JPH03291299A - 新規なヘキサペプチド、その中間体、それらの製造法並びに抗アレルギー剤、血管拡張剤もしくは免疫調節剤 - Google Patents

新規なヘキサペプチド、その中間体、それらの製造法並びに抗アレルギー剤、血管拡張剤もしくは免疫調節剤

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JPH03291299A
JPH03291299A JP2254585A JP25458590A JPH03291299A JP H03291299 A JPH03291299 A JP H03291299A JP 2254585 A JP2254585 A JP 2254585A JP 25458590 A JP25458590 A JP 25458590A JP H03291299 A JPH03291299 A JP H03291299A
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boc
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gly
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野口 桂一
Norichika Ota
憲哉 大田
Kohei Hirano
平野 耕平
Daisuke Irie
入江 大祐
Katsuro Matsuo
松尾 克郎
Asako Tokunaga
麻子 徳永
Fumio Ishikawa
文雄 石川
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  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規なヘキサペプチド、その中間体、それら
の製造法並びに抗アレルギー剤、血管拡張剤もしくは免
疫調節剤に関する。
[従来の技術] 各種アレルギー疾患の予防及び治療のために種々の薬物
が提案され、開発が行われ、既にいくつかが市販に供さ
れている。
アレルギー症状のうち、即時型アレルギー反応である気
管支喘息、じん麻疹、アレルギー性鼻炎などはI型アレ
ルギー反応として分類される。このI型アレルギー反応
は、発症機序および抗アレルギー剤の作用機序から一般
に次の三段階から成るものと考えられている。すなわち
、最初体内に侵入した外来性抗原に対して、マクロファ
ージ、T細胞及びB細胞の相互作用によってIgE抗体
が産生され、このIgE抗体が組織の肥満細胞や血中の
好塩基球のFcレセプターに固着して感作が成立するこ
とになる。この過程が第1段階である。つぎに、再び外
来抗原が体内に侵入すると、細胞のFcレセプターに固
着したIgE抗体と外来性抗原が結合し、抗原抗体反応
が引き金となって細胞膜酵素の活性化、細胞内へのカル
シウムイオンの流入などが起こり、それによって酵素反
応などの生化学的変化、脱顆粒などの組織学的変化が引
き起こされる。その結果、ヒスタミンや5R3−Aなど
のケミカルメデイエータ−(化学伝達物質)が細胞外ヘ
遊離される。この過程が第2段階である。第2段階で細
胞外に遊離したケミカルメデイエータ−は、平滑筋の収
縮、毛細血管透過性の亢進及び粘液の分泌を促進し、種
々のアレルギー症状を惹起する。この過程が第3段階で
ある。
従来から知られている抗アレルギー剤のうち、非特異的
減感作療法剤及び抗体産生抑制剤は第1段階に作用する
薬物である。この第1段階のみに特異的に作用する薬物
は市販されていない。第2段階に作用する薬物としては
、クロモグリク酸ナトリウム(以下、DSCGと略す)
、トラニラストなどのケミカルメデイエータ−抑制剤が
ある。また第3段階に作用する薬物としては、抗ヒスタ
ミン剤及び気管支拡張剤がある。
更に特公昭60−2318号公報には抗アレルギー性ペ
プチドについての開示がなされている。上記公報によれ
ばこのペプチドは下記の一次構造式%式% によって示されるように、IgE抗体のFc領域のアミ
ノ酸残基5個から成るIgE抗体由来のペンタペプチド
である。
このペプチドは第1段階のIgE抗体産生を抑制する作
用は確認されていないが、第2段階の最初に起こる肥満
細胞へのIgE抗体の結合を阻止すると共に、第2段階
の既に結合したIgE抗体をこのペプチドで置換するこ
とによって、アレルギー反応を遮断すると考えられる。
[発明が解決しようとする課題] 従来の抗アレルギー剤の開発は、上記のアレルギー症状
発症の3つの段階のうちの1つの段階に作用する薬物の
開発に向けられ、この3つの段階の連鎖をいずれかの段
階で遮断することによってアレルギー症状発症を予防し
、又は治療しようとしてきた。そしてこのような方法に
よって一応の効果が期待される療法が開発されてきた。
しかしながら、既知のこうした化学療法剤は上記の3つ
の段階の連鎖を完全に遮断するものではない。そのため
、3つの段階の1つに作用する薬剤と他の1つに作用す
る薬剤とを組み合わせて用いることによって、連鎖の遮
断を完全なものとする発想のものに複数個の薬剤を組み
合わせて使用することも行われているが、その効果は必
ずしも期待通りのものではない。
そこで、単一の薬剤で上記のアレルギー症状発症の3つ
の段階のうちの複数の段階に作用しうる薬剤が開発され
た場合には、抗アレルギー剤としての効果が一層高まる
ことが期待され、このような薬剤の開発が望まれている
のである。
また上記のアレルギー症状発症のメカニズムから、Ig
E抗体のFc領域由来のペプチド又はそれと類似するペ
プチドを開発することによって優れたアレルギー剤が入
手できる可能性も考えられ、このようなアプローチから
の新規なペプチドの開発も期待されていたのである。
本発明は、IgE抗体のFc領域のペプチド部分又はそ
の類似ペプチドを種々合成し、優れた薬理活性をもつ抗
アレルギー性ペプチドを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明者らはIgE抗体のF
c領域にみられるペプチドに着目し、従来液相法では困
難とされた一Asp−Gly−又は−Asp−Ser−
を有すペプチド、それらの誘導体を副反応を抑えながら
収率良く合成する方法を見出し、種々の−Asp−c1
y−又は−Asp−Ser−結合を含むオリゴペプチド
を合成して、その抗アレルギー活性を検討した結果、H
−Ala−Asp−Ser−Asp−Gly−Lys−
OHで表わされるヘキサペプチドがヒスタミン遊離を抑
制するとともにIgE抗体産生を抑制することを見出し
た。
すなわち本発明は、 (1)次の式〔I〕 H−Ala−Asp−Ser−Asp−Gly−Lys
−OH(1)(ただし、AlaはL−アラニン残基、S
erはL−セリン残基、AspはL−アスパラギン酸残
基、Glyはグリシン残基、LysはL−リジン残基を
示す)で表されるヘキサペプチド又はその薬学的に許容
される塩。
(2)次の式[II) Z−Ala−Asp(OBzl)−Ser−Asp(O
Bzl)−Gly−Lys(Z)−OBzl〔II〕 
          (II )(ただし、AlaはL
−アラニン残基、SerはL−セリン残基、AspはL
−アスパラギン酸残基、Glyはグリシン残基、Lys
はL−リジン残基、Zはベンジルオキシカルボニル基、
Bzlはベンジル基を示す)で表されるL−アラニン−
L−アスパラギン酸−L−セリン−L−アスパラギン酸
−グリシン−L−リジン誘導体。
(3)次の式 [I[[) %式%() () (ただし、SerはL−セリン、AspはL−アスパラ
ギン酸残基、Glyはグリシン残基、LysはL−リジ
ン残基、Bocはt−ブチルオキシカルボニル基、Bz
lはベンジル基、2はベンジルオキシカルボニル基を示
す)で表されるL−アスパラギン酸−L−セリン−L−
アスノくラギン酸−グリシンーL−リジン誘導体。
(4) Boc−Gly−OH(ただし、Glyはグリ
シン残基、Bocはt−ブチルオキシカルボニル基を示
す)で表されるグリシン誘導体とH−Lys(Z)−O
Bzl〔II〕 (ただし、LysはL−リジン残基、
2はベンジルオキシカルボニル基、Bzlはベンジル基
を示す)で表されるし一すシン誘導体を、脱水縮合させ
てBoc−Gly−Lys(Z)−OBzlとし、酸で
Boc基を外し、これにBoc−Asp (OBzl)
−OHで表されるL−アスパラギン酸誘導体を加え、脱
水縮合させてBoc−Asp(OBzl)−Gly−L
ys(Z)−OBzlとし、酸でBoc基を外し、これ
にBoc−Ser−OHで表されるL−セリン誘導体を
加え、脱水縮合させてBoc−Ser−Asp (OB
zl )−Gly−Lys (Z)−OBzl〔II〕
とし、酸でBoc基を外し、Boc−Asp(OBzl
)−OHで表されるL−アスパラギン酸誘導体を加え、
脱水縮合させてBoc−Asp (OBz 1)−Se
r−Asp (OBzl ) −G 1y−Lys (
Z) −OBzl〔II〕とし、酸でBoc基を外し、
Z−Ala−OHで表されるL−アラニン誘導体を加え
、脱水縮合させたのち、接触還元することを特徴とする
上記(1)のH−Ala−Asp−Ser−Asp−G
ly−Lys−OHの製造法。
(5) Boc−Gly−OH(ただし、Glyはグリ
シン残基、Bocはt−ブチルオキシカルボニル基を示
す)で表されるグリシン誘導体とH−Lys(Z)−O
Bzl〔II〕 (ただし、LysはL−リジン残基、
2はベンジルオキシカルボニル基、Bzlはベンジル基
を示す)で表されるL−リジン誘導体を、脱水縮合させ
てBoc−Gly−Lys (Z) −OBzl〔II
〕とし、次いで酸でBoc基を外し、これにBoc−A
sp(OBzl)−OHで表されるL−アスパラギン酸
誘導体を加え、脱水縮合させてBoc−Asp(OBz
l)−Gly−Lys(Z)−OBzl〔II〕とし、
酸でBoc基を外し、これにBoc−Ser−OHで表
されるL−セリン誘導体を加え、脱水縮合させてBoc
−Set−Asp(OBzl) −Gly−Lys (
Z)−OBzl〔II〕とし、酸でBoc基を外し、B
oc−Asp(OBzl)−OHで表されるし−セリン
誘導体を加え、脱水縮合させ、酸でBoc基を外し、Z
−Ala−OHで表されるL−アラニン誘導体を加え、
脱水縮合させることを特徴とする上記(2)のZ−Al
a−Asp(OBzl)−Ser−Asp(OBzl)
−Gly−Lys(Z)−OBzlの製造法。
(6) Boc−Gly−OH(ただし、Glyはグリ
シン残基、Bocはt−ブチルオキシカルボニル基を示
す)で表されるグリシン誘導体とH−Lys(Z)−O
Bzl〔II〕 (ただし、LysはL−リジン残基、
2はベンジルオキシカルボニル基、Bzlはベンジル基
を示す)で表されるL−リジン誘導体を、脱水縮合させ
テBoc−Gly−Lys (Z) −OBzl〔II
〕とし、酸でBoc基を外し、これにBoc−Asp 
(OBzl)−OHで表されるL−アスパラギン酸誘導
体を加え、脱水縮合させてBoc−Asp(OBzl)
−Gly−Lys(Z)−OBzlとし、酸でBoc基
を外し、Boc−Ser−OHで表されるL−セリン誘
導体を加え、脱水縮合させてBoc−Ser−Asp 
(OBzl)−Gly−Lys (Z)−OBzl〔I
I〕とし、酸でBoc基を外し、Boc−Asp(OB
zl)−OHで表されるL−アスパラギン酸誘導体を加
え、脱水縮合させることを特徴とする上記(3)のBo
c−Asp(OBzl)−Ser−Asp(OBzl)
−Gly−Lys(Z)−OBzl〔II〕の製造法。
(7)上記(1)のヘキサペプチド又はその薬学的に許
容される塩を有効成分として含有する抗アレルギー剤。
に関するものである。
更に、本発明者らは、式CI)で表されるヘキサペプチ
ドの薬理作用を鋭意検討したところ、意外にもこれが血
管拡張作用や免疫調節作用をも有することを見出し、本
発明を完成した。
すなわち、本発明は、 (8)上記(1)のヘキサペプチド又はその薬学的に許
容される塩を有効成分として含有する血管拡張剤。
(9)上記(1)のヘキサペプチド又はその薬学的に許
容される塩を有効成分として含有する免疫調節剤。
に関するものでもある。
本発明のH−Ala−Asp−Ser−Asp−Gly
−Lys−OHで表されるヘキサペプチドの薬学的に許
容される塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のア
ルカリ金属塩及びカルシウム塩、マグネシウム塩等のア
ルカリ土類金属塩のような金属塩、アンモニウム塩、有
機塩基類、有機酸塩、無機酸塩等が挙げられる。
本発明のZ−Ala−Asp(OBzl)−Ser−A
sp(OBzl)−Gly−Lys (Z)−OBzl
〔II〕で表されるL−アラニン−L−アスパラギン酸
−L−セリン−L−アスパラギン酸−グリシン−L−リ
ジン誘導体はH−Ala−Asp−Ser−Asp−G
ly−Lys−OHで表されるヘキサペプチドの中間体
である。
本発明のBoc−Asp (OBzl) −Ser−A
sp (OBzl) −Gly−Lys(Z)−OBz
l〔II〕で表されるL−アスパラギン酸−L−セリン
−L−アスパラギン酸−グリシン−L−リジン誘導体は
Z−Ala−Asp(OBzl)−Ser−Asp(O
Bzl)−Gly−Lys(Z)−OBzlの中間体で
ある。
本発明の式〔I〕で表されるヘキサペプチドH−Ala
−Asp−Ser−Asp−Gly−Lys−OHは下
記の第1〜10の工程を経て製造することができる。
第1の工程: 第2の工程: Boc−Gly−Lys (Z)−OBzl〔II〕 
−”H−Gly−Lys (Z)−0Bz 1第3の工
程: 第4の工程: Boc−Asp(OBzl)−Gly−Lys(Z)−
OBzl〔II〕−H−Asp(OBzl) −Gly
−Lys (Z) −08zl第5の工程: Boa−3et−OH H−Asp (OBzl)−Gly−Lys (Z) 
−OBzl〔II〕→Boc−Ser−Asp (OB
zl)−Gly−Lys (Z) OBzl〔II〕第
6の工程: Boa−Ser−Asp (OBzl) −Gly−L
ys (Z)−OBzl〔II〕−H−Ser−Asp
(OBzl)−Gly−Lys(Z)−OBzl〔II
〕第7の工程 Boc−Asp (OBz 1 )−Set−Asp 
(OBz 1 )−G 1y−Lys (Z) −0B
z 1第8の工程 Boc−Asp (OBzl )−Ser−Asp (
OBzl )−Gl y−Lys (Z) −0Bz 
1−”H−Asp (OBz 1 )−Ser−Asp
 (OBz 1 ) −G 1 y−Lys (Z) 
−0Bz 1第9の工程 Z−Ala−Asp(OBzl)−Ser−Asp(O
Bzl)−Gly−Lys(Z)−OBzl 第10の工程 Z−Ala (OBzl) −Ser−Asp (OB
zl)−Gly−Lys (Z)−OBzl〔II〕−
H−Ala−Asp−Ser−Asp−Gly−Lys
−Of(ただしAla、 Ser、 Asp、 Gly
、 Lys、 Boc、 Z及びBzlは上記と同じで
次の意味を表わす。
Ala : L−アラニン残基 Ser : L−セリン残基 Asp : L−アスパラギン酸残基 Glyニゲリシン残基 Lys : L−リジン残基 Boc : t−ブチルオキシカルボニルZ:ペンジル
オキシ力ルボニル Bzl :ベンジル 第1の工程で用いるα−アミノ基をBoa基で保護した
グリシン誘導体Boc−Gly−OK、及びα−カルボ
キシル基はBzl基で保護し、β−カルボキシル基はZ
基で保護したリジン誘導体H−Lys (Z)−OBz
l〔II〕はL体のものを用いる。これらは遊離形又は
塩の形のものが市販されており、容易に入手できる。
Boc−Gly−OHとH−Lys (Z)−OBzl
〔II〕の脱水縮合反応は次のようにして行なうことが
できる。Boc−Gly−OHをジメチルホルムアミド
、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、アセトニトリル
等から選ばれる溶媒(混合溶媒でもよい)に溶かし、0
℃以下、好ましくは一8℃以下、Boc−Gly−OH
に対しモル比で1.0〜1.4倍量のジシクロへキシル
カルボジイミド(以下DCCと略す)及び1−ヒドロキ
シベンゾトリアゾール(以下HOBtと略す)を加えて
撹拌し、Boc−Gly−OHに対して等モルのH−L
ys(Z)−OBzl〔II〕を加え、0℃以下、好ま
しくは一8℃以下、1〜10時間、好ましくは4〜6時
間撹拌する。引き続き室温で1〜lO時間、好ましくは
4〜6時間撹拌する。この段階で温度を初めに0℃以下
とするのは副生物(アシル尿素)の生成を抑えるためで
あり、次いで温度を室温とするのはペプチド結合の形成
を促進させるためである。
反応により生成する副生物及び未反応の原料は濾過、ア
ルカリ洗浄等の適当な方法で除き、溶媒は減圧蒸発等の
方法で除いたのち、再結晶等により、Boc−Gly−
Lys (Z)−OBzl〔II〕を得る。
第2の工程で、Boc−Gly−Lys(Z)−OBz
l〔II〕から、Boc基を外すために用いる酸として
はトリフルオロ酢酸(以下、TFAと略す)、塩酸、臭
化水素酸、ギ酸等がある。これらの酸と共に、アニソー
ル、チオアニソール、フェノール、メタクレゾール等の
カチオン除去剤を加えてもよい。Boc−Gly−Ly
s (Z)−OBzlの10〜30倍量(モル比)のT
FA等の酸と1〜1.3倍量(モル比)のアニソール等
のカチオン除去剤を加え、Boc基が外れるまで撹拌す
る。反応後、酸及びカチオン除去剤を除くためエーテル
、石油エーテル等の溶媒を加える。沈殿物をとり、真空
乾燥等の適当な方法で乾燥し、H−Gly−Lys (
Z)−OBzlを得る。
第3の工程で、反応に用いる原料の−っ、α−アミノ基
をBocで保護し、β−カルボキシル基をBzlで保護
したアスパラギン酸誘導体Boc−Asp (OBzl
)−OHはL体のものを用いる。これらは遊離形又は塩
の形のものが市販されており、容易に入手できる。
Boc−Asp(OBzl)−OHとH−Gly−Ly
s (Z)−OBzl〔II〕の脱水縮合反応は次のよ
うにして行なうことができる。
Boc−Asp (OBzl)−OHをジメチルホルム
アミド等の極性の大きい溶媒に溶かし、0℃以下、好ま
しくは一8℃以下、Boc−Asp(OBzl)−OH
に対しモル比で1.0〜1.4倍量のDCC及びHOB
tを加え、1〜10時間、好ましくは4〜6時間撹拌す
る。次いで、第2の工程で得たH−Gly−Lys(Z
)−OBzl〔II〕をBoc−Asp(OBzl)−
OHに対して等モルとり、ジメチルホルムアミド等の溶
媒に溶かして加え、更に10℃以下で1〜24時間撹拌
する。この反応を10℃以下で行うのはAsp−Gly
のあいだで起こる副反応(イミド体の生成)を抑えるた
めである。
反応終了後、副生物及び未反応の原料の除去は第1の工
程と同様に行い、再結晶等によりBoc−Asp(OB
zl)−Gly−Lys(Z)−OBzl〔II〕を得
る。
第4の工程では、第3の工程で得たBoc−Asp (
OBzl)−Gly−Lys(Z)−OBzl〔II〕
を、第2の工程と同様な条件で、酸によりBoc基を外
す。
第5の工程で、反応に用いる原料の一つ、α−アミノ基
をBoc基で保護したセリン誘導体、Boc−Ser−
OHはL体のものを用いる。これは、遊離形のものが市
販されており、容易に入手できる。
Boc−Ser−OHとH−Asp (OBzl)−G
ly−Lys (Z)−OBzl〔II〕の脱水縮合反
応は第1の工程の脱水縮合反応の場合と同様に行なう。
第6の工程では、第5の工程で得たBoc−Ser−A
sp(OBzl)−Gly−Lys(Z)−OBzl〔
II〕を第2の工程と同様な条件で、酸によりBoc基
を外す。
第7の工程で、反応に用いる原料の一つ、α−アミノ基
をBoc基で、β−カルボキシル基をBzl基で保護し
たアスパラギン酸誘導体、Boc−Asp(OBzl)
−OHはL体のものを用いる。これは、遊離形又は塩の
形のものが市販されており、容易に入手できる。
Boc−Asp (OBzl)−OHとH−Ser−A
sp(OBzl)−Gly−Lys(Z)−OBzl〔
II〕の脱水縮合反応は、第3の工程と同様な条件で行
なう。
第8の工程では、第7の工程で得たBoc−Asp(O
Bzl)−Ser−Asp(OBzl)−Gly−Ly
s(Z)−OBzl〔II〕を第2の工程と同様な条件
で、酸によりBoc基を外す。
第9の工程では、反応に用いるZ−Ala−OHはL体
のものを用いる。これは、遊離形のものが市販されてお
り、容易に人手できる。Z−Ala−OHとH−Asp
(OBzl)−Ser−Asp (OBzl)−Gly
−Lys (Z)−OBzl〔II〕の脱水縮合反応は
、第3の工程と同様な条件で行なう。
第10の工程では、第9の工程で得たZ−Ala−As
p(OBzl)−Gly−Lys(Z)−OBzl〔I
I〕を接触還元により保護基を外して、目的とするヘキ
サペプチドH−Ala−Asp−Set−Asp−Gl
y−Lys−OHを得る。触媒として、Pd黒や炭素粉
末を担体としたPd炭素触媒等を用い、Z−Ala−A
sp(OBzl)−8et−Asp(OBzl)−Gl
y−Lsy(Z)−OBzlを、例えばメタノール、酢
酸、水の混液等の溶媒に溶かし、水素ガスを通じ撹拌す
ればよい。
反応終了後、触媒をろ過により除く。ろ液は液が少量に
なるまで減圧濃縮し、エーテル等の有機溶媒を加えて振
り混ぜ、未反応の原料及び不純物等を除く。水層から、
ゲルクロマトグラフィー等の通常の精製手段により、精
製されたH−Ala−Asp−Ser−Asp−Gly
−Lys−OHを得る。
式〔■〕で表されるヘキサペプチドの薬学的に許容され
る塩は、上記第10の工程において保護基を外したのち
に、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の塩基又は塩
酸、酢酸等の酸を加え、相当する塩とすることもできる
し、式CI)で表されるヘキサペプチドを単離したのち
、上記と同様に塩基又は酸を加えて塩とすることもでき
る。
本発明物質の構造、純度の確認は高速液体クロマトグラ
フィー、元素分析、アミノ酸分析等により行う。
本発明の抗アレルギー剤、血管拡張剤又は免疫調節剤は
製薬的に許容される担体又は希釈剤と本化合物又は医薬
品として許容されるその塩からなる製剤を包含する。塩
の好ましい例はナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ
金属塩及びカルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ
土類金属塩のような金属塩、アンモニウム塩、有機塩基
類、有機酸塩、無機酸塩等が挙げられる。本製剤は、患
者への投薬後、活性成分が迅速に、持続的に又は遅延的
に遊離するように製剤化することができる。
本発明の抗アレルギー剤、血管拡張剤又は免疫調節剤は
経口的又は非経口的に投与するための形態を適宜に採り
得る。代表的な投与方法としては経口、直腸、皮膚透過
、皮下、静脈内、筋肉内、吸入または鼻腔内経路を含む
種々の経路により投与することができる。
これらの投与方法では、本発明の抗アレルギー剤、血管
拡張剤又は免疫調節剤は種々の薬学的製剤の形態で投与
されうる。これらの薬学的製剤の形態としては、錠剤、
硬カプセル剤、軟カプセル剤、顆粒剤、散剤、トローチ
剤、坐剤、シロップ剤、クリーム剤、軟膏剤、ハツプ剤
、注射剤、懸濁剤、吸入剤、エアロゾール剤などがある
。また他の抗アレルギー剤、血管拡張剤、免疫調節剤又
はその他の医薬と共に二重層錠、多重層錠などとするこ
ともできる。さらに錠剤の場合には必要に応じて通常の
剤皮を施し、例えば糖衣錠、腸溶被錠とすることもでき
る。
錠剤、顆粒剤、散剤などの固体製剤とする場合は、製剤
化に当って公知の添加剤、例えば乳糖、ショ糖、ブドウ
糖、結晶セルロース、コーンスターチ、リン酸カルシウ
ム、ソルビトール、グリシン、カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース、アラビアゴム、
ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ステ
アリン酸マグネシウム、タルク等を添加することができ
る。
半固体製剤とする場合は、植物性ワックス、ミクロクリ
スタリンワックス、脂肪例えばタローラノリンなどの材
料を添加することができる。
液体製剤とする場合は、添加剤、例えば塩化ナトリウム
、ソルビトール、グリセリン、オリーブ油、アーモンド
油、プロピレングリコール、エチレングリコール、エチ
ルアルコールなどの材料を添加することができる。
式CI)で表されるペプチドの投与量は、患者の年令、
体重、症状などにより適宜増減することができるが、経
口投与の場合の投与量は1日当たり0.01〜10mg
/kg、鼻腔内では1回の投与量は0.1〜100mg
である。非経口投与の場合の量は1日当たり10〜1,
000μg/kgである。
[実施例コ 以下に記載する実施例によって本発明を具体的に説明す
る。
(実施例1) Boc−As (OBzl)−Ser−As (OBz
l)−Gl −L s(Z)−更3zl(禅4遣 H−Lys(Z)−OBzl〔II〕−HCI (国産
化学製) 20.35gをジメチルホルムアミド(以下
、DMFと略す) 35m1に溶解し、水冷下トリエチ
ルアミン7mlを加え中和したのち、Boc−Gly−
OH(国産化学製) 8.76g。
HOBt (国産化学製) 7.43g及びDCC(国
産化学製)11.35gを加えて3時間、更に4℃で1
6時間撹拌した。副生物のジシクロヘキシル尿素をろ過
により除去後、酢酸エチル300m1を加え、順次飽和
食塩水、8wt%炭酸ナトリウム、飽和食塩水、8wt
%クエン酸、そして飽和食塩水で洗浄した。酢酸エチル
層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去し、再び
少量の酢酸エチルに溶かし、ろ過したのち、溶媒を完全
に留去し、オイル状物質(Boc−Gly−Lys(Z
)−OBzl〔II〕) 21.1g (収率80%)
を得た。
上記のBoc−Gly−Lys(Z)−OBzl〔II
〕 13.98gにアニソール2ml及びTFA20m
lを加えて溶かし、室温で1時間撹拌しBoc基を切断
した。エーテル/石油エーテル混合溶液(容量比1 :
 1) 80m1を加え沈澱させたのち、残渣[H−G
ly−Lys (Z)〜0Bz14FA]を水酸化ナト
リウムを含むデシケータ−で吸引乾燥した。
別にBoc−Asp(OBzl)−OH(国産化学製)
 8.41g。
HOBt 3.92g及びDCC5,98gをとり、D
MF20mlに溶解し、水冷下3時間撹拌し、次いで先
のu−cty−Lys (Z) −OBzl〔II〕−
TFAのトリエチルアミン3.64m1を含むDMF 
(15ml)溶液を加え、4℃で一晩撹拌した。
ジシクロヘキシル尿素をろ過で除去後、酢酸エチル40
0m1を加え、次いで飽和食塩水、8wt%NazCO
a、飽和食塩水、8wt%クエン酸、飽和食塩水及び水
で順次洗浄した。酢酸エチル層を無水流酸ナトリウムで
乾燥し、溶媒を留去した。石油エーテルで沈澱させ、更
に酢酸エチル/石油エーテルで再沈澱させBoc−As
p (OBzl) −Gly−Lys (Z) −0B
z114.75g (収率76.9%)を得た。
上記のBoc−Asp(OBzl)−Gly−Lys(
Z)−OBzl〔II〕 10.Ogにアニソール2m
l及びTFA20mlを加えて溶かし、室温で1時間撹
拌しBoc基を切断した。エーテル/石油エーテル混合
溶液(容量比1 : 2) 150m1を加え沈澱させ
たのち、残渣[H−Asp(OBzl)−Gly−Ly
s(Z)−0Bz14FA]を水酸化ナトリウムを含む
デシケータ−で吸引乾燥した。
別にBoc−Ser−OH(国産化学製) 2.87g
、 HOBt2.16g及びDCC3,30gをとり、
DMF20mlに溶解し、水冷下3時間撹拌し、次いで
先のH−Asp(OBzl)−Gly−Lys(Z)−
0Bz14FAのトリエチルアミン1 、96m1を含
むDMF (20ml)溶液を加え、4℃で一晩撹拌し
た。
ジシクロヘキシル尿素をろ過で除去後、酢酸エチル30
0m1を加え、飽和食塩水、8wt%NazCO3、飽
和食塩水、8wt%クエン酸、飽和食塩水で順次洗浄し
た。酢酸エチル層を無水流酸ナトリウムで乾燥し、溶媒
を留去した。石油エーテルで沈澱させ、更に酢酸エチル
/石油エーテルで再沈澱させBoc−Ser−Asp(
OBzl)−Gly−Lys(Z)−OBzl〔II〕
 5.83g (収率52%)を得た。
上記のBoc−Ser−Asp(OBzl)−Gly−
Lys(Z)−0Bz11.31gに7ニソール1.2
ml及びTFA12mlを加えて溶かし、室温で1時間
撹拌しBoc基を切断した。エーテル/石油エーテル混
合溶液(容量比1:1)100mlを加え沈澱させたの
ち、残渣[H−3et−Asp(OBzl)−Gly−
Lys(Z)−OBzl〔II〕−TFAコを水酸化ナ
トリウムを含むデシケータ−で吸引乾燥した。
別にBoc−Asp(OBzl)−08(国産化学製)
 0.6g。
HOBt 0.27g及びDCC0,41gをとり、D
MFlomlに溶解し、水冷下3時間撹拌し、次いで先
のH−Ser−Asp(OBzl)−Gly−Lys(
Z)−OBzl〔II〕−TFAのトリエチルアン0.
27m1を含むDMF (10ml)溶液を加え、4℃
で一晩撹拌した。
ジシクロヘキシル尿素をろ過で除去後、酢酸エチル10
0m1を加え、飽和食塩水、8wt%Na2CO3、飽
和食塩水、8wt%クエン酸、水で順次洗浄した。
酢酸エチル層を無水流酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留
去した。石油エーテルで沈澱させ、更に酢酸エチル/石
油エーテルで再沈澱させBoc−Asp(OBzl)−
Ser−Asp(OBzl)−Gly−Lys(Z)−
OBzl〔II〕 O,75g(収率45,6%)を得
た。
融点=49〜51”C [αコ”  二 −22,0”  (c=0.75 、
 DMF)薄層クロマトグラフィーのRf値:0.78
元素分析値:  (C53H64Na 015・2H2
0として)(%) CHN 理論値:  59.99  6.59  7.92実測
値:  59.73  6.28  8.66酸分解後
のアミノ酸分析値= (モル比)アスパラギン酸  2
,2 セリン     1.0 グリシン     0.7 リジン      0.9 なお、薄層クロマトグラフィーはプレートとしてシリカ
ゲル60(メルク社製)を用い、展開溶媒はクロロホル
ム/メタノール/水(容量比で8=3:1)混液で行っ
た。
(実施例2) 実施例1で得たBoc−Asp(OBzl)−Ser−
Asp(OBzl)−Gly−Lys(Z)−OBzl
〔II〕 O,4gにアニソール0.8ml及びTFA
8mlを加えて溶かし、室温で1時間撹拌しBoc基を
切断した。エーテル/石油エーテル混合溶液(容量比1
 : 1) 80m1を加え沈澱させたのち、残渣[H
−Asp(OBzl)−3et−Asp(OBzl)−
Gly−Lys(Z)−OBzl・TFA ]を水酸化
ナトリウムを含むデシケータ−で吸引乾燥した。
別?、::Z−Ala−OH(国産化学制) 0.21
g、 HOBt O,16g及びDCCO,25gをと
り、DMF3mlに溶解し、水冷下3時間撹拌し、次い
で先のH−Asp(OBzl)−Ser−Asp(OB
zl)−Gly−Lys(Z)−0Bz14FAのトリ
エチルアミン0.07m1を含むDMF (10ml)
溶液を加え、4℃で一晩撹拌した。
ジシクロヘキシル尿素をろ過で除去後、酢酸エチル10
0m1を加え、飽和食塩水、8wt%Na2COz、飽
和食塩水、0.1N HCI及び水で順次洗浄した。酢
酸エチル層を無水流酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去
した。石油エーテルで沈澱させ、更に酢酸エチル/石油
エーテルで再沈澱させZ−Ala−Asp(OBzl)
−8et−Asp(OBzl)−Gly−Lys(Z)
−OBzl〔II〕 O,28g(収率63.6%)を
得た。
融点=59〜60°C [αコ’6  :  −23,0@ (c=0.79、
DMF)薄層クロマトグラフィーのRf値: 0.80
元素分析値:  (C59867N7016・1/2H
20として)(%) CHN 理論値:  62.20  6.01  8.61実測
値+  62.64  6.70  9.50酸分解後
のアミノ酸分析値= (モル比)アスパラギン酸  2
.0 セリン     0.9 グリシン     0.7 アラニン     1.1 リジン      0.9 (実施例3) H−Ala−As −Ser−As −Gl −L 5
−OHの実施例2で得たZ−Ala−Asp(OBzl
)−Ser−Asp(OBzl)−Gly−Lys(Z
)−OBzl〔II〕 150mgにメタノール10m
1、酢酸41及び水6mlを加えて溶かし、5%Pd−
炭素400mgを加え、水素ガスを5間通じ、すべての
保護基を切断した。Pd−炭素をろ過により除去し、ろ
液に水を加え、溶媒を減圧下で留去し、エーテルで洗浄
した。再び水を加え、約2mlに減圧濃縮したのち、セ
ファデックスG−10(ファルマシア社製、2.5X4
2cm)カラムにかけ、0 、5wt%酢酸水溶液で展
開し、フラクション41111ずつ分取した。21〜2
7番目のフラクションに単一性のピークを認め、この部
分を集め凍結乾燥し、ヘキサペプチドH−Ala−As
p−Ser−Asp−Gly−Lys−OH28,2m
g (収率4o%)を得た。
[a]官: −35,0”  (c=0.16、H2O
)薄層クロマトグラフィーのRf値:0.50高速液体
クロマトグラフィー:第工図 元素分析値: (C22H37N7012・2 CH3COOH−7H
20として)(%) H 理論値:  37.63  7.17 実測値:  37.08  6.20 酸分解後のアミノ酸分析値: アスパラギン酸  2.2 セリン     0,8 11.81 11.88 (モル比) グリシン     0.7 アラニン     1.1 リジン      0.8 なお、薄層クロマトグラフィーは、展開溶媒をn−ブタ
ノール/ピリジン/酢酸/水(容量比で1:1 : 1
 : 1)混液としたほかは実施例1と同様に行った。
また高速液体クロマトグラフィーはウォーターズ社の高
速液体クロマトグラフィー装置M600型で、カラムと
してYMCバックA−3020DS(山村化学研究新製
、4.6x150mm)を用い、溶媒は0.05%TF
Aを含む水溶液と0,05%TFAを含むアセトニトリ
ルの95:5 (容量比)混合液、続いて70:30(
容量比)混合液を段階的に用い、流速は0.5ml/m
in 、検出波長220mmで行った。
[実験例コ 以下の薬理実験例で、式CI)で表されるペプチドがヒ
スタミン遊離抑制作用とともにIgE抗体産生抑制作用
を有するため、抗アレルギー剤として利用しうること、
また、このペプチドが血管拡張作用を有するため、心不
全、高血圧症等の疾患の治療に利用しうること、更にほ
このペプチドがマイト−ジエンで刺激したリンパ球の活
性化反応を抑制し、インターロイキン(IL)−1、T
NF等の液性因子の産生能を高める作用を有するため、
慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス等の自己免
疫疾患の治療に有用な免疫調節剤として利用しうること
を説明する。
(実験例1) [I]のペプチドのヒスタミン     用体重300
〜350gの雄性ウィスター系ラットを受動感作し、そ
の腹腔内肥満細胞を用いて試験を行った。受動感作に用
いるラット抗血清はMotaの方法[Immunolo
gy、 ?、 p、681 (1964)コおよびHa
maokaの方法 [J、 Immunology、上
13. p、958 (1974)]に準じて作製した
。すなわち、卵白アルブミン(10mg/kg)をウィ
スター系雄ラット(体重200〜250g)の両大腿部
筋肉内に5ml/kgを注射し、同時に2 XloIO
個の百日咳死菌(Killed Bordetella
Pertussis)を腹腔内に投与して免疫した。初
回感作から12日白心エーテル麻酔下に腹部大動脈から
採血し、抗血清を分離した。抗血清は一20℃で凍結保
存した。抗血清の力価は48hrラットPCA反応によ
り測定し、その力価が128〜256倍のものを実験に
供した。得られた卵白アルブミンラットIgE血清を2
倍希釈し、その1mlを腹腔内に投与して感作した。感
作48hr後にラットを出血致死させ、腹腔内にリン酸
緩衝化液(NaC1gg、 MCI 0.2g、 Na
zHPO4・12H2o 2.88g、 KH2PO4
0,2g、 EDTA−2NaO,2g及びウシ血清ア
ルブミン1gを精製水に溶かして1リツトルとした溶液
、pH7,4、以下PBS(−)と略記する)15ml
を注入し、約2分間軽く腹部をマツサージ後、開腹して
腹腔内細胞を採取した。
この細胞浮遊液を遠心分離(1,00Orpm、 10
分間)し、更にPBS (−)で再懸濁し、・アラビア
ゴム比重液(比重1.075)で重層し、遠心分離(2
,50Orpm、 10分間)した。沈殿した細胞をP
BS(−)で2回洗浄し、新たにPBS(+)[PBS
(−)のうちEDTA・2Naに代えてCaCl20.
1gを添加した溶液、PBS (十)と略記する]に浮
遊させ、lX105個/mlに調整した後、シリコンで
処理した試験管にその細胞浮遊液を0.8mlずつ分注
し、37℃で10分間ブレインキュベートした。細胞浮
遊液を入れた試験管にPBS (+ )で希釈した種々
の溶液の検体溶液を0.1ml添加し、37℃で15分
間インキュベート後、肥満細胞からヒスタミンを浮遊さ
せるために抗原である卵白アルブミン(最終濃度1mg
/ml)とフォスフアジチル−L−セリン(最終濃度1
00μg/mg)の混合溶液0.1mlを加え、さらに
15分間インキュベートしてヒスタミンを遊離させた。
ただし、比較薬剤の一つのDSCGは抗原添加30秒前
に加え、抗原添加後更に15分間インキュベートした。
氷冷したPBS(+)1mlを加え反応を停止させ、2
 、500rpmで10分間遠心分離した。上清2ml
をとり、4wt%過塩素酸溶液1mlを加え、遊離ヒス
タミン量を定量する試料とした。
全ヒスタミン量を定量する試料は無処置の肥満細胞浮遊
液(IX105個/ml) 0.8mlを10分間沸騰
水中に置き、次いで4wt%過塩素酸を添加して、試料
とした。
各試料のヒスタミン量は蛍光法により測定し、次式によ
り、ヒスタミン遊離率(%)を算出した。
ヒスタミン遊離率(%)= (遊離ヒスタミン量/全ヒスタミン量) X100式[
IEで表わされるペプチドと比較薬剤のヒスタミン遊離
率(%)を第2図に示した。第2図から明らかなように
、式[IEで表わされるペプチドは10−’M以上の濃
度で明らかにヒスタミン遊離抑制作用を示し、その作用
は比較薬剤のH−Asp−Set−Asp−Pro−A
rg−OHより強< 、DSCGと同程度又はそれ以上
の強さであった。
[I のペプチドのIE   産生 免疫動物は、1群5匹のBALB/c雄マウス(6週令
)とし、抗原のジニトロフェニルアスカリス(DNP−
Ascaris) 10 p gを免疫増強剤の水酸化
アルミニウムゲル4mgに吸着させて、下記に示す2通
りの実験を行った。
一方の実験では式[IEのペプチド1mgを腹腔内に投
与し、30分間後にDNP−Ascarisと水酸化ア
ルミニウムゲルを腹腔内に投与し、その後14日目に採
血して血清を得た。
他方の実験ではDNP−Ascarisと水酸化アルミ
ニウムゲルを腹腔内に投与し、7日目、14日目及び2
1日目の計3回、式[IEのペプチド1mgを腹腔内に
投与し、28日目に採血して血清を得た。
両実験で得られた血清はラットの48時間PCA反応を
行い、抗体価を測定した。
すなわち、Wistar系雄ラット(200〜250g
)の背部の皮肉に血清を感作し、48時間後に0.5w
t%エバンスブルーを含むDNP−Ascaris溶液
を尾静脈内に注射し、現われる色素斑を30分後に測定
してIgE抗体価を求めた。なお、PCA反応で得られ
た抗体価がIgE抗体であることを確認するために、血
清をあらかじめ56℃で3時間加熱処置したもので感作
し、同様に操作して、PCA反応によって抗体価を測定
した。
式[IEのペプチドを1mg/kg投与したときのIg
E抗体産生量をPCA反応で求めた抗体価で表わしたも
のが第3図及び第4図である。第3図及び第4図から明
らかなように、式[IEのペプチドはIgE抗体産生を
強く抑制した。なお、加熱処理血清の抗体価は一方の実
験(第3図の斜線部分)ではほとんどOであったが、他
方の実験(第4図の斜線部分)では、わずかではあるが
抗体価を示した。
(実験例3) ■ ペプチドの血 体重2.5〜3Kgの雄の家兎の胸部大動脈を摘出し、
幅4mm、長さ25〜30mmの大動脈ラセン条片標本
を作成した。Tyrode液10m1中、37±1℃で
95容量%酸素及び5容量%炭酸ガスの混合ガスを通気
しながら大動脈ラセン条標本を2g重の負荷をかけて懸
垂し、lh保って安定させた。次いで塩化カリウムを最
終濃度が104mMとなるように、又はノルエピネフリ
ンを最終濃度が10−6Mとなるよう加えて血管収縮を
惹起させ、それぞれに式CI)のペプチドH−Ala−
Asp−Ser−Asp−Gly−Lys−OHを累積
投与して、血管の弛緩反応を観察した。なお、比較薬剤
としてはニトロプルシド(ナトリウム塩)及びベラパミ
ルを用いた。
第1表及び第2表は、それぞれ塩化カリウムで収縮させ
た血管及びノルエピネフリンで収縮させた血管を用いた
ときの、式CI)のペプチド及び比較薬剤の血管拡張作
用を弛緩率で表した結果である。
第1表及び第2表の結果から、式〔I〕のペプチドはカ
リウムで引き起こした血管収縮に対してほとんど弛緩作
用を示さないが、ノルエピネフリンで引き起こした血管
収縮に対しては用量依存的に弛緩作用を示し、その作用
はベラパミルよりもニトロプルシドに類似していること
がわかった。
第1表 カリウムで惹起した血管収縮に対する式(1)
のペプチド及び比較薬剤の作用式〔■〕の ペプチド % % % 2.6 % 9.8 22.7 ベラパミル 7.1 68.3 97.1 100 00 第2表 ノルエピネフリンで惹起した血管収縮に対する
式CI)のペプチド及び比較薬剤の作用 ニトロプル シド    16.1 59.4 86.0 93.8
 98.8(実験例4) ■ のペプチドの 環  へ ぼ 式CI)で表されるペプチドの循環器系へ及ぼす影響を
調べるため、本ペプチドをラットの静脈内に投与して血
圧、心拍数及び心電図を観察した。
体重300〜350gのウィスタ系雄ラットをウレタン
(1,5g/Kg静注)で麻酔したのち、左側大腿動脈
に挿入したカニユーレからトランスジューサを介して動
脈圧を測定し、また心拍数は心電図(第■誘導)のR波
をトリガーとして心拍数歪計により測定した。
なお、本ペプチドはラットの体重IKg当り30mgを
生理食塩水に溶かし大腿静脈から投与した。第5図は本
ペプチドを投与したのちのラットの血圧(平均血圧)及
び心拍数を示したグラフである。
投与直後から血圧の降下が起こり、1分後で血圧は最小
値(投与前の平均血圧に比べ20%減少)を示した。し
かし投与3分後には投与前の血圧をほぼ回復した。いっ
ぽう、心拍数は投与直後に10%減少し、その後ゆるや
かに回復する傾向を示した。また心電図では、投与直後
にQT間に軽度の延長が認められたものの、QR3の幅
は変化がなかった。
(実験例5) ヘパリン存在下採血した健常人から、フィコール−ハイ
パキュー (Ficoll−Hypaque)比重遠心
法にて単核細胞を採取し、ウシ胎児血清(FBSと略す
、大日本製薬製)を10容量%添加したRPMl−16
40培養液(ギブコ社製)にこれを浮遊した。細胞数の
濃度をlX106個/mlに調整し、これを96穴マイ
クロプレート(ファルコン社製)の各ウェルに100μ
lずっ分注した。
次いでP HA (Phytohemagglutin
in) 18g / m l 。
Con−A(Concanavalin A) 108
g / m 1もしくはP WM(Pokeweed 
mitogen) 15 tt g / m Iの各レ
クチン(いずれも第−化学薬品製)、及び所定濃度のペ
プチド(I)を添加し、10%FBS添加RPMI−1
640培地を加えて最終液量をZo。
μlとしたのち、5容量%CO2インキュベータ内、3
7℃で72時間培養した。培養終了24時間前に3H−
チミジン0.5μCiを加え、セル−ハーベスタ−(B
io−Lab社製)にて細胞を回収し、液体シンチレー
ションカウンターで3H−チミジン取込量を測定した。
第3表はその測定結果を示し、表中の数字は平均カウン
ト数(cpm)士標準誤差を示す。
第3表の結果から、式CI)のペプチドは、マイトーゲ
ンを添加しない場合、リンパ球の3H−チミジン取込量
にあまり影響を及ぼさないが、各レクチン、特にCon
−Aで刺激したリンパ球の3H−チミジン取込量を強く
抑制することがわかる。
第3表 各種レクチンで刺激したりンバ球の3H−チミ
ジン取込量 以下余白 第3表(つづき) (実験例6) 液 因 産生 に ぼ   I のペプチドの上玉 ヘパリン存在下採血した健常人から、フィコール−ハイ
パキュー比重遠心法で分離した単核細胞を、FBSIO
容量%を添加したRPMI−1640培養液に浮遊した
。これを培養チューブ(ファルコン2054チューブ)
にI X 106個/mlずつ分注し、式CI)で表さ
れるペプチドを添加して、インキュベータにて一週間培
養を行った。
培養終了後、遠心して(1,50Orpm、10分間)
、上滑を採取し、培養上清中の液性因子を測定した。イ
ンターロイキン1 (IL−1)及び腫瘍壊死因子(T
NF)はそれぞれアマジャム社及びメドジニックス社の
ラジオイムノアッセイキットで測定した。インターロイ
キン6 (IL−6)は抗IL−6抗体(ジエンザイム
社製)を用いた酵素免疫測定法(ELISA)で行った
。測定結果を第4表に示した。なお数値は平均値上標準
誤差を表す。
第4表 リンパ球の液性因子産生能 第4表の結果から、式CI)のペプチドはIL−1及び
TNFの産生を促進することがわかる。
[発明の効果] 本発明により、抗アレルギー剤として優れた性質をもつ
ほかに血管拡張剤及び免疫調節剤としても有用な新規ペ
プチドを提供することができた。
また、式[Ir)及び式[111)で表されるペプチド
誘導体は、式〔I〕で表されるペプチドを製造する際の
中間体として重要で、この化合物を経由することにより
、式〔I〕で表されるペプチドを容易に製造することが
できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のH−Ala−Asp−Ser−Asp
−Gly−Lys−OHの高速液体クロマトグラムを示
す。縦軸は220nmの紫外線吸収の強度、横軸は溶出
時間(分)である。 第2図は、本発明のH−Ala−Asp−Ser−As
p−Gly−Lys−OH及び比較薬剤(H−Asp−
Ser−Asp−Pro−Arg−OH及びDSCG)
のヒスタミン遊離率(%)を示したグラフである。縦軸
はヒスタミン遊離率(%)、横軸は化合物及び濃度(M
)である。 第3図は、本発明のH−Ala−Asp−Ser−As
p−Gly−Lys−OHの前投与によって産生された
IgE抗体価を示したグラフで、斜線の部分は加熱処理
した血清の抗体価である。 第4図は、IgE抗体産生の持続期に本発明のH−Al
a−Asp−Ser−Asp−Gly−Lys−OHを
投与した場合に産生されたIgE抗体価を示したグラフ
で、斜線の部分は加熱処理した血清の抗体価である。第
3図及び第4図はそれぞれ縦軸に抗体価、横軸に化合物
及びその投与ft(mg/kg)を示している。 第5図はH−Ala−Asp−Ser−Asp−Gly
−Lys−OHの循環器系(血圧及び心拍数)へ及ぼす
影響を示すグラフである。 O 第 図 0 0 時 間 (分) 第 図 第 図 0 第 図 第 図 式〔 〕のペプチド投与後の時間(分)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の式〔 I 〕 H−Ala−Asp−Ser−Asp−Gly−Lys
    −OH〔 I 〕(ただし、AlaはL−アラニン残基、
    SerはL−セリン残基、AspはL−アスパラギン酸
    残基、Glyはグリシン残基、LysはL−リジン残基
    を示す)で表されるヘキサペプチド又はその薬学的に許
    容される塩。 2、次の式〔II〕 Z−Ala−Asp(OBzl)−Ser−Asp(O
    Bzl)−Gly−Lys(Z)−OBzl〔II〕 (ただし、AlaはL−アラニン残基、SerはL−セ
    リン残基、AspはL−アスパラギン酸残基、Glyは
    グリシン残基、LysはL−リジン残基、Zはベンジル
    オキシカルボニル基、Bzlはベンジル基を示す)で表
    されるL−アラニン−L−アスパラギン酸−L−セリン
    −L−アスパラギン酸−グリシン−L−リジン誘導体。 3、次の式〔III〕 Boc−Asp(OBzl)Ser−Asp(OBzl
    )−Gly−Lys(Z)−OBzl〔III〕 (ただし、SerはL−セリン、AspはL−アスパラ
    ギン酸残基、Glyはグリシン残基、LysはL−リジ
    ン残基、Bocはt−ブチルオキシカルボニル基、Bz
    lはベンジル基、Zはベンジルオキシカルボニル基を示
    す)で表されるL−アスパラギン酸−L−セリン−L−
    アスパラギン酸−グリシン−L−リジン誘導体。 4、Boc−Gly−OH(ただし、Glyはグリシン
    残基、Bocはt−ブチルオキシカルボニル基を示す)
    で表されるグリシン誘導体とH−Lys(Z)−OBz
    l(ただし、LysはL−リジン残基、Zはベンジルオ
    キシカルボニル基、Bzlはベンジル基を示す)で表さ
    れるL−リジン誘導体を、脱水縮合させてBoc−Gl
    y−Lys(Z)−OBzlとし、酸でBoc基を外し
    、これにBoc−Asp(OBzl)−OHで表される
    L−アスパラギン酸誘導体を加え、脱水縮合させてBo
    c−Asp(OBzl)−Gly−Lys(Z)−OB
    zlとし、酸でBoc基を外し、これにBoc−Ser
    −OHで表されるL−セリン誘導体を加え、脱水縮合さ
    せてBoc−Ser−Asp(OBzl)−Gly−L
    ys(Z)−OBzlとし、酸でBoc基を外し、Bo
    c−Asp(OBzl)−OHで表されるL−アスパラ
    ギン酸誘導体を加え、脱水縮合させてBoc−Asp(
    OBzl)−Ser−Asp(OBzl)−Gly−L
    ys(Z)−OBzlとし、酸でBoc基を外し、Z−
    Ala−OHで表されるL−アラニン誘導体を加え、脱
    水縮合させたのち、接触還元することを特徴とする請求
    項1記載のH−Ala−Asp−Ser−Asp−Gl
    y−Lys−OHの製造法。 5、Boc−Gly−OH(ただし、Glyはグリシン
    残基、Bocはt−ブチルオキシカルボニル基を示す)
    で表されるグリシン誘導体とH−Lys(Z)−OBz
    l(ただし、LysはL−リジン残基、Zはベンジルオ
    キシカルボニル基、Bzlはベンジル基を示す)で表さ
    れるL−リジン誘導体を、脱水縮合させてBoc−Gl
    y−Lys(Z)−OBzlとし、次いで酸でBoc基
    を外し、これにBoc−Asp(OBzl)−OHで表
    されるL−アスパラギン酸誘導体を加え、脱水縮合させ
    てBoc−Asp(OBzl)−Gly−Lys(Z)
    −OBzlとし、酸でBoc基を外し、これにBoc−
    Ser−OHで表されるL−セリン誘導体を加え、脱水
    縮合させてBoc−Ser−Asp(OBzl)−Gl
    y−Lys(Z)−OBzlとし、酸でBoc基を外し
    、Boc−Asp(OBzl)−OHで表されるL−セ
    リン誘導体を加え、脱水縮合させ、酸でBoc基を外し
    、Z−Ala−OHで表されるL−アラニン誘導体を加
    え、脱水縮合させることを特徴とする請求項2記載のZ
    −Ala−Asp(OBzl)−Ser−Asp(OB
    zl)−Gly−Lys(Z)−OBzlの製造法。 6、Boc−Gly−OH(ただし、Glyはグリシン
    残基、Bocはt−ブチルオキシカルボニル基を示す)
    で表されるグリシン誘導体とH−Lys(Z)−OBz
    l(ただし、LysはL−リジン残基、Zはベンジルオ
    キシカルボニル基、Bzlはベンジル基を示す)で表さ
    れるL−リジン誘導体を、脱水縮合させてBoc−Gl
    y−Lys(Z)−OBzlとし、酸でBoc基を外し
    、これにBoc−Asp(OBzl)−OHで表される
    L−アスパラギン酸誘導体を加え、脱水縮合させてBo
    c−Asp(OBzl)−Gly−Lys(Z)−OB
    zlとし、酸でBoc基を外し、Boc−Ser−OH
    で表されるL−セリン誘導体を加え、脱水縮合させてB
    oc−Ser−Asp(OBzl)−Gly−Lys(
    Z)−OBzlとし、酸でBoc基を外し、Boc−A
    sp(OBzl)−OHで表されるL−アスパラギン酸
    誘導体を加え、脱水縮合させることを特徴とする請求項
    3記載のBoc−Asp(OBzl)−Ser−Asp
    (OBzl)−Gly−Lys(Z)−OBzlの製造
    法。 7、請求項1記載のヘキサペプチド又はその薬学的に許
    容される塩を有効成分として含有する抗アレルギー剤。 8、請求項1記載のヘキサペプチド又はその薬学的に許
    容される塩を有効成分として含有する血管拡張剤。 9、請求項1記載のヘキサペプチド又はその薬学的に許
    容される塩を有効成分として含有する免疫調節剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1995002412A1 (en) * 1993-07-16 1995-01-26 Meiji Milk Products Co., Ltd. Antiallergic agent

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