JPH03296332A - スターカプラおよび光通信ネットワーク - Google Patents

スターカプラおよび光通信ネットワーク

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JPH03296332A
JPH03296332A JP2098370A JP9837090A JPH03296332A JP H03296332 A JPH03296332 A JP H03296332A JP 2098370 A JP2098370 A JP 2098370A JP 9837090 A JP9837090 A JP 9837090A JP H03296332 A JPH03296332 A JP H03296332A
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JP
Japan
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terminal
star coupler
star
signal
coupler
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JP2098370A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ota
猛史 太田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、相互接続して使用できるスターカプラ、およ
びそれを用いて構成した光通信ネットワークに関するも
のである。
【従来の技術】
ローカルエリアネットワーク(LAN)!;!、比較的
近距離に配置されたコンピュータ、ワークスチーシラン
等の間での高速通信網として、次第に普及してきている
が、その代表的なものとしては、ゼロックス社の開発し
た「イーサネット」と呼ばれるものがある。 第7図は、イーサネットのネットワークを示す図である
。第7図において、20は同軸ケーブル、21はタップ
(分岐点)、22はノード(端末。 局)である。 各ノード22は、タップ21にて同軸ケーブル20へ接
続されている。接続したいノード22が増えて来た時に
は、新たにタップ21を設け、それに接続する。 イーサネットでは、ネットワークを構成するのに同軸ケ
ーブルを用いているが、光ファイバーの進歩に伴い、光
ファイバーを用いてネットワークを構成する試みがなさ
れている。イーサネットでは、タップを次々と設けるこ
とにより、ノードを増設することが出来る。しかし、同
軸ケーブルの代わりに光ファイバーを用いた場合、タッ
プを取るということが出来ないので、イーサネットと同
じようなネットワークを構成することは困難である。 そこで、ノードの送信と受信を別々の端子に分け、全て
のノードをスターカプラで分配するように構成したネッ
トワークが提案されている(E、G。 RAH5ON、 IEEE TI?A11lSACrl
ONS ON C0MMυNICATIONS。 VOL、C0M−26,NO,7,JULY1978.
 ’Pibernet: Multimode 0pt
ical Fibers for Local Com
puter Netw。 rks”)。 第8図に、スターカプラを用いた光通信ネットワークの
上記提案例を示す、第8図において、23は光ファイバ
、22はノード、24はスターカプラ、25ば端子であ
る。 ノード22の送信線は、スターカプラ24の入力側に接
続され、受信線は出力側に接続される。 第9図は、入力側と出力側を分かり易く両側に分けて描
いたスターカプラである。 第10図は、スターカプラ24の機能原理図である。ス
ターカプラの1!能を、電気N路になぞらえて描いたも
のであり、スターカプラの入力側はOR回路24−1と
なっている。出力側の各端子には、該OR回路の出力が
平等に分配されて出る。 25Hを、成るノードからの信号が入る入力端子とし、
25Rを、該入力端子と対をなしている出力端子(即ち
、同じノードへの信号を発する出力端子)とする。入力
端子25Hに信号が入力されると、その信号は出力端子
の数に平等に分割され、全出力端子から出される。例え
ば、出力端子の数が5である場合、入力端子25Hに「
S」の大きさの信号が入れられると、各出力端子からは
、S15の大きさの信号が出される。入力端子25Hへ
信号を送り込んで来たノードにも、出力端子25Rより
S15の信号が送り返される。 即ち、同軸ケーブルで構成したイーサネットと同様に、
1つのノードから送信された信号は、全てのノードに伝
達されるという性質(同報性)を具備する光通信ネット
ワークを構成することが出来たことになる。 しかし、前記のスターカプラは、入力信号を出力端子数
に単に分割して送出するだけなので(このようなスター
カプラを「受動型スターカプラ」という)、出力端子数
が多くなると、個々の出力信号の大きさが小さくなると
いう欠点を有している。 出力信号が小さくならないようにするためには、スター
カプラとして、増幅m能を有するスターカプラ(このよ
うなスターカプラを「能動型スターカプラ」という)を
用いればよい。 第11図に、能動型スターカプラを示す。第1!図にお
いて、26は入力端子、27は発光ダイオードアレイ、
28は増幅器、29は波形整形回路、30はマトリクス
回路、31はドライバー32は発光ダイオードアレイ、
33は出力端子である。 入力端子26の何れからか入力された光信号は、発光ダ
イオードアレイ27の対応する発光ダイオードで電気信
号に変えられる。電気信号は、増幅器28で増幅され、
波形整形回路29で信号がハイ(hfgh)であるかロ
ー(low)であるかが明確になるよう整形され、マト
リクス回路30へと送られる。 第12図に、マトリクス回路30の詳細を示す。 このマトリクスは、入力端子数と出力端子数が同じであ
る正方マトリクスとされている。第12図から理解され
るように、1つの入力端子から信号が入ると、その信号
は全ての出力端子に伝えられる。 マトリクス回路30の各出力、はドライバー31により
所望の大きさにされ、発光ダイオードアレイ32に人力
される0発光ダイオードアレイ32では、電気信号が再
び光信号に変換され、出力端子33より全てのノードに
伝えられる。 能動型スターカプラは増幅機能を内蔵しているので、出
力端子数が多いからといって出力信号が小になってしま
うことはない。 第13図は、対応する入力線と出力線(つまり、同じノ
ードに接続されている入力線と出力線)とを接近させて
措いたスターカプラである。 スターカプラ34は、受動型スターカプラであってもよ
いし、能動型スターカプラであってもよい。Cは人力線
、Dは出力線、5,6は端子である。以後の説明におい
てスターカプラを表す場合、主としてこのような図によ
り表すことにする。
【発明が解決しようとする課題】
(問題点) しかしながら、スターカプラを用いた前記の光通信ネッ
トワークには、ネットワークを拡張するためにノードを
増設しようとしても、スターカプラが具備する端子対(
入力端子とそれに対応する出力端子の対)の数までしか
増設出来ないという問題点があった。 (問題点の説明) (1)スターカプラが具備する端子対の数は、ネタ−カ
ブラが製作される時に、例えば、100なら100とい
う具合に定まっている。従って、ノードを増設して12
0個にしたいという場合には、スターカプラを、120
個以上の端子対(例えば、200個の端子対)を具備す
るスターカプラに交換しなければならない。つまり、規
模の大きいネットワークに、あらためて構築し直さなけ
ればならなかった。これでは、具備している端子対数を
越えてノードを接続しようとする毎に、多大なる手間と
労力を要することにより、好ましくない。 (2)スターカプラを交換しなくとも、スターカプラ同
士を次々と接続して行く(即ち、多重接続する)ことに
より、接続できるノードの数を増やして行くことが出来
るように見える。しかし、これでは実用にならない。そ
れを説明する。 第14図は、2つのスターカプラを接続した図である。 A、Bはスターカプラ、5〜16は端子である。 スターカプラAの1つの端子対を構成している送信用の
端子9と受信用の端子10とが、スターカプラBの1つ
の端子対を構成している受信用の端子11と送信用の端
子12とに、それぞれ接続されている。 スターカプラAが有している端子対はに個であるから、
スターカプラAを単独に使用した場合、接続できるノー
ドの数はに個である。同様に、スターカプラBを単独に
使用した場合は、n個である。 しかし、第14図のように接続してスターカプラA、B
を合成すると、k+n−2個のノードを接続することが
出来る。に+nより2個少ないのは°、スターカプラ同
士を接続するのに、双方の端子対1個づつを使わなけれ
ばならないからである。 例えば、スターカプラA、 B力Q00個の端子対を有
するスターカプラであるとすると、その合成スターカプ
ラは、198個のノードを接続することが出来、単独の
場合のほぼ倍の大きさのネットワークを構成することが
出来る。 ノードを増設する必要が生じるに伴い、次にとスターカ
プラを接続して行けば、既に接続されているノードを改
めて接続し直すことなく増設できるように考えられる。 ところが、従来のスターカプラで上記のように多重接続
すると、次に詳細に説明するように、信号が「発振」し
たり「ゴースト」を生じてしまい、実用にならない。 (3)発振を起こす理由 発明者は、スターカプラの特性を行列で表すことを創案
したが、行列式を解析することにより、発振を起こす理
由を説明する。 (3−1)  スターカプラの特性の行列表現まず、1
個のスターカプラの特性の行列表現を示す。第13図の
スターカプラ34は、n個の端子対を有しているとし、
各端子対の入力、出力を、それぞれ(x+、3’+)、
(xz、 yt ) 、・= (Xayn)とする。 1つの出力、例えばy、は、全ての入力X、〜x3がス
ターカプラ34を通って端子6に伝達される成分の合計
である。各入力端子から端子6への伝達係数を、−船釣
にmljとすると、)’ + −m r + ! + 
+ ”’ + m ) JX J+ −+ m r *
 X nと表すことが出来る。 全ての出力について、同様の式が得られる。それらを1
つの行列でまとめて表現すると、次のようになる。 mの行列は、このスターカプラの伝達特性を表している
から、「伝達特性行列」と名付け、Mで表すことにする
。 なお、mの具体的な値であるが、第1O図における出力
端子数が4個であり、入力が平等に分割されて各出力端
子に伝達されるとすると、伝達係数mは全て174であ
る。 (3−2)スターカプラを相互接続した場合第14図は
、2つのスターカプラA、Bを接続した図である。スタ
ーカプラA、Bは、それぞれに個、n個の端子対を有し
ているとする。5〜16は端子であり、隣接して描いで
ある2つの端子(例、端子5.6)は、端子対を表して
いる。 スターカプラAの出力端子9とスターカプラBの入力端
子11とが接続され、且つスターカプラへの入力端子1
0とスターカプラBの出力端子12とが接続されること
により、スターカプラの相互接続が行われている。従っ
て、端子10の入力をXkとし、端子12の出力をy3
とすると、Xk″″y11 である、また、端子9の出力をY、とし、端子11の入
力をX、とすると、 Y 、 −Xll である。 信号の発振は、スターカプラを相互に接続している部分
が原因となって発住する。そこで、この部分のみ取り出
して、発振の理由を説明する。 第15図は、相互接続部分の拡大図である。A■は端子
10→端子9への伝達係数であり、B、イは端子11→
端子12への伝達係数である。一般に、スターカプラA
、B内の1番目の入力端子からi番目の出力端子への伝
達係数を、A ij+ Bijで表すことにすると、y
、は、 7 m =BlIIX I+ =・+ Baa−(X 
@−1+ BII#l X @第15図に示すように、
!、−yうであるからy3−ΣB □X i  + B
 m* Y h・・・■ である、Yllについても同様にして、■を■に代入す
れば、 F++− となる、rの値は、スターカプラの相互接続に使われて
いる端子対以外の入力端子から入つて来る入力の、yl
lに与える成分の合計に他ならない。 なお、■式においてy、を表す式の右辺にylが含まれ
る形となってしまったのは、今までの解析では時間の経
過による信号の変化は考慮していなかったからである。 ここで、時間との関係を考慮することにする。 時刻tにおけるy、を、ya(t)とし、信号が第15
図のループを1周する時間をτとすると、y、(t)−
r(t)+B、、Ahmy* (t−r)  −・・■
となる。Ipち、ya(t−τ)が1周した後の値がy
a(t)である。 相互接続の端子以外の端子からの入力が全て0の場合に
は、r(t)−0である。その場合は、)’ * (t
) −B m*Am* )’ a (を−τ)となり、
ym(t)は最低となるやループ1周の前後の比、即ち
、ループゲインは、 y @ −r’ 十B **A** Y m・・・■ ya(t−τ) 従って、ノイズ等によりループに何らかの信号が発生し
た場合、l B 、、A*kl > 1であれば発振を
生じ、IB□Akk!−1であれば、いつまでも同じ大
きさの信号がループを回り続け、0〈IB、、、。 AIIkl〈1であれば徐々に減衰する。 以上の場合は、いずれもループを1周して来ても信号の
名残りがあるので、これが再度入力されることになる。 これは、好ましいことではない。 ループを1周した場合に再度入力されることがないとい
う場合は、1周すれば信号が0になっているという場合
である。これを満たす条件は、B□A、h*−0=・■ である、従って、B、、−0かAdz−0がが成立する
必要がある。これが成立すれば、第15図のループがス
ターカプラB内またはスターカプラA内で実質的に断ち
切られることになり、発振は生じないのである。 Aoは、スターカプラAOk番目の端子対における、自
己の入力端子から自己の出力端子への伝達係数である。 ところが、従来のスターカプラでは、入力は、他の端子
対の出力端子へは勿論、自己の端子対の出力端子へも伝
達されるから、Akk≠0である。同様にして、B□≠
0である。よって■の条件を満たすことは出来ず、発振
等を生じてしまう。 (4)ゴーストを生ずる理由 第16図は、ゴーストが生ずる理由を説明する図である
。符号は、第14図のものに対応している。そして、A
ha、  Adz、  Akk、  B +t、  B
 +ゎ、B1は、伝達係数である。 端子15の出力y1を考えた場合、各入力端子からの成
分は、図中の点線の経路で端子15に伝達される6例え
ば、端子5からの入力X1は、端子5→端子9→端子1
1→端子15という経路で伝達される。この経路でのス
ターカプラA内の伝達係数はA□、スターカプラB内の
伝達係数はB8.であるから、端子5から伝達される信
号値は、A□、B、、XI という値である。 1つの入力を除いて、他の全ての入力は、1つの経路を
通って端子15へ伝達される。ところが、いま注目して
いる出力の端子15と対をなしているところの端子16
からの入力だけは、2つの経路を這って端子15に伝達
される。 1つは、端子16→端子15と伝達される成分である。 この値は、B I I X Iである。もう1つは、ス
ターカプラAを回って伝達される成分であり、端子16
→端子12→端子lO→端子9→端子ll→端子15と
いう経路で伝達される。この値は、BlAkkBllI
xIである。その結果、BIIXI +Bs+A**B
+*i という値が、入力X、による成分である。 ところが、第16図から分かるように、B、、AmkB
laXl は、スターカプラAを回ってスターカプラB
へ戻って来た値であるから、BIIXIに比べて伝播時
間の差だけ遅延している。この遅延がゴーストを発生さ
せる原因となる。 第16図では、スターカプラを2つ接続しているだけで
あるから、経路は2重であるが、3つ接続すれば3重に
なる。そのため、スターカプラを多重接続して、相互接
続するスターカプラの数を増やすに従って、ゴーストは
ひどくなる。 本発明は、以上のような問題点を解決することを!I!
題とするものである。
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明では、スターカプラを
、同一のノードに接続されるべく対を成している入力端
子と出力端子との間での信号の伝達係数が0である構成
とした。 また、光通信ネットワークを構築するのに、前記のよう
なスターカプラ同士を1個の端子対を接続することによ
って構築することとした。
【作  用】
前記のような構成のスターカプラによれば、同一のノー
ドに接続される入力端子から出力端子へは、信号が伝達
されなくなる。従って、光通信ネットワークの規模を大
きくするために、スターカプラ同士を接続しても、一方
のスターカプラから他方のスターカプラへ送られた信号
が戻って来ることがなくなる。 このことにより、発振やゴーストをなくすことが可能と
なる。また、2つのノードの間で、他のノードに通信内
容を知られることなく通信すること(双方向通信)が可
能となる。更に、この双方向通信機能を利用して、同時
に2以上のノードから送信した時に生ずる信号の衝突を
、容易に検出することが出来る。
【実 施 例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。 前記したように、ゴーストが発生する原因を究明したと
ころ、相互接続した他のスターカプラを回って信号が戻
って来る点にその原因がある。従って、ゴーストをなく
すためには、戻って来る経路が実質的には形成されない
ようにすればよい。 それには、第16図の例で言うならば、スターカプラB
から端子10に送られて来た信号が、端子9からスター
カプラBへ戻って行く際、その値がOになるようにして
やれば良い、0の値がスターカプラBに戻って行っても
、それは実質的には戻らなかったと同然であるからであ
る。そうなるようにするための条件は、 k11−0 である。 光通信ネットワークを拡張して行こうとする場合、スタ
ーカプラ同士の相互接続は、どの端子対で行われるか不
定であるから、どの端子対で行われても、この条件を満
たすようにしておく必要がある。従って、 A、、−O A、−〇 Amz”0 としておかなければならない。 これは、言い換えれば、次に示すように、スターカプラ
Aの伝達特性行列の対角線成分が0である(端子対を成
している入力端子から出力端子へは、信号は伝達されな
い)ということである。 OAlz、  Alz、  −Atk AH,、OAzs  ・・・Atk At+、  Amz、      ・= 0スターカプ
ラBも、スターカプラAと対等なものであるから、同様
な条件を満たす必要がある。 これらの条件が満たされれば、発振を生ずることはない
。 第3図は、前記のような条件を満たすスターカプラ同士
を接続すれば、ゴーストが発生しないことを示す図であ
る。符号は、第16図のものに対応している。 端子15の出力y、を考えた場合、スターカプラAの伝
達特性行列の対角線成分は全てOであるから、スターカ
プラBからの端子100入力が端子9を通ってスターカ
プラBに戻る値は常に0である。従って、実質的には戻
らない、また、スターカプラBの対角線成分も全て0で
あるから、端子16→端子J5に伝達される値も、常に
Oであ対角線成分を全て0にしたところの本発明のスタ
ーカプラを用いれば、同一の入力が伝達される経路が多
重になることはないから、ゴーストの発生が防止される
。 また、対角線成分が全てOであるから、第15図に示す
ような、両スターカプラ間を巡るループは形成されない
ので、発振が生ずることはない。 なお、対角線成分が全てOということは、どの端子対に
おいても、自己の入力端子から入力された信号は自己の
出力端子へは伝達されないということに他ならない。本
来、自己のノードが発する信号を、自己が受信する必要
はないわけであるから、このことは情報の伝達機能上何
ら支障にはならない。むし7ろ、次に述べるように、2
つのノードだけの間で、双方向に通信できるという新し
い機能を提供する。 〔双方向通信] 第3図において、端子5と端子16とからのみ入力され
た場合を考えてみる。 端子5より入力されたXIは、自己の端子対の出力端子
6以外の全ての出力端子に伝達される。 従って、端子15にも伝達される。 端子16より入力されたXI は、自己の端子対の出力
端子15以外の全ての出力端子に伝達される。従って、
端子6にも伝達される。 この結果、光通信ネットワークの各出力端子で受信され
る信号は、 (1)端子15・・・Xlの信号(XIに伝達係数を掛
けたもの) (2)端子6・・・・・・xlの信号(x+に伝達係数
を掛けたもの) (3)その他の出力端子・・・X、とXi とが混信し
た信号 となる。 混信した信号を受信するノードでは、信号内容が分から
ないから、通信を行ったことにならない。 しかし、信号を発信した2つのノード間では、互いに相
手の信号が間違いなく伝達される。つまり、双方向の通
信が可能である。これは、他のノードに内容を知られる
ことなく、互いに通信をすることが出来るという、新し
い機能を具備したことになる。 但し、同時に3つのノードから送信した場合には、何れ
のノードに伝達される信号も、混信した信号となってい
るので、双方向通信は出来ない。 以上のように、伝達特性行列の対角線成分が全てOであ
るようなスターカプラを製造し、そのスターカプラを用
いて光通信ネットワークを構成すると、ゴーストや発振
が生じないように出来、しかも、双方向通信を可能とす
ることが出来る。 次に、そのような特性を有するスターカプラの具体例に
ついて説明する。 第1図は、本発明にかかわる受動型のスターカプラであ
る。第1図において、lはスターカプラ、2〜4は方向
性結合器、2−1〜2−4.3−1゜3−2.4−1.
4−2は端子、Sば信号の大きさである。 3つの方向性結合器2.3.4を3角形状に接続するこ
とにより、1つのスターカプラ1を構成している。この
スターカプラ1は、入力された信号を増幅するa能を有
していないので、受動型スターカプラである。 方向性結合器2の作用を、第2図によって説明する。方
向性結合器2は、2本の光ファイバーのクラッド層を融
着することにより、それぞれの光ファイバーのコア層を
接近させたものである。 このような構成の方向性結合器2において、端子2−1
にSの大きさの信号が入力されると、該信号が進む方向
にある端子2−3.2−4から、実線矢印で示すように
、S/2の大きさの信号が出て行(、シかし、それとは
逆方向にある端子2−2の方へは、伝達しないという機
能を有する。 方向性結合器3.4も、同様の機能を有している。 これを第1図のように組み合わせると、本発明で望むよ
うな、伝達特性行列の対角線成分が全て0となるスター
カプラが構成できる。 端子2−1にSの大きさの信号が入力された場合、図中
に記すように、方向性結合器を通過する毎に大きさが半
分にされながら伝達される。しかし、端子2−1と対に
なっている端子2−2には、伝達されない。同様のこと
は、全ての方向性結合器からの入力について言える。 従って、第1図のスターカプラは、伝達特性行列の対角
線成分が全てOとなっていることに相当し、望み通りの
スターカプラとなっていることが分かる。 以上は受動型であるが、本発明にかがわる能動型のスタ
ーカプラは、第11図の従来の能動型スターカプラにお
ける、マトリクス回路3oの内部構成を変更することに
よって、構成することができる。 第6図は、本発明の能動型のスターカプラにおけるマト
リクス回路である。点線で囲った部分19は対角線成分
の部分であるが、ここにはダイオードは接続されていな
い(従来のものは接続されている。第12図参照)、従
って、マトリクス回路の特性を表す行列の対角線成分は
、全て0となっている。 二のようなマトリクス回路30を有するようにすれば、
所望の能動型スターカプラが得られる。 第4図は、前記のようなスターカプラを多重接続して構
成した光通信ネットワークを示す。SCはスターカプラ
であり、17は配線である。スターカプラSCを幾つか
接続した部分を、合成スターカプラ18と見ることが出
来る。 合成スターカプラ18の接続可能なノード数は、スター
カプラSCを増減することにより、所望の数に増減する
ことが出来る。従って、光通信ネットワークの拡張、縮
小が容易に行える。しかし、スターカプラ同士の接続の
際に注意しなければならないことは、2端子対以上で接
続してはならないということである。 第5図は、複数個の端子対でスターカプラ同士を接続し
てはならない理由を説明する図である。 もし、2端子対で接続すると、図中に点線で記したよう
に、2つのスターカプラ間を巡るループが形成され、発
振を生じてしまうからである。また、信号伝達経路が2
重になり、ゴーストも住しる。 なお、本発明のスターカプラを用いて構成したネットワ
ークでは双方向通信が可能であるが、必要ないからそれ
は行わないと決めた場合には、双方向通信機能を利用し
て、次の如く信号の衝突検出を行うことが出来る。 各ノードは、自己が送信している時に、自己の受信端子
に他のノードからの信号が受信された場合には、信号が
衝突したと検出する。なぜなら、本発明のスターカプラ
によれば、自己が送信した一信号は、自己の受信端子に
は伝達されないから、受信された信号は他のノードから
送り出された信号であるからである。この時には、同時
に2つ以上のノードから送信されている筈であり、信号
の衝突が起こっている。
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明のスターカプラによれば、同一
のノードに接続される入力端子から出力端子へは、信号
が伝達されなくなる。従って、光通信ネットワークの規
模を大きくするために、スターカプラ同士を接続しても
、一方のスターカプラから他方のスターカプラへ送られ
た信号が戻って来ることがなくなる。 そのため、従来のスターカプラ同士を接続したのでは生
じていた発振やゴーストが、生じなくなる。従って、ノ
ードの増設が必要となった場合に、既設のノード等には
何ら手を加えることなく、スターカプラを継ぎ足して行
くことにより増設することが出来る。 また、2つのノードの間で、他のノードに通信内容を知
られることなく通信すること(双方向通信)が出来るよ
うになる。これは、機密保持を有する通信をしたい場合
に有効である。 更に、双方向通信をする必要がない場合には、その機能
を利用して、衝突検出を容易に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・本発明にかかわる受動型のスターカプラ第
2図・・・光通信における方向性結合器第3図・・・本
発明によれば、ゴーストが発生しないことを示す図 第4図・・・スターカプラを多重接続して構成した光通
信ネットワーク 第5図・・・複数個の端子対でスターカプラ同士を接続
してはならない理由を説明する同 第6図・・・本発明の能動型のスターカプラにおけるマ
トリクス回路 第7図・・・イーサネットのネットワークを示す間第8
図・・・スターカプラを用いた光通信ネットワークの提
案例 第9図・・・入力側と出力側を分かり易く両側に分けて
措いたスターカプラ 第10図・・・スターカプラの機能原理間第11図・・
・能動型スターカプラ 第12図・・・能動型スターカプラにおけるマトリクス
回路 第13図・・・対応する入力線と出力線とを接近させて
描いたスターカプラ 第14図・・・2つのスターカプラを接続した図第15
図・・・相互接続部分の拡大図 第16図・・・ゴーストが生ずる理由を説明する図図に
おいて、1はスターカプラ、2〜4は方向性結合器、2
−1〜2−4.3−1.3−2.4−1.4−2.5〜
16は端子、17は配線、18は合成スターカプラ、1
9は対角線成分、20は同軸ケーブル、21はタップ、
22はノード、23は光ファイバ、24はスターカプラ
、241はOR回路、25は端子、26は入力端子、2
7は発光ダイオードアレイ、28は増幅器、29は波形
整形回路、30はマトリクス回路、31はドライバー、
32は発光ダイオードアレイ、33は出力端子、34は
スターカプラ、A、Bはスターカプラ、Cは入力線、D
は出力線である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一のノードに接続されるべく対を成している入
    力端子と出力端子との間での信号の伝達係数を0とした
    ことを特徴とするスターカプラ。
  2. (2)請求項1記載のスターカプラ同士を1個の端子対
    を接続することによって構成したことを特徴とする光通
    信ネットワーク。
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