JPH03290460A - 成形用液晶性ポリエステルカーボネート樹脂組成物 - Google Patents

成形用液晶性ポリエステルカーボネート樹脂組成物

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JPH03290460A
JPH03290460A JP9017790A JP9017790A JPH03290460A JP H03290460 A JPH03290460 A JP H03290460A JP 9017790 A JP9017790 A JP 9017790A JP 9017790 A JP9017790 A JP 9017790A JP H03290460 A JPH03290460 A JP H03290460A
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weight
parts
resin
fibers
liquid crystalline
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JP9017790A
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Ikuro Yamaoka
育郎 山岡
Masao Kimura
木村 正生
Masanao Kawabe
正直 川辺
Akihiro Murata
村田 明博
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Nippon Steel Corp
Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、補強材として無機質繊維を含む成形用液晶性
ポリエステルカーボネート樹脂組成物に関する。更に詳
しくは、底形用とした場合に、優れた機械的物性と耐熱
性を有すると同時に、表面状態が良好な無機質繊維強化
成形用液晶性ポリエステルカーボネート樹脂組成物に関
する。
従来の技術 近年、種々の新規性能を有する熱可塑性ポリマーが数多
く開発され、上布されているが、なかでもサーモトロピ
ック液晶性ポリエステルは、成形の際に流動方向に泊っ
て生じる高度な分子配向が卓越した機械的物性をもたら
すため、非常に注目されている。これらの液晶性ポリエ
ステルの多くは、分子配向に起因する機械的物性の異方
性を緩和して機械的物性とその異方性のバランスが取れ
た構造材料を得るために、ガラス繊維や炭素繊維、微粉
塊状や鱗片状のタルクや炭酸カルシウム等の充填材を単
独で、または2〜3種混合して配合した状態で市販され
ている。
しかしながら、液晶性ポリエステルに各種充填材を配合
することにより、機械的物性とその異方性とのバランス
が取れるようになるという効果が認められるものの、多
くの機械的物性については、異方性の緩和効果により悪
くなる分と充填材の補強効果により良くなる分が相殺さ
れるため、不十分な改善効果しか得られていない。
特に引張強度については、充填材の配合により改善が見
られないのが通常で、むしろ低下する場合もあった(小
出直之編、「液晶ポリマー−合成・成形・応用」、シー
エムシー(1987) ) 、更に、液晶性ポリエステ
ルに上記のような充填材を大量に配合すると、成形物の
表面状態が悪化し外観不良が生じるという問題も生ずる
一方、サーモトロピック液晶性ポリエステルカーボネー
トも、高度な分子配向に起因する特異性が期待されるた
め、研究されている(特開昭55−118923号公報
、特開平1−153720号公報等)、シかし、液晶性
ポリエステルカーボネートに上記のような充填材を配合
したものは、先行技術に見出せなかった。
発明が解決しようとする課題 本発明は、射出成形物等とした時に、優れた機械的物性
と耐熱性を有すると同時に、表面状態が良好な無機質#
!l#I強化樹脂強化樹脂組供物ようとするものである
課題を解決するための手段 本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意研究の結果
、基本となる樹脂が液晶性ポリエステルカーボネートで
あれば、射出成形物等とした時に、無機質繊維を充項し
ない場合よりも優れた機械的物性と耐熱性を有すると同
時に、表面状態が良好な無機質m雄強化組成物が得られ
ることを見出し1本発明に到達したものである。
即ち本発明は、液晶性ポリエステルカーボネート樹脂9
5〜20重量%と無機質繊維5〜80重量%とを主体と
する組成物であり、前記無機質繊維のうち5〜100重
量%が鉱物ml!iであり、残りの95〜O重量%がガ
ラス繊維であることを特徴とする成形用液晶性ポリエス
テルカーボネート樹脂組成物である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明における液晶性ポリエステルカーボネート樹脂と
しては、溶融時に光学異方性を示す、成形可能なサーモ
トロピック液晶性ポリエステルカーボネートである。
異方性溶融相の性質は、直交偏光子を利用した慣用の偏
光検査法により確認することができる。
より具体的には、異方性溶融相の確認は偏光顕微鏡を利
用し、ホットステージにのせた試料を観察することによ
り実施できる。
本発明における液晶性ポリエステルカーボネート樹脂は ■芳香族オキシカルボン酸残基 ■芳香族ジオール残基 ■炭酸残基 ■芳香族ジカルボン酸残基 より成り、そのモル比が 0≦a/(a+b)≦0.99 0、O1≦c/(c+d)≦1.0 a+d>0 であることが好ましい。
本発明において■成分は、芳香族オキシカルボン酸残基
よりなる。
原料とする芳香族オキシカルボン酸は、例えばp−オキ
シ安息香酸、またはその核M換誘導体(例えば塩素原子
、臭素原子等の如きハロゲン原子、メチル基、エチル基
等の如き低級アルキル基、メトキシ基、エトキシ基の如
きアルコキシ基等の原子または基でベンゼン核の水素原
子の少なくとも1つが置換されているp−オキシ安息香
酸誘導体)、またはp−オキシ安息香酸の一部または全
部を他の芳香族オキシカルボン!(例えばmオキシ安息
香酸、オキシナフトエ酸、オキシジフェニルカルボン酸
及びこれらの核置換誘導体等)の1種または2種以上で
IIき換えたもの等が挙げられる。
ここでp−オキシ安息香酸及びその核置換誘導体として
は、例えば、p−オキシ安息香酸、3−クロル−4−オ
キシ安息香酸、3−ブロム−4−オキシ安息香酸、3−
メチル−4−オキシ安息香酸、3−メトキシ−4−オキ
シ安息香酸、3,5−ジクロル−4−オキシ安息香酸、
3,5−ジブロム−4−オキシ安息香酸等が含まれる。
■成分は、芳香族ジオール残基よりなる。
この■成分の原料となる芳香族ジオールは、例えば、ジ
オキシジフェニル、またはその核置換誘導体(例えば塩
素原子、臭素原子等の如き/\ロゲン原子、メチル基、
エチル基等の如き低級アルキル基、メトキシ基、エトキ
シ基の如きアルコキシ基及びフェニル基等の原子または
官能基でベンゼン核の水素原子の少なくとも1つが置換
されているジオキシジフェニル誘導体)、またハシオキ
シジフェニルの一部または全部を他の芳香族ジオール(
例えば、ヒドロキノン、レゾルシン、ジオキシナフタレ
ン、ビス(ヒドロキシフェニル)スルフィド、ビス(ヒ
ドロキシフェニル)エーテル、ビス(ヒドロキシフェニ
ル)ケトン、ビス(ヒドロキシフェニル)スルホキシド
、ビス(ヒドロキシフェニル)スルホン、4,4′−ビ
ス(ヒドロキシフェニル)ジイソプロピルベンゼン、2
.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、l。
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン及
びこれらの核置換誘導体等)、あるいは液晶性を損なわ
ない範囲で脂肪族ジオール(例えばエチレングリコール
、ネオペンチルグリコール等)や脂環族ジオール(例え
ばシクロヘキサンジメチロール、シクロヘキサンジオー
ル等)の如き他種ジオールの1種または2種以上で置き
換えたものが挙げられる。
ここでジオキシジフェニル及びその核置換誘導体として
は、例えばジオキシジフェニル、塩化ジオキシジフェニ
ル、臭化ジオキシジフェニル。
メチルジオキシジフェニル、メトキシジオキシジフェニ
ル及びフエニルジオキシジフェニル等が含まれる。
■成分は、炭酸残基よりなる。
この炭酸残基を与える化合物としては、例えばジフェニ
ルカーボネート、ジトリルカーボネート、フェニルトリ
ルカーボネート及びジナフチルカーボネートのようなジ
アリールカーボネート、及び/または、例えばジエチル
カーボネート、ジメチルカーボネート、ジメチルジカー
ボネート及びジエチルジカーボネートのようなジアルキ
ルカーボネート、グリコールカーボネート等が含まれる
■成分は、芳香族ジカルボン酸残基よりなる。
該芳香族ジカルボン酸残基としては、8〜24個の炭素
原子を有し、芳香族環1個あたり4個までの01〜C4
アルキル基、01〜C4アルコキシ基もしくはハロゲン
原子によって置換されていてもよく、例えばナフタレン
−1,5−ジカルボン酸、ジフェニル−2,2°−ジカ
ルボン酸、ジフェニル−4,4゛−ジカルボン酸、ジフ
ェニルメタン−4,4′−ジカルボン酸、ジフェニルエ
ーテル−4,4”−ジカルボン酸、ジフェニルスルホン
−4,4′−ジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル
酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸及びそれらの核
置換誘導体等が含まれる。
また■成分の一部を液晶性を損なわない範囲で、コハク
酸、アジピン酸等の如き脂肪族ジカルボン酸、シクロヘ
キサンジカルボン酸の如き脂環族ジカルボン酸等の残基
で置き換えてもよい。
本発明で用いる上記■、■、■及び■成分よりなる液晶
性ポリエステルカーボネート系樹脂のそれぞれの威力の
モル比は 0≦a/(a+b)≦0.93 0、O1≦c/(c+d)≦1.O a+d>0 であることが好ましいが、より好適には、0.01≦a
/(a+b)  ≦0.390.01≦c/(c+d)
  ≦1.0であることを満足するのがよい。
本発明における液晶性ポリエステルカーボネート樹脂は
、通常のポリエステルの重縮合法によって得ることが可
能である。
本発明に用いられる鉱物繊維としては、ロックウール、
セラミックファイバー等を挙げることができる。
これらのうち、ロックウールは、通常Ca020〜45
重量%、 5i0230〜50重量%、及びA1120
35〜20重量%を主成分とし、その他にMgO等の成
分を含膚する。ロックウールは、通常玄武岩、安山岩、
輝緑岩等の天然に産する岩石や、製鉄の際に副生ずる高
炉スラグを溶融して繊維化したものであり、通常は、繊
維長が数■〜数Cm、粒子含有率が30〜40重量%程
度である。
また、セラミックファイバーは、シリカファイバー、ア
ルミナファイバー、シリカアルミナファイバー等の総称
である。
このような鉱物繊維は破砕して、平均繊維長(L)が2
0〜500μm、好ましくはその70重量%以上が50
〜200pm、平均繊維径(D)が2〜10gm、好ま
しくはその70重量%以上が3〜5川m、平均アスペク
ト比(L/D)が5〜100、好ましくは10〜60の
範囲となるように調製するのが良い。
平均繊維長が20 g m未満、あるいは平均繊維径が
2μm未満では補強材としての効果が小さい。
また、平均繊維長が500μm、あるいは平均繊維径が
logmを越えると、組成物を射出成形物等とした時の
表面状態が不良となる傾向がある。
鉱物繊維の破砕は、鉱物繊維を切断または粉砕すること
を意味し、回転円盤型破砕機、圧縮破砕機、対向ロール
型破砕機等で破砕することができる。破砕方法としては
、摩砕方式が好ましい。
本発明に用いられる破砕鉱物繊維としては、上記のよう
な破砕機で摩砕した後、繊維分と粒子分とを空気分級機
等で分級したものが特に好ましい、また、これらの破砕
鉱物繊維をシラン系やチタネート系等のカップリング剤
、低分子有機化合物や高分子化合物から成るコーティン
グ剤等で表面処理したものも使用可能である。
上記鉱物繊維と共に液晶性ポリエステルカーボネート樹
脂に配合されるガラスamは、Can、5i02及びA
l2O3を主成分とするもので、通常CaO10〜20
1i量%、5i0250〜70重量%、及びM2O32
〜15重量%を含むものが好ましいが、樹脂の補強材と
して使用できるものであれば組成に制限はない。
また、シラン系やチタネート系等のカップリング剤、低
分子有機化合物や高分子化合物から威るコーティング剤
、及び酸等でm維表面を処理したものでも、表面処理を
施していないものでもよく、ニッケル、銅などの金属で
コーティングしたガラス繊維も使用可能である。
その形歌はam状であればよ〈、ロービングまたはチョ
ツプドストランドのいずれを使用することもでき、中空
ガラス繊維でもよい、サイズは、混練の容易さから通常
、平均mIl長(L)が1〜10+am、平均繊維径(
D)が5〜20gm好ましくは10〜15μm、平均ア
スペクト比(L/D)が50以上のものか好ましい。
本発明において、液晶性ポリエステルカーボネート樹脂
に配合するfi機機織繊維配合割合は、使用する液晶性
ポリエステルカーボネート樹脂の種類によっても異なり
、液晶性ポリエステルカーボネート捌脂95〜20重量
%、無機質8165〜80重量%であるが、好ましくは
液晶性ポリエステルカーボネート樹脂80〜40重量%
、無機質m維20〜60重量%の割合で配合するのがよ
い。
組成物中に占める無機質繊維の含有量が5重量%未満で
は、組成物を成形して得られる成形物の強度と耐熱性が
殆ど改良されない、また、S機質m維の含有量が80重
量%を越えると、溶融状態での組成物の溶融粘度が非常
に高くなるため射出成形等の成形が困難で、実用的でな
い。
上記の無機質繊維は、鉱物繊維のみ、あるいは鉱物繊維
とガラス繊維を組み合わせて使用する。
ガラス繊維のみでは、高強度化という目的を達成するこ
とはできても成形物の表面状態が悪い、鉱物繊維とガラ
ス繊維の間の割合は、鉱物繊維が5〜100重量%、好
ましくは30〜100重量%であって、ガラス繊!85
〜O1量%、好ましくは70〜0重量%である。鉱物繊
維が5重量%未満では、成形物の表面状態が良くない。
本発明における組成物には、■液晶性ポリエステルカー
ボネート樹脂以外のサーモトロピー、り液晶性ポリマー
、■溶融時に液晶性を示さない熱可塑性樹脂、■熱硬化
性樹脂、■低分子有機化合物、■無機物、■鉱物m維及
びガラス繊維以外のm維のうちの一種あるいはそれ以上
を含有していてもよい。
本発明における組成物が■、■、または■のうち少なく
とも一種を含有する場合、射出成形物等とした時に、液
晶性ポリエステルカーボネート樹脂が連続相を形成する
ように、■、■、または■のうち少なくとも一種の配合
割合を制限する必要がある0組成物中で液晶性ポリエス
テルカーボネート樹脂が連続相を形威しなければ、優れ
た機械的物性と耐熱性、良好な表面状態を兼備する成形
物が得られない。
本発明における組成物が■、または■のうち少なくとも
一種を含有する場合、鉱物繊維、ガラス繊維、■及び■
の配合温合は、(鉱物繊維+ガラスam+■+■)の総
量に対し、鉱物繊維が5重量%以上、(ガラスm#l+
■+■)の和が85重量%以下になるように制限する必
要がある。鉱物繊維が5重量%未満では、成形物の表面
状態が良くない。
上記■のサーモトロピック液晶性ポリマーとしては、完
全及び非完全芳香族ポリエステル、芳香族−脂肪族ポリ
エステル、芳香族ポリアゾメチン、完全及び非完全芳香
族ポリエステル−アミド等が挙げられる。
上記■の熱可塑性樹脂としては、例えばポリスチレン、
耐衝撃性ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹脂、ポリ二
チレン、ポリプロピレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビ
ニル、ポリウレタン、ポリアセタール、ポリカーボネー
ト、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、ポリアミド、ポリエーテルイミド、ポリアミ
ドイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリスルフォ
ン、ポリフェニレンスルフィド、ポリフェニレンオキサ
イド等を挙げることができる。
上記■の熱硬化性樹脂としては、例えばフェノール樹脂
、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂等が含まれる。
上記■の低分子有機化合物としては、可塑剤、酸化防止
剤や紫外線吸収剤等の安定剤、難燃剤、染料や顔料等の
着色剤、滑剤等に一般に用いられる低分子有機化合物が
含まれる。
上記■の無機物としては、公知の無機充填材、例えばタ
ルク、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、マイカ、珪酸
塩、硫酸バリウム、カオリン、焼成りレイ、ゼオライト
、ベントナイト、炭酸マグネシウム、酸化鉄、酸化亜鉛
、チタン酸カリウム、ワラストナイト、ガラスピーズ、
ガラスパウダー、黒鉛、グラファイト等が含まれる。
また上記■の鉱物繊維及びガラス繊維以外の繊維として
は1例えば、炭素繊維、各種の金属繊維、各種のf#4
!JI繊維、窒化珪素ウィスカーやポロンウィスカー等
の各種ウィスカーが含まれる。
本発明における組成物の製造は、従来の熱可塑性樹脂組
成物の製造方法として一般に用いられている既知の方法
により製造される。例えば、液晶性ポリエステルカーボ
ネート樹脂と無機質繊維とをトライブレンドした後、混
線機に投入して溶融混練する方法、予め混練機に液晶性
ポリエステルカーボネート樹脂を投入して溶融させた後
、鉱物m維とガラス繊維を逐次投入して混練する方法等
が使用できる。
混練機は、特に制限されるものではなく1通常使用され
ているスクリュー式押出機、20−ル型ミキサー等を使
用すればよい。
このようにして調製された成形用液晶性ポリエステルカ
ーボネート樹脂組成物は、通常の押出成形、射出成形等
により所望の製品に成形されるが、射出成形法を用いる
のがより好ましい、この理由について、以下に説明する
本発明における組成物から得られた成形物が、無機質繊
維を充填しない場合よりも優れた機械的物性と耐熱性を
発現する理由は未だ解明されていないが、基本となる液
晶性ポリエステルカーボネート樹脂の結晶構造の特異性
に起因すると考えられる。液晶性ポリエステルカーボネ
ート樹脂を成形した場合、液晶性ポリエステル樹脂の場
合と同様な高度な分子配向が流動方向に沿って生じるが
、前者は、後者の場合よりも分子がやや疎に充填してお
り配列秩序が悪いことが、構造解析により確認されてい
る。
本発明における組成物を所望の製品に成形した場合、無
機質繊維が液晶性ポリエステルカーボネート樹脂のやや
乱れた結晶構造とうまく複合化される結果1分子と無機
質繊維の複雑な配向による相乗的な補強効果が現れ、物
性の改良が達成できると考えらえる。
射出成形法が望ましい理由は、成形中の大きな剪断流動
と伸長流動により、分子や無機質繊維が上記のようにに
配向しやすいからである。
実施例 以下、実施例及び比較例により、本発明を具体的に説明
する。
実施例1 P−ヒドロキシ安息香酸70.1重量部、4,4“−ジ
ヒドロキシジフェニル63重量部、炭酸ジフェニル21
7重量部、及び反応触媒としてn−プチルスタノン酸2
.45X10−5重量部を攪拌機と減圧蒸留装置を取付
けた重合反応器に仕込み、圧力を650mmHgに設定
して、窒素気流中で200℃に加熱した。2時間30分
かけて反応温度を徐々に320℃に上昇させ、フェノー
ルをさらに留去した。そして、圧力を徐々に0.8 m
mHHに減少させ、1時間にわたって反応を行なった。
反応終了後、薄茶色のポリエステルカーボネート樹脂(
樹脂■)が得られた。得られた樹脂■の結晶相から液晶
相への転移温度は、示差走査熱量測定(DSC)から2
66℃であり、偏光顕微鏡下では260℃以上で光学異
方相が観察された。樹脂■を140℃で8時間乾燥した
後、混線材料とした。
樹脂■とのR練に使用した無機質繊維とその配合比を、
次の(A) 、 (B)に示す。
(A)  樹脂■70重量部、摩砕ロックウール(平均
awi長120μm、平均Iara径4μm、アスペク
ト比20〜40、直径106gm以上の粒子含有率1重
量%以下)30重量部、及び酸化防止剤(チバガイギー
社製IRGANOX−8215) 0.07重量部。
(B)  If脂■70ji(置部、(A)の場合と同
じ摩砕ロックウールと酸化防止剤をそれぞれ15重量部
、0.07重量部、ガラス繊!i(旭ファイバーグラス
社製チョツプドストランドC5−03−HA−429A
 、平均直径13JLm、平均長さ3mm)15重量部
上記の(A) 、 (B)の配合比のトライブレンド物
を、それぞれ、デルタ型2ブレードミキサーに仕込み、
 280℃で5分間混線後ストランド状に押出し、切断
してペレットとした。
得られた組成物のペレットを140℃で8時間乾燥し、
型締力12トンの射出成形機を用いて、バレル温度28
0℃、金型温度100℃でJIS−に7113に準拠し
た1(1/2)号型小型引張試験片を成形し、引張強度
を測定した。また、同じ成形条件で12711!lX1
2、?+sm、厚さ3゜2II11の平板を成形し、A
STM−0790とASTM −0648に準拠して曲
げ強度と熱変形温度(曲げ応力18.5kH/cm2)
をそれぞれ測定した。
更に、これらの試験片の表面状態を、目視により、■=
優れている、O:良い、Δ:普通、×:悪い、の4段階
評価方式で評価した。結果を第1表に示す。
比較例1 次の(a) 、 (b) 、 (c)の配合比のトライ
ブレンド物を、それぞれ、実墓例工と同一の方法によっ
て混線、成形した。
(a)  実施例1において合成した樹脂■100重量
部、実施例1の場合と同じ酸化防止剤0.1重量部。
(b)  樹脂の97重量部、実施例1の場合と同じ摩
砕ロックウールと酸化防止剤をそれぞれ3重量部、0.
087重量部。
(c)  樹脂■70重量部、実施例1の場合と同じガ
ラス繊維と酸化防止剤をそれぞれ30重量部、0.07
重量部。
得られた射出成形片の引張強度1曲げ強度と熱変形温度
(曲げ応力18.5kg/ cm2)を、実施例1と同
一の物性測定方法によってそれぞれ測定した。また、こ
れらの試験片の表面状態を、実施例1と同一の4段階評
価方式で評価した。
結果を第1表に示す。
第1表 実施例2 p−ヒドロキシ安息香酸46.1重量部、4,4゛−ジ
ヒドロキシジフェニル82.2重量部、炭酸ジフェニル
172重量部、及び反応触媒としてn−プチルスタノン
酸4.24X10−5重量部を攪拌機と減圧蒸留装置を
取付けた重合反応器に仕込み、圧力を850 mrsH
gに設定して、窒素気流中で200℃に加熱した。2時
間40分かけて反応温度を徐々に320℃に上昇させ、
フェノールをさらに留去した。そして、圧力を徐々に0
.8 mmHHに減少させ、1時間にわたって反応を行
なった。
反応終了後、淡い赤紫色のポリエステルカーボネート樹
脂(樹脂■)が得られた。樹脂■の結晶相から液晶相へ
の転移温度は、示差走査熱量測定(DSC)から286
℃であり、偏光顕微鏡下では295℃以上で光学異方相
が観察された。
樹脂■を140℃で8時間乾燥した後、混線材料とした
樹脂■との混線に使用したP機織繊維とその配合比を、
次の(C:) 、 (D)に示す。
(C)  樹脂■70重量部、実施例1の場合と同じ摩
砕ロックウールと酸化防止剤をそれぞれ30重量部、0
.7重量部。
(D)  樹脂■70重量部、実施例1の場合と同じ摩
砕ロックウール、ガラス#i維、酸化防止剤をそれぞれ
15重量部、15重量部、0.07重量部。
上記の(C) 、 (D)の配合比のトライブレンド物
を、それぞれ、実施例1と同様の方法によって、310
℃で5分間溶融混練した。
得られた組成物のペレットを140℃で8時間乾燥し、
実施例1と同様の方法によってバレル温度310℃、金
型温度100℃で1(1/2)母型小型引張試験片を成
形し、引張強度を測定した。また、同じ成形条件で12
7+wmX 12.7+wm、厚さ3.2+u+の平板
を成形し、曲げ強度と熱変形温度(曲げ応力18.5k
g/c+w2)をそれぞれ測定した。更に、これらの試
験片の表面状態を、実施例1と同一の4段階評価方式で
評価した。
結果を第2表に示す。
比較例2 次の(d) 、 (e) 、 (f)の配合比のトライ
ブレンド物を、それぞれ、実施例2と同一の方法によっ
て程練、成形した。
(d)  実施例2において合成した樹脂■100重量
部、実施例2の場合と同じ酸化防止剤0.1重量部。
(e)  樹脂■97重量部、実施例2の場合と同じ摩
砕ロックウールと酸化防止剤をそれぞれ3重量部、0.
097重量部。
(f)  樹脂■70重量部、実施例2の場合と同じガ
ラス繊維と酸化防止剤をそれぞれ30重量部、0,07
重量部。
得られた射出成形片の引張強度、曲げ強度と熱変形温度
(曲げ応力18.5kg/ ctm2)を、実施例2と
同一の物性測定方法によってそれぞれ測定した。また、
これらの試験片の表面状態を、実施例2と同一の4段階
評価方式で評価した。
結果を第2表に示す。
(以下余白) 第2表 (注)表面状態の評価 O:優れている、O:良い、Δ:晋通、X:悪い実施例
3 P−ヒドロキシ安息香酸88.1重量部、4,4′−ジ
ヒドロキシジフェニル38.2重量部、炭酸ジフェニル
178重量部、及び反応触媒としてn−プチルスタノン
酸3.76X10−5重量部を攪拌機と減圧蒸留装置を
取付けた重合反応器に仕込み、圧力をf150 msH
gに設定して、窒素気流中で200℃に加熱した。2時
間40分かけて反応温度を徐々に320℃に上昇させ、
フェノールをさらに留去した。そして、圧力を徐々に0
.7 mm)[Hに減少させ、1時間にわたって反応を
行なった。
反応終了後、淡い赤紫色のポリエステルカーボネート樹
脂(樹脂■)が得られた。得られた樹脂■の結晶相から
液晶相への転移温度は、示差走査熱量測定(D S C
)から290℃であり、偏光顕微鏡下では282℃以上
で光学異方相が観察された。
樹脂■を140℃で8時間乾燥した後、混線材料とした
樹脂■との混線に使用した無機質繊維とその配合比を、
次の(E) 、 CF)に示す。
(E)  樹脂■70重量部、実施例1の場合と同じ摩
砕ロックウールと酸化防止剤をそれぞれ30重量部、0
.07重量部。
(F)  樹脂■70重量部、実施例1の場合と同じ摩
砕ロックウール、ガラス繊!I5酸化防止剤をそれぞれ
15重量部、15重量部、0.07@量部。
上記の(E) 、 (F)の配合比のトライブレンド物
を、それぞれ、実施例1と同様の方法によって。
305℃で5分間溶融混練した。
得られた組成物のベレットを140℃で8時間乾燥し、
実施例1と同様の方法によってバレル温度305℃、金
型温度100℃で1(1/2)置型小型引張試験片を成
形し、引張強度を測定した。また、同じ成形条件テ12
7mmX 12.7+yw、厚さ3.2m+* (7)
平板を成形し、曲げ強度と熱変形温度(曲げ応力18.
5kg/c1)をそれぞれ測定した。更に、これらの試
験片の表面状態を、実施例1と同一の4段階評価方式で
評価した。
結果を第3表に示す。
比較例3 次の(g) 、 (h) 、 (j)の配合比のトライ
ブレンド物を、それぞれ、実施例3と同一の方法によっ
て混線、成形した。
(g)  実施例3において合成した樹脂■100重量
部、実、前例3の場合と同じ酸化防止剤0.1重量部。
(h)  樹脂■97重量部、実施例3の場合と同じ摩
砕ロックウールと酸化防止剤をそれぞれ3重量部、0.
097重量部。
(j)  樹脂■70重量部、実施例3の場合と同じガ
ラスm維と酸化防止剤をそれぞれ30重量部、0.07
重量部。
得られた射出成形片の引張強度1曲げ強度と熱変形温度
(曲げ応力18.5kg/ c+a2)を、実施例3と
同一の物性測定方法によってそれぞれ測定した。また、
これらの試験片の表面状態を、実施例3と同一の4段階
評価方式で評価した。
結果を83表に示す。
@:慢れている。O:良い、Δ:普通、×:悪い実施例
4 p−ヒドロキシ安息香酸55.2重量部、4.4’−ジ
ヒドロキシジフェニル49.7重量部、炭酸ジフェニル
154重量部、テレフタル酸11.1重量部、及び反応
触媒としてn−プチルスタノン酸1.94XlO−5重
量部を攪拌機と減圧蒸留装置を取付也すた重合反応器に
仕込み、圧力を[150mmHgに設定して、窒素気流
中で200℃に加熱した。2時間50分かけて反応温度
を徐々に320℃に上昇させ、フェノールをさらに留去
した。そして、圧力を徐々に0.6su+Hgに減少さ
せ、1時間にわたって反応を行なった。
反応終了後、薄茶色のポリエステルカーボネート樹脂(
樹脂■)が得られた。得られた樹脂■の結晶相から液晶
相への転移温度は、示差走査熱量測定(DSC)から3
15℃であり、偏光顕微鏡下でも315℃以上で光学異
方相が観察された。樹脂■を140℃で8時間乾燥した
後、混線材料とした。
樹脂■との混練に使用した無機質m雑とその配合比を、
次の(G) 、 ()l)に示す。
(G)  樹脂■70重量部、実施例1の場合と同じ摩
砕ロックウールと酸化防止剤をそれぞれ30重量部、0
.07重量部。
(H)  樹脂■70重量部、実施例1の場合と同じ摩
砕ロックウール、ガラス繊維、酸化防止剤をそれぞれ1
5重量部、15重量部、0.07重量部。
上記の(G) 、 (H)の配合比のトライブレンド物
を、それぞれ、実施例1と同様の方法によって、330
℃で5分間溶融混練した。
得られた組成物のベレットを140℃で8時間乾燥し、
実施例1と同様の方法によってバレル温度330℃、金
型温度100℃で1 (1/2)号型小型引張試験片を
成形し、引張強度を測定した。また、同じ成形条件で1
27mmX 12.7+sm、厚さ3.20の平板を成
形し、曲げ強度と熱変形温度(曲げ応力18.5kg/
C璽2)をそれぞれ測定した。更に、これらの試験片の
表面状態を、実施例1と同一の4段階評価方式で評価し
た。
結果を第4表に示す。
比較例4 次の(k) 、 (1) 、 (m)の配合比のトライ
ブレンド物を、それぞれ、実施例4と同一の方法によっ
て混練、成形した。
(k)  実施例4において合成した樹脂■100重量
部、実施例4の場合と同じ酸化防止剤0.1重量部。
(1)  樹脂■97重量部、実施例4の場合と同じ摩
砕ロックウールと酸化防止剤をそれぞれ3重量部、0.
097重量部。
(璽)  樹脂■70重量部、実施例4の場合と同じガ
ラス繊維と酸化防止剤をそれぞれ30重量部、0.07
重量部。
得られた射出成形片の引張強度、曲げ強度と熱変形温度
(曲げ応力18.5kg/ cl)を、実施例4と同一
の物性測定方法によってそれぞれ測定した。また、これ
らの試験片の表面状態を、実施例4と同一の4段階評価
方式で評価した。
結果を第4表に示す。
(以下余白) 第4表 実施例5 p−ヒドロキシ安息香酸55.2重量部、4.4′−ジ
ヒドロキシジフェニル49.7重量部、炭酸ジフェニル
163重量部、イソフタル酸5.54重量部、及び反応
触媒としてn−プチルスタノンst、5axto−s重
置部を攪拌機と減圧蒸留装置を取付けた重合反応器に仕
込み、圧力をEi50 mmHHに設定して、窒素気流
中で200℃に加熱した。2時間30分かけて反広温度
を徐々に320℃に上昇させ、フェノールをさらに留去
した。そして、圧力を徐々に0.8 mmHgに減少さ
せ、1時間にわたって反応を行なった。
反応終了後、薄茶色のポリエステルカーボネート樹脂(
樹脂■)が得られた。得られた樹脂■の結晶相から液晶
相への転移温度は、示差走査熱量測定(DSC)から2
20℃であり、偏光顕微鏡下では218℃以上で光学異
方相が観察された。樹脂■を100℃で8時間乾燥した
後、混線材料とした。
樹脂■との混線に使用したsIa質繊維とその配合比を
、次の(J) 、 (K)に示す。
(」)  樹脂■701重量部、実施例1の場合と同じ
摩砕ロックウールと酸化防止剤をそれぞれ30重量部、
0.07重量部。
(K)  樹脂■70重量部、実施例1の場合と同じ摩
砕ロックウール、ガラスmis、#化防止剤をそれぞれ
30重量部、10重量部、0,07重量部。
上記の(J) 、 (K)の配合比のトライブレンド物
を、それぞれ、実施例1と同様の方法によって、240
℃で5分間溶融混練した。
得られた組成物のペレットを120℃で8時間乾燥し、
実施例1と同様の方法によってバレル温度240℃、金
型温度100℃で1(1/2)置型小型引張試験片を成
形し、引張強度を測定した。また、同じ成形条件で12
7mmX 12.7mm、厚さ3.2■の平板を成形し
、曲げ強度と熱変形温度(曲げ応力18.5kg/C1
)をそれぞれ測定した。更に、これらの試験片の表面状
態を、実施例1と同一の4段階評価方式で評価した。
結果をs5表に示す。
比較例5 次の(31) 、 (p) 、 (q)の配合比のトラ
イブレンド物を、それぞれ、実施例5と同一の方法によ
って混線、成形した。
(Xl)  実施例5において合成した樹脂■100重
量部、実施例5の場合と同じ酸化防止剤0.1重量部。
(p)  樹脂■97重量部、実施例5の・場合と同じ
摩砕ロックウールと酸化防止剤をそれぞれ3重量部、0
.097重量部。
(q)  樹脂■70重量部、実施例5の場合と同じガ
ラスmIIj1と酸化防止剤をそれぞれ30重量部、0
.07重量部。
得られた射出成形片の引張強度、曲げ強度と熱変形温度
(曲げ応力18.5kg/ cm2)を、実施例5と同
一の物性測定方法によってそれぞれ測定した。また、こ
れらの試験片の表面状態を、実施例5と同一の4段階評
価方式で評価した。
結果を第5表に示す。
第5表 ■:優れている、O:良い、Δ:普通、×:悪い実施例
6 メチルヒドロキノン48.6重量部、炭酸ジフェニル2
23重量部、テレフタル酸46.5重量部、及び反応触
媒としてn−プチルスタノン@ 1.1l18X 10
−5重量部を撹拌機と減圧蒸留装置を取付けた重合反応
器に仕込み、圧力を650 mmHHに設定して、窒素
気流中で200℃に加熱した。2時間30分かけて反応
温度を徐々に320℃に上昇させ、フェノールをさらに
留去した。そして、圧力を徐々に0.6 m+*Hgに
減少させ、1時間にわたって反応を行なった。
反応終了後、薄茶色のポリエステルカーボネート樹脂(
樹脂■)が得られた。得られた樹脂■の結晶相から液晶
相への転移温度は、示差走査熱量測定(DSC)から2
80℃であり、偏光顕微鏡下では280℃以上で光学異
方相が観察された。樹脂■を140℃で8時間乾燥した
後、混線材料とした。
樹脂■との混練に使用した1!!機買w/i錐とその配
合比を、次の(L) 、 (M)に示す。
(L)  樹脂■70重量部、実施例1の場合と同じ摩
砕ロックウールと酸化防止剤をそれぞれ30重量郁、0
.07重量部。
(N)  樹脂■70i1部、実施例1の場合と同じ摩
砕ロックウール、ガラス繊維、酸化防止剤をそれぞれ3
0重量部、10重量部、0.07!!U量部。
上記の(L) 、 (M)の配合比のトライブレンド物
を、それぞれ、実施例1と同様の方法によって、285
℃で5分間溶融混練した。
得られた組成物のベレットを140℃で8時間乾燥し、
実施例1と同様の方法によってバレル温度295℃、金
型温度100℃で1(1/2)号型小型引張試験片を成
形し、引張強度を測定した。また、同じ成形条件で12
?snX 12.7mm、厚さ3゜2■−の平板を成形
し、曲げ強度と熱変形温度(曲げ応力18.5kg/C
璽2)をそれぞれ測定した。更に、これらの試験片の表
面状態を、実施例1と同一の4段階評価方式で評価した
結果を第6表に示す。
比較例6 次の(r) 、 (s) 、(t)の配合比のトライブ
レンド物を、それぞれ、実施例6と同一の方法にょって
混線、成形した。
(r)  実施例6において合成した樹脂■100重量
部、実施例6の場合と同じ酸化防止剤0.1重量部。
(s)  樹脂■97重量部、実施例6の場合と同じ摩
砕ロックウールと酸化防止剤をそれぞれ3重量部、0.
097重量部。
(1)  樹脂■70重量部、実施例6の場合と同じガ
ラス繊維と酸化防止剤をそれぞれ30重量部、0.07
重量部。
得られた射出成形片の引張強度、曲げ強度と熱変形温度
(曲げ応力18.5kg/ cm2)を、実施例6と同
一の物性測定方法によってそれぞれ測定した。また、こ
れらの試験片の表面状態を、実施例6と同一の4段階評
価方式で評価した。
結果を第6表に示す。
(以下余白) 第6表 比較例7 市販のサーモトロピック液晶性ポリエステル樹脂(三菱
化成製のEPE−220、これを(w)とする)を実施
例1と同一の方法で成形した0次の(U)、(マ) 、
 (りの配合比のトライブレンド物を、それぞれ、実施
例1と同一の方法によって混練、成形した。
(u)  EPE−220樹p!!70重量部、実施例
1の場合と同じ摩砕ロックウール30重量部。
(マ)  EPE−220樹脂70重量部、実施例1の
場合と同じ摩砕ロックウールとガラス繊維をいずれも1
5重量部。
(り  EPE−220樹脂70重量部、実施例1(7
)場合と同じガラス繊維30重量部。
得られた射出成形片の引張強度を、実施例1と同一の物
性測定方法によってそれぞれ測定した。
また5 これらの試験片の表面状態を、実施例1と同一
の4段階評価方式で評価した。
結果を第7表に示す。
第7表 ■=優れている、0:良い、Δ:普通、×:悪い第1表
〜第6表より1本発明における組成物から得られた成形
物(実施例中のA−M)は、良好な表面状態を有するだ
けでなく、?!A機質機織を全く配合しない場合(比較
例中のa、d、g、k、n、r)や無機質繊維の含有量
が極端に少ない場合(比較例中のす、e、h、1.p、
s)に比べ1強度と熱変形温度が著しく改善されること
がわかる。
また、本発明における組成物から得られた成形物(実施
例中のA−M)は、ガラス繊維のみを配合した場合(比
較例中のc、f、j、m、q、t)より、遥かに良好な
表面状態が得られることがわかる。
第7表は、液晶性ポリエステルカーボネート樹脂の代わ
りに、液晶性ポリエステル樹脂を用いた比較例である。
無機質繊維を、本特許請求の範囲(1)項で制限される
配合比で液晶性ポリエステル樹脂に配合しても、強度が
改善されないことがわかる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように1本発明における組成物
は、射出成形物等としたときに、良好な表面状態を有す
るだけでなく、無機質繊維を配合しない場合よりも著し
く改良された強度と耐熱性を有する成形物が得られるた
め、これまでに見られなかった極めて優れた構造材料と
して、輻広い工業的用途が期待できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)液晶性ポリエステルカーボネート樹脂95〜20
    重量%と無機質繊維5〜80重量%とを主体とする組成
    物であり、前記無機質繊維のうち5〜100重量%が鉱
    物繊維であり、残りの95〜0重量%がガラス繊維であ
    ることを特徴とする成形用液晶性ポリエステルカーボネ
    ート樹脂組成物。 (2)液晶性ポリエステルカーボネート樹脂が、[a]
    芳香族オキシカルボン酸残基 [b]芳香族ジオール残基 [c]炭酸残基 [d]芳香族ジカルボン酸残基 より成り、そのモル比が 0≦a/(a+b)≦0.99 0.01≦c/(c+d)≦1.0 a+d>0 である請求項1記載の成形用液晶性ポリエステルカーボ
    ネート樹脂組成物。 (3)鉱物繊維が、平均繊維長20〜500μm、平均
    繊維径2〜10μm、平均アスペクト比5〜100の破
    砕鉱物繊維である請求項1または2記載の樹脂組成物。 (4)鉱物繊維が、ロックウール、またはセラミックフ
    ァイバーである請求項1または3記載の樹脂組成物。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5861149A (ja) * 1981-10-08 1983-04-12 Nippon Steel Chem Co Ltd 強化熱可性樹脂組成物
JPS59147034A (ja) * 1983-02-07 1984-08-23 ヘキスト・セラニーズ・コーポレーション 表面摩耗の少ないサ−モトロピック液晶性ポリマ−ブレンド
JPS63101450A (ja) * 1986-10-17 1988-05-06 Polyplastics Co ポリエステル樹脂組成物

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