JPH03292110A - 一方向配列ハイブリッド強化繊維シート、その製造方法及び構築物の補強方法 - Google Patents
一方向配列ハイブリッド強化繊維シート、その製造方法及び構築物の補強方法Info
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- JPH03292110A JPH03292110A JP2094436A JP9443690A JPH03292110A JP H03292110 A JPH03292110 A JP H03292110A JP 2094436 A JP2094436 A JP 2094436A JP 9443690 A JP9443690 A JP 9443690A JP H03292110 A JPH03292110 A JP H03292110A
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- reinforcing
- fiber
- reinforcing fibers
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
の1
本発明は、繊維強化プラスチックにより橋梁や高架道路
などを初めとする構築物の補強をするに際し、補強現場
で施行性良く補強を行なうことができ且つ補強強度も向
上することを可能とした構築物の補強に使用する一方配
列ハイブリッド強化繊維シート、その製造方法及び構築
物の補強方法に関する。
などを初めとする構築物の補強をするに際し、補強現場
で施行性良く補強を行なうことができ且つ補強強度も向
上することを可能とした構築物の補強に使用する一方配
列ハイブリッド強化繊維シート、その製造方法及び構築
物の補強方法に関する。
虹i立韮I
橋梁や高架道路などの橋脚を繊維強化プラスチックによ
り補強することが行なわれている。
り補強することが行なわれている。
その補強の仕方として、従来、
(1)硬化した繊維強化プラスチックを橋脚の補強箇所
に貼り付ける方法、 (2)橋脚の補強箇所にプリプレグを貼り付け、その上
に加熱硬化時の変形を防止するための押さえテープを巻
回して、加熱硬化することにより繊維強化プラスチック
と為す方法、 (3)橋脚の補強箇所に強化繊維のクロスを巻き付けて
、それに室温硬化型のマトリクス樹脂を含浸させ、押さ
えテープを巻回後に放置して硬化させることにより、繊
維強化プラスチックと為す方法、 が知られている。
に貼り付ける方法、 (2)橋脚の補強箇所にプリプレグを貼り付け、その上
に加熱硬化時の変形を防止するための押さえテープを巻
回して、加熱硬化することにより繊維強化プラスチック
と為す方法、 (3)橋脚の補強箇所に強化繊維のクロスを巻き付けて
、それに室温硬化型のマトリクス樹脂を含浸させ、押さ
えテープを巻回後に放置して硬化させることにより、繊
維強化プラスチックと為す方法、 が知られている。
が よ と る
しかしながら、上記(1)の方法では、補強の効率は良
好であるが、湾曲した補強箇所では実施できないという
大きな欠点がある。
好であるが、湾曲した補強箇所では実施できないという
大きな欠点がある。
(2)の方法では、橋脚の補強箇所に貼り付けたプリプ
レグを現場で加熱硬化しなけれらばならないので、加熱
硬化の作業が容易でない欠点がある。
レグを現場で加熱硬化しなけれらばならないので、加熱
硬化の作業が容易でない欠点がある。
(3)の方法では、強化繊維を手織、綾織等によりクロ
スにして用いているため、強化繊維はその縦糸と横糸と
が交わる箇所で強度が弱く、これが原因で繊維強化プラ
スチックとしたときに十分な補強効果が得られない欠点
がある。
スにして用いているため、強化繊維はその縦糸と横糸と
が交わる箇所で強度が弱く、これが原因で繊維強化プラ
スチックとしたときに十分な補強効果が得られない欠点
がある。
上記以外に、橋脚の補強箇所に現場でフィラメントワイ
ンディング法により樹脂を含浸させた強化繊維の糸を巻
き付け、その後硬化して繊維強化プラスチックと為す方
法も考えられているが、補強対象が限られる上に設備コ
ストが高い等の欠点がある。
ンディング法により樹脂を含浸させた強化繊維の糸を巻
き付け、その後硬化して繊維強化プラスチックと為す方
法も考えられているが、補強対象が限られる上に設備コ
ストが高い等の欠点がある。
従って本発明の目的は、上述の現状に鑑み、繊維強化プ
ラスチックにより橋梁や高架道路などを初めとする構築
物の補強をするに際し、補強現場で施行性良く補強を行
なうことができ且つ補強強度も向上することを可能とし
た構築物の補強に使用する一方配列ハイブリッド強化繊
維シート、その製造方法及び構築物の補強方法を提供す
ることである。
ラスチックにより橋梁や高架道路などを初めとする構築
物の補強をするに際し、補強現場で施行性良く補強を行
なうことができ且つ補強強度も向上することを可能とし
た構築物の補強に使用する一方配列ハイブリッド強化繊
維シート、その製造方法及び構築物の補強方法を提供す
ることである。
を るための
上記目的は本発明に係る一方配列ハイブリッド強化繊維
シート、その製造方法及び構築物の補強方法にて達成さ
れる。
シート、その製造方法及び構築物の補強方法にて達成さ
れる。
要約すれば本発明は、支持体シートと、前記シートの一
方の面上に接着剤層を介して一方向に配列して接着した
剛性が高い第1の強化繊維と、前記支持体シートの他方
の面上に接着剤層を介して一方向に配列して接着した靭
性が高い第2の強化繊維とからなることを特徴とする一
方向配列ハイブリッド強化繊維シートである。好ましく
は、前記第1の強化繊維の弾性率が5トン/ m m
”以上とされ、前記第2の強化繊維の破断伸びが1゜2
%以上で且つ前記第1の強化繊維の破断伸びよりも20
%以上大とされる。
方の面上に接着剤層を介して一方向に配列して接着した
剛性が高い第1の強化繊維と、前記支持体シートの他方
の面上に接着剤層を介して一方向に配列して接着した靭
性が高い第2の強化繊維とからなることを特徴とする一
方向配列ハイブリッド強化繊維シートである。好ましく
は、前記第1の強化繊維の弾性率が5トン/ m m
”以上とされ、前記第2の強化繊維の破断伸びが1゜2
%以上で且つ前記第1の強化繊維の破断伸びよりも20
%以上大とされる。
又、本発明は、支持体シートの一方、他方の面上に接着
剤層を設けて、前記シートの一方の面上に剛性が高い第
1の強化繊維を一方向に配列して接着し、前記支持体シ
ートの他方の面上に靭性が高い第2の強化繊維を一方向
に配列して接着したことを特徴とする一方向配列ハイブ
リッド強化繊維シートの製造方法である。前記第1、第
2の強化繊維は、これら強化繊維の繊維束を前記シート
の一方、他方の面上の接着剤層上に間隔を開けて又は開
けずに一方向に並べて、これら強化繊維の繊維束を上方
から押し潰してバラすことにより、前記シートの一方、
他方の面上にそれぞれ接着することができる。
剤層を設けて、前記シートの一方の面上に剛性が高い第
1の強化繊維を一方向に配列して接着し、前記支持体シ
ートの他方の面上に靭性が高い第2の強化繊維を一方向
に配列して接着したことを特徴とする一方向配列ハイブ
リッド強化繊維シートの製造方法である。前記第1、第
2の強化繊維は、これら強化繊維の繊維束を前記シート
の一方、他方の面上の接着剤層上に間隔を開けて又は開
けずに一方向に並べて、これら強化繊維の繊維束を上方
から押し潰してバラすことにより、前記シートの一方、
他方の面上にそれぞれ接着することができる。
更に、本発明は、前記の一方向配列ハイブリッド強化繊
維シートを、前記第1、第2の強化繊維に室温硬化型の
マトリクス樹脂を含浸させた後、構築物の補強箇所の表
面に貼りつけるか、強化繊維シートを、構築物の補強箇
所の表面に室温硬化型のマトリクス樹脂を塗布した後に
貼り付けて、第1、第2の強化繊維に室温硬化型のマト
リクス樹脂を含浸させるか、又は強化繊維シートを、構
築物の補強箇所の表面に貼り付け、その後に前記強化繊
維シートに室温硬化型のマトリクス樹脂を浸透させて前
記第1、第2の強化繊維に含浸させるかし、然るのち前
記マトリクス樹脂を硬化させることを特徴とする構築物
の補強方法である。
維シートを、前記第1、第2の強化繊維に室温硬化型の
マトリクス樹脂を含浸させた後、構築物の補強箇所の表
面に貼りつけるか、強化繊維シートを、構築物の補強箇
所の表面に室温硬化型のマトリクス樹脂を塗布した後に
貼り付けて、第1、第2の強化繊維に室温硬化型のマト
リクス樹脂を含浸させるか、又は強化繊維シートを、構
築物の補強箇所の表面に貼り付け、その後に前記強化繊
維シートに室温硬化型のマトリクス樹脂を浸透させて前
記第1、第2の強化繊維に含浸させるかし、然るのち前
記マトリクス樹脂を硬化させることを特徴とする構築物
の補強方法である。
及轟池
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は、本発明の一方向配列強化繊維シートの一実施
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
本発明の一方向配列強化繊維シート1は、支持体シート
2と、支持体シート2の一方の面上に接着剤層3を介し
て一方向に配列して接着した剛性が高い第1の強化繊維
4と、支持体シート2の他方の面上に接着剤層5を介し
て一方向に配列して接着した靭性が高い第2の強化繊維
6とからなり、橋梁や高架道路などの補強現場で強化繊
維4及び6にマトリクス樹脂を含浸させて、補強に使用
できるようにしである。
2と、支持体シート2の一方の面上に接着剤層3を介し
て一方向に配列して接着した剛性が高い第1の強化繊維
4と、支持体シート2の他方の面上に接着剤層5を介し
て一方向に配列して接着した靭性が高い第2の強化繊維
6とからなり、橋梁や高架道路などの補強現場で強化繊
維4及び6にマトリクス樹脂を含浸させて、補強に使用
できるようにしである。
本発明によれば、マトリクス樹脂には室温硬化型の樹脂
が使用され、強化繊維シート1は、構築物の補強箇所の
表面に貼り付けたまま放置することにより、マトリクス
樹脂を硬化して繊維強化プラスチックと為して、これに
より構築物を補強を行なわせる。
が使用され、強化繊維シート1は、構築物の補強箇所の
表面に貼り付けたまま放置することにより、マトリクス
樹脂を硬化して繊維強化プラスチックと為して、これに
より構築物を補強を行なわせる。
本発明において、支持体シート2の一方の面上に剛性が
高い第1の強化繊維4を設け、他方の面上に靭性が高い
第2の強化繊維6を設けて、繊維強化シート1をハイブ
リッド化したのは、これを繊維強化プラスチックと為し
て構築物を補強させる際に、剛性が高い第1の強化繊維
4により構築物の破壊強度を高めて、容易に亀裂が生じ
ないようにする一方、靭性の高い第2の強化繊維6によ
り構築物の破壊靭性を高めて、構築物に亀裂が生じても
直ちに破壊するのを防いで破壊に至るまでの時間を延ば
すためである。
高い第1の強化繊維4を設け、他方の面上に靭性が高い
第2の強化繊維6を設けて、繊維強化シート1をハイブ
リッド化したのは、これを繊維強化プラスチックと為し
て構築物を補強させる際に、剛性が高い第1の強化繊維
4により構築物の破壊強度を高めて、容易に亀裂が生じ
ないようにする一方、靭性の高い第2の強化繊維6によ
り構築物の破壊靭性を高めて、構築物に亀裂が生じても
直ちに破壊するのを防いで破壊に至るまでの時間を延ば
すためである。
第2図は、一方、他方の表面上に剛性が高い強化繊維と
靭性が高い強化繊維とを設けたハイブリッド強化繊維シ
ートから得られるハイブリッド化した繊維強化プラスチ
ックの面に垂直荷重を負荷したときの、繊維強化プラス
チックの応カー伸歪み曲線を模式的に示すグラフである
。第3図は、上記よりも剛性が更に高いが靭性が低い1
種類の強化繊維を一方、他方の表面上に設・すた強化繊
維シートから得られる繊維強化プラスチックの場合の、
第2図と同様なグラフである。
靭性が高い強化繊維とを設けたハイブリッド強化繊維シ
ートから得られるハイブリッド化した繊維強化プラスチ
ックの面に垂直荷重を負荷したときの、繊維強化プラス
チックの応カー伸歪み曲線を模式的に示すグラフである
。第3図は、上記よりも剛性が更に高いが靭性が低い1
種類の強化繊維を一方、他方の表面上に設・すた強化繊
維シートから得られる繊維強化プラスチックの場合の、
第2図と同様なグラフである。
ハイブリッド化した繊維強化プラスチックの場合には、
第2図に示されるように、応力σはハイブリッド化して
いない繊維強化プラスチックはどではないが伸歪みεが
大きく、剛性が高い強化繊維が初期破断しても靭性が高
い強化繊維が大きく伸びて直ちに破断するのを防ぎなが
ら、靭性が高い強化繊維が破断する最終破断に至るので
、図の曲線で囲まれる面積が示す破壊エネルギーが大き
い。即ち、繊維強化プラスチツク全体が破壊に至るまで
の時間が大きい。
第2図に示されるように、応力σはハイブリッド化して
いない繊維強化プラスチックはどではないが伸歪みεが
大きく、剛性が高い強化繊維が初期破断しても靭性が高
い強化繊維が大きく伸びて直ちに破断するのを防ぎなが
ら、靭性が高い強化繊維が破断する最終破断に至るので
、図の曲線で囲まれる面積が示す破壊エネルギーが大き
い。即ち、繊維強化プラスチツク全体が破壊に至るまで
の時間が大きい。
これに対し、ハイブリッド化していない繊維強化プラス
チックの場合には、第3図に示されるように、応力σは
高いが伸歪みεが小さく、強化繊維の破断が始まると伸
びることなく直ちに最終破断に至るので、図の曲線で囲
まれる面積が示す破壊エネルギーが小さい。即ち、繊維
強化プラスチツク全体が破壊に至るまでの時間が小さい
。
チックの場合には、第3図に示されるように、応力σは
高いが伸歪みεが小さく、強化繊維の破断が始まると伸
びることなく直ちに最終破断に至るので、図の曲線で囲
まれる面積が示す破壊エネルギーが小さい。即ち、繊維
強化プラスチツク全体が破壊に至るまでの時間が小さい
。
このように、剛性が高い強化繊維4と靭性が高い強化繊
維6の2種類の強化繊維を設けたハイブリッド強化繊維
シート1を使用して、繊維強化プラスチックをハイブリ
ッド化することにより、構築物の破壊強度を高めて、容
易に亀裂が生じないようにする一方、構築物の破壊靭性
な高めて、構築物に亀裂が生じても直ちに破壊するのを
防いで破壊に至るまでの時間を延ばすことができる。
維6の2種類の強化繊維を設けたハイブリッド強化繊維
シート1を使用して、繊維強化プラスチックをハイブリ
ッド化することにより、構築物の破壊強度を高めて、容
易に亀裂が生じないようにする一方、構築物の破壊靭性
な高めて、構築物に亀裂が生じても直ちに破壊するのを
防いで破壊に至るまでの時間を延ばすことができる。
従って、繊維強化プラスチックによる構築物の補強の際
の安全性を図ることができる。
の安全性を図ることができる。
実用的には、第1の強化繊維4は、弾性率が5トン/
m m ”以上の剛性を有することが好ましく、第2の
強化繊維6は、破断伸びが1.2%以上で且つ第1の強
化繊維4の破断伸びより620%以上大とされる靭性を
有することが好ましい。第1の強化繊維4の弾性率が5
トン/ m m 2未満では、剛性が低過ぎるため構築
物の破壊強度の向上が十分とならない。第2の強化繊維
6の破断伸びが1.2%未満で且つ第1の強化繊維4の
破断伸びよりも20%以上大でないときには、構築物の
破壊靭性の向上が十分とならない。
m m ”以上の剛性を有することが好ましく、第2の
強化繊維6は、破断伸びが1.2%以上で且つ第1の強
化繊維4の破断伸びより620%以上大とされる靭性を
有することが好ましい。第1の強化繊維4の弾性率が5
トン/ m m 2未満では、剛性が低過ぎるため構築
物の破壊強度の向上が十分とならない。第2の強化繊維
6の破断伸びが1.2%未満で且つ第1の強化繊維4の
破断伸びよりも20%以上大でないときには、構築物の
破壊靭性の向上が十分とならない。
強化繊維4及び6は、上記の特性値を満たす組合ならば
、ピッチ系炭素繊維、ボロン繊維、PAN系炭素炭素繊
維ラミド繊維、ガラス繊維、スチール繊維、ポリエステ
ル繊維、ポリエチレン繊維など各種の強化繊維を使用す
ることができる。
、ピッチ系炭素繊維、ボロン繊維、PAN系炭素炭素繊
維ラミド繊維、ガラス繊維、スチール繊維、ポリエステ
ル繊維、ポリエチレン繊維など各種の強化繊維を使用す
ることができる。
上記支持体シート2としては、スクリムクロス、ガラス
クロス、離型紙、ナイロンフィルム等が使用される。通
常は支持体シート2は樹脂浸透性を有することを要しな
いが、強化繊維シート1を構築物の補強箇所に貼り付け
た後に、マトリクス樹脂を強化繊維4及び6に含浸でき
るようにしたい場合には、シート2に上記のスクリムク
ロス、ガラスクロス等が使用される。支持体シート2の
厚みとしては、可撓性を有し且つ強化繊維4及び6を支
持可能な強度を備える観点から、1〜500μm、好ま
しくは5〜1100IL程度あればよい。
クロス、離型紙、ナイロンフィルム等が使用される。通
常は支持体シート2は樹脂浸透性を有することを要しな
いが、強化繊維シート1を構築物の補強箇所に貼り付け
た後に、マトリクス樹脂を強化繊維4及び6に含浸でき
るようにしたい場合には、シート2に上記のスクリムク
ロス、ガラスクロス等が使用される。支持体シート2の
厚みとしては、可撓性を有し且つ強化繊維4及び6を支
持可能な強度を備える観点から、1〜500μm、好ま
しくは5〜1100IL程度あればよい。
接着剤層3及び5を形成する接着剤としては、原則とし
て支持体シート2上に強化繊維4及び5を少なくとも一
時的に接着できるものならば何でもよいが、マトリクス
樹脂による強化繊維4及び6の補強効果と同様な効果を
接着剤層3及び5にも与えるようにすれば好ましい。そ
の観点から接着剤はマトリクス樹脂との相溶性のよい樹
脂を使用することが好ましく、例えばマトリクス樹脂と
してエポキシ樹脂を使用するときには、エポキシ系の接
着剤を用いることがよい。
て支持体シート2上に強化繊維4及び5を少なくとも一
時的に接着できるものならば何でもよいが、マトリクス
樹脂による強化繊維4及び6の補強効果と同様な効果を
接着剤層3及び5にも与えるようにすれば好ましい。そ
の観点から接着剤はマトリクス樹脂との相溶性のよい樹
脂を使用することが好ましく、例えばマトリクス樹脂と
してエポキシ樹脂を使用するときには、エポキシ系の接
着剤を用いることがよい。
接着剤層3及び5の厚みとしては、強化繊維4及び6を
一時的に接着できればよいことから、それぞれ10〜3
0μm程度あればよい。
一時的に接着できればよいことから、それぞれ10〜3
0μm程度あればよい。
強化繊維4及び6は、これをフィラメントとして収束剤
で多数本収束した繊維束または軽度に撚りをかけて収束
した繊維束を、それぞれ接着剤層3及び5上に並べて上
方から押し潰すことにより軽度にバラされ、これにより
強化繊維4及び6は収束剤または撚りによる結合により
複数層に積層した状態で、それぞれ支持体シート2の一
方、他方の面上に接着剤層3及び5を介して一方向に配
列して接着される。
で多数本収束した繊維束または軽度に撚りをかけて収束
した繊維束を、それぞれ接着剤層3及び5上に並べて上
方から押し潰すことにより軽度にバラされ、これにより
強化繊維4及び6は収束剤または撚りによる結合により
複数層に積層した状態で、それぞれ支持体シート2の一
方、他方の面上に接着剤層3及び5を介して一方向に配
列して接着される。
この場合、複数層の強化繊維4及び6は、第4図(a)
に示すように、それぞれ繊維束4A及び6Aを接着剤層
3及び5を介して支持体シート2の一方、他方の面上に
密に一方向に並べて、繊維束4A及び6Aを上から押し
潰すことにより繊維束4A及び6Aの下部を、それぞれ
着剤層3及び5に接着して、第4図(b)に示すように
、支持体シート2の一方、他方の面上に横方向に間隔を
置かずに密に設けてもよく、或いは、第5図(a)に示
すように、繊維束4A及び6Aを接着剤層3及び5を介
して支持体シート2上に横方向に間隔を開けて一方向に
並べて、同様に繊維束4A及び6Aを上から押し潰すこ
とにより繊維束4A及び6Aの下部を、それぞれ接着剤
層3及び5に接着して、第5図(b)に示すように、支
持体シート2の一方、他方の面上に横方向に間隔を置い
て疎に設けてもよい。
に示すように、それぞれ繊維束4A及び6Aを接着剤層
3及び5を介して支持体シート2の一方、他方の面上に
密に一方向に並べて、繊維束4A及び6Aを上から押し
潰すことにより繊維束4A及び6Aの下部を、それぞれ
着剤層3及び5に接着して、第4図(b)に示すように
、支持体シート2の一方、他方の面上に横方向に間隔を
置かずに密に設けてもよく、或いは、第5図(a)に示
すように、繊維束4A及び6Aを接着剤層3及び5を介
して支持体シート2上に横方向に間隔を開けて一方向に
並べて、同様に繊維束4A及び6Aを上から押し潰すこ
とにより繊維束4A及び6Aの下部を、それぞれ接着剤
層3及び5に接着して、第5図(b)に示すように、支
持体シート2の一方、他方の面上に横方向に間隔を置い
て疎に設けてもよい。
繊維束4A及び6Aは、繊維4同士の間、繊維6同士の
間、即ちフィラメント同士の間の開繊を行ったものでも
、行わないものでもどちらでも使用することができる。
間、即ちフィラメント同士の間の開繊を行ったものでも
、行わないものでもどちらでも使用することができる。
繊維束4A及び6Aの押し潰しの程度は、これによって
配列した複数層の繊維4及び6の層に得たい層厚にもよ
るが、炭素繊維の場合を示すと、直径5〜15μmの炭
素繊維フィラメントを12000本程度収束した炭素繊
維束のとき、これを横方向の幅が5mm程度になるよう
に押し潰すことが一例として挙げられる。
配列した複数層の繊維4及び6の層に得たい層厚にもよ
るが、炭素繊維の場合を示すと、直径5〜15μmの炭
素繊維フィラメントを12000本程度収束した炭素繊
維束のとき、これを横方向の幅が5mm程度になるよう
に押し潰すことが一例として挙げられる。
以上のような本発明の一方向配列ハイブリッド強化繊維
シート1は、例えば第6図に示すようにして製造するこ
とができる。
シート1は、例えば第6図に示すようにして製造するこ
とができる。
即ち、シート供給ロール7から供給された支持体シート
2の一方、他方の面上に接着剤塗布ロール8a、8bで
接着剤を塗布して接着剤層3.5を設けた後、シート2
を加圧部9へ送り込み、同時に加圧部9へ強化繊維供給
ロール10aから剛性が高い第1の強化繊維4の繊維束
4Aを、強化繊維供給ロールlobから靭性が高い第2
の強化繊維6の繊維束6Aを送り込んで、シート2上の
接着剤層3上に繊維束4Aを一方向に並べ、接着剤層5
上に繊維束6Aを一方向に並べる。更に加圧部9へ離型
紙ロール12aから離型紙13aを、離型紙ロール12
bから離型紙13bを送り込んで、繊維束4A、6A上
にそれぞれ離型紙13a、13bを重ねる。
2の一方、他方の面上に接着剤塗布ロール8a、8bで
接着剤を塗布して接着剤層3.5を設けた後、シート2
を加圧部9へ送り込み、同時に加圧部9へ強化繊維供給
ロール10aから剛性が高い第1の強化繊維4の繊維束
4Aを、強化繊維供給ロールlobから靭性が高い第2
の強化繊維6の繊維束6Aを送り込んで、シート2上の
接着剤層3上に繊維束4Aを一方向に並べ、接着剤層5
上に繊維束6Aを一方向に並べる。更に加圧部9へ離型
紙ロール12aから離型紙13aを、離型紙ロール12
bから離型紙13bを送り込んで、繊維束4A、6A上
にそれぞれ離型紙13a、13bを重ねる。
そしてその状態で加圧部9の加圧ローラ13a、13b
とで加圧して、繊維束4A、6Aを押し潰すと同時に、
これにより軽度にバラされた強化繊維4.6を接着剤層
3.5を介してシート2の一方、他方の面上に上に接着
する。その後、離型紙12a、12bをそれぞれ離型紙
巻取りロール14a、14bで巻き取ることにより、支
持体シート2の一方、他方の面上に接着剤層3.5を介
して、それぞれ剛性が高い第1の強化繊維4、靭性が高
い第2の強化繊維6を一方向に配列してなる一方向配列
ハイブリッド強化繊維シート1が得られる。
とで加圧して、繊維束4A、6Aを押し潰すと同時に、
これにより軽度にバラされた強化繊維4.6を接着剤層
3.5を介してシート2の一方、他方の面上に上に接着
する。その後、離型紙12a、12bをそれぞれ離型紙
巻取りロール14a、14bで巻き取ることにより、支
持体シート2の一方、他方の面上に接着剤層3.5を介
して、それぞれ剛性が高い第1の強化繊維4、靭性が高
い第2の強化繊維6を一方向に配列してなる一方向配列
ハイブリッド強化繊維シート1が得られる。
強化繊維シート1は、必要に応じてフィルム供給ロール
15a、15bから供給したカバーフィルム16a、1
6bを強化繊維4.6上に被されたのち、シート巻取り
ロール17に巻き取られる。
15a、15bから供給したカバーフィルム16a、1
6bを強化繊維4.6上に被されたのち、シート巻取り
ロール17に巻き取られる。
本発明では、上述したように、強化繊維シート1を用い
、橋梁や高架道路などの補強現場で強化繊維4.6に室
温硬化型のマトリクス樹脂を含浸させて補強に供される
が、室温硬化型のマトリクス樹脂には、硬化剤の配合を
調節して室温で硬化するようにしたエポキシ樹脂等が使
用される。これによれば、補強箇所に繊維強化シートl
を貼り付けたまま放置することにより、マトリクス樹脂
を硬化して繊維強化プラスチックと為すことができるが
、しかしながら、本発明は、加熱硬化によってマトリク
ス樹脂の硬化の促進を図ることを妨げられるものではな
い。
、橋梁や高架道路などの補強現場で強化繊維4.6に室
温硬化型のマトリクス樹脂を含浸させて補強に供される
が、室温硬化型のマトリクス樹脂には、硬化剤の配合を
調節して室温で硬化するようにしたエポキシ樹脂等が使
用される。これによれば、補強箇所に繊維強化シートl
を貼り付けたまま放置することにより、マトリクス樹脂
を硬化して繊維強化プラスチックと為すことができるが
、しかしながら、本発明は、加熱硬化によってマトリク
ス樹脂の硬化の促進を図ることを妨げられるものではな
い。
本発明によれば、構築物の補強は次のように行われる。
即ち、本発明の一実施例では、橋梁や高架道路の橋脚な
ど構築物の補強現場で、ローラ、刷毛、吹付は等の適宜
な塗布手段により一方向配列ハイブリッド強化繊維シー
ト1上の強化繊維4.6に室温硬化型のマトリクス樹脂
を塗布して含浸させ、第5図に示すように、強化繊維4
又は6の側を構築物の補強箇所18側として繊維強化シ
ートlを補強箇所18の周囲に貼り付け、所望の数だけ
積層する。次いでハンドローラ等でマトリクス樹脂の含
浸操作を行った後、その上に押さえテープを巻回するな
どしてカバーを行い、その後そのまま放置してマトリク
ス樹脂を硬化させ、シート1を繊維強化プラスチックと
為せばよい。これによりハイブリッド繊維強化プラスチ
ックによる構築物の補強が行われる。
ど構築物の補強現場で、ローラ、刷毛、吹付は等の適宜
な塗布手段により一方向配列ハイブリッド強化繊維シー
ト1上の強化繊維4.6に室温硬化型のマトリクス樹脂
を塗布して含浸させ、第5図に示すように、強化繊維4
又は6の側を構築物の補強箇所18側として繊維強化シ
ートlを補強箇所18の周囲に貼り付け、所望の数だけ
積層する。次いでハンドローラ等でマトリクス樹脂の含
浸操作を行った後、その上に押さえテープを巻回するな
どしてカバーを行い、その後そのまま放置してマトリク
ス樹脂を硬化させ、シート1を繊維強化プラスチックと
為せばよい。これによりハイブリッド繊維強化プラスチ
ックによる構築物の補強が行われる。
本発明の他の実施例では、第8図に示すように、補強箇
所18の周囲に室温硬化型のマトリクス樹脂19を例え
ば1100u程度の厚みに塗布し、次いで強化繊維4又
は6の側を補強箇所18側として一方向配列強化繊維シ
ート1を所望の数だけ積層し、そして押し付けることに
よりシート1を貼り付けると同時に強化繊維4及び6に
マトリクス樹脂19を含浸させる。この場合、支持体シ
ート2が樹脂浸透性でないときには、先に積層したシー
ト1上に次ぎのシートlを積層する度に、先のシート1
に更にマトリクス樹脂を塗布してもよい。その後は、上
記と同様に、積層したシート1上に押さえテープを巻回
するなどしてカバーを行い、その後そのまま放置してマ
トリクス樹脂を硬化させ、シート1を繊維強化プラスチ
ックと為せばよい。これにより同様にハイブリッド繊維
強化プラスチックによる構築物の補強が行われる。
所18の周囲に室温硬化型のマトリクス樹脂19を例え
ば1100u程度の厚みに塗布し、次いで強化繊維4又
は6の側を補強箇所18側として一方向配列強化繊維シ
ート1を所望の数だけ積層し、そして押し付けることに
よりシート1を貼り付けると同時に強化繊維4及び6に
マトリクス樹脂19を含浸させる。この場合、支持体シ
ート2が樹脂浸透性でないときには、先に積層したシー
ト1上に次ぎのシートlを積層する度に、先のシート1
に更にマトリクス樹脂を塗布してもよい。その後は、上
記と同様に、積層したシート1上に押さえテープを巻回
するなどしてカバーを行い、その後そのまま放置してマ
トリクス樹脂を硬化させ、シート1を繊維強化プラスチ
ックと為せばよい。これにより同様にハイブリッド繊維
強化プラスチックによる構築物の補強が行われる。
本発明の更に他の実施例では、一方向配列ハイブリッド
強化繊維シート1として支持体シート2が樹脂浸透性の
ものを使用する。第9図に示すように、先ず、補強箇所
18の周囲表面上にブライマー20としてマトリクス樹
脂と同系の樹脂を塗布し、その上からシート1を貼り付
けて所望の数だけ積層し、その後最外層のシート1上か
らローラ等により室温硬化型マトリクス樹脂19を塗布
してシート2を通って浸透させ、マトリクス樹脂19を
強化繊維4及び6に★漫させるようにする。その後は、
上記と同様に、積層したシート1上に押さえテープを巻
回するなどしてカバーを行い、その後そのまま放置して
マトリクス樹脂17を硬化させ、シートlを繊維強化プ
ラスチックと為せばよい。これにより同様にハイブリッ
ド繊維強化プラスチックによる構築物の補強が行われる
。
強化繊維シート1として支持体シート2が樹脂浸透性の
ものを使用する。第9図に示すように、先ず、補強箇所
18の周囲表面上にブライマー20としてマトリクス樹
脂と同系の樹脂を塗布し、その上からシート1を貼り付
けて所望の数だけ積層し、その後最外層のシート1上か
らローラ等により室温硬化型マトリクス樹脂19を塗布
してシート2を通って浸透させ、マトリクス樹脂19を
強化繊維4及び6に★漫させるようにする。その後は、
上記と同様に、積層したシート1上に押さえテープを巻
回するなどしてカバーを行い、その後そのまま放置して
マトリクス樹脂17を硬化させ、シートlを繊維強化プ
ラスチックと為せばよい。これにより同様にハイブリッ
ド繊維強化プラスチックによる構築物の補強が行われる
。
本発明は以上のように構成される。これによれば、繊維
強化プラスチックにより橋梁や高架道路などを初めとす
る構築物の補強をするに際し、支持体シートの一方、他
方の面上にそれぞれ第1、第2の強化繊維を一方向に配
列して設けた一方向配列ハイブリッド強化繊維シート1
を用い、補強現場で強化繊維4及び6に室温硬化型のマ
トリクス樹脂を含浸させて使用するようにしているので
、マトリクス樹脂を含浸させたシートlを補強箇所の周
囲に貼り付けてそのまま放置することにより、マトリク
ス樹脂を硬化させてシート1を繊維強化プラスチックと
為すことができ、補強現場でのマトリクス樹脂の加熱硬
化という面倒な作業を行うことなく、施行性良く繊維強
化プラスチックによる補強を行なうことができる。
強化プラスチックにより橋梁や高架道路などを初めとす
る構築物の補強をするに際し、支持体シートの一方、他
方の面上にそれぞれ第1、第2の強化繊維を一方向に配
列して設けた一方向配列ハイブリッド強化繊維シート1
を用い、補強現場で強化繊維4及び6に室温硬化型のマ
トリクス樹脂を含浸させて使用するようにしているので
、マトリクス樹脂を含浸させたシートlを補強箇所の周
囲に貼り付けてそのまま放置することにより、マトリク
ス樹脂を硬化させてシート1を繊維強化プラスチックと
為すことができ、補強現場でのマトリクス樹脂の加熱硬
化という面倒な作業を行うことなく、施行性良く繊維強
化プラスチックによる補強を行なうことができる。
然も、ハイブリッド強化繊維シートは、第1の強化繊維
4を、弾性率が5トン/ m m ”以上と剛性が高い
強化繊維とし、第2の強化繊維6を、破断伸びが1.2
%以上で且つ第1の強化繊維4の破断伸びよりも20%
以上大と靭性が高い強化繊維として、繊維強化プラスチ
ックをハイブリッド化するようにしているので、剛性が
高い第1の強化繊維4により構築物の破壊強度を高めて
、容易に亀裂が生じないようにできる一方、靭性の高い
第2の強化繊維6により構築物の破壊靭性を高めて、構
築物に亀裂が生じても直ちに破壊するのを防いで破壊に
至るまでの時間を延ばすことができる。又、強化繊維4
.6は一方向に配列されているので、これをクロスにし
たときのような繊維強化プラスチックの強度低下もない
。
4を、弾性率が5トン/ m m ”以上と剛性が高い
強化繊維とし、第2の強化繊維6を、破断伸びが1.2
%以上で且つ第1の強化繊維4の破断伸びよりも20%
以上大と靭性が高い強化繊維として、繊維強化プラスチ
ックをハイブリッド化するようにしているので、剛性が
高い第1の強化繊維4により構築物の破壊強度を高めて
、容易に亀裂が生じないようにできる一方、靭性の高い
第2の強化繊維6により構築物の破壊靭性を高めて、構
築物に亀裂が生じても直ちに破壊するのを防いで破壊に
至るまでの時間を延ばすことができる。又、強化繊維4
.6は一方向に配列されているので、これをクロスにし
たときのような繊維強化プラスチックの強度低下もない
。
更に強化繊維シートを補強箇所の周囲に貼り付けた後に
マトリクス樹脂を硬化させるので、湾曲した補強箇所で
も補強の実施をすることができる。
マトリクス樹脂を硬化させるので、湾曲した補強箇所で
も補強の実施をすることができる。
夫11弘1
本発明の具体的な実施例について説明する。
剛性が高い第1の強化繊維として炭素繊維を、靭性が高
い第2の強化繊維としてボリエステ短繊維(商品名、ペ
クトラン: (株)クラレ製)を用い、支持体シートの
一方の面上に炭素繊維を、他方の面上にポリエステル繊
維を、それぞれ175 g/m”の糸目付けで一方向に
設けて、ハイブリッド強化繊維シートを作製した。
い第2の強化繊維としてボリエステ短繊維(商品名、ペ
クトラン: (株)クラレ製)を用い、支持体シートの
一方の面上に炭素繊維を、他方の面上にポリエステル繊
維を、それぞれ175 g/m”の糸目付けで一方向に
設けて、ハイブリッド強化繊維シートを作製した。
なお、用いた炭素繊維の弾性率はストランド強度測定法
CJ I S法〉で測定して23.5トン//mm”%
伸びは1.4%であり、ポリエステル繊維の弾性率は8
.5トン/ m m ” 、伸びは3゜9%のものであ
る。
CJ I S法〉で測定して23.5トン//mm”%
伸びは1.4%であり、ポリエステル繊維の弾性率は8
.5トン/ m m ” 、伸びは3゜9%のものであ
る。
ハイブリッド強化繊維シートは、第1、第2の強化繊維
にマトリクス樹脂として室温硬化型に調製したエポキシ
樹脂を含浸したのち、室温放置によりマトリクス樹脂を
硬化して、ハイブリッド繊維強化プラスチックとし、試
験片とした(試験片の幅は15mmである)。そしてそ
の試験片に垂直荷重を負荷して試験し、そのときの初期
破断及び最終破断の荷重、伸び等を求め、本発明のハイ
ブリッド強化繊維シートを繊維強化プラスチックとした
ときの効果を調べた。
にマトリクス樹脂として室温硬化型に調製したエポキシ
樹脂を含浸したのち、室温放置によりマトリクス樹脂を
硬化して、ハイブリッド繊維強化プラスチックとし、試
験片とした(試験片の幅は15mmである)。そしてそ
の試験片に垂直荷重を負荷して試験し、そのときの初期
破断及び最終破断の荷重、伸び等を求め、本発明のハイ
ブリッド強化繊維シートを繊維強化プラスチックとした
ときの効果を調べた。
比較のために、上記と同じ炭素繊維を支持体シートの一
方、他方の面上に、それぞれ同じ175 g / m
”の糸目付けで一方向に設けた強化繊維シートを作製し
、炭素繊維にマトリクス樹脂を含浸、硬化後上記と同様
にして試験した。
方、他方の面上に、それぞれ同じ175 g / m
”の糸目付けで一方向に設けた強化繊維シートを作製し
、炭素繊維にマトリクス樹脂を含浸、硬化後上記と同様
にして試験した。
得られた結果を第1表に示す。
第1表
は7回の平均値を、伸びはそのうちの5回の平均値を示
す。又、それらの欄及び剛性の欄の括弧書きの数値は、
バラツキの程度を示すCV値である。剛性は繊維強化プ
ラスチツク全体の剛性を示し、荷重/伸びで示しである
。破壊エネルギーは、先の第2図、第3図に示したのと
同様な応カー伸歪み曲線を描き、三角形近似により図上
計算して求めた。
す。又、それらの欄及び剛性の欄の括弧書きの数値は、
バラツキの程度を示すCV値である。剛性は繊維強化プ
ラスチツク全体の剛性を示し、荷重/伸びで示しである
。破壊エネルギーは、先の第2図、第3図に示したのと
同様な応カー伸歪み曲線を描き、三角形近似により図上
計算して求めた。
第1表から明らかなように、本発明の場合には、剛性が
高い炭素繊維と靭性が高いポリエステル繊維のハイブリ
ッド強化繊維シートを用いて、ハイブリッド化した繊維
強化プラスチックと為しているので、炭素繊維のみの強
化繊維シートを用いて、ハイブリッド化していない繊維
強化プラスチックと為した比較例の場合よりも、最終破
断の荷重が小さいものの、伸び及び破壊エネルギーが約
2.5倍に大きくなっており、強化繊維が破断し始めて
も直ちに最終破断に至っておらず、繊維強化プラスチッ
クで構築物を補強する際の安全性に優れることが分かる
。
高い炭素繊維と靭性が高いポリエステル繊維のハイブリ
ッド強化繊維シートを用いて、ハイブリッド化した繊維
強化プラスチックと為しているので、炭素繊維のみの強
化繊維シートを用いて、ハイブリッド化していない繊維
強化プラスチックと為した比較例の場合よりも、最終破
断の荷重が小さいものの、伸び及び破壊エネルギーが約
2.5倍に大きくなっており、強化繊維が破断し始めて
も直ちに最終破断に至っておらず、繊維強化プラスチッ
クで構築物を補強する際の安全性に優れることが分かる
。
免旦立旦1
以上説明したように、本発明では、支持体シートの一方
、他方の面上にそれぞれ剛性が高い第1の強化繊維、靭
性が高い第2の強化繊維を一方向に配列して設けた一方
向配列ハイブリッド強化繊維シートを用い、補強現場で
強化繊維に室温硬化型のマトリクス樹脂を含浸させて補
強に供しているので、強化繊維にマトリクス樹脂を含浸
させた強化繊維シートを補強箇所の周囲に貼り付けてそ
のまま放置することにより、補強現場でのマトリクス樹
脂の加熱硬化という面倒な作、業を行うことなく、マト
リクス樹脂を硬化させて繊維強化プラスチックと為して
、施行性よく補強を行わせることができる。然も構築物
の破壊強度を高めて、容易に亀裂が生じないようにでき
、又、構築物の破壊靭性を高めて、構築物に亀裂が生じ
ても直ちに破壊するのを防ぐことができる。
、他方の面上にそれぞれ剛性が高い第1の強化繊維、靭
性が高い第2の強化繊維を一方向に配列して設けた一方
向配列ハイブリッド強化繊維シートを用い、補強現場で
強化繊維に室温硬化型のマトリクス樹脂を含浸させて補
強に供しているので、強化繊維にマトリクス樹脂を含浸
させた強化繊維シートを補強箇所の周囲に貼り付けてそ
のまま放置することにより、補強現場でのマトリクス樹
脂の加熱硬化という面倒な作、業を行うことなく、マト
リクス樹脂を硬化させて繊維強化プラスチックと為して
、施行性よく補強を行わせることができる。然も構築物
の破壊強度を高めて、容易に亀裂が生じないようにでき
、又、構築物の破壊靭性を高めて、構築物に亀裂が生じ
ても直ちに破壊するのを防ぐことができる。
更に強化繊維を一方向に配列しているので、得られる繊
維強化プラスチックによる補強強度を向上することがで
きる。又、補強置所が湾曲していても補強の実施を行う
ことができる。
維強化プラスチックによる補強強度を向上することがで
きる。又、補強置所が湾曲していても補強の実施を行う
ことができる。
第1図は、本発明の一方向配列ハイブリッド強化繊維シ
ートの一実施例を示す断面図である。 第2図は、一方、他方の面上に剛性が高い強化繊維と靭
性が高い強化繊維とを設けたハイブリッド強化繊維シー
トから得られるハイブリッド化した繊維強化プラスチッ
クの面に垂直荷重を負荷したときの、繊維強化プラスチ
ックの応カー伸歪み曲線を模式的に示すグラフである。 第3図は、一方、他方の面上に上記よりも剛性が更に高
いが靭性が低い1種類の強化繊維を設けた強化繊維シー
トから得られる繊維強化プラスチックの場合の、第2図
と同様なグラフである。 第4図(a)は、第1(a)図の強化繊維シートでの強
化繊維の繊維束の並べ方の一態様を示す断面図である。 第4図(b)は、第4図(a)の繊維束から得られる強
化繊維の配列を示す断面図である。 第5図(a)は、第1図(a)の強化繊維シートでの強
化繊維の繊維束の並べ方の他の態様を示す断面図である
。 第5図(b)は、第5図(a)の繊維束から得られる強
化繊維の配列を示す断面図である。 第6図は、本発明の製造方法の一実施例を示す説明図で
ある。 第7図は、本発明の補強方法の一実施例を示す断面図で
ある。 第8図は、本発明の補強方法の他の実施例を示す断面図
である。 第9図は、本発明の補強方法の更に他の実施例を示す断
面図である。 1:強化繊維シート 2:支持体シート 3:接着剤層 4.6:強化繊維 4A、6A:繊維束 18:補強箇所 19:マトリクス樹脂 jf!1図 第4図 第5図 第2図 第3図 第6図 伸歪みε 伸歪みε 第7図 第8図
ートの一実施例を示す断面図である。 第2図は、一方、他方の面上に剛性が高い強化繊維と靭
性が高い強化繊維とを設けたハイブリッド強化繊維シー
トから得られるハイブリッド化した繊維強化プラスチッ
クの面に垂直荷重を負荷したときの、繊維強化プラスチ
ックの応カー伸歪み曲線を模式的に示すグラフである。 第3図は、一方、他方の面上に上記よりも剛性が更に高
いが靭性が低い1種類の強化繊維を設けた強化繊維シー
トから得られる繊維強化プラスチックの場合の、第2図
と同様なグラフである。 第4図(a)は、第1(a)図の強化繊維シートでの強
化繊維の繊維束の並べ方の一態様を示す断面図である。 第4図(b)は、第4図(a)の繊維束から得られる強
化繊維の配列を示す断面図である。 第5図(a)は、第1図(a)の強化繊維シートでの強
化繊維の繊維束の並べ方の他の態様を示す断面図である
。 第5図(b)は、第5図(a)の繊維束から得られる強
化繊維の配列を示す断面図である。 第6図は、本発明の製造方法の一実施例を示す説明図で
ある。 第7図は、本発明の補強方法の一実施例を示す断面図で
ある。 第8図は、本発明の補強方法の他の実施例を示す断面図
である。 第9図は、本発明の補強方法の更に他の実施例を示す断
面図である。 1:強化繊維シート 2:支持体シート 3:接着剤層 4.6:強化繊維 4A、6A:繊維束 18:補強箇所 19:マトリクス樹脂 jf!1図 第4図 第5図 第2図 第3図 第6図 伸歪みε 伸歪みε 第7図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)支持体シートと、前記シートの一方の面上に接着剤
層を介して一方向に配列して接着した剛性が高い第1の
強化繊維と、前記支持体シートの他方の面上に接着剤層
を介して一方向に配列して接着した靭性が高い第2の強
化繊維とからなることを特徴とする一方向配列ハイブリ
ッド強化繊維シート。 2)前記第1の強化繊維の弾性率が5トン/mm^3以
上であり、前記第2の強化繊維の破断伸びが1.2%以
上で且つ前記第1の強化繊維の破断伸びよりも20%以
上大である請求項1記載の一方向配列ハイブリッド強化
繊維シート。 3)支持体シートの一方、他方の面上に接着剤層を設け
て、前記シートの一方の面上に剛性が高い第1の強化繊
維を一方向に配列して接着し、前記支持体シートの他方
の面上に靭性が高い第2の強化繊維を一方向に配列して
接着したことを特徴とする一方向配列ハイブリッド強化
繊維シートの製造方法。 4)前記第1、第2の強化繊維は、これら強化繊維の繊
維束を前記シートの一方、他方の面上の接着剤層上に間
隔を開けて又は開けずに一方向に並べて、これら強化繊
維の繊維束を上方から押し潰してバラすことにより、前
記シートの一方、他方の面上にそれぞれ接着される請求
項3記載の一方向配列ハイブリッド強化繊維シートの製
造方法。 5)支持体シートの一方、他方の面上に接着剤層を設け
て、前記シートの一方の面上に剛性が高い第1の強化繊
維を一方向に配列して接着し、前記支持体シートの他方
の面上に靭性が高い第2の強化繊維を一方向に配列して
接着してなる一方向配列ハイブリッド強化繊維シートを
、前記第1、第2の強化繊維に室温硬化型のマトリクス
樹脂を含浸させた後、構築物の補強箇所の表面に貼りつ
け、然るのち前記マトリクス樹脂を硬化させることを特
徴とする構築物の補強方法。 6)支持体シートの一方、他方の面上に接着剤層を設け
て、前記シートの一方の面上に剛性が高い第1の強化繊
維を一方向に配列して接着し、前記支持体シートの他方
の面上に靭性が高い第2の強化繊維を一方向に配列して
接着してなる一方向配列ハイブリッド強化繊維シートを
、構築物の補強箇所の表面に室温硬化型のマトリクス樹
脂を塗布した後に貼り付けて、前記第1、第2の強化繊
維に前記マトリクス樹脂を含浸させ、然るのち前記マト
リクス樹脂を硬化させることを特徴とする構築物の補強
方法。 7)樹脂浸透性の支持体シートの一方、他方の面上に接
着剤層を設けて、前記シートの一方の面上に剛性が高い
第1の強化繊維を一方向に配列して接着し、前記支持体
シートの他方の面上に靭性が高い第2の強化繊維を一方
向に配列して接着してなる一方向配列ハイブリッド強化
繊維シートを、構築物の補強箇所の表面に貼り付け、そ
の後に前記強化繊維シートに室温硬化型のマトリクス樹
脂を浸透させて前記第1、第2の強化繊維に含浸させ、
然るのち前記マトリクス樹脂を硬化させることを特徴と
する構築物の補強方法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2094436A JPH03292110A (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 一方向配列ハイブリッド強化繊維シート、その製造方法及び構築物の補強方法 |
| US07/646,572 US5308430A (en) | 1990-01-30 | 1991-01-28 | Reinforcing fiber sheet, method of manufacturing the same, and the method of reinforcing structure with the reinforcing fiber sheet |
| KR1019910001554A KR0170401B1 (ko) | 1990-01-30 | 1991-01-30 | 강화 섬유 시이트, 그의 제조방법 |
| EP19910300684 EP0441519B1 (en) | 1990-01-30 | 1991-01-30 | Reinforcing fiber sheet and method of reinforcing structure with the reinforcing fiber sheet |
| CA 2071097 CA2071097C (en) | 1990-01-30 | 1992-06-12 | Reinforcing fiber sheet, method of manufacturing the same, and method of reinforcing structure with the reinforcing fiber sheet |
| US08/031,436 US5326630A (en) | 1990-01-30 | 1993-03-15 | Reinforcing fiber sheet, method of manufacturing the same, and method of reinforcing structure with the reinforcing fiber sheet |
| KR97014416A KR970009566B1 (en) | 1990-01-30 | 1997-04-18 | Method of reinforcing structure with the reinforcing fiber sheet |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2094436A JPH03292110A (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 一方向配列ハイブリッド強化繊維シート、その製造方法及び構築物の補強方法 |
| CA 2071097 CA2071097C (en) | 1990-01-30 | 1992-06-12 | Reinforcing fiber sheet, method of manufacturing the same, and method of reinforcing structure with the reinforcing fiber sheet |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03292110A true JPH03292110A (ja) | 1991-12-24 |
Family
ID=25675207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2094436A Pending JPH03292110A (ja) | 1990-01-30 | 1990-04-10 | 一方向配列ハイブリッド強化繊維シート、その製造方法及び構築物の補強方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03292110A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018134751A (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-30 | 日産自動車株式会社 | 繊維強化樹脂成形品 |
| JP2018161842A (ja) * | 2017-03-27 | 2018-10-18 | 本田技研工業株式会社 | 繊維強化樹脂製品 |
-
1990
- 1990-04-10 JP JP2094436A patent/JPH03292110A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018134751A (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-30 | 日産自動車株式会社 | 繊維強化樹脂成形品 |
| JP2018161842A (ja) * | 2017-03-27 | 2018-10-18 | 本田技研工業株式会社 | 繊維強化樹脂製品 |
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