JPH0327768B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0327768B2 JPH0327768B2 JP56175856A JP17585681A JPH0327768B2 JP H0327768 B2 JPH0327768 B2 JP H0327768B2 JP 56175856 A JP56175856 A JP 56175856A JP 17585681 A JP17585681 A JP 17585681A JP H0327768 B2 JPH0327768 B2 JP H0327768B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- clutch
- spring
- lever
- clutch plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/22—Friction clutches with axially-movable clutching members
- F16D13/38—Friction clutches with axially-movable clutching members with flat clutching surfaces, e.g. discs
- F16D13/385—Friction clutches with axially-movable clutching members with flat clutching surfaces, e.g. discs double clutches, i.e. comprising two friction disc mounted on one driven shaft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、多板クラツチ、特に複板式クラツチ
であつて、対向プレツシヤ・プレートとして構成
されたフライホイールと、第1のクラツチ板と、
中間板と、第2のクラツチ板と、ばね付勢された
プレツシヤ・プレートと、第1のクラツチ板及び
第2のクラツチ板が相対回動不能しかしながら軸
方向に移動可能に配置されている被駆動軸と、同
一平面上で前記第1のクラツチ板及び第2のクラ
ツチ板に対してほぼ平行に配置され、かつ、それ
ぞれクラツチの回転軸に対して半径方向に延びる
旋回軸を中心にして旋回可能な複数のレバーとか
ら成つており、これらのレバーの一端部は、フラ
イホイールに固定されたケーシングに結合されて
いて、他端部はプレツシヤ・プレートに結合され
ている形式のものに関する。
であつて、対向プレツシヤ・プレートとして構成
されたフライホイールと、第1のクラツチ板と、
中間板と、第2のクラツチ板と、ばね付勢された
プレツシヤ・プレートと、第1のクラツチ板及び
第2のクラツチ板が相対回動不能しかしながら軸
方向に移動可能に配置されている被駆動軸と、同
一平面上で前記第1のクラツチ板及び第2のクラ
ツチ板に対してほぼ平行に配置され、かつ、それ
ぞれクラツチの回転軸に対して半径方向に延びる
旋回軸を中心にして旋回可能な複数のレバーとか
ら成つており、これらのレバーの一端部は、フラ
イホイールに固定されたケーシングに結合されて
いて、他端部はプレツシヤ・プレートに結合され
ている形式のものに関する。
[従来の技術]
このような形式の複板式クラツチは、例えばド
イツ連邦共和国特許第2751357号明細書により公
知である。この公知の複板式クラツチにおいて
は、中間板の外周に、複数のレバーが施回可能に
配置されている。これらのレバーの両端部は、そ
れぞれプレツシヤ・プレート及びケーシングに係
合していて、プレツシヤ・プレートの解離距離の
ほぼ半分の大きさの、中間板の強制解離距離を形
成している。摩擦ライニングの摩耗を補償するた
めに、これらのレバーの旋回中心点は、中間板に
対して摩擦装置の力に抗して移動可能に配置され
ている。
イツ連邦共和国特許第2751357号明細書により公
知である。この公知の複板式クラツチにおいて
は、中間板の外周に、複数のレバーが施回可能に
配置されている。これらのレバーの両端部は、そ
れぞれプレツシヤ・プレート及びケーシングに係
合していて、プレツシヤ・プレートの解離距離の
ほぼ半分の大きさの、中間板の強制解離距離を形
成している。摩擦ライニングの摩耗を補償するた
めに、これらのレバーの旋回中心点は、中間板に
対して摩擦装置の力に抗して移動可能に配置され
ている。
[発明の課題]
上記従来技術から出発する本発明の課題は、始
動動作中の両クラツチ板の均一な係合を可能に
し、プレツシヤ・プレートと中間板とに申し分の
ない解離動作を保証し、しかもクラツチの各構成
部分を簡単に組み立てることができる多板クラツ
チ、特に複板式クラツチを提供することにある。
動動作中の両クラツチ板の均一な係合を可能に
し、プレツシヤ・プレートと中間板とに申し分の
ない解離動作を保証し、しかもクラツチの各構成
部分を簡単に組み立てることができる多板クラツ
チ、特に複板式クラツチを提供することにある。
[課題を解決するための手段]
この課題を解決した本発明によれば、レバー
が、旋回継手を介して、一端部がケーシングに結
合されていて、他端部がプレツシヤ・プレートに
結合されており、前記中間板に、前記レバーに向
かつて突出するエツジが設けられていて、該中間
板は、解離ばねによつてプレツシヤ・プレートに
向かつて付勢されていて、しかも、前記両旋回継
手のほぼ中間位置で、前記エツジを介して前記レ
バーに当てつけられている。
が、旋回継手を介して、一端部がケーシングに結
合されていて、他端部がプレツシヤ・プレートに
結合されており、前記中間板に、前記レバーに向
かつて突出するエツジが設けられていて、該中間
板は、解離ばねによつてプレツシヤ・プレートに
向かつて付勢されていて、しかも、前記両旋回継
手のほぼ中間位置で、前記エツジを介して前記レ
バーに当てつけられている。
[効果]
プレツシヤ・プレートとケーシングとの間にレ
バーを配置し、このレバーの一端部をケーシング
に他端部をプレツシヤ・プレートにそれぞれ結合
し、このレバーに、プレツシヤ・プレートに向か
つてばね付勢された中間板のエツジを当てつけ
た、本発明の構成によれば、複板式クラツチの組
み立て及び分解が著しく容易になつた。つまり、
フライホイールに固定されている他のクラツチ構
成部分を考慮することなしにプレツシヤ・プレー
トとケーシングまたは少なくともケーシングの一
部とをレバーと一緒に取り外すことができる。こ
れによつて、プレツシヤ・プレートを取り外して
から、伝動装置側のクラツチ板を取り外し、その
後で中間板とエンジン側のクラツチ板とを取り外
すことができる。
バーを配置し、このレバーの一端部をケーシング
に他端部をプレツシヤ・プレートにそれぞれ結合
し、このレバーに、プレツシヤ・プレートに向か
つてばね付勢された中間板のエツジを当てつけ
た、本発明の構成によれば、複板式クラツチの組
み立て及び分解が著しく容易になつた。つまり、
フライホイールに固定されている他のクラツチ構
成部分を考慮することなしにプレツシヤ・プレー
トとケーシングまたは少なくともケーシングの一
部とをレバーと一緒に取り外すことができる。こ
れによつて、プレツシヤ・プレートを取り外して
から、伝動装置側のクラツチ板を取り外し、その
後で中間板とエンジン側のクラツチ板とを取り外
すことができる。
本発明の別の特徴によれば、各レバーの、ケー
シング側の旋回継手とケーシングとの間に、ケー
シングに対して移動可能な部材より成る調整装置
が設けられており、これによつて、修理後でも新
たな状態でも複板式クラツチ板の組み立時に、自
動的な位置調整が行われ、中間板とレバーとの間
のエツジによる自動的な接触支承が得られ、しか
も、摩擦ライニングの摩耗を補償することができ
る。つまり、複式クラツチ板を組み立てるときに
は、ケーシングとフライホイールとが結合ねじに
よつて緊定されることによつて、プレツシヤ・プ
レートはレバーの一方の旋回継手を介して、また
調整装置はレバーの他方の旋回継手を介して、エ
ツジ及びひいては中間プレートに力を伝達する。
これによつてまず中間プレートがエンジン側の摩
擦ライニングを介在させてフライホイールに当接
する。ケーシングとフライホイールとをさらに結
合ねじによつて緊定してプレツシヤ・プレート
(ひいてはレバーの一方の旋回継手)をフライホ
イールに引き寄せると、レバーの他方の旋回継手
(調整装置側の)は、最終組み立て状態が得られ
るまで、エツジを支点にして調整装置の移動可能
な部材と共にフライホイールから離れる方向に移
動する。これによつて最終的なクラツチの組み立
て状態が得られ、レバーの他方の旋回継手(調整
装置側の)の位置が自動的に調整され、また前述
のように中間板はエツジを介して確実にレバーに
当てつけられる。しかも、この調整装置は、摩擦
ライニングが摩耗して、クラツチの接続時にプレ
ツシヤ・プレートひいてはレバーの一方の旋回継
手がフライホイール側へずれると、それに応じ
て、レバーの他方の旋回継手をエツジを支点にし
てフライホイールから離れる方向へずらし、これ
によつて摩擦ライニングの摩耗を補償することが
できる。
シング側の旋回継手とケーシングとの間に、ケー
シングに対して移動可能な部材より成る調整装置
が設けられており、これによつて、修理後でも新
たな状態でも複板式クラツチ板の組み立時に、自
動的な位置調整が行われ、中間板とレバーとの間
のエツジによる自動的な接触支承が得られ、しか
も、摩擦ライニングの摩耗を補償することができ
る。つまり、複式クラツチ板を組み立てるときに
は、ケーシングとフライホイールとが結合ねじに
よつて緊定されることによつて、プレツシヤ・プ
レートはレバーの一方の旋回継手を介して、また
調整装置はレバーの他方の旋回継手を介して、エ
ツジ及びひいては中間プレートに力を伝達する。
これによつてまず中間プレートがエンジン側の摩
擦ライニングを介在させてフライホイールに当接
する。ケーシングとフライホイールとをさらに結
合ねじによつて緊定してプレツシヤ・プレート
(ひいてはレバーの一方の旋回継手)をフライホ
イールに引き寄せると、レバーの他方の旋回継手
(調整装置側の)は、最終組み立て状態が得られ
るまで、エツジを支点にして調整装置の移動可能
な部材と共にフライホイールから離れる方向に移
動する。これによつて最終的なクラツチの組み立
て状態が得られ、レバーの他方の旋回継手(調整
装置側の)の位置が自動的に調整され、また前述
のように中間板はエツジを介して確実にレバーに
当てつけられる。しかも、この調整装置は、摩擦
ライニングが摩耗して、クラツチの接続時にプレ
ツシヤ・プレートひいてはレバーの一方の旋回継
手がフライホイール側へずれると、それに応じ
て、レバーの他方の旋回継手をエツジを支点にし
てフライホイールから離れる方向へずらし、これ
によつて摩擦ライニングの摩耗を補償することが
できる。
この調整装置は摩擦力に応じてシフト運動する
シフト装置または旋回運動する旋回装置として構
成することができる。あるいはその代わりに、調
整装置として極めて安価な塑性変形可能な部材を
設けてもよい。
シフト装置または旋回運動する旋回装置として構
成することができる。あるいはその代わりに、調
整装置として極めて安価な塑性変形可能な部材を
設けてもよい。
また、本発明の別の実施態様によれば、第2の
クラツチ板の両摩擦ライニング間にばね部材を取
り付けるか、あるいは2つのクラツチ板が摩擦ラ
イニングにばね部材を有している場合は、第2の
クラツチ板の両摩擦ライニング間に取り付けられ
たばね部材のばね特性曲線が、第1のクラツチ板
の両摩擦ライニング間に取り付けられたばね部材
のばね特性曲線よりも急こう配に構成されてい
る。このような形式で、クラツチ接続動作中およ
び作動中に、中間板に設けられたエツジは、対応
するレバーに常に確実に当接せしめられる。それ
と同時に、調整装置がクラツチ接続動作中に意図
せずに調整されることは確実に避けられる。
クラツチ板の両摩擦ライニング間にばね部材を取
り付けるか、あるいは2つのクラツチ板が摩擦ラ
イニングにばね部材を有している場合は、第2の
クラツチ板の両摩擦ライニング間に取り付けられ
たばね部材のばね特性曲線が、第1のクラツチ板
の両摩擦ライニング間に取り付けられたばね部材
のばね特性曲線よりも急こう配に構成されてい
る。このような形式で、クラツチ接続動作中およ
び作動中に、中間板に設けられたエツジは、対応
するレバーに常に確実に当接せしめられる。それ
と同時に、調整装置がクラツチ接続動作中に意図
せずに調整されることは確実に避けられる。
伝動装置側のクラツチ板の摩擦ライニングの摩
耗が、エンジン側のクラツチ板の摩擦ライニング
の摩耗よりも大きいことは経験的に知られてい
る。何故ならば、エンジン側のクラツチ板の摩擦
ライニングはフライホイールを介して良好に熱が
導出されるからである。しかしながら、例えばフ
ライホイールの熱伝導率が低いような場合には、
エンジン側のクラツチ板の摩擦ライニングが伝動
装置側のクラツチ板の摩擦ライニングよりも早期
に摩耗することがある。このような場合には、伝
動装置側のクラツチ板にエンジン側のクラツチ板
の摩擦ライニングよりも摩耗しやすい材料からな
る摩擦ライニングを備えると有利である。何故な
らば、このようにすれば、複板式クラツチのクラ
ツチ接続状態において中間板のエツジとレバーと
の接触支承が常に確実に得られることになるから
である。
耗が、エンジン側のクラツチ板の摩擦ライニング
の摩耗よりも大きいことは経験的に知られてい
る。何故ならば、エンジン側のクラツチ板の摩擦
ライニングはフライホイールを介して良好に熱が
導出されるからである。しかしながら、例えばフ
ライホイールの熱伝導率が低いような場合には、
エンジン側のクラツチ板の摩擦ライニングが伝動
装置側のクラツチ板の摩擦ライニングよりも早期
に摩耗することがある。このような場合には、伝
動装置側のクラツチ板にエンジン側のクラツチ板
の摩擦ライニングよりも摩耗しやすい材料からな
る摩擦ライニングを備えると有利である。何故な
らば、このようにすれば、複板式クラツチのクラ
ツチ接続状態において中間板のエツジとレバーと
の接触支承が常に確実に得られることになるから
である。
[実施例]
次に図示の実施例にもとづいて本発明の構成を
具体的に説明する。
具体的に説明する。
第1図は、本発明の1実施例による複板式クラ
ツチの原理図、第2図は複板式クラツチを半径方
向外側から見た図である。この複板式クラツチ
は、ケーシング13と解離可能に結合されたフラ
イホイール1を有している。このフライホイール
1に続いて、エンジン側のクラツチ板である第1
のクラツチ板2が配置されている。さらに、中間
板3と、第2のクラツチ板4(伝動装置側のクラ
ツチ板)と、プレツシヤ・プレート5とが続いて
いる。第1のクラツチ板2及び第2のクラツチ板
4は、図示していない被駆動軸に、相対回動不能
しかしながら軸方向移動可能に支承されている。
中間板3及びプレツシヤ・プレート5は、同様
に、ケーシング13に相対回動不能しかしながら
軸方向移動可能に結合されている。この実施例で
は、中間板3及びプレツシヤ・プレート5とケー
シング13との相対回動不能な結合は接線方向板
ばね7,8として構成された解離ばねによつて得
られる。中間板3のための接線方向板ばね7は同
様に、中間板3をプレツシヤ・プレート5方向に
引き寄せる解離力を生ぜしめる。プレツシヤ・プ
レート5のための接線方向板ばね8は、プレツシ
ヤ・プレート5を常にダイヤフラムスプリング6
に確実に接触せしめる力を加える。ダイヤフラム
スプリング6は、第1のクラツチ板2と第2のク
ラツチ板4との緊定力を生ぜしめ、またプレツシ
ヤ・プレート5に解離運動を加える。中間板及び
プレツシヤ・プレートのための接線方向板ばね
は、円周方向に分配して複数設けられている。本
実施例では、第2図に示すように、接線方向板ば
ね7は、中間ケーシング32に直接取り付けられ
ているのに対して、接線方向板ばね8はケーシン
グ13に配置されている。また、第2図によれ
ば、レバー9の配置形式が明らかである。このレ
バー9は同様に円周上に均一に分配されて複数配
置されている。これらのレバー9は、それぞれ第
1の旋回継手10を介して、プレツシヤ・プレー
ト5の取り付け部材22に結合されていて、第2
の旋回継手11を介して、シフト装置14として
構成された調整装置に結合されており、このシフ
ト装置14自体はケーシング13に取り付けられ
ている。シフト装置14とケーシング13との間
の取り付け個所には、接線方向板ばね8が同時に
取り付けられている。クラツチの取り付け中およ
び分解中におけるプレツシヤ・プレート5の運動
は、取り付け部材22に設けられたストツパ23
によつて制限されており、これによつて接線方向
板ばね8を保護している。中間板3に設けられた
取り付け部材21と中間ケーシング32との間に
取り付けられた接線方向板ばね7は、リベツト2
4によりリベツト締めされている。この接線方向
板ばね7のプレロードは、ほぼ両方の旋回継手1
0,11の間の範囲で、中間板3に設けられたエ
ツジ12をレバー9に絶えず当てつけるためにプ
レツシヤ・プレート5の方向にかけられている。
第1のクラツチ板2と第2のクラツチ板4とは、
それぞれ摩擦ライニング18,19を備えてお
り、これらの摩擦ライニング18,19は、スム
ースなクラツチ接続を得るために、通常形式でば
ね部材16,17を有している。レバー9の旋回
継手11とケーシング13との間に設けられた、
第3図〜第7図に詳しく説明されている調整装置
は、複板式クラツチの作動中に、摩擦ライニング
18,19の摩耗を補償するために、矢印Fの方
向で自動的に調整することができる。つまり、摩
擦ライニング18,19が摩耗すると、クラツチ
の接続時に、プレツシヤ・プレート5及びひいて
は旋回継手10はフライホイール1に近付く方向
にずらされる。すると、旋回継手11は、エツジ
12を支点にして調整装置14の移動可能な部材
と共に矢印F方向、つまりフライホイール1から
遠ざかる方向(旋回継手10の移動方向とは逆方
向)にずらされ、これによつて摩擦ライニング1
8,19の摩耗が補償される。
ツチの原理図、第2図は複板式クラツチを半径方
向外側から見た図である。この複板式クラツチ
は、ケーシング13と解離可能に結合されたフラ
イホイール1を有している。このフライホイール
1に続いて、エンジン側のクラツチ板である第1
のクラツチ板2が配置されている。さらに、中間
板3と、第2のクラツチ板4(伝動装置側のクラ
ツチ板)と、プレツシヤ・プレート5とが続いて
いる。第1のクラツチ板2及び第2のクラツチ板
4は、図示していない被駆動軸に、相対回動不能
しかしながら軸方向移動可能に支承されている。
中間板3及びプレツシヤ・プレート5は、同様
に、ケーシング13に相対回動不能しかしながら
軸方向移動可能に結合されている。この実施例で
は、中間板3及びプレツシヤ・プレート5とケー
シング13との相対回動不能な結合は接線方向板
ばね7,8として構成された解離ばねによつて得
られる。中間板3のための接線方向板ばね7は同
様に、中間板3をプレツシヤ・プレート5方向に
引き寄せる解離力を生ぜしめる。プレツシヤ・プ
レート5のための接線方向板ばね8は、プレツシ
ヤ・プレート5を常にダイヤフラムスプリング6
に確実に接触せしめる力を加える。ダイヤフラム
スプリング6は、第1のクラツチ板2と第2のク
ラツチ板4との緊定力を生ぜしめ、またプレツシ
ヤ・プレート5に解離運動を加える。中間板及び
プレツシヤ・プレートのための接線方向板ばね
は、円周方向に分配して複数設けられている。本
実施例では、第2図に示すように、接線方向板ば
ね7は、中間ケーシング32に直接取り付けられ
ているのに対して、接線方向板ばね8はケーシン
グ13に配置されている。また、第2図によれ
ば、レバー9の配置形式が明らかである。このレ
バー9は同様に円周上に均一に分配されて複数配
置されている。これらのレバー9は、それぞれ第
1の旋回継手10を介して、プレツシヤ・プレー
ト5の取り付け部材22に結合されていて、第2
の旋回継手11を介して、シフト装置14として
構成された調整装置に結合されており、このシフ
ト装置14自体はケーシング13に取り付けられ
ている。シフト装置14とケーシング13との間
の取り付け個所には、接線方向板ばね8が同時に
取り付けられている。クラツチの取り付け中およ
び分解中におけるプレツシヤ・プレート5の運動
は、取り付け部材22に設けられたストツパ23
によつて制限されており、これによつて接線方向
板ばね8を保護している。中間板3に設けられた
取り付け部材21と中間ケーシング32との間に
取り付けられた接線方向板ばね7は、リベツト2
4によりリベツト締めされている。この接線方向
板ばね7のプレロードは、ほぼ両方の旋回継手1
0,11の間の範囲で、中間板3に設けられたエ
ツジ12をレバー9に絶えず当てつけるためにプ
レツシヤ・プレート5の方向にかけられている。
第1のクラツチ板2と第2のクラツチ板4とは、
それぞれ摩擦ライニング18,19を備えてお
り、これらの摩擦ライニング18,19は、スム
ースなクラツチ接続を得るために、通常形式でば
ね部材16,17を有している。レバー9の旋回
継手11とケーシング13との間に設けられた、
第3図〜第7図に詳しく説明されている調整装置
は、複板式クラツチの作動中に、摩擦ライニング
18,19の摩耗を補償するために、矢印Fの方
向で自動的に調整することができる。つまり、摩
擦ライニング18,19が摩耗すると、クラツチ
の接続時に、プレツシヤ・プレート5及びひいて
は旋回継手10はフライホイール1に近付く方向
にずらされる。すると、旋回継手11は、エツジ
12を支点にして調整装置14の移動可能な部材
と共に矢印F方向、つまりフライホイール1から
遠ざかる方向(旋回継手10の移動方向とは逆方
向)にずらされ、これによつて摩擦ライニング1
8,19の摩耗が補償される。
複板式クラツチの作用形式を次に説明する。
クラツチを取り付けるためには、まず第1に、
第1のクラツチ板2をフライホイール1に当てつ
けてから、中間ケーシング32を、すでに組み立
てられている中間板3と一緒に、フライホイール
1に取り付ける。中間板3の取り付け及び分解を
容易にするために、クラツチケーシングは2つの
部分、つまりケーシング13と中間ケーシング3
2とに分割されているが、これは原則的には必ず
しも必要ではない。第2のクラツチ板4を外側か
ら中間板3の上に載せてから、ケーシング13と
プレツシヤ・プレート5と、ダイヤフラムスプリ
ング6とレバー9とシフト装置14とから成るあ
らかじめ組み立てられたユニツトを取り付ける。
ケーシング13及び中間ケーシング32とフライ
ホイール1とを結合ねじによつて緊定する前の状
態で、シフト装置14は、プレツシヤ・プレート
5から間隔が最大である位置に存在している。ケ
ーシング13を載せると、レバー9は、中間板3
のエツジ12に接触する。次いで、ケーシング1
3と中間ケーシング32とフライホイール1とを
結合ねじによつて緊定すると、プレツシヤ・プレ
ート5及びひいては旋回継手10はフライホイー
ル1に向かつて移動し、これに対して旋回継手1
1はエツジ12を支点にしてシフト装置14は移
動可能な部材と共に矢印Fの方向で相応にシフト
することによつて自動的に位置調整されて、クラ
ツチの接続位置における組み立て状態でエツジ1
2が遊びなしでレバー9に当てつけられるように
なつている。
第1のクラツチ板2をフライホイール1に当てつ
けてから、中間ケーシング32を、すでに組み立
てられている中間板3と一緒に、フライホイール
1に取り付ける。中間板3の取り付け及び分解を
容易にするために、クラツチケーシングは2つの
部分、つまりケーシング13と中間ケーシング3
2とに分割されているが、これは原則的には必ず
しも必要ではない。第2のクラツチ板4を外側か
ら中間板3の上に載せてから、ケーシング13と
プレツシヤ・プレート5と、ダイヤフラムスプリ
ング6とレバー9とシフト装置14とから成るあ
らかじめ組み立てられたユニツトを取り付ける。
ケーシング13及び中間ケーシング32とフライ
ホイール1とを結合ねじによつて緊定する前の状
態で、シフト装置14は、プレツシヤ・プレート
5から間隔が最大である位置に存在している。ケ
ーシング13を載せると、レバー9は、中間板3
のエツジ12に接触する。次いで、ケーシング1
3と中間ケーシング32とフライホイール1とを
結合ねじによつて緊定すると、プレツシヤ・プレ
ート5及びひいては旋回継手10はフライホイー
ル1に向かつて移動し、これに対して旋回継手1
1はエツジ12を支点にしてシフト装置14は移
動可能な部材と共に矢印Fの方向で相応にシフト
することによつて自動的に位置調整されて、クラ
ツチの接続位置における組み立て状態でエツジ1
2が遊びなしでレバー9に当てつけられるように
なつている。
クラツチがダイヤフラムスプリング6の作動に
より解離されると、即ち、ダイヤフラムスプリン
グ6が第1図に示した位置に傾倒せしめられる
と、プレツシヤ・プレート5は、接線方向板ばね
8のばね力により自動的に、フライホイール1か
ら離れる方向に移動する。この移動運動中に、レ
バー9は、この時点で停止しているシフト装置1
4における旋回継手11を中心にして、プレツシ
ヤ・プレート5によつて旋回継手10を連行しな
がら旋回する。旋回継手11を基点にして、旋回
継手10がプレツシヤ・プレート5によつて、第
1図に示した位置に連行移動されると、不動の旋
回継手11と、第1図に示した位置にある旋回継
手10と、連行移動さる前の位置にある旋回継手
10とによつて運動の3角形が形成される。この
場合に、3角形の底辺を成す、旋回継手10の移
動距離は、プレツシヤ・プレート5の解離運動の
距離に相当する。エツジ12はレバー9の中央部
に当てつけられているので、レバー9は、このエ
ツジ12の接触範囲では、プレツシヤ・プレート
5の前記解離運動(つまり旋回継手10の移動距
離)のほぼ半分に相当する運動を行う。また、エ
ツジ12は中間板3に設けられていて、接線方向
板ばね7のばね力によつてレバー9に絶えず当て
つけられているので、レバー9の旋回運動に伴つ
て中間板3もエツジ12と共に、プレツシヤ・プ
レート5の解離運動の半分の大きさの解離運動を
行う。従つて、中間板3とフライホイール1との
間で、及び中間板3とプレツシヤ・プレート5と
の間で両クラツチ板2,4を解放させるための同
じ大きさの解離遊びがそれぞれ確実に得られる。
それに続く接続動作は、以上の解離運動とはそれ
ぞれ逆の運動により行われ、旋回継手11を中心
とするレバー9の旋回により、両クラツチ板2,
4は同時にかつスムーズに連結せしめられる。そ
れというのは、フライホイール1と中間板3との
間、及び中間板3とプレツシヤ・プレート5との
間の解離距離は同時にしかも均等に減少せしめら
れるからである。連結動作中も、接線方向板ばね
7のばね力によつて、レバー9の中央部に中間板
3のエツジ12が確実に当てつけられているの
で、両クラツチ板の解離遊びは同時に確実に減少
せしめられる。
より解離されると、即ち、ダイヤフラムスプリン
グ6が第1図に示した位置に傾倒せしめられる
と、プレツシヤ・プレート5は、接線方向板ばね
8のばね力により自動的に、フライホイール1か
ら離れる方向に移動する。この移動運動中に、レ
バー9は、この時点で停止しているシフト装置1
4における旋回継手11を中心にして、プレツシ
ヤ・プレート5によつて旋回継手10を連行しな
がら旋回する。旋回継手11を基点にして、旋回
継手10がプレツシヤ・プレート5によつて、第
1図に示した位置に連行移動されると、不動の旋
回継手11と、第1図に示した位置にある旋回継
手10と、連行移動さる前の位置にある旋回継手
10とによつて運動の3角形が形成される。この
場合に、3角形の底辺を成す、旋回継手10の移
動距離は、プレツシヤ・プレート5の解離運動の
距離に相当する。エツジ12はレバー9の中央部
に当てつけられているので、レバー9は、このエ
ツジ12の接触範囲では、プレツシヤ・プレート
5の前記解離運動(つまり旋回継手10の移動距
離)のほぼ半分に相当する運動を行う。また、エ
ツジ12は中間板3に設けられていて、接線方向
板ばね7のばね力によつてレバー9に絶えず当て
つけられているので、レバー9の旋回運動に伴つ
て中間板3もエツジ12と共に、プレツシヤ・プ
レート5の解離運動の半分の大きさの解離運動を
行う。従つて、中間板3とフライホイール1との
間で、及び中間板3とプレツシヤ・プレート5と
の間で両クラツチ板2,4を解放させるための同
じ大きさの解離遊びがそれぞれ確実に得られる。
それに続く接続動作は、以上の解離運動とはそれ
ぞれ逆の運動により行われ、旋回継手11を中心
とするレバー9の旋回により、両クラツチ板2,
4は同時にかつスムーズに連結せしめられる。そ
れというのは、フライホイール1と中間板3との
間、及び中間板3とプレツシヤ・プレート5との
間の解離距離は同時にしかも均等に減少せしめら
れるからである。連結動作中も、接線方向板ばね
7のばね力によつて、レバー9の中央部に中間板
3のエツジ12が確実に当てつけられているの
で、両クラツチ板の解離遊びは同時に確実に減少
せしめられる。
多板クラツチにおいては、熱の導出はフライホ
イールを介して良好に行われる。従つて、フライ
ホイール1に近い側、つまりエンジン側の摩擦ラ
イニング18の方が、伝動装置側の摩擦ライニン
グ19よりも良好に熱が導出され(フライホイー
ル1を介して)るので、摩擦ライニング18の方
が摩擦ライニング19よりも摩耗しにくい。換言
すれば、伝動装置側の第2のクラツチ板4の摩擦
ライニング19の摩耗は、エンジン側の第1のク
ラツチ板2の摩擦ライニング18の摩耗より実際
にはいくらか多い。これは本発明では有利であ
る。何故ならば、伝動装置側のクラツチ板4の摩
擦ライニング19が、エンジン側のクラツチ板2
の摩擦ライニング18よりも多く摩耗すれば、プ
レツシヤ・プレート5及びひいては旋回継手10
の解離距離はより大きくなる傾向となるので、エ
ツジ12は、接線方向板ばね7のばね力によつ
て、より確実にレバー9に当てつけられ、シフト
装置14の作動確実性が高められるからである。
この効果をさらに強めるためにまた、特別な組み
込み状態によつてエンジン側の第1のクラツチ板
2に高い負荷がかかる恐れがある場合でもクラツ
チを使用することができるようにするためには、
摩擦ライニング18のばね部材16を取り除い
て、この第1のクラツチ板2の両摩擦ライニング
18を互いに固定し、第2のクラツチ板4の両摩
擦ライニング19間にだけばね部材17を設けれ
ばよい。このようにすれば、クラツチの接続動作
時には、ばね部材の設けられている方のクラツチ
板4の摩擦ライニング19が先にプレツシヤ・プ
レート5及び中間板3に緩衝されつつ摩擦接触
し、それと同時にクラツチ板2の摩擦ライニング
18が、フライホイール1及び中間板3に摩擦接
触することになり、従つて、ばね部材の設けられ
ている方の摩擦ライニング19がほんの少しだけ
余計に摩擦接触するので、こちらの方が多少摩耗
しやすくなる。あるいはまた、これがクラツチ接
続動作に悪影響を及ぼす場合には、第2のクラツ
チ板4の両摩擦ライニング19の間に取り付けら
れたばね部材17のばね特性曲線を、第1のクラ
ツチ板の両摩擦ライニング18の間に取り付けら
れたばね部材16のばね特性曲線よりも急こう配
(より強いばね)にすればよい。ばね部材17の
ばね特性曲線をばね部材16のばね特性曲線より
も急こう配にすれば、クラツチの接続動作時に
は、弱い方のばね部材16の設けられた摩擦ライ
ニング18が、緩衝されつつフライホイール1及
び中間板3に摩擦接触し、それと同時に、強い方
のばね部材17の設けられた摩擦ライニング19
が、緩衝されつつ中間板3及びプレツシヤ・プレ
ート5に摩擦接触し、しかも弱い方のばね部材1
6の方が早期に圧縮される。従つて、やや強いば
ね部材17の設けられた方の摩擦ライニング19
の方がほんの少しだけ(一時的に)強く摩擦接触
することになるので、こちらの方が多少摩耗しや
すくなる。
イールを介して良好に行われる。従つて、フライ
ホイール1に近い側、つまりエンジン側の摩擦ラ
イニング18の方が、伝動装置側の摩擦ライニン
グ19よりも良好に熱が導出され(フライホイー
ル1を介して)るので、摩擦ライニング18の方
が摩擦ライニング19よりも摩耗しにくい。換言
すれば、伝動装置側の第2のクラツチ板4の摩擦
ライニング19の摩耗は、エンジン側の第1のク
ラツチ板2の摩擦ライニング18の摩耗より実際
にはいくらか多い。これは本発明では有利であ
る。何故ならば、伝動装置側のクラツチ板4の摩
擦ライニング19が、エンジン側のクラツチ板2
の摩擦ライニング18よりも多く摩耗すれば、プ
レツシヤ・プレート5及びひいては旋回継手10
の解離距離はより大きくなる傾向となるので、エ
ツジ12は、接線方向板ばね7のばね力によつ
て、より確実にレバー9に当てつけられ、シフト
装置14の作動確実性が高められるからである。
この効果をさらに強めるためにまた、特別な組み
込み状態によつてエンジン側の第1のクラツチ板
2に高い負荷がかかる恐れがある場合でもクラツ
チを使用することができるようにするためには、
摩擦ライニング18のばね部材16を取り除い
て、この第1のクラツチ板2の両摩擦ライニング
18を互いに固定し、第2のクラツチ板4の両摩
擦ライニング19間にだけばね部材17を設けれ
ばよい。このようにすれば、クラツチの接続動作
時には、ばね部材の設けられている方のクラツチ
板4の摩擦ライニング19が先にプレツシヤ・プ
レート5及び中間板3に緩衝されつつ摩擦接触
し、それと同時にクラツチ板2の摩擦ライニング
18が、フライホイール1及び中間板3に摩擦接
触することになり、従つて、ばね部材の設けられ
ている方の摩擦ライニング19がほんの少しだけ
余計に摩擦接触するので、こちらの方が多少摩耗
しやすくなる。あるいはまた、これがクラツチ接
続動作に悪影響を及ぼす場合には、第2のクラツ
チ板4の両摩擦ライニング19の間に取り付けら
れたばね部材17のばね特性曲線を、第1のクラ
ツチ板の両摩擦ライニング18の間に取り付けら
れたばね部材16のばね特性曲線よりも急こう配
(より強いばね)にすればよい。ばね部材17の
ばね特性曲線をばね部材16のばね特性曲線より
も急こう配にすれば、クラツチの接続動作時に
は、弱い方のばね部材16の設けられた摩擦ライ
ニング18が、緩衝されつつフライホイール1及
び中間板3に摩擦接触し、それと同時に、強い方
のばね部材17の設けられた摩擦ライニング19
が、緩衝されつつ中間板3及びプレツシヤ・プレ
ート5に摩擦接触し、しかも弱い方のばね部材1
6の方が早期に圧縮される。従つて、やや強いば
ね部材17の設けられた方の摩擦ライニング19
の方がほんの少しだけ(一時的に)強く摩擦接触
することになるので、こちらの方が多少摩耗しや
すくなる。
また、例えばフライホイール1の熱伝動率が低
いような場合には、エンジン側のクラツチ板2の
摩擦ライニング18が伝動装置側のクラツチ板4
の摩擦ライニング19より早期に摩耗することが
ある。このような場合には、第2のクラツチ板4
に、第1のクラツチ板2の摩擦ライニング18よ
りも摩耗度が高い摩擦ライニング19を備えても
よい。
いような場合には、エンジン側のクラツチ板2の
摩擦ライニング18が伝動装置側のクラツチ板4
の摩擦ライニング19より早期に摩耗することが
ある。このような場合には、第2のクラツチ板4
に、第1のクラツチ板2の摩擦ライニング18よ
りも摩耗度が高い摩擦ライニング19を備えても
よい。
第3図及び第4図には、摩擦力に応じてシフト
部分27が角ブラケツト25に対してシフトする
ことができる調整装置が示されている。角ブラケ
ツト25はケーシング13に固定されており、そ
の固定個所の外側の範囲で90゜上方へ向かつて曲
げられていてこの範囲ではシフト部分27に対し
て平行に延びている。角ブラケツト25とシフト
部分27とは、ばね30を介して取り付けリベツ
ト29により保持されかつ互いに緊定されてい
る。従つてシフト部分27は摩擦力を克服するこ
とによつてのみシフト運動する。このシフト運動
のために、シフト部分27は、シフト距離に相当
する長孔26を有している。シフトは両方向で可
能であるが、作動中は矢印F方向でしかシフト運
動しない。シフト部分27は、旋回継手11を形
成する、レバー9の支承個所として用いられる孔
31を有している。
部分27が角ブラケツト25に対してシフトする
ことができる調整装置が示されている。角ブラケ
ツト25はケーシング13に固定されており、そ
の固定個所の外側の範囲で90゜上方へ向かつて曲
げられていてこの範囲ではシフト部分27に対し
て平行に延びている。角ブラケツト25とシフト
部分27とは、ばね30を介して取り付けリベツ
ト29により保持されかつ互いに緊定されてい
る。従つてシフト部分27は摩擦力を克服するこ
とによつてのみシフト運動する。このシフト運動
のために、シフト部分27は、シフト距離に相当
する長孔26を有している。シフトは両方向で可
能であるが、作動中は矢印F方向でしかシフト運
動しない。シフト部分27は、旋回継手11を形
成する、レバー9の支承個所として用いられる孔
31を有している。
第5図及び第6図には、別の実施例による調整
装置が示されている。この別の実施例によれば直
線的なシフト運動ではなく、旋回装置28と角ブ
ラケツト25との間で摩擦力に抗して旋回運動が
行われ、これによつて摩耗が補償される。この場
合も、作動中は矢印F方向の旋回しか生じない
し、克服されることになる摩擦力は、ばね30の
緊定力および、旋回装置28の孔31と旋回中心
点との間の間隔のレバーアームに基づいている。
装置が示されている。この別の実施例によれば直
線的なシフト運動ではなく、旋回装置28と角ブ
ラケツト25との間で摩擦力に抗して旋回運動が
行われ、これによつて摩耗が補償される。この場
合も、作動中は矢印F方向の旋回しか生じない
し、克服されることになる摩擦力は、ばね30の
緊定力および、旋回装置28の孔31と旋回中心
点との間の間隔のレバーアームに基づいている。
第7図は別の実施例による調整装置の原理図で
ある。これによれば、塑性変形可能な部材15に
レバー9の一端部が当てつけられている。塑性変
形可能な部材15は、例えばケーシング13と固
定結合されていてかつ矢印Fの方向に曲げること
により調整することができる。
ある。これによれば、塑性変形可能な部材15に
レバー9の一端部が当てつけられている。塑性変
形可能な部材15は、例えばケーシング13と固
定結合されていてかつ矢印Fの方向に曲げること
により調整することができる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
本発明による複板式クラツチの原理図、第2図は
本発明の一実施例によるクラツチを半径方向の外
側から見た図、第3図は直線シフト運動を行う調
整装置の側面図、第4図は第3図の断面図、第5
図は旋回運動を行う調整装置の側面図、第6図は
第4図の断面図、第7図は塑性変形する調整装置
の側面図である。 1……フライホイール、2……第1のクラツチ
板、3……中間板、4……第2のクラツチ板、5
……プレツシヤ・プレート、7,8……接線方向
板ばね、9……レバー、10,11……旋回継
手、12……エツジ、13……ケーシング、14
……シフト装置、15……塑性変形可能な部材、
16,17……ばね部材、18,19……摩擦ラ
イニング、21,22……取り付け部材、23…
…ストツパ、24……リベツト、25……角ブラ
ケツト、26……長孔、27……シフト部分、2
8……旋回装置、29……取り付けリベツト、3
0……ばね、31……孔、32……中間ケーシン
グ。
本発明による複板式クラツチの原理図、第2図は
本発明の一実施例によるクラツチを半径方向の外
側から見た図、第3図は直線シフト運動を行う調
整装置の側面図、第4図は第3図の断面図、第5
図は旋回運動を行う調整装置の側面図、第6図は
第4図の断面図、第7図は塑性変形する調整装置
の側面図である。 1……フライホイール、2……第1のクラツチ
板、3……中間板、4……第2のクラツチ板、5
……プレツシヤ・プレート、7,8……接線方向
板ばね、9……レバー、10,11……旋回継
手、12……エツジ、13……ケーシング、14
……シフト装置、15……塑性変形可能な部材、
16,17……ばね部材、18,19……摩擦ラ
イニング、21,22……取り付け部材、23…
…ストツパ、24……リベツト、25……角ブラ
ケツト、26……長孔、27……シフト部分、2
8……旋回装置、29……取り付けリベツト、3
0……ばね、31……孔、32……中間ケーシン
グ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多板クラツチであつて、対向プレツシヤ・プ
レートとして構成されたフライホイール1と、第
1のクラツチ板2と、中間板3と、第2のクラツ
チ板4と、ばね付勢されたプレツシヤ・プレート
5と、第1のクラツチ板2及び第2のクラツチ板
4が相対回動不能しかしながら軸方向移動可能に
配置されている被駆動軸と、同一平面上で前記第
1のクラツチ板2及び第2のクラツチ板4に対し
てほぼ平行に配置され、かつ、それぞれクラツチ
の回転軸に対して半径方向に延びる旋回軸を中心
にして旋回可能な複数のレバー9とから成つてお
り、これらのレバーの一端部が、フライホイール
1に固定されたケーシング13に結合されてい
て、他端部がプレツシヤ・プレート5に結合され
ている形式のものにおいて、前記レバー9は旋回
継手10,11を介して、一端部がケーシング1
3に結合されていて、他端部がプレツシヤ・プレ
ート5に結合されており、前記中間板3に、前記
レバー9に向かつて突出するエツジ12が設けら
れていて、該中間板3は、解離ばねによつてプレ
ツシヤ・プレート5に向かつて付勢されていて、
しかも、前記両旋回継手10,11のほぼ中間位
置で、前記エツジ12を介してレバー9に当てつ
けられていることを特徴とする多板クラツチ。 2 前記解離ばねが接線方向板ばね7として形成
されている特許請求の範囲第1項記載の多板クラ
ツチ。 3 第2のクラツチ板4の両摩擦ライニング19
間にばね部材17が取り付けられていることを特
徴とする、特許請求の範囲第1項記載の多板クラ
ツチ。 4 第1のクラツチ板2の両摩擦ライニング18
間にばね部材16が取り付けられていて、第2の
クラツチ板4の両摩擦ライニング19間にもばね
部材17が取り付けられており、該第2のクラツ
チ板4に取り付けられたばね部材17のばね特性
曲線は、前記第1のクラツチ板2に取り付けられ
たばね部材16のばね特性曲線よりも急こう配で
ある、特許請求の範囲第1項記載の多板クラツ
チ。 5 第2のクラツチ板4の摩擦ライニング19
が、第1のクラツチ板2の摩擦ライニング18に
比して摩耗度が高い材料から成つている特許請求
の範囲第1項記載の多板クラツチ。 6 多板クラツチであつて、対向プレツシヤ・プ
レートとして構成されたフライホイール1と、第
1のクラツチ板2と、中間板3と、第2のクラツ
チ板4と、ばね付勢されたプレツシヤ・プレート
5と、第1のクラツチ板2及び第2のクラツチ板
4が相対回動不能しかしながら軸方向移動可能に
配置されている被駆動軸と、同一平面上で前記第
1のクラツチ板2及び第2のクラツチ板4に対し
てほぼ平行に配置され、かつ、それぞれクラツチ
の回転軸に対して半径方向に延びる旋回軸を中心
にして旋回可能な複数のレバー9とから成つてお
り、これらのレバーの一端部が、フライホイール
1に固定されたケーシング13に結合されてい
て、他端部がプレツシヤ・プレート5に結合され
ている形式のものにおいて、前記レバー9は旋回
継手10,11を介して、一端部がケーシング1
3に結合されていて、他端部がプレツシヤ・プレ
ート5に結合されており、前記中間板3に、前記
レバー9に向かつて突出するエツジ12が設けら
れていて、該中間板3は、解離ばねによつてプレ
ツシヤ・プレート5に向かつて付勢されていて、
しかも、前記両旋回継手10,11のほぼ中間位
置で、前記エツジ12を介してレバー9に当てつ
けられており、自動的に摩耗を補償するために、
各レバー9は、ケーシング13側の旋回継手11
とケーシング13との間に、ケーシング13に対
して移動可能な部材より成る調整装置を有してい
ることを特徴とする、多板クラツチ。 7 前記調整装置が、摩擦力に応じてシフト運動
するシフト装置14又は旋回運動する旋回装置2
8として構成されている、特許請求の範囲第6項
記載の多板クラツチ。 8 前記調整装置が塑性変形可能な部材15とし
て構成されている、特許請求の範囲第6項記載の
多板クラツチ。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19803041342 DE3041342A1 (de) | 1980-11-03 | 1980-11-03 | Mehrscheiben-kupplung mit zwangsabhub und vereinfachter montage |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57107435A JPS57107435A (en) | 1982-07-03 |
| JPH0327768B2 true JPH0327768B2 (ja) | 1991-04-17 |
Family
ID=6115829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56175856A Granted JPS57107435A (en) | 1980-11-03 | 1981-11-04 | Multiplate clutch |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4431097A (ja) |
| JP (1) | JPS57107435A (ja) |
| BR (1) | BR8107064A (ja) |
| DE (1) | DE3041342A1 (ja) |
| FR (1) | FR2493438A1 (ja) |
| GB (1) | GB2087002B (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004062868A1 (ja) | 2003-01-10 | 2004-07-29 | Mitsuboshi Diamond Industrial Co., Ltd. | 脆性材料基板のスクライブ装置及びスクライブ方法並びに自動分断ライン |
| WO2010074091A1 (ja) | 2008-12-25 | 2010-07-01 | 旭硝子株式会社 | 脆性材料基板の割断方法、装置及び車両用窓ガラス |
| WO2011002089A1 (ja) | 2009-07-03 | 2011-01-06 | 旭硝子株式会社 | 脆性材料基板の割断方法及び割断装置並びにその割断方法により得られる車両用窓ガラス |
| EP2314548A2 (en) | 2009-10-23 | 2011-04-27 | Mitsuboshi Diamond Industrial Co., Ltd. | Breaking apparatus and breaking method |
| WO2011162392A1 (ja) | 2010-06-25 | 2011-12-29 | 旭硝子株式会社 | 割断方法および割断装置 |
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|---|---|---|---|---|
| HU188454B (en) * | 1983-05-16 | 1986-04-28 | Csepel Autogyar,Hu | Diaphragm-spring friction clutch series |
| IT1173542B (it) * | 1984-04-02 | 1987-06-24 | Rovilmec Spa | Frizione ad attrito |
| DE3525486C2 (de) * | 1985-07-17 | 1994-03-24 | Fichtel & Sachs Ag | Druckplatte für eine Mehrscheibenkupplung mit zwangsweise gesteuertem Abhub der Zwischenplatten |
| DE3707918C2 (de) * | 1987-03-12 | 1996-01-25 | Fichtel & Sachs Ag | Zweischeibenkupplung mit gesteuertem Zwangsabhub |
| US4809834A (en) * | 1987-08-31 | 1989-03-07 | Ford Motor Company | Multiple plate clutch release proportioning device |
| US5050871A (en) | 1989-08-01 | 1991-09-24 | D. Scott Douglas | Energy absorbing exercising and training machine |
| JPH076553B2 (ja) * | 1989-12-04 | 1995-01-30 | 株式会社大金製作所 | ツインクラッチ |
| JP3518959B2 (ja) * | 1996-09-25 | 2004-04-12 | 株式会社エクセディ | ツインクラッチ |
| JP2000274447A (ja) * | 1999-03-23 | 2000-10-03 | Exedy Corp | ツインクラッチ |
| JP3717099B2 (ja) * | 1999-08-18 | 2005-11-16 | 株式会社エクセディ | ツインクラッチ |
| DE10148432B4 (de) * | 2001-10-01 | 2015-02-26 | Zf Friedrichshafen Ag | Druckplattenbaugruppe für eine Mehrscheibenkupplung |
| US6886674B2 (en) * | 2002-03-08 | 2005-05-03 | Zf Sachs Ag | Positive separator for multiple disc clutches |
| US6866132B2 (en) | 2002-03-27 | 2005-03-15 | Eaton Corporation | Friction clutch with intermediate plate mounting system |
| DE102009057353A1 (de) | 2009-12-07 | 2011-06-09 | Borgwarner Inc., Auburn Hills | Lamellenkupplung mit einer Federeinrichtung |
| WO2015086008A1 (de) * | 2013-12-10 | 2015-06-18 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Doppelkupplung |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2257877A (en) * | 1939-06-24 | 1941-10-07 | Binder Richard | Disk clutch |
| DE1042979B (de) * | 1952-11-05 | 1958-11-06 | Ferodo Sa | Nachstellvorrichtung fuer die Zwischendruckscheibe einer Zweischeibenreibungskupplung |
| GB966888A (en) * | 1961-06-01 | 1964-08-19 | Automotive Prod Co Ltd | Improvements in and relating to clutches |
| JPS5214380B2 (ja) * | 1972-02-14 | 1977-04-21 | ||
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