JPH0325814Y2 - - Google Patents

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JPH0325814Y2
JPH0325814Y2 JP9490985U JP9490985U JPH0325814Y2 JP H0325814 Y2 JPH0325814 Y2 JP H0325814Y2 JP 9490985 U JP9490985 U JP 9490985U JP 9490985 U JP9490985 U JP 9490985U JP H0325814 Y2 JPH0325814 Y2 JP H0325814Y2
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rail
rail body
wax
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pachinko ball
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、パチンコ機6の発射装置部に設置
される発射レール1及びパチンコ機6の遊技盤7
に設置され、遊技盤7のゲーム面8へのパチンコ
球B導くための誘導レール2等のパチンコ機6の
レール体に関する(第1図参照)。
(従来の技術) 従来、パチンコ機6のレール体である発射レー
ル1及び誘導レール2は、パチンコ球Bの走行を
スムーズにし、又、パチンコ球Bの打ち出しの方
向性を保つために耐食性のあるステンレス鋼が使
用され、発射レール1については、さらに表面に
耐摩耗性をもたせるため硬質クロムのメツキ処理
が施されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、ステンレス鋼は一般に加工性が
悪く、高価であり、又、レール体上を通過する頻
繁かつ多量(近時使用されている電動式パチンコ
器では1分間に100発程度のパチンコ球が打ち出
される)のパチンコ球Bにより表面が傷つきやす
く、短期間のうちにレール体が損傷しやすく、更
に損傷により錆が発生するという問題点があつ
た。このレール体の損傷、或いは、錆はパチンコ
球Bの発射方向、或いは、飛距離をくるわせるの
でパチンコ機6にとつては致命的な問題点であ
り、この問題点を回避するためには、頻繁にレー
ル体部品を交換するしか手段がなかつた。
又、特に耐摩耗性を必要とするため硬質クロム
のメツキ処理を施す発射レール1については、製
造の面から汚水の処理等の問題があり、設備費等
により部品コストが高くなるといつた問題があつ
た。
この考案はこのような事情に鑑みなされたもの
であり、耐蝕性、耐摩耗性に優れ、さらに表面の
滑りをよくしたレール体に関するものであり、製
造面からは汚水の処理等の問題のないレール体を
提供することを目的をしている。
(課題を解決するための手段) すなわち、本考案に係るパチンコ機のレール体
は、窒化鋼からなるレール部材3の表面にワツク
ス4層を有することを特徴とするものである。
本考案に用いるレール部材3の原材料としては
炭素鋼にアルミニウム、クロム、チタン、モリブ
デン等を少量添加したものが好ましい。単なる炭
素鋼、純鉄では窒化層が形成されても硬化しない
ので好ましくない。
窒化処理は被処理物表面層を高窒素状態にして
硬化させるための方法であり、窒素源としてアン
モニアを高温で分解したときに発生する窒素を利
用している。具体的には、アンモニアあるいはア
ンモニアと二酸化炭素、アンモニアとメタン等の
混合ガスの雰囲気中で被処理物を熱処理すること
によりなされる。熱処理は500〜800℃の範囲の温
度が好ましく、温度が低いほど、又被処理物の表
面処理層が薄いものほど処理時間は短いが通常
0.5〜4時間程度である。
ワツクス4としては、カルシウム、クロム、亜
鉛等の腐蝕防止用の金属石けんを利用することが
できる。この他潤滑用のワツクス4を用いてもよ
く、ワツクス4の成分についてはとくに限定され
ない。このワツクス4のコーテイングはワツクス
4溶液中に窒化処理したレール部材を浸漬しても
よく、又、スプレー等のふきつけによつてもよ
い。
一般に窒化処理された被処理物の表面は粗くな
るがワツクス4によるコーテイングに対しては接
着性がよくなり、したがつてレール部材3からの
ワツクス4の剥離防止に役立つ(第2図参照)。
なお、窒化処理で熱処理されたレール部材は冷
却されるが、冷却は水と油の乳濁液内への急冷に
よつて行なうのが好ましい。この冷却に先立ち、
高温状態にある被処理物を数秒(2〜20秒)空気
中にさらして酸化を行なえば、被処理物の耐蝕性
は更に向上する。この場合、被処理物表面は黒色
を呈したものになり、従来(従来は銀色)にない
レール体となり、趣向を異にした遊技盤7を形成
することができる。
こうして得られたレール体は耐食性(塩水噴霧
試験で200時間以上の耐食性を有する)、耐摩耗性
(ビツカース硬さ1000度程度(通常の焼入刃物よ
り硬い)に優れ、加えてワツクス4がコーテイン
グされていることより、表面はなめらかでパチン
コ球Bのすべりが良い。
なお、特にワツクスとして潤滑用ワツクスを使
用した場合には、すべりの良い点を利用し、例え
ば第3図に示すように発射レール1を筒状に形成
し、パチンコ球Bの方向性を良くすることができ
る。すなわち、従来の発射レール1は平板状のレ
ール面中央にV溝を形成し、その上にパチンコ球
Bを走行させるようになつているが、パチンコ球
Bを打ち出す打槌は回となく打ち出しを繰り返す
ため、パチンコ球Bを打ちつける位置に多少のぶ
れを生じることがあり、このため、従来の発射レ
ール1ではパチンコ球BがV溝外にとび出し方向
性を保てない場合があつた。これに対しパチンコ
球Bの方向性に安定性を得るためにはパチンコ球
Bと発射レール1との接触箇所を大きくすること
が考えられるが、大きくするとパチンコ球Bに耐
する摩擦が増し、球のすべりが悪くなる。しかし
ながら、上述の如く潤滑用ワツクスをコーテイン
グしたレール体を使用すれば筒状にしても内面5
全体がすべりが良いので、パチンコ球Bはスムー
ズに走行し、しかも球の方向性に安定性を得るこ
とができる。
(考案の効果) このように本考案に係るパチンコ機のレール体
は、従来のように加工の難しいステンレス鋼を使
用せず、比較的軟らかい素材を使用し、加工後に
硬化させるのでレール体の構造が複雑であつても
容易に加工することができるという効果がある。
又、本考案のレール体は、レール部材の表面に窒
化処理をしたのちワツクスをコーテイングしてな
るものであるから、耐蝕性、耐摩耗性に優れ、し
かも表面がなめらかであるのでパチンコ球をより
スムーズに走行させることができる。特に、潤滑
用のワツクスをコーテイングすればレール体の滑
りが従来になく向上するのでレール体を筒状にす
るなどパチンコ球との接触が多い形状にすること
ができ、これによりパチンコ球の発射方向をより
安定したものにすることができる。
さらに、製造面から、従来の硬質クロムのメツ
キ処理による汚水問題もなく、製造上、安価なレ
ール体の製造が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はパチンコ機全体の正面図、第2図は本
考案に係るレール体の表面部分を模式的にあらわ
した断面図、第3図は本考案に係るレール体の一
実施例の斜視図である。 図中1は発射レール、2は誘導レールである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 窒化鋼からなるレール部材の表面にワツクス層
    を有することを特徴とするパチンコ機のレール
    体。
JP9490985U 1985-06-22 1985-06-22 Expired JPH0325814Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9490985U JPH0325814Y2 (ja) 1985-06-22 1985-06-22

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JP9490985U JPH0325814Y2 (ja) 1985-06-22 1985-06-22

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JPS624384U JPS624384U (ja) 1987-01-12
JPH0325814Y2 true JPH0325814Y2 (ja) 1991-06-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002153613A (ja) * 2000-11-20 2002-05-28 Heiwa Corp 遊技球発射装置

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JPS624384U (ja) 1987-01-12

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