JPH03294247A - ニトロフェネトールの製造方法 - Google Patents
ニトロフェネトールの製造方法Info
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- JPH03294247A JPH03294247A JP2408794A JP40879490A JPH03294247A JP H03294247 A JPH03294247 A JP H03294247A JP 2408794 A JP2408794 A JP 2408794A JP 40879490 A JP40879490 A JP 40879490A JP H03294247 A JPH03294247 A JP H03294247A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C205/00—Compounds containing nitro groups bound to a carbon skeleton
- C07C205/39—Compounds containing nitro groups bound to a carbon skeleton the carbon skeleton being further substituted by esterified hydroxy groups
- C07C205/42—Compounds containing nitro groups bound to a carbon skeleton the carbon skeleton being further substituted by esterified hydroxy groups having nitro groups or esterified hydroxy groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of the carbon skeleton
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C201/00—Preparation of esters of nitric or nitrous acid or of compounds containing nitro or nitroso groups bound to a carbon skeleton
- C07C201/06—Preparation of nitro compounds
- C07C201/12—Preparation of nitro compounds by reactions not involving the formation of nitro groups
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[0001]
本発明はニトロフェネトール製造の、新規な、改良され
た方法に関する。詳しくは本発明は、反応を酸素存在下
で行ってアゾおよびアゾキシ化合物の生成を抑制し、ニ
トロフェネトールを高変換率および高収率で生産する、
p−ニトロクロロベンゼンのエトキシ化によるニトロフ
ェネトールの製造に関する。 [0002]
た方法に関する。詳しくは本発明は、反応を酸素存在下
で行ってアゾおよびアゾキシ化合物の生成を抑制し、ニ
トロフェネトールを高変換率および高収率で生産する、
p−ニトロクロロベンゼンのエトキシ化によるニトロフ
ェネトールの製造に関する。 [0002]
様々な有機合成に関しp−ニトロフェネトールは重要な
化学中間体である。pニトロフェネトールの重要な商業
的用途の一つは、p−フェネチジン製造における中間体
としてのものである。p−フェネチジンはエトキシキン
、一般各2゜2.4−トリーメチル−6−ニトキシー1
−H−ジヒドロキノリンの重要な中間体である。エトキ
シキンは、動物性友品等中の油の酸化を減少しまたは抑
制するのに、広い商業的用途がある。有効な酸化防止量
のエトキシキンを含有する動物性食品は、それを含まな
い食品よりも明瞭に長い保存安定性を有する。p−フェ
ネチジンはまた、ツェナセチン、フェノコル、p−フェ
ネチル−尿素、および様々な染料中間体の製造に有用な
重要な中間化合物でもある。 [0003] p−ニトロフェネトール製造のよく知られた方法には、
下記化1による、水酸化ナトリウムなどのアルカリ金属
水酸化物を含むエタノール溶液中でのp−ニトロクロロ
ベンゼンのエトキシ化がある。 [0004]
化学中間体である。pニトロフェネトールの重要な商業
的用途の一つは、p−フェネチジン製造における中間体
としてのものである。p−フェネチジンはエトキシキン
、一般各2゜2.4−トリーメチル−6−ニトキシー1
−H−ジヒドロキノリンの重要な中間体である。エトキ
シキンは、動物性友品等中の油の酸化を減少しまたは抑
制するのに、広い商業的用途がある。有効な酸化防止量
のエトキシキンを含有する動物性食品は、それを含まな
い食品よりも明瞭に長い保存安定性を有する。p−フェ
ネチジンはまた、ツェナセチン、フェノコル、p−フェ
ネチル−尿素、および様々な染料中間体の製造に有用な
重要な中間化合物でもある。 [0003] p−ニトロフェネトール製造のよく知られた方法には、
下記化1による、水酸化ナトリウムなどのアルカリ金属
水酸化物を含むエタノール溶液中でのp−ニトロクロロ
ベンゼンのエトキシ化がある。 [0004]
【化1】
[0005]
残念なことにこの公知の方法は、望ましくない副生物で
あるアゾおよびアゾキシ化合物の生成に悩まされる。こ
れらの副生物は、通常用いられる反応条件下での、p−
ニトロクロロベンゼンの発熱的な副反応の結果である。 その副生物は44−ジクロロアゾキシベンゼンおよび4
,4′ −ジクロロアゾベンゼンであると同定されてい
る。p−ニトロクロロベンゼンを、アルカリ金属水酸化
物の水溶液存在下で、エタノールと反応させると、アゾ
およびアゾキシ副生物が40モル%以上という高い収率
で生成する。したがってp〜ニトロフェネトールの商業
的生産においては、アゾおよびアゾキシ副生物の生成を
もならす急激な発熱反応を最/JX限にし、または抑制
する、方法が採られる。アゾおよびアゾキシ副生物の生
成をコントロールする一つの有効な方法は、p−ニトロ
クロロベンゼン、エタノール、および水酸化ナトリウム
からなる液体の反応混合物に分子状酸素を導入すること
である。副生物の生成のコントロールを最適化するため
に、反応器中の反応混液の上のスペース(以下ヘッドス
ペースという場合もある)における酸素含量を通常15
モル%以上に維持する。エタノールといっしょに、その
ような高含量の酸素が存在すると、火炎および爆発災害
の可能性が生じる。 [0006] 米国特許第3,085,113号は、p−ニトロクロロ
ベンゼンをエトキシ化し、酸素の存在下でp−ニトロフ
ェネトールを製造し、望ましくないアゾおよびアゾキシ
化合物の生成をもたらす副反応の発生を抑制することを
開示する。この公知の方法によれば、アゾおよびアゾキ
シ化合物を生じる副反応を抑制するため空気量を注意深
くコントロールする。 [0007] ルーマニア%許第62,677号は、p−ニトロフェノ
ールのエチルクロライドによるエチル化を極性の非プロ
トン溶媒中で行う方法を開示する。この公知の方法では
、p−ニトロフェノールを無水のナトリウム塩の形で使
用し、気体状のエチルクロライドを、それが反応中に消
費されるに従って導入する。N、N−ジメチルホルムア
ミド、N、N−ジメチルアセトアミド、およびN−メチ
ルピロリドンが、適切な極性の非プロトン溶媒として該
特許中では開示されている。 [0008] ドイツ特許第2,639,700号は、ジメチルスルホ
オキサイド溶媒中で、p−ニトロクロロベンゼンを、エ
タノールと、アルカリ金属水酸化物存在下に反応させる
ことによる、p−ニトロフェネトールの合成を記述する
。この公知の方法は、アゾおよびアゾキシ副生物の生成
を最小限にするための、空気スパージの使用には関心が
ない。 [0009] 米国特許第4,782,190号は、p−ニトロクロロ
ベンゼンを、エタノールおよびアルカリ金属水酸化物と
、通常の第4級有機アンモニウム塩のような相間移動触
媒の存在下で反応させることによる、p−ニトロフェネ
トールの製造を開示する。 [0010]
あるアゾおよびアゾキシ化合物の生成に悩まされる。こ
れらの副生物は、通常用いられる反応条件下での、p−
ニトロクロロベンゼンの発熱的な副反応の結果である。 その副生物は44−ジクロロアゾキシベンゼンおよび4
,4′ −ジクロロアゾベンゼンであると同定されてい
る。p−ニトロクロロベンゼンを、アルカリ金属水酸化
物の水溶液存在下で、エタノールと反応させると、アゾ
およびアゾキシ副生物が40モル%以上という高い収率
で生成する。したがってp〜ニトロフェネトールの商業
的生産においては、アゾおよびアゾキシ副生物の生成を
もならす急激な発熱反応を最/JX限にし、または抑制
する、方法が採られる。アゾおよびアゾキシ副生物の生
成をコントロールする一つの有効な方法は、p−ニトロ
クロロベンゼン、エタノール、および水酸化ナトリウム
からなる液体の反応混合物に分子状酸素を導入すること
である。副生物の生成のコントロールを最適化するため
に、反応器中の反応混液の上のスペース(以下ヘッドス
ペースという場合もある)における酸素含量を通常15
モル%以上に維持する。エタノールといっしょに、その
ような高含量の酸素が存在すると、火炎および爆発災害
の可能性が生じる。 [0006] 米国特許第3,085,113号は、p−ニトロクロロ
ベンゼンをエトキシ化し、酸素の存在下でp−ニトロフ
ェネトールを製造し、望ましくないアゾおよびアゾキシ
化合物の生成をもたらす副反応の発生を抑制することを
開示する。この公知の方法によれば、アゾおよびアゾキ
シ化合物を生じる副反応を抑制するため空気量を注意深
くコントロールする。 [0007] ルーマニア%許第62,677号は、p−ニトロフェノ
ールのエチルクロライドによるエチル化を極性の非プロ
トン溶媒中で行う方法を開示する。この公知の方法では
、p−ニトロフェノールを無水のナトリウム塩の形で使
用し、気体状のエチルクロライドを、それが反応中に消
費されるに従って導入する。N、N−ジメチルホルムア
ミド、N、N−ジメチルアセトアミド、およびN−メチ
ルピロリドンが、適切な極性の非プロトン溶媒として該
特許中では開示されている。 [0008] ドイツ特許第2,639,700号は、ジメチルスルホ
オキサイド溶媒中で、p−ニトロクロロベンゼンを、エ
タノールと、アルカリ金属水酸化物存在下に反応させる
ことによる、p−ニトロフェネトールの合成を記述する
。この公知の方法は、アゾおよびアゾキシ副生物の生成
を最小限にするための、空気スパージの使用には関心が
ない。 [0009] 米国特許第4,782,190号は、p−ニトロクロロ
ベンゼンを、エタノールおよびアルカリ金属水酸化物と
、通常の第4級有機アンモニウム塩のような相間移動触
媒の存在下で反応させることによる、p−ニトロフェネ
トールの製造を開示する。 [0010]
上記から理解されるように、望ましい解決は、アゾおよ
びアゾキシ副生物の生成をコントロールしながら、上記
スペース中での酸素含量を低くして反応を行うことであ
る。 本発明は、ニトロクロロベンゼンを高温で、エタノール
と、アルカリ金属水酸化物水溶液の存在下で反応させ、
その反応混合物を酸素含有気体を用いて撹拌しアゾおよ
びアゾキシ化合物の生成を抑制する、p−ニトロフェネ
トールの製造方法を提供する。 [0011]
びアゾキシ副生物の生成をコントロールしながら、上記
スペース中での酸素含量を低くして反応を行うことであ
る。 本発明は、ニトロクロロベンゼンを高温で、エタノール
と、アルカリ金属水酸化物水溶液の存在下で反応させ、
その反応混合物を酸素含有気体を用いて撹拌しアゾおよ
びアゾキシ化合物の生成を抑制する、p−ニトロフェネ
トールの製造方法を提供する。 [0011]
本発明は、p−ニトロクロロベンゼンとエタノールを、
アルカリ金属水酸化物と、上記スペース酸素を顕著に減
少させたレベルで、反応させ、同時にアゾおよびアゾキ
シ化合物の生成を最小限にすることが可能な方法を開示
する。 本発明によれば、アゾおよびアゾキシ副生物の生成を抑
制しつづけながら、低いレベルの酸素で反応を行うこと
が可能である。酸素レベルを減少させると、反応器のヘ
ッドスペース中のエタノール蒸気の、火災および爆発災
害の可能性は顕著に減少する。また本発明の方法では、
高濃度の、例えば73%のアルカリ金属水酸化物濃度で
はなく、わずか約50%のアルカリ金属水酸化溶液濃度
を用いて妥当な反応速度で、高収量のp−ニトロフェネ
トールを得ることができる。室温で液体である低濃度の
アルカリ金属水酸化物を用いることは、室温で固体であ
り、使用に際しては溶融しなければならないアルカリ金
属水酸化物を用いる高濃度溶液と比較して有利である。 本発明による改良は、ニトロクロロベンゼン、一価アル
コール、およびアルカリ金属水酸化物の反応混合物中に
、N−アルキル−ピロリドン、好ましくはN−メチルピ
ロリドンという共溶媒を加えることにより得られる。ア
ルキル置換基は1〜約8個の炭素原子を有する。 [0012] 本発明の方法においては、p−ニトロクロロベンゼン、
およびエタノールのような低級一価アルコールを、閉じ
た反応槽中で、過剰のアルカリ金属水酸化物水溶液、好
ましくは水酸化ナトリウム溶液と接触させ、反応混合物
を、12%未満の、好ましくは10%未満の酸素を含み
、残りは窒素のような不活性ガスである気体で撹拌しな
がら、加熱する。反応混合物中にはN−アルキル−ピロ
リドンが共溶媒としてエタノールと共に存在する。エト
キシ化終了後、生成したp−ニトロフェネトールを反応
混合物から分離する6[0013] 本発明を主にニトロフェネトール製造方法として記載し
たが、本発明の方法はp−ニトロアニソールおよび0−
ニトロアニソールの製造においても有用であることが理
解されよう。p−ニトロアニソールを製造するためには
、p−ニトロクロロベンゼンをメタノールと反応させる
。0−ニトロアニソールを製造するためには、O−ニト
ロクロロベンゼンをメタノールと反応させる。0−ニト
ロフェネトールは、0−ニトロクロロベンゼンとエタノ
ールから製造できる。 [0014] 本発明によれば、ニトロクロロベンゼン、水酸化ナトリ
ウム、およびエタノールを反応させてニトロフェネトー
ルを作る。ニトロクロロベンゼンは少くとも99%のp
−ニトロクロロベンゼンで、残りは0−ニトロクロロベ
ンゼンとm−ニトロクロロベンゼンである。p−ニトロ
クロロベンゼンをエタノールおよびN−メチルピロリド
ンに溶解する。よい収率を得るためにはエタノールを化
学量論量より過剰に使用する。エタノールとp−ニトロ
クロロベンゼンのモル比は通常5:1〜1:1が用いら
れ、好ましくは約4:1〜1:1である。エタノールは
純粋なもの、または95%のエタノールと5%の水より
なる工業製品を用いる。N−メチルピロリドンとp−ニ
トロクロロベンゼンのモル比は、通常的4:1〜1:1
が用いられ、好ましくは2.5:1である。エタノール
、p−ニトロクロロベンゼンおよびN−メチルピロリド
ンを含む溶液を、少くとも約50℃、好ましくは約55
〜80℃、より好ましくは約65〜75℃に加熱する。 この加熱した溶液に水酸化ナトリウム水溶液をゆっくり
と、好ましくは撹拌しながら、−時間当り1モルのp−
ニトロクロロベンゼン当り、カセイソーダ0.2〜1.
0モルの速度で、時間をかけて添加する。カセイソーダ
水溶液は約40〜75重量%の水酸化ナトリウムを含む
。よい結果が得られかつ便利な操作方法としては、水酸
化物の濃度は好ましくは約45〜55%である。 [0015] 好ましくは反応器には、予しめ不活性ガスブランケット
を取り付ける。反応中反応混合物に約12%未満の酸素
、好ましくは約10%未満の酸素を含む気体を吹き込み
、撹拌しくsparge)、約1〜5気圧に維持する。 スパージガスは空気と窒素の混合物であり、二つの気体
を酸素濃度が所望の低い値であるように予しめ混合する
。ガス混合物のスパージングは、反応中、反応器のヘッ
ドスペース中で5容量%未満、好ましくは約1〜3%の
酸素含量となるに十分な速度で継続スる。約90〜99
%のp−ニトロクロロベンゼンが、4重量%のp−ニト
ロフェノールを含むp−ニトロフェネトールに変換され
、最小限のアゾおよびアゾキシ副生物、ニトロフェネト
ールとニトロフェノールのオルソ異性体が生じる。 [0016] p−ニトロフェネトール生成物を、生じた反応混合物か
ら分離する。これは反応混合物を約50〜70℃に冷却
し、強い鉱酸、例えば塩酸を加えて過剰のカセイソーダ
を中和しながら、この温度に保つことにより行う。この
中和により、残存したアルカリ金属イオンは塩化物とし
て沈澱させ、濾過により除去する。濾過は反応混合物か
らの、エタノールおよび水の、蒸留による除去の前、ま
たは後のどちらかに行う。エタノールと水を除去した後
、N−メチルピロリドンを、好ましくは真空で、独立し
た蒸留操作で除去する。 [0017] p−ニトロフェノールは、カセイソーダ水溶液洗浄によ
りp−ニトロフェネトールから分離する。これは、水、
エタノール、およびN−メチルピロリドンを留去した物
質を、希薄なカセイソーダ水溶液、好ましくは3〜5%
の水酸化ナトリウム水溶液と接触させることにより行う
。p−ニトロフェノールはアルカリ性の溶液に溶解する
が、p−ニトロフェネトールは溶解しない。かくて二相
系は、水相に溶解したp−ニトロフェノールと、p−ニ
トロフェノールを含む非水相を生じる。カセイ洗浄およ
び相分離中の温度は、p−ニトロフェネトールが液体で
あるように十分に高い水準に保つ。最後に液体のp−ニ
トロフェネトールを室温に冷却し、固体のp−ニトロフ
ェネトールを作る。 [0018] 次の実施例は、本発明の限定と考えることなく、本発明
をより詳しく説明するために役だつ。「部」を使用する
とき、特に示さない限り重量部を意味する。 [0019]
アルカリ金属水酸化物と、上記スペース酸素を顕著に減
少させたレベルで、反応させ、同時にアゾおよびアゾキ
シ化合物の生成を最小限にすることが可能な方法を開示
する。 本発明によれば、アゾおよびアゾキシ副生物の生成を抑
制しつづけながら、低いレベルの酸素で反応を行うこと
が可能である。酸素レベルを減少させると、反応器のヘ
ッドスペース中のエタノール蒸気の、火災および爆発災
害の可能性は顕著に減少する。また本発明の方法では、
高濃度の、例えば73%のアルカリ金属水酸化物濃度で
はなく、わずか約50%のアルカリ金属水酸化溶液濃度
を用いて妥当な反応速度で、高収量のp−ニトロフェネ
トールを得ることができる。室温で液体である低濃度の
アルカリ金属水酸化物を用いることは、室温で固体であ
り、使用に際しては溶融しなければならないアルカリ金
属水酸化物を用いる高濃度溶液と比較して有利である。 本発明による改良は、ニトロクロロベンゼン、一価アル
コール、およびアルカリ金属水酸化物の反応混合物中に
、N−アルキル−ピロリドン、好ましくはN−メチルピ
ロリドンという共溶媒を加えることにより得られる。ア
ルキル置換基は1〜約8個の炭素原子を有する。 [0012] 本発明の方法においては、p−ニトロクロロベンゼン、
およびエタノールのような低級一価アルコールを、閉じ
た反応槽中で、過剰のアルカリ金属水酸化物水溶液、好
ましくは水酸化ナトリウム溶液と接触させ、反応混合物
を、12%未満の、好ましくは10%未満の酸素を含み
、残りは窒素のような不活性ガスである気体で撹拌しな
がら、加熱する。反応混合物中にはN−アルキル−ピロ
リドンが共溶媒としてエタノールと共に存在する。エト
キシ化終了後、生成したp−ニトロフェネトールを反応
混合物から分離する6[0013] 本発明を主にニトロフェネトール製造方法として記載し
たが、本発明の方法はp−ニトロアニソールおよび0−
ニトロアニソールの製造においても有用であることが理
解されよう。p−ニトロアニソールを製造するためには
、p−ニトロクロロベンゼンをメタノールと反応させる
。0−ニトロアニソールを製造するためには、O−ニト
ロクロロベンゼンをメタノールと反応させる。0−ニト
ロフェネトールは、0−ニトロクロロベンゼンとエタノ
ールから製造できる。 [0014] 本発明によれば、ニトロクロロベンゼン、水酸化ナトリ
ウム、およびエタノールを反応させてニトロフェネトー
ルを作る。ニトロクロロベンゼンは少くとも99%のp
−ニトロクロロベンゼンで、残りは0−ニトロクロロベ
ンゼンとm−ニトロクロロベンゼンである。p−ニトロ
クロロベンゼンをエタノールおよびN−メチルピロリド
ンに溶解する。よい収率を得るためにはエタノールを化
学量論量より過剰に使用する。エタノールとp−ニトロ
クロロベンゼンのモル比は通常5:1〜1:1が用いら
れ、好ましくは約4:1〜1:1である。エタノールは
純粋なもの、または95%のエタノールと5%の水より
なる工業製品を用いる。N−メチルピロリドンとp−ニ
トロクロロベンゼンのモル比は、通常的4:1〜1:1
が用いられ、好ましくは2.5:1である。エタノール
、p−ニトロクロロベンゼンおよびN−メチルピロリド
ンを含む溶液を、少くとも約50℃、好ましくは約55
〜80℃、より好ましくは約65〜75℃に加熱する。 この加熱した溶液に水酸化ナトリウム水溶液をゆっくり
と、好ましくは撹拌しながら、−時間当り1モルのp−
ニトロクロロベンゼン当り、カセイソーダ0.2〜1.
0モルの速度で、時間をかけて添加する。カセイソーダ
水溶液は約40〜75重量%の水酸化ナトリウムを含む
。よい結果が得られかつ便利な操作方法としては、水酸
化物の濃度は好ましくは約45〜55%である。 [0015] 好ましくは反応器には、予しめ不活性ガスブランケット
を取り付ける。反応中反応混合物に約12%未満の酸素
、好ましくは約10%未満の酸素を含む気体を吹き込み
、撹拌しくsparge)、約1〜5気圧に維持する。 スパージガスは空気と窒素の混合物であり、二つの気体
を酸素濃度が所望の低い値であるように予しめ混合する
。ガス混合物のスパージングは、反応中、反応器のヘッ
ドスペース中で5容量%未満、好ましくは約1〜3%の
酸素含量となるに十分な速度で継続スる。約90〜99
%のp−ニトロクロロベンゼンが、4重量%のp−ニト
ロフェノールを含むp−ニトロフェネトールに変換され
、最小限のアゾおよびアゾキシ副生物、ニトロフェネト
ールとニトロフェノールのオルソ異性体が生じる。 [0016] p−ニトロフェネトール生成物を、生じた反応混合物か
ら分離する。これは反応混合物を約50〜70℃に冷却
し、強い鉱酸、例えば塩酸を加えて過剰のカセイソーダ
を中和しながら、この温度に保つことにより行う。この
中和により、残存したアルカリ金属イオンは塩化物とし
て沈澱させ、濾過により除去する。濾過は反応混合物か
らの、エタノールおよび水の、蒸留による除去の前、ま
たは後のどちらかに行う。エタノールと水を除去した後
、N−メチルピロリドンを、好ましくは真空で、独立し
た蒸留操作で除去する。 [0017] p−ニトロフェノールは、カセイソーダ水溶液洗浄によ
りp−ニトロフェネトールから分離する。これは、水、
エタノール、およびN−メチルピロリドンを留去した物
質を、希薄なカセイソーダ水溶液、好ましくは3〜5%
の水酸化ナトリウム水溶液と接触させることにより行う
。p−ニトロフェノールはアルカリ性の溶液に溶解する
が、p−ニトロフェネトールは溶解しない。かくて二相
系は、水相に溶解したp−ニトロフェノールと、p−ニ
トロフェノールを含む非水相を生じる。カセイ洗浄およ
び相分離中の温度は、p−ニトロフェネトールが液体で
あるように十分に高い水準に保つ。最後に液体のp−ニ
トロフェネトールを室温に冷却し、固体のp−ニトロフ
ェネトールを作る。 [0018] 次の実施例は、本発明の限定と考えることなく、本発明
をより詳しく説明するために役だつ。「部」を使用する
とき、特に示さない限り重量部を意味する。 [0019]
例1
反応器に、97.45部の新しいp−ニトロクロロベン
ゼン、98.61部の新しいおよび回収したエタノール
、0.05部の新しいメチルピロリドン(NMP)
10.98部の回収したp−ニトロフェネトールを含
む163.59部の回収NMP、5.92部の回収p−
ニトロクロロベンゼン、および3.56部の回収した水
を入れる。これらの物質の外に、新しいp−ニトロクロ
ロベンゼンは0.78gの0−ニトロクロロベンゼンを
含み、回収NMPは0.03部の0−ニトロクロロベン
ゼンと0.09部の回収0−ニトロフェネトールを含む
。回収したエタノールも少量のp−ニトロクロロベンゼ
ンとO−ニトロクロロベンゼンを含む。反応器を、窒素
中に12%の酸素を含む気体混合物を用い約900m1
Z時・gモルp−ニトロクロロベンゼンの割合で、スパ
ージし、3モル%未満の酸素を含む雰囲気下で74℃に
加熱する。水中の50%水酸化ナトリウムの全量78.
77部を、デイツプチューブを通して、3.4時間かけ
て添加する。反応時間の終りに、反応器をさらに4.6
時間、74℃に保ち、全反応時間を8時間とする。反応
混合物を次に60℃に冷却し、47部の28%HCIで
中和する。 中和に要するHCl量は、反応器に残存カセイソーダ濃
度を測定するための最初の滴定にもとづき算出する。 [0020] 中和した反応物は、エタノールを回収するため蒸留器に
送る。二つのリサイクルストリームを蒸留器に加える。 これ等のストリームは、引続いての塩洗浄からの回収エ
タノール(71,76部) および固体のp−ニトロフ
ェノールの単離とp−ニトロフェネトールの脱水からの
リサイクル水(48,46部)である。 そのストリームは今116.26部のp−ニトロフェネ
トール、6.82部のpニトロクロロベンゼン、4.1
6部のp−ニトロフェノール、148.55gのNMP
、59.52部の塩化ナトリウム、119.48部のエ
タノール、153.56部の水、および0.99部の他
の有機物(0−ニトロクロロベンゼン、O−ニトロフェ
ネトール、0−ニトロフェノール)を含有する。エタノ
ールは、蒸留器温度116℃で、92%エタノールスト
リーム(130,2部)搭頂留出物として回収される。 蒸留は大気圧下で行う。 [0021] 蒸留器の底には116.24部のp−ニトロフェネトー
ル、6.80部のp−ニトロクロロベンゼン、4.16
部のp−ニトロフェノール、148.55部のNMP、
59.52部の塩化ナトリウム、0.30部のエタノー
ル、142.58部の水、および0.99部の他の有機
物(0−ニトロフェノール、0−ニトロクロロベンゼン
、およびO−ニトロフェネトール)を含む。蒸留したボ
トムは水のストリッピング蒸留器に移す。 [0022] 水ストリッピングカラムは、コンデンサーで100℃、
蒸留器中で194℃で操作する。除かれた水(139,
38部)は、0.30部のエタノール、0.04 部(
7)NMP、0.03部の0−ニトロフェノールを含む
。そのものは廃棄する[0023] 蒸留器中の残渣は、濾過器に送り固体の塩化ナトリウム
を除去する。フィルターに残った塩化ナトリウムを95
%のエタノールで洗浄し、そのエタノール洗液はエタノ
ール回収蒸留器ヘリサイクルする。 塩の濾過操作からの母液(267,61部)を溶媒スト
リッピング蒸留器に送る。溶媒ストリッピングスチルカ
ラムは、コンデンサーで50mmHgの圧力、温度81
℃で操作する。蒸留器中の温度と圧力は、それぞれ19
2℃と576mmHgである。ストリッピングスチルか
らの搭頂留出物は反応器にもどす。これらの搭頂留出物
は、10.98部のp−ニトロフェネトール、5,92
部のp −ニトロクロロベンゼン、143部のNMP、
3.56部の水、0.03部の。−二トロクロロベンゼ
ン、および0.09部の0−ニトロフェネトールを含む
。 [0024] 溶媒ストリッピングス蒸留器中の残渣を65℃に冷却し
、抽出器に入れる。この残渣は、98.67部のp−ニ
トロフェネトール、0.57部のp−ニトロクロロベン
ゼン、3.98部のp−ニトロフェノール、0.02部
の0−ニトロクロロベンゼン、0.77部の0−ニトロ
フェネトール、および0.01部のNMPを含む。抽出
器はp−ニトロフェネトールが液体を保つよう65℃で
操作する。水酸化ナトリウムの約4%溶液(31,19
部)を加えて分層させる。次に有機層を12部の清浄な
水で洗う。 [0025] 抽出器からの有機層(101゜97部)をp−ニトロフ
ェネトール脱水蒸留器に移す。その脱水蒸留はポット温
度150℃および350mmHgで操作する。 脱水器からの搭頂留出物ストリーム(1,97部)を、
下に記す工程のp−ニトロフェノール回収セクションか
らのリサイクル水と一緒にする。脱水スチルポットから
回収した生成物(100,0部)は98.64部のp−
ニトロフェネトール、0.57部のp−ニトロクロロベ
ンゼン、および0.77部の0−ニトロフェネトールを
含む。 [0026] 一緒にした、カセイソーダと、約10%の濃度のp−ニ
トロフェネトールのナトリウム塩を含む抽出器からの水
洗浄物は、28%のHCI (3,91部)でpH5
,5〜6.0の酸性にする。その溶液を30〜35℃に
冷却し固体のp−ニトロフェノールを沈澱させる。固体
(3,97部)を小さいフィルターで単離する。この操
作からの母液を脱水時の搭頂留出物と混合し、エタノー
ル回収スチルポットに戻す(48,46部)。 [0027] 例2 反応を85℃で行ったこと、73%の水酸化ナトリウム
を用いて反応器に供給したこと、空気をスバージングガ
スとして用いたこと、N−メチルピロリドンを共溶媒と
して用いなかったこと、を除いては例1の方法と一般的
には同様に行った。反応器のヘッドスペースは15モル
%以上の酸素を含む。 [0028] 例1ではp−ニトロクロロベンゼンの変換率は8時間で
94.7%であるが、−吉例2ではp−ニトロクロロベ
ンゼンの変換率は8時間で70%に過ぎなかった。例1
においてはp−ニトロフェネトールの収率は95.3%
であったのに対し実施例2ではp−ニトロフェネトール
の収率は93.5%である。また例1で製造したp−ニ
トロフェネトール100部名に、3.5部のp−ニトロ
フェノール副生物が生じた。−吉例2で製造したp−ニ
トロフェネトール100部名に、4.0部のp−ニトロ
フェノール副生物が生じた。 [0029] 例3 65.64部の60%の水酸化ナトリウムを3.0時間
かけて添加したことを除いて、例1の方法と一般的には
同様に行った。p−ニトロクロロベンゼンノ変換率は9
6.5%であり、p−ニトロフェネトールの収率は94
.4%であった。生成したp−ニトロフェネトール各1
00部に対し、4.9部のp−ニトロフェノール副生物
が生じた。 [00303 例4 53.95部の75%水酸化ナトリウムを2.0時間か
けて添加したことを除いて例1の方法と一般的には同様
に行った。p−ニトロクロロベンゼンの変換率は99.
6%で、p−ニトロフェネトールの収率は93.9%で
あった。生成したp−ニトロフェネトール各100部に
対し、5.4部のp−ニトロフェノール副生物が生じた
。 【003月 例5 43.16部の73%水酸化ナトリウムを2.0時間か
けて加えたことを除いて例1の方法と一般的には同様に
行った。p−ニトロクロロベンゼンの変換率はしたp−
ニトロフェネトールの各100部に対し、3.9部のp
−ニトロフェノール副生物が生じた。 [0032] 例6 43.16部の73%水酸化ナトリウムを2.0時間か
けて加えたこと、および反応温度が74℃ではなく65
℃であったことを除いて、例1の方法と一般的には同様
に行った。p−ニトロクロロベンゼンの変換率は93.
4%であり、pニトロフェネトールの収率は97.5%
であった。生成したp−ニトロフェネトール各100部
に対し、2.1部のp−ニトロフェノール副生物が生じ
た。 [0033] 例7 43.16部の73%水酸化ナトリウムを2.0時間か
けて加えたこと、反応温度が74℃ではなく60℃であ
ったこと、スパージング気体が、150m1/g・モル
−時間の速度での、窒素中5%酸素であったことを除い
て例1の方法と一般的には同様に行った。p−ニトロク
ロロベンゼンの変換率は91.48%であり、p−ニト
ロフェネトールの収率は98.2%であった。生成した
p−ニトロフェネトールの各100部に対し、1.5部
のp−ニトロフェノール副生物が生じた。 [0034] 例8 43.16部の73%水酸化ナトリウムを2.0時間か
けて加えたこと、反応温度が74℃ではなく55℃であ
ったこと、スバージングガスが150m1/g・モル−
時間の速度の窒素であったことを除いて、例1の方法と
一般的には同様に行った。p−ニトロクロロベンゼンの
変換率は88.2%であり、p−ニトロフェネトールの
収率は98.7%であった。生成したp−ニトロフェネ
トールの各100部各部名1.1部のp−ニトロフェノ
ール副生物が生じた。 [0035] 例9 128部の100%エタノールを用い、43.16部の
73%水酸化ナトリウムを2.0時間かけて添加したこ
とを除いて例2の方法と一般的には同様に行った(N−
メチルピロリドンなし)。反応温度は55℃であった。 反応器は150m1/g・モル−時間の速度で、窒素で
スパージした。反応は2時間後中止し、p−ニトロクロ
ロベンゼンの、副生物p、p −ジクロロアゾキシベン
ゼンおよびp、 p’ −ジクロロベンゼンに対する変
換率は77%であった(合わせた収率は88%) p−
ニトロフェネトールの収率は11%に過ぎなかった。 表1は実施例1〜9の結果をまとめたものである。プロ
セス効率は、p−ニトロクロロベンゼンの変換率(%)
×p−ニトロフェネトールの収率(%)の積として計算
した。 [0036] (43,2) (43,2> II反応は2時間後に停止させた。 [0037] 上記衣から明らかなように、より低温でのp−ニトロク
ロロベンゼンの変換率の改善が本発明の実施において得
られる。ニトロフェネトールの収率改善、および副生物
p−ニトロフェノールの生成の減少も本発明の実施にお
いて得られる。 これは該技術における顕著な改良を示す。また本発明の
実施は、より低含量の酸素(約12%未満)を含むスパ
ージングガスを使用して、4.4′ −ジクロロアゾキ
シベンゼンと4.4′ −ジクロロアゾベンゼン副生物
の生成を満足すべき程度に抑制するという点でも有利で
ある。本発明に用いた低レベルの酸素では、エタノール
と酸素の潜在的爆発性混合物の可能性は少い。
ゼン、98.61部の新しいおよび回収したエタノール
、0.05部の新しいメチルピロリドン(NMP)
10.98部の回収したp−ニトロフェネトールを含
む163.59部の回収NMP、5.92部の回収p−
ニトロクロロベンゼン、および3.56部の回収した水
を入れる。これらの物質の外に、新しいp−ニトロクロ
ロベンゼンは0.78gの0−ニトロクロロベンゼンを
含み、回収NMPは0.03部の0−ニトロクロロベン
ゼンと0.09部の回収0−ニトロフェネトールを含む
。回収したエタノールも少量のp−ニトロクロロベンゼ
ンとO−ニトロクロロベンゼンを含む。反応器を、窒素
中に12%の酸素を含む気体混合物を用い約900m1
Z時・gモルp−ニトロクロロベンゼンの割合で、スパ
ージし、3モル%未満の酸素を含む雰囲気下で74℃に
加熱する。水中の50%水酸化ナトリウムの全量78.
77部を、デイツプチューブを通して、3.4時間かけ
て添加する。反応時間の終りに、反応器をさらに4.6
時間、74℃に保ち、全反応時間を8時間とする。反応
混合物を次に60℃に冷却し、47部の28%HCIで
中和する。 中和に要するHCl量は、反応器に残存カセイソーダ濃
度を測定するための最初の滴定にもとづき算出する。 [0020] 中和した反応物は、エタノールを回収するため蒸留器に
送る。二つのリサイクルストリームを蒸留器に加える。 これ等のストリームは、引続いての塩洗浄からの回収エ
タノール(71,76部) および固体のp−ニトロフ
ェノールの単離とp−ニトロフェネトールの脱水からの
リサイクル水(48,46部)である。 そのストリームは今116.26部のp−ニトロフェネ
トール、6.82部のpニトロクロロベンゼン、4.1
6部のp−ニトロフェノール、148.55gのNMP
、59.52部の塩化ナトリウム、119.48部のエ
タノール、153.56部の水、および0.99部の他
の有機物(0−ニトロクロロベンゼン、O−ニトロフェ
ネトール、0−ニトロフェノール)を含有する。エタノ
ールは、蒸留器温度116℃で、92%エタノールスト
リーム(130,2部)搭頂留出物として回収される。 蒸留は大気圧下で行う。 [0021] 蒸留器の底には116.24部のp−ニトロフェネトー
ル、6.80部のp−ニトロクロロベンゼン、4.16
部のp−ニトロフェノール、148.55部のNMP、
59.52部の塩化ナトリウム、0.30部のエタノー
ル、142.58部の水、および0.99部の他の有機
物(0−ニトロフェノール、0−ニトロクロロベンゼン
、およびO−ニトロフェネトール)を含む。蒸留したボ
トムは水のストリッピング蒸留器に移す。 [0022] 水ストリッピングカラムは、コンデンサーで100℃、
蒸留器中で194℃で操作する。除かれた水(139,
38部)は、0.30部のエタノール、0.04 部(
7)NMP、0.03部の0−ニトロフェノールを含む
。そのものは廃棄する[0023] 蒸留器中の残渣は、濾過器に送り固体の塩化ナトリウム
を除去する。フィルターに残った塩化ナトリウムを95
%のエタノールで洗浄し、そのエタノール洗液はエタノ
ール回収蒸留器ヘリサイクルする。 塩の濾過操作からの母液(267,61部)を溶媒スト
リッピング蒸留器に送る。溶媒ストリッピングスチルカ
ラムは、コンデンサーで50mmHgの圧力、温度81
℃で操作する。蒸留器中の温度と圧力は、それぞれ19
2℃と576mmHgである。ストリッピングスチルか
らの搭頂留出物は反応器にもどす。これらの搭頂留出物
は、10.98部のp−ニトロフェネトール、5,92
部のp −ニトロクロロベンゼン、143部のNMP、
3.56部の水、0.03部の。−二トロクロロベンゼ
ン、および0.09部の0−ニトロフェネトールを含む
。 [0024] 溶媒ストリッピングス蒸留器中の残渣を65℃に冷却し
、抽出器に入れる。この残渣は、98.67部のp−ニ
トロフェネトール、0.57部のp−ニトロクロロベン
ゼン、3.98部のp−ニトロフェノール、0.02部
の0−ニトロクロロベンゼン、0.77部の0−ニトロ
フェネトール、および0.01部のNMPを含む。抽出
器はp−ニトロフェネトールが液体を保つよう65℃で
操作する。水酸化ナトリウムの約4%溶液(31,19
部)を加えて分層させる。次に有機層を12部の清浄な
水で洗う。 [0025] 抽出器からの有機層(101゜97部)をp−ニトロフ
ェネトール脱水蒸留器に移す。その脱水蒸留はポット温
度150℃および350mmHgで操作する。 脱水器からの搭頂留出物ストリーム(1,97部)を、
下に記す工程のp−ニトロフェノール回収セクションか
らのリサイクル水と一緒にする。脱水スチルポットから
回収した生成物(100,0部)は98.64部のp−
ニトロフェネトール、0.57部のp−ニトロクロロベ
ンゼン、および0.77部の0−ニトロフェネトールを
含む。 [0026] 一緒にした、カセイソーダと、約10%の濃度のp−ニ
トロフェネトールのナトリウム塩を含む抽出器からの水
洗浄物は、28%のHCI (3,91部)でpH5
,5〜6.0の酸性にする。その溶液を30〜35℃に
冷却し固体のp−ニトロフェノールを沈澱させる。固体
(3,97部)を小さいフィルターで単離する。この操
作からの母液を脱水時の搭頂留出物と混合し、エタノー
ル回収スチルポットに戻す(48,46部)。 [0027] 例2 反応を85℃で行ったこと、73%の水酸化ナトリウム
を用いて反応器に供給したこと、空気をスバージングガ
スとして用いたこと、N−メチルピロリドンを共溶媒と
して用いなかったこと、を除いては例1の方法と一般的
には同様に行った。反応器のヘッドスペースは15モル
%以上の酸素を含む。 [0028] 例1ではp−ニトロクロロベンゼンの変換率は8時間で
94.7%であるが、−吉例2ではp−ニトロクロロベ
ンゼンの変換率は8時間で70%に過ぎなかった。例1
においてはp−ニトロフェネトールの収率は95.3%
であったのに対し実施例2ではp−ニトロフェネトール
の収率は93.5%である。また例1で製造したp−ニ
トロフェネトール100部名に、3.5部のp−ニトロ
フェノール副生物が生じた。−吉例2で製造したp−ニ
トロフェネトール100部名に、4.0部のp−ニトロ
フェノール副生物が生じた。 [0029] 例3 65.64部の60%の水酸化ナトリウムを3.0時間
かけて添加したことを除いて、例1の方法と一般的には
同様に行った。p−ニトロクロロベンゼンノ変換率は9
6.5%であり、p−ニトロフェネトールの収率は94
.4%であった。生成したp−ニトロフェネトール各1
00部に対し、4.9部のp−ニトロフェノール副生物
が生じた。 [00303 例4 53.95部の75%水酸化ナトリウムを2.0時間か
けて添加したことを除いて例1の方法と一般的には同様
に行った。p−ニトロクロロベンゼンの変換率は99.
6%で、p−ニトロフェネトールの収率は93.9%で
あった。生成したp−ニトロフェネトール各100部に
対し、5.4部のp−ニトロフェノール副生物が生じた
。 【003月 例5 43.16部の73%水酸化ナトリウムを2.0時間か
けて加えたことを除いて例1の方法と一般的には同様に
行った。p−ニトロクロロベンゼンの変換率はしたp−
ニトロフェネトールの各100部に対し、3.9部のp
−ニトロフェノール副生物が生じた。 [0032] 例6 43.16部の73%水酸化ナトリウムを2.0時間か
けて加えたこと、および反応温度が74℃ではなく65
℃であったことを除いて、例1の方法と一般的には同様
に行った。p−ニトロクロロベンゼンの変換率は93.
4%であり、pニトロフェネトールの収率は97.5%
であった。生成したp−ニトロフェネトール各100部
に対し、2.1部のp−ニトロフェノール副生物が生じ
た。 [0033] 例7 43.16部の73%水酸化ナトリウムを2.0時間か
けて加えたこと、反応温度が74℃ではなく60℃であ
ったこと、スパージング気体が、150m1/g・モル
−時間の速度での、窒素中5%酸素であったことを除い
て例1の方法と一般的には同様に行った。p−ニトロク
ロロベンゼンの変換率は91.48%であり、p−ニト
ロフェネトールの収率は98.2%であった。生成した
p−ニトロフェネトールの各100部に対し、1.5部
のp−ニトロフェノール副生物が生じた。 [0034] 例8 43.16部の73%水酸化ナトリウムを2.0時間か
けて加えたこと、反応温度が74℃ではなく55℃であ
ったこと、スバージングガスが150m1/g・モル−
時間の速度の窒素であったことを除いて、例1の方法と
一般的には同様に行った。p−ニトロクロロベンゼンの
変換率は88.2%であり、p−ニトロフェネトールの
収率は98.7%であった。生成したp−ニトロフェネ
トールの各100部各部名1.1部のp−ニトロフェノ
ール副生物が生じた。 [0035] 例9 128部の100%エタノールを用い、43.16部の
73%水酸化ナトリウムを2.0時間かけて添加したこ
とを除いて例2の方法と一般的には同様に行った(N−
メチルピロリドンなし)。反応温度は55℃であった。 反応器は150m1/g・モル−時間の速度で、窒素で
スパージした。反応は2時間後中止し、p−ニトロクロ
ロベンゼンの、副生物p、p −ジクロロアゾキシベン
ゼンおよびp、 p’ −ジクロロベンゼンに対する変
換率は77%であった(合わせた収率は88%) p−
ニトロフェネトールの収率は11%に過ぎなかった。 表1は実施例1〜9の結果をまとめたものである。プロ
セス効率は、p−ニトロクロロベンゼンの変換率(%)
×p−ニトロフェネトールの収率(%)の積として計算
した。 [0036] (43,2) (43,2> II反応は2時間後に停止させた。 [0037] 上記衣から明らかなように、より低温でのp−ニトロク
ロロベンゼンの変換率の改善が本発明の実施において得
られる。ニトロフェネトールの収率改善、および副生物
p−ニトロフェノールの生成の減少も本発明の実施にお
いて得られる。 これは該技術における顕著な改良を示す。また本発明の
実施は、より低含量の酸素(約12%未満)を含むスパ
ージングガスを使用して、4.4′ −ジクロロアゾキ
シベンゼンと4.4′ −ジクロロアゾベンゼン副生物
の生成を満足すべき程度に抑制するという点でも有利で
ある。本発明に用いた低レベルの酸素では、エタノール
と酸素の潜在的爆発性混合物の可能性は少い。
Claims (17)
- 【請求項1】酸素を含有するガスの利用する撹拌操作を
用いてアゾおよびアゾキシ副生物の生成を抑制し、p−
ニトロクロロベンゼンを、一価アルコール溶液中で、ア
ルカリ金属水酸化物水溶液と反応させる、ニトロフェネ
トールの製造方法において、該反応を、アルキル置換基
が1〜8個の炭素原子を有するN−アルキルピロリドン
の有効量存在下で行うことを特徴とする、ニトロフェネ
トールの製造方法。 - 【請求項2】ピロリドン添加物がN−メチルピロリドン
である請求項1の方法。 - 【請求項3】アルカリ金属水酸化物が水酸化ナトリウム
である請求項1の方法。 - 【請求項4】アルカリ金属水酸化物が水酸化カリウムで
ある請求項1の方法。 - 【請求項5】一価アルコールがエタノールである請求項
1の方法。 - 【請求項6】N−アルキルピロリドンとp−ニトロクロ
ロベンゼンのモル比が約4:1〜1:1である、請求項
1の方法。 - 【請求項7】アルコールとp−ニトロクロロベンゼンの
モル比が約5:1〜1:1である、請求項1の方法。 - 【請求項8】ガススパージが、約12容量%未満の酸素
を含む、請求項1の方法。 - 【請求項9】反応を約55〜80℃の温度で行う請求項
1の方法。 - 【請求項10】次の工程よりなるp−ニトロフェネトー
ルの製造方法。 (a)p−ニトロクロロベンゼン、エタノール、および
水酸化ナトリウムを、昇温下で、エタノール、水、およ
びN−メチルピロリドンよりなる溶媒を含む共溶媒液体
系で反応させ、p−ニトロクロロベンゼンをエトキシ化
し、p−ニトロフエネトールを製造すること (b)酸素含量が約12容量%未満の酸素含有気体を用
いて、反応混合物を撹拌して、アゾおよびアゾキシ副生
物の生成を抑制すること、及び(c)製造されたp−ニ
トロフェネトールを、生成した反応生成物から分離する
こと - 【請求項11】エタノールとp−ニトロクロロベンゼン
のモル比が、約4:1〜1:1であり、N−メチルピロ
リドンとp−ニトロクロロベンゼンのモル比が、約2.
5:1〜1:1である、請求項10の方法。 - 【請求項12】水酸化ナトリウムを40〜75%水溶液
として反応物中に導入する、請求項10の方法。 - 【請求項13】反応温度が約50〜80℃である請求項
12の方法。 - 【請求項14】反応温度が約65〜75℃である請求項
13の方法。 - 【請求項15】反応器のヘッドスペースにおける酸素含
有量が約5容量%未満である、請求項11の方法。 - 【請求項16】反応器を約1〜5気圧に維持する請求項
15の方法。 - 【請求項17】反応器にp−ニトロベンゼン、エタノー
ル、およびN−メチルピロリドンを入れ、反応混合物を
酸素含有気体を用い撹拌しながら40〜75%の水酸化
ナトリウムをゆっくり添加する請求項10の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US459016 | 1989-12-29 | ||
| US07/459,016 US4987266A (en) | 1989-12-29 | 1989-12-29 | Process for the manufacture of nitrophenetole |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03294247A true JPH03294247A (ja) | 1991-12-25 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2408794A Pending JPH03294247A (ja) | 1989-12-29 | 1990-12-28 | ニトロフェネトールの製造方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4987266A (ja) |
| EP (1) | EP0440010A3 (ja) |
| JP (1) | JPH03294247A (ja) |
| KR (1) | KR940000655B1 (ja) |
| IL (1) | IL96824A0 (ja) |
Families Citing this family (1)
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|---|---|---|---|---|
| CN111187168A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-05-22 | 中卫市鑫三元化工有限公司 | 一种使用硝基卤代苯生产硝基苯烷氧基醚的清洁生产工艺 |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| DE1768680C3 (de) * | 1968-06-15 | 1974-04-18 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Verfahren zur Herstellung olefinischer Verbindungen aus Aldehyden oder Ketonen und Phosphoniumhalogeniden |
| DE2304762A1 (de) * | 1973-02-01 | 1974-08-15 | Degussa | Herstellung von formaldehyd in einer wirbelschicht mit einem bestimmten temperaturgradienten |
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