JPH03264721A - 断熱エンジン用ブロック - Google Patents
断熱エンジン用ブロックInfo
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- JPH03264721A JPH03264721A JP6313690A JP6313690A JPH03264721A JP H03264721 A JPH03264721 A JP H03264721A JP 6313690 A JP6313690 A JP 6313690A JP 6313690 A JP6313690 A JP 6313690A JP H03264721 A JPH03264721 A JP H03264721A
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- Japan
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- cylinder
- block
- cylinder liner
- piston
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、断熱エンジン用ブロックに関するものである
。 [従来の技術] 従来の断熱エンジン用ブロックとしては、例えば第3図
に示すようなものがあり、シリンダブロックl内には、
シリンダ室2を形成するシリンダライナ3の外周を略軸
方向全長に亘り包囲するようウォータージャケット4か
設けられており、該ウォータージャケット4に給水口4
aから冷却水を供給してシリンダライナ3を包囲する部
分を冷却するようになっており、又シリンダヘッド5内
には、燃焼室6及び該燃焼室6と連通する吸気ロア及び
排気ロア°を包囲し且つ前記ウォータージャケット4と
連通ずるウォータージャケット8が設けられており、該
ウォータージャケット8にウォータージャケット4から
冷却水を供給して、燃焼室6、吸気ロア及び排気ロア゛
を包囲する部分を冷却し排水口8aより排水するように
なっている。図中9はカム室10内にあるカムシャフト
、11は該カムシャフト9の回転により昇降し、吸気弁
12又は排気弁12に吸気ロア又は排気ロア°の開閉を
行わせるブ・ソシュロッド、13はクランク室14内の
クランク軸に一端が又ピストンi5に他端が夫々連結さ
れていて該ピストン15をシリンダライナ3内壁に沿い
該シリンダライナ3の軸方向に摺動させるコンロッド、
16はクランク軸やコンロッド13の軸受、カムシャフ
ト9の軸受、ピストンピン、ピストン15及びピストン
リング等に噴射した潤滑オイル17をプールするオイル
パンである。 更に上述の断熱エンジン用ブロック以外のものとしては
、例えば第4図に示す如き断熱エンジン用ブロックがあ
り、該断熱エンジン用ブロックは第3図に示す断熱エン
ジン用ブロックを部分的に改良したものである。 即ち第4図に示す断熱エンジン用ブロックは、シリンダ
ライナ3のシリンダヘッド5側部分の外周を、シリンダ
ヘッド5のウォータージャケット8と連通ずるウォータ
ージャケット18により包囲し、又シリンダライナ3の
クランク室14側部分の外周を空洞19により包囲して
あり、ウォータージャケット18に給水口18aから冷
却水を供給してシリンダライナ3のシリンダヘッド5側
部分を包囲する部分を冷却するようにしたものである。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら第3図に示す如き断熱エンジン用ブロック
にあっては、ウォータージャケット4に給水口4aから
冷却水を供給することにより、シリンダライナ3を外周
軸方向全域に亘り一様に冷却しているので、第5図実線
イに示す如く、燃料が燃焼して高温となる部分、即ちシ
リンダヘッド5の燃焼室6と連なるシリンダライナ3の
ピストン上死点A近傍個所は所定温度以下となるように
冷却できるが、それ程冷却する必要がないシリンダライ
ナ3のピストン上死点Aより下方の部分、即ち中間点B
やピストン下死点Cの付近は冷え過ぎて過冷却となる。 シリンダライナ3のピストン上死点Aより下方の部分が
過冷却になると、この部分の温度低下により潤滑オイル
の粘度が上がり、その結果、ピストン15摺動時の剪断
抵抗が大きくなってエンジンの効率が低下し燃費が嵩む
原因となる。 又第4図に示す断熱エンジン用ブロックでは、上述の第
3図に示す断熱エンジン用ブロックの有する欠点が改良
され、第5図破線口に示すように、シリンダライナ3の
ピストン上死点A近傍個所を所定温度以下となるように
冷却するが、シリンダライナ3のピストン上死点Aより
下方の部分を過冷却することはない。 しかしながら第4図に示す如き断熱エンジン用ブロック
にあっては、第5図破線口て示す如くシリンダライナ3
のピストン上死点Aより下方の部分、特にピストン下死
点C近傍個所の温度が上昇し、この温度上昇によりピス
トン下死点C近傍箇所において潤滑オイルの粘度か大幅
に下がり、その結果、シリンダライナ3とピストン15
との間における潤滑オイルの油膜が切れてしまい、ピス
トン15の摩耗が著しくなり、しかもシリンダブロック
i自体の上部と下部との温度差が大きいのでボア変形が
大である。 本発明は、上記実情に鑑みてなしたもので、シリンダラ
イナのピストン上死点及び下死点間においてピストンの
摺動を円層に行い得るようにしてエンジンの効率向上並
びに寿命延長を図り得る断熱エンジン用ブロックを提供
することを目的とするものである。 [課題を解決するための手段] 本発明は、燃焼室、該燃焼室と連通ずる吸気口及び排気
口を備えこれら燃焼室、吸気口及び排気口を包囲するウ
ォータージャケットを設けたシリンダヘッドを、内側に
シリンダライナを有するシリンダブロックの一端に連通
配設し、且つ該シリンダブロックの他端に、オイルパン
を備えたクランク室を連通配設した断熱エンジン用ブロ
ックにおいて、前記シリンダブロックに、シリンダライ
ナのシリンダヘッド側の部分を包囲するようウォーター
ジャケットを設けると共に、シリンダライナのクランク
室側の部分を包囲するよう、クランク室に開口せる空洞
を設けてなることを特徴とする断熱エンジン用ブロック
にかかるものである。 [作 用] シリンダライナのシリンダヘッド側部分をウォータージ
ャケットに冷却水を供給することにより、又シリンダラ
イナのクランク室側部分を空洞にオイルミストを飛散す
ることにより夫々冷却するので、シリンダライナのピス
トン摺動部の温度を低くし過ぎることもなく又高くし過
ぎることもない。
。 [従来の技術] 従来の断熱エンジン用ブロックとしては、例えば第3図
に示すようなものがあり、シリンダブロックl内には、
シリンダ室2を形成するシリンダライナ3の外周を略軸
方向全長に亘り包囲するようウォータージャケット4か
設けられており、該ウォータージャケット4に給水口4
aから冷却水を供給してシリンダライナ3を包囲する部
分を冷却するようになっており、又シリンダヘッド5内
には、燃焼室6及び該燃焼室6と連通する吸気ロア及び
排気ロア°を包囲し且つ前記ウォータージャケット4と
連通ずるウォータージャケット8が設けられており、該
ウォータージャケット8にウォータージャケット4から
冷却水を供給して、燃焼室6、吸気ロア及び排気ロア゛
を包囲する部分を冷却し排水口8aより排水するように
なっている。図中9はカム室10内にあるカムシャフト
、11は該カムシャフト9の回転により昇降し、吸気弁
12又は排気弁12に吸気ロア又は排気ロア°の開閉を
行わせるブ・ソシュロッド、13はクランク室14内の
クランク軸に一端が又ピストンi5に他端が夫々連結さ
れていて該ピストン15をシリンダライナ3内壁に沿い
該シリンダライナ3の軸方向に摺動させるコンロッド、
16はクランク軸やコンロッド13の軸受、カムシャフ
ト9の軸受、ピストンピン、ピストン15及びピストン
リング等に噴射した潤滑オイル17をプールするオイル
パンである。 更に上述の断熱エンジン用ブロック以外のものとしては
、例えば第4図に示す如き断熱エンジン用ブロックがあ
り、該断熱エンジン用ブロックは第3図に示す断熱エン
ジン用ブロックを部分的に改良したものである。 即ち第4図に示す断熱エンジン用ブロックは、シリンダ
ライナ3のシリンダヘッド5側部分の外周を、シリンダ
ヘッド5のウォータージャケット8と連通ずるウォータ
ージャケット18により包囲し、又シリンダライナ3の
クランク室14側部分の外周を空洞19により包囲して
あり、ウォータージャケット18に給水口18aから冷
却水を供給してシリンダライナ3のシリンダヘッド5側
部分を包囲する部分を冷却するようにしたものである。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら第3図に示す如き断熱エンジン用ブロック
にあっては、ウォータージャケット4に給水口4aから
冷却水を供給することにより、シリンダライナ3を外周
軸方向全域に亘り一様に冷却しているので、第5図実線
イに示す如く、燃料が燃焼して高温となる部分、即ちシ
リンダヘッド5の燃焼室6と連なるシリンダライナ3の
ピストン上死点A近傍個所は所定温度以下となるように
冷却できるが、それ程冷却する必要がないシリンダライ
ナ3のピストン上死点Aより下方の部分、即ち中間点B
やピストン下死点Cの付近は冷え過ぎて過冷却となる。 シリンダライナ3のピストン上死点Aより下方の部分が
過冷却になると、この部分の温度低下により潤滑オイル
の粘度が上がり、その結果、ピストン15摺動時の剪断
抵抗が大きくなってエンジンの効率が低下し燃費が嵩む
原因となる。 又第4図に示す断熱エンジン用ブロックでは、上述の第
3図に示す断熱エンジン用ブロックの有する欠点が改良
され、第5図破線口に示すように、シリンダライナ3の
ピストン上死点A近傍個所を所定温度以下となるように
冷却するが、シリンダライナ3のピストン上死点Aより
下方の部分を過冷却することはない。 しかしながら第4図に示す如き断熱エンジン用ブロック
にあっては、第5図破線口て示す如くシリンダライナ3
のピストン上死点Aより下方の部分、特にピストン下死
点C近傍個所の温度が上昇し、この温度上昇によりピス
トン下死点C近傍箇所において潤滑オイルの粘度か大幅
に下がり、その結果、シリンダライナ3とピストン15
との間における潤滑オイルの油膜が切れてしまい、ピス
トン15の摩耗が著しくなり、しかもシリンダブロック
i自体の上部と下部との温度差が大きいのでボア変形が
大である。 本発明は、上記実情に鑑みてなしたもので、シリンダラ
イナのピストン上死点及び下死点間においてピストンの
摺動を円層に行い得るようにしてエンジンの効率向上並
びに寿命延長を図り得る断熱エンジン用ブロックを提供
することを目的とするものである。 [課題を解決するための手段] 本発明は、燃焼室、該燃焼室と連通ずる吸気口及び排気
口を備えこれら燃焼室、吸気口及び排気口を包囲するウ
ォータージャケットを設けたシリンダヘッドを、内側に
シリンダライナを有するシリンダブロックの一端に連通
配設し、且つ該シリンダブロックの他端に、オイルパン
を備えたクランク室を連通配設した断熱エンジン用ブロ
ックにおいて、前記シリンダブロックに、シリンダライ
ナのシリンダヘッド側の部分を包囲するようウォーター
ジャケットを設けると共に、シリンダライナのクランク
室側の部分を包囲するよう、クランク室に開口せる空洞
を設けてなることを特徴とする断熱エンジン用ブロック
にかかるものである。 [作 用] シリンダライナのシリンダヘッド側部分をウォータージ
ャケットに冷却水を供給することにより、又シリンダラ
イナのクランク室側部分を空洞にオイルミストを飛散す
ることにより夫々冷却するので、シリンダライナのピス
トン摺動部の温度を低くし過ぎることもなく又高くし過
ぎることもない。
本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すものであり、図中第3
図及び第4図と同一符号のものは同一物を示す。 シリンダブロックlにおけるシリンダライナ3のシリン
ダヘッド5側部分の外周をウォータージャケット18に
より包囲して該ウォータージャケット18に給水口18
aから冷却水を供給することによりシリンダライナ3の
シリンダヘッド5側部分を包囲する部分を冷却し得るよ
うにすると共に、シリンダブロックエにおけるシリンダ
ライナ3のクランク室14側部分の外周を包囲するよう
に、シリンダブロックlに、シリンダライナ3の周方向
に所要間隔あけて、下端をクランク室I4に開口した空
洞20を複数設け、且つカム室lO側に面する空洞20
は該カム室IOと一体構造にする。 上述の如くシリンダブロック1におけるシリンダライナ
3のシリンダヘッド5側部分(温度が高い上側部分)3
a1即ちシリンダライナ3のピストン上死点A近傍個所
を1、ウォータージャケット18に給水口18aから冷
却水を供給することにより所定温度以下に冷却すること
ができる。 又シリンダブロックlにおけるシリンダライナ3のクラ
ンク室14側部分(温度が低い下側部分)3b1即ちシ
リンダライナ3のピストン下死点C下側部分3bが複数
の空洞20により所要間隔毎に包囲され且つこれら空洞
20の下端はクランク室14に開口しているので、図示
してないサブオイルホールからり一リングジェットによ
りピストン15の冷却及び潤滑用に噴射されたオイルミ
ストの一部は、下側から各空洞2o及びカム室10内に
飛散し、これら空洞2o及びカム室loの壁面に付着す
る。このように各空洞20及びカム室10の壁面に付着
したオイルミストによりシリンダブロックlにおけるシ
リンダライナ3のクランク室14側部分3bが適宜冷却
されることになる。 従ってシリンダブロックlにおけるシリンダラネす3の
中間点B近傍からピストン下死点C近傍に至る個所の温
度は、第5図−点鎖線ハに示す如く、第4図に示す従来
の断熱エンジン用ブロックよりも温度が上昇せず、潤滑
オイルの粘度が大幅に下がることを防止できる。その結
果、シリンダライナ3とピストン15との間における潤
滑オイルの油膜切れをなくし得てこの油膜切れによるピ
ストン15の摩耗をなくし得られ、エンジンの寿命延長
を図り得る。 又第3図に示す従来の断熱エンジン用ブロックに比し、
シリンダブロックlにおけるシリンダライナ3の中間点
B近傍及びピストン下死点C近傍に至る個所の温度は、
第5図−点鎖線ハに示す如く上昇する。この温度上昇に
よりシリンダライナ3の中間点B近傍及びピストン下死
点Cに至る個所における潤滑オイルは、その粘度が適宜
下った状態となり、ピストン15摺動時の油膜に対する
剪断抵抗を小さくできてエンジン効率の向上を図り得る
。 更にシリンダブロックlにおけるシリンダライナ3のシ
リンダヘッド5側部分の外周をウォータージャケット1
8により包囲して冷却水で冷却し、又前記シリンダライ
ナ3のクランク室14側部分の外周を空洞20により包
囲してオイルミストにより冷却するようにしているので
、シリンダブロックlの上部と下部が略均−に冷却され
ることになり、温度差によるシリンダブロックlの変形
を防止できる。 更にシリンダブロック1における空洞20及びカム室l
O内に飛散したオイルミストは、シリンダライナ3の熱
を奪い、油滴となり空洞20及びカム室10の壁を伝わ
り落下しオイルパン16に潤滑オイル17として回収さ
れる。 本発明の他の実施例を第2図に基づき説明する。 本実施例は、横置きの断熱エンジン用ブロックであり、
第1図と同一符号は同一物を示す。 第1図に示す断熱エンジン用ブロックを横置きにしてフ
レーム21にサポート材22を介し支持せしめ、上側に
位置する空洞20と該空洞20の下側に位置する空洞(
図面ではカム室10)との間を連通する連通孔23を適
数(図面では2個)シリンダブロック1に設ける。 従ってシリンダブロックlにおけるシリンダライナ3の
シリンダヘッド5側部分3aの包囲部分(第2図右側部
分)はウォータージャケット18の冷却水により、又前
記シリンダライナ3のクランク室14側部分3bの包囲
部分(第2図左側部分)は空洞20及びカム室lO内の
オイルミストにより夫々冷却するので、第1図に示すも
のと同様に第5図−点鎖線ハに示す如くシリンダライナ
3の各部位を冷却することができる。 又シリンダブロックlにおける空洞20及びカム室lO
内に飛散したオイルミストは、シリンダライナ3の熱を
奪い、油滴となり、該油滴は、上側の空洞20から下側
の空洞(図面ではカム室10)に連通孔23を伝わり流
下してオイルパン16に潤滑オイル17として回収され
る。 更に第2図に示すものにおいて、空洞20及びカム室I
Oをクランク室14との開口部が下側になるよう傾斜し
てシリンダブロックlに設けることにより連通孔23を
省くこと、又シリンダブロックlのシリンダヘッド5側
がシリンダブロックlのクランク室14側より上側にあ
るように(第2図では右上がりとなるように)傾斜して
配設することにより連通孔23を省くこと、等は任意で
ある。 尚本発明は、図示し説明した実施例にのみ限定されるこ
となく、例えば2サイクルエンジン、4サイクルエンジ
ン、ディーゼルエンジン等に適用することは任意であり
、その池水発明の要旨を逸脱しない限り種々の変更を加
え得ることは勿論である。 [発明の効果] 以上述べたように本発明の断熱エンジン用ブロックによ
れば、シリンダライナのシリンダヘッド側部分をウォー
タージャケットの冷却水により又シリンダライナのクラ
ンク室側部分を空洞内のオイルミストにより夫々冷却す
るようにしたので、ピストンが摺動する個所のシリンダ
ライナの温度は必要以上下降することがむく又高過ぎる
こともなく、従って潤滑オイルの粘度が、ピストン摺動
時の潤滑オイルの油膜に対する剪断抵抗が減少するよう
適宜下がりエンジンの効率向上並びに燃費の低減を図り
得られ、又潤滑オイルの油膜切れが生じることがなくピ
ストンの摩耗を防止できてエンジンの寿命延長化を図り
得られ、且つピストン冷却及び潤滑用に噴射されたオイ
ルミストを利用するので経済的である、等種々の優れた
効果を発揮する。
図及び第4図と同一符号のものは同一物を示す。 シリンダブロックlにおけるシリンダライナ3のシリン
ダヘッド5側部分の外周をウォータージャケット18に
より包囲して該ウォータージャケット18に給水口18
aから冷却水を供給することによりシリンダライナ3の
シリンダヘッド5側部分を包囲する部分を冷却し得るよ
うにすると共に、シリンダブロックエにおけるシリンダ
ライナ3のクランク室14側部分の外周を包囲するよう
に、シリンダブロックlに、シリンダライナ3の周方向
に所要間隔あけて、下端をクランク室I4に開口した空
洞20を複数設け、且つカム室lO側に面する空洞20
は該カム室IOと一体構造にする。 上述の如くシリンダブロック1におけるシリンダライナ
3のシリンダヘッド5側部分(温度が高い上側部分)3
a1即ちシリンダライナ3のピストン上死点A近傍個所
を1、ウォータージャケット18に給水口18aから冷
却水を供給することにより所定温度以下に冷却すること
ができる。 又シリンダブロックlにおけるシリンダライナ3のクラ
ンク室14側部分(温度が低い下側部分)3b1即ちシ
リンダライナ3のピストン下死点C下側部分3bが複数
の空洞20により所要間隔毎に包囲され且つこれら空洞
20の下端はクランク室14に開口しているので、図示
してないサブオイルホールからり一リングジェットによ
りピストン15の冷却及び潤滑用に噴射されたオイルミ
ストの一部は、下側から各空洞2o及びカム室10内に
飛散し、これら空洞2o及びカム室loの壁面に付着す
る。このように各空洞20及びカム室10の壁面に付着
したオイルミストによりシリンダブロックlにおけるシ
リンダライナ3のクランク室14側部分3bが適宜冷却
されることになる。 従ってシリンダブロックlにおけるシリンダラネす3の
中間点B近傍からピストン下死点C近傍に至る個所の温
度は、第5図−点鎖線ハに示す如く、第4図に示す従来
の断熱エンジン用ブロックよりも温度が上昇せず、潤滑
オイルの粘度が大幅に下がることを防止できる。その結
果、シリンダライナ3とピストン15との間における潤
滑オイルの油膜切れをなくし得てこの油膜切れによるピ
ストン15の摩耗をなくし得られ、エンジンの寿命延長
を図り得る。 又第3図に示す従来の断熱エンジン用ブロックに比し、
シリンダブロックlにおけるシリンダライナ3の中間点
B近傍及びピストン下死点C近傍に至る個所の温度は、
第5図−点鎖線ハに示す如く上昇する。この温度上昇に
よりシリンダライナ3の中間点B近傍及びピストン下死
点Cに至る個所における潤滑オイルは、その粘度が適宜
下った状態となり、ピストン15摺動時の油膜に対する
剪断抵抗を小さくできてエンジン効率の向上を図り得る
。 更にシリンダブロックlにおけるシリンダライナ3のシ
リンダヘッド5側部分の外周をウォータージャケット1
8により包囲して冷却水で冷却し、又前記シリンダライ
ナ3のクランク室14側部分の外周を空洞20により包
囲してオイルミストにより冷却するようにしているので
、シリンダブロックlの上部と下部が略均−に冷却され
ることになり、温度差によるシリンダブロックlの変形
を防止できる。 更にシリンダブロック1における空洞20及びカム室l
O内に飛散したオイルミストは、シリンダライナ3の熱
を奪い、油滴となり空洞20及びカム室10の壁を伝わ
り落下しオイルパン16に潤滑オイル17として回収さ
れる。 本発明の他の実施例を第2図に基づき説明する。 本実施例は、横置きの断熱エンジン用ブロックであり、
第1図と同一符号は同一物を示す。 第1図に示す断熱エンジン用ブロックを横置きにしてフ
レーム21にサポート材22を介し支持せしめ、上側に
位置する空洞20と該空洞20の下側に位置する空洞(
図面ではカム室10)との間を連通する連通孔23を適
数(図面では2個)シリンダブロック1に設ける。 従ってシリンダブロックlにおけるシリンダライナ3の
シリンダヘッド5側部分3aの包囲部分(第2図右側部
分)はウォータージャケット18の冷却水により、又前
記シリンダライナ3のクランク室14側部分3bの包囲
部分(第2図左側部分)は空洞20及びカム室lO内の
オイルミストにより夫々冷却するので、第1図に示すも
のと同様に第5図−点鎖線ハに示す如くシリンダライナ
3の各部位を冷却することができる。 又シリンダブロックlにおける空洞20及びカム室lO
内に飛散したオイルミストは、シリンダライナ3の熱を
奪い、油滴となり、該油滴は、上側の空洞20から下側
の空洞(図面ではカム室10)に連通孔23を伝わり流
下してオイルパン16に潤滑オイル17として回収され
る。 更に第2図に示すものにおいて、空洞20及びカム室I
Oをクランク室14との開口部が下側になるよう傾斜し
てシリンダブロックlに設けることにより連通孔23を
省くこと、又シリンダブロックlのシリンダヘッド5側
がシリンダブロックlのクランク室14側より上側にあ
るように(第2図では右上がりとなるように)傾斜して
配設することにより連通孔23を省くこと、等は任意で
ある。 尚本発明は、図示し説明した実施例にのみ限定されるこ
となく、例えば2サイクルエンジン、4サイクルエンジ
ン、ディーゼルエンジン等に適用することは任意であり
、その池水発明の要旨を逸脱しない限り種々の変更を加
え得ることは勿論である。 [発明の効果] 以上述べたように本発明の断熱エンジン用ブロックによ
れば、シリンダライナのシリンダヘッド側部分をウォー
タージャケットの冷却水により又シリンダライナのクラ
ンク室側部分を空洞内のオイルミストにより夫々冷却す
るようにしたので、ピストンが摺動する個所のシリンダ
ライナの温度は必要以上下降することがむく又高過ぎる
こともなく、従って潤滑オイルの粘度が、ピストン摺動
時の潤滑オイルの油膜に対する剪断抵抗が減少するよう
適宜下がりエンジンの効率向上並びに燃費の低減を図り
得られ、又潤滑オイルの油膜切れが生じることがなくピ
ストンの摩耗を防止できてエンジンの寿命延長化を図り
得られ、且つピストン冷却及び潤滑用に噴射されたオイ
ルミストを利用するので経済的である、等種々の優れた
効果を発揮する。
第1図及び第2図は夫々本発明の断熱エンジン用ブロッ
クの実施例を示す切断側面図、第3図及び第4図は夫々
従来の断熱エンジン用ブロックの実施例を示す切断側面
図、第5図は本発明と従来の断熱エンジン用ブロックに
おけるシリンダライナの部位と表面温度との関係を示す
グラフである。 図中lはシリンダブロック、3はシリンダライナ、3a
はシリンダヘッド側のシリンダライナ部分、3bはクラ
ンク室側のシリンダライナ部分、5はシリンダヘッド、
6は燃焼室、7は吸気口、7°は排気口、8はウォータ
ージャケット、1oはカム室、14はクランク室、15
はピストン、1Bはオイルパン、17は潤滑オイル、1
8はウォータージャケット、20は空洞、23は連通孔
を示す。
クの実施例を示す切断側面図、第3図及び第4図は夫々
従来の断熱エンジン用ブロックの実施例を示す切断側面
図、第5図は本発明と従来の断熱エンジン用ブロックに
おけるシリンダライナの部位と表面温度との関係を示す
グラフである。 図中lはシリンダブロック、3はシリンダライナ、3a
はシリンダヘッド側のシリンダライナ部分、3bはクラ
ンク室側のシリンダライナ部分、5はシリンダヘッド、
6は燃焼室、7は吸気口、7°は排気口、8はウォータ
ージャケット、1oはカム室、14はクランク室、15
はピストン、1Bはオイルパン、17は潤滑オイル、1
8はウォータージャケット、20は空洞、23は連通孔
を示す。
Claims (1)
- 1)燃焼室、該燃焼室と連通する吸気口及び排気口を備
えこれら燃焼室、吸気口及び排気口を包囲するウォータ
ージャケットを設けたシリンダヘッドを、内側にシリン
ダライナを有するシリンダブロックの一端に連通配設し
、且つ該シリンダブロックの他端に、オイルパンを備え
たクランク室を連通配設した断熱エンジン用ブロックに
おいて、前記シリンダブロックに、シリンダライナのシ
リンダヘッド側の部分を包囲するようウォータージャケ
ットを設けると共に、シリンダライナのクランク室側の
部分を包囲するよう、クランク室に開口せる空洞を設け
てなることを特徴とする断熱エンジン用ブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6313690A JPH03264721A (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 断熱エンジン用ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6313690A JPH03264721A (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 断熱エンジン用ブロック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03264721A true JPH03264721A (ja) | 1991-11-26 |
Family
ID=13220554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6313690A Pending JPH03264721A (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 断熱エンジン用ブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03264721A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19940144A1 (de) * | 1999-08-24 | 2001-03-01 | Reinhard Suttner | Ölgekühlte Brennkraftmaschine |
-
1990
- 1990-03-14 JP JP6313690A patent/JPH03264721A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19940144A1 (de) * | 1999-08-24 | 2001-03-01 | Reinhard Suttner | Ölgekühlte Brennkraftmaschine |
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