JPH03285897A - ダイヤモンドの製造方法 - Google Patents

ダイヤモンドの製造方法

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JPH03285897A
JPH03285897A JP8136490A JP8136490A JPH03285897A JP H03285897 A JPH03285897 A JP H03285897A JP 8136490 A JP8136490 A JP 8136490A JP 8136490 A JP8136490 A JP 8136490A JP H03285897 A JPH03285897 A JP H03285897A
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JP
Japan
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diamond
substrate
base body
carbon
reaction vessel
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JP8136490A
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English (en)
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Masato Kamata
鎌田 真人
Shinji Arai
荒井 真次
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明はダイヤモンドの製造方法に関し、特に薄膜状ダ
イヤモンドの製造に適した気相合成法に関する。
(従来の技術) 近年、低圧下での気相成長法によるダイヤモンド合成が
可能になってきている。気相合成ダイヤモンドの工業的
応用として、工具被覆、耐食性保護膜、耐磨耗摺動部材
、スピーカー振動板やバイブなどの成形体、ヒートシン
ク、光学レンズ、発光素子、半導体など種々の用途が検
討されている(「ダイヤモンド薄膜」犬塚、澤邊、産業
図書、■987年; 「最新ダイヤモンド薄膜技術」総
合技術センター 1988年; NEW DIAMON
D、VolJ、NoJ。
1987年;同Vo1.4.No、2.1988年など
参照)。
ダイヤモンドを気相から合成する方法として、各種の化
学気相成長法(CVD法)や物理気相成長法(PVD法
)が知られている。いずれの方法でも、ダイヤモンドは
基体の表面に析出させるのが一般的である。ダイヤモン
ドを膜として応用するには、基体表面でのダイヤモンド
の結晶核形成密度を上げることにより、膜の緻密化と厚
さの均一化を図る必要がある。ダイヤモンドの結晶核形
成密度は、基体の材質や表面状態によって影響を受ける
例えば、現在までのところ、ダイヤモンド以外の物質か
らなる基体上に形成されるダイヤモンド膜は多結晶膜で
ある。この場合、ダイヤモンド膜の表面粗さは最外表に
ある結晶粒の大きさに依存して決まる。これは、基体表
面にダイヤモンドの核がごく少数形成されるが、その他
の場所では核が形成されず、核を中心としてダイヤモン
ドが成長し基体全面を覆って膜が形成されるからである
したがって、表面粗さが小さく、平滑な膜を得るために
は、核形成密度を高くする必要がある。また、ゲルマニ
ウム、銅などからなる基体上にダイヤモンド膜を形成し
た場合、膜の密着性が充分ではなく、基体からダイヤモ
ンド膜が剥離しやすいという問題がある。
従来、基体表面にダイヤモンドの核形成を容易にする活
性点を高密度に形成したり、基体とダイヤモンド膜との
密着性を高めることを目的として、種々の基体表面処理
方法が提案されている。
その代表的なものとして、基体表面に傷を付ける方法(
以下、傷付は処理と呼ぶ)が知られている。傷付は処理
に関しては、例えば特公昭62−27039号公報、特
開昭62−108798号公報、特開昭62−1087
99号公報、特開昭61−121859号公報、特開昭
[12−226889号公報などが知られている。
また、傷付は処理以外の基体表面処理方法として、以下
のような方法が知られている。基体として超硬合金を用
い、その表面を研削して加工歪を与える方法(特開昭6
1−270372号公報)、基体の表面をArイオンを
用いてイオンエツチングする方法(特開昭H−2001
i9g号公報)、基体の表面に酸素プラズマのガスを吹
き付ける方法(特開昭61−174376号公報)、金
属系基体の表面に酸素を拡散処理する方法(特開昭61
−97194号公報)などである。
以上の方法はいずれも、基体の表面をダイヤモンドの析
出に好都合な状態に変化させるという点で共通している
。特に、傷付は処理はダイヤモンドの連続膜を形成する
のに広く用いられている方法である。しかし、基体の表
面に傷付は処理を施しても、成長初期の核形成密度が充
分に大きくなるわけではない。その結果、形成されるダ
イヤモンド膜は表面粗さが相当粗く、膜の表面の平滑度
が小さいため、前述した問題が本質的に解決されている
とはいえない。
(発明が解決しようとする課題) 前述したように、従来のダイヤモンドの製造方法では、
基体表面での結晶核形成密度が小さいことに起因して、
平滑な表面を有するダイヤモンド膜を形成しにくいとい
う問題があった。また、基体を構成する材質によっては
、ダイヤモンド膜の密着性が悪いという問題があった。
本発明はこれらの問題点を解決するためになされたもの
であり、平滑な表面を有し、基体との密着性が良好な膜
状のダイヤモンドを製造し得る方法を提供することを目
的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のダイヤモンドの製造方法は、反応容器中に基体
を設置し、反応容器内に炭素又は炭素化合物を含有する
原料ガスを導入し、この原料ガスの励起及び分解によっ
て炭素を活性化させて、前記基体表面にダイヤモンドを
析出させるにあたり、前記基体の表面を炭素の過飽和状
態とすることを特徴とするものである。
本発明において、炭素の過飽和状態とは、基体の表面で
炭素の結合手がフリーな状態で存在することを意味する
。このような状態は、基体の表面に炭素を強制的に導入
することにより実現することができる。より具体的には
、例えば基体の所定の領域に対して炭素イオンを注入す
る方法が挙げられる。基体の材質は特に限定されない。
なお、基体に炭素イオンを注入すると、−船釣なイオン
注入の場合と同様に、注入エネルギーに依存して、基体
の表面からある深さに炭素濃度のピークが生じる。本発
明においては、炭素イオンを注入した後、スパッタ、イ
オンエツチングなどを施すことにより、炭素濃度のピー
ク位置を基体表面に出すことが好ましい。
本発明の方法では、表面が炭素の過飽和状態となってい
る基体を用いているので、ダイヤモンドの核形成密度が
増加し、平滑で密着性の良好な膜状のダイヤモンドを製
造することができる。なお、形成されるダイヤモンド膜
の厚さの均一性は、注入された炭素の濃度分布の均一性
に左右される。
すなわち、所定の領域に−様な厚さのダイヤモンド膜を
形成させるには、注入された炭素イオンがその領域にお
いて均一濃度で分散していることが必要である。炭素イ
オン濃度の分布が偏っている場合には、連続膜が形成さ
れにくく、また連続膜が形成されたとしても厚さの均一
性が得られないという不都合がある。
本発明において、炭素又は炭素化合物を含有する原料ガ
スの励起及び分解によって炭素を活性化させて、基体表
面にダイヤモンドを析出させる具体的な方法は特に限定
されない。例えば、熱フィラメントによる原料ガスの熱
分解を利用する化学気相成長法、基体へ電子衝撃を与え
て原料ガスの分解、励起を促進させる化学気相成長法、
マイクロ波放電や直流放電によるプラズマを用いた化学
気相成長法、加速した炭素イオンの基体への衝撃を利用
するイオンビーム蒸着法などが挙げられるが、いずれの
方法でもよい。
本発明において、原料ガスは、反応過程でダイヤモンド
に添加し得る炭素源となるものであればよい。具体的に
は、ガス化した炭素、メタン、エタン、プロパン、アセ
チレン、アセトン、メタノール、エタノール、ブタノー
ル、アセトアルデヒドなどの各種の炭化水素ガス、−酸
化炭素、二酸化炭素などのガスが挙げられる。化学気相
成長法によって結晶性の良好なダイヤモンドを製造する
場合、原料ガス中に水素を混入させることが好ましい。
水素の適量は他の反応条件によっても左右されるため、
特に限定されない。一般的には、炭素を成分とするガス
と水素ガスとの混合比は、容積比で(炭素を成分とする
ガス)/(水素ガス)−0,1−1,0の範囲とするこ
とが好ましい。
反応圧力は、ダイヤモンドの成長速度に深く関わる条件
であるが、他の反応条件によって左右されるため、特に
限定されない。一般的には、圧力が高いと反応に寄与す
る炭素の濃度が高まることに起因して、ダイヤモンドの
成長速度が増加する。
結晶性の良好なダイヤモンドを成長させるためには、合
成反応に応じて、例えばプラズマを用いた化学気相成長
法の場合には、0.001〜1000Torrの範囲の
適切な圧力に設定することが好ましい。
ガスの流量は、合成方法、合成装置に応じた、反応容器
内へ反応によって消費された原料ガスを補充するととも
に、反応によって生成した不要なガス成分(ダイヤモン
ドの成長に寄与しないか、又はダイヤモンドの成長に不
都合となるガス成分)を反応容器外に排出できればよく
、特に限定されない。
気相中での原料ガスの分解、励起及び基体上での析出反
応を制御する条件は特に限定されず、前述した各気相成
長法に応じた反応条件を設定すればよい。例えば、熱フ
イラメント法では、フィラメントを2000℃程度に加
熱し、基体温度を600〜1000℃の範囲とすること
が好ましい。また、直流放電を用いた化学気相成長法で
は、放電として正規グロー放電よりもアーク放電側の領
域を必要とするので、両極間の直流印加電圧は同一の反
応圧力下における正規グロー放電より高い値に設定する
ことか好ましい。また、結晶性の良好なダイヤモンドを
成長させるには、基体温度を600〜1000℃の範囲
の比較的高温とすることが好ましい。
本発明の方法を用いれば、基体上の所望の領域において
、ダイヤモンドの結晶核形成密度を増加させることがで
き、平滑な表面を有する膜状のダイヤモンドを効率よく
製造することができる。また、基体とダイヤモンドの密
着性が大幅に向上する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
実施例1 第1図は本実施例において用いられた反応装置の概略構
成図である。第1図において、石英ガラス製の反応容器
1は反応ガス導入口2と真空排気口3とを有する。反応
ガス導入口2はガス供給装置(図示せず)に接続されて
いる。真空排気口3は真空ポンプ(図示せず)に接続さ
れている。反応容器1内にはモリブデン製の基体ホルダ
ー4が設けられ、この上に基体5が載せられる。基体ホ
ルダー4の上部には、反応容器2内に導入されたガスを
熱分解するためのタングステン製のフィラメント6が配
置されている。このフィラメント6はモリブデン製の給
電治具7に固定され、給電治具7を介して電源(図示せ
ず)から給電される。
基体ホルダー4とフィラメント6との間には、基体ホル
ダー4上の基体5に正電位が印加されように、直流電源
8が接続されている。
本実施例では、基体材料として表面を鏡面仕上げした(
100)面のシリコン単結晶を基体材料として用い、ダ
イヤモンド析出前に基体表面に加速エネルギー25ke
V、ドーズ量1×lロ14イオン個/cII+2で炭素
イオンを注入しておいた。
反応容器1内を10””Torrに排気した後、フィラ
メント6を2000℃に加熱した。容積比でメタン/水
素−1799の混合ガスを反応容器l内に流し、圧力を
50Torrに維持した。基体ホルダー4とフィラメン
ト6との間に150Vの直流電圧を印加しながら、基体
5の温度を850℃に保持した。析出反応を3時間継続
させ、基体5上にダイヤモンド膜を形成させた後、ガス
の供給、フィラメント6の加熱、基体らへの電圧印加を
中止した。
形成されたダイヤモンド膜を電子線回折及びラマン分光
法で調べた。その結果、結晶面間隔及びラマンバンドが
天然ダイヤモンドの値と一致し、この膜が結晶性の良好
なダイヤモンド膜であることが確認された。
ダイヤモンド膜の表面を走査電子顕微鏡(SEM)によ
り観察した結果、基体全面に−様な膜が形成されていた
。ダイヤモンド結晶の粒径は最大でも0.5p以下であ
った。また、ダイヤモンド膜を基体とともに厚さ方向に
割ってその断面をSEM観察した結果、膜の厚さは均一
であることが確認された。
比較のために、基体として表面を鏡面仕上げした<10
0)面の81単結晶を炭素イオン注入は行わずに用い、
前述したのと同一の条件でダイヤモンドの析出を行った
。この結果、ダイヤモンドの析出密度は小さく、ダイヤ
モンド膜は形成されなかった。また、析出したダイヤモ
ンド結晶の粒径は平均5−であった。
実施例2 第2図は本実施例において用いられた反応装置の概略構
成図である。第2図において、反応容器IOは反応ガス
導入口11と真空排気口12とを有する。
反応ガス導入口11はガス供給装置(図示せず)に接続
されている。真空排気口12は真空ポンプ(図示せず)
に接続されている。反応容器IOの下部には、接地され
たモリブデン製のリング状の陽極13が設けられ、その
内部にモリブデン製の円形カゴ状の基体支持体14が設
けられている。この基体支持体14上に基体15が載せ
られる。反応容器10の上部には、基体支持体14に対
向してモリブデン製の陰極16が設けられており、その
内部にはタングステン製のフィラメント17が設置され
ている。陰極16は反応容器lOに対してはシールドさ
れており、高圧発生用の直流電源18に接続されている
。フィラメント17はフィラメント加熱用の交流電源1
9に接続されている。
なお、第2図に示すような構成の場合、陰極16に負の
電位が印加されるが、これとは異なり、陰極1Bを接地
し、陽極13又は基体支持体14に正の電位を印加して
も原理的には等しい。
本実施例では、基体材料として表面を鏡面仕上げした(
100)面のゲルマニウム単結晶を用い、ダイヤモンド
析出前に、基体表面に加速エネルギー25keV、ドー
ズ量I X 1016イオン個/印2で炭素イオンを注
入した。
反応容器lO内を10〜6Torrに排気した。反応容
器lO内に容積比でメタン/水素−I/99の混合ガス
を流し、圧力200Torrを維持した。フィラメント
17に通電して、フィラメント温度を2000℃として
、陰極16に高電圧を印加して放電を開始した。両電極
間の距離1.5CI11%放電電圧800v、放電電流
500m Aの条件で、陽極13及び基体支持体14の
温度は約1000℃まで上昇した。反応中は原料ガスを
4008CCHの流量で流した。反応中に陽極13及び
基体支持体14の直上には陽光柱が観察された。
0.5時間の反応後に走査電子顕微鏡(SEM)によっ
て観察したところ、基体上にダイヤモンド膜が形成され
ていた。ダイヤモンド結晶の粒径は約0.3−であり、
ダイヤモンド膜の表面粗さは0.3p以下であった。基
体からのダイヤモンド膜の剥離は全くなく、密着性が非
常に良好であった。
ダイヤモンド膜を基体とともに厚さ方向に割ってその断
面をSEM観察した結果、膜の厚さは均一であることが
確認された。
比較のために、基体として表面を鏡面仕上げした(io
o)面のゲルマニウム単結晶を炭素イオン注入を行わず
に用い、前述したのと同一の条件でダイヤモンドの析出
を行った。この結果、ダイヤモンドの析出密度は小さく
、膜は形成されなかった。
[発明の効果コ 以上詳述したように本発明の方法を用いれば、微細な結
晶粒からなり表面が平滑で均一であり、しかも基体との
密着性が良好な膜状のダイヤモンドを製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例1において用いられた反応装置の概略
構成図、第2図は本実施例2において用いられた反応装
置の概略構成図である。 1・・・反応容器、2・・・反応ガス導入口、3・・・
真空排気口、4・・・基体ホルダー 5・・・基体、6
・・・フィラメント、7・・・給電治具、8・・・直流
電源、10・・・反応容器、11・・・反応ガス導入口
、12・・・真空排気口、13・・・陽極、14・・・
基体支持体、15・・・基体、16・・・陰極、17・
・・フィラメント、18・・・直流電源、19・・・交
流電源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  反応容器中に基体を設置し、反応容器内に炭素又は炭
    素化合物を含有する原料ガスを導入し、この原料ガスの
    励起及び分解によって炭素を活性化させて、前記基体表
    面にダイヤモンドを析出させるにあたり、前記基体の表
    面を炭素の過飽和状態とすることを特徴とするダイヤモ
    ンドの製造方法。
JP8136490A 1990-03-30 1990-03-30 ダイヤモンドの製造方法 Pending JPH03285897A (ja)

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