JPH032922B2 - - Google Patents
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- JPH032922B2 JPH032922B2 JP21669982A JP21669982A JPH032922B2 JP H032922 B2 JPH032922 B2 JP H032922B2 JP 21669982 A JP21669982 A JP 21669982A JP 21669982 A JP21669982 A JP 21669982A JP H032922 B2 JPH032922 B2 JP H032922B2
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- exhaust gas
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21B—MANUFACTURE OF IRON OR STEEL
- C21B13/00—Making spongy iron or liquid steel, by direct processes
- C21B13/0006—Making spongy iron or liquid steel, by direct processes obtaining iron or steel in a molten state
- C21B13/0013—Making spongy iron or liquid steel, by direct processes obtaining iron or steel in a molten state introduction of iron oxide into a bath of molten iron containing a carbon reductant
- C21B13/002—Reduction of iron ores by passing through a heated column of carbon
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacture Of Iron (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、たて(竪)型溶融還元炉いわゆる
たて型炉の操業方法に関し、とくに該たて型炉内
部に充てんする塊状固体還元剤としての炭材の調
合に工夫を加えて該たて型炉から発生する還元性
の排ガス組成を適切に調整することにより、流動
層予備還元炉での粉粒状鉱石の予備還元におい
て、クロム鉱石の如き難還元性のものであつても
たて型炉からの排ガスのみの使用でもつて的確な
予備還元率の達成を、実現しようとするものであ
る。
たて型炉の操業方法に関し、とくに該たて型炉内
部に充てんする塊状固体還元剤としての炭材の調
合に工夫を加えて該たて型炉から発生する還元性
の排ガス組成を適切に調整することにより、流動
層予備還元炉での粉粒状鉱石の予備還元におい
て、クロム鉱石の如き難還元性のものであつても
たて型炉からの排ガスのみの使用でもつて的確な
予備還元率の達成を、実現しようとするものであ
る。
近年、鉄鉱石をはじめ主として各種の金属酸化
物よりなる原料鉱石は、塊状鉱石よりはむしろ、
粉、粒状鉱石の方が多くなりつつあり、今後もま
すますその比率は増加する傾向にあるとみられ
る。従来、粉、粒状鉱石による製錬方法として
は、流動層を用いて粉、粒状鉱石を予備還元した
のち、この予備還元鉱を電炉、転炉、その他の溶
解炉で溶融還元する方式が一般的である。
物よりなる原料鉱石は、塊状鉱石よりはむしろ、
粉、粒状鉱石の方が多くなりつつあり、今後もま
すますその比率は増加する傾向にあるとみられ
る。従来、粉、粒状鉱石による製錬方法として
は、流動層を用いて粉、粒状鉱石を予備還元した
のち、この予備還元鉱を電炉、転炉、その他の溶
解炉で溶融還元する方式が一般的である。
この場合、予備還元鉱にバインダーの添加で塊
成化をし、その塊成物を溶解炉で溶融還元する方
式が多い。しかしこのような方式によれば、塊成
化のための資材、処理費および処理エネルギーな
どを必要とするだけでなく、塊成化をしたのち焼
成を必要とする場合には、その際に焼成炉から排
出されるガス中のNOx,SOxおよびダストなどを
処理するための費用が多大となるところにも難点
を伴う。
成化をし、その塊成物を溶解炉で溶融還元する方
式が多い。しかしこのような方式によれば、塊成
化のための資材、処理費および処理エネルギーな
どを必要とするだけでなく、塊成化をしたのち焼
成を必要とする場合には、その際に焼成炉から排
出されるガス中のNOx,SOxおよびダストなどを
処理するための費用が多大となるところにも難点
を伴う。
また上記の方式の他に、アーク炉やプラズマま
たは純酸素を利用する炉を用いて、予備還元鉱
を、塊成ないしは焼成を経ずに溶融還元する方式
も企てられてはいるが、アーク炉を用いる方式に
よれば電力消費が莫大であるばかりでなく立地条
件にも制約があり、またプラズマを利用する炉を
用いる方式も電力消費が甚しく、現在のところ工
業的規模でも適用が困難であり、さらに純酸素を
利用する炉を用いる方式によれば、高温雰囲気を
得ることは容易であつても還元雰囲気の維持が難
しくまた酸素使用量が嵩むなど、何れも技術的に
解決を要する問題をはらんでいる。
たは純酸素を利用する炉を用いて、予備還元鉱
を、塊成ないしは焼成を経ずに溶融還元する方式
も企てられてはいるが、アーク炉を用いる方式に
よれば電力消費が莫大であるばかりでなく立地条
件にも制約があり、またプラズマを利用する炉を
用いる方式も電力消費が甚しく、現在のところ工
業的規模でも適用が困難であり、さらに純酸素を
利用する炉を用いる方式によれば、高温雰囲気を
得ることは容易であつても還元雰囲気の維持が難
しくまた酸素使用量が嵩むなど、何れも技術的に
解決を要する問題をはらんでいる。
ところで本発明らは先に、特願昭56−63294号
明細書において、炭素質固体還元剤主にコークス
の充てん層をたて型溶炉内部で不断に形成する一
方、このたて型炉の下部胴壁に上下2段にわたり
配設したそれぞれ複数の羽口群を通して、該たて
型炉から排出される還元性の排ガスを用いて粉、
粒状鉱石を予備還元した部分還元鉱を、必要なら
ばさらにフラツクスを加え、羽口へ送風する800
〜1300℃の高温の空気または酸素富化空気による
気流搬送でたて型炉内に吹込んで、上記部分還元
鉱を溶融還元する粉、粒状鉱石のたて型炉溶融還
元方法を提案した。
明細書において、炭素質固体還元剤主にコークス
の充てん層をたて型溶炉内部で不断に形成する一
方、このたて型炉の下部胴壁に上下2段にわたり
配設したそれぞれ複数の羽口群を通して、該たて
型炉から排出される還元性の排ガスを用いて粉、
粒状鉱石を予備還元した部分還元鉱を、必要なら
ばさらにフラツクスを加え、羽口へ送風する800
〜1300℃の高温の空気または酸素富化空気による
気流搬送でたて型炉内に吹込んで、上記部分還元
鉱を溶融還元する粉、粒状鉱石のたて型炉溶融還
元方法を提案した。
かようなたて型炉を用いる溶融還元法の開発に
より、粉、粒状鉱石の精錬が極めて効果的に行え
るようになつた。
より、粉、粒状鉱石の精錬が極めて効果的に行え
るようになつた。
しかしながら上記の溶融還元法においては、固
体還元剤として一般にはコークスが用いられるの
で排ガス中の還元性成分が主にCOであるため、
クロム鉱石の如き難還元性のものについては、排
ガスのみの使用では満足のいく程度に予備還元が
できないこともあつて、円滑な操業の実施は難し
かつたのである。
体還元剤として一般にはコークスが用いられるの
で排ガス中の還元性成分が主にCOであるため、
クロム鉱石の如き難還元性のものについては、排
ガスのみの使用では満足のいく程度に予備還元が
できないこともあつて、円滑な操業の実施は難し
かつたのである。
従つてクロム鉱石を予備還元する場合は、還元
剤としてメタンを主成分とする炭化水素ガス(以
下単にCH4と略記する)がCOガスに比べてより
有効であることから、CH4源としてコークス炉ガ
スなどを用い、こられのガスをたて型炉排ガスと
共に流動層に導入して予備還元を行い、得られた
部分還元鉱を酸化性ガスに帯同させてたて型炉内
に吹込むことにより、溶融還元を行なつたのであ
る。
剤としてメタンを主成分とする炭化水素ガス(以
下単にCH4と略記する)がCOガスに比べてより
有効であることから、CH4源としてコークス炉ガ
スなどを用い、こられのガスをたて型炉排ガスと
共に流動層に導入して予備還元を行い、得られた
部分還元鉱を酸化性ガスに帯同させてたて型炉内
に吹込むことにより、溶融還元を行なつたのであ
る。
したがつて、上記したように、クロム鉱石の如
き難還元性の鉱石を予備還元する場合には、CH4
源としてのコークス炉ガスを多量に要し、またそ
の予熱も必要とするのでコストが嵩むほか、コー
クス炉ガスの供給設備が必要となるため設備的な
負担も加わる。
き難還元性の鉱石を予備還元する場合には、CH4
源としてのコークス炉ガスを多量に要し、またそ
の予熱も必要とするのでコストが嵩むほか、コー
クス炉ガスの供給設備が必要となるため設備的な
負担も加わる。
この点、難還元性の鉱石についても、排ガスの
みの利用でもつて適切な予備還元が実現できれば
極めて有利なわけである。
みの利用でもつて適切な予備還元が実現できれば
極めて有利なわけである。
この発明は上記の要請に有利に応えるもので、
コークス炉ガスなどを別途に必要とすることな
く、溶融還元によつてたて型炉で発生する排ガス
のみの使用でもつてクロム鉱石の如き難還元性の
粉粒状鉱石に対しても効果的な予備還元さらには
溶融還元を可能ならしめる、たて型溶融還元炉の
操業方法を提案することを目的とする。
コークス炉ガスなどを別途に必要とすることな
く、溶融還元によつてたて型炉で発生する排ガス
のみの使用でもつてクロム鉱石の如き難還元性の
粉粒状鉱石に対しても効果的な予備還元さらには
溶融還元を可能ならしめる、たて型溶融還元炉の
操業方法を提案することを目的とする。
さて、たて型炉を用いた粉、粒状鉱石の溶融還
元法の実際操業において、該炉内に充てんする塊
状固体還元剤として通常使用されるコークスの他
に石炭を添加配合した場合、排ガス中にCH4が含
まれることが判明した。
元法の実際操業において、該炉内に充てんする塊
状固体還元剤として通常使用されるコークスの他
に石炭を添加配合した場合、排ガス中にCH4が含
まれることが判明した。
発明者らは、この排ガス中に含まれるCH4に注
目し、かようなCH4の有効利用に関し数多くの実
験と検討を重ねた結果、 (イ) CH4は、たて型炉に装入した石炭が該たて型
炉の上部で乾留されることにより発生するこ
と、 (ロ) またCH4の発生量は、石炭の配合比が高くな
るにつれて増大すること、 (ハ) さらに全塊状固体還元剤中に占める石炭の割
合が所定範囲内であれば、たて型炉での溶融還
元に何ら支障をきたさないこと。
目し、かようなCH4の有効利用に関し数多くの実
験と検討を重ねた結果、 (イ) CH4は、たて型炉に装入した石炭が該たて型
炉の上部で乾留されることにより発生するこ
と、 (ロ) またCH4の発生量は、石炭の配合比が高くな
るにつれて増大すること、 (ハ) さらに全塊状固体還元剤中に占める石炭の割
合が所定範囲内であれば、たて型炉での溶融還
元に何ら支障をきたさないこと。
(ニ) 従つて全塊状固体還元剤中に占める石炭の割
合を適宜に変更して排ガス組成(CH4を主成分
とする炭化水素量)を調整することにより、た
て型炉からの排ガスのみの使用でもつて、クロ
ム鉱石の如き難還元性の鉱石であつても、容易
にしかも所期した還元率に的確に予備還元でき
ること、 の知見を得たのである。
合を適宜に変更して排ガス組成(CH4を主成分
とする炭化水素量)を調整することにより、た
て型炉からの排ガスのみの使用でもつて、クロ
ム鉱石の如き難還元性の鉱石であつても、容易
にしかも所期した還元率に的確に予備還元でき
ること、 の知見を得たのである。
この発明は、上記の知見に基くものである。
すなわちこの発明は、塊状固体還元剤の充てん
層をたて型炉内部で不断に形成する一方、このた
て型炉の下部胴壁に設けた羽口群を通して予熱下
の酸化性ガスの吹込みを行い、該炉から排出され
る還元性の排ガスを用いて粉粒状鉱石を予備還元
した部分還元鉱を該酸化性ガス気流に帯同させて
たて型炉に吹込むことにより、粉粒状鉱石のたて
型炉溶融還元を行うに当り、該塊状固体還元剤中
にCH4発生源として塊状石炭を配合するものと
し、この塊状石炭の配合量を、所期した予備還元
率の部分還元鉱をを得るガス組成となる流動化予
備還元ガスに応じたたて型炉排ガスを発生させる
べく調整することをもつて、上記課題の解決手段
とするものである。
層をたて型炉内部で不断に形成する一方、このた
て型炉の下部胴壁に設けた羽口群を通して予熱下
の酸化性ガスの吹込みを行い、該炉から排出され
る還元性の排ガスを用いて粉粒状鉱石を予備還元
した部分還元鉱を該酸化性ガス気流に帯同させて
たて型炉に吹込むことにより、粉粒状鉱石のたて
型炉溶融還元を行うに当り、該塊状固体還元剤中
にCH4発生源として塊状石炭を配合するものと
し、この塊状石炭の配合量を、所期した予備還元
率の部分還元鉱をを得るガス組成となる流動化予
備還元ガスに応じたたて型炉排ガスを発生させる
べく調整することをもつて、上記課題の解決手段
とするものである。
以下この発明を具体的に説明する。
第1図に、この発明の実施に用いて好適なたて
型溶融還元炉を流動層予備還元炉と共に示し、番
号1は粉粒状鉱石の供給装置、2は流動層予備還
元炉、そして3がたて型溶融還元炉であり、4は
塊状石炭ホツパー、5は他の塊状固体還元剤たと
えばコークスのホツパー、6は上記ホツパー4,
5からの石炭およびコークスを混合し、たて型炉
の内部に不断に充てん層を形成するための供給装
置、また7,7′はたて型炉3の胴周下部で上下
2段にそれぞれ複数配置した羽口群であり、8は
排ガスの排気口である。
型溶融還元炉を流動層予備還元炉と共に示し、番
号1は粉粒状鉱石の供給装置、2は流動層予備還
元炉、そして3がたて型溶融還元炉であり、4は
塊状石炭ホツパー、5は他の塊状固体還元剤たと
えばコークスのホツパー、6は上記ホツパー4,
5からの石炭およびコークスを混合し、たて型炉
の内部に不断に充てん層を形成するための供給装
置、また7,7′はたて型炉3の胴周下部で上下
2段にそれぞれ複数配置した羽口群であり、8は
排ガスの排気口である。
実際の操業に当つては、羽口群7,7′を通し
て酸化性ガスたとえば空気や酸素富化空気を予熱
して吹込むことにより、たて型炉3内の充てん層
を燃焼させ、かくしてたて型炉3内で発生する還
元性の高温排ガスを、排気口8から分岐管8′を
経て予備還元炉2の底部に導いて該炉2に装入さ
れた難難還元性粉粒状鉱石を予備還元し、この予
備還元された部分還元鉱を排鉱口9より破線で示
す給鉱管9′を通して羽口7,7′に導いて予熱空
気と共にたて型炉3内に吹き込み装入することに
より、該炉内で溶融還元するのである。なお図中
10はガス加熱炉、11は昇圧機、そして12は
出湯口である。
て酸化性ガスたとえば空気や酸素富化空気を予熱
して吹込むことにより、たて型炉3内の充てん層
を燃焼させ、かくしてたて型炉3内で発生する還
元性の高温排ガスを、排気口8から分岐管8′を
経て予備還元炉2の底部に導いて該炉2に装入さ
れた難難還元性粉粒状鉱石を予備還元し、この予
備還元された部分還元鉱を排鉱口9より破線で示
す給鉱管9′を通して羽口7,7′に導いて予熱空
気と共にたて型炉3内に吹き込み装入することに
より、該炉内で溶融還元するのである。なお図中
10はガス加熱炉、11は昇圧機、そして12は
出湯口である。
さてかような溶融還元において、予備還元率
は、種々の操業条件を勘案して最適の操業を実施
すべく決定されるが、この予備還元率は、予備還
元炉に導入するたて型炉排ガス中のCH4量によつ
て変化する。たとえば粉状クロム鉱石について
は、第2図に一例として該鉱石の予備還元率に及
ぼす排ガス中のCH4量の影響を示したとおり、粉
状クロム鉱石の予備還元率は排ガス中CH4量に比
例してほぼ直線的に増減する。従つて流動層で還
元すべき予備還元率が設定されたならば、この予
備還元率を達成するのに好適なCH4量を含む排ガ
スを発生させるべく、塊状固体還元剤中に占める
石炭の配合量を調整することにより、所定還元率
の予備還元が容易に達成でき、かくして円滑な溶
融還元が実現されるわけである。
は、種々の操業条件を勘案して最適の操業を実施
すべく決定されるが、この予備還元率は、予備還
元炉に導入するたて型炉排ガス中のCH4量によつ
て変化する。たとえば粉状クロム鉱石について
は、第2図に一例として該鉱石の予備還元率に及
ぼす排ガス中のCH4量の影響を示したとおり、粉
状クロム鉱石の予備還元率は排ガス中CH4量に比
例してほぼ直線的に増減する。従つて流動層で還
元すべき予備還元率が設定されたならば、この予
備還元率を達成するのに好適なCH4量を含む排ガ
スを発生させるべく、塊状固体還元剤中に占める
石炭の配合量を調整することにより、所定還元率
の予備還元が容易に達成でき、かくして円滑な溶
融還元が実現されるわけである。
ここに塊状石炭は、予備還元炉へ送るべき還元
性ガス(CH4)の発生源として配合されるもので
あるが、乾留後はコークスとなつて炉下部で燃料
および還元剤として消費される。品質面からは炉
内での粘結団塊反応を避ける意味から高価な粘結
炭よりも安価な非粘結炭の方が望ましく、その大
きさは、炉上部での乾留時における団塊化の防止
および通気性の維持の面から塊状であるのが良
い。
性ガス(CH4)の発生源として配合されるもので
あるが、乾留後はコークスとなつて炉下部で燃料
および還元剤として消費される。品質面からは炉
内での粘結団塊反応を避ける意味から高価な粘結
炭よりも安価な非粘結炭の方が望ましく、その大
きさは、炉上部での乾留時における団塊化の防止
および通気性の維持の面から塊状であるのが良
い。
また塊状石炭以外のたて型炉に装入する固体還
元剤としては、一般にコークスが好適であり、そ
の大きさはやはり塊状とするのが好ましい。
元剤としては、一般にコークスが好適であり、そ
の大きさはやはり塊状とするのが好ましい。
そしてこの塊状石炭と、コークスなどの固体還
元剤との配合割合は、前述した如く所期した予備
還元率に応じて決定されるが、難還元性鉱石の場
合その範囲は実験結果より10〜35%が好適であつ
た、85%を超えると炉内で石炭から生成したコー
クスの強度がいくぶん低いことによつて充てん層
の通気性が低下したり、また揮発分が多くなるこ
とによつて排ガスの予備還元炉導入部での浸蝕や
閉塞などのトラブルが発生するなどの悪影響が現
われる。一方10%を下まわると還元に対する満足
な効果が得られなかつた。
元剤との配合割合は、前述した如く所期した予備
還元率に応じて決定されるが、難還元性鉱石の場
合その範囲は実験結果より10〜35%が好適であつ
た、85%を超えると炉内で石炭から生成したコー
クスの強度がいくぶん低いことによつて充てん層
の通気性が低下したり、また揮発分が多くなるこ
とによつて排ガスの予備還元炉導入部での浸蝕や
閉塞などのトラブルが発生するなどの悪影響が現
われる。一方10%を下まわると還元に対する満足
な効果が得られなかつた。
次にこの発明の実施例として、フエロクロムを
製造する場合について説明する。
製造する場合について説明する。
下記の操業条件の下に、第1図に示した系統方
式に従う試験炉で実施した。
式に従う試験炉で実施した。
1 たて型炉内径 :1.2m
2 予備還元炉内径 :1.1m
3 鉱石の銘柄 :粉粒状クロム鉱石
平均粒径 :0.2mm
供給量 :190Kg/h
4 石炭の種類 :非粘結炭
粒径 :10〜30mm
供給量 :100Kg/h
5 固体還元剤の種類 :コークス
粒径 :10〜30mm
供給量 :130Kg/h
6 たて型炉への送風量:650Nm3/h
送風温度 :1250℃
(上段4本に部分還元鉱を供給)
7 目標予備還元率 :30%
8 目標排ガス中CH4量:
100Nm3/t−metal
以上の操業条件の下に操業を開始し、たて型炉
で発生した排ガスを予備還元炉に導入したとこ
ろ、難還元性の粉状クロム鉱石を所期した30%の
還元率に的確に予備還元することができ、ひいて
は円滑な溶融還元が達成された。
で発生した排ガスを予備還元炉に導入したとこ
ろ、難還元性の粉状クロム鉱石を所期した30%の
還元率に的確に予備還元することができ、ひいて
は円滑な溶融還元が達成された。
なお参考のためたて型炉排ガス成分を示すと、
次のとおりであつた。
次のとおりであつた。
CH4:1.2〜1.3%,CO:35〜37%
N2 :60〜62%,CO2:0.3〜0.4%
……
またフエロクロムの生成量は100Kg/h、その
組成はCr:56%、C:8%、Si:2%であり、
さらにスラグ排出量は170Kg/hであつた。
組成はCr:56%、C:8%、Si:2%であり、
さらにスラグ排出量は170Kg/hであつた。
以上実施例では、この発明を粉状クロム鉱石の
予備還元に適用した場合について主に説明した
が、その他けい石やニツケル鉱石の如き易還元性
の鉱石はもとよりクロム鉱石と同じく難還元性の
マンガン鉱石に対しても同様にして適用できるの
はいうまでもない。
予備還元に適用した場合について主に説明した
が、その他けい石やニツケル鉱石の如き易還元性
の鉱石はもとよりクロム鉱石と同じく難還元性の
マンガン鉱石に対しても同様にして適用できるの
はいうまでもない。
かくしてこの発明によれば、たて型炉で発生す
る排ガス中のCH4量を適切に調整することによ
り、この排ガスのみの使用でもつて溶融還元に先
立つ粉粒状鉱石の予備還元、しかも所期した予備
還元率への的確な予備還元が実現でき、ひいては
溶融還元の円滑な操業が達成できる。
る排ガス中のCH4量を適切に調整することによ
り、この排ガスのみの使用でもつて溶融還元に先
立つ粉粒状鉱石の予備還元、しかも所期した予備
還元率への的確な予備還元が実現でき、ひいては
溶融還元の円滑な操業が達成できる。
とくに難還元性鉱石については、従来不可欠と
されたコークス炉が不要になり、それに付随して
該コークス炉ガスの予熱処理も削除でき、さらに
は高温の排ガス利用によつて予備還元炉での熱消
費量も低減できるので、コスト低減に役立つ。
されたコークス炉が不要になり、それに付随して
該コークス炉ガスの予熱処理も削除でき、さらに
は高温の排ガス利用によつて予備還元炉での熱消
費量も低減できるので、コスト低減に役立つ。
なおこの発明で用いる石炭としては、炉内での
粘結団塊反応を回避する上で、高価な粘結炭より
も安価な非粘結炭の方が好ましいので、石炭の配
合によるコストの上昇はほとんどない。
粘結団塊反応を回避する上で、高価な粘結炭より
も安価な非粘結炭の方が好ましいので、石炭の配
合によるコストの上昇はほとんどない。
第1図はこの発明の実施に用いて好適なたて型
炉を予備還元炉と共に示した模式図、第2図はク
ロム鉱石についての予備還元率と予備還元炉へ導
入するたて型炉排ガス中のCH4量との関係の一例
を示したグラフである。
炉を予備還元炉と共に示した模式図、第2図はク
ロム鉱石についての予備還元率と予備還元炉へ導
入するたて型炉排ガス中のCH4量との関係の一例
を示したグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 塊状固体還元剤の充てん層をたて型炉内部で
不断に形成する一方、このたて型炉の下部胴壁に
設けた羽口群を通して予熱下の酸化性ガスの吹込
みを行い、該炉から排出される還元性の排ガスを
用いて粉粒状鉱石を予備還元した部分還元鉱を該
酸化性ガス気流に帯同させてたて型炉に吹込むこ
とにより、粉粒状鉱石の溶融還元を行うに当り、
該塊状固体還元剤中にメタンを主成分とする炭化
水素ガス発生源として塊状石炭を配合するものと
し、この塊状石炭の配合量を、所期した予備還元
率の部分還元鉱を得るガス組成となる流動化予備
還元ガスに応じたたて型炉排ガスを発生させるべ
く調整することを特徴とするたて型溶融還元炉の
操業方法。 2 全塊状固体還元剤中に占める塊状石炭の配合
率が、10〜85重量%である特許請求の範囲第1項
記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21669982A JPS59107011A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | たて型溶融還元炉の操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21669982A JPS59107011A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | たて型溶融還元炉の操業方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59107011A JPS59107011A (ja) | 1984-06-21 |
| JPH032922B2 true JPH032922B2 (ja) | 1991-01-17 |
Family
ID=16692530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21669982A Granted JPS59107011A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | たて型溶融還元炉の操業方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59107011A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH082414Y2 (ja) * | 1989-07-29 | 1996-01-29 | マツダ株式会社 | 多気筒エンジンの潤滑装置 |
| CN103966383A (zh) * | 2014-04-15 | 2014-08-06 | 山西太钢不锈钢股份有限公司 | 一种富氧竖炉的熔炼方法 |
-
1982
- 1982-12-10 JP JP21669982A patent/JPS59107011A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59107011A (ja) | 1984-06-21 |
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