JPH0328882Y2 - - Google Patents

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JPH0328882Y2
JPH0328882Y2 JP2453487U JP2453487U JPH0328882Y2 JP H0328882 Y2 JPH0328882 Y2 JP H0328882Y2 JP 2453487 U JP2453487 U JP 2453487U JP 2453487 U JP2453487 U JP 2453487U JP H0328882 Y2 JPH0328882 Y2 JP H0328882Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、フイルタプレスにおいて、固定板
側に集積された板や枠を1枚ずつ可動板側へ
移送するため板送り装置に関するものである。
(従来の技術) フイルタプレスの固定板側に集積された多数枚
の板や枠を1枚ずつ可動板側へ移送するため
の装置として各種のものが知られている。例え
ば、特公昭60−29286号公報、特公昭56−37769号
公報および実開昭53−51670号公報等には、フイ
ルタプレスの板案内レールに沿つて上記板の
一部に係脱自在の停止爪および送り爪を備えた移
動台を案内するための移動台用案内レールを設
け、上記移動台を可逆モータで駆動される無端チ
エーンに連結し、移動台をフイルタプレスの可動
板側から固定板側へ移動させる際(復路)には、
移動台の固定板側に位置する送り爪を最前列の
板の一部に当接させていつたん倒伏させ、上記
板を通過後に起立させ、同時に移動台の可動板側
に位置する停止爪を上記板の前面に当接させ、
上記可逆モータの負荷の増大により可逆モータを
逆転させて最前列の板を可動板側へ移送し、こ
の往路の終端では移送中の板が可動板側で停止
中の板もしくは可動板に接して上記可逆モータ
の負荷が増大することにより再び上記の可逆モー
タを逆転させ、移動台を再び固定板側に戻すよう
にしたものが開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の板送り装置は、移動台に倒伏・起立が
可能な送り爪および停止爪を前後に対向させて設
け、板を移送する往路では送り爪を板に係合
し、その終端で送りが停止した後のモータ負荷の
増大により、また反対の復路の終端では停止爪を
固定板側の板に係合し、これに伴うモータ負荷
の増大によりそれぞれ信号を取出してモータを逆
転させていたので、移動台内の機構が複雑にな
り、送り爪および停止爪が大型化し、そのため送
り爪が係合する板の係合部、例えば把手とその
後側の板の把手との間隙が狭い場合に送り爪の
先端が上記の間隙に入り難くなつて係合ミスが増
加するという問題があつた。
この考案は、従来の停止爪を省略し、移動台に
設ける爪は送り爪のみとして移動台の構造を簡単
にし、送り爪に加わる衝撃を小さくして送り爪の
小型化を可能にし、もつて板が薄い場合にも送
り爪の係合ミスが生じないようにしたものであ
る。
(問題点を解決するための手段) この考案では、移動台7を、無端チーン10に
連結された長方形の外枠12と、この外枠12内
に前後摺動自在に収容され可動板3側へスプリン
グ16で付勢された内枠13とで形成し、この内
枠13に揺動自在の送り爪18を内枠13外方へ
突出するように付勢して取付け、上記外枠12
に、この送り爪18が出没可能な窓17cと、こ
の窓17cから上記の送り爪18が突出したとき
この窓17cの上記固定板4側の縁部で送り爪1
8をほぼ垂直に支持するように上記内枠13の可
動板3側端部に係合する係合爪17aとを備えた
蓋板17を前後摺動自在に取付け、板案内レー
ル5の固定板4側端部に上記蓋板17に係合して
蓋板17を外枠12に沿つて可動板3側へ摺動さ
せるストツパ22を設け、上記板案内レール5
の可動板3側端部に上記蓋板17と係合して蓋板
17を外枠12に沿つて固定板4側へ摺動させる
ストツパ21を設け、上記移動台7の往路の終端
で無端チエーン10に所定の限度以上の張力が加
わつたとき、および復路の終端で送り爪18が倒
れたときにそれぞれこれらを検出して上記可逆モ
ータの回転方向が反転するように形成する。
(作用) 可動板3側を前方、固定板4側を後方とする
と、移動台7用案内レール8に沿つて移動台7が
後退する復路において、移動台7の内枠13のス
プリング16で付勢されて外枠12の前端に位置
し、蓋板17は、外枠に対して後端に位置し、
板17前端(可動板側)の係合爪17aが内枠1
3の前縁13aに係合し、蓋板17の窓17cか
ら送り爪18が突出し、この送り爪18の後面が
その付勢力により窓17cの後縁に圧接されてほ
ぼ垂直に支持されている。後方の固定板3側に集
められている多数枚の板6の前端の板6に上
記の送り爪18が接すると、この送り爪18は前
方、すなわち蓋板17の窓17c側へ倒れて上記
の板6を通過し、通過と同時に送り爪18がそ
の付勢力によつて再び起立する。一方、送り爪1
8が倒れたことがリミツトスイツチ20等で検出
されることに基き、可逆モータが停止して逆転を
開始し、送り爪18が前端の板6に係合してこ
の板6を前方(可動板7側)へ移送する。
移動台7が前進し、この移動台7によつて移送
されている板6が前方の可動板3または前方で
停止している板6の後面に接すると、移送中の
板6に係合している送り爪18の前進が阻止さ
れ、この送り爪18の後面に接している蓋板17
および蓋板17の前端の係合爪17aを介して内
枠13が内枠付勢用のスプリング16に抗して外
枠12に対し後向きに摺動し、板6相互の接触
に伴う衝撃を緩和する。そして、上記スプリング
16の変形が増大し、移動台7に連結されている
チエーン10の張力および可逆モータの負荷が所
定の限度に達すると、この可逆モータが再び逆転
を開始し、移動台7が固定板4側へ戻される。
以下、これの繰返しにより固定板4側の板6
が全て可動板3側へ移送されて移動台7が固定板
4側へ戻ると、固定板4側端部のストツパ22に
移動台7上の蓋板17の後端が接し、移動台7の
後退に伴つて蓋板17が外枠12に対して前方へ
摺動し、蓋板17の窓17aの後縁が送り爪18
を倒す。そのため送り爪18が内枠13内に収容
されて蓋板17が送り爪18の突出を阻止し、同
時に可逆モータの逆転が始まる。そして、移動台
7が可動板3側へ前進するが、このときは送り爪
18が蓋板17で押さえられ、倒伏状態に保たれ
ているので、移動台7が可動板3側の板6に達
しても、これらの板6に送り爪18が接するこ
とはない。したがつて、移動台7は、集合状態の
板6を通過して板案内レール5の前端に到達
し、この可動板3側端部のストツパ21に蓋板1
7の前端の係合爪17aが接してこの蓋板17が
後方へ押し戻され、蓋板17の窓から送り爪18
が突出し、この状態で可逆モータが停止し、次の
板移送時まで移動台7が待機する。
(実施例) 第5図において、1は可動板側フレーム、2は
固定板側フレーム、3は可動板、4は固定板、5
は左右1対の板案内レールであり、この板案
内レール5上に多数枚の板6が左右に突出する
把手6aを介して摺動自在に載置されている。そ
して、上記の板案内レール5に沿つて、その側
面に移動台7の案内レール8が固定され、板案
内レール5の両端のチエーンスプロケツト9,9
間に張設された無端の駆動用チエーン10に上記
の移動台7が連結され、上記のチエーンスプロケ
ツト9が可逆モータ(図示されていない)で駆動
される。なお、上記の把手6aは、第1図および
第2図に示すように、その基部下面が板案内レ
ール5の上面に接し、その側方の突出端下面に切
欠段部6bを有し、前後に接する板6の把手6
a,6aの下面間に隙間を形成している。また、
移動台用案内レール8は、溝形に形成され(第2
図参照)、板案内レール5に所定間隔で固定さ
れたブラケツト11を介して取付けられている。
移動台7は、前後方向に長い長方形の外枠12
と、この外枠12内に前後摺動自在に収容された
短い長方形の内枠13とからなり、内枠13の前
後に取付けた車軸14の両端が外枠12に設けた
前後方向の長孔12a(第4図参照)を前後摺動
自在に貫通し、その突出端に取付けた合計4個の
車輪15が上記の移動台用案内レール8上に乗つ
ており、外枠12の前後両端に駆動チエーン10
が接続されている。そして、外枠12の後面板
(第1図の左方)と内枠13の後面板との間に圧
縮コイルスプリング16が装着され、内枠13を
前方へ付勢している。
一方、外枠12の前面板12bの上縁に切欠部
が設けられて内枠13の前面板13aよりも高さ
を低くされ、外枠12の上面に前後摺動自在に乗
せられた蓋板17の前端の下向き係合爪17aが
上記内枠13の前面板13aに係合できるように
なつている。上記の蓋板17は、外枠12と同じ
長さを有し、上記前端の係合爪17aの外に、そ
の後端に上向き係合爪17bを有し、外枠12の
前部上面に形成された左右のガイド板12c,1
2cの下側に挿入されている。そして、蓋板17
が内枠13に接する部分に送り爪18の出没制御
のための窓17cが開口する。
上記の送り爪18は、先端をくさび形にした棒
状のものであり、その基部が内枠13の後側の車
軸14に回転自在に嵌合し、送り爪用スプリング
19によつて第1図の反時計方向に付勢され、蓋
板17が図示のように外枠12に対して後端に位
置しているとき、蓋板17の窓17cから送り爪
18が上方へ突出し、窓17cの後縁に送り爪1
8の後面が接して送り爪18がほぼ垂直に起立
し、蓋板17が前方へ摺動したとき送り爪18が
前方へ倒れて内枠13内に収容されるようになつ
ている。そして、上記外枠12のガイド板12c
上に上記送り爪18の倒伏を検出するスイツチ2
0が固定され、送り爪18が倒れたときに発する
電気信号により前記の可逆モータを逆転させる。
更に、第5図に示すように、板案内レール5
の可動板3側端部に、移動台7の蓋板17の前端
係合爪17aと突当るストツパ21が固定され、
反対の固定板4側端部に、上記蓋板17の後端係
合爪17bと突当るストツパ22が固定される。
上記の構造において、移動台7が固定板4側へ
戻つた際、前端の板6の把手6aに送り爪18
が触れると、送り爪18は送り爪用スプリング1
9の付勢力に抗して倒れ、把手6aの下側をくぐ
り、その後側の切欠段部6bに達したとき、上記
スプリング19の作用で起立する。そして、送り
爪18が倒れたことがスイツチ20で検出され、
可逆モータの逆転が開始される。一方、移動台7
が可動板3側に板6を移送したときは、送り爪
18が蓋板17および内枠13を介して内枠付勢
用スプリング16を圧縮し、可逆モータの負荷の
増大が検出されたのち可逆モータが再逆転する。
全数の板6の移送が終了して移動台7が固定板
4側端部に達すると、ストツパ22に蓋板17の
後端の係合爪17bが突当り、これによつて蓋板
17が摺動し、送り爪18が倒れて内枠13内に
収容され、反対に移動台7が可動板3側端部に達
すると、前方へ突出している蓋板17の前端の係
合爪17aがストツパ21に突当つて押し戻さ
れ、再び送り爪18を起立させる。
上記の実施例において、板6と交互に枠が
配列されている場合には、この枠を上記板6
と同様にして移送することできる。また、上記の
実施例は、板6の通路の左右に板案内レール
6および移動台案内レール8を設けたものである
が、これらの案内レール5,8は板6の上方に
位置するものでもよい。また、板6から突出す
る把手6aは、その背面に切欠段部6bを形成し
たものを示したが、前面に形成したものでもよ
く、また、前後両面に形成したものでもよい。ま
た内枠13に車輪15を取付けたものを示した
が、車輪15を省略し、移動台案内レール8上を
滑走させるようにしたものでもよい。
(考案の効果) この考案は、移動台に設ける爪を送り爪のみと
して従来の停止爪を省略し、移動台が固定板側に
達したときのモータの逆転を、送り爪の倒伏を検
出することによつて行なうので、移動台の構造が
簡略化される。そして、送り爪を蓋板に開口した
窓の後縁で支持して直立させ、かつ送り爪を取付
けた内枠を外枠に前後摺動自在に収容し、この内
枠をスプリングで外枠の前方へ付勢することによ
り、移動台が可動板側に達したときの衝撃を緩和
するようにしたので、送り爪を細く小型化するこ
とができ、そのため移動台を固定板側へ戻したと
き、前後の板間の隙間が狭い場合にも、この隙
間に上記の送り爪が容易に進入することができ、
板に送り爪を確実に係合させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の要部の側面図、第
2図は第1図の−線断面図、第3図は第1図
の平面図、第4図は第1図の蓋板を除いた状態の
平面図、第5図はフイルタプレス全体の側面図で
ある。 3:可動板、4:固定板、5:板案内レー
ル、6:板、7:移動台、8:移動台案内レー
ル、9:チエンスプロケツト、10:駆動チエ
ン、12:外枠、13:内枠、15:車輪、1
6,19:スプリング、17:蓋板、17a,1
7b:係合爪、17c:窓、18:送り爪、2
0:スイツチ、21,22:ストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フイルタプレスの板案内レールに沿つて上記
    板の一部に係脱自在の送り爪を備えた移動台を
    案内するための移動台用案内レールを設け、上記
    移動台を可逆モータで駆動される無端チエーンに
    連結して往復させ、フイルタプレスの固定板側か
    ら可動板側へ向かう往路において上記板の一部
    に移動台の送り爪を係合して板を一枚ずつ移送
    するようにしたフイルタプレスの板送り装置に
    おいて、上記の移動台を、上記の無端チエーンに
    連結された長方形の外枠と、この外枠内に前後摺
    動自在に収容され上記可動板側へスプリングで付
    勢された内枠とで形成し、この内枠に揺動自在の
    送り爪を内枠外方へ突出するように付勢して取付
    け、上記外枠に、この送り爪が出没可能な窓と、
    この窓から上記の送り爪が突出したとき、この窓
    の上記固定板側の縁部で送り爪をほぼ垂直に支持
    するように上記内枠の可動板側端部に係合する係
    合爪とを備えた蓋板を前後摺動自在に取付け、上
    記板案内レールの固定板側端部に上記蓋板に係
    合して蓋板を外枠に沿つて可動板側へ摺動させる
    ストツパを設け、上記板案内レールの可動板側
    端部に上記蓋板と係合して蓋板を外枠に沿つて固
    定板側へ摺動させるストツパを設け、上記移動台
    の往路の終端で無端チエーンに所定の限度以上の
    張力が加わつたとき、および復路の終端で送り爪
    が倒れたときにそれぞれこれらを検出して上記可
    逆モータの回転方向が反転するようにしたことを
    特徴とするフイルタプレスの板送り装置。
JP2453487U 1987-02-20 1987-02-20 Expired JPH0328882Y2 (ja)

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JPS63133306U JPS63133306U (ja) 1988-08-31
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