ltd | 防振装置 |
| JPS62224743A (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-02 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 流体封入型プツシユ |
-
1990
- 1990-03-22 JP JP2072946A patent/JPH0726666B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6271430U (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-07 | ||
| JPS62124334A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-05 | Nissan Motor Co Ltd | 防振装置 |
| JPS62224743A (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-02 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 流体封入型プツシユ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0726666B2 (ja) | 1995-03-29 |
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Legal Events
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