JPH0328160A - フェライト焼結体、並びにその製造方法 - Google Patents
フェライト焼結体、並びにその製造方法Info
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- JPH0328160A JPH0328160A JP1164579A JP16457989A JPH0328160A JP H0328160 A JPH0328160 A JP H0328160A JP 1164579 A JP1164579 A JP 1164579A JP 16457989 A JP16457989 A JP 16457989A JP H0328160 A JPH0328160 A JP H0328160A
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- Japan
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- ferrite
- sintered body
- compound
- powder
- aluminum
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ.発明の目的
〔産業上の゜利用分野〕
本発明は鉄酸化物を含む磁性フェライトの焼結体内に、
アルミニウム化合物を含有させる事により、成形体の機
械強度、並びに焼結体の磁気特性を向上させたフェライ
ト焼結体、並びにその製造方法に関するものである。
アルミニウム化合物を含有させる事により、成形体の機
械強度、並びに焼結体の磁気特性を向上させたフェライ
ト焼結体、並びにその製造方法に関するものである。
一般に鉄酸化物を含む磁性フェライト焼結体を製造する
工程で、焼結前の成形体は、粉末と少量のバインダーと
を混合し、造粒し、圧縮成形することにより圧粉体が得
られている。
工程で、焼結前の成形体は、粉末と少量のバインダーと
を混合し、造粒し、圧縮成形することにより圧粉体が得
られている。
従来の圧粉体の成形は金型を用い、通常上下方向からパ
ンチで磁性粉末を加圧するという方法であることから、
得られる成形体の形状としては、円柱、円筒のような比
較的単純なものに限られ、より複雑な形状の製品を得る
には、焼結上がりの製品に切削、研削等の後加工を施す
必要がある.このような観点から、成形体の形状を製品
形状により近づけるための技術が種々検討されているが
、いわゆるエンジニアリングセラミックス等を中心とし
た窯業製品の分野では、原料粉末に5〜20重量%の有
機高分子を主成分としたバインダーを加え、混合、混練
し、射出成形、又は押出成形の後、成形体を脱脂し、焼
結して製品を得るという製造方法が工業的に行われてい
る。これらの射出成形、又は押出成形法は、元来は熱可
塑性プラスチックの成形に適用された成形方法であるが
、製品の最終的な形状を後加工なしに、しかも高い寸法
精度で大量に生産するのに適しており、安価なセラミッ
クス製品を作るための注目すべき手段である。
ンチで磁性粉末を加圧するという方法であることから、
得られる成形体の形状としては、円柱、円筒のような比
較的単純なものに限られ、より複雑な形状の製品を得る
には、焼結上がりの製品に切削、研削等の後加工を施す
必要がある.このような観点から、成形体の形状を製品
形状により近づけるための技術が種々検討されているが
、いわゆるエンジニアリングセラミックス等を中心とし
た窯業製品の分野では、原料粉末に5〜20重量%の有
機高分子を主成分としたバインダーを加え、混合、混練
し、射出成形、又は押出成形の後、成形体を脱脂し、焼
結して製品を得るという製造方法が工業的に行われてい
る。これらの射出成形、又は押出成形法は、元来は熱可
塑性プラスチックの成形に適用された成形方法であるが
、製品の最終的な形状を後加工なしに、しかも高い寸法
精度で大量に生産するのに適しており、安価なセラミッ
クス製品を作るための注目すべき手段である。
このような焼結製品の製造工程での最大の技術的な問題
点は、原料粉末に多量のバインダーを加えてあることか
ら、焼結前にこれを如何に除去するかということであり
、又成形性及び焼結体の機械的強度である。バインダー
の除去、即ち脱脂は、加熱によってバインダーを熱分解
、揮散させるのが最も一般的ではあるが、成形体中での
バインダーの拡散の容易さを考慮して、バインダーとし
ては、なるべく低分子量のものが望ましい。このことか
らバインダーとして石油系のパラフィンワックス等が多
用されている。
点は、原料粉末に多量のバインダーを加えてあることか
ら、焼結前にこれを如何に除去するかということであり
、又成形性及び焼結体の機械的強度である。バインダー
の除去、即ち脱脂は、加熱によってバインダーを熱分解
、揮散させるのが最も一般的ではあるが、成形体中での
バインダーの拡散の容易さを考慮して、バインダーとし
ては、なるべく低分子量のものが望ましい。このことか
らバインダーとして石油系のパラフィンワックス等が多
用されている。
しかし、石油系のパラフィンワックスのバインダーは、
例えば磁性フェライト粉末との親和性が小さく、また一
般に有機高分子は低分子量になるに従い機械的な強度が
低下することから、成形体との機械的強度が不十分で取
扱いの上で問題があり、ひいては歩留の低下をきたすこ
とが避けられない。しかも前述のようにバインダーとフ
ェライト粉末との親和性が小さいことから粉末の原料中
での分散性にも問題があり、成形不良となることが多い
。
例えば磁性フェライト粉末との親和性が小さく、また一
般に有機高分子は低分子量になるに従い機械的な強度が
低下することから、成形体との機械的強度が不十分で取
扱いの上で問題があり、ひいては歩留の低下をきたすこ
とが避けられない。しかも前述のようにバインダーとフ
ェライト粉末との親和性が小さいことから粉末の原料中
での分散性にも問題があり、成形不良となることが多い
。
また,周知のように射出成形、または押出成形の際、ス
ブール・ランナーや、切断くずのようなスクラップの発
生は不可避であるが、スクラップをリサイクル使用する
ことがコスト低減に寄与する。従って成形温度をなるべ
く低くすることが材料の熱劣化を防ぐ上で重要である。
ブール・ランナーや、切断くずのようなスクラップの発
生は不可避であるが、スクラップをリサイクル使用する
ことがコスト低減に寄与する。従って成形温度をなるべ
く低くすることが材料の熱劣化を防ぐ上で重要である。
そしてフェライト粉末のような無機粉末を含む材料では
、通常、プラスチックに比較して金型の磨耗が著しいが
、成形圧力を低くすることが金型の寿命を伸ばす上で重
要である。
、通常、プラスチックに比較して金型の磨耗が著しいが
、成形圧力を低くすることが金型の寿命を伸ばす上で重
要である。
そこで本発明の技術課題は、フェライト原料粉末の分散
性を改善し、低温、低圧で成形を行い、成形体の機械的
強度を向上させ、しかも優れた磁気特性が得られるフェ
ライト焼結体、並びにその製造方法を提供することにあ
る。
性を改善し、低温、低圧で成形を行い、成形体の機械的
強度を向上させ、しかも優れた磁気特性が得られるフェ
ライト焼結体、並びにその製造方法を提供することにあ
る。
ロ,発明の構成
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、フェライト原料粉末とバインダーとを含む原
料を混合、混練してコンバウンドを形成し、任意の形状
に射出成形、又は押出成形して成形体を得る成形工程と
、この成形体を脱脂し脱脂体を得る脱脂工程と、この脱
脂体を焼結する焼結工程とによるフェライト焼結体、並
びにその製造方法において、前記フェライト原料粉末を
前記有機バインダーと混合する前に、1分子内にアルミ
ニウム原子、及びアルコキシ基の各々を少なくとも工個
ずつ含む有機金属化合物によりフェライト粉末を表面処
理し、フェライト粉末を成形焼結した焼結体には、アル
ミニウム化合物を含有する焼結体であることを特徴とす
るフェライト焼結体、並びにその製造方法である。
料を混合、混練してコンバウンドを形成し、任意の形状
に射出成形、又は押出成形して成形体を得る成形工程と
、この成形体を脱脂し脱脂体を得る脱脂工程と、この脱
脂体を焼結する焼結工程とによるフェライト焼結体、並
びにその製造方法において、前記フェライト原料粉末を
前記有機バインダーと混合する前に、1分子内にアルミ
ニウム原子、及びアルコキシ基の各々を少なくとも工個
ずつ含む有機金属化合物によりフェライト粉末を表面処
理し、フェライト粉末を成形焼結した焼結体には、アル
ミニウム化合物を含有する焼結体であることを特徴とす
るフェライト焼結体、並びにその製造方法である。
更に詳しく本発明のフェライト焼結体の製造方法を説明
すると、前記成形品を脱脂する際に、前記有機金属化合
物に含まれる有機バインダー等を分解、揮散せしめると
ともに、前記フェライト原料粉末表面を残存アルミニウ
ム化合物で被覆せしめ成形性を改善したものである。そ
して前記脱脂品を焼結する際に、前記アルミニウム化合
物を粉末内部に拡散させ、焼結体内に含有せしめ磁気特
性を改善したものである。
すると、前記成形品を脱脂する際に、前記有機金属化合
物に含まれる有機バインダー等を分解、揮散せしめると
ともに、前記フェライト原料粉末表面を残存アルミニウ
ム化合物で被覆せしめ成形性を改善したものである。そ
して前記脱脂品を焼結する際に、前記アルミニウム化合
物を粉末内部に拡散させ、焼結体内に含有せしめ磁気特
性を改善したものである。
一般に無機質粉末の表面改質方法としては、(1)オレ
イン酸誘導体のような界面活性剤を表面に均一に吸着さ
せる。
イン酸誘導体のような界面活性剤を表面に均一に吸着さ
せる。
(2)熱可塑性、又は熱硬化性の高分子で表面を被覆す
る。
る。
(3)アルコキシ基を有する有機金属化合物、即ちカッ
プリング剤で表面を被覆する。
プリング剤で表面を被覆する。
等が挙げられるが、前記(1)の方法は、粉末の分散性
向上には効果があるものの成形体の機械的な強度が低下
し、しかも界面活性剤の粉末表面との結合が強くない.
前記(2)の方法は、粉末が微細になるに従い処理が困
難になり実用性が低い。という理由から、本発明者らは
、前記(3)の方法に着目し検討の結果、1分子内にア
ルミニウム原子、アルコキシ基を各1個以上有する有機
金属化合物が、本発明の技術課題である分散性の向上、
及び成形体の機械的強度を向上させることができ、しか
も上述した化合物の表面処理により、焼結体にアルミニ
ウム化合物が含有され、磁気特性が向上することを見出
し、本発明をなすに至ったものである。
向上には効果があるものの成形体の機械的な強度が低下
し、しかも界面活性剤の粉末表面との結合が強くない.
前記(2)の方法は、粉末が微細になるに従い処理が困
難になり実用性が低い。という理由から、本発明者らは
、前記(3)の方法に着目し検討の結果、1分子内にア
ルミニウム原子、アルコキシ基を各1個以上有する有機
金属化合物が、本発明の技術課題である分散性の向上、
及び成形体の機械的強度を向上させることができ、しか
も上述した化合物の表面処理により、焼結体にアルミニ
ウム化合物が含有され、磁気特性が向上することを見出
し、本発明をなすに至ったものである。
フェライト粉末表面と強固に結合した皮膜が形成され、
バインダーとフェライト粉末との親和性を増加させるこ
とにより、粉末の分散性、並びに成形体の機械的強度の
向上に寄与するものと考えられる。
バインダーとフェライト粉末との親和性を増加させるこ
とにより、粉末の分散性、並びに成形体の機械的強度の
向上に寄与するものと考えられる。
本発明において、フェライト原料粉末の表面処理に使用
する化合物の具体例としては、アセトアルコキシアルミ
ニウムジイソプロビレートがあげられるが、これに限定
されるものではない。また、表面処理法は、これらの添
加剤をそのままか適当な溶媒に溶解して原料粉末に混合
し、そのまま放置するという簡便な方法で良く、溶媒の
速やかな除去と反応促進のために加熱してもよい。
する化合物の具体例としては、アセトアルコキシアルミ
ニウムジイソプロビレートがあげられるが、これに限定
されるものではない。また、表面処理法は、これらの添
加剤をそのままか適当な溶媒に溶解して原料粉末に混合
し、そのまま放置するという簡便な方法で良く、溶媒の
速やかな除去と反応促進のために加熱してもよい。
即ち本発明は、
1.アルミニウム化合物をアルミニウムとして0.01
〜0.4重量%含有する事を特徴とするフェライト焼結
体。
〜0.4重量%含有する事を特徴とするフェライト焼結
体。
2.フェライト粉末に1分子内にアルミニウム原子とア
ルコキシ基のそれぞれを少なくとも1個以上を有する有
機アルミニウム化合物を、フェライト粉末に対し0.1
〜5重量%添加し、該フェライト粉末の表面を被覆し、
しかる後にバインダー混合、成形、脱脂、焼結を行う事
を特徴とするフェライト焼結体の製造方法。
ルコキシ基のそれぞれを少なくとも1個以上を有する有
機アルミニウム化合物を、フェライト粉末に対し0.1
〜5重量%添加し、該フェライト粉末の表面を被覆し、
しかる後にバインダー混合、成形、脱脂、焼結を行う事
を特徴とするフェライト焼結体の製造方法。
3.焼結に供する成形体は有機アルミニウム化合物によ
り表面を被覆されたフェライト粉末を、有機バインダー
と混合、混練し、所要の形状に射出成形又は押出成形し
た後脱脂し焼結することを特徴とするフェライト焼結体
の製造方法である.〔作用〕 本発明により焼結体内にアルミニウムが含有される原因
としては、本発明によれば脱脂工程でバインダーのみを
除去して、アルミニウムを含む皮膜をフェライト粉末表
面に残すことが可能であり、そのアルミニウム化合物が
焼結工程でフェライト粉末内に拡散し、焼結体内に含有
されると説明される.また本発明により磁気特性が向上
する原因としては、アルミニウム化合物がフェライト結
晶粒の成長を抑制し、粒径を均一化させると説明される
。
り表面を被覆されたフェライト粉末を、有機バインダー
と混合、混練し、所要の形状に射出成形又は押出成形し
た後脱脂し焼結することを特徴とするフェライト焼結体
の製造方法である.〔作用〕 本発明により焼結体内にアルミニウムが含有される原因
としては、本発明によれば脱脂工程でバインダーのみを
除去して、アルミニウムを含む皮膜をフェライト粉末表
面に残すことが可能であり、そのアルミニウム化合物が
焼結工程でフェライト粉末内に拡散し、焼結体内に含有
されると説明される.また本発明により磁気特性が向上
する原因としては、アルミニウム化合物がフェライト結
晶粒の成長を抑制し、粒径を均一化させると説明される
。
本発明で用いる有機アルミニウム化合物の添加量として
は、表面処理の効果が表れ出す成形性に対する効果と、
磁気特性に対する効果は、0.1重量%以上が必要であ
り、一方5重量%以上添加加しても表面処理による成形
性の効果は向上せず、コスト的にも不利であることから
、0.1〜5重量%であることが好ましい。また前記有
機アルミニウム化合物を添加し焼結した後に焼結体中に
含まれるアルミニウムの量は0.01〜0.4重量%で
ある。
は、表面処理の効果が表れ出す成形性に対する効果と、
磁気特性に対する効果は、0.1重量%以上が必要であ
り、一方5重量%以上添加加しても表面処理による成形
性の効果は向上せず、コスト的にも不利であることから
、0.1〜5重量%であることが好ましい。また前記有
機アルミニウム化合物を添加し焼結した後に焼結体中に
含まれるアルミニウムの量は0.01〜0.4重量%で
ある。
なお、本発明に用いる原料粉末としてはフェライト粉末
に限られるものでなく、本発明による表面処理方法を用
いた結果、アルミニウム又はアルミニウム化合物が焼結
体内に含有されるセラミックスであればすべて適用でき
る。
に限られるものでなく、本発明による表面処理方法を用
いた結果、アルミニウム又はアルミニウム化合物が焼結
体内に含有されるセラミックスであればすべて適用でき
る。
以下、本発明の実施例を詳しく説明する。
実施例1
モル%で53%酸化鉄(Fe203)、35%酸化マン
ガン(MnO)、12%酸化亜鉛(ZnO)からなる高
い比透磁率特性を持つMn−Znフェライト原料粉末を
、ボールミルを用い水を添加し20時間混合,粉砕し、
ろ過,乾燥した。
ガン(MnO)、12%酸化亜鉛(ZnO)からなる高
い比透磁率特性を持つMn−Znフェライト原料粉末を
、ボールミルを用い水を添加し20時間混合,粉砕し、
ろ過,乾燥した。
次にこの粉末を仮焼、粉砕して平均粒径が約lμmのM
n−Znフェライト予焼粉末を得た。その粉末を10k
g秤量し、内容量10Lの所譚流動式混合機に投入し、
味の素(株)製アルミニウムカップリング剤AL−M
(アセトアルコキシアルミニウムジイソブロビレート)
[(C■3)2・CHO]2・AI・QC (CH 3
)CHCOOR ’ ]50gを250ccのエタノ
ールに溶解した溶液を滴下し、10分間攪拌した。この
粉末を120℃×30分間加熱して乾燥した。次にこの
粉末を第1表に示した組成により混合、混線、粉砕し、
射出成形用の原料を得た. 次にこの原料を用い、外径φ40mm、内径φ30mm
、厚さ5mmの成形体を射出成形により作製した。なお
、この時の成形条件は金型内に原料を充填し良好な外観
が得られる最低の射出温度、射出圧力で行った。この成
形体を、大気中で、室温から10℃/時の速度で400
℃まで昇温し、2時間保持後室温まで冷却した。得られ
た試料を1300℃で窒素ガス雰囲気中で焼結を行った
。この焼結体の化学分析を行ったところ、アルミニウム
が0.04重量%検出された。
n−Znフェライト予焼粉末を得た。その粉末を10k
g秤量し、内容量10Lの所譚流動式混合機に投入し、
味の素(株)製アルミニウムカップリング剤AL−M
(アセトアルコキシアルミニウムジイソブロビレート)
[(C■3)2・CHO]2・AI・QC (CH 3
)CHCOOR ’ ]50gを250ccのエタノ
ールに溶解した溶液を滴下し、10分間攪拌した。この
粉末を120℃×30分間加熱して乾燥した。次にこの
粉末を第1表に示した組成により混合、混線、粉砕し、
射出成形用の原料を得た. 次にこの原料を用い、外径φ40mm、内径φ30mm
、厚さ5mmの成形体を射出成形により作製した。なお
、この時の成形条件は金型内に原料を充填し良好な外観
が得られる最低の射出温度、射出圧力で行った。この成
形体を、大気中で、室温から10℃/時の速度で400
℃まで昇温し、2時間保持後室温まで冷却した。得られ
た試料を1300℃で窒素ガス雰囲気中で焼結を行った
。この焼結体の化学分析を行ったところ、アルミニウム
が0.04重量%検出された。
第1表
また成形体の曲げ強度、焼結体の10KHzにおける初
比透磁率、相対損失係数の測定を行った。その結果を第
2表に示す。
比透磁率、相対損失係数の測定を行った。その結果を第
2表に示す。
実施例2
実施例1における前記有機金属化合物の添加量を200
gに変えた以外は、実施例lと同様の方法で焼結体を得
た。この焼結体の化学分析を行ったところ、アルミニウ
ムが0.13重量%検出された。また実施例1と同様の
、射出成形体曲げ強度、並びに磁気特性の測定を行った
。結果を第2表に示す。
gに変えた以外は、実施例lと同様の方法で焼結体を得
た。この焼結体の化学分析を行ったところ、アルミニウ
ムが0.13重量%検出された。また実施例1と同様の
、射出成形体曲げ強度、並びに磁気特性の測定を行った
。結果を第2表に示す。
実施例3
実施例1における前記有機金属化合物の添加量を500
gに変えた以外は、実施例1と同様の方法で焼結体を得
た。この焼結体の化学分析を行ったところ、アルミニウ
ムが0.35重量%検出された。また、実施例1と同様
の測定を行い、結果を第2表に示す。
gに変えた以外は、実施例1と同様の方法で焼結体を得
た。この焼結体の化学分析を行ったところ、アルミニウ
ムが0.35重量%検出された。また、実施例1と同様
の測定を行い、結果を第2表に示す。
比較例l
前記有機金属化合物によってMn−Znフェライト粉末
に表面処理を施さなかったこと以外は実施例と全く同じ
方法により焼結体を得、実施例1と同様の測定を行った
。その結果を第2表に示す。また,本比較例では焼結体
よりアルミニウムは検出されなかった。
に表面処理を施さなかったこと以外は実施例と全く同じ
方法により焼結体を得、実施例1と同様の測定を行った
。その結果を第2表に示す。また,本比較例では焼結体
よりアルミニウムは検出されなかった。
以下余白
第2表
第2表より、前記有機金属化合物により表面処理された
Mn−Znフェライト粉末により得られた実施例に係る
成形体は、有機金属化合物が無添加の時に比べて最大差
最低射出温度は80’C、最低射出圧力が90kg/c
1小さい値にもかかわらず、曲げ強度が2倍以上優れて
いることがわかる。また、実施例に係る焼結体は、初比
透磁率が最大6%程度低下しているが、相対損失係数が
4分の1以下に減少し、低損失となり、全体としては磁
気特性が向上していることがわかる。
Mn−Znフェライト粉末により得られた実施例に係る
成形体は、有機金属化合物が無添加の時に比べて最大差
最低射出温度は80’C、最低射出圧力が90kg/c
1小さい値にもかかわらず、曲げ強度が2倍以上優れて
いることがわかる。また、実施例に係る焼結体は、初比
透磁率が最大6%程度低下しているが、相対損失係数が
4分の1以下に減少し、低損失となり、全体としては磁
気特性が向上していることがわかる。
実施例4
実施例1のMn−Znフェライト予焼粉末を永久磁石で
ある平均粒径が約1μmのBa−フェライト予焼粉末に
置き換えて、その他は実施例1と同様の方法で脱脂処理
迄の工程を行い、ついで大気中で1250℃で3時間保
持しBa−フェライト焼結体を得た。
ある平均粒径が約1μmのBa−フェライト予焼粉末に
置き換えて、その他は実施例1と同様の方法で脱脂処理
迄の工程を行い、ついで大気中で1250℃で3時間保
持しBa−フェライト焼結体を得た。
この焼結体の化学分析を行ったところ、アルミニウムが
0.05重量%検出された。また、成形体の曲げ強度、
焼結体の残留磁束密度、保持力、最大エネルギー積の測
定を行った。結果を第3表に示す。
0.05重量%検出された。また、成形体の曲げ強度、
焼結体の残留磁束密度、保持力、最大エネルギー積の測
定を行った。結果を第3表に示す。
実施例5
実施例4における前記有機金属化合物の添加量を200
gに変えた以外は,実施例4と同様の方法で焼結体を得
た。この焼結体の化学分析を行ったところ、アルミニウ
ムが0.12重量%検出された。また実施例4と同様の
項目につき測定を行い、結果を第3表に示す。
gに変えた以外は,実施例4と同様の方法で焼結体を得
た。この焼結体の化学分析を行ったところ、アルミニウ
ムが0.12重量%検出された。また実施例4と同様の
項目につき測定を行い、結果を第3表に示す。
実施例6
実施例4における前記有機金属化合物の添加量を500
gに変えた以外は、実施例4と同様の方法で焼結体を得
た。この焼結体の化学分析を行ったところ、アルミニウ
ムが0.3重量%検出された。また、実施例4と同様の
項目につき測定を行い、結果を第3表に示す。
gに変えた以外は、実施例4と同様の方法で焼結体を得
た。この焼結体の化学分析を行ったところ、アルミニウ
ムが0.3重量%検出された。また、実施例4と同様の
項目につき測定を行い、結果を第3表に示す。
比較例2
前記有機金属化合物によって粉末に表面処理を施さなか
ったこと以外は、実施例4とまったく同じ方法により焼
結体を得、実施例4、実施例5、実施例6と同様の項目
につき測定を行った。その結果を第3表に示す。また、
焼結体よりアルミニウムは検出されなかった。
ったこと以外は、実施例4とまったく同じ方法により焼
結体を得、実施例4、実施例5、実施例6と同様の項目
につき測定を行った。その結果を第3表に示す。また、
焼結体よりアルミニウムは検出されなかった。
以下余白
第3表
第3表の実施例4、実施例5、実施例6に示す前記の有
機金属化合物により表面処理されたBa−フェライト粉
末により得られた戒形体は、従来の有機金属化合物が無
添加の場合に比べて、差で最低射出温度が110℃以上
、射出圧力が100kg/cm”小さい値にもかかわら
ず、曲げ強度が2倍以上優れていることがわかる。また
、実施例に係る焼結体は保持力が10%以上増加し、最
大エネルギー積が20%以上増加し、磁気特性が向上し
た。
機金属化合物により表面処理されたBa−フェライト粉
末により得られた戒形体は、従来の有機金属化合物が無
添加の場合に比べて、差で最低射出温度が110℃以上
、射出圧力が100kg/cm”小さい値にもかかわら
ず、曲げ強度が2倍以上優れていることがわかる。また
、実施例に係る焼結体は保持力が10%以上増加し、最
大エネルギー積が20%以上増加し、磁気特性が向上し
た。
実施例7
実施例1と同様に作製したMn−Znフェライトの射出
成形用の原料を用い、幅30mm、長さ60mm、厚さ
5i+iの成形体を押出成形により作製した。なお、こ
の時の押出温度は押出可能な最低の温度で行った。この
成形体を実施例lと同様に脱脂、焼結を行った。この焼
結体の化学分析を行ったところ、アルミニウムが0.0
4重量%検出された。また,或形体の曲げ強度の測定を
行った。次に焼結体を外径φ20mm、内径φ10tn
+、厚さφ4mmのリングに加工し、10KHzにおけ
る初比透磁率、相対損失係数の測定を行った。その結果
を第4表に示す。
成形用の原料を用い、幅30mm、長さ60mm、厚さ
5i+iの成形体を押出成形により作製した。なお、こ
の時の押出温度は押出可能な最低の温度で行った。この
成形体を実施例lと同様に脱脂、焼結を行った。この焼
結体の化学分析を行ったところ、アルミニウムが0.0
4重量%検出された。また,或形体の曲げ強度の測定を
行った。次に焼結体を外径φ20mm、内径φ10tn
+、厚さφ4mmのリングに加工し、10KHzにおけ
る初比透磁率、相対損失係数の測定を行った。その結果
を第4表に示す。
比較例3
前記有機金属化合物によって粉末に表面処理を施さなか
ったこと以外は、実施例7.とまったく同じ方法により
焼結体を得、同様の測定を行いその結果を第4表に示し
た。また、焼結体よりアルミニウムは検出されなかった
。
ったこと以外は、実施例7.とまったく同じ方法により
焼結体を得、同様の測定を行いその結果を第4表に示し
た。また、焼結体よりアルミニウムは検出されなかった
。
第4表
この表より、前記有機金属化合物により表面処理された
フェライト粉末により得られた実施例に係る成形体は、
押出温度が従来の方法に比べて40℃小さいにもかかわ
らず、曲げ強度が2倍以上優れていることがわかる。ま
た実施例に係る焼結体は初透磁率は変わらないが、相対
損失係数が2分の1以下に減少していて磁気特性が向上
していることがわかる。
フェライト粉末により得られた実施例に係る成形体は、
押出温度が従来の方法に比べて40℃小さいにもかかわ
らず、曲げ強度が2倍以上優れていることがわかる。ま
た実施例に係る焼結体は初透磁率は変わらないが、相対
損失係数が2分の1以下に減少していて磁気特性が向上
していることがわかる。
ハ.発明の効果
〔発明の効果〕
以上詳しく述べたように、本発明によればセラミックス
成形粉末にアルコキシ基を有する有機アルミニウム化合
物を添加し、被覆させることにより、成形圧力と成形温
度を低め、低コストで射出成形体及び押出成形体の機械
的強度を向上することが出来、又アルミニウム化合物の
添加により磁気特性を向上させることができる. また本発明によれば,成形時の射出成形及び押出成形の
条件を低温、低圧にすることができる。
成形粉末にアルコキシ基を有する有機アルミニウム化合
物を添加し、被覆させることにより、成形圧力と成形温
度を低め、低コストで射出成形体及び押出成形体の機械
的強度を向上することが出来、又アルミニウム化合物の
添加により磁気特性を向上させることができる. また本発明によれば,成形時の射出成形及び押出成形の
条件を低温、低圧にすることができる。
これは前述の原料のリサイクル使用による歩留の向上、
及び金型の寿命を伸ばす上で重要である。
及び金型の寿命を伸ばす上で重要である。
このように本発明のフェライト焼結体、並びにその製造
方法は、コスト低減に寄与する所が非常に大きく、工業
上極めて重要である。
方法は、コスト低減に寄与する所が非常に大きく、工業
上極めて重要である。
以下余白
Claims (3)
- 1.アルミニウム化合物をアルミニウムとして0.01
〜0.4重量%含有する事を特徴とするフェライト焼結
体。 - 2.フェライト粉末に1分子内にアルミニウム原子とア
ルコキシ基のそれぞれを少なくとも1個以上を有する有
機アルミニウム化合物を、フェライト粉末に対し0.1
〜5重量%添加し、該フェライト粉末の表面を被覆し、
しかる後にバインダー混合、成形、脱脂、焼結を行う事
を特徴とするフェライト焼結体の製造方法。 - 3.焼結に供する成形体は、有機アルミニウム化合物に
より表面を被覆されたフェライト粉末を有機バインダー
と混合、混練し、所要の形状に射出成形又は押出成形し
た後脱脂し、焼結することを特徴とするフェライト焼結
体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1164579A JPH0328160A (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | フェライト焼結体、並びにその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1164579A JPH0328160A (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | フェライト焼結体、並びにその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0328160A true JPH0328160A (ja) | 1991-02-06 |
Family
ID=15795853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1164579A Pending JPH0328160A (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | フェライト焼結体、並びにその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0328160A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002289413A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-04 | Miyagawa Kasei Ind Co Ltd | 電磁波吸収体用複合粉末材料、電磁波吸収体およびその製造方法 |
| CN110204326A (zh) * | 2019-05-16 | 2019-09-06 | 横店集团东磁股份有限公司 | 一种具有核壳结构的铁氧体永磁材料及其制备方法 |
-
1989
- 1989-06-26 JP JP1164579A patent/JPH0328160A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002289413A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-04 | Miyagawa Kasei Ind Co Ltd | 電磁波吸収体用複合粉末材料、電磁波吸収体およびその製造方法 |
| CN110204326A (zh) * | 2019-05-16 | 2019-09-06 | 横店集团东磁股份有限公司 | 一种具有核壳结构的铁氧体永磁材料及其制备方法 |
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