JPH03280830A - 製菓用油脂 - Google Patents
製菓用油脂Info
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- JPH03280830A JPH03280830A JP2081157A JP8115790A JPH03280830A JP H03280830 A JPH03280830 A JP H03280830A JP 2081157 A JP2081157 A JP 2081157A JP 8115790 A JP8115790 A JP 8115790A JP H03280830 A JPH03280830 A JP H03280830A
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- Japan
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- oil
- fats
- oils
- fatty oil
- fat
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は酵素で改質した油脂のチョコレート類など菓子
類への利用に適した油脂に関する。
類への利用に適した油脂に関する。
[従来技術および問題点コ
チョコレート等製菓用油脂の代表的なものとして口どけ
性の良いカカオ脂が知られている。カカオ脂の代用油脂
の製造方法としてエステル交換技術を応用する方法があ
る。その一つは反応特異性を持つリパーゼ、すなわち、
1,3−位置特異性リパーゼを用い、2−位置にオレイ
ン酸を多量に持つ油脂、例えば、オリーブ油、ハイオレ
イックサフラワー油、ハイオレイックサンフラワー油な
どとステアリン酸、バルミチン酸などを反応させて構造
的にカカオ脂(トリグリライト)類似のトリグリセライ
ドを得る方法が知られている(特開昭52−10450
6、特開昭56−127094、特公昭57−6480
.特開昭57−78496、−特公昭57−28519
等)。他にヤシ油やパーム油なとのラウリン酸系油脂を
他の油脂と化学的にエステル交換を行なわせて物性的に
口どけ性の良い油脂を得る方法である(特開昭52−7
8203、特開昭55−60599、特開昭60−23
149、USP272615B、USP2783151
等)。
性の良いカカオ脂が知られている。カカオ脂の代用油脂
の製造方法としてエステル交換技術を応用する方法があ
る。その一つは反応特異性を持つリパーゼ、すなわち、
1,3−位置特異性リパーゼを用い、2−位置にオレイ
ン酸を多量に持つ油脂、例えば、オリーブ油、ハイオレ
イックサフラワー油、ハイオレイックサンフラワー油な
どとステアリン酸、バルミチン酸などを反応させて構造
的にカカオ脂(トリグリライト)類似のトリグリセライ
ドを得る方法が知られている(特開昭52−10450
6、特開昭56−127094、特公昭57−6480
.特開昭57−78496、−特公昭57−28519
等)。他にヤシ油やパーム油なとのラウリン酸系油脂を
他の油脂と化学的にエステル交換を行なわせて物性的に
口どけ性の良い油脂を得る方法である(特開昭52−7
8203、特開昭55−60599、特開昭60−23
149、USP272615B、USP2783151
等)。
1.3−位置特異性リパーゼを用い、オレイン酸リッチ
の油脂と脂肪酸をエステル交換する方法では、ステアリ
ン酸、バルミチン酸を多量に使用するため、例えば、油
脂:脂肪酸=に3の場合には、油脂1を得るために4倍
のスケールの設備が必要であると言うように非常に大き
な設備が必要である。またエステル交換反応して生成し
てくるオレイン酸、反応系に加えた過剰分の脂肪酸など
反応系に加えたのと等量の脂肪酸を反応系から除去、回
収しなければならないため、設備に多額の費用を必要と
する。
の油脂と脂肪酸をエステル交換する方法では、ステアリ
ン酸、バルミチン酸を多量に使用するため、例えば、油
脂:脂肪酸=に3の場合には、油脂1を得るために4倍
のスケールの設備が必要であると言うように非常に大き
な設備が必要である。またエステル交換反応して生成し
てくるオレイン酸、反応系に加えた過剰分の脂肪酸など
反応系に加えたのと等量の脂肪酸を反応系から除去、回
収しなければならないため、設備に多額の費用を必要と
する。
また、触媒としてナトリウムメチラート粉末をノルマル
ヘキサンに懸濁させて加える方法などを用いるラウリン
系油脂と他の油脂との化学的エステル交換反応による方
法はランダムなエステル交換反応である。この場合、反
応系から触媒の除去のため、反応液を水で水洗する必要
があり、その際に加水分解が避けられず、脂肪酸、モノ
グリセライド、ジグリセライドを副生ずる。通常の油脂
の精製過程では脂肪酸を除くことはできるが、モノグリ
セライド、ジグリセライドは残留物として油脂中に残り
、油脂の融解性、固体脂台JL(以下SFCと略す)、
結晶性等の油脂の物性に悪い影響を及ぼす。
ヘキサンに懸濁させて加える方法などを用いるラウリン
系油脂と他の油脂との化学的エステル交換反応による方
法はランダムなエステル交換反応である。この場合、反
応系から触媒の除去のため、反応液を水で水洗する必要
があり、その際に加水分解が避けられず、脂肪酸、モノ
グリセライド、ジグリセライドを副生ずる。通常の油脂
の精製過程では脂肪酸を除くことはできるが、モノグリ
セライド、ジグリセライドは残留物として油脂中に残り
、油脂の融解性、固体脂台JL(以下SFCと略す)、
結晶性等の油脂の物性に悪い影響を及ぼす。
また原料油脂として、水添膜を用いた場合は、水添具特
有の臭気が残り、特に日本人には好まれない。
有の臭気が残り、特に日本人には好まれない。
[発明が解決しようとする課題]
本発明の課題はラウリン系油脂と他の油脂から融解性(
シャープメルティング性)の優れた、品質の良い製菓用
油脂を得ることである。シャープメルティング性の優れ
た油脂を得るにはエステル交換反応において、モノグリ
セライド、ジグリセライドの生成を抑えることである。
シャープメルティング性)の優れた、品質の良い製菓用
油脂を得ることである。シャープメルティング性の優れ
た油脂を得るにはエステル交換反応において、モノグリ
セライド、ジグリセライドの生成を抑えることである。
また、最近はくせのない(例えば、におい、風味等)油
脂が求められている。従って、水添具がしないほうが良
い。
脂が求められている。従って、水添具がしないほうが良
い。
[課題を解決するための手段]
上記課題を達成するためにラウリン系油脂(分別油、水
添油を含む)とその他の油脂の混合物を1゜3−位置特
異性リパーゼを用いるエステル交換法によるシャープメ
ルティング性の優れた油脂を得ることができた。すなわ
ち、油脂中の水分が20OPPM以下、好ましくは11
00PP以下の微水分系で1,3−位置特異性リパーゼ
を用いて、選択的エステル交換反応を行なうことによっ
て、原料混合物よりはもちろんのこと化学的エステル交
換反応生成物よりも優れた物性を有する油脂を得ること
ができた。微水分系で、位置特異性酵素を用いることに
よって、加水分解を抑えることができ、脂肪酸、モノグ
リセライド、ジグリセライドを実質的に含有しない油脂
を得ることができた。モノグリセライド、ジグリセライ
ドを実質的に含有しないため、シャープメルティング性
の優れた油脂が得られた。また、原料に水添膜を用いた
場合には、同様の反応を行なうことによって、水添具の
消失した、あるいは、非常に弱められた油脂を得ること
ができた。
添油を含む)とその他の油脂の混合物を1゜3−位置特
異性リパーゼを用いるエステル交換法によるシャープメ
ルティング性の優れた油脂を得ることができた。すなわ
ち、油脂中の水分が20OPPM以下、好ましくは11
00PP以下の微水分系で1,3−位置特異性リパーゼ
を用いて、選択的エステル交換反応を行なうことによっ
て、原料混合物よりはもちろんのこと化学的エステル交
換反応生成物よりも優れた物性を有する油脂を得ること
ができた。微水分系で、位置特異性酵素を用いることに
よって、加水分解を抑えることができ、脂肪酸、モノグ
リセライド、ジグリセライドを実質的に含有しない油脂
を得ることができた。モノグリセライド、ジグリセライ
ドを実質的に含有しないため、シャープメルティング性
の優れた油脂が得られた。また、原料に水添膜を用いた
場合には、同様の反応を行なうことによって、水添具の
消失した、あるいは、非常に弱められた油脂を得ること
ができた。
原料の油脂の種類や配合比率を種々変更することによっ
て、シャープメルティング性の優れた、種々の融点の油
脂を得ることができた。これらの油脂はノーテンバリン
グ型のカカオ代替膜として優れた性質を示した。
て、シャープメルティング性の優れた、種々の融点の油
脂を得ることができた。これらの油脂はノーテンバリン
グ型のカカオ代替膜として優れた性質を示した。
本発明で用いるリパーゼとして、リゾープス属(Rhi
zopus)、アスペルギルス属(Aspergi l
1us) 、ムコール属(Mucol)、フミコーラ
属(Humi c o l a) 、ペニシリウム属(
Pen i c i l 1 ium)由来のリパーゼ
などを用いることができる。具体的には、大野製薬−が
販売している次のリパーゼを用いることができる。すな
わち、Rh1zopus delemer由来の「リ
パーゼDJ (商品名、以下同じ)、Rh1zopu
s javanicus由来の「リパーゼF−AP1
5]、Rh1zopus niger由来の「リパー
ゼAP J 、M u cor Javanicus
由来の「リパーゼM−−APJ、Humicola
lanuginosa由来の「リパーゼCEJ、Pen
1ci 11 ium roqueforti由来の
「リパーゼR−20」などである。
zopus)、アスペルギルス属(Aspergi l
1us) 、ムコール属(Mucol)、フミコーラ
属(Humi c o l a) 、ペニシリウム属(
Pen i c i l 1 ium)由来のリパーゼ
などを用いることができる。具体的には、大野製薬−が
販売している次のリパーゼを用いることができる。すな
わち、Rh1zopus delemer由来の「リ
パーゼDJ (商品名、以下同じ)、Rh1zopu
s javanicus由来の「リパーゼF−AP1
5]、Rh1zopus niger由来の「リパー
ゼAP J 、M u cor Javanicus
由来の「リパーゼM−−APJ、Humicola
lanuginosa由来の「リパーゼCEJ、Pen
1ci 11 ium roqueforti由来の
「リパーゼR−20」などである。
また、本発明で用いることのできるラウリン系油脂とし
ては、ヤシ油、パーム核油、ババス核油、ツクム油など
構成脂肪酸がラウリン酸主体の油脂であり、これらの油
脂の種々の水添脂、分別油または水添脂と分割指とを配
合した混合間などを用いることができる。その他の油脂
としては、パーム油、パーム水添脂、大豆油、大豆水添
脂、牛脂、ラードなどあらゆる動物油脂、植物油脂およ
びそれらの水添脂、分別油脂などを用いることができる
。
ては、ヤシ油、パーム核油、ババス核油、ツクム油など
構成脂肪酸がラウリン酸主体の油脂であり、これらの油
脂の種々の水添脂、分別油または水添脂と分割指とを配
合した混合間などを用いることができる。その他の油脂
としては、パーム油、パーム水添脂、大豆油、大豆水添
脂、牛脂、ラードなどあらゆる動物油脂、植物油脂およ
びそれらの水添脂、分別油脂などを用いることができる
。
本発明の選択的エステル交換反応は次の様に行なう。反
応に使用するリパーゼをレシチンなどの酵素活性化剤と
共に水にとかしてセライトやイオン交換樹脂などの担体
に固定化し・乾燥し、固定化酵素を調製する。この固定
化酵素剤をカラムに充填し、油脂中の水分200 PP
M以下、好ましくは1100PP以下に乾燥した混合油
脂(基質)を30〜60℃で連続的にカラムに流して、
反応を行なう。なお、この反応は連続式でなく、バッチ
方式で行なってもよい。
応に使用するリパーゼをレシチンなどの酵素活性化剤と
共に水にとかしてセライトやイオン交換樹脂などの担体
に固定化し・乾燥し、固定化酵素を調製する。この固定
化酵素剤をカラムに充填し、油脂中の水分200 PP
M以下、好ましくは1100PP以下に乾燥した混合油
脂(基質)を30〜60℃で連続的にカラムに流して、
反応を行なう。なお、この反応は連続式でなく、バッチ
方式で行なってもよい。
実施例l
Rh1zopus delemer由来のリパーゼ(
大野製薬■ 商品名「リパーゼDJ )26゜6gと精
製粉末大豆レシチン8gを水350m1に溶かし、担体
として1000gの陽イオン交換樹脂rwK−13J
(三菱化成■製)に加え、約30分間よく攪拌し、担
体の表面にリパーゼが均一にコーティングした。リパー
ゼが均一にコーティングされたセライトを40°C,6
0mmHg以下で16〜18時間乾燥処理し、固定化リ
ーバーゼを調製した。この固定化リパーゼには水分を約
1%を含んでいた。反応基質として、バーム核掻破どパ
ーム掻破を5:1の比率で混合したものを減圧乾燥し、
水分を50PPMに調整した。固定化リパーゼ300g
を内径10cm、長さ50cmのカラムに充填して、カ
ラム全体を60℃に保つた。上記の混合原料油脂を60
℃に加温し、ポンプて毎分5gを定量的にカラムに流し
、60’Cで連続的に酵素反応を行なった。カラムを通
過した反応生成物に2重量%の活性白土を加えて80℃
、20分間20mmHgの減圧下に撹拌し、脱色を行な
った。50℃保温下に自然濾過を行ない、脱色油を得た
。
大野製薬■ 商品名「リパーゼDJ )26゜6gと精
製粉末大豆レシチン8gを水350m1に溶かし、担体
として1000gの陽イオン交換樹脂rwK−13J
(三菱化成■製)に加え、約30分間よく攪拌し、担
体の表面にリパーゼが均一にコーティングした。リパー
ゼが均一にコーティングされたセライトを40°C,6
0mmHg以下で16〜18時間乾燥処理し、固定化リ
ーバーゼを調製した。この固定化リパーゼには水分を約
1%を含んでいた。反応基質として、バーム核掻破どパ
ーム掻破を5:1の比率で混合したものを減圧乾燥し、
水分を50PPMに調整した。固定化リパーゼ300g
を内径10cm、長さ50cmのカラムに充填して、カ
ラム全体を60℃に保つた。上記の混合原料油脂を60
℃に加温し、ポンプて毎分5gを定量的にカラムに流し
、60’Cで連続的に酵素反応を行なった。カラムを通
過した反応生成物に2重量%の活性白土を加えて80℃
、20分間20mmHgの減圧下に撹拌し、脱色を行な
った。50℃保温下に自然濾過を行ない、脱色油を得た
。
得られた脱色油を220℃、40分間、2 m m H
g、吹込み水蒸気量2.6重量%て真空水蒸気蒸留(脱
臭)を行なって精製油を得た。エステル交換率100%
の反応生成物の精製油について物性を測定し、その結果
を表1、図1及び図2に示した。
g、吹込み水蒸気量2.6重量%て真空水蒸気蒸留(脱
臭)を行なって精製油を得た。エステル交換率100%
の反応生成物の精製油について物性を測定し、その結果
を表1、図1及び図2に示した。
その結果、モノグリセυF、ジグリセリドなど副生物の
少ない、上昇融点38.8℃の、原料油に比べて著しく
融解性が改良された(シャープメルティング性の優れた
)、シかも水添臭の消失した油脂を得ることができた。
少ない、上昇融点38.8℃の、原料油に比べて著しく
融解性が改良された(シャープメルティング性の優れた
)、シかも水添臭の消失した油脂を得ることができた。
その結果を図1および図2に示した。
なお、エステル交換率とは反応によって炭素敷料組成比
の変化の大きなトリグリセリドに間し、反応前と反応終
了時(組成比の経時変化が平衡に達したところ)の変化
量を(組成%の差)をエステル交換率100%とし、そ
れに対する反応物の変化量の割合を意味する。また各物
性の測定方法は次の様に行なった。
の変化の大きなトリグリセリドに間し、反応前と反応終
了時(組成比の経時変化が平衡に達したところ)の変化
量を(組成%の差)をエステル交換率100%とし、そ
れに対する反応物の変化量の割合を意味する。また各物
性の測定方法は次の様に行なった。
上昇融点:0°C1時間テンバリングした後常法によっ
て測定した。
て測定した。
モノグリセリド、ジグリセリド:油脂をトリメチル化し
、ガスクロマトグラムを用いて行なった。
、ガスクロマトグラムを用いて行なった。
固体脂含量(SFC):PRAXIS MODEL
5FC−900を用いて10℃、21.1℃、26.
7°C133,3°C137,8°CのSFCを求めた
。
5FC−900を用いて10℃、21.1℃、26.
7°C133,3°C137,8°CのSFCを求めた
。
示差熱分析(DSC):初温度100℃から毎分10℃
つつ低下させ、−100℃に達したところて昇温(毎分
10℃)し、吸熱パターンを測定した。
つつ低下させ、−100℃に達したところて昇温(毎分
10℃)し、吸熱パターンを測定した。
比較例1
実施例1と同じ組成の原料配合油400gを乾燥後(脱
水後)800mlの3ツロフラスコにとり、0.8gの
ナトリウムメチラートを5mlのn −ヘキサンに懸濁
して加え、80℃に加熱保温下で30分間攪拌し、エス
テル交換を行なった。次いて水40 m lを加え、さ
らに10分間攪拌し、エステル交換反応を停止した。反
応液を遠心分離機に付し、反応停止に用いた水を分離し
た。反応生成液について実施例1と同様に脱色、脱臭し
て精製油を得た。エステル交換率100%の反応生成物
の精製油について、実施例1と同様の物性値を測定し、
その結果を表1、図1および図2に示した。この油脂は
シャープメルティング性を示すが、副生物のジグリセリ
ドが比較的多く残存し、SFCがチョコレート用油脂と
してやや低く、水添具も残った。
水後)800mlの3ツロフラスコにとり、0.8gの
ナトリウムメチラートを5mlのn −ヘキサンに懸濁
して加え、80℃に加熱保温下で30分間攪拌し、エス
テル交換を行なった。次いて水40 m lを加え、さ
らに10分間攪拌し、エステル交換反応を停止した。反
応液を遠心分離機に付し、反応停止に用いた水を分離し
た。反応生成液について実施例1と同様に脱色、脱臭し
て精製油を得た。エステル交換率100%の反応生成物
の精製油について、実施例1と同様の物性値を測定し、
その結果を表1、図1および図2に示した。この油脂は
シャープメルティング性を示すが、副生物のジグリセリ
ドが比較的多く残存し、SFCがチョコレート用油脂と
してやや低く、水添具も残った。
表1
エステル交換油脂の物性の比較
実施例2
実施例1によって得た精製油脂を下記の比率で配合し、
ロールで磨砕・混合し、さらにコンチングし、テンバリ
ング(温調)をすること−なく成型固化し、板チョコレ
ートを得た。
ロールで磨砕・混合し、さらにコンチングし、テンバリ
ング(温調)をすること−なく成型固化し、板チョコレ
ートを得た。
板チョコレートの配合:
実施例1て得た精製油脂
ココアパウダー
粉 糖
脱脂粉乳
00g
0
80
0
また、コンチング後のチョコレート溶融物を48℃に保
ち、パンを浸したパンコーティングのテストを行なった
。
ち、パンを浸したパンコーティングのテストを行なった
。
比較例2
比較例1によって得たエステル交換油脂を実施例2と同
様の条件で精製し、実施例2と同様の配合で、同様の板
チョコレートを調製しパンコーティングテストを行なっ
た。
様の条件で精製し、実施例2と同様の配合で、同様の板
チョコレートを調製しパンコーティングテストを行なっ
た。
その結果、実施例2は原料油脂及び比較例2に比べて硬
さ、口どけ性、味、風味等が良好な板チョコレート、乾
きが早く、垂れ程度、硬さ等良好なパンコーティングチ
ョコレートであることが判明した。
さ、口どけ性、味、風味等が良好な板チョコレート、乾
きが早く、垂れ程度、硬さ等良好なパンコーティングチ
ョコレートであることが判明した。
実施例3
パーム核油とパーム油の比率が4:1の混合物を実施例
で用いた1、3−位置特異性酵素を、実施例1と同様の
条件で用いて得た酵素改質油脂を実施例1と同様の方法
で精製し、その物性を測定した。上昇融点は24.7℃
でSFCおよびDSCパターンからシャープメルティン
グ性であることが判明した。すなわち低融点のシャープ
メルティング性油脂が得られた(図示せず)。
で用いた1、3−位置特異性酵素を、実施例1と同様の
条件で用いて得た酵素改質油脂を実施例1と同様の方法
で精製し、その物性を測定した。上昇融点は24.7℃
でSFCおよびDSCパターンからシャープメルティン
グ性であることが判明した。すなわち低融点のシャープ
メルティング性油脂が得られた(図示せず)。
実施例4
実施例3で得た油脂40g、ココアパウダー27g、粉
砂糖54g、脱脂粉乳9gを配合し、ロールて磨砕混合
した後さらに実施例3て得た油脂170gを加えてコン
チング(精練)した。
砂糖54g、脱脂粉乳9gを配合し、ロールて磨砕混合
した後さらに実施例3て得た油脂170gを加えてコン
チング(精練)した。
コンチング後のチョコレート溶融物を40℃に保ち、こ
れにアイスバーを浸してコーティングテストを行なった
。その結果、乾きが速く、ひび割れのない歯ざわりの良
好なアイスコーティングチョコレートであることが判明
した。
れにアイスバーを浸してコーティングテストを行なった
。その結果、乾きが速く、ひび割れのない歯ざわりの良
好なアイスコーティングチョコレートであることが判明
した。
表3
アイスコーティングの評価結果
[発明の効果]
本発明により油脂は、原料の油脂組成を代えることによ
り、種々の融点においてシャープメルティング性を有す
る油脂が得られる。天然物では得られないような温度の
シャープメルティングな油脂が得られたり、また高価な
カカオ油脂と同等な性能を有する油脂が安価に得られる
。これらのシャープメルティングな油脂を含有する高性
能な製菓用油脂組成物が得られる。
り、種々の融点においてシャープメルティング性を有す
る油脂が得られる。天然物では得られないような温度の
シャープメルティングな油脂が得られたり、また高価な
カカオ油脂と同等な性能を有する油脂が安価に得られる
。これらのシャープメルティングな油脂を含有する高性
能な製菓用油脂組成物が得られる。
図1は油脂のSFC(固体脂含量)と温度との関係を示
し、縦軸はSFC(%)、横軸は温度を示す。また図2
は油脂のDSC(示差熱分析)パターンを示す。
し、縦軸はSFC(%)、横軸は温度を示す。また図2
は油脂のDSC(示差熱分析)パターンを示す。
Claims (1)
- (1)ラウリン系油脂単独または、ラウリン系油脂とそ
の他の油脂との混合物を1,3−位置特異性リパーゼを
用い、選択的エステル交換反応によって得られるシャー
プメルティング性を有する製菓用油脂
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2081157A JP2814676B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 製菓用油脂 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2081157A JP2814676B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 製菓用油脂 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03280830A true JPH03280830A (ja) | 1991-12-11 |
| JP2814676B2 JP2814676B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=13738609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2081157A Expired - Lifetime JP2814676B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 製菓用油脂 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2814676B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07135901A (ja) * | 1993-11-18 | 1995-05-30 | Asahi Denka Kogyo Kk | 製菓用油脂組成物の製造方法 |
| JP2009045033A (ja) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Kaneka Corp | 食用油脂の製造方法 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP2081157A patent/JP2814676B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07135901A (ja) * | 1993-11-18 | 1995-05-30 | Asahi Denka Kogyo Kk | 製菓用油脂組成物の製造方法 |
| JP2009045033A (ja) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Kaneka Corp | 食用油脂の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2814676B2 (ja) | 1998-10-27 |
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