JPH03259728A - 原子間力、摩擦力測定顕微鏡 - Google Patents
原子間力、摩擦力測定顕微鏡Info
- Publication number
- JPH03259728A JPH03259728A JP2059632A JP5963290A JPH03259728A JP H03259728 A JPH03259728 A JP H03259728A JP 2059632 A JP2059632 A JP 2059632A JP 5963290 A JP5963290 A JP 5963290A JP H03259728 A JPH03259728 A JP H03259728A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- force
- measured
- stylus
- cantilever
- force detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、被測定物の表面形状と、測定時の摩擦力を測
定する原子間力、摩擦力測定顕微鏡に関するものである
。
定する原子間力、摩擦力測定顕微鏡に関するものである
。
[従来の技術]
従来、この種の原子間力測定顕微鏡(AFMA L o
m i c F o r c e M i c
r o s c o pe)としては特開昭62−1−
30302号公報等か知られている。この原子間力測定
顕微鏡の基本原理は、被測定物の表面を尖点、ずなわち
触針によって走査し、表面形状を測定するもので、触針
を被測定物表面に限りなく近すけて、被測定物表面の原
子の電子雲と、触針の頂点の原子の電子雲とを接触させ
ると、これら原子間に反発性の原子間力が生し、この電
子間カによって前記触針が収り(=Iけられている力検
出カンチレバーをたわませ、その変位量を測定すること
で、表面の三次元形状、すなわち凹凸画像を得るもので
ある。原Y−間カはIQ−26ニユ一1〜ン程度で非常
に小さいため、力検出カンチレバーと触針の質量は非常
に小さいことが要求される。そのため触針を含む力検出
カンチレバーの質量は10−6Kg程度で、力検出カン
チレバーとしては厚さ25μm、長さ0−8mm程度の
薄い金箔からなる板ばねが使用される。また、力検出カ
ンチレバーは、大きな撓みを得るためにしなやかである
ばかりが、外部振動による共振を防ぐため高い固有振動
数f。(例:2KHz>を存することが要求される。触
針としてはダイヤモンド等が使用され、被測定物表面と
の接触圧を極めて小さくすることで、該触針の変形が極
めて少なく、したかって被測定物表面との接触面積も小
さくなる。この結果、被測定面の凹凸画像を11−00
n以下の高分解能で形成することができる。
m i c F o r c e M i c
r o s c o pe)としては特開昭62−1−
30302号公報等か知られている。この原子間力測定
顕微鏡の基本原理は、被測定物の表面を尖点、ずなわち
触針によって走査し、表面形状を測定するもので、触針
を被測定物表面に限りなく近すけて、被測定物表面の原
子の電子雲と、触針の頂点の原子の電子雲とを接触させ
ると、これら原子間に反発性の原子間力が生し、この電
子間カによって前記触針が収り(=Iけられている力検
出カンチレバーをたわませ、その変位量を測定すること
で、表面の三次元形状、すなわち凹凸画像を得るもので
ある。原Y−間カはIQ−26ニユ一1〜ン程度で非常
に小さいため、力検出カンチレバーと触針の質量は非常
に小さいことが要求される。そのため触針を含む力検出
カンチレバーの質量は10−6Kg程度で、力検出カン
チレバーとしては厚さ25μm、長さ0−8mm程度の
薄い金箔からなる板ばねが使用される。また、力検出カ
ンチレバーは、大きな撓みを得るためにしなやかである
ばかりが、外部振動による共振を防ぐため高い固有振動
数f。(例:2KHz>を存することが要求される。触
針としてはダイヤモンド等が使用され、被測定物表面と
の接触圧を極めて小さくすることで、該触針の変形が極
めて少なく、したかって被測定物表面との接触面積も小
さくなる。この結果、被測定面の凹凸画像を11−00
n以下の高分解能で形成することができる。
第4図はこのような原子間力測定顕微鏡の従来例を示す
もので、これを概略説明すると、1−は被測定物、2は
力検出カンチレバー、3は触針、4は力検出カンチレバ
ー2の変位を検出する光てこ大変位検出器で、この変位
検出器4は、He−Neレーザ等の光源5と、光源5か
ら出た光ビームを力検出カンチレバー2の先端部上面に
導く光ファイバ6と、力検出カンチレバー2に当たって
反射した光ヒームを受光し、電気信号に変換する2分割
ディテクタ7とで構成されている。被測定物1の表面形
状の変化に伴い力検出カンチレバー2か上下方向に変位
すると、ディテクタ7の各受光素(−sA、8Bに入光
する光ビームの光量か変わるため、該受光素子8A、8
Bの出力11、■。
もので、これを概略説明すると、1−は被測定物、2は
力検出カンチレバー、3は触針、4は力検出カンチレバ
ー2の変位を検出する光てこ大変位検出器で、この変位
検出器4は、He−Neレーザ等の光源5と、光源5か
ら出た光ビームを力検出カンチレバー2の先端部上面に
導く光ファイバ6と、力検出カンチレバー2に当たって
反射した光ヒームを受光し、電気信号に変換する2分割
ディテクタ7とで構成されている。被測定物1の表面形
状の変化に伴い力検出カンチレバー2か上下方向に変位
すると、ディテクタ7の各受光素(−sA、8Bに入光
する光ビームの光量か変わるため、該受光素子8A、8
Bの出力11、■。
も変化し、これら両出力丁I、T2を差動増幅器9のプ
ラス端子とマイナス端子に入力して、その差電圧を収り
出し、撮像管に導くと、被測定物]の表面の凹凸画像が
得られる。
ラス端子とマイナス端子に入力して、その差電圧を収り
出し、撮像管に導くと、被測定物]の表面の凹凸画像が
得られる。
この場合、AFM走査においては力検出カンチレバー2
を被測定物1に対して平行になるように水平に配置する
必要があるが、被測定物1に対して直交するよう立てて
配置し、その先端部下端縁に触針3を設けておくと、走
査時に力検出カンチレバー2が左右方向に変位するため
、被測定物1と触針3との間の摩擦力を測定することが
てきる(FFM:Fr1ction Force
Mjcroscope+Phy、Rev、Let It
59.19/]−2,”87)。
を被測定物1に対して平行になるように水平に配置する
必要があるが、被測定物1に対して直交するよう立てて
配置し、その先端部下端縁に触針3を設けておくと、走
査時に力検出カンチレバー2が左右方向に変位するため
、被測定物1と触針3との間の摩擦力を測定することが
てきる(FFM:Fr1ction Force
Mjcroscope+Phy、Rev、Let It
59.19/]−2,”87)。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、被測定物1−のへFM走査中において、触針
3は被測定物1の表面の凹凸により触針3と表面との間
の摩擦力が変化するため、力検出カンチレバー2が捻じ
られてしまい、この捩じれが横方向の測定誤差になると
云う問題があった。特に、半導体パターンの測定等にお
いては第5図に示すように触針3が溝10に落ち込んで
引っ掛かると、測定誤差が大きくなり、また触針3を破
損する恐れもあっt:。
3は被測定物1の表面の凹凸により触針3と表面との間
の摩擦力が変化するため、力検出カンチレバー2が捻じ
られてしまい、この捩じれが横方向の測定誤差になると
云う問題があった。特に、半導体パターンの測定等にお
いては第5図に示すように触針3が溝10に落ち込んで
引っ掛かると、測定誤差が大きくなり、また触針3を破
損する恐れもあっt:。
従って、本発明は上記したような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、1つの力検
出カンチレバーで原子間力と、摩擦力を同時に測定でき
、測定精度の向にを図るように1−た原子間力、摩擦力
測定顕微鏡を提供することを1]的とするものである。
なされたもので、その目的とするところは、1つの力検
出カンチレバーで原子間力と、摩擦力を同時に測定でき
、測定精度の向にを図るように1−た原子間力、摩擦力
測定顕微鏡を提供することを1]的とするものである。
[課題を解決するための手段]
本発明は上記目的を達成するために、弾性部材からなり
先端部に検査すべき被測定物の表面に近接する触針を有
する力検出カンチレバーと、この力検出カンチレバーを
照射する光源と、前記力検出力ンチI/バーに当たって
反射した光源からの反射光を検出し電気信号に変換する
二次元ディテクタと、この二次元ディテクタによる出力
信号を前記力検出カンチレバーの縦変位信号と捩じれ変
位信号に変換する変換回路とで構成したものである。
先端部に検査すべき被測定物の表面に近接する触針を有
する力検出カンチレバーと、この力検出カンチレバーを
照射する光源と、前記力検出力ンチI/バーに当たって
反射した光源からの反射光を検出し電気信号に変換する
二次元ディテクタと、この二次元ディテクタによる出力
信号を前記力検出カンチレバーの縦変位信号と捩じれ変
位信号に変換する変換回路とで構成したものである。
[作用]
本発明において、力検出カンチレバーの触針を被測定物
の表面に限りなく近すけていくと、これら両者間に原子
間力が生じ、この原子間力により力検出カンチレバーは
」1下(縦)方向に変位する。
の表面に限りなく近すけていくと、これら両者間に原子
間力が生じ、この原子間力により力検出カンチレバーは
」1下(縦)方向に変位する。
また、力検出カンチレバーには被測定物と触針との間の
摩擦力によって捩じれ変位を生じる9力検出カンチレバ
ーに縦方向の変位と捩じれ変位が生じると、該力検出カ
ンチレバーに当たって反射し二次元ディテクタの各受光
素子に入射する光ビームの光量が変化する。この各受光
素子に入射した光ビームを検出して電気信号に変換し、
これを変換回路で演算処理すると、力検出カンチレバー
の縦変位信号と捩じれ変位信号が得られ、原子間力と摩
擦力の同時測定を可能にする。
摩擦力によって捩じれ変位を生じる9力検出カンチレバ
ーに縦方向の変位と捩じれ変位が生じると、該力検出カ
ンチレバーに当たって反射し二次元ディテクタの各受光
素子に入射する光ビームの光量が変化する。この各受光
素子に入射した光ビームを検出して電気信号に変換し、
これを変換回路で演算処理すると、力検出カンチレバー
の縦変位信号と捩じれ変位信号が得られ、原子間力と摩
擦力の同時測定を可能にする。
[実施例]
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明に係る原子間力、摩擦力測定顕微鏡の一
実施例を示す概略構成図である。同図において、1]−
は基台で、この基台1−1は除振装置(図示せず)によ
って外部振動を受けない構造とされる。12は基台11
上に配設されたステージで、このステージ]−2は駆動
装置1−3によって互いに直交する3方向、すなわちX
、Y、Z方向にそれぞれ独立に移動制御されるように構
成され、」二面に被測定物1が設置されている。2は一
端を前記基台1]に片持支持されて配設された力検出カ
ンチレバーで、この力検出カンチレバー2は、上記した
通り厚さ25 lt m、長さ0.8能程度の金箔製板
ばねからなり、その先端にダイヤモンド等からなる触針
3が設けられ、前記被測定物1−の表面に殆ど接触する
程度、すなわち被測定物1の表面の原子の電子雲と、触
針3の頂点の原子の電子雲とが接触する程度にまで近接
(0,3n、m程度)している。そして、触針3を含む
力検出力ンヂレバー2の質量は10−6Kg程度とされ
る。
実施例を示す概略構成図である。同図において、1]−
は基台で、この基台1−1は除振装置(図示せず)によ
って外部振動を受けない構造とされる。12は基台11
上に配設されたステージで、このステージ]−2は駆動
装置1−3によって互いに直交する3方向、すなわちX
、Y、Z方向にそれぞれ独立に移動制御されるように構
成され、」二面に被測定物1が設置されている。2は一
端を前記基台1]に片持支持されて配設された力検出カ
ンチレバーで、この力検出カンチレバー2は、上記した
通り厚さ25 lt m、長さ0.8能程度の金箔製板
ばねからなり、その先端にダイヤモンド等からなる触針
3が設けられ、前記被測定物1−の表面に殆ど接触する
程度、すなわち被測定物1の表面の原子の電子雲と、触
針3の頂点の原子の電子雲とが接触する程度にまで近接
(0,3n、m程度)している。そして、触針3を含む
力検出力ンヂレバー2の質量は10−6Kg程度とされ
る。
前記基台11の上端部にはHe −N eレーザ等から
なる光源5が設置されており、この光源5から出た光ビ
ーム15は不図示のコリメータレンズ、光ファイバ等を
経て前記力検出カンチレバー2の先端部上面に導かれ、
該力検出カンチレバー2に当たって反射した反射ビーム
BMがフォトダイオード等からなる二次元ディテクタ1
6に入光し、電気信号に変換されるように構成されてい
る。
なる光源5が設置されており、この光源5から出た光ビ
ーム15は不図示のコリメータレンズ、光ファイバ等を
経て前記力検出カンチレバー2の先端部上面に導かれ、
該力検出カンチレバー2に当たって反射した反射ビーム
BMがフォトダイオード等からなる二次元ディテクタ1
6に入光し、電気信号に変換されるように構成されてい
る。
次元ディテクタ16は力検出カンチレバー2の縦方向の
変位と、横方向の捩じれ変位を検出するためのもので、
4分割光検出器を構成することにより4つの受光素子8
八〜8Dを備えている。
変位と、横方向の捩じれ変位を検出するためのもので、
4分割光検出器を構成することにより4つの受光素子8
八〜8Dを備えている。
17は前記二次元ディテクタ16からの出力信号を演算
処理し力検出カンチレバー2の縦変位信号(Y信号)と
、捩じれ変位信号(X信号)を送出する変換回路で、こ
の変換回路]−7は第2図に示すように、萌記各受光素
子8八〜81)の電流(反射ビーム13Mの光量によっ
て変化する)を電圧に変換する4つの丁−V変換器]−
8A〜18Dと、■−V変換器18A〜18Dに対応し
て設けられた4つの加算器]−9A〜19Dと、加算器
19A〜1−9Dに対応して設けられた2つの差動増幅
器2OA、20Bとで構成されている。I −V変換器
18Aの出力は、加算器1−9A、19Bの一方のプラ
ス端子にそれぞれ入力される。■−V変換器1.8 B
の出力は、加算器19Bの他方のプラス端子と、加算器
19Cの一方のプラス端子にぞれぞれ入力される。I−
V変換器18Cの出力は、加算器19Cの他方のプラス
端子と、加算器19Dの一方のプラス端子にぞれぞれ入
力される。■V変換器1−8Dの出力は、加算器1.9
Aと1−9Dの他方のプラス端子にぞれぞれ入力される
。そして、加算器1.9 Bと19Cの出力はそれぞれ
差動増幅器2OA、20Bのプラス端子に入力され、加
算器19Aと1.9Dの出力はそれぞれ差動増幅器2O
A、20Bのマイナス端子に入力される。
処理し力検出カンチレバー2の縦変位信号(Y信号)と
、捩じれ変位信号(X信号)を送出する変換回路で、こ
の変換回路]−7は第2図に示すように、萌記各受光素
子8八〜81)の電流(反射ビーム13Mの光量によっ
て変化する)を電圧に変換する4つの丁−V変換器]−
8A〜18Dと、■−V変換器18A〜18Dに対応し
て設けられた4つの加算器]−9A〜19Dと、加算器
19A〜1−9Dに対応して設けられた2つの差動増幅
器2OA、20Bとで構成されている。I −V変換器
18Aの出力は、加算器1−9A、19Bの一方のプラ
ス端子にそれぞれ入力される。■−V変換器1.8 B
の出力は、加算器19Bの他方のプラス端子と、加算器
19Cの一方のプラス端子にぞれぞれ入力される。I−
V変換器18Cの出力は、加算器19Cの他方のプラス
端子と、加算器19Dの一方のプラス端子にぞれぞれ入
力される。■V変換器1−8Dの出力は、加算器1.9
Aと1−9Dの他方のプラス端子にぞれぞれ入力される
。そして、加算器1.9 Bと19Cの出力はそれぞれ
差動増幅器2OA、20Bのプラス端子に入力され、加
算器19Aと1.9Dの出力はそれぞれ差動増幅器2O
A、20Bのマイナス端子に入力される。
次にこのような構成において原子間力と摩擦力の測定を
説明する。
説明する。
光源らから出た光ビーム15を力検出カンチレバー2の
先端部上面に導き、この状態で駆動装置13によりステ
ージ12を上昇させて被測定物1を触針3に近ずけると
共に、X、Y方向に移動させて被測定物1−の表面を触
針3で走査する。力検出カンチレバー2に変位が生じて
いない状態において、光源5から出射して該力検出カン
チレバー2に当たって反射し、二次元ディテクタ16の
各受光素子8A〜8Dに入光する光源5からの光ビーム
BMの光量は全て等しく、したがって各1■変換器18
A〜1.8Dの出力電圧も全て等しい。
先端部上面に導き、この状態で駆動装置13によりステ
ージ12を上昇させて被測定物1を触針3に近ずけると
共に、X、Y方向に移動させて被測定物1−の表面を触
針3で走査する。力検出カンチレバー2に変位が生じて
いない状態において、光源5から出射して該力検出カン
チレバー2に当たって反射し、二次元ディテクタ16の
各受光素子8A〜8Dに入光する光源5からの光ビーム
BMの光量は全て等しく、したがって各1■変換器18
A〜1.8Dの出力電圧も全て等しい。
駆動装置13によりステージ1.2を上昇させ、被測定
物1−の表面を触針3に限りなく近すけて、被測定物表
面の原子の電子雲と、触針3の頂点の原子の電子雲とを
接触させると、これら原子間に反発性の原子間力が生じ
、この電子開力によって前記触針3が取り付けられた力
検出カンチレバー2を撓ませる。原子間力は、被測定物
表面と触針3との距離、換言すれば被測定物表面の形状
変化によって変化する。力検出カンチレバー2が撓むと
、該力検出カンチレバー2に当たって反射し各受光素子
8八〜8Dに入る反射ビームBMの光量が変化するため
、各I−V変換器18A〜1.8 Dの出力電圧も変化
する。この出力電圧は被測定物0 1と触針3との距離に応じて変化するため、この出力信
号を変換回路17で演算処理することで、原子間力、換
言すれば被測定物1−の表面の三次元形状が数nm〜数
士nmオーダーの高分解能で測定される。
物1−の表面を触針3に限りなく近すけて、被測定物表
面の原子の電子雲と、触針3の頂点の原子の電子雲とを
接触させると、これら原子間に反発性の原子間力が生じ
、この電子開力によって前記触針3が取り付けられた力
検出カンチレバー2を撓ませる。原子間力は、被測定物
表面と触針3との距離、換言すれば被測定物表面の形状
変化によって変化する。力検出カンチレバー2が撓むと
、該力検出カンチレバー2に当たって反射し各受光素子
8八〜8Dに入る反射ビームBMの光量が変化するため
、各I−V変換器18A〜1.8 Dの出力電圧も変化
する。この出力電圧は被測定物0 1と触針3との距離に応じて変化するため、この出力信
号を変換回路17で演算処理することで、原子間力、換
言すれば被測定物1−の表面の三次元形状が数nm〜数
士nmオーダーの高分解能で測定される。
例えば、力検出カンチレバー2が原子間力の変化〈減少
)に伴い上方に変位したとすると、光ビーム15の該レ
バーに対する人、反射角が大きくなるため、第2図に斜
線で示すように反射ビームBMがディテクタ中心から一
ヒ方にずれる。すると、F2つの受光素子8A、8Bに
入光する反射ビームBMの光量の総和は、下2つの受光
素子8C181)に入光する反射ビームBMの光量の総
和よりも多くなる。そして、F2つの受光素子8Aと8
Bの出力電圧は加算器19I3によって加算されて差動
増幅器2OAのプラス端子に入力され、下2つの受光素
子8Cと81)の出力電圧は加算器19Dによって加算
されて差動増幅器20Aのマイナス端子に入力される。
)に伴い上方に変位したとすると、光ビーム15の該レ
バーに対する人、反射角が大きくなるため、第2図に斜
線で示すように反射ビームBMがディテクタ中心から一
ヒ方にずれる。すると、F2つの受光素子8A、8Bに
入光する反射ビームBMの光量の総和は、下2つの受光
素子8C181)に入光する反射ビームBMの光量の総
和よりも多くなる。そして、F2つの受光素子8Aと8
Bの出力電圧は加算器19I3によって加算されて差動
増幅器2OAのプラス端子に入力され、下2つの受光素
子8Cと81)の出力電圧は加算器19Dによって加算
されて差動増幅器20Aのマイナス端子に入力される。
加算器1.9 Bの出力電圧は加算器19Dの出力電圧
より大であるため、差動増幅器2 OAは正の差電圧を
縦変位信号(X信号)として出力する。反対に、原子間
力の増加に伴い力検出カンチレバー2が下方に変位した
場合は、光ヒーム15の力検出カンチレバー2に対する
人、反射角が小さくなるノ;二め、加算器1.9Dの出
力電圧か加算器19Bの出力電圧より大きくなり、差動
増幅器2OAは負の差電圧をX信号として出力する。従
って、このX信号によって原−6間力を測定することが
できる。
より大であるため、差動増幅器2 OAは正の差電圧を
縦変位信号(X信号)として出力する。反対に、原子間
力の増加に伴い力検出カンチレバー2が下方に変位した
場合は、光ヒーム15の力検出カンチレバー2に対する
人、反射角が小さくなるノ;二め、加算器1.9Dの出
力電圧か加算器19Bの出力電圧より大きくなり、差動
増幅器2OAは負の差電圧をX信号として出力する。従
って、このX信号によって原−6間力を測定することが
できる。
また、力検出カンチレバー2は被測定物表面と触針3と
の間の摩擦力によって捩じれるため、力検出カンチレバ
ー2に当たって反射し二次元ディテクタ16に入射する
反射ビームBMの中心がディテクタ中心から左右方向に
ずれる。例えば摩擦力の変化に伴い被測定物1の走査方
向に捩じれて左2つの受光素子8A、8Cに入光する反
射ビームの光量の総和が、右2つの受光素子8B、8D
に入光する反射ビームの光量の総和よりも多くなったと
する。そして、左2つの受光素子8Aと8Cの出力電圧
は加算器19Aによって加算されて差動増幅器20Bの
マイナス端子に入力され、右2つの受光素子8Bと8D
の出力電圧は加算器1−9Cによって加算されて差動増
幅器20Bのプラス端子に入力される。加算器19Aの
出力電圧は加算器19cの出力電圧より大であるため、
差動増幅器20Bは正の差電圧を捩じれ変位信号(X信
号)として出力する。反対に、力検出カンチレバー2が
走査方向と反対方向に捩じれた場合は反射ビームBMの
中心がディテクタ中心より右にずれるため、加算器19
Cの出力電圧が加算器19Aの出力電圧より大きくなり
、差動増幅器20Bは負の差電圧をX信号として出力す
る。従って、このX信号によって摩擦力を測定すること
ができる。
の間の摩擦力によって捩じれるため、力検出カンチレバ
ー2に当たって反射し二次元ディテクタ16に入射する
反射ビームBMの中心がディテクタ中心から左右方向に
ずれる。例えば摩擦力の変化に伴い被測定物1の走査方
向に捩じれて左2つの受光素子8A、8Cに入光する反
射ビームの光量の総和が、右2つの受光素子8B、8D
に入光する反射ビームの光量の総和よりも多くなったと
する。そして、左2つの受光素子8Aと8Cの出力電圧
は加算器19Aによって加算されて差動増幅器20Bの
マイナス端子に入力され、右2つの受光素子8Bと8D
の出力電圧は加算器1−9Cによって加算されて差動増
幅器20Bのプラス端子に入力される。加算器19Aの
出力電圧は加算器19cの出力電圧より大であるため、
差動増幅器20Bは正の差電圧を捩じれ変位信号(X信
号)として出力する。反対に、力検出カンチレバー2が
走査方向と反対方向に捩じれた場合は反射ビームBMの
中心がディテクタ中心より右にずれるため、加算器19
Cの出力電圧が加算器19Aの出力電圧より大きくなり
、差動増幅器20Bは負の差電圧をX信号として出力す
る。従って、このX信号によって摩擦力を測定すること
ができる。
なお、このような測定に際して前記X、Y信号は力検出
カンチレバー2の変形を一定に保つため駆動装置13に
帰還され、これによって測定物]−がx、y、z方向に
移動制御される。したがって、仮に触針3が被測定物1
の表面に形成された溝に落ち込んで引っ掛かっても破損
する恐れがなく、半導体のパターンの測定に有利である
。
カンチレバー2の変形を一定に保つため駆動装置13に
帰還され、これによって測定物]−がx、y、z方向に
移動制御される。したがって、仮に触針3が被測定物1
の表面に形成された溝に落ち込んで引っ掛かっても破損
する恐れがなく、半導体のパターンの測定に有利である
。
第3図は二次元ディテクタの他の実施例を示す構成図で
ある。この実施例は、力検出力ンヂレバー2に当たって
反射した反射ビームBMを直角プリズム30等の光学素
子によって2つの光束に分割して、その各々を2つの2
分割ディテクタ3]、32にそれぞれ入光させるように
構成したものである。反射ビームBMは力検出カンチレ
バー2の縦方向変位および捩じれ変位に伴い紙面左右方
向と、紙面と直交する方向にずれ、このずれ量に応じて
各2分割ディテクタ31−132の受光素子に入光する
ビームの光量が変化する。この場合、方の2分割ディテ
クタ3]は例えば力検出カンチレバー2の縦変位を検出
する変位検出器として用いられ、もう一方の2分割ディ
テクタ32は力検出カンチレバー2の捩じれ変位を検出
する変位検出器として用いられる。そして、これらディ
テクタ31.=32の出力信号は、上記実施例と同様、
変換回路17に入力され演算処理される。
ある。この実施例は、力検出力ンヂレバー2に当たって
反射した反射ビームBMを直角プリズム30等の光学素
子によって2つの光束に分割して、その各々を2つの2
分割ディテクタ3]、32にそれぞれ入光させるように
構成したものである。反射ビームBMは力検出カンチレ
バー2の縦方向変位および捩じれ変位に伴い紙面左右方
向と、紙面と直交する方向にずれ、このずれ量に応じて
各2分割ディテクタ31−132の受光素子に入光する
ビームの光量が変化する。この場合、方の2分割ディテ
クタ3]は例えば力検出カンチレバー2の縦変位を検出
する変位検出器として用いられ、もう一方の2分割ディ
テクタ32は力検出カンチレバー2の捩じれ変位を検出
する変位検出器として用いられる。そして、これらディ
テクタ31.=32の出力信号は、上記実施例と同様、
変換回路17に入力され演算処理される。
[発明の効果]
]3
−4
以上説明したように本発明に係るEi、:f間力、摩擦
力測定顕微鏡は、力検出カンチレバーの変位を二次元デ
ィテクタによって検出し、このニー次元ディテクタの検
出信号を変換回路によって演算処理し、縦変位信号と、
捩じれ変位信号を得るようにしたので、通常のAFM動
作中において摩擦力を同時に測定でき、それによる力検
出カンチレバーの捩じれによる横方向誤差を測定でき、
測定精度を向上させることができる。また、被測定物の
走査に際して、捩じれ変位信号を帰還させて摩擦力が一
定になるようにすると、鋭いエツジ、アスベクl−の高
い形状のものであっても、触針を破損したりすることが
なく、半導体のパターン測定などに好適である。
力測定顕微鏡は、力検出カンチレバーの変位を二次元デ
ィテクタによって検出し、このニー次元ディテクタの検
出信号を変換回路によって演算処理し、縦変位信号と、
捩じれ変位信号を得るようにしたので、通常のAFM動
作中において摩擦力を同時に測定でき、それによる力検
出カンチレバーの捩じれによる横方向誤差を測定でき、
測定精度を向上させることができる。また、被測定物の
走査に際して、捩じれ変位信号を帰還させて摩擦力が一
定になるようにすると、鋭いエツジ、アスベクl−の高
い形状のものであっても、触針を破損したりすることが
なく、半導体のパターン測定などに好適である。
第1図は本発明に係る原f間力、摩擦力測定顕微鏡の一
実施例を示す概略構成図、第2図は二次元ディテクタと
変換回路を示す図、第3図は二次元ディテクタの他の実
施例を示す図、第4図は原子間力測定顕微鏡の従来例を
示す概略構成図、第5図は触針が被測定物の渦に落ち込
んだ状態を示す図である。 1−・・被測定物、2・・−力検出力ンチレバ、3・・
・触針、5・・・光源、7−・−ディテクタ、8A〜8
D・−・受光泰子、]1−・基台、12・−−ステージ
、13−一・駆動装置、16・・・T1次元ティテクタ
、17・・・変換回路、18Aへ一18D・・・1−■
変換器、19A〜19D・・−加算器、2OA、20B
。 ・差動増幅器。
実施例を示す概略構成図、第2図は二次元ディテクタと
変換回路を示す図、第3図は二次元ディテクタの他の実
施例を示す図、第4図は原子間力測定顕微鏡の従来例を
示す概略構成図、第5図は触針が被測定物の渦に落ち込
んだ状態を示す図である。 1−・・被測定物、2・・−力検出力ンチレバ、3・・
・触針、5・・・光源、7−・−ディテクタ、8A〜8
D・−・受光泰子、]1−・基台、12・−−ステージ
、13−一・駆動装置、16・・・T1次元ティテクタ
、17・・・変換回路、18Aへ一18D・・・1−■
変換器、19A〜19D・・−加算器、2OA、20B
。 ・差動増幅器。
Claims (1)
- 弾性部材からなり先端部に検査すべき被測定物の表面
に近接する触針を有する力検出カンチレバーと、この力
検出カンチレバーを照射する光源と、前記力検出カンチ
レバーに当たって反射した光源からの反射光を検出し電
気信号に変換する二次元ディテクタと、この二次元ディ
テクタによる出力信号を前記力検出カンチレバーの縦変
位信号と捩じれ変位信号に変換する変換回路とを備えた
ことを特徴とする原子間力、摩擦力測定顕微鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5963290A JP2734728B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 原子間力、摩擦力測定顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5963290A JP2734728B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 原子間力、摩擦力測定顕微鏡 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03259728A true JPH03259728A (ja) | 1991-11-19 |
| JP2734728B2 JP2734728B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=13118803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5963290A Expired - Lifetime JP2734728B2 (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 原子間力、摩擦力測定顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2734728B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007505324A (ja) * | 2003-05-15 | 2007-03-08 | フラウンホファー ゲセルシャフトツール フェールデルンク ダー アンゲヴァンテン フォルシュンク エー.ファオ. | 原子間力顕微鏡の、片側が固定されたばねカンチレバー中にねじれ振動を非接触に励起する方法および装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5410880B2 (ja) * | 2009-08-07 | 2014-02-05 | 株式会社日立ハイテクサイエンス | 摩擦力測定方法および摩擦力測定装置 |
-
1990
- 1990-03-09 JP JP5963290A patent/JP2734728B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007505324A (ja) * | 2003-05-15 | 2007-03-08 | フラウンホファー ゲセルシャフトツール フェールデルンク ダー アンゲヴァンテン フォルシュンク エー.ファオ. | 原子間力顕微鏡の、片側が固定されたばねカンチレバー中にねじれ振動を非接触に励起する方法および装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2734728B2 (ja) | 1998-04-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Yaralioglu et al. | Analysis and design of an interdigital cantilever as a displacement sensor | |
| US6018991A (en) | Scanning probe microscope having cantilever attached to driving member | |
| JP2516292B2 (ja) | 原子間力顕微鏡 | |
| US5294804A (en) | Cantilever displacement detection apparatus | |
| US6642517B1 (en) | Method and apparatus for atomic force microscopy | |
| US6578410B1 (en) | Resistive cantilever spring for probe microscopy | |
| KR20070074543A (ko) | 원자력 현미경 검사에서의 고주파 힘 성분 검출을 위한비틀림 하모닉 캔틸레버 | |
| US4744661A (en) | Device for measuring small distances | |
| JPH04337403A (ja) | 光集積型変位センサー | |
| Quercioli et al. | Monitoring of an atomic force microscope cantilever with a compact disk pickup | |
| KR960013676B1 (ko) | 미소변위검출방법 | |
| US6718821B1 (en) | Laser interferometry force-feedback sensor for an interfacial force microscope | |
| JP2734728B2 (ja) | 原子間力、摩擦力測定顕微鏡 | |
| CN1300564C (zh) | 基于角度测量的原子力显微镜测量方法 | |
| CN1300565C (zh) | 基于角度测量的原子力显微镜测量装置 | |
| JPH08278317A (ja) | 原子間力顕微鏡 | |
| JPH06289036A (ja) | カンチレバー及び走査型フォース顕微鏡 | |
| JPH07159155A (ja) | 走査型プローブ顕微測定法および走査型プローブ顕微鏡 | |
| JPH085642A (ja) | 集積型多機能spmセンサー | |
| JP3242787B2 (ja) | フォトン走査トンネル顕微鏡 | |
| JPH03296612A (ja) | 原子間力顕微鏡 | |
| JPH06258068A (ja) | 原子間力顕微鏡 | |
| JPH0483138A (ja) | 微小力検出器 | |
| JPH02281103A (ja) | 原子間力顕微鏡 | |
| JP3125844B2 (ja) | 電圧測定装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109 Year of fee payment: 13 |