JPH0328175B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0328175B2 JPH0328175B2 JP58123495A JP12349583A JPH0328175B2 JP H0328175 B2 JPH0328175 B2 JP H0328175B2 JP 58123495 A JP58123495 A JP 58123495A JP 12349583 A JP12349583 A JP 12349583A JP H0328175 B2 JPH0328175 B2 JP H0328175B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nutritional composition
- post
- patients
- honey
- fermented milk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Dairy Products (AREA)
- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は室温で長期間保存することの可能な重
症の術前術後患者用栄養組成物の製造法に関する
ものである。
症の術前術後患者用栄養組成物の製造法に関する
ものである。
更に詳細には、本発明は、殺菌後の熱時充填或
は充填後のレトルト処理をしても長期保存中に凝
集沈澱を生じない重症の術前術後患者用栄養組成
物の製造法に関するものである。
は充填後のレトルト処理をしても長期保存中に凝
集沈澱を生じない重症の術前術後患者用栄養組成
物の製造法に関するものである。
例えば、重症の熱傷を受けた術前術後患者にお
いては、急激な消化機能低下を起しておりほとん
どの栄養物は摂取不能な状態となつている。
いては、急激な消化機能低下を起しておりほとん
どの栄養物は摂取不能な状態となつている。
しかし、これら患者には経口又は経管的にも栄
養組成物の投与は必須であり、しかも緊急を要す
ることなのである。
養組成物の投与は必須であり、しかも緊急を要す
ることなのである。
そこで、まず、これら重症者用の栄養組成物が
模索されるのであるが、この重症者用栄養組成物
には次の条件が要求される。
模索されるのであるが、この重症者用栄養組成物
には次の条件が要求される。
(イ) 栄養価が高く消化吸収がよいこと。
(ロ) 下痢・便秘など、好ましくない症状を惹起せ
しめないこと。
しめないこと。
(ハ) 衛生的で、便利に使用することができるこ
と。
と。
(ニ) 血糖に重大な変動を与えないこと。
本発明者らは、先に、これら条件を満足する栄
養組成物を求めて長年研究した結果、臨床例を含
む医学報告として日本熱傷学会誌「熱傷」第6巻
第2号(1981、3)に発表したように、発酵乳と
蜂蜜の混合物が最も適していることを提案するに
至つた。
養組成物を求めて長年研究した結果、臨床例を含
む医学報告として日本熱傷学会誌「熱傷」第6巻
第2号(1981、3)に発表したように、発酵乳と
蜂蜜の混合物が最も適していることを提案するに
至つた。
しかし、発酵乳と蜂蜜の混合物を重症者に実際
に投与をはじめたとき、 (1) 病院内での繁雑さを伴つた調整を要する、 (2) 長期にわたる投与時には、ミネラルやビタミ
ンなどの微量成分を補充する必要がある、 (3) 調整品の保存性が長期に耐え得ない、 などの多くの問題が提起されてきたのである。
に投与をはじめたとき、 (1) 病院内での繁雑さを伴つた調整を要する、 (2) 長期にわたる投与時には、ミネラルやビタミ
ンなどの微量成分を補充する必要がある、 (3) 調整品の保存性が長期に耐え得ない、 などの多くの問題が提起されてきたのである。
本発明者らは、これら問題点を解決すべく更に
研究を重ねた結果、本発明において、あらかじめ
発酵乳と蜂蜜を混合しても、室温にて長期保存下
で安定であり、いつでも重症者に対して経口又は
経管的に投与できる栄養組成物を得ることに成功
したのである。
研究を重ねた結果、本発明において、あらかじめ
発酵乳と蜂蜜を混合しても、室温にて長期保存下
で安定であり、いつでも重症者に対して経口又は
経管的に投与できる栄養組成物を得ることに成功
したのである。
本発明は発酵乳と蜂蜜に安定剤を混合して均質
化し、次いで加熱殺菌処理し、必要に応じて均質
化処理をおこない、容器に熱時充填するか、又は
容器に充填後レトルト処理することを特徴とする
室温で長期保存可能な重症の術前術後患者用栄養
組成物の製造法である。
化し、次いで加熱殺菌処理し、必要に応じて均質
化処理をおこない、容器に熱時充填するか、又は
容器に充填後レトルト処理することを特徴とする
室温で長期保存可能な重症の術前術後患者用栄養
組成物の製造法である。
本発明に用いる発酵乳は完全栄養食品といわれ
る牛乳を乳酸菌で発酵したもので、牛乳よりも、
さらに蛋白質などの栄養成分が消化吸収し易くな
つており、また、牛乳中の乳糖は乳酸菌により分
解され、牛乳で下痢をする人でも、大量の発酵乳
投与に十分に耐え、下痢の症状を起こさないもの
である。また、蜂蜜は、各種ビタミン、ミネラル
を含む栄養源として古来より珍重されてきた炭水
化物源であつて、発酵乳との混合において、すぐ
れた消化性をもつ栄養組成物を形成するものであ
る。
る牛乳を乳酸菌で発酵したもので、牛乳よりも、
さらに蛋白質などの栄養成分が消化吸収し易くな
つており、また、牛乳中の乳糖は乳酸菌により分
解され、牛乳で下痢をする人でも、大量の発酵乳
投与に十分に耐え、下痢の症状を起こさないもの
である。また、蜂蜜は、各種ビタミン、ミネラル
を含む栄養源として古来より珍重されてきた炭水
化物源であつて、発酵乳との混合において、すぐ
れた消化性をもつ栄養組成物を形成するものであ
る。
一般的には、発酵乳100重量部に対して蜂蜜は
18〜22重量部混合される。
18〜22重量部混合される。
また、本発明においては必要に応じて脂肪も添
加されるが、乳脂肪以外に植物油脂の使用も可能
である。
加されるが、乳脂肪以外に植物油脂の使用も可能
である。
本発明に用いる発酵乳は一般の製法に準じて製
造することができる。即ち牛乳に脱脂粉乳と水を
添加して調整し、これに乳酸菌スターターを接種
し、PHが3.5〜4.5の範囲、好ましくはPH4.0になる
まで培養して製造する。
造することができる。即ち牛乳に脱脂粉乳と水を
添加して調整し、これに乳酸菌スターターを接種
し、PHが3.5〜4.5の範囲、好ましくはPH4.0になる
まで培養して製造する。
次に、本発明においては安定剤としてペクチ
ン、CMC、ゼラチン、ガム、アルギン酸など公
知の安定剤が単独または併用されるが、ウルトラ
ハイメトキシルペクチン及び/又はアルギン酸プ
ロピレングリコールエステルの使用が最も好まし
い。
ン、CMC、ゼラチン、ガム、アルギン酸など公
知の安定剤が単独または併用されるが、ウルトラ
ハイメトキシルペクチン及び/又はアルギン酸プ
ロピレングリコールエステルの使用が最も好まし
い。
安定剤の添加量は、混合物の物性を安定に保つ
に十分な量であれば適宜でよいが、一般的には混
合物に対して0.1〜1.0%程度でよい。特に、ウル
トラハイメトキシルペクチン及び/又はアルギン
酸プロピレングリコールエステルは0.2〜1.0%程
度で十分である。
に十分な量であれば適宜でよいが、一般的には混
合物に対して0.1〜1.0%程度でよい。特に、ウル
トラハイメトキシルペクチン及び/又はアルギン
酸プロピレングリコールエステルは0.2〜1.0%程
度で十分である。
発酵乳と蜂蜜と安定剤は混合され、必要によつ
ては、脂肪やアミノ酸、ビタミン、ミネラル等の
栄養料、香味料、着色料等も添加され、よく混合
される。混合物は、50〜250Kg圧程度でホモゲナ
イザーを通し、均質化される。
ては、脂肪やアミノ酸、ビタミン、ミネラル等の
栄養料、香味料、着色料等も添加され、よく混合
される。混合物は、50〜250Kg圧程度でホモゲナ
イザーを通し、均質化される。
均質化された栄養組成物は、発酵乳のPHである
3.5〜4.5を保持するのが普通であるが、添加料に
よつてこの範囲をはずれていれば、酸又はアルカ
リを添加してPH=3.5〜4.5の範囲にしておくのが
好ましい。PH=3.5〜4.5は、呈味性上の酸度とし
て好ましいのは勿論であるが、熱時充填或は充填
後レトルト処理の際の内容物の安定性にも好まし
いものである。組成物のPHが3.5より下では風味
が悪くまたPHが4.5を越える場合は加熱殺菌によ
つて内容物の凝固が起ることもあるので好ましく
ない。
3.5〜4.5を保持するのが普通であるが、添加料に
よつてこの範囲をはずれていれば、酸又はアルカ
リを添加してPH=3.5〜4.5の範囲にしておくのが
好ましい。PH=3.5〜4.5は、呈味性上の酸度とし
て好ましいのは勿論であるが、熱時充填或は充填
後レトルト処理の際の内容物の安定性にも好まし
いものである。組成物のPHが3.5より下では風味
が悪くまたPHが4.5を越える場合は加熱殺菌によ
つて内容物の凝固が起ることもあるので好ましく
ない。
均質化された混合物は、80〜140℃、2分〜2
秒で加熱殺菌処理されるが、ここで小さな凝固物
が生じるようなことがあれば、再度均質化され
る。
秒で加熱殺菌処理されるが、ここで小さな凝固物
が生じるようなことがあれば、再度均質化され
る。
加熱殺菌処理された混合物は、そのまま80〜
100℃を維持した状態で熱時容器に充填されて密
封されるか、又は一旦容器に充填し、密封して
100〜125℃、15〜1分間レトルト処理される。こ
のような加熱処理が行なわれても、本発明におい
ては、内容物が分離沈降しない栄養組成物が得ら
れる。そして熱時充填或は充填後レトルト処理さ
れた栄養組成物は完全に殺菌されているために、
室温で6ケ月以上も保存可能となるのである。
100℃を維持した状態で熱時容器に充填されて密
封されるか、又は一旦容器に充填し、密封して
100〜125℃、15〜1分間レトルト処理される。こ
のような加熱処理が行なわれても、本発明におい
ては、内容物が分離沈降しない栄養組成物が得ら
れる。そして熱時充填或は充填後レトルト処理さ
れた栄養組成物は完全に殺菌されているために、
室温で6ケ月以上も保存可能となるのである。
本発明で得られる栄養組成物製品は室温で6ケ
月保存しても内容物が凝集することがなく、また
腐敗することもなく、病院等に室温で保存してお
いて、重症の術前術後患者に直ちに投与すること
ができるものである。
月保存しても内容物が凝集することがなく、また
腐敗することもなく、病院等に室温で保存してお
いて、重症の術前術後患者に直ちに投与すること
ができるものである。
次に本発明の試験例、実施例を示す。
試験例
脂肪分3.2%の原料乳8.0Kgに脱脂粉乳0.3Kgを溶
解し従来の方法により均質化し、殺菌してこれに
乳酸菌スターターを5%接種し、PHが4.0になる
まで30℃で静置培養し、10℃まで冷却した。これ
に蜂蜜1.8Kgとウルトラハイメトキシルペクチン
30g、アルギン酸プロピレングリコールエステル
10gを水1.1Kgに添加、加熱混合して得た混合液
を添加し40℃に加温して均質化し、120℃で4秒
間加熱処理して80℃で再び均質化しその温度を維
持しつゝガラスビンに熱時充填密封後室温まで冷
却した。
解し従来の方法により均質化し、殺菌してこれに
乳酸菌スターターを5%接種し、PHが4.0になる
まで30℃で静置培養し、10℃まで冷却した。これ
に蜂蜜1.8Kgとウルトラハイメトキシルペクチン
30g、アルギン酸プロピレングリコールエステル
10gを水1.1Kgに添加、加熱混合して得た混合液
を添加し40℃に加温して均質化し、120℃で4秒
間加熱処理して80℃で再び均質化しその温度を維
持しつゝガラスビンに熱時充填密封後室温まで冷
却した。
このようにして試作サンプルを室温に6ケ月静
置保存後の観察では凝集物の生成は認められなか
つた。
置保存後の観察では凝集物の生成は認められなか
つた。
実施例
水54.26Kgに脱脂粉乳8.47Kgを溶解して95℃10
分殺菌後、42℃に冷却し、これにヨーグルトスタ
ーター1.74Kgを接種し、酸度1.1%になるまで発
酵させた。この発酵乳に、水20Kgに蜂蜜13Kg、ア
ルギン酸プロピレングリコールエステル50g、ウ
ルトラハイメトキシルペクチン250gを溶解した
もの、コーンサラダ油2.444Kgとレシチン126gを
乳化したもの、硫酸第一鉄2.99g、アスコルビン
酸15.35g、チアミン0.125g、ナイアシン1.99g、
ビタミンB60.17g、ビタミンA208000IU、ビタミ
ンE3.2g、ビタミンD21gを各々添加混合し95℃
にて10秒間保持した後均質化し、200ml金属缶に
充填して内容物温度110℃を5分間保持した後冷
却した。
分殺菌後、42℃に冷却し、これにヨーグルトスタ
ーター1.74Kgを接種し、酸度1.1%になるまで発
酵させた。この発酵乳に、水20Kgに蜂蜜13Kg、ア
ルギン酸プロピレングリコールエステル50g、ウ
ルトラハイメトキシルペクチン250gを溶解した
もの、コーンサラダ油2.444Kgとレシチン126gを
乳化したもの、硫酸第一鉄2.99g、アスコルビン
酸15.35g、チアミン0.125g、ナイアシン1.99g、
ビタミンB60.17g、ビタミンA208000IU、ビタミ
ンE3.2g、ビタミンD21gを各々添加混合し95℃
にて10秒間保持した後均質化し、200ml金属缶に
充填して内容物温度110℃を5分間保持した後冷
却した。
本品は室温(10〜20℃)にて6ケ月保存したが
品質の劣化は全く認められなかつた。
品質の劣化は全く認められなかつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 発酵乳と蜂蜜に安定剤を混合して均質化し、
ついで加熱殺菌処理し、必要に応じて再度均質化
をおこない、容器に熱時充填するか、又は容器に
充填後レトルト処理をする室温で長期保存可能な
重症の術前術後患者用栄養組成物の製造法。 2 加熱殺菌処理物のPHが3.5〜4.5である特許請
求範囲第1項記載の重症の術前術後患者用栄養組
成物の製造法。 3 安定剤がウルトラハイメトキシルペクチン及
び/又はアルギン酸プロピレングリコールエステ
ルである特許請求の範囲第1項記載の重症の術前
術後患者用栄養組成物の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58123495A JPS6016931A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 重症の術前術後患者用栄養組成物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58123495A JPS6016931A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 重症の術前術後患者用栄養組成物の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6016931A JPS6016931A (ja) | 1985-01-28 |
| JPH0328175B2 true JPH0328175B2 (ja) | 1991-04-18 |
Family
ID=14862040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58123495A Granted JPS6016931A (ja) | 1983-07-08 | 1983-07-08 | 重症の術前術後患者用栄養組成物の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016931A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2602028B2 (ja) * | 1987-07-16 | 1997-04-23 | カルピス食品工業株式会社 | 脂肪含有濃縮乳酸菌飲料の製造方法 |
| CN1960738B (zh) * | 2004-03-31 | 2011-05-04 | 明治乳业株式会社 | 抗菌性组合物 |
| JP5177901B2 (ja) * | 2009-12-02 | 2013-04-10 | 株式会社明治 | 栄養組成物 |
| JP5748504B2 (ja) * | 2011-02-25 | 2015-07-15 | ハウスウェルネスフーズ株式会社 | ローヤルゼリー分散組成物およびその製造方法 |
| JP5763024B2 (ja) * | 2012-09-07 | 2015-08-12 | 株式会社明治 | 栄養組成物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6036260B2 (ja) * | 1977-01-06 | 1985-08-19 | 旭電化工業株式会社 | 起泡性水中油型乳化脂 |
| JPS57206347A (en) * | 1981-06-15 | 1982-12-17 | House Food Ind Co Ltd | Preparation of gelatinous dessert containing fermented milk |
-
1983
- 1983-07-08 JP JP58123495A patent/JPS6016931A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6016931A (ja) | 1985-01-28 |
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