JPH0326053B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0326053B2 JPH0326053B2 JP58143407A JP14340783A JPH0326053B2 JP H0326053 B2 JPH0326053 B2 JP H0326053B2 JP 58143407 A JP58143407 A JP 58143407A JP 14340783 A JP14340783 A JP 14340783A JP H0326053 B2 JPH0326053 B2 JP H0326053B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- resin
- wood
- impregnated
- resin liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Golf Clubs (AREA)
Description
本発明はゴルフクラブのウツドヘツドに樹脂を
含浸させて強化する方法に関する。 ゴルフクラブのウツドヘツドはパーシモン等の
材料木を打撃面及びネツク部が木材の導管に平行
となる様に切削加工して所定の形状に仕上げ、打
撃面ヘフエースインサートを装着している。 フエースインサート自体は強化複合材料等で形
成され、衝撃力に対する耐久性は優れており、常
にフエースインサート部分にボールを当てて打て
ば問題はない。しかしフエースを外した位置でボ
ール、特に近年多用されているツーピースボール
を繰り返し打撃すれば、その打撃により、ウツド
ヘツドの表面が凹んでしまう。第6図はフエース
インサート81よりもややトウ82側寄りに繰り
返し打撃を加えた時に生ずる凹み83の状態を示
している。 上記問題解決のため、ウツドヘツドに対し熱重
合性プラスチツクモノマー、オリゴマー、若しく
はこれらの混合物、若しくは不飽和ポリエステル
類の1種又は2種以上の配合物から成る樹脂液を
含浸せしめ、その後、加熱或はγ線等の照射によ
り樹脂を重合固定して対衝撃性、耐久性を向上さ
せることが行われている。 更に、耐衝撃性、耐久性の向上を画るべく、ウ
ツドヘツドに上記樹脂を含浸せしめた後、ウツド
ヘツドの相似形をした金型内に嵌め、加圧しつつ
加熱して重合固定する所謂圧縮ヘツドも出現して
いる。 しかし、充分な耐衝撃性を得るためには、必然
的に多量の樹脂を含浸させる必要があり、このた
め重量が嵩み、200g以下とされている実用性の
あるウツドヘツドは出来なかつた。 樹脂の重合反応による発熱のため、ヘツドの中
心部が著しく高温となり、この現象は樹脂の含浸
率が高い程、顕著であつて内部に亀裂或は劣化を
生じる等の問題があつた。 本発明は第2図に示す如くウツドヘツド8の木
材内部の導管84がネツク85に平行且つ打撃側
の面80に平行に走る様に切削加工して形状が仕
上げられていることに着目し、樹脂の含浸方法に
工夫を施し、更に樹脂重合固定方法に工夫を施し
たヘツドの製造方法であつて、本発明が解決しよ
うとする技術的課題は樹脂含浸によるウツドヘツ
ドの重量増加を最少限に止め、且つ打撃側の面に
は耐衝撃性を、ヘツド全体には耐水性・寸法安定
性・塗装性を付与することである。 上記技術的課題を解決するために本発明の方法
は、ウツドヘツドの打撃側の面に望ましく4〜18
mmの厚さに樹脂液を高含浸率で含浸させ、次いで
全体に樹脂液を低含浸率で含浸させ、次いでヘツ
ドに対して相似形の且つヘツドよりも若干小さな
型穴を有する割金型によつてヘツドを加圧しつつ
加熱し樹脂液を重合固定る。 上記方法にて製造したウツドヘツドはウツド全
体に樹脂が含浸されているため、耐水性及び塗装
性が良好である。 又、樹脂の重合固定の際の圧縮工程によりウツ
ド内部が稠密構造となり特に樹脂の含浸量の多い
フエース部分ではこれが顕著であり、インパクト
時の衝撃に対し、充分な耐久性を有している。 更に打撃側の面を除くヘツドの大部分は低含浸
率で樹脂が含浸しているだけであり、ヘツド全体
として含浸樹脂量を少量に抑えることが出来、樹
脂含浸によるヘツドの重量増加を最少限に止める
ことが出来ると共に加熱による樹脂の重合固定の
際の内部発熱を最少限に止め、亀裂の発生・劣化
を防ぐことが出来る。 以下図面に基づき本発明を具体的に説明する。 第1図は本発明に使用する樹脂含浸装置であつ
て、蓋11付きの密閉筐体1に真空ポンプ3が連
繋され、筐体1の璧面の適所にバルブ12を介し
て通気口13が設けられている。 筐体1中にはウツドヘツド8を並べて置くため
の受皿2が多段に配備され、各受皿2にはネジ調
節式等の水平調節装置(図示せず)が連繋され
て、可及的に水平に支持される。 受皿2内には受皿2の底21から少し離して多
孔板22が水平に配備され、更に受更2の開口面
にはウツドヘツド8の浮き上り防止用の金属板2
3が被せられている。 筐体1の近傍に攪拌機を具えた第1、第2の2
つの樹脂タンク4,5が配置され、各タンク4,
5に接続された樹脂液供給管41,51が夫々バ
ルブ42,52を介し筐体1を気密に貫通して最
上部の受皿2の上方に開口している。 又、各受皿2,2には排出管24,24,24
が接続され、各排出管24はバルブ25,26を
具えた戻し管27によつて第1、第2両タンク
4,5に連通している。 各受皿2には受皿の底面21を液密に且つ上下
動可能に貫通して液面高さ調節管6,6,6が配
備される。 調節管6にはネジ調節式等の高さ調節装置(図
示せず)が連繋されている。 最下段の受皿2の調節管6は筐体1の底面を貫
通した排出パイプ75によつて補助タンク7に連
繋されている。 補助タンク7は透明覗き窓71を有し、バルブ
72,73付きの戻し管74によつて前記第1、
第2タンク4,5に連通している。 上記装置を使用してウツドヘツドに樹脂を含浸
させる方法及び樹脂の重合固定法を説明する。 第1工程 第1タンク4にヘツドの打撃面側へ含浸させる
樹脂液(以下第1樹脂液)、第2タンク5にヘツ
ド全体に含浸させる樹脂液(以下第2樹脂液)を
容れておく。 各調節管6の上端位置を多孔板22より4〜18
mm高くなる様にセツトする。 多孔板22上にヘツド8を、その打撃面側が下
に向く様に並べて置き、金属板23をヘツド8の
上から被せる。 真空ポンプ3を作動させ、筐体1内を減圧す
る。50Torr以下に減圧するのが望ましい。 上記状態で一定時間放置した後、バルブ42を
開き、第1樹脂液を最上段の受皿2に注入する。 注入された樹脂液は調節管により設定された高
さ以上になると調節管6をオーバフローして下段
の受皿に流出する。この様にして上段から下段へ
順に第4図の如く各受皿2の設定高さの樹脂液が
満され最下段の受皿2の調節管6をオーバーフロ
ーした樹脂液は補助タンク7に溜まる。 補助タンク7に樹脂液が流れ出た時点で、バル
ブ42を閉じ、樹脂液の注入を停止する。 次に真空ポンプ3のバルブ31を閉じ、通気口
13のバルブ12を開いて筐体内を常圧に戻す。 上記状態で一定時間経過後、バルブ25,73
を開いて各受皿2及び補助タンク7の樹脂液を第
1タンク4に戻す。 上記作業で第1工程が終了し、この時点でウツ
ドヘツド8の打撃側面には樹脂液に漬つていた部
分に樹脂液が含浸された高含浸率の樹脂含浸層8
7が形成される。 第2工程 装置の開いているバルブを閉じ、筐体1の蓋1
1を開いて各調節管6の高さ位置をヘツド8の高
さより僅か高くなる様に調節し、ヘツド8に浮上
り防止用の金属板23を被せて蓋11を閉じる。 第2タンク5の樹脂供給管51のバルブ52を
開き筐体1の通気口13のバルブ12を閉じる。
そして真空ポンプ3のバルブ31を開き、該ポン
プを作動させる。 前記同様筐体1中は減圧された各受皿2には樹
脂液が調節管6の上端高さまで満される。 補助タンク7に樹脂液が流れ出た時点で、供給
管51のバルブ52を閉じて樹脂液の注入を停止
する。更に真空ポンプ3のバルブ31を閉じ、通
気口13のバルブ12を開いて筐体1内を常圧に
戻す。 上記状態の侭一定時間放置した後、バルブ2
6,72を開いて樹脂液を第2タンク5に回収す
る。 これによつて第2工程が終了し、ウツドヘツド
は第1工程によつて打撃面に高含浸率に第1樹脂
が含浸された上に、ウツドヘツド全体に低含浸率
に第2樹脂が含浸されている。 第3工程 筐体1から取出したウツドヘツドを金型に入れ
加圧しつつ加熱する。 金型はウツドヘツドと相似形の型穴を有す3分
割式であつて、型穴の容積はウツドヘツドの体積
に対し88/100〜97/100が望ましい。 次にフエースインサート及びソールプレート未
装着のパーシモンヘツドに対して行なつた具体的
な実施例を挙げる。 実施例 1 第1樹脂液の配合比(重量部) メタクリル酸メチルモノマー 30 スチレン 40 アクリロニトリル 30 α・α′−アゾビスイソブチロニトリル 1.2 第2樹脂液の混合比(重量部) メタクリル酸メチル 10 トリメチロールプロパントリメタクリレート 90 α・α′−アゾビスイソブチロニトリル 1.3 含浸条件 真空減圧 30Torr×40分 第1工程 樹脂液の打撃面からのレベル4〜18mm 常圧浸漬 50分 第2工程 浸漬 30分 第3工程 ウツドヘツドの体積の88/100の型穴容
積を有す3つ割金型にて圧力55Kg/cm2、温度90
℃で加圧加温する。 加圧の際は木材の内部構造を破壊させること
を避けるため徐々に圧縮する。 上記データに基づく条件で樹脂を含浸させたウ
ツドヘツドと他の方法で製造されたウツドヘツド
に対しテストを行つた結果を下記の表に示す。 比較例1は実施例に示す第1工程で樹脂液のレ
ベルを上げヘツド全体に高含浸率に第1樹脂を含
浸させ、第2工程は省略して実施例2の第3工程
を行なつたもの。 比較例2は実施例に示す第1、第2工程を行な
つた後、第3工程に於て加圧を行なわず加熱によ
る重合固定のみを行なつたもの。 比較例3は実施例の第1工程を省き、第2、第
3工程のみを行なつたもの。 比較例4は樹脂含浸処理を施さない白木の侭の
ヘツドである。
含浸させて強化する方法に関する。 ゴルフクラブのウツドヘツドはパーシモン等の
材料木を打撃面及びネツク部が木材の導管に平行
となる様に切削加工して所定の形状に仕上げ、打
撃面ヘフエースインサートを装着している。 フエースインサート自体は強化複合材料等で形
成され、衝撃力に対する耐久性は優れており、常
にフエースインサート部分にボールを当てて打て
ば問題はない。しかしフエースを外した位置でボ
ール、特に近年多用されているツーピースボール
を繰り返し打撃すれば、その打撃により、ウツド
ヘツドの表面が凹んでしまう。第6図はフエース
インサート81よりもややトウ82側寄りに繰り
返し打撃を加えた時に生ずる凹み83の状態を示
している。 上記問題解決のため、ウツドヘツドに対し熱重
合性プラスチツクモノマー、オリゴマー、若しく
はこれらの混合物、若しくは不飽和ポリエステル
類の1種又は2種以上の配合物から成る樹脂液を
含浸せしめ、その後、加熱或はγ線等の照射によ
り樹脂を重合固定して対衝撃性、耐久性を向上さ
せることが行われている。 更に、耐衝撃性、耐久性の向上を画るべく、ウ
ツドヘツドに上記樹脂を含浸せしめた後、ウツド
ヘツドの相似形をした金型内に嵌め、加圧しつつ
加熱して重合固定する所謂圧縮ヘツドも出現して
いる。 しかし、充分な耐衝撃性を得るためには、必然
的に多量の樹脂を含浸させる必要があり、このた
め重量が嵩み、200g以下とされている実用性の
あるウツドヘツドは出来なかつた。 樹脂の重合反応による発熱のため、ヘツドの中
心部が著しく高温となり、この現象は樹脂の含浸
率が高い程、顕著であつて内部に亀裂或は劣化を
生じる等の問題があつた。 本発明は第2図に示す如くウツドヘツド8の木
材内部の導管84がネツク85に平行且つ打撃側
の面80に平行に走る様に切削加工して形状が仕
上げられていることに着目し、樹脂の含浸方法に
工夫を施し、更に樹脂重合固定方法に工夫を施し
たヘツドの製造方法であつて、本発明が解決しよ
うとする技術的課題は樹脂含浸によるウツドヘツ
ドの重量増加を最少限に止め、且つ打撃側の面に
は耐衝撃性を、ヘツド全体には耐水性・寸法安定
性・塗装性を付与することである。 上記技術的課題を解決するために本発明の方法
は、ウツドヘツドの打撃側の面に望ましく4〜18
mmの厚さに樹脂液を高含浸率で含浸させ、次いで
全体に樹脂液を低含浸率で含浸させ、次いでヘツ
ドに対して相似形の且つヘツドよりも若干小さな
型穴を有する割金型によつてヘツドを加圧しつつ
加熱し樹脂液を重合固定る。 上記方法にて製造したウツドヘツドはウツド全
体に樹脂が含浸されているため、耐水性及び塗装
性が良好である。 又、樹脂の重合固定の際の圧縮工程によりウツ
ド内部が稠密構造となり特に樹脂の含浸量の多い
フエース部分ではこれが顕著であり、インパクト
時の衝撃に対し、充分な耐久性を有している。 更に打撃側の面を除くヘツドの大部分は低含浸
率で樹脂が含浸しているだけであり、ヘツド全体
として含浸樹脂量を少量に抑えることが出来、樹
脂含浸によるヘツドの重量増加を最少限に止める
ことが出来ると共に加熱による樹脂の重合固定の
際の内部発熱を最少限に止め、亀裂の発生・劣化
を防ぐことが出来る。 以下図面に基づき本発明を具体的に説明する。 第1図は本発明に使用する樹脂含浸装置であつ
て、蓋11付きの密閉筐体1に真空ポンプ3が連
繋され、筐体1の璧面の適所にバルブ12を介し
て通気口13が設けられている。 筐体1中にはウツドヘツド8を並べて置くため
の受皿2が多段に配備され、各受皿2にはネジ調
節式等の水平調節装置(図示せず)が連繋され
て、可及的に水平に支持される。 受皿2内には受皿2の底21から少し離して多
孔板22が水平に配備され、更に受更2の開口面
にはウツドヘツド8の浮き上り防止用の金属板2
3が被せられている。 筐体1の近傍に攪拌機を具えた第1、第2の2
つの樹脂タンク4,5が配置され、各タンク4,
5に接続された樹脂液供給管41,51が夫々バ
ルブ42,52を介し筐体1を気密に貫通して最
上部の受皿2の上方に開口している。 又、各受皿2,2には排出管24,24,24
が接続され、各排出管24はバルブ25,26を
具えた戻し管27によつて第1、第2両タンク
4,5に連通している。 各受皿2には受皿の底面21を液密に且つ上下
動可能に貫通して液面高さ調節管6,6,6が配
備される。 調節管6にはネジ調節式等の高さ調節装置(図
示せず)が連繋されている。 最下段の受皿2の調節管6は筐体1の底面を貫
通した排出パイプ75によつて補助タンク7に連
繋されている。 補助タンク7は透明覗き窓71を有し、バルブ
72,73付きの戻し管74によつて前記第1、
第2タンク4,5に連通している。 上記装置を使用してウツドヘツドに樹脂を含浸
させる方法及び樹脂の重合固定法を説明する。 第1工程 第1タンク4にヘツドの打撃面側へ含浸させる
樹脂液(以下第1樹脂液)、第2タンク5にヘツ
ド全体に含浸させる樹脂液(以下第2樹脂液)を
容れておく。 各調節管6の上端位置を多孔板22より4〜18
mm高くなる様にセツトする。 多孔板22上にヘツド8を、その打撃面側が下
に向く様に並べて置き、金属板23をヘツド8の
上から被せる。 真空ポンプ3を作動させ、筐体1内を減圧す
る。50Torr以下に減圧するのが望ましい。 上記状態で一定時間放置した後、バルブ42を
開き、第1樹脂液を最上段の受皿2に注入する。 注入された樹脂液は調節管により設定された高
さ以上になると調節管6をオーバフローして下段
の受皿に流出する。この様にして上段から下段へ
順に第4図の如く各受皿2の設定高さの樹脂液が
満され最下段の受皿2の調節管6をオーバーフロ
ーした樹脂液は補助タンク7に溜まる。 補助タンク7に樹脂液が流れ出た時点で、バル
ブ42を閉じ、樹脂液の注入を停止する。 次に真空ポンプ3のバルブ31を閉じ、通気口
13のバルブ12を開いて筐体内を常圧に戻す。 上記状態で一定時間経過後、バルブ25,73
を開いて各受皿2及び補助タンク7の樹脂液を第
1タンク4に戻す。 上記作業で第1工程が終了し、この時点でウツ
ドヘツド8の打撃側面には樹脂液に漬つていた部
分に樹脂液が含浸された高含浸率の樹脂含浸層8
7が形成される。 第2工程 装置の開いているバルブを閉じ、筐体1の蓋1
1を開いて各調節管6の高さ位置をヘツド8の高
さより僅か高くなる様に調節し、ヘツド8に浮上
り防止用の金属板23を被せて蓋11を閉じる。 第2タンク5の樹脂供給管51のバルブ52を
開き筐体1の通気口13のバルブ12を閉じる。
そして真空ポンプ3のバルブ31を開き、該ポン
プを作動させる。 前記同様筐体1中は減圧された各受皿2には樹
脂液が調節管6の上端高さまで満される。 補助タンク7に樹脂液が流れ出た時点で、供給
管51のバルブ52を閉じて樹脂液の注入を停止
する。更に真空ポンプ3のバルブ31を閉じ、通
気口13のバルブ12を開いて筐体1内を常圧に
戻す。 上記状態の侭一定時間放置した後、バルブ2
6,72を開いて樹脂液を第2タンク5に回収す
る。 これによつて第2工程が終了し、ウツドヘツド
は第1工程によつて打撃面に高含浸率に第1樹脂
が含浸された上に、ウツドヘツド全体に低含浸率
に第2樹脂が含浸されている。 第3工程 筐体1から取出したウツドヘツドを金型に入れ
加圧しつつ加熱する。 金型はウツドヘツドと相似形の型穴を有す3分
割式であつて、型穴の容積はウツドヘツドの体積
に対し88/100〜97/100が望ましい。 次にフエースインサート及びソールプレート未
装着のパーシモンヘツドに対して行なつた具体的
な実施例を挙げる。 実施例 1 第1樹脂液の配合比(重量部) メタクリル酸メチルモノマー 30 スチレン 40 アクリロニトリル 30 α・α′−アゾビスイソブチロニトリル 1.2 第2樹脂液の混合比(重量部) メタクリル酸メチル 10 トリメチロールプロパントリメタクリレート 90 α・α′−アゾビスイソブチロニトリル 1.3 含浸条件 真空減圧 30Torr×40分 第1工程 樹脂液の打撃面からのレベル4〜18mm 常圧浸漬 50分 第2工程 浸漬 30分 第3工程 ウツドヘツドの体積の88/100の型穴容
積を有す3つ割金型にて圧力55Kg/cm2、温度90
℃で加圧加温する。 加圧の際は木材の内部構造を破壊させること
を避けるため徐々に圧縮する。 上記データに基づく条件で樹脂を含浸させたウ
ツドヘツドと他の方法で製造されたウツドヘツド
に対しテストを行つた結果を下記の表に示す。 比較例1は実施例に示す第1工程で樹脂液のレ
ベルを上げヘツド全体に高含浸率に第1樹脂を含
浸させ、第2工程は省略して実施例2の第3工程
を行なつたもの。 比較例2は実施例に示す第1、第2工程を行な
つた後、第3工程に於て加圧を行なわず加熱によ
る重合固定のみを行なつたもの。 比較例3は実施例の第1工程を省き、第2、第
3工程のみを行なつたもの。 比較例4は樹脂含浸処理を施さない白木の侭の
ヘツドである。
【表】
表中、耐衝撃性とは
ウツドヘツドの打撃側の面に40m/secのスピ
ードでツーピースボールを同一場所に500回打ち
当てた時の凹み 吸水率とは 50℃の水に24時間浸漬したときの給水率であつ
て 吸水率=吸水後重量−吸水前重量/吸水前の重量×
100 ブリネル硬度 打撃面に対するものでJIS B−7724準拠 上記表から判る様に比較例1では耐衝撃性・吸
水率・ブリネル硬度とも、実施例と同程度である
が重量増加が著しく、200gを越えてしまい実用
的でない。 比較例2では圧縮加工を省いたため耐衝撃性で
やや劣る。 比較例3ではフエース部分に高含浸率に樹脂液
が含浸されていないため、実施例に較べ耐衝撃性
が著しく劣り、又ブリネル硬度も劣る。 比較例4では耐衝撃性・耐水性・ブリネル硬度
とも実施例よりも著しく劣つている。 尚、本発明の実施に使用する樹脂液は上記のも
のに限定はされず、従前から使用されているウツ
ドヘツド強化用の樹脂を使用するのは勿論であ
る。
ードでツーピースボールを同一場所に500回打ち
当てた時の凹み 吸水率とは 50℃の水に24時間浸漬したときの給水率であつ
て 吸水率=吸水後重量−吸水前重量/吸水前の重量×
100 ブリネル硬度 打撃面に対するものでJIS B−7724準拠 上記表から判る様に比較例1では耐衝撃性・吸
水率・ブリネル硬度とも、実施例と同程度である
が重量増加が著しく、200gを越えてしまい実用
的でない。 比較例2では圧縮加工を省いたため耐衝撃性で
やや劣る。 比較例3ではフエース部分に高含浸率に樹脂液
が含浸されていないため、実施例に較べ耐衝撃性
が著しく劣り、又ブリネル硬度も劣る。 比較例4では耐衝撃性・耐水性・ブリネル硬度
とも実施例よりも著しく劣つている。 尚、本発明の実施に使用する樹脂液は上記のも
のに限定はされず、従前から使用されているウツ
ドヘツド強化用の樹脂を使用するのは勿論であ
る。
第1図は装置の説明図、第2図は樹脂含浸前の
ウツドヘツドの斜面図、第3図は受皿にウツドヘ
ツドを並べた状態の斜面図、第4図はウツドヘツ
ドの打撃面側に樹脂液を含浸させる工程の説明
図、第5図はウツドヘツド全体に樹脂液を含浸さ
せる工程の説明図、第6図はウツドヘツドに凹み
が入つた状態の斜面図である。 8……ウツドヘツド、87……高含浸率の樹脂
含浸層、1……筐体、2……受皿、6……調節
管。
ウツドヘツドの斜面図、第3図は受皿にウツドヘ
ツドを並べた状態の斜面図、第4図はウツドヘツ
ドの打撃面側に樹脂液を含浸させる工程の説明
図、第5図はウツドヘツド全体に樹脂液を含浸さ
せる工程の説明図、第6図はウツドヘツドに凹み
が入つた状態の斜面図である。 8……ウツドヘツド、87……高含浸率の樹脂
含浸層、1……筐体、2……受皿、6……調節
管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 耐久性付与のためウツドヘツドに樹脂を含浸
させるウツドヘツドの製造法に於て、ウツドヘツ
ドはその打撃面が木材内部の導管に平行する様に
形成し、次に打撃面側のみを樹脂液に漬けて高含
浸率で含浸させて高含浸率の樹脂含浸層を形成
し、次いでヘツド全体に樹脂液を低含浸率で含浸
させ、次いで該ヘツドの相似形をした金型内にヘ
ツドを嵌め加圧しつつ加熱し樹脂液の重合固定を
行なうことを特徴とするゴルフクラブのウツドヘ
ツドの製造方法。 2 高含浸層の含浸率は30%以上である特許請求
の範囲第1項に記載のゴルフクラブのウツドヘツ
ドの製造方法。 3 低含浸部の含浸率は3.0〜8.0%である特許請
求の範囲第1項又は第2項に記載のゴルフクラブ
のウツドヘツドの製造方法。 4 金型の型穴容積はウツドヘツドの体積の80/1
00〜97/100である特許請求の範囲第1項乃至第3
項の何れかに記載のゴルフクラブのウツドヘツド
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58143407A JPS6034471A (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | ゴルフクラブのウッドヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58143407A JPS6034471A (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | ゴルフクラブのウッドヘッドの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6034471A JPS6034471A (ja) | 1985-02-22 |
| JPH0326053B2 true JPH0326053B2 (ja) | 1991-04-09 |
Family
ID=15338050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58143407A Granted JPS6034471A (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | ゴルフクラブのウッドヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6034471A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60122579A (ja) * | 1983-09-08 | 1985-07-01 | マルマンゴルフ株式会社 | ゴルフクラブヘッドの製造方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5222260B2 (ja) * | 1972-07-17 | 1977-06-16 | ||
| JPS5633007Y2 (ja) * | 1976-10-15 | 1981-08-05 | ||
| JPS556586U (ja) * | 1978-06-27 | 1980-01-17 | ||
| JPH0239273A (ja) * | 1988-07-28 | 1990-02-08 | Fujitsu General Ltd | プリント配線基板設計法 |
-
1983
- 1983-08-04 JP JP58143407A patent/JPS6034471A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6034471A (ja) | 1985-02-22 |
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