JPH03293397A - 自動鍵盤楽器の鍵駆動装置 - Google Patents
自動鍵盤楽器の鍵駆動装置Info
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- JPH03293397A JPH03293397A JP9552090A JP9552090A JPH03293397A JP H03293397 A JPH03293397 A JP H03293397A JP 9552090 A JP9552090 A JP 9552090A JP 9552090 A JP9552090 A JP 9552090A JP H03293397 A JPH03293397 A JP H03293397A
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は自動鍵盤楽器の鍵駆動装置に係わり、特に、磁
力によって打鍵および離鍵の制御を行うようにした鍵駆
動装置に関するものである。
力によって打鍵および離鍵の制御を行うようにした鍵駆
動装置に関するものである。
「従来の技術」
自動鍵盤楽器(例えば自動ピアノ等)には、あらかじめ
記録した演奏情報あるいは外部から供給される演奏情報
に基づいて自動演奏を行うための鍵駆動装置が組み込ま
れている。
記録した演奏情報あるいは外部から供給される演奏情報
に基づいて自動演奏を行うための鍵駆動装置が組み込ま
れている。
第5図にそのような鍵駆動装置の一従来例を示す。図に
おける自動ピアノlは、複数の白!I3および黒鍵4で
構成される鍵盤と、各鍵3,4の動きをハンマー5に伝
達する打弦機構7と、ハンマー5によって打弦される弦
9と、弦9の振動を抑制するためのダンパー8とを有し
ている。
おける自動ピアノlは、複数の白!I3および黒鍵4で
構成される鍵盤と、各鍵3,4の動きをハンマー5に伝
達する打弦機構7と、ハンマー5によって打弦される弦
9と、弦9の振動を抑制するためのダンパー8とを有し
ている。
白鍵3または黒鍵4の下方には棚板10が設けられてお
り、その上面には筬中11と厄前12とが固着されてい
る。鍵3.4は、筬中11の上部穿設けられたバランス
ビン13を中心に揺動自在に取り付けられている。また
、鍵3,4の手前側下面にはオーバルキーピン14が厄
前12から上方に向かって突出しており、このオーバル
キービン14が、鍵裏面の挿入孔に遊嵌されることによ
り、鍵3,4の横ぶれが防止されている。また、棚板1
0の上面奥方で鍵3.4の下方位置にはブツシュをのソ
レノイド15が設けられている。
り、その上面には筬中11と厄前12とが固着されてい
る。鍵3.4は、筬中11の上部穿設けられたバランス
ビン13を中心に揺動自在に取り付けられている。また
、鍵3,4の手前側下面にはオーバルキーピン14が厄
前12から上方に向かって突出しており、このオーバル
キービン14が、鍵裏面の挿入孔に遊嵌されることによ
り、鍵3,4の横ぶれが防止されている。また、棚板1
0の上面奥方で鍵3.4の下方位置にはブツシュをのソ
レノイド15が設けられている。
そのソレノイド15が作動すると、該ソレノイド15の
プランジャ15aが上方に突出して鍵3゜4のウィペン
16下部近傍を突き上げて該鍵3゜4を回動させる。こ
の動きが打弦機構7を介してハンマー5およびダンパー
8に伝達される。これにより、ダンパー8が弦9から離
れるとともに、ハンマー5が図面において反時計回りに
回動し打弦が行われる。上記動作がコントロールユニッ
ト20からの出力信号に基づき連続して行われ、これに
よって自動演奏が行われる。
プランジャ15aが上方に突出して鍵3゜4のウィペン
16下部近傍を突き上げて該鍵3゜4を回動させる。こ
の動きが打弦機構7を介してハンマー5およびダンパー
8に伝達される。これにより、ダンパー8が弦9から離
れるとともに、ハンマー5が図面において反時計回りに
回動し打弦が行われる。上記動作がコントロールユニッ
ト20からの出力信号に基づき連続して行われ、これに
よって自動演奏が行われる。
なお、符号21は、白鍵3または黒鍵4のバランスビン
13の上方に当たる箇所を押さえるための鍵押さえ部材
であり、ソレノイド15によって鍵3,4の下部が上方
へ突き上げられるとき、鍵の浮き上がりを防止するため
のものである。
13の上方に当たる箇所を押さえるための鍵押さえ部材
であり、ソレノイド15によって鍵3,4の下部が上方
へ突き上げられるとき、鍵の浮き上がりを防止するため
のものである。
「発明が解決しようとする課題」
ところで、上記した従来の自動鍵盤楽器の鍵駆動装置に
あっては以下の欠点があった。
あっては以下の欠点があった。
■ ソレノイド15が作動してプランジャ15aが摺動
するとき、プランジャ15aの先端が鍵3゜4の下面に
当接するとき、またプランジャ15aが最終摺動行程位
置に戻るときにそれぞれ騒音が発生する。
するとき、プランジャ15aの先端が鍵3゜4の下面に
当接するとき、またプランジャ15aが最終摺動行程位
置に戻るときにそれぞれ騒音が発生する。
■ 上記プランジャ15aの摺動等に伴いプランジャ1
5a自体、あるいは鍵3,4の下面がそれぞれ摩耗、損
傷するおそれがあって信頼性および耐久性が劣る。
5a自体、あるいは鍵3,4の下面がそれぞれ摩耗、損
傷するおそれがあって信頼性および耐久性が劣る。
■ ソレノイド15のプランジャ15aによって鍵3,
4のウィペン16下部近傍を突き上げることで鍵3,4
を駆動させており、ピアニストによる演奏時と力の作用
点が異なるため演奏の忠実な再生が難しい。
4のウィペン16下部近傍を突き上げることで鍵3,4
を駆動させており、ピアニストによる演奏時と力の作用
点が異なるため演奏の忠実な再生が難しい。
■ プランジャ15aの先端を鍵3,4の下面へ当接さ
せるといった、いわゆるインパクト駆動方式では、ピア
ニストの手による微妙な演奏技法を再生するのは難しい
。このため、例えば鍵のストロークの半分のみを使いス
トロークを約5mm未満として演奏する、いわゆるハー
フキーの技法の再生は不可能である。
せるといった、いわゆるインパクト駆動方式では、ピア
ニストの手による微妙な演奏技法を再生するのは難しい
。このため、例えば鍵のストロークの半分のみを使いス
トロークを約5mm未満として演奏する、いわゆるハー
フキーの技法の再生は不可能である。
■ インパクト駆動では、サーボ系等の導入によるフィ
ードバック制御が行い難く、制御精度の向上に限界があ
る。
ードバック制御が行い難く、制御精度の向上に限界があ
る。
■ プランジャ15aで突き上げる際鍵3,4の浮き上
がりを防止するため鍵押さえ部材21を必要とするが、
この鍵押さえ部材21の位置が適切でないと、鍵3,4
の揺動が所望通り行われず、発音不良を起こす恐れがあ
る。
がりを防止するため鍵押さえ部材21を必要とするが、
この鍵押さえ部材21の位置が適切でないと、鍵3,4
の揺動が所望通り行われず、発音不良を起こす恐れがあ
る。
以上に述べたような、インパクト駆動方式による従来の
装置における種々の欠点を解決するため、本出願人は先
に第6図に示すような鍵駆動装置を提供した(特願平1
−308529号)。
装置における種々の欠点を解決するため、本出願人は先
に第6図に示すような鍵駆動装置を提供した(特願平1
−308529号)。
これは、棚板10上面の鍵回動支持部(すなわちバラン
スビン13)より演奏者側の位置に、外部からの通電電
流に応じた磁界を発生するコイル30を設けるとともに
、該コイル30に固定ヨーク31を固定し、かつ、上記
鍵3,4裏面の上記固定ヨーク31と近接対向する位置
には可動ヨーク32を設けたものである。上記コイル3
0は上記の従来例で説明したものと同様のコントロール
ユニット20に電気的に接続されており、そのコントロ
ールユニット20によってコイル30に通す電流値およ
びその向きが制御されるようになっている。また、固定
ヨーク31の上部および可動ヨーク32の下部は、それ
ぞれ鍵3.4の長手方向に列をなして形成された複数の
突片311・・・、321・・・からなる鋸歯状!31
b、32bとされており、それら鋸歯状部31b、32
bが互いに遊嵌するようにされている。
スビン13)より演奏者側の位置に、外部からの通電電
流に応じた磁界を発生するコイル30を設けるとともに
、該コイル30に固定ヨーク31を固定し、かつ、上記
鍵3,4裏面の上記固定ヨーク31と近接対向する位置
には可動ヨーク32を設けたものである。上記コイル3
0は上記の従来例で説明したものと同様のコントロール
ユニット20に電気的に接続されており、そのコントロ
ールユニット20によってコイル30に通す電流値およ
びその向きが制御されるようになっている。また、固定
ヨーク31の上部および可動ヨーク32の下部は、それ
ぞれ鍵3.4の長手方向に列をなして形成された複数の
突片311・・・、321・・・からなる鋸歯状!31
b、32bとされており、それら鋸歯状部31b、32
bが互いに遊嵌するようにされている。
このように構成された鍵駆動装置では、コイル30に電
流を通すと固定ヨーク31を通じて磁界が発生し、これ
によって、固定ヨーク31と可動ヨーク32との間に磁
気的な吸引力が生じて可動ヨーク32が鍵3.4ととも
に下方に引き寄せられて打鍵がなされる。また、離鍵の
際には、鍵の上方への戻り力を制御し、鍵の戻り速度を
低下させることもできる。そして、打鍵の際の吸引力の
大きさは基本的にコイル30に通電する電流値によって
定まるので、その電流値を調節することで鍵3,4に対
する駆動力が制御されるようになっている。
流を通すと固定ヨーク31を通じて磁界が発生し、これ
によって、固定ヨーク31と可動ヨーク32との間に磁
気的な吸引力が生じて可動ヨーク32が鍵3.4ととも
に下方に引き寄せられて打鍵がなされる。また、離鍵の
際には、鍵の上方への戻り力を制御し、鍵の戻り速度を
低下させることもできる。そして、打鍵の際の吸引力の
大きさは基本的にコイル30に通電する電流値によって
定まるので、その電流値を調節することで鍵3,4に対
する駆動力が制御されるようになっている。
なお、この場合、鍵3,4に作用する吸引力の大きさは
、鍵3,4の昇降位置(つまり双方のヨーク31.32
間の距離の大小)によって多少変化することになるが、
上記の装置では、双方のヨーク31.32の先端部が互
いに遊嵌する鋸歯状部31b、32bとされていること
によって、可動ヨーク32が上下動した際にも、互いに
近接対向する鋸歯状部31b、32bのテーパ部の相互
間隔(ギャップ)の変化を最小にでき、これによって、
双方のヨーク31.32間の距離が変化することによる
吸引力の変化を最小とすることが可能となり、鍵3,4
の昇降位置に拘わらずほぼ一定の吸引力を鍵3,4に作
用させることができるものとなっている。つまり、鍵3
,4に対する推力−ストローク特性が比較的平滑になり
、その結果、弱音再生時やピアニシモ演奏時等の低速駆
動域での演奏の再現性を向上させることができるものと
なっている。
、鍵3,4の昇降位置(つまり双方のヨーク31.32
間の距離の大小)によって多少変化することになるが、
上記の装置では、双方のヨーク31.32の先端部が互
いに遊嵌する鋸歯状部31b、32bとされていること
によって、可動ヨーク32が上下動した際にも、互いに
近接対向する鋸歯状部31b、32bのテーパ部の相互
間隔(ギャップ)の変化を最小にでき、これによって、
双方のヨーク31.32間の距離が変化することによる
吸引力の変化を最小とすることが可能となり、鍵3,4
の昇降位置に拘わらずほぼ一定の吸引力を鍵3,4に作
用させることができるものとなっている。つまり、鍵3
,4に対する推力−ストローク特性が比較的平滑になり
、その結果、弱音再生時やピアニシモ演奏時等の低速駆
動域での演奏の再現性を向上させることができるものと
なっている。
以上で説明した鍵駆動装置は、ソレノイド15により鍵
3,4をインパクト駆動する従前のものの不具合を解消
できるばかりでなく、推力−ストローク特性にも優れる
という極めて有効なものであるが、次のような改良する
べき余地を残していた。
3,4をインパクト駆動する従前のものの不具合を解消
できるばかりでなく、推力−ストローク特性にも優れる
という極めて有効なものであるが、次のような改良する
べき余地を残していた。
すなわち、上記の鍵駆動装置では、打鍵に伴って可動ヨ
ーク32が鍵3,4とともにバランスビン13を中心と
して回動するので、打鍵の際には双方のヨーク31.3
2に形成されている突片31x、32aどうし間の距離
は、打鍵初期では、奥側のもの(バランスピン13に近
いもの)はど小さく、手前側(rs奏者側)のものほど
大きくなる。したがって、鍵3,4に作用する吸引力は
、打鍵初期では、奥側で大きく、手前側で小さくなると
いうばらつきが生じてしまう。また、鍵が回動する際、
支点からの距離に応じてそのストロークが変わってしま
い、支点に近いほど(奥側はど)ストロークが小さくて
推力変化が小さく、手前側はど推力変化幅が大きい。す
なわち、各点の推力と支点からの距離との積の総和であ
る回転トルクは最適ではなかった。その結果、双方のヨ
ーク31,32に突片31a、32!による鋸歯状部3
1b、32bを設けたとはいえども、その推力−ストロ
ーク特性は必ずしも満足するべき程度に平滑とはならな
いものであった。
ーク32が鍵3,4とともにバランスビン13を中心と
して回動するので、打鍵の際には双方のヨーク31.3
2に形成されている突片31x、32aどうし間の距離
は、打鍵初期では、奥側のもの(バランスピン13に近
いもの)はど小さく、手前側(rs奏者側)のものほど
大きくなる。したがって、鍵3,4に作用する吸引力は
、打鍵初期では、奥側で大きく、手前側で小さくなると
いうばらつきが生じてしまう。また、鍵が回動する際、
支点からの距離に応じてそのストロークが変わってしま
い、支点に近いほど(奥側はど)ストロークが小さくて
推力変化が小さく、手前側はど推力変化幅が大きい。す
なわち、各点の推力と支点からの距離との積の総和であ
る回転トルクは最適ではなかった。その結果、双方のヨ
ーク31,32に突片31a、32!による鋸歯状部3
1b、32bを設けたとはいえども、その推力−ストロ
ーク特性は必ずしも満足するべき程度に平滑とはならな
いものであった。
また、強く打鍵した際に、特に、打鍵の最終段階には、
手前側に位置している突片31s、32iどうしの相互
間隔が逆に小さくなってしまってそれらが接触してしま
う恐れもあり、信頼性が必ずしも十分で「まない、とい
う難があった。
手前側に位置している突片31s、32iどうしの相互
間隔が逆に小さくなってしまってそれらが接触してしま
う恐れもあり、信頼性が必ずしも十分で「まない、とい
う難があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、推力−スト
ローク特性をより平滑になし得るとともに、支点からの
距離に応じた推力配分を最適に行い、推力作用の全範囲
にわたって最大回動トルクを発生させ、作動時の信頼性
に優れる鍵駆動装置を提供することを目的とするもので
ある。
ローク特性をより平滑になし得るとともに、支点からの
距離に応じた推力配分を最適に行い、推力作用の全範囲
にわたって最大回動トルクを発生させ、作動時の信頼性
に優れる鍵駆動装置を提供することを目的とするもので
ある。
「課題を解決するI;めの手段」
上記目的を達成するため、本発明は、自動鍵盤楽器の棚
板上面に鍵回動支持部より演奏者側に位置して配設され
、外部からの通電電流に応じt;磁界を発生するコイル
と、該コイルに固定され、その上部に鍵の長手方向に列
をなす複数の突片からなる鋸歯状部が形成された固定ヨ
ークと、上記鍵裏面の上記固定ヨークと近接対向する位
置に配設され、その下部に鍵の長手方向に列をなす複数
の突片からなり上記固定ヨークの鋸歯状部に遊嵌する鋸
歯状部が形成された可動ヨークとを具備してなる自動鍵
盤楽器の鍵駆動装置であって、上記固定ヨークおよび可
動ヨークの鋸歯状部を形成している各突片の頂部の角度
が、演奏者側に近付くほど小さく形成されていることを
特徴とするものである。
板上面に鍵回動支持部より演奏者側に位置して配設され
、外部からの通電電流に応じt;磁界を発生するコイル
と、該コイルに固定され、その上部に鍵の長手方向に列
をなす複数の突片からなる鋸歯状部が形成された固定ヨ
ークと、上記鍵裏面の上記固定ヨークと近接対向する位
置に配設され、その下部に鍵の長手方向に列をなす複数
の突片からなり上記固定ヨークの鋸歯状部に遊嵌する鋸
歯状部が形成された可動ヨークとを具備してなる自動鍵
盤楽器の鍵駆動装置であって、上記固定ヨークおよび可
動ヨークの鋸歯状部を形成している各突片の頂部の角度
が、演奏者側に近付くほど小さく形成されていることを
特徴とするものである。
「作用」
本発明の鍵駆動装置では、コイルに電流を通すと固定ヨ
ークを通じて磁界が発生し、これによって、固定ヨーク
と可動ヨークとの間に磁気的な吸引力が生じて可動ヨー
クが鍵とともに下方に引き寄せられて打鍵がなされる。
ークを通じて磁界が発生し、これによって、固定ヨーク
と可動ヨークとの間に磁気的な吸引力が生じて可動ヨー
クが鍵とともに下方に引き寄せられて打鍵がなされる。
そして、双方のヨークに形成されている鋸歯状部の各突
片の頂部の角度が、回動中心に近い奥側のものほど大き
く、演奏者側のものほど小さくされていることにより、
各突片相互間に作用する吸引力の大きさが固定ヨークと
可動ヨークとの距離の離れた演奏者側側で小さく、上記
距離の小さい奥側で大きくなり、その結果、各位置にお
ける吸引力と支点までの距離の積の大きさ、すなわち回
動トルクの大きさ、が均等になって推力−ストローク特
性が改善される。
片の頂部の角度が、回動中心に近い奥側のものほど大き
く、演奏者側のものほど小さくされていることにより、
各突片相互間に作用する吸引力の大きさが固定ヨークと
可動ヨークとの距離の離れた演奏者側側で小さく、上記
距離の小さい奥側で大きくなり、その結果、各位置にお
ける吸引力と支点までの距離の積の大きさ、すなわち回
動トルクの大きさ、が均等になって推力−ストローク特
性が改善される。
「実施例」
以下、発明の一実施例を第1図ないし第4図を参照して
説明するが、この実施例の装置は第6図に示したものを
基本構成とするものであるので、両者に共通する構成要
素には同一符号を付し、その説明を省略する。
説明するが、この実施例の装置は第6図に示したものを
基本構成とするものであるので、両者に共通する構成要
素には同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施例の装置が第6図に示したものと異なる点は、
双方のヨーク31.32の鋸歯状部31b。
双方のヨーク31.32の鋸歯状部31b。
32bを形成している各突片31&・・・ 321・・
・の形状にある。
・の形状にある。
すなわち、この実施例においては、第6図に示したもの
と同様に、コイル30に固定される固定ヨーク31の上
部に、複数の三角形状の突片31直・・・からなる鋸歯
状部31bが形成されているが、それら突片31aの頂
角(頂部の角度)Iは、奥側(バランスピン13側)の
ものほど大きく、手前側(演奏者側)のものほど小さく
なるようにされ、それによって、各突片311間に形成
される谷部の角度も、奥側のものほど大きく、手前側の
ものほど小さくなるようにされている。
と同様に、コイル30に固定される固定ヨーク31の上
部に、複数の三角形状の突片31直・・・からなる鋸歯
状部31bが形成されているが、それら突片31aの頂
角(頂部の角度)Iは、奥側(バランスピン13側)の
ものほど大きく、手前側(演奏者側)のものほど小さく
なるようにされ、それによって、各突片311間に形成
される谷部の角度も、奥側のものほど大きく、手前側の
ものほど小さくなるようにされている。
また、鍵3,4の裏面には可動ヨーク32が取り付けら
れ、その可動ヨーク32の下部には上記固定ヨーク31
に形成されている各突片31aと同様に、奥側のものほ
ど頂角−が大きく、手前側のものほど頂角−が小さく形
成された複数の突片321・・・が形成され、これらの
各突片32g・・・は、固定ヨーク31の各突片31a
間の谷部に所定のクリアランスが確保されて遊嵌するよ
うになっている(同時に、固定ヨーク31の各突片31
1は可動ヨーク32の各突片32!間の谷部に遊嵌する
ことになる)。
れ、その可動ヨーク32の下部には上記固定ヨーク31
に形成されている各突片31aと同様に、奥側のものほ
ど頂角−が大きく、手前側のものほど頂角−が小さく形
成された複数の突片321・・・が形成され、これらの
各突片32g・・・は、固定ヨーク31の各突片31a
間の谷部に所定のクリアランスが確保されて遊嵌するよ
うになっている(同時に、固定ヨーク31の各突片31
1は可動ヨーク32の各突片32!間の谷部に遊嵌する
ことになる)。
なお、第6図に示した従来の装置における可動ヨーク3
2は断面コ字状とされているが、本実施例における可動
ヨーク32としては第2図に示すように波形に加工され
た板状のものが採用されている。その他の構成は第5図
に示したものと同様であるので、以下の説明は略す。
2は断面コ字状とされているが、本実施例における可動
ヨーク32としては第2図に示すように波形に加工され
た板状のものが採用されている。その他の構成は第5図
に示したものと同様であるので、以下の説明は略す。
上記構成のもとに、本実施例の装置では、従来のものに
比して推力−ストローク特性を改善できるものである。
比して推力−ストローク特性を改善できるものである。
すなわち、個々の突片31s、32iどうしの推力−ス
トローク特性は、頂角−が小さい場合には第3図に破線
で示すようにストロークによってそれほど変化しないが
、頂角−が大きい場合には同図に鎖線で示すようにスト
ロークによって大きく変化するものである。したがって
、頂角メを小さくするほど特性はフラットに近付くので
あるが、全ての突片31i、32aの頂角−を均等に小
さくした場合には、従来のものと同様に奥側のものでは
その可動範囲が小さいため推力が低く、打鍵全工程で発
生する[磁気吸引力X支点からの距離×回転角度]、す
なわちその仕事量が小さくなってしまう。
トローク特性は、頂角−が小さい場合には第3図に破線
で示すようにストロークによってそれほど変化しないが
、頂角−が大きい場合には同図に鎖線で示すようにスト
ロークによって大きく変化するものである。したがって
、頂角メを小さくするほど特性はフラットに近付くので
あるが、全ての突片31i、32aの頂角−を均等に小
さくした場合には、従来のものと同様に奥側のものでは
その可動範囲が小さいため推力が低く、打鍵全工程で発
生する[磁気吸引力X支点からの距離×回転角度]、す
なわちその仕事量が小さくなってしまう。
ところが、本実施例においては、従来のものにおいて吸
引力が小さくなってしまう手前側のものの頂角−を奥側
のものに比して相対的に小さくしたので、打鍵時に広い
可動範囲を有する手前側における[磁気吸引力X支点か
らの距離X回転角度]のみが増大し、その結果、全体と
しての特性は第3図に実線で示すように、変位が小さい
範囲において特に改善されてフラットに近付くことにな
る。
引力が小さくなってしまう手前側のものの頂角−を奥側
のものに比して相対的に小さくしたので、打鍵時に広い
可動範囲を有する手前側における[磁気吸引力X支点か
らの距離X回転角度]のみが増大し、その結果、全体と
しての特性は第3図に実線で示すように、変位が小さい
範囲において特に改善されてフラットに近付くことにな
る。
また、第4図に示すように、可動ヨーク32を押し下げ
るt;めの吸引力Fyは、各突片31*、321間に直
接的に作用する力Fの鉛直方向の分力であるので、突片
31aの一辺と鉛直線とのなす角度をθ(θ−I/2)
とすると、F y= F sinθとなり、また上記の
力Fは、各ヨーク31.32の厚みが一定の場合には、
突片31z、32iの一辺どうしの対向部分の長さ寸法
iに比例するので、吸引力FTは上記のe寸法とsin
θの積に比例する、つまり、Fy ee トsinθの
関係がある。
るt;めの吸引力Fyは、各突片31*、321間に直
接的に作用する力Fの鉛直方向の分力であるので、突片
31aの一辺と鉛直線とのなす角度をθ(θ−I/2)
とすると、F y= F sinθとなり、また上記の
力Fは、各ヨーク31.32の厚みが一定の場合には、
突片31z、32iの一辺どうしの対向部分の長さ寸法
iに比例するので、吸引力FTは上記のe寸法とsin
θの積に比例する、つまり、Fy ee トsinθの
関係がある。
そして、手前側の突片31m、32!の頂角−を小さく
したことによって、両ヨーク31.32の間隔を路間−
に設定でき、しかも、上記の1寸法は第4図(イ)に示
すように手前側で大きく、同図(ロ)に示すように奥側
で小さくなるが、sinθの値は逆に手前側で小さく、
奥側で大きくなるから、結局、頂角−を最適に設定する
ことによって、トsinθの値を手前側および奥側で任
意の値にすることができる。つまり、各位置における吸
引力FFの値をそのストロークに応じて最適効率点に設
定でき、手前側においても奥側においても最適な吸引力
F7を作用させることができることになり、これによっ
て、推力−ストローク特性が十分に改善されることにな
る。
したことによって、両ヨーク31.32の間隔を路間−
に設定でき、しかも、上記の1寸法は第4図(イ)に示
すように手前側で大きく、同図(ロ)に示すように奥側
で小さくなるが、sinθの値は逆に手前側で小さく、
奥側で大きくなるから、結局、頂角−を最適に設定する
ことによって、トsinθの値を手前側および奥側で任
意の値にすることができる。つまり、各位置における吸
引力FFの値をそのストロークに応じて最適効率点に設
定でき、手前側においても奥側においても最適な吸引力
F7を作用させることができることになり、これによっ
て、推力−ストローク特性が十分に改善されることにな
る。
さらに、既述した[吸引力×距離]、すなわち、打鍵の
際の発生トルクTは、#3,4の回動中心位置すなわち
バランスピン13の位置から各突片31s、32aまで
の距離Rと、その位置にある突片31s、32i間に作
用する吸引力pyの積の総和、すなわちT−ΣR−Fy
となるが、上記、のように、各位置における吸引力F、
をストロークに応じて任意に設定することが可能になる
ことから、各−におけるトルクTをそのストロークに応
じた最適効率に設定できる。
際の発生トルクTは、#3,4の回動中心位置すなわち
バランスピン13の位置から各突片31s、32aまで
の距離Rと、その位置にある突片31s、32i間に作
用する吸引力pyの積の総和、すなわちT−ΣR−Fy
となるが、上記、のように、各位置における吸引力F、
をストロークに応じて任意に設定することが可能になる
ことから、各−におけるトルクTをそのストロークに応
じた最適効率に設定できる。
また、この実施例の装置では、上記のように各突片31
a、32*間の吸引力FFをストロークに応じて最適値
に設定しつつ、最終押込み位置(打鍵最下点)における
突片31m、32i相互間の距離をほぼ均等にすること
が容易であり、したがって、従来のもののように手前側
に位置する突片どぅしが打鍵の際に接触してしまうよう
なことがなく、打鍵時の信頼性を向上させることが可能
である。
a、32*間の吸引力FFをストロークに応じて最適値
に設定しつつ、最終押込み位置(打鍵最下点)における
突片31m、32i相互間の距離をほぼ均等にすること
が容易であり、したがって、従来のもののように手前側
に位置する突片どぅしが打鍵の際に接触してしまうよう
なことがなく、打鍵時の信頼性を向上させることが可能
である。
「発明の効果」
以上で詳細に説明したように、本発明によれば、固定ヨ
ークと可動ヨークとの間に作用する磁力によって打鍵お
よび離鍵の制御を行うようにしたことによって、従前の
ソレノイドによるインパクト駆動方式の鍵駆動装置にお
ける種々の問題点を解決し得ることはもちろんのこと、
固定ヨークおよび可動ヨークの鋸歯状部を形成している
各突片の頂部の角度を演奏者側のものほど小さくした構
成であるから、各突片間に作用する吸引力を最適にする
ことができ、それによって推力−ストローク特性を十分
に平滑化、かつ、向上させることが可能であり、また、
そのように各突片間の吸引力を最適にしつつ双方のヨー
クの突片相互間の距離を最終押込み位置において均等に
することが容易に可能であるので、打鍵の際に突片どう
しが接触してしまうことを防止でき、信頼性を向上させ
ることができる、という優れた効果を奏する。
ークと可動ヨークとの間に作用する磁力によって打鍵お
よび離鍵の制御を行うようにしたことによって、従前の
ソレノイドによるインパクト駆動方式の鍵駆動装置にお
ける種々の問題点を解決し得ることはもちろんのこと、
固定ヨークおよび可動ヨークの鋸歯状部を形成している
各突片の頂部の角度を演奏者側のものほど小さくした構
成であるから、各突片間に作用する吸引力を最適にする
ことができ、それによって推力−ストローク特性を十分
に平滑化、かつ、向上させることが可能であり、また、
そのように各突片間の吸引力を最適にしつつ双方のヨー
クの突片相互間の距離を最終押込み位置において均等に
することが容易に可能であるので、打鍵の際に突片どう
しが接触してしまうことを防止でき、信頼性を向上させ
ることができる、という優れた効果を奏する。
第1図ないし第4図は本発明に係る鍵駆動装置の一実施
例を示すもので、第1図は側面図、第2図は固定ヨーク
および可動ヨークの形状を示す斜視図、第3図は推力−
ストローク特性を示す図、第4図(イ)は手前側の突片
間に作用する吸引力を示す説明図、同図(ロ)は奥側の
突片間に作用する吸引力を示す説明図である。 第5図はインパクト駆動方式による従来の鍵駆動装置の
一例を示す断面図、第6図は固定ヨークおよび可動ヨー
クを備えた鍵駆動装置の改良技術の一例を示すもので、
(イ)は側断面図、(ロ)は正断面図である。 1・・・・・・自動ピアノ(自動鍵盤楽器)1.4・・
・・・・鍵、10・・・・・・棚板、3・・・・・・バ
ランスピン(鍵回動支持部)、O・・・・・・コイル、
31・・・・・・固定ヨーク、11・・・・・・突片、
31b・・・・・・鋸歯状部、2・・・・・・可動ヨー
ク、32&・・・・・・突片、2b・・・・・・鋸歯状
部、〆・・・・・・頂角(頂部の角度)。
例を示すもので、第1図は側面図、第2図は固定ヨーク
および可動ヨークの形状を示す斜視図、第3図は推力−
ストローク特性を示す図、第4図(イ)は手前側の突片
間に作用する吸引力を示す説明図、同図(ロ)は奥側の
突片間に作用する吸引力を示す説明図である。 第5図はインパクト駆動方式による従来の鍵駆動装置の
一例を示す断面図、第6図は固定ヨークおよび可動ヨー
クを備えた鍵駆動装置の改良技術の一例を示すもので、
(イ)は側断面図、(ロ)は正断面図である。 1・・・・・・自動ピアノ(自動鍵盤楽器)1.4・・
・・・・鍵、10・・・・・・棚板、3・・・・・・バ
ランスピン(鍵回動支持部)、O・・・・・・コイル、
31・・・・・・固定ヨーク、11・・・・・・突片、
31b・・・・・・鋸歯状部、2・・・・・・可動ヨー
ク、32&・・・・・・突片、2b・・・・・・鋸歯状
部、〆・・・・・・頂角(頂部の角度)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 自動鍵盤楽器の棚板上面に鍵回動支持部より演奏者側に
位置して配設され、外部からの通電電流に応じた磁界を
発生するコイルと、 該コイルに固定され、その上部に鍵の長手方向に列をな
す複数の突片からなる鋸歯状部が形成された固定ヨーク
と、 上記鍵裏面の上記固定ヨークと近接対向する位置に配設
され、その下部に鍵の長手方向に列をなす複数の突片か
らなり上記固定ヨークの鋸歯状部に遊嵌する鋸歯状部が
形成された可動ヨークと、を具備してなる自動鍵盤楽器
の鍵駆動装置であって、 上記固定ヨークおよび可動ヨークの鋸歯状部を形成して
いる各突片の頂部の角度が、演奏者側に近付く程小さく
形成されていることを特徴とする自動鍵盤楽器の鍵駆動
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9552090A JPH03293397A (ja) | 1990-04-11 | 1990-04-11 | 自動鍵盤楽器の鍵駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9552090A JPH03293397A (ja) | 1990-04-11 | 1990-04-11 | 自動鍵盤楽器の鍵駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03293397A true JPH03293397A (ja) | 1991-12-25 |
Family
ID=14139843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9552090A Pending JPH03293397A (ja) | 1990-04-11 | 1990-04-11 | 自動鍵盤楽器の鍵駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03293397A (ja) |
-
1990
- 1990-04-11 JP JP9552090A patent/JPH03293397A/ja active Pending
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