JPH0329010B2 - - Google Patents
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- JPH0329010B2 JPH0329010B2 JP3769985A JP3769985A JPH0329010B2 JP H0329010 B2 JPH0329010 B2 JP H0329010B2 JP 3769985 A JP3769985 A JP 3769985A JP 3769985 A JP3769985 A JP 3769985A JP H0329010 B2 JPH0329010 B2 JP H0329010B2
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Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は黒色顔料粉末及びその製造方法に関す
る。より具体的には、チタンとバナジウムとの酸
窒化物からなり分散性が良く、かつ製造の容易な
黒色粉末およびその製造方法に関する。 従来技術 従来の黒色顔料としてはカーボンブラツク粉
末、マグネタイト粉末が良く知られている。カー
ボンブラツク粉末は充填材として使用するとき母
材によつてはなじみが悪く、分散し難く、嵩高で
あり他の顔料に比べ比表面積がはるかに大きいた
め他の該量と混合して用いると不均一な分散にな
りやすいなどの欠点がある。 マグネタイト粉末は磁性による凝集があり、分
散性に劣る。また耐熱性についても大気中150℃
付近で茶色のマグヘマイト(γ−Fe2O3)へと酸
化されるなどの問題がある。これらの欠点を解消
する黒色粉末としては低次チタン酸化物TioO2o-1
(2≦n≦4)が知られている。これは二酸化チ
タン粉末をTi粉末もしくは水素ガスと共に1000
℃以上の温度で還元することによつて得られる。
しかしこれらの方法では粒子の成長と焼結が著し
く、顔料用としては不適な粗大粒子(1.0μm以
上)となつてしまうという欠点があつた。 本発明者等は先に二酸化チタン粉末とアンモニ
アガス500〜950℃の温度で反応させると、もとの
粒子の大きさを維持した黒色調の微細なチタン酸
窒化物粉末が得られることを見出した。この製造
方法によれば、粒子の焼結による粗大化を避ける
ことが出来るものの、工業規模で実施する場合に
は酸化チタン粉末とアンモニアガスとの反応効率
を高める必要がある。 発明の構成 本発明者は上記酸化チタンを用いる黒色粉末の
製造方法の改良を試み、まず比表面積の大きい水
酸化チタン粉末を出発原料とすると、アンモニア
ガスとの反応性が増大することが判明した。さら
に、より短時間に少ないNH3使用量で黒色化す
る出発原料の検討を行い、水酸化チタン及び酸化
チタンと金属化合物との複合化による効果を調べ
た。添加する金属塩としてはV、Cr、Mn、Fe、
Cu、Mo、W等のアンモニウム塩、酢酸塩、硝酸
塩、修酸塩等を選び、反応の際支障の生ずる塩化
物、硫酸塩は避けた。この結果、水酸化チタン及
び酸化チタンの粉末にバナジウム化合物を付着さ
せてアンモニアガスと加熱反応させると黒色度が
高く、しかも微細な黒色粒子を短時間に得られる
ことを見出した。さらに、上記製造方法によつて
得られる酸窒化物はTi、V、O、Nが所定の成
分量範囲において最も好適な黒色度を有してお
り、またその結晶形によつても黒色度が変化する
知見が得られた。本発明は上記知見に基づくもの
であり、本発明によれば、チタンとバナジウムの
酸窒化物粒子からなり、バナジウム含有量が0.1
以上7.0重量%未満、酸素含有量が5以上35重量
%未満、窒素含有量が2以上20重量%未満である
ことを特徴とする黒色粉末が提供され、さらに、
水酸化チタンまたは酸化チタンの粉末にバナジウ
ム化合物を付着させた後、これをアンモニアガス
と加熱反応させることからなる上記組成の黒色粉
末の製造方法が提供される。本発明で使用するバ
ナジウム化合物はバナジン酸アンモニウム
(NH4VO3)、バナジン酸ナトリウム(NaVO3)
が一般的であるが還元中の粒成長、焼結などの弊
害や生成物への悪影響を及ぼさないアンモニウム
塩が好ましい。バナジウム化合物の水酸化チタン
及び酸化チタン粉末の表面への付着方法は浸漬−
吸着法と混練法により簡単に行える。 水酸化チタンは金属イオンの吸着能が大きいた
め、バナジン酸アンモニウム(NH4VO3)を0.1
〜15g/の濃度に溶解させた水溶液中に水酸化
チタン粒子を50〜300g/のスラリー濃度で懸
濁させバナジン酸イオンを水酸化チタンに吸着さ
せた。その後直ちに固液分離を行い、殿物を乾
燥、解砕して用いればよい。 酸化チタンについては吸着能が小さいためバナ
ジン酸アンモニウムを溶解した水溶液と酸化チタ
ン粉末とを充分に混練し、乾燥、粉砕して用いれ
ばよい。 本発明の黒色粉末は、バナジウム0.1〜7.0重量
%、酸素5〜35重量%、窒素2〜20重量%の組成
を有する。酸素が35重量%以上および窒素が2.0
重量%未満であると粉末は青灰色を呈し黒色化が
不充分となる。また酸素が5重量%未満および窒
素が20重量%を越えると還元窒素化が進み過ぎ粉
末が茶褐色となり黒色粉末とならない。次にバナ
ジウムは少量の添加で無添加の場合に比べ黒色度
の優れた、また焼結粒成長が抑制された比表面積
の大きな微細な粉末となる。ここでバナジウムの
添加量が0.1重量%未満であると酸素および窒素
の含有量が上記範囲内でも黒色度が不充分とな
る。またバナジウム含有量が7.0重量%を越える
と酸素および窒素の量に係わらず黒色化が進まず
むしろ茶褐色を呈するようになる。 次に、本発明の製造方法は水酸化チタンまたは
酸化チタンの粉末に所定量のバナジウム化合物を
付着させた後、これをアンモニアガスと加熱反応
させる。アンモニアとの加熱反応の温度は550〜
900℃の範囲である。550℃未満であると長時間加
熱しても黒色度が不足した粉末となりやすく、ま
た900℃を越えると茶色になり黒色化し難くなり、
かつ一部焼結が生じ粒子が粗大化して微細な粉末
が得られ難くなる。アンモニアガスの流量は炉内
線速度で0.5cm/sec以上であれば良い。 チタンとバナジウムの酸窒化物の上記黒色粉末
はその結晶形によつても黒色度が相違する。即ち
X線の構造解析による強度比(正方晶系/立方晶
系)が8/2未満つまり立方晶系の割合が多いと
黒色の粉末になる。但、立方晶系のみになつても
酸素および窒素の含有量が窒素20重量%を越え、
かつ酸素が5重量%未満になると粉末は茶褐色化
する。本発明は上記成分量を所定の範囲としバナ
ジウム化合物を付着させてアンモニアガスと所定
温度で加熱反応させることにより従来に比べ立方
晶系の多い、従つてより一層黒色度の高い粉末を
得ることが出来る。 発明の効果 本発明の製造方法によれば、バナジウム化合物
を含まないチタン酸窒化物に比べ黒色度が高く、
しかも反応時の焼結が抑えられた比表面積の大き
な微粒子を短時間に得ることができる。これは、
水酸化チタンまたは酸化チタンにバナジウム化合
物を付着させることにより、反応性が増大し、焼
結を生ぜず短時間で原料が黒色粉末になるためで
あり、また、チタンとバナジウムとの複合効果に
より黒色度が増加するためと考えられる。 実施例および比較例 実施例 1 比表面積210m2/gの水酸化チタン粉末(東北
化学製)300gをメタバナジン酸アンモニウム
(NH4VO3)の濃度5g/の水溶液2中に懸
濁させ、充分に撹拌する。これを別、乾燥、粉
砕し、粉末30gをボードに装入し、アンモニアを
炉内線速度で3cm/secで流し、炉内温度750℃で
1時間の反応を行ちた。回収した粉末は22gで青
黒色を呈していた。黒色度はL値(スガ試験機製
カラーコンピユーターSM3で測色)10.4、比表面
積33m2/g、電気抵抗9.8×100Ω・cm(10Kg/cm2
の圧粉体)であつた。またV、O、Nのそれぞれ
の含有量は1.8、27、8重量%であつた。X線回
折による正方晶系/立方晶系の強度比は7/3で
あつた。 実施例 2 反応時間を2時間とした以外は同じ条件で反応
を行つた。この結果を表1に示す。 実施例 3〜6 実施例1と同じ水酸化チタン粉末200gを用い
てNH4VO3濃度を0.3、10g/と変化させた水
溶液2中に分散し、別、乾燥、粉砕後、ボー
トに25g取りアンモニアガスを炉内線速度で3
cm/secで流し、加熱温度と時間を変えて反応を
行つた。回収した粉末の結果を表1に示す。 実施例 7〜8 実施例1で用いた水酸化チタン粉末もしくは二
酸化チタン粉末(東北化学製、比表面積9m2/
g)の100gをNH4VO3濃度10g/の水溶液1
中に分散させ、スプレードライヤーにて乾燥さ
せた。この粉末をボートに25g取り、アンモニア
ガスを炉内線速度3cm/secで流し、炉内温度750
℃で反応を行つた。この結果を表1に示す。 比較例 1〜2 実施例1で用いた水酸化チタン粉末および実施
例8で用いた二酸化チタン粉末をボートに装入
し、アンモニアガスを炉内線速度で3cm/secで
流し、炉内温度750℃で、反応を行つた。その結
果を表1に示した。 比較例 3 実施例1で用いた水酸化チタン粉末300gを
NH4VO3の濃度0.3g/の水溶液2中に懸濁
させ、充分に撹拌し、別、乾燥、粉砕した。粉
末25gをボートに装入し、アンモニアガスを炉内
線速度で3cm/secで流し、炉内温度750℃で1時
間の反応を行つた。回収した粉末は20gで青黒色
を呈していたが、黒色度L値15.7、比表面積19
m2/g、電気抵抗3×102Ω・cmであつた。また、
V、O、Nの含有量はそれぞれ0.08、34、3重量
%であつた。またX線回折による正方晶系/立法
晶系の強度比は8/2であつた。 比較例 4 実施例1で用いた水酸化チタン粉末100gを
NH4VO3の濃度14g/の水溶液1中に懸濁
させ、充分に撹拌する。これをスプレードライヤ
ーにて乾燥させた。粉末25gをボートに装入し、
比較例3と同じ条件で反応を行つた。回収した粉
末は18.5gで茶黒色を呈し、黒色度のL値は
14.3、比表面積26m2/g、電気抵抗7.2×100Ω・
cmであつた。またV、O、Nのそれぞれの含有量
は7.5、19、13であり、X線回折による正方晶
系/立方晶系の強度比は5/5であつた。 【表】
る。より具体的には、チタンとバナジウムとの酸
窒化物からなり分散性が良く、かつ製造の容易な
黒色粉末およびその製造方法に関する。 従来技術 従来の黒色顔料としてはカーボンブラツク粉
末、マグネタイト粉末が良く知られている。カー
ボンブラツク粉末は充填材として使用するとき母
材によつてはなじみが悪く、分散し難く、嵩高で
あり他の顔料に比べ比表面積がはるかに大きいた
め他の該量と混合して用いると不均一な分散にな
りやすいなどの欠点がある。 マグネタイト粉末は磁性による凝集があり、分
散性に劣る。また耐熱性についても大気中150℃
付近で茶色のマグヘマイト(γ−Fe2O3)へと酸
化されるなどの問題がある。これらの欠点を解消
する黒色粉末としては低次チタン酸化物TioO2o-1
(2≦n≦4)が知られている。これは二酸化チ
タン粉末をTi粉末もしくは水素ガスと共に1000
℃以上の温度で還元することによつて得られる。
しかしこれらの方法では粒子の成長と焼結が著し
く、顔料用としては不適な粗大粒子(1.0μm以
上)となつてしまうという欠点があつた。 本発明者等は先に二酸化チタン粉末とアンモニ
アガス500〜950℃の温度で反応させると、もとの
粒子の大きさを維持した黒色調の微細なチタン酸
窒化物粉末が得られることを見出した。この製造
方法によれば、粒子の焼結による粗大化を避ける
ことが出来るものの、工業規模で実施する場合に
は酸化チタン粉末とアンモニアガスとの反応効率
を高める必要がある。 発明の構成 本発明者は上記酸化チタンを用いる黒色粉末の
製造方法の改良を試み、まず比表面積の大きい水
酸化チタン粉末を出発原料とすると、アンモニア
ガスとの反応性が増大することが判明した。さら
に、より短時間に少ないNH3使用量で黒色化す
る出発原料の検討を行い、水酸化チタン及び酸化
チタンと金属化合物との複合化による効果を調べ
た。添加する金属塩としてはV、Cr、Mn、Fe、
Cu、Mo、W等のアンモニウム塩、酢酸塩、硝酸
塩、修酸塩等を選び、反応の際支障の生ずる塩化
物、硫酸塩は避けた。この結果、水酸化チタン及
び酸化チタンの粉末にバナジウム化合物を付着さ
せてアンモニアガスと加熱反応させると黒色度が
高く、しかも微細な黒色粒子を短時間に得られる
ことを見出した。さらに、上記製造方法によつて
得られる酸窒化物はTi、V、O、Nが所定の成
分量範囲において最も好適な黒色度を有してお
り、またその結晶形によつても黒色度が変化する
知見が得られた。本発明は上記知見に基づくもの
であり、本発明によれば、チタンとバナジウムの
酸窒化物粒子からなり、バナジウム含有量が0.1
以上7.0重量%未満、酸素含有量が5以上35重量
%未満、窒素含有量が2以上20重量%未満である
ことを特徴とする黒色粉末が提供され、さらに、
水酸化チタンまたは酸化チタンの粉末にバナジウ
ム化合物を付着させた後、これをアンモニアガス
と加熱反応させることからなる上記組成の黒色粉
末の製造方法が提供される。本発明で使用するバ
ナジウム化合物はバナジン酸アンモニウム
(NH4VO3)、バナジン酸ナトリウム(NaVO3)
が一般的であるが還元中の粒成長、焼結などの弊
害や生成物への悪影響を及ぼさないアンモニウム
塩が好ましい。バナジウム化合物の水酸化チタン
及び酸化チタン粉末の表面への付着方法は浸漬−
吸着法と混練法により簡単に行える。 水酸化チタンは金属イオンの吸着能が大きいた
め、バナジン酸アンモニウム(NH4VO3)を0.1
〜15g/の濃度に溶解させた水溶液中に水酸化
チタン粒子を50〜300g/のスラリー濃度で懸
濁させバナジン酸イオンを水酸化チタンに吸着さ
せた。その後直ちに固液分離を行い、殿物を乾
燥、解砕して用いればよい。 酸化チタンについては吸着能が小さいためバナ
ジン酸アンモニウムを溶解した水溶液と酸化チタ
ン粉末とを充分に混練し、乾燥、粉砕して用いれ
ばよい。 本発明の黒色粉末は、バナジウム0.1〜7.0重量
%、酸素5〜35重量%、窒素2〜20重量%の組成
を有する。酸素が35重量%以上および窒素が2.0
重量%未満であると粉末は青灰色を呈し黒色化が
不充分となる。また酸素が5重量%未満および窒
素が20重量%を越えると還元窒素化が進み過ぎ粉
末が茶褐色となり黒色粉末とならない。次にバナ
ジウムは少量の添加で無添加の場合に比べ黒色度
の優れた、また焼結粒成長が抑制された比表面積
の大きな微細な粉末となる。ここでバナジウムの
添加量が0.1重量%未満であると酸素および窒素
の含有量が上記範囲内でも黒色度が不充分とな
る。またバナジウム含有量が7.0重量%を越える
と酸素および窒素の量に係わらず黒色化が進まず
むしろ茶褐色を呈するようになる。 次に、本発明の製造方法は水酸化チタンまたは
酸化チタンの粉末に所定量のバナジウム化合物を
付着させた後、これをアンモニアガスと加熱反応
させる。アンモニアとの加熱反応の温度は550〜
900℃の範囲である。550℃未満であると長時間加
熱しても黒色度が不足した粉末となりやすく、ま
た900℃を越えると茶色になり黒色化し難くなり、
かつ一部焼結が生じ粒子が粗大化して微細な粉末
が得られ難くなる。アンモニアガスの流量は炉内
線速度で0.5cm/sec以上であれば良い。 チタンとバナジウムの酸窒化物の上記黒色粉末
はその結晶形によつても黒色度が相違する。即ち
X線の構造解析による強度比(正方晶系/立方晶
系)が8/2未満つまり立方晶系の割合が多いと
黒色の粉末になる。但、立方晶系のみになつても
酸素および窒素の含有量が窒素20重量%を越え、
かつ酸素が5重量%未満になると粉末は茶褐色化
する。本発明は上記成分量を所定の範囲としバナ
ジウム化合物を付着させてアンモニアガスと所定
温度で加熱反応させることにより従来に比べ立方
晶系の多い、従つてより一層黒色度の高い粉末を
得ることが出来る。 発明の効果 本発明の製造方法によれば、バナジウム化合物
を含まないチタン酸窒化物に比べ黒色度が高く、
しかも反応時の焼結が抑えられた比表面積の大き
な微粒子を短時間に得ることができる。これは、
水酸化チタンまたは酸化チタンにバナジウム化合
物を付着させることにより、反応性が増大し、焼
結を生ぜず短時間で原料が黒色粉末になるためで
あり、また、チタンとバナジウムとの複合効果に
より黒色度が増加するためと考えられる。 実施例および比較例 実施例 1 比表面積210m2/gの水酸化チタン粉末(東北
化学製)300gをメタバナジン酸アンモニウム
(NH4VO3)の濃度5g/の水溶液2中に懸
濁させ、充分に撹拌する。これを別、乾燥、粉
砕し、粉末30gをボードに装入し、アンモニアを
炉内線速度で3cm/secで流し、炉内温度750℃で
1時間の反応を行ちた。回収した粉末は22gで青
黒色を呈していた。黒色度はL値(スガ試験機製
カラーコンピユーターSM3で測色)10.4、比表面
積33m2/g、電気抵抗9.8×100Ω・cm(10Kg/cm2
の圧粉体)であつた。またV、O、Nのそれぞれ
の含有量は1.8、27、8重量%であつた。X線回
折による正方晶系/立方晶系の強度比は7/3で
あつた。 実施例 2 反応時間を2時間とした以外は同じ条件で反応
を行つた。この結果を表1に示す。 実施例 3〜6 実施例1と同じ水酸化チタン粉末200gを用い
てNH4VO3濃度を0.3、10g/と変化させた水
溶液2中に分散し、別、乾燥、粉砕後、ボー
トに25g取りアンモニアガスを炉内線速度で3
cm/secで流し、加熱温度と時間を変えて反応を
行つた。回収した粉末の結果を表1に示す。 実施例 7〜8 実施例1で用いた水酸化チタン粉末もしくは二
酸化チタン粉末(東北化学製、比表面積9m2/
g)の100gをNH4VO3濃度10g/の水溶液1
中に分散させ、スプレードライヤーにて乾燥さ
せた。この粉末をボートに25g取り、アンモニア
ガスを炉内線速度3cm/secで流し、炉内温度750
℃で反応を行つた。この結果を表1に示す。 比較例 1〜2 実施例1で用いた水酸化チタン粉末および実施
例8で用いた二酸化チタン粉末をボートに装入
し、アンモニアガスを炉内線速度で3cm/secで
流し、炉内温度750℃で、反応を行つた。その結
果を表1に示した。 比較例 3 実施例1で用いた水酸化チタン粉末300gを
NH4VO3の濃度0.3g/の水溶液2中に懸濁
させ、充分に撹拌し、別、乾燥、粉砕した。粉
末25gをボートに装入し、アンモニアガスを炉内
線速度で3cm/secで流し、炉内温度750℃で1時
間の反応を行つた。回収した粉末は20gで青黒色
を呈していたが、黒色度L値15.7、比表面積19
m2/g、電気抵抗3×102Ω・cmであつた。また、
V、O、Nの含有量はそれぞれ0.08、34、3重量
%であつた。またX線回折による正方晶系/立法
晶系の強度比は8/2であつた。 比較例 4 実施例1で用いた水酸化チタン粉末100gを
NH4VO3の濃度14g/の水溶液1中に懸濁
させ、充分に撹拌する。これをスプレードライヤ
ーにて乾燥させた。粉末25gをボートに装入し、
比較例3と同じ条件で反応を行つた。回収した粉
末は18.5gで茶黒色を呈し、黒色度のL値は
14.3、比表面積26m2/g、電気抵抗7.2×100Ω・
cmであつた。またV、O、Nのそれぞれの含有量
は7.5、19、13であり、X線回折による正方晶
系/立方晶系の強度比は5/5であつた。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 チタンとバナジウムの酸窒化物粒子からな
り、バナジウム含有量が0.1以上7.0重量%未満、
酸素含有量が5以上35重量%未満、窒素含有量が
2以上20重量%未満であることを特徴とする黒色
粉末。 2 チタンとバナジウムの酸窒化物が正方晶系と
立方晶系の複合体または立方晶系のみである特許
請求の範囲第1項の黒色粉末。 3 水酸化チタンまたは酸化チタンの粉末にバナ
ジウム化合物を付着させた後、これをアンモニア
ガスと加熱反応させることにより、チタンとバナ
ジウムの酸窒化物粒子からなり、バナジウム含有
量が0.1以上7.0重量%未満、酸素含有量が5以上
35重量%未満、窒素含有量が2以上20重量%未満
である黒色粉末を製造することを特徴とする製造
方法。 4 アンモニアガスと反応温度が550〜900℃であ
る特許請求の範囲第3項の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3769985A JPS61201610A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 黒色粉末およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3769985A JPS61201610A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 黒色粉末およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61201610A JPS61201610A (ja) | 1986-09-06 |
| JPH0329010B2 true JPH0329010B2 (ja) | 1991-04-22 |
Family
ID=12504784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3769985A Granted JPS61201610A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 黒色粉末およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61201610A (ja) |
Families Citing this family (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100967465B1 (ko) | 2004-12-28 | 2010-07-07 | 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 | 표시 소자용 흑색 수지 조성물 및 표시 소자용 부재 |
| JP4915664B2 (ja) * | 2007-04-17 | 2012-04-11 | 三菱マテリアル株式会社 | 高抵抗黒色粉末およびその分散液、塗料、黒色膜 |
| KR20090100262A (ko) | 2008-03-18 | 2009-09-23 | 후지필름 가부시키가이샤 | 감광성 수지 조성물, 차광성 컬러필터와 그 제조 방법, 및 고체촬상소자 |
| JP5173528B2 (ja) | 2008-03-28 | 2013-04-03 | 富士フイルム株式会社 | 感光性樹脂組成物、遮光性カラーフィルター及びその製造方法、並びに、固体撮像素子 |
| JP5528677B2 (ja) | 2008-03-31 | 2014-06-25 | 富士フイルム株式会社 | 重合性組成物、固体撮像素子用遮光性カラーフィルタ、固体撮像素子および固体撮像素子用遮光性カラーフィルタの製造方法 |
| KR101441998B1 (ko) | 2008-04-25 | 2014-09-18 | 후지필름 가부시키가이샤 | 중합성 조성물, 차광성 컬러필터, 흑색 경화성 조성물, 고체촬상소자용 차광성 컬러필터와 그 제조 방법, 및 고체촬상소자 |
| JP5222624B2 (ja) | 2008-05-12 | 2013-06-26 | 富士フイルム株式会社 | 黒色感光性樹脂組成物、及びカラーフィルタ並びにその製造方法 |
| JP5171506B2 (ja) | 2008-06-30 | 2013-03-27 | 富士フイルム株式会社 | 新規化合物、重合性組成物、カラーフィルタ、及びその製造方法、固体撮像素子、並びに、平版印刷版原版 |
| JP5340102B2 (ja) | 2008-10-03 | 2013-11-13 | 富士フイルム株式会社 | 分散組成物、重合性組成物、遮光性カラーフィルタ、固体撮像素子、液晶表示装置、ウェハレベルレンズ、及び撮像ユニット |
| JP5371824B2 (ja) | 2009-02-19 | 2013-12-18 | 富士フイルム株式会社 | 分散組成物の製造方法、遮光性カラーフィルタ用感光性樹脂組成物の製造方法、遮光性カラーフィルタの製造方法 |
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- 1985-02-28 JP JP3769985A patent/JPS61201610A/ja active Granted
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