JPH0327650B2 - - Google Patents
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- JPH0327650B2 JPH0327650B2 JP61228410A JP22841086A JPH0327650B2 JP H0327650 B2 JPH0327650 B2 JP H0327650B2 JP 61228410 A JP61228410 A JP 61228410A JP 22841086 A JP22841086 A JP 22841086A JP H0327650 B2 JPH0327650 B2 JP H0327650B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- elongation
- core
- core yarn
- sheath
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<技術分野>
本発明はタイヤコードすだれ織物用緯糸に関す
る。
る。
<従来技術>
一般に、伸張可能な糸を緯糸に用いたタイヤ補
強用すだれ織物は、タイヤ成形工程において円環
状に成形する際コード間の空間が増加するに従つ
て伸張するため、経糸のコード間隔を均一に保持
し、タイヤの成形を均斉にする効果がある。
強用すだれ織物は、タイヤ成形工程において円環
状に成形する際コード間の空間が増加するに従つ
て伸張するため、経糸のコード間隔を均一に保持
し、タイヤの成形を均斉にする効果がある。
このような伸張可能な糸として、ポリエステル
等の未延伸糸を芯糸にし、これにスパンを被覆し
たコア・ヤーンが提案されている。このコア・ヤ
ーンをタイヤコードすだれ織物の緯糸に使用した
場合、経糸コードを適切な位置に有効に保持し、
取扱い及び製織加工時において織物の織り目を安
定させる効果がある。
等の未延伸糸を芯糸にし、これにスパンを被覆し
たコア・ヤーンが提案されている。このコア・ヤ
ーンをタイヤコードすだれ織物の緯糸に使用した
場合、経糸コードを適切な位置に有効に保持し、
取扱い及び製織加工時において織物の織り目を安
定させる効果がある。
しかしながら、このような伸張可能なコア・ヤ
ーンを製造するには、特殊なコア・ヤーン紡績装
置が必要であり、製造コストも高い欠点がある。
ーンを製造するには、特殊なコア・ヤーン紡績装
置が必要であり、製造コストも高い欠点がある。
また、ポリアミド未延伸糸にエアジエツト嵩高
加工して糸の表面に多数のフイラメントループを
形成させた伸張可能な嵩高糸をタイヤコードすだ
れ織物の緯糸に使用することが提案されている
(特開昭58−104238号公報、特開昭60−110943号
公報)。ここでは6−ナイロン及び6,6−ナイ
ロンを使用しているが、6−ナイロンの場合耐熱
性に劣り、高温での熱処理が必要なポリエステル
タイヤコードすだれ織物の緯糸には使用できな
い。また、6,6−ナイロンはポリエステルに比
して製造コストが高く工業的に利用できない。
加工して糸の表面に多数のフイラメントループを
形成させた伸張可能な嵩高糸をタイヤコードすだ
れ織物の緯糸に使用することが提案されている
(特開昭58−104238号公報、特開昭60−110943号
公報)。ここでは6−ナイロン及び6,6−ナイ
ロンを使用しているが、6−ナイロンの場合耐熱
性に劣り、高温での熱処理が必要なポリエステル
タイヤコードすだれ織物の緯糸には使用できな
い。また、6,6−ナイロンはポリエステルに比
して製造コストが高く工業的に利用できない。
<発明の目的>
本発明の目的は高伸張性を有し、多数のループ
やたるみが安定して存在し、製織加工中の取扱い
性に優れているポリエステルからなるタイヤコー
ドすだれ織物用緯糸を提供せんとするものであ
る。
やたるみが安定して存在し、製織加工中の取扱い
性に優れているポリエステルからなるタイヤコー
ドすだれ織物用緯糸を提供せんとするものであ
る。
<発明の構成>
本発明は、ポリエステルよりなる芯糸及び鞘糸
から構成され、ループ及びたるみを有する流体噴
射加工糸であつて (a) 芯糸と鞘糸との纒絡係数Kが0.65〜1.3[但
し、K=(芯糸用原糸の破断伸度)/(タスラ
ン糸の破断伸度)] (b) 一次降伏点における伸度が6%以下 (c) 一次降伏点における芯糸の引抜抵抗値Aが
0.57g/de以上[但し、A=(一次降伏点の荷
重−18.2g)/(芯糸の繊度de)] (d) 破断伸度が100%以上 (e) 乾熱収縮率が3%以下 の全てを満足してなるタイヤコードすだれ織物用
緯糸に係るものである。
から構成され、ループ及びたるみを有する流体噴
射加工糸であつて (a) 芯糸と鞘糸との纒絡係数Kが0.65〜1.3[但
し、K=(芯糸用原糸の破断伸度)/(タスラ
ン糸の破断伸度)] (b) 一次降伏点における伸度が6%以下 (c) 一次降伏点における芯糸の引抜抵抗値Aが
0.57g/de以上[但し、A=(一次降伏点の荷
重−18.2g)/(芯糸の繊度de)] (d) 破断伸度が100%以上 (e) 乾熱収縮率が3%以下 の全てを満足してなるタイヤコードすだれ織物用
緯糸に係るものである。
本発明で言うポリエステルとはエチレンテレフ
タレートを主たる構成単位とするポリエステルで
あつて、テレフタル酸成分の一部を他のジカルボ
ン酸成分で置きかえたポリエステルであつても、
またエチレングリコール成分の一部を他のジオー
ル成分で置きかえたポリエステルであつてもよ
い。その重合度は通常100〜110の範囲である。
タレートを主たる構成単位とするポリエステルで
あつて、テレフタル酸成分の一部を他のジカルボ
ン酸成分で置きかえたポリエステルであつても、
またエチレングリコール成分の一部を他のジオー
ル成分で置きかえたポリエステルであつてもよ
い。その重合度は通常100〜110の範囲である。
本発明の緯糸であるタスラン糸は、これを構成
する芯糸と鞘糸との纒絡係数Kが0.65〜1.3の範
囲になければならない。但し、K=(芯糸用原糸
の破断伸度)/(タスラン糸の破断伸度)であ
る。このKが0.65に達しないときは搦み(即ち、
交絡度)が少なくタスラン糸の破断伸度は大とな
るが、タスラン糸の形態としてループが大きいた
め後工程での取扱性が悪く、製織されたすだれの
経糸を適切な位置に保持する機能が充分発揮され
ない。また、Kが1.3より大になると搦みが強く
なりループの大きさが小さくなり必要な破断伸度
が得られない。この様に纒絡係数Kは、芯糸と鞘
糸の搦みの程度により左右される芯糸の破断伸度
とタスラン糸の破断伸度の関係を規定するもので
ある。
する芯糸と鞘糸との纒絡係数Kが0.65〜1.3の範
囲になければならない。但し、K=(芯糸用原糸
の破断伸度)/(タスラン糸の破断伸度)であ
る。このKが0.65に達しないときは搦み(即ち、
交絡度)が少なくタスラン糸の破断伸度は大とな
るが、タスラン糸の形態としてループが大きいた
め後工程での取扱性が悪く、製織されたすだれの
経糸を適切な位置に保持する機能が充分発揮され
ない。また、Kが1.3より大になると搦みが強く
なりループの大きさが小さくなり必要な破断伸度
が得られない。この様に纒絡係数Kは、芯糸と鞘
糸の搦みの程度により左右される芯糸の破断伸度
とタスラン糸の破断伸度の関係を規定するもので
ある。
さらに、本発明においては、該タスラン糸の一
次降伏点における伸度は6%以下であることが必
要である。この伸度が6%より大なときはすだれ
の製織性及び取扱性が悪くなる。
次降伏点における伸度は6%以下であることが必
要である。この伸度が6%より大なときはすだれ
の製織性及び取扱性が悪くなる。
また、該タスラン糸の一次降伏点における芯糸
の引抜抵抗値Aが0.57g/de以上であることが必
要である。但しA=(一次降伏点の荷重(応力)−
18.2g)/(芯糸の繊度de)である。Aが0.57に
達しないときは、すだれの製織性及び取扱い性が
悪い。
の引抜抵抗値Aが0.57g/de以上であることが必
要である。但しA=(一次降伏点の荷重(応力)−
18.2g)/(芯糸の繊度de)である。Aが0.57に
達しないときは、すだれの製織性及び取扱い性が
悪い。
本発明のタスラン糸は、(a)に示す纒絡係数Kを
有する糸を流体噴射加工により作成した後、熱処
理して(b)〜(e)の物性を有する糸にするが、該熱処
理の際、芯糸の囲に纒絡する鞘糸が収縮する。こ
の収縮作用により芯糸を構成する単糸繊維相互の
摩擦力によりタスラン糸自体の一次降伏点の荷重
(応力)はアツプし、その値は芯糸の繊度deに主
として依存するため、これを芯糸の繊度deによ
り補正する際、芯糸の引抜抵抗値Aとして求めた
ものである。
有する糸を流体噴射加工により作成した後、熱処
理して(b)〜(e)の物性を有する糸にするが、該熱処
理の際、芯糸の囲に纒絡する鞘糸が収縮する。こ
の収縮作用により芯糸を構成する単糸繊維相互の
摩擦力によりタスラン糸自体の一次降伏点の荷重
(応力)はアツプし、その値は芯糸の繊度deに主
として依存するため、これを芯糸の繊度deによ
り補正する際、芯糸の引抜抵抗値Aとして求めた
ものである。
更に、タスラン糸は、その破断伸度が100%以
上で且つ150℃で30分間フリーの状態で熱処理し
たときの乾熱収縮率が3%以下でなければならな
い。この破断伸度及び乾熱収縮率の範囲をはずれ
るときは、すだれによるタイヤ作成時の作業性及
び得られるタイヤの均斉性が悪化するようにな
る。
上で且つ150℃で30分間フリーの状態で熱処理し
たときの乾熱収縮率が3%以下でなければならな
い。この破断伸度及び乾熱収縮率の範囲をはずれ
るときは、すだれによるタイヤ作成時の作業性及
び得られるタイヤの均斉性が悪化するようにな
る。
本発明の緯糸における芯糸と鞘糸との繊度比は
広い範囲をとり得るが、1:1〜6:1の範囲が
好ましい。また、この緯糸の合計繊度は130〜
270deの範囲が好ましい。
広い範囲をとり得るが、1:1〜6:1の範囲が
好ましい。また、この緯糸の合計繊度は130〜
270deの範囲が好ましい。
上記タスラン糸の製造に使用するポリエステル
糸は破断伸度が120%以上必要であり、例えば
2500〜6000m/分の紡速で高速紡糸する方法、又
は通常の方法例えば800〜1500m/分の紡速によ
り紡糸した未延伸糸を低倍率延伸する方法を経て
得られる。
糸は破断伸度が120%以上必要であり、例えば
2500〜6000m/分の紡速で高速紡糸する方法、又
は通常の方法例えば800〜1500m/分の紡速によ
り紡糸した未延伸糸を低倍率延伸する方法を経て
得られる。
上記の方法で得られた糸は乾熱収縮率(150℃
×30分の測定条件の)が大きく、寸法安定性が悪
い。これを改善し、更に破断伸度を大きくするた
め、芯糸をオーバーフイード下で常圧沸水中又は
120℃以上の熱風中を通過させて熱処理し、乾熱
収縮率を10%以下にすると同時に破断伸度を少な
くとも10%以上増加させる。この際のオーバーフ
イード率は8〜40%が適切である。40%を越える
場合はヤング率が低下し、後工程での取扱性が悪
くなり好ましくない。オーバーフイード率が8%
未満であつたり、乾熱温度が120℃未満の場合所
定の乾熱収縮率が得られないし、破断伸度が10%
以上増加しない。
×30分の測定条件の)が大きく、寸法安定性が悪
い。これを改善し、更に破断伸度を大きくするた
め、芯糸をオーバーフイード下で常圧沸水中又は
120℃以上の熱風中を通過させて熱処理し、乾熱
収縮率を10%以下にすると同時に破断伸度を少な
くとも10%以上増加させる。この際のオーバーフ
イード率は8〜40%が適切である。40%を越える
場合はヤング率が低下し、後工程での取扱性が悪
くなり好ましくない。オーバーフイード率が8%
未満であつたり、乾熱温度が120℃未満の場合所
定の乾熱収縮率が得られないし、破断伸度が10%
以上増加しない。
上記の工程を経た糸を芯糸とし、熱処理を施し
ていない破断伸度が120%以上のポリエステル糸
を鞘糸として通常のエアージエツト嵩高加工(2
フイードの流体噴射加工)を行う。この時纒絡度
があまりに大になると100%以上の破断伸度を持
つ高伸度嵩高加工糸は得られない。従つて芯糸の
オーバーフイード率を5%以下にし、芯糸と鞘糸
の纒絡係数Kが0.65〜1.3になるように条件を設
定する。また鞘糸のオーバーフイード率は織物の
織目を安定させるため50%以上必要であり、鞘糸
と芯糸のオーバーフイード率の差は、破断伸度を
100%以上にするために、また織物の織目を安定
させるために、48%以上にするのがよい。
ていない破断伸度が120%以上のポリエステル糸
を鞘糸として通常のエアージエツト嵩高加工(2
フイードの流体噴射加工)を行う。この時纒絡度
があまりに大になると100%以上の破断伸度を持
つ高伸度嵩高加工糸は得られない。従つて芯糸の
オーバーフイード率を5%以下にし、芯糸と鞘糸
の纒絡係数Kが0.65〜1.3になるように条件を設
定する。また鞘糸のオーバーフイード率は織物の
織目を安定させるため50%以上必要であり、鞘糸
と芯糸のオーバーフイード率の差は、破断伸度を
100%以上にするために、また織物の織目を安定
させるために、48%以上にするのがよい。
上記工程を経た糸はループが大きく、後工程の
取扱性が悪いため乾熱処理を実施する。この時乾
熱収縮率が高い鞘糸が主として収縮してループが
小さくなり、後工程の取扱性が非常に向上する。
この際のオーバーフイード率は−10〜30%、乾熱
処理温度は100〜230℃が適切である。オーバーフ
イード率が−20%以下の時は破断伸度が減少し、
処理温度100℃以下のときはループを小さくする
効果が少なく、オーバーフイード率が30%より
大、又は処理温度が230℃より高いときはフイラ
メント間の交絡がよくなりすぎて高伸度嵩高加工
糸の破断伸度が100%以上になり難い。
取扱性が悪いため乾熱処理を実施する。この時乾
熱収縮率が高い鞘糸が主として収縮してループが
小さくなり、後工程の取扱性が非常に向上する。
この際のオーバーフイード率は−10〜30%、乾熱
処理温度は100〜230℃が適切である。オーバーフ
イード率が−20%以下の時は破断伸度が減少し、
処理温度100℃以下のときはループを小さくする
効果が少なく、オーバーフイード率が30%より
大、又は処理温度が230℃より高いときはフイラ
メント間の交絡がよくなりすぎて高伸度嵩高加工
糸の破断伸度が100%以上になり難い。
これらの条件の設定は、使用原糸の強伸度、一
次降伏点、フイラメント数、単糸de及びそのコ
ア・エフエクトの構成により適宜調整されるもの
である。また、巻取られた糸の乾熱収縮率がまだ
高く、引抜き抵抗値Aが低い場合には、巻取られ
た糸をそのまま又は巻返して熱処理する方法もあ
る。この工程では捲層により高伸度嵩高加工糸の
ループやたるみが拘束されているため、ループ、
たるみ糸の収縮は比較的少なく、糸全体としては
乾熱収縮率が低く、引抜き抵抗値Aが高い糸が得
られる。熱処理温度は湿熱で80〜140℃、仮熱で
110〜230℃が適切である。湿熱80℃未満又は乾熱
110℃未満の場合は効果が少なく、湿熱で、140℃
より高温又は乾熱で230℃より高温の場合は破断
伸度が減少し適切でない。
次降伏点、フイラメント数、単糸de及びそのコ
ア・エフエクトの構成により適宜調整されるもの
である。また、巻取られた糸の乾熱収縮率がまだ
高く、引抜き抵抗値Aが低い場合には、巻取られ
た糸をそのまま又は巻返して熱処理する方法もあ
る。この工程では捲層により高伸度嵩高加工糸の
ループやたるみが拘束されているため、ループ、
たるみ糸の収縮は比較的少なく、糸全体としては
乾熱収縮率が低く、引抜き抵抗値Aが高い糸が得
られる。熱処理温度は湿熱で80〜140℃、仮熱で
110〜230℃が適切である。湿熱80℃未満又は乾熱
110℃未満の場合は効果が少なく、湿熱で、140℃
より高温又は乾熱で230℃より高温の場合は破断
伸度が減少し適切でない。
本発明の緯糸の破断伸度が100%未満の場合タ
イヤ成形時の緯糸の伸張が不足して目的とする均
斉なタイヤが得られない。また、緯糸の乾熱収縮
率が大きくなりすぎると織物の熱に対する寸法安
定性が悪化するため目的とする設計通りのタイヤ
を得るのが困難となるので乾熱収縮率を3%以下
にすべきである。
イヤ成形時の緯糸の伸張が不足して目的とする均
斉なタイヤが得られない。また、緯糸の乾熱収縮
率が大きくなりすぎると織物の熱に対する寸法安
定性が悪化するため目的とする設計通りのタイヤ
を得るのが困難となるので乾熱収縮率を3%以下
にすべきである。
<実施例>
以下実施例によつて本発明を詳細に説明する。
以下の実施例においては第1図に示す装置を用い
た。
以下の実施例においては第1図に示す装置を用い
た。
第1図は、本発明の緯糸を製造するに適した装
置の1例を示すもので、図中1は芯糸用パツケー
ジ、2は鞘糸用パツケージ、3は芯糸の供給口ロ
ーラ、4はヒータ、5は熱処理後の芯糸の供給ロ
ーラ、6は鞘糸の供給ローラ、7はエアージエツ
トノズル、8は引取ローラ(同時にヒータへの供
給ローラも兼ねる)、9はヒーター、10は引取
ローラ、11は捲取機である。
置の1例を示すもので、図中1は芯糸用パツケー
ジ、2は鞘糸用パツケージ、3は芯糸の供給口ロ
ーラ、4はヒータ、5は熱処理後の芯糸の供給ロ
ーラ、6は鞘糸の供給ローラ、7はエアージエツ
トノズル、8は引取ローラ(同時にヒータへの供
給ローラも兼ねる)、9はヒーター、10は引取
ローラ、11は捲取機である。
実施例 1
芯糸として捲取速度4000m/分で溶融紡糸した
破断伸度122%、破断強力332gr、繊度165de、24
フイラメントのポリエチレンテレフタレート未延
伸糸を用い、長さ1.00m、温度163℃のヒーター
を供給糸速149m/分、オーバーフイード率20%
で通過させて熱処理した。熱処理後の破断伸度は
164%になり24%増加した。
破断伸度122%、破断強力332gr、繊度165de、24
フイラメントのポリエチレンテレフタレート未延
伸糸を用い、長さ1.00m、温度163℃のヒーター
を供給糸速149m/分、オーバーフイード率20%
で通過させて熱処理した。熱処理後の破断伸度は
164%になり24%増加した。
この熱処理後の糸を芯糸とし、鞘糸に捲取速度
3800m/分で溶融紡糸した破断伸度118%、破断
強力88gr、繊度45de、12フイラメントのポリエ
チレンテレフタレート未延伸糸を用いエアージエ
ツト嵩高加工(流体噴射加工)を行つた。該加工
条件は芯糸オーバーフイード率1%、鞘糸オーバ
ーフイード率100%、流体空気圧4.0Kg/cm2G、供
給速度は芯糸124.2m/分、鞘糸246m/分、加工
後の送り糸速123m/分とし、またエアージエツ
トノズル前では芯糸と鞘糸の纒絡を弱くするため
芯鞘糸への水付けは実施しなかつた。纒絡を弱く
する方法としては流体空気圧を低下させてもよい
し、加工糸速を上げてもよい。
3800m/分で溶融紡糸した破断伸度118%、破断
強力88gr、繊度45de、12フイラメントのポリエ
チレンテレフタレート未延伸糸を用いエアージエ
ツト嵩高加工(流体噴射加工)を行つた。該加工
条件は芯糸オーバーフイード率1%、鞘糸オーバ
ーフイード率100%、流体空気圧4.0Kg/cm2G、供
給速度は芯糸124.2m/分、鞘糸246m/分、加工
後の送り糸速123m/分とし、またエアージエツ
トノズル前では芯糸と鞘糸の纒絡を弱くするため
芯鞘糸への水付けは実施しなかつた。纒絡を弱く
する方法としては流体空気圧を低下させてもよい
し、加工糸速を上げてもよい。
上記のエアージエツト嵩高加工糸を糸速123
m/分、オーバーフイード率O%で温度160℃の
ヒーターを通過させて熱処理後、糸速123m/分
で捲取つた。得られた流体噴射加工糸の破断伸度
は151%で引抜抵抗値A[A=(一次降伏点の荷重
−18.2gr)/伸度の繊度]は0.65g/deであつ
た。更に上記の糸を105℃で30分湿熱セツトした。
m/分、オーバーフイード率O%で温度160℃の
ヒーターを通過させて熱処理後、糸速123m/分
で捲取つた。得られた流体噴射加工糸の破断伸度
は151%で引抜抵抗値A[A=(一次降伏点の荷重
−18.2gr)/伸度の繊度]は0.65g/deであつ
た。更に上記の糸を105℃で30分湿熱セツトした。
得られた糸は繊度300de、芯:鞘繊度比2.22:
1、破断伸度149%で引抜抵抗値Aは0.87g/de、
乾熱収縮率は2%、纒絡係数K=0.82、一次降伏
点伸度3.8%となつた。この糸を緯糸とし、経糸
はポリエチレンテレフタレートタイヤコード
1000de×2本を使用し、その密度が49.4本/5cm
のラジアルタイヤのカーカス用織物を製織した。
1、破断伸度149%で引抜抵抗値Aは0.87g/de、
乾熱収縮率は2%、纒絡係数K=0.82、一次降伏
点伸度3.8%となつた。この糸を緯糸とし、経糸
はポリエチレンテレフタレートタイヤコード
1000de×2本を使用し、その密度が49.4本/5cm
のラジアルタイヤのカーカス用織物を製織した。
この織物にポリエステルとガム接着する組成の
レゾルシンホルムアルデヒド液を塗布して150℃
で4分間乾燥し、次に240℃で2分間熱処理した。
緯糸の熱処理後の強力は421g、破断伸度は117%
であつた。
レゾルシンホルムアルデヒド液を塗布して150℃
で4分間乾燥し、次に240℃で2分間熱処理した。
緯糸の熱処理後の強力は421g、破断伸度は117%
であつた。
このタイヤコード用すだれ織物を使用して165
−SR−Bサイズのラジアルタイヤを成形した。
グリーンタイヤを成形する際、成形したカーカス
を膨張させる工程で緯糸が経糸の間隔の拡がりに
追従して拡がり、経糸は均一に配列した。この場
合タイヤユニフオミイテイレベル(ラジイアルフ
オースバリエーシヨン)レベルは8.5Kgであり、
サイドウオール部分の凹凸は認められず、極めて
良好な結果が得られた。
−SR−Bサイズのラジアルタイヤを成形した。
グリーンタイヤを成形する際、成形したカーカス
を膨張させる工程で緯糸が経糸の間隔の拡がりに
追従して拡がり、経糸は均一に配列した。この場
合タイヤユニフオミイテイレベル(ラジイアルフ
オースバリエーシヨン)レベルは8.5Kgであり、
サイドウオール部分の凹凸は認められず、極めて
良好な結果が得られた。
実施例 2
実施例1において芯糸として使用した糸に替え
て、捲取速度3900m/分で溶融紡糸した、破断伸
度122.0%、破断強力252gr、繊度125de、36フイ
ラメントのポリエチレンテレフタレート未延伸糸
を使用し、他の工程は実施例1と同一条件で糸加
工した。
て、捲取速度3900m/分で溶融紡糸した、破断伸
度122.0%、破断強力252gr、繊度125de、36フイ
ラメントのポリエチレンテレフタレート未延伸糸
を使用し、他の工程は実施例1と同一条件で糸加
工した。
得られた糸は繊度2600de、芯:鞘繊度比1.68:
1、破断伸度156%で引抜抵抗値Aは0.72g/de、
乾熱収縮率は2.1%、纒絡係数K=0.78、一次降
伏点伸度5.0%となつた。さらに実施例1におい
て緯糸として使用した糸に替えて上記の糸を使用
し、他の工程は実施例1と同一条件でラジアルタ
イヤ用織物を製造した。織物の240℃の熱処理後
の破断伸度は115%であつた。
1、破断伸度156%で引抜抵抗値Aは0.72g/de、
乾熱収縮率は2.1%、纒絡係数K=0.78、一次降
伏点伸度5.0%となつた。さらに実施例1におい
て緯糸として使用した糸に替えて上記の糸を使用
し、他の工程は実施例1と同一条件でラジアルタ
イヤ用織物を製造した。織物の240℃の熱処理後
の破断伸度は115%であつた。
比較例 1
実施例1の糸加工に於てタスラン加工前に芯糸
に水付けを行い、その他は同一の条件で加工し
た。得られた糸は繊度303de、破断伸度97%とな
り、この加工糸を緯糸とし、他は実施例1と同一
の工程でラジアルタイヤのカーカス用織物を製織
した。この緯糸は破断伸度が不足しているため均
斉なタイヤが得られなかつた。
に水付けを行い、その他は同一の条件で加工し
た。得られた糸は繊度303de、破断伸度97%とな
り、この加工糸を緯糸とし、他は実施例1と同一
の工程でラジアルタイヤのカーカス用織物を製織
した。この緯糸は破断伸度が不足しているため均
斉なタイヤが得られなかつた。
第1図は本発明の緯糸を製造するに適した装置
の1例を示す図である。 図中1は芯糸用パツケージ、2は鞘糸用パツケ
ージ、3は芯糸の供給ローラ、4はヒーター、5
は熱処理後の芯糸の供給ローラ、6は鞘糸の供給
ローラ、7はエアージエツト、8は引取りローラ
(同時にヒーターへの供給ローラも兼ねる)、9は
ヒーター、10は引取ローラ、11は捲取機であ
る。
の1例を示す図である。 図中1は芯糸用パツケージ、2は鞘糸用パツケ
ージ、3は芯糸の供給ローラ、4はヒーター、5
は熱処理後の芯糸の供給ローラ、6は鞘糸の供給
ローラ、7はエアージエツト、8は引取りローラ
(同時にヒーターへの供給ローラも兼ねる)、9は
ヒーター、10は引取ローラ、11は捲取機であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリエステルよりなる芯糸及び鞘糸から構成
され、ループ及びたるみを有する流体噴射加工糸
であつて下記(a)〜(e)の条件を満足してなるタイヤ
コードすだれ織物用緯糸。 (a) 芯糸と鞘糸との纒絡係数Kが0.65〜1.3[但
し、K=(芯糸用原糸の破断伸度)/(破断伸
度)] (b) 一次降伏点における伸度が6%以下 (c) 一次降伏点における芯糸の引抜抵抗値Aが
0.57g/de以上[但し、A=(一次降伏点の荷
重−18.2g)/(芯糸の繊度de)] (d) 破断伸度が100%以上 (e) 乾熱収縮率が3%以下 2 芯糸と鞘糸との繊度比が1:1〜6:1であ
る特許請求の範囲第1項記載のタイヤコードすだ
れ織物用緯糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61228410A JPS6385133A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | タイヤコードすだれ織物用緯糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61228410A JPS6385133A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | タイヤコードすだれ織物用緯糸 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2228110A Division JPH03137239A (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | タイヤコードすだれ織物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6385133A JPS6385133A (ja) | 1988-04-15 |
| JPH0327650B2 true JPH0327650B2 (ja) | 1991-04-16 |
Family
ID=16876033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61228410A Granted JPS6385133A (ja) | 1986-09-29 | 1986-09-29 | タイヤコードすだれ織物用緯糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6385133A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI285228B (en) * | 2003-07-08 | 2007-08-11 | Teijin Techno Products Ltd | Synthetic fiber tire cord fabric for reinforcing rubber and pneumatic tire using the same |
| US9272576B2 (en) * | 2010-03-12 | 2016-03-01 | Michelin Recherche Et Technique S.A. | Structurally supported, non-pneumatic wheel with continuous loop reinforcement assembly |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5637329A (en) * | 1979-08-31 | 1981-04-11 | Teijin Ltd | Raw yarn for weft yarn of tire cord fabric |
| US4416935A (en) * | 1981-12-11 | 1983-11-22 | E. I. Du Pont De Nemours & Co. | Bulked extensible weft yarn suitable for use as tire cords |
| JPS60110943A (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-17 | 旭化成株式会社 | 非弾性高伸度ル−プ毛羽糸及び該糸を緯糸に用いたタイヤコ−ドすだれ織布 |
| JPS6028538A (ja) * | 1984-03-22 | 1985-02-13 | 東洋紡績株式会社 | タイヤ補強織物用緯糸 |
-
1986
- 1986-09-29 JP JP61228410A patent/JPS6385133A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6385133A (ja) | 1988-04-15 |
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