JPH0329498Y2 - - Google Patents
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- JPH0329498Y2 JPH0329498Y2 JP2891084U JP2891084U JPH0329498Y2 JP H0329498 Y2 JPH0329498 Y2 JP H0329498Y2 JP 2891084 U JP2891084 U JP 2891084U JP 2891084 U JP2891084 U JP 2891084U JP H0329498 Y2 JPH0329498 Y2 JP H0329498Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- key
- shutter plate
- coil spring
- torsion coil
- Prior art date
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Links
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 8
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ロータカバーのキー差込口をキーが
差込まれない時にねじりコイルばねによつて付勢
されたシヤツタ板により閉塞するようにした錠装
置に関する。
差込まれない時にねじりコイルばねによつて付勢
されたシヤツタ板により閉塞するようにした錠装
置に関する。
従来より、この種の錠装置はキー差込口に対す
る防水、防塵を図つたもので、自動車用ドアロツ
ク、フユーエルインレツトロツク、トランクリツ
ドロツク等のように雨風にさらされる部所に対し
て一般的に用いられていて、その構造は第1図及
び第2図に示すようにロータケース1内にキー
(図示せず)の差込みによりロータケース1に対
して回動可能となるキーロータ2が収納され、該
キーロータ2の端面にキー差込口3を有するロー
タカバー4がケースカバー5により保持されてい
る。そして、前記ロータカバー4の内面側にはシ
ヤツタ板6が回動可能に設けられ、このシヤツタ
板6の内面側にはねじりコイルばね7がキーロー
タ2に設けられたばね収納部8に収納されてお
り、前記ねじりコイルばね7はその中央部に設け
られた回り止め部7aをばね収納部8に設けられ
た係合凹部8aに嵌め込む一方、両端部7b,7
bを前記シヤツタ板6内面に当接させ、以て前記
キーが差込まれない時にシヤツタ板6をキー差込
口3を閉塞する方向に回動付勢し且つキーの差込
みにより該シヤツタ板6が内方に回動されて該キ
ー差込口3の開放を許容するようにしている。
る防水、防塵を図つたもので、自動車用ドアロツ
ク、フユーエルインレツトロツク、トランクリツ
ドロツク等のように雨風にさらされる部所に対し
て一般的に用いられていて、その構造は第1図及
び第2図に示すようにロータケース1内にキー
(図示せず)の差込みによりロータケース1に対
して回動可能となるキーロータ2が収納され、該
キーロータ2の端面にキー差込口3を有するロー
タカバー4がケースカバー5により保持されてい
る。そして、前記ロータカバー4の内面側にはシ
ヤツタ板6が回動可能に設けられ、このシヤツタ
板6の内面側にはねじりコイルばね7がキーロー
タ2に設けられたばね収納部8に収納されてお
り、前記ねじりコイルばね7はその中央部に設け
られた回り止め部7aをばね収納部8に設けられ
た係合凹部8aに嵌め込む一方、両端部7b,7
bを前記シヤツタ板6内面に当接させ、以て前記
キーが差込まれない時にシヤツタ板6をキー差込
口3を閉塞する方向に回動付勢し且つキーの差込
みにより該シヤツタ板6が内方に回動されて該キ
ー差込口3の開放を許容するようにしている。
而して、上記従来構成の錠装置を組立てるに
は、まずねじりコイルばね7の回り止め部7aを
ばね収納部8の係合凹部8aに嵌め込むようにし
て、該ねじりコイルばね7をばね収納部8に収納
する。そして、ねじりコイルばね7の婦勢力に抗
してシヤツタ板6を指先で押えるようにして収納
し、この状態でシヤツタ板6を指先で押えながら
第3図に示すようにダミーキー9をキーロータ2
内に差込み、ねじりコイルばね7の付勢力に抗し
てシヤツタ板6を内方に回動させた状態で保持す
る。然る後、キー差込口3をダミーキー9に挿入
するようにしてキーロータ2の端面にロータカバ
ー4を被せ、更にキーロータ2をロータケース1
に挿入して該ロータカバー4にケースカバー5を
被せ、この状態でケースカバー5の周縁部をかし
めてロータケース1の鍔部1aに係着させて全体
を一体化し、この後、ダミーキー9を抜き取り組
立作業を完了する。
は、まずねじりコイルばね7の回り止め部7aを
ばね収納部8の係合凹部8aに嵌め込むようにし
て、該ねじりコイルばね7をばね収納部8に収納
する。そして、ねじりコイルばね7の婦勢力に抗
してシヤツタ板6を指先で押えるようにして収納
し、この状態でシヤツタ板6を指先で押えながら
第3図に示すようにダミーキー9をキーロータ2
内に差込み、ねじりコイルばね7の付勢力に抗し
てシヤツタ板6を内方に回動させた状態で保持す
る。然る後、キー差込口3をダミーキー9に挿入
するようにしてキーロータ2の端面にロータカバ
ー4を被せ、更にキーロータ2をロータケース1
に挿入して該ロータカバー4にケースカバー5を
被せ、この状態でケースカバー5の周縁部をかし
めてロータケース1の鍔部1aに係着させて全体
を一体化し、この後、ダミーキー9を抜き取り組
立作業を完了する。
しかしながら、上記組立作業においてシヤツタ
板6の組立作業時にねじりコイルばね7の付勢力
が作用するため、ねじりコイルばね7の付勢力に
抗してシヤツタ板6を作業者が指先で押えながら
ダミーキー9を差込むようにしなければならず、
機械による組立の自動化が困難で、組立作業が面
倒であり、ダミーキー9を差込む工程の他にケー
スカバー5の周縁部をかしめた後ダミーキー9を
抜き取るという工程が必要で工程数が多くなり、
総じて製造コストが高くなるという問題があつ
た。
板6の組立作業時にねじりコイルばね7の付勢力
が作用するため、ねじりコイルばね7の付勢力に
抗してシヤツタ板6を作業者が指先で押えながら
ダミーキー9を差込むようにしなければならず、
機械による組立の自動化が困難で、組立作業が面
倒であり、ダミーキー9を差込む工程の他にケー
スカバー5の周縁部をかしめた後ダミーキー9を
抜き取るという工程が必要で工程数が多くなり、
総じて製造コストが高くなるという問題があつ
た。
上記問題を解決するため、出願人は先に実願昭
57−166440号(実開昭59−69371号)の考案を出
願している。これは第4図乃至第8図に示すよう
にねじりコイルばね10の中央部をU字形に曲成
することによつて係合部10aを形成するととも
にキーロータ11の外周部に前記係合部10aよ
りも若干幅狭なスリツト状の逃がし部12を形成
し、キーロータ11にロータカバー4を取り付け
るときには第7図に示すように前記係合部10a
を前記逃がし部12から外方へ解放してシヤツタ
板6への付勢力を無効化して該ロータカバー4の
取付を容易にし、このロータカバー4を取り付け
た後に前記係合部10aを弾性変形させながらス
リツト状の幅狭な前記逃がし部12を外方から内
方に通過させ(第8図二点鎖線参照)、通過後係
合部10aを自身の復元力で幅広に復元させて該
係合部10aを第8図に実線で示すようにキーロ
ータ11内部に形成された保持部13に係合さ
せ、もつてねじりコイルばね10の付勢力を有効
化してシヤツタ板6をキー差込口3を閉塞する方
向へ回動させるものである。
57−166440号(実開昭59−69371号)の考案を出
願している。これは第4図乃至第8図に示すよう
にねじりコイルばね10の中央部をU字形に曲成
することによつて係合部10aを形成するととも
にキーロータ11の外周部に前記係合部10aよ
りも若干幅狭なスリツト状の逃がし部12を形成
し、キーロータ11にロータカバー4を取り付け
るときには第7図に示すように前記係合部10a
を前記逃がし部12から外方へ解放してシヤツタ
板6への付勢力を無効化して該ロータカバー4の
取付を容易にし、このロータカバー4を取り付け
た後に前記係合部10aを弾性変形させながらス
リツト状の幅狭な前記逃がし部12を外方から内
方に通過させ(第8図二点鎖線参照)、通過後係
合部10aを自身の復元力で幅広に復元させて該
係合部10aを第8図に実線で示すようにキーロ
ータ11内部に形成された保持部13に係合さ
せ、もつてねじりコイルばね10の付勢力を有効
化してシヤツタ板6をキー差込口3を閉塞する方
向へ回動させるものである。
然しながら、上記構成のものにおいては、ねじ
りコイルばね10の係合部10aをキーロータ1
1の逃がし部12を通過させるため第8図に示す
ように矢印A方向へ押圧して押し込む際、係合部
10aの両側辺10cは逃がし部12の対向する
内側面部によつて同時に内方に弾性変形されるか
ら両側辺10c,10cが互いに当接してその弾
性変形が阻止された状態となつてあたかも幅狭な
逃がし部12に対して楔を打込んだような状態と
なるので、係合部10aに対する押込力を多く要
して押込みが困難となり且つ係合部10aの両側
辺部10c,10cが大なる押込力により永久変
形して保持部13への係合が不充分になる場合が
あり、このため、ねじりコイルばね10の押込み
を組立機械によつて自動組立すると組立の信頼性
が低下するという未解決な問題点が発生した。
りコイルばね10の係合部10aをキーロータ1
1の逃がし部12を通過させるため第8図に示す
ように矢印A方向へ押圧して押し込む際、係合部
10aの両側辺10cは逃がし部12の対向する
内側面部によつて同時に内方に弾性変形されるか
ら両側辺10c,10cが互いに当接してその弾
性変形が阻止された状態となつてあたかも幅狭な
逃がし部12に対して楔を打込んだような状態と
なるので、係合部10aに対する押込力を多く要
して押込みが困難となり且つ係合部10aの両側
辺部10c,10cが大なる押込力により永久変
形して保持部13への係合が不充分になる場合が
あり、このため、ねじりコイルばね10の押込み
を組立機械によつて自動組立すると組立の信頼性
が低下するという未解決な問題点が発生した。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的はキーロータにシヤツタ板及びロータカ
バーを取付ける時に前記シヤツタ板にねじりコイ
ルばねの付勢力が作用せず、ロータカバーの取付
後シヤツタ板にねじりコイルばねの付勢力を付与
し得るようにしたものにおいて、ねじりコイルば
ねの係合部を幅狭な逃がし部を介してキーロータ
の保持部に押込みにより係合させるときに、小さ
な押込力で押込むことができ、しかもねじりコイ
ルばねが永久変形することをも防止し得て以て組
立の自動化による組立作業性の向上を組立の信頼
性を確保しつつ達成し得る錠装置を提供するにあ
る。
その目的はキーロータにシヤツタ板及びロータカ
バーを取付ける時に前記シヤツタ板にねじりコイ
ルばねの付勢力が作用せず、ロータカバーの取付
後シヤツタ板にねじりコイルばねの付勢力を付与
し得るようにしたものにおいて、ねじりコイルば
ねの係合部を幅狭な逃がし部を介してキーロータ
の保持部に押込みにより係合させるときに、小さ
な押込力で押込むことができ、しかもねじりコイ
ルばねが永久変形することをも防止し得て以て組
立の自動化による組立作業性の向上を組立の信頼
性を確保しつつ達成し得る錠装置を提供するにあ
る。
以下本考案の第1の実施例を第9図乃至第12
図を参照して説明する。21は筒状のロータケー
スで、これの一端部には内周側に回動規制段差部
22a,22aを有する径大孔部22が設けられ
るとともに外周側にフランジ部23が設けられて
いる。24はロータケース21に収納されるキー
ロータで、これの軸芯部にはキー挿入孔25が形
成され、このキー挿入孔25の開口端側のキーロ
ータ24の外周部には凸部26、径大部27及び
鍔部27aが順に形成されていて、上記凸部26
が回動規制段差部22a及び22a間に位置する
とともに径大部27及び鍔部27aが径大孔部2
2内に嵌合されるようになつている。斯かるキー
ロータ24にはキー(図示せず)の差込みにより
ロータケース21に対する回動を許容させる周知
のタンプラ及びこれを付勢するばねからなる施錠
機構(いずれも図示せず)が設けられている。そ
して、キーの差込状態でキーロータ24は凸部2
6が回動規制段差部22a,22aで規制された
範囲内で回動し得るようになつている。28はキ
ー差込口29を有するロータカバーで、このロー
タカバー28の周縁部には弾性爪30,30を該
ロータカバー28に対して略直角に指向して形成
している。一方、キーロータ24の鍔部27aに
は、ロータカバー28の弾性爪30,30を嵌合
するための溝部27b,27bが設けられてい
る。31は左右両角部に軸部32,32を有する
矩形状のシヤツタ板で、このシヤツタ板31は両
軸部32,32を夫々キーロータ24の端面部に
設けられた軸支凹部33,33に回動可能に挿入
するようにしている。34はキーロータ24の端
面部に設けたばね収納部、35はばね収納部34
に収納されるねじりコイルばねで、これは中央部
をU字形に曲成することにより係合部35aが形
成されており、そのコイル部である回動支点から
延長された作用片部である両端部35b,35b
がキーロータ24のキー挿入孔25の前方端方向
に指向されてシヤツタ板31の内面に当接し得る
ようにしている。36はばね収納部34の中央部
に形成されたスリツト状の逃がし部で、これの平
行通路を形成するように対向する側面36a,3
6b間の幅寸法はねじりコイルばね35の係合部
35a間の幅寸法よりも若干小さく形成されてい
る。37は逃がし部36の対向する両側面36
a,36bの奥部に形成された保持部で、これの
幅寸法は逃し部36の幅寸法よりも大きく形成さ
れている。第11図において38,39は逃し部
36の入口部に拡開通路をなすように形成された
一対の第1及び第2の傾斜案内面部で、ねじりコ
イルばね35の係合部35aを逃がし部36を介
して保持部37へ案内するようになつている。こ
のうち第1の傾斜案内面部38は逃がし部36の
一方の側面36aの入口部36cから該側面36
aに対して角度Aをなすように外方に拡開して形
成されており、また第2の傾斜案内面部39は逃
し部36の他方の側面36bの入口部36dから
該側面36bに対し角度Aとは異なる角度Bをな
すように外方に拡開して形成されている。而し
て、逃がし部36の入口部36c,36d即ち第
1及び第2の傾斜案内面部38及び39の奥端部
はキーロータ24の内外方向に段差Hを有してい
る。この結果、平行通路と拡開通路とからなる逃
がし部36の通路の対向面の形状は非対称にな
る。40は中央部の円形孔40aを有するケース
カバーで、このケースカバー40は周縁部をロー
タケース21の鍔部23にかしめつけることによ
りキーロータ24、ねじりコイルばね35、シヤ
ツタ板31及びロータカバー28を所定の組立状
態に保持するものである。
図を参照して説明する。21は筒状のロータケー
スで、これの一端部には内周側に回動規制段差部
22a,22aを有する径大孔部22が設けられ
るとともに外周側にフランジ部23が設けられて
いる。24はロータケース21に収納されるキー
ロータで、これの軸芯部にはキー挿入孔25が形
成され、このキー挿入孔25の開口端側のキーロ
ータ24の外周部には凸部26、径大部27及び
鍔部27aが順に形成されていて、上記凸部26
が回動規制段差部22a及び22a間に位置する
とともに径大部27及び鍔部27aが径大孔部2
2内に嵌合されるようになつている。斯かるキー
ロータ24にはキー(図示せず)の差込みにより
ロータケース21に対する回動を許容させる周知
のタンプラ及びこれを付勢するばねからなる施錠
機構(いずれも図示せず)が設けられている。そ
して、キーの差込状態でキーロータ24は凸部2
6が回動規制段差部22a,22aで規制された
範囲内で回動し得るようになつている。28はキ
ー差込口29を有するロータカバーで、このロー
タカバー28の周縁部には弾性爪30,30を該
ロータカバー28に対して略直角に指向して形成
している。一方、キーロータ24の鍔部27aに
は、ロータカバー28の弾性爪30,30を嵌合
するための溝部27b,27bが設けられてい
る。31は左右両角部に軸部32,32を有する
矩形状のシヤツタ板で、このシヤツタ板31は両
軸部32,32を夫々キーロータ24の端面部に
設けられた軸支凹部33,33に回動可能に挿入
するようにしている。34はキーロータ24の端
面部に設けたばね収納部、35はばね収納部34
に収納されるねじりコイルばねで、これは中央部
をU字形に曲成することにより係合部35aが形
成されており、そのコイル部である回動支点から
延長された作用片部である両端部35b,35b
がキーロータ24のキー挿入孔25の前方端方向
に指向されてシヤツタ板31の内面に当接し得る
ようにしている。36はばね収納部34の中央部
に形成されたスリツト状の逃がし部で、これの平
行通路を形成するように対向する側面36a,3
6b間の幅寸法はねじりコイルばね35の係合部
35a間の幅寸法よりも若干小さく形成されてい
る。37は逃がし部36の対向する両側面36
a,36bの奥部に形成された保持部で、これの
幅寸法は逃し部36の幅寸法よりも大きく形成さ
れている。第11図において38,39は逃し部
36の入口部に拡開通路をなすように形成された
一対の第1及び第2の傾斜案内面部で、ねじりコ
イルばね35の係合部35aを逃がし部36を介
して保持部37へ案内するようになつている。こ
のうち第1の傾斜案内面部38は逃がし部36の
一方の側面36aの入口部36cから該側面36
aに対して角度Aをなすように外方に拡開して形
成されており、また第2の傾斜案内面部39は逃
し部36の他方の側面36bの入口部36dから
該側面36bに対し角度Aとは異なる角度Bをな
すように外方に拡開して形成されている。而し
て、逃がし部36の入口部36c,36d即ち第
1及び第2の傾斜案内面部38及び39の奥端部
はキーロータ24の内外方向に段差Hを有してい
る。この結果、平行通路と拡開通路とからなる逃
がし部36の通路の対向面の形状は非対称にな
る。40は中央部の円形孔40aを有するケース
カバーで、このケースカバー40は周縁部をロー
タケース21の鍔部23にかしめつけることによ
りキーロータ24、ねじりコイルばね35、シヤ
ツタ板31及びロータカバー28を所定の組立状
態に保持するものである。
而して、上記構成の錠装置を組立てるには、ま
ずねじりコイルばね35の係合部35aを逃がし
部36からキーロータ24の側方に突出した状態
で該ねじりコイルばね35をばね収納部34に収
納する(第12図a参照)。そして、シヤツタ板
31の軸部32,32を夫々軸支凹部33,33
内に嵌め込んだ状態で該シヤツタ板31をねじり
コイルばね35の両端部35b,35b上に載置
する。すると、ねじりコイルばね35の係合部3
5aは解放されシヤツタ板31への付勢力が無効
化されているため、上述のようにしてねじりコイ
ルばね35の両端部35b,35b上に載置され
たシヤツタ板31は自重により下方に回動する
(第12図b参照)。然る後、ロータカバー28の
弾性爪30,30を夫々キーロータ24の鍔部2
7aの溝部27b,27bに挿入するようにして
該ロータカバー28をキーロータ24側に押圧
し、弾性爪30,30の先端部を鍔部27aに弾
性係合させる。このようにしてロータカバー28
をキーロータ24の端面に取付ける。その後ねじ
りコイルばね35の係合部35aを該ねじりコイ
ルばね35の弾発力に抗して第11図に示すよう
に第1及び第2の傾斜案内面部38,39に沿つ
て矢印C方向へ押圧し、ねじりコイルばね35の
回動支点から延長されたU字状延出片部即ち線3
5c,35cを内方へ変形させながら逃がし部3
6を通過させる。この過程で線35c,35cは
夫々異なる角度を有する第1及び第2の傾斜案内
面部38,39に沿つて押込まれるので、夫々の
線に発生する歪及び応力が異なるため第11図に
二点鎖線で示すように捩れた状態となりその関係
位置が内外方向にズレを発生し縦列状態で逃がし
部36内を通過する。ねじりコイルばね35の係
合部35aが逃がし部36を通過してキーロータ
24内に退避すると線35c,35cが復元して
保持部37に係合して(第12図c参照)、ねじ
りコイルばね35が非解放状態となつてシヤツタ
板31への付勢力が有効化して、シヤツタ板31
がねじりコイルばね35の両端部35b,35b
によりキー差込口29を閉塞する方向へ回動付勢
される。そして、キー差込口29がシヤツタ板3
1により閉塞されると、ねじりコイルばね35の
付勢力がシヤツタ板31を介してロータカバー2
8にも作用するが、該ロータカバー28は弾性爪
30,30によりねじりコイルばね35の付勢力
に抗してキーロータ24の端面に係合保持された
ままの状態を保つ。次にキーロータ24をロータ
ケース21内に挿入し、そして最後に、ケースカ
バー40をロータカバー28に被せ、その周縁部
をロータケース21の鍔部23にかしめつけて組
立作業を終了する。
ずねじりコイルばね35の係合部35aを逃がし
部36からキーロータ24の側方に突出した状態
で該ねじりコイルばね35をばね収納部34に収
納する(第12図a参照)。そして、シヤツタ板
31の軸部32,32を夫々軸支凹部33,33
内に嵌め込んだ状態で該シヤツタ板31をねじり
コイルばね35の両端部35b,35b上に載置
する。すると、ねじりコイルばね35の係合部3
5aは解放されシヤツタ板31への付勢力が無効
化されているため、上述のようにしてねじりコイ
ルばね35の両端部35b,35b上に載置され
たシヤツタ板31は自重により下方に回動する
(第12図b参照)。然る後、ロータカバー28の
弾性爪30,30を夫々キーロータ24の鍔部2
7aの溝部27b,27bに挿入するようにして
該ロータカバー28をキーロータ24側に押圧
し、弾性爪30,30の先端部を鍔部27aに弾
性係合させる。このようにしてロータカバー28
をキーロータ24の端面に取付ける。その後ねじ
りコイルばね35の係合部35aを該ねじりコイ
ルばね35の弾発力に抗して第11図に示すよう
に第1及び第2の傾斜案内面部38,39に沿つ
て矢印C方向へ押圧し、ねじりコイルばね35の
回動支点から延長されたU字状延出片部即ち線3
5c,35cを内方へ変形させながら逃がし部3
6を通過させる。この過程で線35c,35cは
夫々異なる角度を有する第1及び第2の傾斜案内
面部38,39に沿つて押込まれるので、夫々の
線に発生する歪及び応力が異なるため第11図に
二点鎖線で示すように捩れた状態となりその関係
位置が内外方向にズレを発生し縦列状態で逃がし
部36内を通過する。ねじりコイルばね35の係
合部35aが逃がし部36を通過してキーロータ
24内に退避すると線35c,35cが復元して
保持部37に係合して(第12図c参照)、ねじ
りコイルばね35が非解放状態となつてシヤツタ
板31への付勢力が有効化して、シヤツタ板31
がねじりコイルばね35の両端部35b,35b
によりキー差込口29を閉塞する方向へ回動付勢
される。そして、キー差込口29がシヤツタ板3
1により閉塞されると、ねじりコイルばね35の
付勢力がシヤツタ板31を介してロータカバー2
8にも作用するが、該ロータカバー28は弾性爪
30,30によりねじりコイルばね35の付勢力
に抗してキーロータ24の端面に係合保持された
ままの状態を保つ。次にキーロータ24をロータ
ケース21内に挿入し、そして最後に、ケースカ
バー40をロータカバー28に被せ、その周縁部
をロータケース21の鍔部23にかしめつけて組
立作業を終了する。
このように本実施例によれば、キーロータ24
に逃がし部36を設けてロータカバー28の取付
けを完了する迄ねじりコイルばね35の係合部3
5aを解放状態にしてシヤツタ板31への付勢力
を無効化するようにしたので、キーロータ24に
ロータカバー28を取付ける時にシヤツタ板31
にねじりコイルばね35の付勢力が作用せず、従
つて従来構造のもののようにシヤツタ板6がねじ
りコイルばね7の付勢力により外方に飛ばされる
ようなことは起らず、シヤツタ板6を指先で押え
ながらダミーキー9をキーロータ2内に差込むと
いつた面倒な作業が不要となり、組立作業性が向
上し得るとともに、ねじりコイルばね35の係合
部35aを互いに異なる開き角を有し奥端部が内
外方向に段差Hを有する一対の第1及び第2の傾
斜案内面部38,39に案内させつつ逃がし部3
6を通過させるようにしたので、小なる押込力で
ねじりコイルばね35の係合部35aを容易に保
持部37に係合させ得且つ係合部35aに発生す
る変形を防止し得る。
に逃がし部36を設けてロータカバー28の取付
けを完了する迄ねじりコイルばね35の係合部3
5aを解放状態にしてシヤツタ板31への付勢力
を無効化するようにしたので、キーロータ24に
ロータカバー28を取付ける時にシヤツタ板31
にねじりコイルばね35の付勢力が作用せず、従
つて従来構造のもののようにシヤツタ板6がねじ
りコイルばね7の付勢力により外方に飛ばされる
ようなことは起らず、シヤツタ板6を指先で押え
ながらダミーキー9をキーロータ2内に差込むと
いつた面倒な作業が不要となり、組立作業性が向
上し得るとともに、ねじりコイルばね35の係合
部35aを互いに異なる開き角を有し奥端部が内
外方向に段差Hを有する一対の第1及び第2の傾
斜案内面部38,39に案内させつつ逃がし部3
6を通過させるようにしたので、小なる押込力で
ねじりコイルばね35の係合部35aを容易に保
持部37に係合させ得且つ係合部35aに発生す
る変形を防止し得る。
第13図は本考案の第2の実施例を示すもの
で、上記実施例と同一個所には同一符号を付し異
なる個所のみを説明する。41は逃がし部で、対
向する側面41a,41bの夫々の入口部41
c,41dはキーロータ24の内外方向に対して
同じ位置にあり、第1及び第2の傾斜案内面部3
8,39が夫々異なる角度A,Bで外方へ拡開し
ているものである。第14図は本考案の第3の実
施例を示すもので、逃がし部36の内外方向に段
差Hを有する入口部36c,36dから第1及び
第2の傾斜案内面部38及び42が同じ開き角度
Aで外方へ拡開したものである。この第2及び第
3の実施例においても第1の実施例と同様の作用
効果を得ることができる。
で、上記実施例と同一個所には同一符号を付し異
なる個所のみを説明する。41は逃がし部で、対
向する側面41a,41bの夫々の入口部41
c,41dはキーロータ24の内外方向に対して
同じ位置にあり、第1及び第2の傾斜案内面部3
8,39が夫々異なる角度A,Bで外方へ拡開し
ているものである。第14図は本考案の第3の実
施例を示すもので、逃がし部36の内外方向に段
差Hを有する入口部36c,36dから第1及び
第2の傾斜案内面部38及び42が同じ開き角度
Aで外方へ拡開したものである。この第2及び第
3の実施例においても第1の実施例と同様の作用
効果を得ることができる。
以上の説明から明らかなように、本考案は、キ
ーロータの外周部に逃がし部を設け、この逃がし
部の対向面の入口部に互いに異なる開き角度を有
し又は奥端部が内外方向に段差を有した形状をな
す一対の傾斜案内面部を設けたので、キーロータ
にロータカバーを取り付けるときにシヤツタ板に
ねじりコイルばねの付勢力が作用せず、ロータカ
バー取付後にねじりコイルばねの付勢力を付与し
得、またねじりコイルばねを小さな押込力で押込
むことができ、しかも該ねじりコイルばねが永久
変形することを確実に防止し得るから組立作業の
向上を組立の信頼性を確保しつつ達成し得るとい
う効果を奏する。
ーロータの外周部に逃がし部を設け、この逃がし
部の対向面の入口部に互いに異なる開き角度を有
し又は奥端部が内外方向に段差を有した形状をな
す一対の傾斜案内面部を設けたので、キーロータ
にロータカバーを取り付けるときにシヤツタ板に
ねじりコイルばねの付勢力が作用せず、ロータカ
バー取付後にねじりコイルばねの付勢力を付与し
得、またねじりコイルばねを小さな押込力で押込
むことができ、しかも該ねじりコイルばねが永久
変形することを確実に防止し得るから組立作業の
向上を組立の信頼性を確保しつつ達成し得るとい
う効果を奏する。
第1図乃至第8図は従来構造を示すもので、第
1図は縦断面図、第2図は分解斜視図、第3図は
組立手順を説明するための縦断面図、第4図は縦
断面図、第5図は分解斜視図、第6図はキーロー
タの側面図、第7図は組立経過を説明するための
縦断側面図、第8図は第7図中−線に沿う拡
大断面図であり、第9図乃至第12図は本考案の
第1の実施例を示すもので、第9図は縦断側面
図、第10図は分解斜視図、第11図は第9図中
XI−XI線に沿う拡大断面図、第12図a乃至cは
組立手順を示す縦断側面図であり、第13図及び
第14図は本考案の第2及び第3実施例を示す第
11図相当図である。 図面中、21はロータケース、24はキーロー
タ、28はロータカバー、29はキー差込口、3
1はシヤツタ板、35はねじりコイルばね、35
aは係合部、36,41は逃がし部、36a,3
6bは側面部(対向面)、36c,36d,41
c,41dは入口部、37は保持部、38は第1
の傾斜案内面部、39,42は第2の傾斜案内面
部を示す。
1図は縦断面図、第2図は分解斜視図、第3図は
組立手順を説明するための縦断面図、第4図は縦
断面図、第5図は分解斜視図、第6図はキーロー
タの側面図、第7図は組立経過を説明するための
縦断側面図、第8図は第7図中−線に沿う拡
大断面図であり、第9図乃至第12図は本考案の
第1の実施例を示すもので、第9図は縦断側面
図、第10図は分解斜視図、第11図は第9図中
XI−XI線に沿う拡大断面図、第12図a乃至cは
組立手順を示す縦断側面図であり、第13図及び
第14図は本考案の第2及び第3実施例を示す第
11図相当図である。 図面中、21はロータケース、24はキーロー
タ、28はロータカバー、29はキー差込口、3
1はシヤツタ板、35はねじりコイルばね、35
aは係合部、36,41は逃がし部、36a,3
6bは側面部(対向面)、36c,36d,41
c,41dは入口部、37は保持部、38は第1
の傾斜案内面部、39,42は第2の傾斜案内面
部を示す。
Claims (1)
- ロータケースと、周壁の一部に内外方向に開放
された略スリツト状の逃がし部が形成され且つ差
し込まれたキーにより回動操作されるように前記
ロータケースに挿入されたキーロータと、このキ
ーロータの端面に取着されたキー差込口を有する
ロータカバーと、このロータカバーの内側に位置
されて前記キー差込口を開閉するために前記キー
ロータに回動可能に設けられたシヤツタ板と、前
記キーロータに回動可能に配置され且つその回動
支点から延長されて前記シヤツタ板に当接されこ
のシヤツタ板を前記キー差込口を閉鎖する方向に
回動付勢する作用片部およびこの作用片部とは異
なる方向に延長された略U字状延出片部を有する
捩じりコイルばねとからなり、前記捩じりコイル
ばねの作用片部によるシヤツタ板への回動付勢力
が、前記延出片部を弾性変形を伴つて前記逃がし
部を外方に通過させた解放状態では略無効化され
前記逃がし部を外方から内方に通過して前記キー
ロータ内に退避させ且つその位置に係合させた非
解放状態で有効化されるようにした錠装置におい
て、前記逃がし部の前記延出片部が通る通路を平
行通路と拡開通路とがキーロータの内側から外側
に連なる形状に形成すると共にこの通路の対向面
の形状を非対称にしたことを特徴とする錠装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2891084U JPS60141360U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2891084U JPS60141360U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 錠装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60141360U JPS60141360U (ja) | 1985-09-19 |
| JPH0329498Y2 true JPH0329498Y2 (ja) | 1991-06-24 |
Family
ID=30527233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2891084U Granted JPS60141360U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | 錠装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60141360U (ja) |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP2891084U patent/JPS60141360U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60141360U (ja) | 1985-09-19 |
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