JPH0329526B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0329526B2 JPH0329526B2 JP59071897A JP7189784A JPH0329526B2 JP H0329526 B2 JPH0329526 B2 JP H0329526B2 JP 59071897 A JP59071897 A JP 59071897A JP 7189784 A JP7189784 A JP 7189784A JP H0329526 B2 JPH0329526 B2 JP H0329526B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular cutter
- radially
- extending
- line
- cutter according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B51/00—Tools for drilling machines
- B23B51/04—Drills for trepanning
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2251/00—Details of tools for drilling machines
- B23B2251/14—Configuration of the cutting part, i.e. the main cutting edges
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2251/00—Details of tools for drilling machines
- B23B2251/40—Flutes, i.e. chip conveying grooves
- B23B2251/408—Spiral grooves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drilling Tools (AREA)
- Milling Processes (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
- Knives (AREA)
- Turning (AREA)
Description
本発明は、工作物に穴を形成する環状刃物に関
する。 環状刃物に共通した問題として、摩耗と、切削
歯部の半径方向で内方縁の欠けがある。この問題
は、切削時、上記歯部の内周面と、刃物が切り取
る工作物の中心円板部の外周面の間に金属の切屑
が頻繁に詰まることに起因すると考えられてい
る。これらの切屑は次第に増加し、刃物の先端縁
近傍で刃物の内周面に溶着する。歯部内周面に金
属が堆積すると、非常に大きな摩耗を生じる結
果、刃物を回転させるに必要なトルクが増大す
る。また、熱の発生が更に促進されるのみなら
ず、摩耗が過度になり、欠けや破損による機能の
停止が早められる。同様に刃物の内周面に堆積す
る該切屑によつて刃物に半径方向の荷重が生じる
ので、分増の穴が形成されることになつて仕上り
が悪く破損もしやすくなる。従つて摩擦を最小限
にして切刃を効果的に冷却することによつて刃物
の寿命が長くなることがわかる。 本発明の目的は、刃物の内周面周囲に切屑が溜
まることによる摩耗、欠け、加熱並びに破損の問
題を解消することを目的とする。 本発明は特に、刃物が形成しつつある中心円板
部に対する刃物内周面の面接触が最小限になるよ
うに環状刃物を形成することを目的とする。 本発明の別の目的は、刃物歯部に直接隣接する
広い容積の冷却剤通路を設けることである。 本発明の他の特徴及び利点は、以下の説明と図
面の説明から明らかになろう。 図面において、本発明による刃物が全体を符号
10で示されている。この刃物10は上端にシヤ
ンク12を具え、環状の側壁14が上記シヤンク
12から下方に延びている。この側壁14の下端
には、円周方向に離間した複数の切削用歯部16
が形成される一方、側壁14には上記歯部16の
間で、半径方向の深さが側壁14の厚さの略1/2
又はそれ以下に等しい螺旋溝18が上方に形成さ
れている。従つて各螺旋溝18は、半径方向でウ
エブ20に並置されている。本発明の好適な図示
実施例では、各歯部16に、半径方向と円周方向
でずれた3個の切刃、つまり内方切刃22、中間
切刃24、及び外方切刃26が形成されている。
内方切刃22と中間切刃24は各ウエブ20の下
端に形成されており、ウエブ20の隣接部近傍に
は、上記両切刃22,24により生じる切屑を収
容する内方溝28、及び外方溝30が形成されて
いる。内方切刃22は、上記内方溝28の後面2
7の下端で画定され、中間切刃24は、外方溝3
0の後面29の下端で画定されている。一方、外
方切刃26は、前記螺旋溝18の後面31の下端
で画定されている。該後面は全体に扁平で、溝2
8及び30の上端は幾分丸くしてある。 内方切刃22と中間切刃24は円周方向の肩部
32で相互に結合され、中間切刃24と外方切刃
26は円周方向の肩部34で相互に結合されてい
る。第2図に示す如く、各肩部32,34には、
それが次の連続切刃と連結する半径部を形成す
る。前記各歯部16には、切刃22,24,26
から円周方向で後方に、例えば約8゜〜10゜上方に
傾斜した方向に延びる1対の二番取り面36,3
8が形成されていることから、これら3個の切刃
22,24,26は上下方向でずれている。更
に、上記二番取り面36は、半径方向で内方に且
軸線方向で上方に傾斜し、二番取り面38は、半
径方向で外方に且軸線方向で上方に傾斜してい
る。そして、これら二番取り面36,38は、稜
部40で相接している。刃物の使用目的に応じ
て、二番取り面36を半径方向で水平面に対して
+25゜〜−3゜望ましくは約15゜傾斜させ、二番取り
面38を半径方向で約5゜〜35゜、望ましくは5゜〜
10゜傾斜させることが可能である。 各切刃22,24,26は、各切刃が別個の切
屑を切るか又は少なくとも切屑を連結させる傾向
にある薄い単一材を切削するような距離だけ垂直
方向に及び又は円周方向にずれている。これらの
切屑は、切刃22,24が半径方向及び軸線方向
で傾斜しているため、前記内方溝28、外方溝3
0を経て上方に送られ、螺旋溝18に達する。同
様に、外方切刃26により生じた切屑は、隣接し
た螺旋溝18から上方に送られるから、結果とし
て全ての切屑は、傾斜した螺旋溝18を介して円
滑に容易に上方に排出される。 第2図および第5図に示す如く、壁14の内周
面Lは、刃物の内周面と溝27のとの交差線41
のすぐ後方の垂直方向に延長する線VLから半径
方向外側に二番取りされており、交差線41と垂
直延長線VLとの間に上方に延びる極く狭いマー
ジンmが形成される。 第2図の実施例の場合、該空間42は、円筒形
刃物または研削砥石43によつて各歯部において
刃物壁の内周面Lから金属を取り除いて形成さ
れ、その場合には、円周方向の円弧44の一部に
より二番取り面46が画定される。刃物の内周面
は第4図に示す適切な方法で二番取りすることが
望ましく、この場合、二番取り面46を各歯部の
半径方向内面における弧として研削しないで、所
定の所望角度で各溝28を通つて半径方向に指向
する研削砥石48によつて平面46として研削さ
れる。また、この場合空〓50の幅は後方へ徐々
に増加する。 マージンmの最大幅は約1.02mm(0.040インチ)
を越えてはならず、約0.05〜0.38mm(0.002〜
0.015インチ)であることが望ましい。マージン
が狭いと刃物が半径方向に安定するので穴を過度
に切削することがなくなる故に、マージンを狭く
することが望ましい。しかしながら、各歯部にマ
ージンを設けることが必須という訳ではない。刃
物の内周面と溝28の後面27との間の交差線
(第5図に破線で示す)に直接刃物の内周面を二
番取りする場合、垂直に延長するマージンという
よりはむしろ垂直に延長する側方切刃が形成され
る。これによつて刃物の内周面と刃物によつて形
成される中心円板部との間の摩擦が最小になる。
しかしながら、生産基準に基づいて刃物を製造す
る場合、全ての垂直切刃が円形研削マージンmと
して刃物の軸心から同一の半径方向距離だけ正確
に隔設されるように垂直切刃を形成するために各
刃物にて全ての切刃を二番取りすることは困難で
ある。従つて、全ての歯部に又は少くとも大部分
の歯部に狭い内側マージンを残すように刃物を二
番取りする方が実用的で実際に望ましい。マージ
ンが歯部の軸方向先端において極く僅かに先細に
なつて上方へ徐々に広くなるように二番取り部を
形成する。これによつて、最初の刃物を製造する
時及び二番取り面と溝面27をけずることによつ
て刃物を繰り返し研削した後で極く狭いマージン
が確実に形成される。かくて、第5図に示す如
く、先ずマージンmの下端の幅を約0.05〜0.13mm
(0.002〜0.005インチ)、上端の幅を約0.38mm
(0.015インチ)になるように研削する。マージン
mの垂直方向の高さは、溝28の高さより若干高
くし、空〓42,50が溝28の高さを若干超え
るようにすることが望ましい。 前文に指摘したように、前述の一般的な種類の
環状刃物の使用に際しては、刃物側壁の内周面と
刃物が形成する中心円板部の外周面との間に切屑
が詰まるという問題がある。この問題は、各歯部
の内側に空隙路と組合わせた極く狭いマージンm
を設けることにより実質的に解消される。即ち、
刃物内周面と中心円板部の間に切屑が入り込んだ
としても、狭いマージンm又は垂直な側部切刃に
よつて生じる高い単位圧力によつて、切屑は破断
されるか、少なくとも十分に摩滅し、空隙又は通
路に排出された後、次の連続溝及び螺旋溝まで半
径方向外側に送られる。 前文のことから、逃し路42,50の半径方向
の寸法は、該空隙に入り込む切屑をすべて収容す
るのに充分なものでなければならない。即ち、約
0.13mm(0.005インチ)までの切屑荷重(切屑の
厚さ)となるような送給速度で刃物が作動するよ
うな構造にしてある。従つて、該逃し路は、少く
とも該寸法の次の溝と連結するような半径方向の
寸法を有する。しかしながら、該逃し路とマージ
ンとが直面した直後に自在に逃出するように該逃
し路の半径方向寸法をマージンの後縁にかなり接
近した位置において前述の如く最小にする必要が
ある。実験上明らかなことであるが、マージンの
後縁又はマージンがない場合には垂直な側部切刃
における接線に対して少なくとも約3゜、望ましく
は少なくとも7゜の角度で半径方向外側に傾斜する
面によつて該逃し路を画定する場合、逃し路の半
径方向における幅は0.13mm(0.005インチ)必要
であり、これによつてマージン又は側部切刃に充
分接近してそこを通過する切屑を容易に排出可能
となる。該接線に対する該角度を第2図及び第4
図にてaで示し約12゜としたが、これは第4図の
形状の刃物の場合に好適である。両端の間で最大
幅を有する弓形通路として該空隙を形成した場
合、該通路の排出端の幅bを少くとも約0.13mm
(0.005インチ)にしなければならない。 刃物のシヤンクの中央通路54を介して下方へ
指向する冷却剤を刃物に供給する場合、当然のこ
とながら該空隙は付加的機能を有することにな
る。すなわち、多量の冷却剤で歯部を直接冷却す
るので、該歯部の質量は、空隙を設けない場合よ
りも小さくなる。歯部を効果的に冷却するという
観点から空隙の容積は出来るだけ大きい方が望ま
しいが、各歯部固有の強度を弱めるような程度ま
で各歯部の質量を減少させないように注意して歯
部を二番取りしなければならない。 本発明により形成した刃物によつて得られた成
果を明瞭にするため、同一条件下にて実施した2
種類の刃物に関する実験結果を以下に示す。両方
の刃物共外径が25.4〜22.2mm(1〜7/8インチ)
で、第1図に示す全体形状を有する。両方の刃物
の構造及び寸法は同一であり、以下に「A」とし
て示す刃物には内側マージンを設けないが、「B」
として示す刃物には第4図に示すものと同じ方法
で内側マージンを形成し、該マージンの幅を約
0.05〜0.13mm(0.002〜0.005インチ)とする。両
方の刃物共2″1018の棒鋼を介して穴を形成するた
めに150R.P.Mで回転させた。
する。 環状刃物に共通した問題として、摩耗と、切削
歯部の半径方向で内方縁の欠けがある。この問題
は、切削時、上記歯部の内周面と、刃物が切り取
る工作物の中心円板部の外周面の間に金属の切屑
が頻繁に詰まることに起因すると考えられてい
る。これらの切屑は次第に増加し、刃物の先端縁
近傍で刃物の内周面に溶着する。歯部内周面に金
属が堆積すると、非常に大きな摩耗を生じる結
果、刃物を回転させるに必要なトルクが増大す
る。また、熱の発生が更に促進されるのみなら
ず、摩耗が過度になり、欠けや破損による機能の
停止が早められる。同様に刃物の内周面に堆積す
る該切屑によつて刃物に半径方向の荷重が生じる
ので、分増の穴が形成されることになつて仕上り
が悪く破損もしやすくなる。従つて摩擦を最小限
にして切刃を効果的に冷却することによつて刃物
の寿命が長くなることがわかる。 本発明の目的は、刃物の内周面周囲に切屑が溜
まることによる摩耗、欠け、加熱並びに破損の問
題を解消することを目的とする。 本発明は特に、刃物が形成しつつある中心円板
部に対する刃物内周面の面接触が最小限になるよ
うに環状刃物を形成することを目的とする。 本発明の別の目的は、刃物歯部に直接隣接する
広い容積の冷却剤通路を設けることである。 本発明の他の特徴及び利点は、以下の説明と図
面の説明から明らかになろう。 図面において、本発明による刃物が全体を符号
10で示されている。この刃物10は上端にシヤ
ンク12を具え、環状の側壁14が上記シヤンク
12から下方に延びている。この側壁14の下端
には、円周方向に離間した複数の切削用歯部16
が形成される一方、側壁14には上記歯部16の
間で、半径方向の深さが側壁14の厚さの略1/2
又はそれ以下に等しい螺旋溝18が上方に形成さ
れている。従つて各螺旋溝18は、半径方向でウ
エブ20に並置されている。本発明の好適な図示
実施例では、各歯部16に、半径方向と円周方向
でずれた3個の切刃、つまり内方切刃22、中間
切刃24、及び外方切刃26が形成されている。
内方切刃22と中間切刃24は各ウエブ20の下
端に形成されており、ウエブ20の隣接部近傍に
は、上記両切刃22,24により生じる切屑を収
容する内方溝28、及び外方溝30が形成されて
いる。内方切刃22は、上記内方溝28の後面2
7の下端で画定され、中間切刃24は、外方溝3
0の後面29の下端で画定されている。一方、外
方切刃26は、前記螺旋溝18の後面31の下端
で画定されている。該後面は全体に扁平で、溝2
8及び30の上端は幾分丸くしてある。 内方切刃22と中間切刃24は円周方向の肩部
32で相互に結合され、中間切刃24と外方切刃
26は円周方向の肩部34で相互に結合されてい
る。第2図に示す如く、各肩部32,34には、
それが次の連続切刃と連結する半径部を形成す
る。前記各歯部16には、切刃22,24,26
から円周方向で後方に、例えば約8゜〜10゜上方に
傾斜した方向に延びる1対の二番取り面36,3
8が形成されていることから、これら3個の切刃
22,24,26は上下方向でずれている。更
に、上記二番取り面36は、半径方向で内方に且
軸線方向で上方に傾斜し、二番取り面38は、半
径方向で外方に且軸線方向で上方に傾斜してい
る。そして、これら二番取り面36,38は、稜
部40で相接している。刃物の使用目的に応じ
て、二番取り面36を半径方向で水平面に対して
+25゜〜−3゜望ましくは約15゜傾斜させ、二番取り
面38を半径方向で約5゜〜35゜、望ましくは5゜〜
10゜傾斜させることが可能である。 各切刃22,24,26は、各切刃が別個の切
屑を切るか又は少なくとも切屑を連結させる傾向
にある薄い単一材を切削するような距離だけ垂直
方向に及び又は円周方向にずれている。これらの
切屑は、切刃22,24が半径方向及び軸線方向
で傾斜しているため、前記内方溝28、外方溝3
0を経て上方に送られ、螺旋溝18に達する。同
様に、外方切刃26により生じた切屑は、隣接し
た螺旋溝18から上方に送られるから、結果とし
て全ての切屑は、傾斜した螺旋溝18を介して円
滑に容易に上方に排出される。 第2図および第5図に示す如く、壁14の内周
面Lは、刃物の内周面と溝27のとの交差線41
のすぐ後方の垂直方向に延長する線VLから半径
方向外側に二番取りされており、交差線41と垂
直延長線VLとの間に上方に延びる極く狭いマー
ジンmが形成される。 第2図の実施例の場合、該空間42は、円筒形
刃物または研削砥石43によつて各歯部において
刃物壁の内周面Lから金属を取り除いて形成さ
れ、その場合には、円周方向の円弧44の一部に
より二番取り面46が画定される。刃物の内周面
は第4図に示す適切な方法で二番取りすることが
望ましく、この場合、二番取り面46を各歯部の
半径方向内面における弧として研削しないで、所
定の所望角度で各溝28を通つて半径方向に指向
する研削砥石48によつて平面46として研削さ
れる。また、この場合空〓50の幅は後方へ徐々
に増加する。 マージンmの最大幅は約1.02mm(0.040インチ)
を越えてはならず、約0.05〜0.38mm(0.002〜
0.015インチ)であることが望ましい。マージン
が狭いと刃物が半径方向に安定するので穴を過度
に切削することがなくなる故に、マージンを狭く
することが望ましい。しかしながら、各歯部にマ
ージンを設けることが必須という訳ではない。刃
物の内周面と溝28の後面27との間の交差線
(第5図に破線で示す)に直接刃物の内周面を二
番取りする場合、垂直に延長するマージンという
よりはむしろ垂直に延長する側方切刃が形成され
る。これによつて刃物の内周面と刃物によつて形
成される中心円板部との間の摩擦が最小になる。
しかしながら、生産基準に基づいて刃物を製造す
る場合、全ての垂直切刃が円形研削マージンmと
して刃物の軸心から同一の半径方向距離だけ正確
に隔設されるように垂直切刃を形成するために各
刃物にて全ての切刃を二番取りすることは困難で
ある。従つて、全ての歯部に又は少くとも大部分
の歯部に狭い内側マージンを残すように刃物を二
番取りする方が実用的で実際に望ましい。マージ
ンが歯部の軸方向先端において極く僅かに先細に
なつて上方へ徐々に広くなるように二番取り部を
形成する。これによつて、最初の刃物を製造する
時及び二番取り面と溝面27をけずることによつ
て刃物を繰り返し研削した後で極く狭いマージン
が確実に形成される。かくて、第5図に示す如
く、先ずマージンmの下端の幅を約0.05〜0.13mm
(0.002〜0.005インチ)、上端の幅を約0.38mm
(0.015インチ)になるように研削する。マージン
mの垂直方向の高さは、溝28の高さより若干高
くし、空〓42,50が溝28の高さを若干超え
るようにすることが望ましい。 前文に指摘したように、前述の一般的な種類の
環状刃物の使用に際しては、刃物側壁の内周面と
刃物が形成する中心円板部の外周面との間に切屑
が詰まるという問題がある。この問題は、各歯部
の内側に空隙路と組合わせた極く狭いマージンm
を設けることにより実質的に解消される。即ち、
刃物内周面と中心円板部の間に切屑が入り込んだ
としても、狭いマージンm又は垂直な側部切刃に
よつて生じる高い単位圧力によつて、切屑は破断
されるか、少なくとも十分に摩滅し、空隙又は通
路に排出された後、次の連続溝及び螺旋溝まで半
径方向外側に送られる。 前文のことから、逃し路42,50の半径方向
の寸法は、該空隙に入り込む切屑をすべて収容す
るのに充分なものでなければならない。即ち、約
0.13mm(0.005インチ)までの切屑荷重(切屑の
厚さ)となるような送給速度で刃物が作動するよ
うな構造にしてある。従つて、該逃し路は、少く
とも該寸法の次の溝と連結するような半径方向の
寸法を有する。しかしながら、該逃し路とマージ
ンとが直面した直後に自在に逃出するように該逃
し路の半径方向寸法をマージンの後縁にかなり接
近した位置において前述の如く最小にする必要が
ある。実験上明らかなことであるが、マージンの
後縁又はマージンがない場合には垂直な側部切刃
における接線に対して少なくとも約3゜、望ましく
は少なくとも7゜の角度で半径方向外側に傾斜する
面によつて該逃し路を画定する場合、逃し路の半
径方向における幅は0.13mm(0.005インチ)必要
であり、これによつてマージン又は側部切刃に充
分接近してそこを通過する切屑を容易に排出可能
となる。該接線に対する該角度を第2図及び第4
図にてaで示し約12゜としたが、これは第4図の
形状の刃物の場合に好適である。両端の間で最大
幅を有する弓形通路として該空隙を形成した場
合、該通路の排出端の幅bを少くとも約0.13mm
(0.005インチ)にしなければならない。 刃物のシヤンクの中央通路54を介して下方へ
指向する冷却剤を刃物に供給する場合、当然のこ
とながら該空隙は付加的機能を有することにな
る。すなわち、多量の冷却剤で歯部を直接冷却す
るので、該歯部の質量は、空隙を設けない場合よ
りも小さくなる。歯部を効果的に冷却するという
観点から空隙の容積は出来るだけ大きい方が望ま
しいが、各歯部固有の強度を弱めるような程度ま
で各歯部の質量を減少させないように注意して歯
部を二番取りしなければならない。 本発明により形成した刃物によつて得られた成
果を明瞭にするため、同一条件下にて実施した2
種類の刃物に関する実験結果を以下に示す。両方
の刃物共外径が25.4〜22.2mm(1〜7/8インチ)
で、第1図に示す全体形状を有する。両方の刃物
の構造及び寸法は同一であり、以下に「A」とし
て示す刃物には内側マージンを設けないが、「B」
として示す刃物には第4図に示すものと同じ方法
で内側マージンを形成し、該マージンの幅を約
0.05〜0.13mm(0.002〜0.005インチ)とする。両
方の刃物共2″1018の棒鋼を介して穴を形成するた
めに150R.P.Mで回転させた。
【表】
【表】
前記結果から本発明の利点が容易に理解され
る。いかなる場合にも刃物Bで形成した穴の方の
分増が実際に小さく、平滑な仕上りであつた。刃
物Bの送給速度を速めれば速める程、必要な馬力
とスラストは小さかつた。刃物Aに0.13mm
(0.005インチ)の切削荷重を加えると破損すると
考えられるので刃物Aに関しては0.13mm(0.005
インチの荷重を加える実験は行わなかつた。
る。いかなる場合にも刃物Bで形成した穴の方の
分増が実際に小さく、平滑な仕上りであつた。刃
物Bの送給速度を速めれば速める程、必要な馬力
とスラストは小さかつた。刃物Aに0.13mm
(0.005インチ)の切削荷重を加えると破損すると
考えられるので刃物Aに関しては0.13mm(0.005
インチの荷重を加える実験は行わなかつた。
第1図は本発明による環状刃物の側面図、第2
図はその下端を示す要部平面図、第3図は第1図
3−3線の断面図、第4図は本発明による環状刃
物の別の実施例を示す第2図に類似する平面図、
第5図は第3図C視の図である。 10……環状刃物、14……側壁、16……歯
部、18……螺旋溝、22,24,26……切
刃、28,30……溝、27……溝28の後面、
29……溝30の後面、42,50……空隙、m
……マージン、43,48……研削砥石、46…
…逃がし路、54……冷却剤通路。
図はその下端を示す要部平面図、第3図は第1図
3−3線の断面図、第4図は本発明による環状刃
物の別の実施例を示す第2図に類似する平面図、
第5図は第3図C視の図である。 10……環状刃物、14……側壁、16……歯
部、18……螺旋溝、22,24,26……切
刃、28,30……溝、27……溝28の後面、
29……溝30の後面、42,50……空隙、m
……マージン、43,48……研削砥石、46…
…逃がし路、54……冷却剤通路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 本体10にほぼ円筒形の側壁14を設け、こ
の側壁の下端周囲に複数の歯部16を円周方向で
離間させて形成する一方、上記側壁の外周面周囲
には、隣接する上記歯部の間から上方に延びる複
数の螺旋溝18を形成し、上記各歯部16には、
半径方向に延びる少なくとも1個の切刃22,2
4,26を設け、該切刃で切出される切屑を、半
径方向で外方に且上方に前記螺旋溝18内に排出
し得るように、前記側壁14の内周面から半径方
向で外方に螺旋溝まで延びる溝28,30を設
け、これら各溝には、各切刃22,24,26の
半径方向で内方部分から上方に延びる半径方向の
後面27,29,31を設け、前記各歯部16の
内周面を半径方向で外方に二番取りすることによ
り工作物に形成されつつある中心円板部との間に
円周方向へ延長する半径方向の空隙42,50を
画定し、該内周面Lと最も内側の溝28の後面2
7とが交差する線41から約1.02mm(0.040イン
チ)だけ後方へ離間するほぼ垂直方向に延長する
線VLから該空〓42,50が後方へ延長するこ
とを特徴とする環状刃物。 2 該空〓42,50が各歯部16の内周面Lか
ら隣接する次の螺旋溝18まで半径方向後方に延
長する逃がし路を形成することを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の環状刃物。 3 該空〓42,50がほぼ垂直な面46によつ
て画定され、該垂直な面46が、垂直延長線VL
において内周面Lに引いた接線と少なくとも約3゜
〜7゜の角度aを有し、前記垂直延長線VLから半
径方向空〓42,50の間隔が少なくとも約0.13
mm(0.005インチ)になる個所まで半径方向外側
に傾斜し、それ以後は前記間隔が約0.13mm
(0.005インチ)以上となつて延設されることを特
徴とする特許請求の範囲第2項記載の環状刃物。 4 該歯部16のうちの少なくとも何個かの歯部
において、該垂直延長線VLが該交差線41から
後方に隔設されて少なくとも約0.05mm(0.002イ
ンチ)の幅のマージンmを形成することを特徴と
する特許請求の範囲第3項記載の環状刃物。 5 該歯部16のうちの少なくとも何個かの歯部
において、該垂直延長線VLが該交差線41から
後方に隔設されて少なくとも約0.05〜0.38mm
(0.002〜0.015インチ)の円周幅を有するマージ
ンmを形成することを特徴とする特許請求の範囲
第3項記載の環状刃物。 6 該逃がし路の半径方向の寸法が半径方向へ
徐々に増加するように前記垂直な面46がほぼ平
面であることを特徴とする特許請求の範囲第3項
記載の環状刃物。 7 該マージンmの上端が下端より広くなるよう
に該垂直延長線VLが該交差線41に対して後方
へわずかに傾斜していることを特徴とする特許請
求の範囲第4項記載の環状刃物。 8 該マージンmが、少なくとも前記交差線41
と同一高さにあることを特徴とする特許請求の範
囲第4項記載の環状刃物。 9 各歯部16には円周方向にずれた複数個の切
刃22,24,26を設け、半径方向において最
も内側の切刃22が次の半径方向に隣接する切刃
24から該刃物の回転方向において前方に位置す
ることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
環状刃物。 10 前記垂直面46が偏平で該接線との角度a
が約12゜で半径方向外側へ傾斜することを特徴と
する特許請求の範囲第9項記載の環状刃物。 11 該本体10が、冷却剤を通すための軸線方
向に延長する通路54を有することを特徴とする
特許請求の範囲第3項記載の環状刃物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US518637 | 1983-07-29 | ||
| US06/518,637 US4538944A (en) | 1981-09-21 | 1983-07-29 | Annular cutter |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6039007A JPS6039007A (ja) | 1985-02-28 |
| JPH0329526B2 true JPH0329526B2 (ja) | 1991-04-24 |
Family
ID=24064826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59071897A Granted JPS6039007A (ja) | 1983-07-29 | 1984-04-12 | 環状刃物 |
Country Status (25)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6039007A (ja) |
| AR (1) | AR231502A1 (ja) |
| AU (1) | AU567545B2 (ja) |
| BG (1) | BG48687A3 (ja) |
| BR (1) | BR8403392A (ja) |
| CA (1) | CA1204307A (ja) |
| CH (1) | CH657552A5 (ja) |
| CS (1) | CS254977B2 (ja) |
| DE (1) | DE3409568A1 (ja) |
| ES (1) | ES289252Y (ja) |
| FR (1) | FR2549752B2 (ja) |
| GB (1) | GB2144063B (ja) |
| GR (1) | GR82212B (ja) |
| HU (1) | HU199720B (ja) |
| IL (1) | IL72243A (ja) |
| IT (1) | IT1177621B (ja) |
| MX (1) | MX159645A (ja) |
| NL (1) | NL8401138A (ja) |
| NO (1) | NO162007C (ja) |
| NZ (1) | NZ207483A (ja) |
| PL (1) | PL145481B1 (ja) |
| RO (1) | RO90581B1 (ja) |
| SE (1) | SE456566B (ja) |
| YU (1) | YU75884A (ja) |
| ZA (1) | ZA844992B (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4682004B2 (ja) * | 2005-09-28 | 2011-05-11 | 大見工業株式会社 | ホールカッター |
| CN110732695A (zh) * | 2019-10-25 | 2020-01-31 | 西安石油大学 | 机夹可拆卸式深孔变径镗刀装置 |
| KR102546625B1 (ko) * | 2020-07-13 | 2023-06-23 | 오소연 | 보행보조기 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3086410A (en) * | 1961-01-23 | 1963-04-23 | Zimmermann Lukas | Trepanning tool |
| FR1568265A (ja) * | 1968-03-22 | 1969-05-23 | ||
| US3609056A (en) * | 1969-06-05 | 1971-09-28 | Everett D Hougen | Hole cutter |
| US4322187A (en) * | 1980-06-18 | 1982-03-30 | Hougen Everett D | Annular hole cutter |
| CA1190419A (en) * | 1981-09-21 | 1985-07-16 | Everett D. Hougen | Annular cutter |
-
1984
- 1984-03-09 AU AU25452/84A patent/AU567545B2/en not_active Ceased
- 1984-03-09 SE SE8401304A patent/SE456566B/sv not_active IP Right Cessation
- 1984-03-09 NO NO840924A patent/NO162007C/no unknown
- 1984-03-13 NZ NZ207483A patent/NZ207483A/en unknown
- 1984-03-15 DE DE19843409568 patent/DE3409568A1/de not_active Ceased
- 1984-03-19 CA CA000449885A patent/CA1204307A/en not_active Expired
- 1984-03-27 IT IT47942/84A patent/IT1177621B/it active
- 1984-04-10 NL NL8401138A patent/NL8401138A/nl not_active Application Discontinuation
- 1984-04-12 JP JP59071897A patent/JPS6039007A/ja active Granted
- 1984-04-13 GR GR74422A patent/GR82212B/el unknown
- 1984-04-23 MX MX201105A patent/MX159645A/es unknown
- 1984-04-27 YU YU00758/84A patent/YU75884A/xx unknown
- 1984-04-30 RO RO114425A patent/RO90581B1/ro unknown
- 1984-05-11 GB GB08412070A patent/GB2144063B/en not_active Expired
- 1984-06-25 FR FR8409989A patent/FR2549752B2/fr not_active Expired
- 1984-06-27 IL IL8472243A patent/IL72243A/xx unknown
- 1984-06-29 ZA ZA844992A patent/ZA844992B/xx unknown
- 1984-07-02 CH CH3168/84A patent/CH657552A5/fr not_active IP Right Cessation
- 1984-07-06 BG BG066145A patent/BG48687A3/xx unknown
- 1984-07-06 BR BR8403392A patent/BR8403392A/pt not_active IP Right Cessation
- 1984-07-06 AR AR297138A patent/AR231502A1/es active
- 1984-07-20 CS CS845596A patent/CS254977B2/cs unknown
- 1984-07-26 ES ES1984289252U patent/ES289252Y/es not_active Expired
- 1984-07-27 PL PL1984248967A patent/PL145481B1/pl unknown
- 1984-07-27 HU HU842892A patent/HU199720B/hu not_active IP Right Cessation
Also Published As
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0897Y2 (ja) | 超硬チップを具備する丸鋸 | |
| KR970006958B1 (ko) | 라디알 클리어런스를 가진 환 컷터(Annular Cutter having Radial Clearance)및 그 제조방법 | |
| US4604933A (en) | Carbide-tipped circular saw for metal cutting at low surface speeds | |
| CA1183427A (en) | Circular saw blade | |
| JP3215429B2 (ja) | オフセット切削エッジを有する螺旋状切削差し込み工具 | |
| JP2819274B2 (ja) | フライス削り用切り刃インサート及びカッター | |
| US3860354A (en) | Annular hole cutter | |
| JPS5918164B2 (ja) | 環状穴開け刃物 | |
| US3940835A (en) | Slotting cutter and cutting insert therefor | |
| US4538944A (en) | Annular cutter | |
| JPS6110887Y2 (ja) | ||
| JPH07237020A (ja) | ガンドリル | |
| GB1579010A (en) | Circular saw blade | |
| JP5979054B2 (ja) | ドリル用インサートおよび刃先交換式ドリル | |
| US20020000150A1 (en) | Tree felling disc saw teeth with wear-resistant inserts | |
| US6796751B2 (en) | Serrated ball nose end mill insert | |
| JPH0698524B2 (ja) | スロ−アウエイチツプ | |
| JPH0146245B2 (ja) | ||
| JPS6039007A (ja) | 環状刃物 | |
| JPH0146244B2 (ja) | ||
| JP2020532439A (ja) | ドリルインサート | |
| JPH0516971B2 (ja) | ||
| JPS5841058Y2 (ja) | スロ−アウエイチツプ | |
| JPS5841059Y2 (ja) | スロ−アウエイチツプ | |
| CN211413681U (zh) | 刀具 |