JPH03295991A - 扉開閉機構 - Google Patents

扉開閉機構

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JPH03295991A
JPH03295991A JP2097539A JP9753990A JPH03295991A JP H03295991 A JPH03295991 A JP H03295991A JP 2097539 A JP2097539 A JP 2097539A JP 9753990 A JP9753990 A JP 9753990A JP H03295991 A JPH03295991 A JP H03295991A
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gear
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定彦 加藤
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種の扉、特に冷蔵庫やショーケースなどの
扉に用いて好適な扉開閉機構に関する。
〔従来技術〕
一般の各種卵、特に冷蔵庫やショーケースなどの扉は、
使用者がこの扉に設けられた把手を把持して引っ張った
リスライドさせることによって開閉され、食器や飲食品
なとの出し入れが行われるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の冷蔵庫やショーケースなどにおいて、飲食品など
の出し入れを行う場合は、上述したように扉を手動的に
開閉する必要があるため、両手に食器や飲料品などを持
っている場合はこれを一旦別の場所に置いたあと扉を開
閉する必要があり、使い勝手が悪く非能率的であって、
扉の開放時間が長くなるため特に冷蔵庫ではその冷却効
率を著しく低下させるという問題があった。さらに、通
常、扉には機械的又はマグネットなどによるラッチ機構
が組み込まれており、特に冷蔵庫では、機密性を高める
為に磁力の強力なマグネットによるラッチ機構が用いら
れている。第5図は扉の開放時における操作力量の変化
を示すもので、扉の開放には、マグネットなどによるラ
ッチ効果に抗して開(α曲線の大きな操作力量と、扉の
ヒンジなどの機械的負荷のβ曲線の操作力量とを必要と
する。而して、ラッチ機構の開放解除には大きな操作力
量が必要であり、特に老人や子供や女性など比較的力の
弱い者がこの扉を開こうとする場合に不具合を生じてい
た。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解消するためにな
されたもので、例えば、操作パネルなどに設けられたス
イッチ手段を押圧するなどの簡単な操作のみで、扉を自
動的に開放または閉鎖可能とし、例え両手が塞がってい
る場合でも簡単に扉の開放または閉鎖を行え、さらに、
例え停電時などにおいても手動的に扉の開閉が可能な扉
開閉機構を提供することを目的とする。
また、他の目的として、モータを駆動源として扉を簡単
なスイッチ操作のみで開閉させると共に、このモータの
取付位置を考慮して、庫内容積の減少および外形寸法の
増加を招かずにモータを取付可能とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、駆動源たるモータと、このモータに連繋され
ると共に扉のラッチ機構を開放するラッチ開放機構およ
び扉を開放操作又は閉鎖操作する開閉操作機構と、上記
モータと上記ラッチ開放機構および開閉操作機構との間
に介在されこれらの間の連繋関係を接続する状態と遮断
する状態とに切り換えるクラッチ機構と、このクラッチ
機構を接続状態に切り換えかつ同時に上記モータを起動
させるスイッチ手段とを備えたことを特徴とする。
また、機枠に対して開閉自在に支持された扉にモータを
収納固定すると共に、このモータと上記扉の開閉中心軸
とを連繋したことを特徴とする。
〔作用〕
上記構成の扉開閉機構にあっては、パネルなどに設けら
れているスイッチ手段を操作すると、クラッチ機構が係
合してモータの出力が減速機構を介してラッチ開放機構
および開閉機構へ伝達され、このモータの駆動力により
扉を開放動作又は閉鎖動作させる。スイッチ手段を操作
しないときあるいは停電時には、クラッチ機構が解脱し
ていて、モータからラッチ開放機構および開閉機構に至
る動力伝達系が遮断されるため、手動によって扉を開閉
できる。
また、スイッチ手段への操作によりモータへ通電、され
ると、扉の回動中心に対しモータ本体側か回動じてこの
扉が開放又は閉鎖され、かつ、モータを扉内に配設した
ことによって、庫内容積の減少とか外形寸法の増加を招
かずに済む。
〔実施例〕
以下、本発明にかかる扉開閉機構の実施例について図面
を参照しながら説明する。
第1図は、本発明にかかる扉開閉機構を冷蔵庫に適用し
た例を示す。第1図において、冷蔵庫本体Iは収納室が
上下に2分割されており、下段の収納室1aは適宜間隔
にて目皿lOにより区画されている。そして、これら収
納室の前面側には、それぞれ開き戸式の扉2.開き戸式
の扉3が設けられている。この扉2,3には手動操作す
るための把手11.12が設けられると共に、扉2,3
の前面パネルには各々自動操作するためのスイッチ手段
13が設けられている。
扉2,3は、第2図のように、扉上面の一側面側及び図
示しない扉下面の一側面側が、冷蔵庫本体lの上側に固
定されたフランジ14と図示しない下側のフランジとで
挟まれており、この−側面側を回動中心として開閉自在
に保持されている。また、扉2,3の他側面側内部には
マグネット61が設けられ、マグネット61と対向する
冷蔵庫本体lには鉄片62が設けられてラッチ機構が構
成されている。なお、上記扉2,3及びその開閉機構は
同様の構成を有するため、以下扉3の例を用いて本に施
例を説明する。
第2図において、フランジ14には軸15が回転不能に
固定されると共に、この軸15には内歯歯車4が回転自
在に軸承されている。この軸15は、後述するモータの
ロータと連繋されており、この軸15と上記モータとの
間において相対的な回転動作が行われる。また、扉3上
面の他側面側先端付近には、Lの字形状をした扉開放用
レバー5が、扉3上面に植設された軸5Cを中心として
回動自在に軸承されている。そして、上記レバー5の駆
動部材となる内歯歯車4の突出腕部4aと、レバー5の
一側腕部5aとの間にはワイヤー16が張設され、また
、上記突出腕部4aの両側には、上記内歯歯車4の回動
範囲を定めるストッパー17.18が、扉3上面に所定
の間隔を有するように植設されている。さらに、レバー
5の他側腕部5bと扉3に植設されたピン19との間に
ははね20が張設されて、レバー5はこのばね20の張
力により所定の非動作位置に配置されている。ここて、
内歯歯車4が、第3図に示すモータアクチュエータによ
り、第2図の2点鎖線の位置から実線で示す位置に回動
されると、レバー5の回動によりその他側腕部5bで冷
蔵庫本体lを押すため、扉3のラッチ機構が開放される
なお、扉3の内側には気密性を保持するバッキング21
が固定されている。
第3図は、上記扉開閉装置に用いられるモータアクチュ
エータの例を示す。第3図において、ケース22とこの
ケース22に被せられたカバー23とによってアクチュ
エータの筐体が形成されている。
なお、カバー23は図示されないタッピングネジなどに
よってケース22に締め付けられている。またこのケー
ス22の底部にはモータケース24が固定されている。
このモータケース24には、櫛歯状でかつ同心円上に磁
極24aが切り起こし形成され、この磁極24aと、後
述する地板34から櫛歯状でかつ同心円上に切り起こし
形成された磁極34aとは、それぞれの磁極が互いに他
側の2つの磁極の間に介在位置するように並設されてい
る。そして、これら磁極24a、 34aの周囲を囲繞
するようにコイルボビン25が嵌められてモータケース
24内に収納される。なお、このコイルボビン25には
モータ巻線26が巻回されている。さらに、コイルボビ
ン25の内周側でかつ磁極24a、 34aと対向する
ようにロータ6が配置されている。ロータ6は、モータ
軸27と、このモータ軸27にブツシュ28及び保持体
29を介して固着されたロータマグネット30とを有し
てなる。このように、ロータ6、モータ巻線26.ステ
ータとしてのケース24および地板34などを有するモ
ータは、周知の単相同期モータを構成しており、単相巻
きの巻線26に単相交流電流を供給することによって、
ロータマグネット30を取り囲みステータとして作用す
るケース24および地板34に一体に形成された櫛歯状
の極歯24a、 34 aが、一つ置きにN極とS極に
交互に着磁されて交番磁界が発生し、この交番磁界に同
期してロータ6がステータ等のモータ本体側に対して相
対的に回転する。
また、ロータ6とモータケース24との間にはばね31
が介装され、このばね31がロータ6をスラスト方向に
付勢している。さらに、ロータ6には半径方向に突°田
した係合突起32が一体形成されると共に歯車33が一
体に形成されている。
ケース22には、モータのステータと兼用される地板3
4が固着され、また、ケース22の上方には、ケース2
2に対し一定の間隔をおいて中間板35が配置されてい
る。そして地板34と中間板35との間には上記モータ
の歯車33の近傍において軸36が支架されており、さ
らに軸37.38.39が支架されると共に出力ピニオ
ン40が支架されている。出力ピニオン40はそれ自体
回転可能である。これらの軸は円弧を描(ように配置さ
れるが、第3図では図示の関係上展開した形で示されて
いる。上記軸36には、歯車33と噛み合う歯車7が回
転可能に嵌められている。また、軸36には、歯車7の
上方において、反発はね41を介して歯車42が回転自
在かつ軸36に沿って摺動可能にはめられている。歯車
42の下端部には歯車7の係合孔7aと係合可能な係合
突部42aが形成されているが、通常は、ばね41の弾
力により係合突部42aは係合孔7aから離間している
。歯車42の上端には、軸36に沿いかつ中間板35に
形成された適宜のガイド孔35aに沿って摺動可能な作
動片43が載っている。作動片43は、歯車42を押圧
するための円板状の下部43aと、中間板35に形成さ
れたガイド孔35aを貫通する複数本の伝達部43bと
からなる。作動片43の上端にはさらにプランジャ44
が載っている。プランジャ44は、ソレノイド巻線45
が施されたボビン46の中心孔をガイドとして上下に摺
動することができる。ボビン46は、二つの鉄心47.
48により上下両端部が磁気的に連結されている。巻線
45に通電されるとプランジャ44が下方に吸引され、
作動片43を介して歯車42が41による付勢力に抗し
て下方に押され、その係合突部42aが歯車7の係合孔
7aに係合して歯車7と一体的に歯車42が回転駆動さ
れる。これら巻線45.鉄心47及び48.プランジャ
44.歯車7及び421作動片43およびばね41によ
ってモータと減速歯車輪列との回転伝達および遮断を行
うクラッチ機構を構成している。
歯車42は、軸37に回転自在に設けられた大径歯車4
9と常時噛み合い、歯車49と一体に形成された小径歯
車49aが、軸38に回転自在に設けられた大径歯車5
0に噛み合い、歯車50と一体に形成された小径歯車5
0aが、軸39に回転自在に設けられた大径歯車51a
と噛み合い、歯車51aと一体に形成された小径歯車5
1aが、出力ピニオン40に遊嵌された歯車52に噛み
合っている。これらの歯車列33−7−42−49−4
9a −50−50a −51a −51−52は、ロ
ータ6の回転力を出力ピニオン40に伝達するための減
速歯車列を構成している。
出力ピニオン40には、歯車52を挟み込むようにして
ワッシャー53とスプリングワッシャー54が嵌められ
ている。各ワッシャー53.54の内径部はピニオン4
0の軸部分に固定されている。スプリングワッシャー5
4の外径部は、歯車52に圧接してこの歯車52をワッ
シャー53に圧接させている。歯車52に対する各ワッ
シャー53.54は摩擦伝達機構を構成しており、歯車
52が回転駆動されると、この歯車52と各ワッシャー
53.54間の摩擦力により回転力が出力ピニオン40
に伝達されて、出力ピニオン40が回転駆動される。し
かし、出力ピニオン40に異常な負荷がかかると、歯車
52は出力ピニオン40に対して空回りし、モータの回
転力は出力ピニオン40に伝達されないし、出力ピニオ
ン40の回転力がモータに伝達されることもない。この
出力ピニオン40は、中間板35の上方に突出し、さら
にカバー23に穿設された孔23a内に突出している。
この孔23aは、内歯歯車4の外周を回転自在に支承し
ている。そして、上記出力ピニオン40を太陽歯車とし
、遊星歯車55、上記内歯歯車4の内歯4bで遊星歯車
機構を構成している。
遊星歯車55は固定枠56に固定された軸56aに軸承
され、枠56は前記軸15に固定されている。
ところで、冷蔵庫の扉3を開放するのに必要なトルクは
、扉3のヒンジ部である軸15にレバー5を設けた場合
の必要トルクをTIとし、本実施例のように扉3の先端
付近にレバー5を設けた場合のそのレバー5の必要回転
トルクをT2とし、第4図のようにレバー5の他側腕部
5bの長さ(軸5Cからレバー5の押圧作用部5b先端
までの長さ)をLlとし、軸15からレバー5の押圧作
用部5b先端までの長さをL2とすると、 T2=TI/ (L2/Ll) となり、僅かのトルクで開放することが可能である。し
かし、その開放量はラッチ機構を解除するのみであり、
扉3の開放動作には供しない。
また、ラッチ機構の解除をヒンジ部における相対回動動
作のみによって行わせるには、大トルクである大型の駆
動源が必要であり、装置が大型化しかつ高価になるが、
上述のように、扉の自由端側に設けたレバー5でラッチ
機構を解除すれば、小型の駆動源を用いることが可能と
なる。
なお、第1の発明における減速伝達機構は上記減速歯車
列で、同じくラッチ開放機構は上記遊星歯車機構、レバ
ー5およびワイヤー16で、同じ(開閉操作機構は上記
遊星歯車機構、固定枠56および軸15で構成される。
また、第2の発明における伝達機構は上記減速歯車列及
び遊星歯車機構で構成される。
上記モータの巻線26には、外部から導入される単相交
流電源が供給され、一方、ソレノイド巻線45には、上
記単相交流電源をダイオードなどで整流したあと適宜コ
ンデンサで平滑することにより得られる直流電源が供給
される。また、この単相交流電源及び直流電源は上記ス
イッチ手段13への操作によって供給される。スイッチ
手段13は、扉の開放用のスイッチまたは閉鎖用のスイ
ッチを選択して操作するようにし、これによってモータ
の回転方向を決めるようにしてもよいし、開閉用スイッ
チ手段を操作したとき扉が開放しているか又は閉鎖して
いるかをリミットスイッチなどで検知することによりモ
ータの回転方向を決めるようにしてもよい。なお、単相
同期モータの回転方向制御方法は既に知られており、即
ち、ロータが所定の向きとは反対の向きに回転しようと
すると、上記歯車7と摩擦係合可能に備えられた一方向
回転規制レバー59が、この歯車7と摩擦的に一体回転
してロータ6と一体形成された係合突起部32の回転通
路上に進出し、上記一方向回転規制レノ\−59と係合
突起部32が衝合する。そしてその反動によりロータ6
は所定方向に起動開始し、もって、瞬時にロータの回転
方向が切り換えられる。また、扉の開放動作及び閉鎖動
作の両動作を上記モータにて行わせる場合には、特開昭
52−13607号、実開昭59−3767号公報に記
載されているように、ロータの一方への回転を任意に規
定できるレバーを用い、このレバーを上記スイッチ手段
に連動させ、あるいは扉の開閉動作に連動させて移動さ
せるようにすることができる。即ち、例えば、扉3の前
面パネルに設けられたスイッチ手段を「開」に押圧され
たときは、扉3の開放方向にモータが回転するよう上記
回転方向規定レバーを扉3内に備えられたレバー等で移
動させ、かつ、「閉」に押圧されたときは、扉3の閉鎖
方向にモータが回転するよう上記回転方向規定レバーを
移動させる。
次に、ここまで述べた実施例の動作について説明する。
なお、本発明にかかる扉開閉機構は、■開放・閉鎖とも
に自動動作可能なもの、■開放のみ自動動作可能なもの
、■閉鎖のみ自動動作可能なものの三つの構成の中から
適宜に選択して採用することができるが、ここでは■の
構成のものを採用した場合について説明する。
いま、扉が閉鎖している状態において使用者がスイッチ
手段を操作したとすると、ツレイド巻線45へ通電され
ることによってプランジャ44が鉄心47、48に吸引
され、ばね41の付勢力に抗して歯車42が作動片43
を介して下方に移動させられる。これにより歯車42の
係合部42aと歯車7の係合孔7aが係合し、すなわち
クラッチ機構が係合してロータ6の回転を出力側へ伝達
可能とする。
一方、モータの巻線26に単相交流電源が供給され、ロ
ータ6が回転駆動される。このときロータ6の回転方向
は不定であり、仮りに所定の向きとは反対側に回転しよ
うとすると、例えば、前述の一方向回転規制レバー59
がロータ6の係合突部32に衝合し、その反動でロータ
6が正規の向きに反転し、以後正規の向きに回転し続け
る。ロータ6の回転力は、自体に形成された歯車33か
ら、歯車列7−42−49a −50−50a −51
a −51−52を介して出力ピニオン40に伝達され
る。
通常、出力ピニオン40の回転は、出力ピニオン40を
太陽歯車とする遊星歯車機構の遊星歯車55を介して内
歯歯車4及び固定枠56に回転を伝達する。
本実施例においては、扉3のヒンジ部に軸15を介して
直結されている固定枠56は固定要素であるため、内歯
歯車4が回転駆動され、第2図のワイヤー16を引(こ
とによりレバー5を回転駆動し、第7図に示すようなマ
グネット61と鉄片62からなるラッチ機構のラッチを
解除する。
その後、ストッパー17にて内歯歯車4が回転不能とな
ると、内歯歯車4が固定要素となり、従って、軸15を
回転させようにするが、軸15先端はフランジ14に係
合固定されているため、反力としてモータ本体側が扉の
開閉中心となる軸15の中心軸線の回りを回動動作する
。これは、固定要素である軸15とロータ6とが連繋さ
れてロータ6が固定要素となるため、交番磁界に同期し
てステータ等のモータ本体側がロータ6に対し回動する
ためである。従って、このモータが取付固定された扉3
も軸15をその開閉の中心として回動し、扉3が開放状
態となる。
上記モータの巻線26及びソレノイド巻線44への通電
は、タイマによる時間制御、又は、リミットスイッチ等
のセンサによって扉が所定位置まで開放したことを検知
し、この時点で遮断される。そして上記クラッチ機構は
離脱状態に、また上記モータも停止して扉の開放動作が
完了する。
次に、扉が開放している状態においてスイッチ手段13
を操作したとすると、前述のようにクラッチ機構が係合
すると共に、モータのロータ6が回転し始める。この場
合もロータ6の回転方向は不定であるが、上述の回転方
向制御手段によって所定の方向、即ち、扉開放時とは逆
の方向に回転制御される。このロータ6の回転力は、上
述の減速歯車列を介して出力ピニオン40を駆動し、よ
って内歯歯車4は開放時と逆方向に回転し、ワイヤー1
6をゆるめ、レバー5はばね20により所定の位置まで
戻る。
ストッパー18にて内歯歯車4が回転不能となると、内
歯歯車4が固定要素となり、軸I5を回転させようとす
るが、軸15先端はフランジI4に係合固定されており
、反力として、モータ本体及び扉が軸15の中心軸線を
回転中心として回動し、かつ、扉3が本体側機枠に近接
した時点においては、上記ラッチ機構のマグネット61
と鉄片62との吸引作用により扉3が本体側機枠に吸着
され、扉が閉鎖状態となる。この場合もモータの巻線2
6及びソレノイド巻線44への通電がタイマやセンサな
どによって制御され、扉の閉鎖動作が完了する。
上記スイッチ手段13を操作していないときは、上記ク
ラッチ機構は離脱した状態になっており、歯車42から
出力ピニオン40に至る減速機構は自由に回転すること
ができる。そこで、扉を手動的に開閉すると、軸15を
通じて上記出力ピニオン40及び減速機構が回転駆動さ
れるが、この減速機構は上述のように自由に回転するこ
とができるため、扉の手動的な開閉を容易に行なうこと
ができる。
従って、停電によってモータによる自動開閉ができない
場合であっても、手動操作による開閉が可能であり、ま
た、あえて自動的な扉の開閉を必要としない場合におい
ても、手動的に扉の開閉を行うことができる。
また、出力ピニオン40に異常な外力が加わったとして
も、出力ピニオン40に設けられた歯車52とワッシャ
ー53及びスプリングワッシャー54でなる摩擦伝達機
構にて適宜に滑りを生じ、異常な外力がアクチュエータ
の内部機構に伝達されることはなく、アクチュエータの
内部機構が保護される。
出力ピニオン40に異常な外力が加わる場合としては、
モータ駆動中前方にいる子供などに扉が当たったり、そ
の他の障害物に扉が当たったりする場合がある。このよ
うな場合に、上記摩擦伝達機構が機能することにより、
アクチュエータの内部機構のみでなく、子供や障害物が
保護されることにもなる。
さらに、モータとして直流モータを用いた場合には、異
常な外力が加わって摩擦伝達機構が機能している状態で
は、モータに異常な負荷電流が流れるので、この負荷電
流を検知してモータ及びソレノイドへの通電を遮断する
ようにしてもよい。
こうすれば、モータや内部機構や子供などの保護効果を
一層強化することができる。また、上記負荷電流の検知
手段を扉の開閉動作完了検知手段として用い、これをリ
ミットスイッチと代替することもできる。
以上述べたような構成のものでは、扉の開放のみ又は扉
の閉鎖のみを自動で行い、開放及び閉鎖を手動的に行う
ようにしてもよい。この場合、モータの回転方向は一方
向のみでよく、回転方向切換手段は不要である。
なお、本発明に用いるモータは、単相交流同期モータの
ほか上述のように直流モータを用いることも可能であり
、後者の場合において回転方向を切り換える必要がある
場合は、回路的に通電極性を切り換えるようにする。ま
た、クラッチ機構はソレノイドを用いた電磁式のものに
限られるものではなく、回転駆動力によって作用する遠
心力を利用して遠心クラッチを用いてもよく、クラッチ
形態も遊星クラッチとしてもよい。
また、減速機構は、平歯車によらず遊星歯車機構、ウオ
ーム機構としてもよい。
また、第6図から第1O図は、間欠送り機構でラッチを
解除して扉を開閉する本発明にかかる扉開閉機構の他の
実施例である。
これによれば、第6図において、冷蔵庫本体の上側に固
定されたフランジ14に軸57が回転不能に固定される
と共に、軸57に固定歯車58が回転不能に係合されて
いる。扉3は軸57に対し回転自在であり、この扉3の
内部には、例えば、上記第3図のモータアクチュエータ
(遊星歯車機構及び軸15は有していない)が内蔵され
ており、従って、手動によっても扉3は開閉可能である
。また、上記モータアクチュエータの出力軸には、ピニ
オン40の替わりに間欠歯車8が固定されている。
そして、この間欠歯車8はその所定領域に歯8aが形成
され、かつ、カム8bが一体に形成されている。カム8
bの突部8Cには、Lの字形状をしたレバー9の一側腕
部9aが当たって揺動されるように配置されている。レ
バー9は、第7図のように、扉3の上側に植設された軸
59に回動自在に軸承されている。扉3上面の他側面側
には、Lの字形状をしたレバー5が扉3の上側に植設さ
れた軸60に回動自在に軸承されている。そして、レバ
ー9の他側腕部9bとレバー5の一側腕部5a間にはワ
イヤー16が張設されている。また、レバー5の一側腕
部5aと扉3に植設されたピン19の間にはね20が張
設されてレバー9の一側腕部9aがカム8bに当接付勢
されている。扉3の他側面側内部にはマグネット61が
設けられ、マグネット61と対向する冷蔵庫本体lには
鉄片62が設けられてラッチ機構が構成されている。
この他の実施例において、第1の発明のラッチ開放機構
は、モータアクチュエータで回転駆動される上記カム8
b、レバー9、ワイヤー16およびレバー5で構成され
、また、開閉操作機構は、上記間欠歯車8.固定歯車5
8および軸57で構成されている。また、第2の発明の
伝達機構は、上記モータアクチュエータの減速歯車列お
よび間欠歯車8で構成される。
ここで、図示しないスイッチ手段13を「開」に操作す
ると、間欠歯車8がアクチュエータ63のモータ及び減
速機構で第7図の位置から第8図の位置に回転駆動され
ると、カム8bの突部8Cによってレバー9とレバー5
とが回動され、レバー5の他側腕部5bで冷蔵庫本体1
を押してラッチ機構を開放し扉3が開放される。
間欠歯車8がさらに回転駆動されると、歯8aが固定歯
車58に噛み合いを始める。固定歯車58は軸57を介
してフランジ14に回転不能に係合されているため、反
力として間欠歯車8が固定歯車58に対して遊星運動を
行う。即ち、軸57の中心軸線を中心としてモータアク
チュエータ側が回動し、よって扉3は軸57をその開閉
中心として第8図から第9図の開放動作を行い、さらに
第1θ図に示された所定の角度開放後にモータが停止す
る。
一方、この第1θ図の状態から、上記スイッチ手段13
を「閉」に操作すると、上記モータは上述した扉3の開
放方向回転とは逆方向に回転起動し、間欠歯車8の歯8
aと固定歯車58とが再度噛み合って、間欠歯車8が固
定歯車58に対して遊星運動して回転し、扉3は閉鎖方
向に第8図の状態まで回動する。そして、第8図の状態
からさらにレバー5が時計方向に回動すると、上記ラッ
チ機構のマグネット61と鉄片62との吸引作用により
扉3が本体側機枠に吸着され、扉3は閉鎖される。
なお、上記固定歯車58、間欠歯車8は各々カムとして
もよい。即ち、各々の外周部分を摺接させておき、所定
の領域では一方に設けた凸部(外周部より突出)と他方
に設けた凹部(外周部より凹陥)とが係合し、その所定
領域においては両者が一体回動するよう構成すればよい
なお、上述した扉開閉機構は、同様に扉2側にも設けら
れていることは云うまでもない。
さらに、本発明の扉開閉機構は、冷蔵庫以外に電子レン
ジやシステムキッチンやからくり時計等の扉開閉機構と
して実施してもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、スイッチ手段の操作という簡単な操作
のみによって、扉を開放又は閉鎖することが出来るため
、例えば、台所等において食器や飲食品などを両手に持
っていても、スイッチを操作するだけで容易に扉を開放
又は閉鎖することができ、極めて便利で作業性が向上す
る。特に冷蔵庫においては、飲食品の出し入れに要する
時間を短縮することが出来るため、冷却効率の向上と消
費電力の低減を図ることが出来る。また、自動的な開放
又は閉鎖が可能なため、女性や子供のような力の弱い者
であっても何ら支障なく扉を開放または閉鎖することが
出来る。さらに、スイッチ手段が操作されないとき離脱
するクラッチ機構を設けたため、手動的な開閉も可能で
ある。
さらにまた、モータを扉に配設収納しこのモータと扉の
開閉軸とを連繋したので、スイッチ手段への操作によっ
て扉の回動中心に対しモータ本体側が回動して扉が開放
又は閉鎖され、かつ庫内容積の減少とか外形寸法の増加
を招かずにモータを取付けることが出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第10図は本発明にかかる扉開閉機構の実施
例が示され、第1図は本扉開閉機構が実施された冷蔵庫
の斜視図、第2図は同上詳細斜視図、第3図は本発明に
用いることができるアクチュエータの例を示す展開断面
図、第4図は扉模式図、第5図は扉開放時における必要
力の時間経過を示す図、第6図乃至第1O図は本発明に
かかる扉開閉機構の他の実施例が示され、第6図は同上
詳細斜視図、第7図以下は同動作説明図である。 2.3・・・扉、13・・・スイッチ手段、6.24.
25゜26、27.28.29.30.34・・・モー
タを構成する部品、7、41,42.43.44 、4
5.46.47.48・・・クラッチ機構を構成する部
品、49.49a、50.50a、51.51a。 52・・・歯車列を構成する部品、61.62・・・ラ
ッチ機構を構成する部品。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機枠に開閉自在に備えられた扉を開放又は閉鎖す
    るためのスイッチ手段と、このスイッチ手段への操作に
    より通電されて駆動するモータと、このモータの回転出
    力を減速して伝達する減速伝達機構と、この減速伝達機
    構中に又はこの減速伝達機構と連続して設けられ、モー
    タ出力の伝達を接続遮断可能なクラッチ機構と、上記減
    速機構及びクラッチ機構を介して上記モータに連結され
    て上記扉のラッチ機構を開放するラッチ開放機構と、上
    記ラッチ機構を開放した後上記扉を開放し、又は上記扉
    を閉鎖させる開閉操作機構とを備え、上記スイッチ手段
    を操作したときは上記クラッチ機構が係合して上記モー
    タの駆動力により上記扉を開動作又は閉動作させ、上記
    スイッチ手段を操作しないときは上記クラッチ機構が離
    脱した状態にあり上記扉が手動によって開閉可能である
    ことを特徴とする扉開閉装置。
  2. (2)機枠に開閉自在に備えられた扉を開放又は閉鎖す
    るためのスイッチ手段と、このスイッチ手段への操作に
    より通電されて駆動するモータと、このモータと上記扉
    の開閉中心軸とを連繋する伝達機構とを備え、上記モー
    タを上記扉に収納すると共に、上記スイッチ手段への操
    作により上記モータを扉の開閉中心軸線に対し回動させ
    て上記扉を開放又は閉鎖させることを特徴とする扉開閉
    装置。
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