JPH03293408A - 構築物の補強方法 - Google Patents
構築物の補強方法Info
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- JPH03293408A JPH03293408A JP2094438A JP9443890A JPH03293408A JP H03293408 A JPH03293408 A JP H03293408A JP 2094438 A JP2094438 A JP 2094438A JP 9443890 A JP9443890 A JP 9443890A JP H03293408 A JPH03293408 A JP H03293408A
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Abstract
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Description
などを初めとする構築物の補強をするに際し、補強現場
で施行性良く補強を行なうことができ且つ補強強度も向
上することを可能とした構築物の補強方法に関する。
り補強することが行なわれている。
に貼り付ける方法、 (2)橋脚の補強箇所にプリプレグを貼り付け、その上
に加熱硬化時の変形を防止するための押さえテープを巻
回して、加熱硬化することにより繊維強化プラスチック
と為す方法、 (3)橋脚の補強箇所に強化繊維のクロスを巻き付けて
、それに室温硬化型のマトリクス樹脂を含浸させ、押さ
えテープを巻回後に放置して硬化させることにより、繊
維強化プラスチックと為す方法、 が知られている。
上記(1)の方法では、補強の効率は良好であるが、湾
曲した補強箇所では実施できないという大きな欠点があ
る。
レグを現場で加熱硬化しなけれらばならないので、加熱
硬化の作業が容易でない欠点がある。
スにして用いているため、強化繊維はその縦糸と横糸と
が交わる箇所で強度が弱(、これが原因で繊維強化プラ
スチックとしたときに十分な補強効果が得られない欠点
がある。
ンディング法により樹脂を含浸させた強化繊維の糸を巻
き付け、その後硬化して繊維強化プラスチックと為す方
法も考えられているが、補強対象が限られる上に設備コ
ストが高い等の欠点がある。
ラスチックにより橋梁や高架道路などを初めとする構築
物の補強をするに際し、補強現場で施行性良(補強を行
なうことができ且つ補強強度も向上することを可能とし
た構築物の補強方法を提供することである。
る。
性が高い第1の強化繊維を接着剤層を介して一方向に配
列して設けた第1の一方向配列強化繊維シートと、樹脂
浸透性の支持体シート上に靭性が高い第2の強化繊維を
接着剤層を介して一方向に配列して設けた第2の一方向
配列強化繊維シートとを少なくとも1枚づつ、構築物の
補強箇所の表面上に、前記第1、第2の強化繊維に室温
硬化型のマトリクス樹脂を含浸後に貼り付け、然るのち
前記マトリクス樹脂を硬化させることを特徴とする構築
物の補強方法である。
脂浸透性のときは、構築物の補強箇所の表面上に室温硬
化型のマトリクス樹脂を塗布した後に貼り付けて、前記
第1、第2の強化繊維に前記マトリクス樹脂を含浸させ
ることも、構築物の補強箇所の表面上に貼り付は後に、
前記第1、第2の強化繊維シートに室温硬化型のマトリ
クス樹脂を浸透させて前記第1、第2の強化繊維に含浸
させることもできる。
m m ”以上とされ、前記第2の強化繊維の破断伸び
が1.2%以上で且つ前記第1の強化繊維の破断伸びよ
りも20%以上大とされる。
使用される第1、第2の一方向配列強化繊維シートの一
例を示す断面図である。
ート2上に剛性が高い第1の強化繊維4を接着剤層3を
介して一方向に配列して接着してなり、第2の一方向配
列強化繊維シート5は、支持体シート2上に靭性が高い
第2の強化繊維6を接着剤層3を介して一方向に配列し
て接着してなっている。これら第1、第2の強化繊維シ
ート1.5は、橋梁や高架道路などの補強現場で強化繊
維4及び6にマトリクス樹脂を含浸させて、補強に使用
できるようにしである。
を、構築物の補強箇所の表面に対して少なくとも1枚づ
つ使用し、補強箇所の表面上でマトリクス樹脂を硬化す
ることによりハイブリッド化した繊維強化プラスチック
と為して、補強を行なわせる。マトリクス樹脂には室温
硬化型の樹脂が使用され、これによれば、第1、第2の
強化繊維シート1.5を、構築物の補強箇所の表面に貼
り付けたまま放置することにより、それらの強化繊維4
.6に含浸したマトリクス樹脂を硬化して繊維強化プラ
スチックと為すことができる。
性が高い強化繊維4を設けた第1の強化繊維シート1と
、靭性が高い強化繊維6を設けた強化繊維シート5の2
種類の強化繊維シートを使用して、繊維強化プラスチッ
クをハイブリッド化するのは、剛性が高い第1の強化繊
維4により構築物の破壊強度を高めて、容易に亀裂が生
じないようにする一方、靭性の高い第2の強化繊維6に
より構築物の破壊靭性を高めて、構築物に亀裂が生じて
も直ちに破壊するのを防いで破壊に至るまでの時間を延
ばすためである。
1枚と、靭性が高い強化繊維を設けた強化繊維シート1
枚とを使用してハイブリッド化した場合の繊維強化プラ
スチックの面に垂直荷重を負荷したときの、繊維強化プ
ラスチックの応カー伸歪み曲線を模式的に示すグラフで
ある。
ヒ繊維を設けた強化繊維シートを2枚使用した場合の、
第2図と同様なグラフである。
第2図に示されるように、応力σはハイブリッド化して
いない繊維強化プラスチックはどではないが伸歪みεが
大きく、剛性が高い強化繊維が初期破断しても靭性が高
い強化繊維が大きく伸びて直ちに破断するのを防ぎなが
ら、靭性が高い強化繊維が破断する最終破断に至るので
、図の曲線で囲まれる面積が示す破壊エネルギーが大き
い。即ち、繊維強化プラスチツク全体が破壊に至るまで
の時間が大きい。
チックの場合には、第3図に示されるように、応力σは
高いが伸歪みεが小さく、強化繊維の破断が始まると伸
びることなく直ちに最終破断に至るので、図の曲線で囲
まれる面積が示す破壊エネルギーが小さい、即ち、繊維
強化プラスチツク全体が破壊に至るまでの時間が小さい
。
繊維シート1と、靭性が高い強化繊維6を設けた強化繊
維シート5の2種類の強化繊維シートを使用して、繊維
強化プラスチックをハイブリッド化することにより、構
築物の破壊強度を高めて、容易に亀裂が生じないように
する一方、構築物の破壊靭性を高めて、構築物に亀裂が
生じても直ちに破壊するのを防いで破壊に至るまでの時
間を延ばすことができる。従って、繊維強化プラスチッ
クによる構築物の補強の際の安全性を図ることができる
。
m m ”以上の剛性を有することが好ましく、第2の
強化繊維6は、破断伸びが1.2%以上で且つ第1の強
化繊維4の破断伸びよりも20%以上大とされる靭性を
有することが好ましい、第1の強化繊維4の弾性率が5
トン/ m m ”未満では、剛性が低過ぎるため構築
物の破壊強なの向上が十分とならない。第2の強化繊維
60是断伸びが1.2%未満で且つ第1の強化繊維4σ
破断伸びよりも20%以上大でないときには、構築物の
破壊靭性の向上が十分とならない一第1、第2の強化繊
維シート1.5は、本発印の趣旨から、構築物の補強箇
所に対して最低114づつ使用することを要するが、補
強箇所に行なで補強の程度に応じて適宜強化繊維シート
1.5σ一方又は両方を複数枚使用しても良いことは言
iまでもない。又、その積層順も、強化繊維シート1.
5を交互にしてもそれ以外でも良く、又強イ[繊維シー
トlが先で強化繊維シート5が後でも七の逆でもよい。
、ピッチ系炭素繊維、ボロン繊維、PAN系炭素炭素繊
維ラミド繊維、ガラス繊維、スチール繊維、ポリエステ
ル繊維、ポリエチレン繊維など各種の強化繊維を使用す
ることができる。
クロス、離型紙、ナイロンフィルム等が使用される。通
常は支持体シート2は樹脂浸透性を有することを要しな
いが、強化繊維シート1を構築物の補強箇所に貼り付け
た後に、マトリクス樹脂を強化繊維4及び6に含浸でき
るようにしたい場合には、シート2に上記のスクリムク
ロス、ガラスクロス等が使用される。支持体シート2の
厚みとしては、可撓性を有し且つ強化繊維4及び6を支
持可能な強度を備える観点から、1〜500μm、好ま
しくは5〜1100Ii程度あればよい。
体シート2上に強化繊維4及び6を少なくとも一時的に
接着できるものならば何でもよいが、マトリクス樹脂に
よる強化繊維4及び6の補強効果と同様な効果を接着剤
層3にも与えるようにすれば好ましい。その観点から接
着剤はマトリクス樹脂との相溶性のよい樹脂を使用する
ことが好ましく、例えばマトリクス樹脂としてエポキシ
樹脂を使用するときには、エポキシ系の接着剤を用いる
ことがよい。
に接着できればよいことから、それぞれ10〜30μm
程度あればよい。
で多数本収束した繊維束または軽度に撚りをかけて収束
した繊維束を接着剤層3上に並べて、上方から押し潰す
ことにより軽度にバラされ、これにより強化繊維4及び
6は収束剤または撚りによる結合により複数層に積層し
た状態で、支持体シート2の一方の面上に接着剤層3を
介して一方向に配列して接着される。
ように、これらの繊維束4Aを接着剤層3を介して支持
体シート2の一方の面上に密に一方向に並べて、繊維束
4Aを上から押し潰すことにより繊維束4Aの下部を接
着剤層3に接着して、第4図(b)に示すように、支持
体シート2上に横方向に間隔を置かずに密に設けてもよ
く、或いは、第5図(a)に示すように、繊維束4Aを
接着剤層3を介して支持体シート2上に横方向に間隔を
開けて一方向に並べて、同様に繊維束4Aを上から押し
潰すことにより繊維束4Aの下部を接着剤層3に接着し
て、第5図(b)に示すように、支持体シート2上に横
方向に間隔を置いて疎に設けてもよい。
の間の開繊を行ったものでも、行わないものでもどちら
でも使用することができる。繊維束4Aの押し潰しの程
度は、これによって配列した複数層の繊維4の層に得た
い層厚にもよるが、炭素繊維の場合を示すと、直径5〜
15μmの炭素繊維フィラメントを12000本程度収
束した炭素繊維束のとき、これを横方向の幅が5mm程
度になるように押し潰すことが一例と(7て挙げられる
。
る。
シート1は、例えば第6図に示すようにして製造するこ
とができる(一方向配列ハイブリッド強化繊維シート1
についても同様である)。
2上に接着剤塗布ロール8で接着剤を塗布して接着剤層
3を設けた後、シート2を加圧部9へ送り込み、同時に
加圧部9へ強化繊維供給ロール10から第1の強化繊維
4の繊維束4Aを送り込んで、シート2上の接着剤層3
上に繊維束4Aを一方向に並べる。更に加圧部9へ離型
紙ロール11から離型紙12を送り込んで、繊維束4A
上に離型紙12を重ねる。
とで加圧して、繊維束4Aを押し潰すと同時に、これに
より軽度にバラされた強化繊維4を接着剤層3を介して
シート2の一方の面上に接着する。その後、離型紙12
を離型紙巻取りロール14で巻き取ることにより、支持
体シート2の上に接着剤層3を介して強化繊維4第2の
強化縁を一方向に配列して接着してなる一方向配列ハイ
強化繊維シート1が得られる。
15から供給したカバーフィルム16を強化繊維4上に
被されたのち、シート巻取りロール17に巻き取られる
。
代わりに強化繊維6の繊維束な用いることにより、以上
と同じようにして製造することができる。
用い、橋梁や高架道路などの補強現場で強化繊維4.6
に室温硬化型のマトリクス樹脂を含浸させて補強に供さ
れるが、室温硬化型のマトリクス樹脂には、硬化剤の配
合を調節して室温で硬化するようにしたエポキシ樹脂等
が使用される。これによれば、補強箇所に繊維強化シー
ト1を貼り付けたまま放置することにより、マトリクス
樹脂を硬化して繊維強化プラスチックと為すことができ
るが、しかしながら、本発明は、加熱硬化によってマト
リクス樹脂の硬化の促進を図ることを妨げられるもので
はない。
ど構築物の補強現場で、ローラ、刷毛、吹付は等の適宜
な塗布手段により一方向配列ハイブリッド強化繊維シー
ト1.5上の強化繊維4.6に室温硬化型のマトリクス
樹脂を塗布して含浸させ、第7図に示すように、強化繊
維4及び6の側を構築物の補強箇所18側として、繊維
強化シート1.5を所望の順で所望の数だけ補強箇所1
8の周囲に貼り付は積層する。次いでハンドローラ等で
マトリクス樹脂の含浸操作を行った後、その上に押さえ
テープを巻回するなどしてカバーを行い、その後そのま
ま放置してマトリクス樹脂を硬化させ、シート1及び5
を繊維強化プラスチックと為せばよい。これによりハイ
ブリッド化した繊維強化プラスチックによる構築物の補
強が行われる。
所18の周囲に室温硬化型のマトリクス樹脂19を例え
ば1100u程度の厚みに塗布し、次いで強化繊維4,
6の側を補強箇所18側として、一方向配列強化繊維シ
ート1.5を所望の数だけ積層し、そして押し付けるこ
とによりシート1.5を貼り付けると同時に、強化繊維
4及び6にマトリクス樹脂19を含浸させる。この場合
、支持体シート2が樹脂浸透性でないときには、先に積
層したシート1又は5上に次ぎのシート1又は5を積層
する度に、先のシート1に又は5に更にマトリクス樹脂
を塗布してもよい。その後は、上記と同様に、積層した
シートl及び5上に押さえテープを巻回するなどしてカ
バーを行い、その後そのまま放置してマトリクス樹脂を
硬化させ、シート1及び5を繊維強化プラスチックと為
せばよい。これにより同様にハイブリッド化した繊維強
化プラスチックによる構築物の補強が行われる。
強化繊維シート1.5として支持体シート2が樹脂浸透
性のものを使用する。第9図に示すように、先ず、補強
箇所18の周囲表面上にブライマー20としてマトリク
ス樹脂と同系の樹脂を塗布し、その上からシート1.5
を所望の順、数で貼り付けて積層し、その後最外層のシ
ート1又は5上からローラ等により室温硬化型マトリク
ス樹脂19を塗布してシート2を通って浸透させ、マト
リクス樹脂19を強化繊維4及び6に含浸させるように
する。その後は、上記と同様に、積層したシート1又は
5上に押さえテープを巻回するなどしてカバーを行い、
その後そのまま放置してマトリクス樹脂17を硬化させ
、シート1及び5を繊維強化プラスチックと為せばよい
、これにより同様にハイブリッド化した繊維強化プラス
チックによる構築物の補強が行われる。
強化プラスチックにより橋梁や高架道路などを初めとす
る構築物の補強をするに際し、それぞれの支持体シート
上に第1、第2の強化繊維4.6を一方向に配列して設
けた第1、第2の一方向配列強化繊維シート1.5とい
う、補強現場で強化繊維4.6に室温硬化型のマトリク
ス樹脂を含浸させて使用することができる強化繊維シー
トを用いるようにしているので、マトリクス樹脂を含浸
させたシート1.5を補強箇所の周囲に貼り付けてその
まま放置することにより、マトリクス樹脂を硬化させて
シート1.5を繊維強化プラスチックと為すことができ
、補強現場でのマトリクス樹脂の加熱硬化という面倒な
作業を行なうことなく、施行住良(繊維強化プラスチッ
クによる補強を行なうことができる。
5トン/ m m ’以上と剛性が高い強化繊維とし、
第2の強化繊維シート強化繊維6を、破断伸びが1.2
%以上で且つ第1の強化繊維4の破断伸びよりも20%
以上大と靭性が高い強化繊維として、繊維強化プラスチ
ックをハイブリッド化するようにしているので、剛性が
高い第1の強化繊維4により構築物の破壊強度を高めて
、容易に亀裂が生じないようにできる一方、靭性の高い
第2の強化繊維6により構築物の破壊靭性を高めて、構
築物に亀裂が生じても直ちに破壊するのを防いで破壊に
至るまでの時間を延ばすことができる。又、強化繊維4
.6は一方向に配列されているので、これをクロスにし
たときのような繊維強化プラスチックの強度低下もない
。
マトリクス樹脂を硬化させるので、湾曲した補強箇所で
も補強の実施をすることができる。
を支持体シート上に175g/m”の糸目付けで一方向
に設けて第1の強化繊維シートを作製し、靭性が高い第
2の強化繊維としてポリエステル繊維(商品名、ペクト
ラン: (株)クラレ製)を用い、これを支持体シート
上に同じ糸目付け175 g / m ”で一方向に設
けて第2の強化繊維シートを作製した。
1定法(JIS法)で測定して23.5トン//mm”
、伸びは1.4%であり、ポリエステル繊維の弾性率は
8,5トン/ m m ” N伸びは3゜9%のもので
ある。
トリクス樹脂として室温硬化型に調製したエポキシ樹脂
を含浸したのち貼り合わせ、室温放置によりマトリクス
樹脂を硬化して、ハイブリッド繊維強化プラスチックと
し、試験片とした(試験片の幅は15mmである)。そ
してその試験片に垂直荷重を負荷して試験し、そのとき
の初期破断及び最終破断の荷重、伸び等を求め、これに
より、本発明に従い一方向配列強化繊維シートを用いて
繊維強化プラスチックをハイブリッド化したときの効果
を調べた。
同じ175 g / m ”の糸目付けで一方向に設け
た強化繊維シートを作製し、これをマトリクス樹脂含浸
後に2枚貼り合わせ、マトリクス樹脂を硬化後上記と同
様にして試験した。
平均値を、伸びはそのうちの5回の平均値を示す。又、
それらの欄及び剛性の欄の括弧書きの数値は、バラツキ
の程度を示すCv値である。剛性は繊維強化プラスチツ
ク全体の剛性を示し、荷重/伸びで示しである。破壊エ
ネルギーは、先の第2図、第3図に示したのと同様な応
カー伸歪み曲線を描き、三角形近似により図上計算して
求めた。
高い炭素繊維の強化繊維シートと靭性が高いポリエステ
ル繊維の強化繊維シートとを用いて、繊維強化プラスチ
ックをハイブリッド化しているので、炭素繊維の強化繊
維シートを2枚用いてハイブリッド化していない比較例
の場合よりも、最終破断の荷重が小さいものの、伸び及
び破壊エネルギーが約2.5倍に大きくなっており、強
化繊維が破断し始めても直ちに最終破断に至っておらず
、繊維強化プラスチックで構築物を補強する際の安全性
に優れることが分かる。
性が高い第1の強化繊維を一方向に配列して設けた一方
向配列第1の強化繊維シートと、靭性が高い第2の強化
繊維を一方向に配列して設けた一方向配列強化繊維シー
トと2種類の強化繊維シートを用い、補強現場で強化繊
維に室温硬化型のマトリクス樹脂を含浸させて補強に供
しているので、強化繊維にマトリクス樹脂を含浸させた
強化繊維シートを補強箇所の周囲に貼り付けてそのまま
放置することにより、補強現場でのマトリクス樹脂の加
熱硬化という面倒な作業を行うことなく、マトリクス樹
脂を硬化させて繊維強化プラスチックと為して、施行性
よく補強を行わせることができる。然も構築物の破壊強
度を高めて、容易に亀裂が生じないように′でき、又、
構築物の破壊靭性な高めて、構築物に亀裂が生じても直
ちに破壊するのを防ぐことができる。
維強化プラスチックによる補強強度を向上することがで
きる。又、補強箇所が湾曲していても補強の実施を行う
ことができる。
使用される第1、第2の一方向配列強化繊維シートの一
例を示す断面図である。 第2図は、剛性が高い強化繊維を設けた強化繊維シート
1枚と、靭性が高い強化繊維を設けた強化繊維シート1
枚とを使用してハイブリッド化した場合の繊維強化プラ
スチックの面に垂直荷重を負荷したときの、繊維強化プ
ラスチックの応カー伸歪み曲線を模式的に示すグラフで
ある。 第3図は、上記よりも剛性が更に高いが靭性が低い強化
繊維を設けた強化繊維シートを2枚使用した場合の、第
2図と同様なグラフである。 第4図(a)は、第1(a)図の強化繊維シートでの強
化繊維の繊維束の並べ方の一態様を示す断面図である。 第4図(b)は、第4図(a)の繊維束から得られる強
化繊維の配列を示す断面図である。 第5図(a)は、第1図(a)の強化繊維シートでの強
化繊維の繊維束の並べ方の他の態様を示す断面図である
。 第5図(b)は、第5図(a)の繊維束から得られる強
化繊維の配列を示す断面図である。 第6図は、本発明の製造方法の一実施例を示す説明図で
ある。 第7図は、本発明の補強方法の一実施例を示す断面図で
ある。 第8図は、本発明の補強方法の他の実施例を示す断面図
である。 第9図は、本発明の補強方法の更に他の実施例を示す断
面図である。 1:強化繊維シート 2:支持体シート 3:接着剤層 4.6:強化繊維 4A:繊維束 18:補強箇所 19:マトリクス樹脂
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)樹脂浸透性の支持体シート上に剛性が高い第1の強
化繊維を接着剤層を介して一方向に配列して設けた第1
の一方向配列強化繊維シートと、樹脂浸透性の支持体シ
ート上に靭性が高い第2の強化繊維を接着剤層を介して
一方向に配列して設けた第2の一方向配列強化繊維シー
トとを少なくとも1枚づつ、構築物の補強箇所の表面上
に、前記第1、第2の強化繊維に室温硬化型のマトリク
ス樹脂を含浸後に貼り付け、然るのち前記マトリクス樹
脂を硬化させることを特徴とする構築物の補強方法。 2)樹脂浸透性の支持体シート上に剛性が高い第1の強
化繊維を接着剤層を介して一方向に配列して設けた第1
の一方向配列強化繊維シートと、樹脂浸透性の支持体シ
ート上に靭性が高い第2の強化繊維を接着剤層を介して
一方向に配列して設けた第2の一方向配列強化繊維シー
トとを少なくとも1枚づつ、構築物の補強箇所の表面上
に室温硬化型のマトリクス樹脂を塗布した後に貼り付け
て、前記第1、第2の強化繊維に前記マトリクス樹脂を
含浸させ、然るのち前記マトリクス樹脂を硬化させるこ
とを特徴とする構築物の補強方法。 3)樹脂浸透性の支持体シート上に剛性が高い第1の強
化繊維を接着剤層を介して一方向に配列して設けた第1
の一方向配列強化繊維シートと、樹脂浸透性の支持体シ
ート上に靭性が高い第2の強化繊維を接着剤層を介して
一方向に配列して設けた第2の一方向配列強化繊維シー
トとを少なくとも1枚づつ、構築物の補強箇所の表面上
に貼り付け、その後に前記第1、第2の強化繊維シート
に室温硬化型のマトリクス樹脂を浸透させて前記第1、
第2の強化繊維に含浸させ、然るのち前記マトリクス樹
脂を硬化させることを特徴とする構築物の補強方法。 4)前記第1の強化繊維の弾性率が5トン/mm^2以
上であり、前記第2の強化繊維の破断伸びが1.2%以
上で且つ前記第1の強化繊維の破断伸びよりも20%以
上大である請求項1、2又は3記載の構築物の補強方法
。
Priority Applications (7)
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|---|---|---|---|
| JP2094438A JP2851680B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 構築物の補強方法 |
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| EP19910300684 EP0441519B1 (en) | 1990-01-30 | 1991-01-30 | Reinforcing fiber sheet and method of reinforcing structure with the reinforcing fiber sheet |
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Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2094438A JP2851680B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 構築物の補強方法 |
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03293408A true JPH03293408A (ja) | 1991-12-25 |
| JP2851680B2 JP2851680B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=25675209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2094438A Expired - Fee Related JP2851680B2 (ja) | 1990-01-30 | 1990-04-10 | 構築物の補強方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2851680B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100367039B1 (ko) * | 1995-11-01 | 2003-03-10 | 미쯔비시 레이온 가부시끼가이샤 | 기존구조물의보수보강방법및여기에사용되는이방성직물 |
| KR100429959B1 (ko) * | 1998-05-26 | 2004-05-03 | 미쯔비시 레이온 가부시끼가이샤 | 기존 콘크리트 구조물의 보수 보강 방법 및 수지 |
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| JP2851680B2 (ja) | 1999-01-27 |
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