JPH032831B2 - - Google Patents

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JPH032831B2
JPH032831B2 JP23800286A JP23800286A JPH032831B2 JP H032831 B2 JPH032831 B2 JP H032831B2 JP 23800286 A JP23800286 A JP 23800286A JP 23800286 A JP23800286 A JP 23800286A JP H032831 B2 JPH032831 B2 JP H032831B2
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JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
glazed
base material
insulating layer
mixture
Prior art date
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Expired
Application number
JP23800286A
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English (en)
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JPS6395181A (ja
Inventor
Hiromi Fujiwara
Mitsuomi Kaneko
Makoto Yokoyama
Kozo Mukai
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野 本発明は施釉けい酸カルシウム成形体の製造方
法に関する。 ロ 従来の技術 施釉けい酸カルシウム成形体は、施釉面が美し
いこと、耐久性が良好なことから、建材例えば外
装材として注目されている。 施釉けい酸カルシウム成形体の製造方法は、け
い酸カルシウム成形体を基材(以下単に「基材」
という)とし、その表面の気孔を無くすため目止
めを行つたのち施釉する方法が採用されていた。
しかしこの方法は、施釉する際施釉面を加熱し、
その後冷却される際に、基材表層の被熱部とそれ
より深層の被熱されていない部分とで収縮率が異
るためその間に収縮亀裂が生じる。 一方、セメントモルタル(以下単に「モルタ
ル」という)表面に施釉した場合にはモルタルに
亀裂が生じないという従来の経験から、この技術
を応用した方法即ち基材にモルタルを塗布し施釉
する方法が試みられた。 しかしこの方法は、基材へのモルタルの接着性
の悪さから基材とモルタルとの界面(接着面)に
亀裂が発生し実用化にまで至らなかつた。 このように従来採用されていた方法のいずれに
おいても基材あるいは界面に亀裂が発生するとい
う欠点が解決されなかつた。 そこで本出願人は、亀裂の発生を抑制する手段
として、基材と施釉層との間に断熱層を設ける方
法即ち基材表面にリン酸塩系接着剤、パーライト
及び水の混練物を塗布し加熱硬化させて断熱層を
形成した後施釉する施釉けい酸カルシウム成形体
の製造方法を提案した(特開昭60−129566)。 ハ 発明が解決しようとする問題点 前記断熱層を形成する方法は亀裂の発生を抑制
でき一応の目的は達成した。 しかしながらこの方法は、製品を得るまでに、
リン酸塩系接着剤を硬化させ断熱層を形成させる
工程と釉薬を施釉する工程で2回の加熱冷却工程
を経なければならず、このように加熱冷却を繰り
返すため、それだけ工程は複雑でありエネルギー
ロスも大きいという欠点を有していた。 ニ 問題を解決するための手段 本発明者等は、断熱層を常温で形成し加熱冷却
工程は施釉工程の1回だけで済むようにすること
及び基材と施釉層との間に組成の異る2層の断熱
層を形成した後施釉することにより、基材や界面
に亀裂が発生しない施釉けい酸カルシウム成形体
が得られるとの知見を得て本発明に到達した。 即ち本発明は、けい酸カルシウム成形体(基
材)表面に水硬性物質、無機繊維、保水剤及び水
を混合した混合物を塗布して第1断熱層を形成し
た後、モルタル混練物を塗布して第2断熱層を形
成後硬化乾燥させてから施釉することを特徴とす
る施釉けい酸カルシウム成形体の製造方法にあ
る。 本発明において第1断熱層を設ける理由は、施
釉工程において第2断熱層の熱が基材へ伝わるの
を遮断し、基材と第2断熱層を一体化し、かつ第
1断熱層の熱膨張を吸収する緩衝作用をさせるた
めである。 本発明で使用する基材は、けい酸カルシウムで
つくられた成形体、例えば軽量気泡コンクリート
(ALC)をいう。 水硬性物質としてはポルトランドセメント、混
合セメント、超早硬性セメント等が挙げられる。 無機繊維は、断熱効果と緩衝効果とを高めるた
めに配合するもので、耐アルカリ性ガラス繊維、
炭素繊維、アルミナ繊維、鋼繊維、アスベスト等
の人工あるいは天然の無機系繊維が挙げられる。 保水剤は、繊維質混合物を基材表面に塗布した
際、水が基材に吸収されるのを防ぐために配合す
るもので、メチルセルロース(MC)、ヒドロキ
シエチルセルロース(HEC)、エチルヒドロキシ
エチルアルコール(EHEC)、ポリビニルアルコ
ール(PVA)、ポリエチレンオキサイド(PEO)、
ポリアクリルアミド(PAA)等が挙げられる。 尚、上記配合物のほか、例えば高融点の釉薬を
用いて施釉する場合や断熱層の厚さを薄くしなけ
ればならないような場合には、基材との接着性を
害さない程度に軽量骨材(例えばパーライト等)
を配合することは差し支えない。 次に、上記断熱層形成用原料の配合割合につい
て説明する。 無機繊維は、第1断熱層用として混合した混合
物全容積の0.5〜5.0vol%に配合するのが好まし
い。0.5vol%未満では断熱効果及び緩衝効果が小
さくなり、5.0vol%を超えると該繊維が分散しに
くくなり均一な混合が困難となる。 保水剤は、水硬性物質に対し0.05〜5.0wt%配
合する。0.05wt%未満では保水効果が弱く水が基
材に吸収されるので好ましくない。5.0wt%を超
えると水硬性物質の水和反応を阻害するので好ま
しくない。 水は、混合物が塗布できる柔らかさになる程度
に配合されていればよく、目安としては水硬性物
質に対して50〜300wt%である。50wt%未満だと
繊維質混合物が固く基材に塗布する作業が困難に
なり、300wt%を超えると流動性が大きすぎて所
定の厚さに塗布することが困難となる。 第2断熱層を設ける理由は、第1断熱層表面に
直接施釉すると第1断熱層表面に露出している繊
維類が加熱中に変色する等で意図しない模様の施
釉面ができたり、はなはだしい場合には見苦しい
模様ができたりするのを防ぐためと、表面強度を
向上させるためである。 第2断熱層に用いられる水硬性物質は前記第1
断熱層で用いられたものと同じである。 砂は市販の人工あるいは天然のものを用いる。
砂と水硬性物質との配合割合は通常の左官用モル
タルと同じであり、砂は水硬性物質に対して60〜
300wt%が好ましい。60wt%未満にすると富配合
モルタルとなるため硬化した際収縮が大きくな
り、微細な亀裂を発生する原因となるので好まし
くなく、逆に300wt%を超えると水セメント比が
大きくなりすぎ、強度が小さくなるので好ましく
ない。 水の配合量は混合物を塗布する作業ができる程
度の柔らかさになるように配合されていればよ
く、大体水硬性物質に対し30〜70wt%である。
30wt%未満では混合物が均一になりにくく塗布
作業もやりにくい。70wt%を超えると混練物の
流動性が大きくなりすぎて塗布作業が難しくなり
いずれも好ましくない。 尚、成形体の強度を確保するために、できるだ
け水量を減らしたり、気泡を減らしたりするのは
好ましいので、減水剤や消泡剤を適宜に配合する
ことは差し支えない。 第1及び第2断熱層の厚さは、施釉基材の所要
厚さになるようにすればよいが、少なくとも施釉
工程における加熱によつて基材に亀裂が入らない
ようにするためには、各断熱層とも3〜10mmの厚
さにするのが好ましい。 次に、本発明の施釉けい酸カルシウム成形体の
製造方法につき説明する。 所要寸法に加工された基材の表面に第1断熱層
用の繊維質混合物を鏝で充分に押し付けながら所
定の厚さに塗布した後、第2断熱層用のモルタル
混練物を、鏝で表面に気泡ができないように、か
つ平坦に所定厚さ塗布し硬化させる。 第2断熱層が硬化した後、該表面に慣用の釉薬
のスリツプを散布し乾燥する。次いで散布面以外
の面を断熱材で覆つた後、通常の方法で釉薬の溶
ける温度で加熱することにより、所望の施釉けい
酸カルシウム成形体が得られる。 尚、強度の大きい断熱層が必要な場合には、第
1断熱層上にメタルラス等を張り付けた上に前記
モルタル混練物を塗布するようにすれば効果的で
ある。 次に本発明を実施例によつて説明する。 ホ 実施例 実施例 1〜3 市販の軽量気泡コンクリート版(日本イトン工
業社製「イトン」を切断加工し60×60×10cmの大
きさの基材4枚を得た。又セメント、耐アルカリ
ガラス繊維、保水剤、パーライト及び水を第1表
に示す配合割合で混合し繊維質混合物を得た。 更に、早強ポルトランドセメント(日本セメン
ト社製「大日本早強セメント」)100重量部に対し
川砂(富士川産)160重量部、水50重量部、高性
能減水剤(花王社製「マイテイ150」)2重量部配
合混合しモルタル混練物を得た。 上記のようにして得た基材、繊維質混合物、及
びモルタル混練物を用いて下記の方法で3コの施
釉けい酸カルシウム成形体をつくつた。 まず、3枚の基材表面に水湿しを行なつた後、
直ちに3種類の繊維質混合物をそれぞれ別々に鏝
で押し付けながら厚さ5mmに塗布し、その上にモ
ルタル混練物を鏝で押し付けながら表面が平坦に
なるように厚さ5mm塗布した後24時間放置して硬
化させた。硬化後、硬化体の表面に、市販の釉薬
(日本琺瑯釉薬社製「LW−11a」)を水に分散さ
せたスリツプをスプレーで散布し乾燥させた。乾
燥後、散布面以外の面を無機繊維(イソライト工
業社製「カウオール」)で覆つた後、散布面が800
℃になるように15分間遠赤外線を照射して釉薬を
モルタル層に融着させ放冷した。 得られた施釉けい酸カルシウム各成形体の亀裂
発生状況を調べたところ、繊維質混合物層とモル
タル混練物層、基材と繊維混合物層及び基材自体
にも亀裂はなく、釉面も美麗に仕上がつていた。 比較例 1 水湿しを行なつた基材に、実施例で用いたモル
タル混練物を厚さ5mmに塗布し、以下実施例と同
様の手順に従つて施釉を行なつた。 得られた施釉けい酸カルシウム成形体について
亀裂発生状況を調べた結果、基材に多数の亀裂が
発生し、基材とモルタル間にも亀裂が発生してい
た。
【表】
【表】 ヘ 発明の効果 従来、施釉けい酸カルシウム成形体の製造にお
いては、基材にリン酸塩系接着剤を塗布して加熱
し、更に施釉する際にも加熱していた。 このように加熱工程が2度あること自体、工程
を複雑にするばかりでなく、加熱によつて亀裂を
発生させ易いという欠点があつたが、本発明の方
法は断熱層形成に加熱を要さない水硬性物質を採
用したことにより、加熱工程が1回で済み、工程
が簡素化されるばかりでなく、施釉けい酸カルシ
ウム成形体の基材や断熱層に亀裂が発生すること
もなく、施釉面も美麗に仕上げることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 けい酸カルシウム成形体表面に水硬性物質、
    無機繊維、保水剤及び水を混合した混合物を塗布
    した後、モルタル混練物を塗布し硬化乾燥させて
    から施釉することを特徴とする施釉けい酸カルシ
    ウム成形体の製造方法。
JP23800286A 1986-10-08 1986-10-08 施釉けい酸カルシウム成形体の製造方法 Granted JPS6395181A (ja)

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JP23800286A JPS6395181A (ja) 1986-10-08 1986-10-08 施釉けい酸カルシウム成形体の製造方法

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JPS6395181A JPS6395181A (ja) 1988-04-26
JPH032831B2 true JPH032831B2 (ja) 1991-01-17

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