JPH03297480A - 地面用線引き材 - Google Patents
地面用線引き材Info
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Landscapes
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は各種スポーツ用のグラウンド等、地面部分に直
接描くことのできる粉体たる線引き材に係り、特に皮膚
等に付着しても火傷等の事故の生じない線引き材料に関
する。
接描くことのできる粉体たる線引き材に係り、特に皮膚
等に付着しても火傷等の事故の生じない線引き材料に関
する。
例えば走競争等のトラックを形成したり、ラグビー、フ
ットボール、野球等の球技を行う際にはグラウンドに対
してその競技に対応して線引きが行われる。この線引き
に使用される材料(以下「線引き材」と称する)は従来
から石灰が使用されている。
ットボール、野球等の球技を行う際にはグラウンドに対
してその競技に対応して線引きが行われる。この線引き
に使用される材料(以下「線引き材」と称する)は従来
から石灰が使用されている。
ここで、線引き材として用いる石灰とは消石灰、即ち水
酸化カルシウムCa (OH) 2である。この消石灰
はpH12〜13の強アルカリ性であって、人体に触れ
ると粘膜等の蛍白質を溶解してしまい、それ自体安全性
に大きな問題がある。また線引き材中には生石灰CaO
が混入していることが多いが、この生石灰が水と反応(
発熱反応)すると場合によっては800°C以上の温度
となる。
酸化カルシウムCa (OH) 2である。この消石灰
はpH12〜13の強アルカリ性であって、人体に触れ
ると粘膜等の蛍白質を溶解してしまい、それ自体安全性
に大きな問題がある。また線引き材中には生石灰CaO
が混入していることが多いが、この生石灰が水と反応(
発熱反応)すると場合によっては800°C以上の温度
となる。
このため、例えば雨中の競技で選手が線引き材上に倒れ
たり、また運動着に線引き材を付着させた状態で汗と反
応したりすることにより火傷をする事故が何件も発生し
ている。極端な事例としては線引き材が眼中に入り失明
する事故も生じている。
たり、また運動着に線引き材を付着させた状態で汗と反
応したりすることにより火傷をする事故が何件も発生し
ている。極端な事例としては線引き材が眼中に入り失明
する事故も生じている。
このように現在使用されている線引き材は危険なもので
あるが、線引き材の原料である消石灰が安価に提供され
ること等、主として経済的な理由により広く利用されて
いるのが実情である。
あるが、線引き材の原料である消石灰が安価に提供され
ること等、主として経済的な理由により広く利用されて
いるのが実情である。
一方上述のような問題点に鑑み、線引き材とししての消
石灰の使用に代えて、石膏Ca S O42H20を使
用することも行われ始めている。石膏はpH6〜7であ
ってほぼ中性であり、また水との発熱反応もなく安全で
ある。
石灰の使用に代えて、石膏Ca S O42H20を使
用することも行われ始めている。石膏はpH6〜7であ
ってほぼ中性であり、また水との発熱反応もなく安全で
ある。
反面、石膏は国内においては天然に産出する量は比較的
僅かであり、多くは焼石膏等の工業製品として供給され
るため、消石灰に比較して価格が高(経済性では前記消
石灰に劣る。また消石灰と同様、湿気を吸収すると固化
する傾向が著しく、十分な防湿処理を行わないと線引き
が不可能になったり、紙袋中で固化して全く使用しない
うちに使用不能となってしまったりする。
僅かであり、多くは焼石膏等の工業製品として供給され
るため、消石灰に比較して価格が高(経済性では前記消
石灰に劣る。また消石灰と同様、湿気を吸収すると固化
する傾向が著しく、十分な防湿処理を行わないと線引き
が不可能になったり、紙袋中で固化して全く使用しない
うちに使用不能となってしまったりする。
なお現在使用されている消石灰は粒子が非常に細かく(
例えば200メツシュ通過量70パーセント以上)、こ
のため線引きをしたのち風が吹くと飛散し易く、飛散し
た線引き材が皮膚に触れたり、目に入ったりすることに
より前述のように思わぬ事故を起こす可能性がある。線
引き材が石膏の場合はこのような事故は想定できないが
、飛散により線引き部分が不明瞭になる等の問題点は消
石灰の場合と同様である。
例えば200メツシュ通過量70パーセント以上)、こ
のため線引きをしたのち風が吹くと飛散し易く、飛散し
た線引き材が皮膚に触れたり、目に入ったりすることに
より前述のように思わぬ事故を起こす可能性がある。線
引き材が石膏の場合はこのような事故は想定できないが
、飛散により線引き部分が不明瞭になる等の問題点は消
石灰の場合と同様である。
[課題を解決するための手段]
本発明は上述の問題点を解決すべく構成した線引き材で
あり、 主成分を炭酸カルシウムとし、かつこの炭酸カシラムに
対して任意の顔料を添加することにより任意の発色を行
うようにした線引き材であることを特徴とする。
あり、 主成分を炭酸カルシウムとし、かつこの炭酸カシラムに
対して任意の顔料を添加することにより任意の発色を行
うようにした線引き材であることを特徴とする。
主成分の炭酸カルシウムは水に対して難溶性であって、
吸湿しても固化せず、かつ粉体の粒子は従来品にりも重
いので、地面に線引きした後風による飛散が少ない。
吸湿しても固化せず、かつ粉体の粒子は従来品にりも重
いので、地面に線引きした後風による飛散が少ない。
以下本発明の内容を具体的に説明する。
先ず本発明の線引き材は以下に詳述するように天然に産
する原石を微粉砕することにより得るものであり、その
主成分(含有量等は後述する)は炭酸カルシウムである
。
する原石を微粉砕することにより得るものであり、その
主成分(含有量等は後述する)は炭酸カルシウムである
。
本線引き材の原材料は炭酸カルシウムCaC0゜を主成
分とする天然岩石である。この天然岩石は方解石、氷用
石、霞石、大理石、白亜等として産出する。
分とする天然岩石である。この天然岩石は方解石、氷用
石、霞石、大理石、白亜等として産出する。
また方解石の集合物を石灰石と通称しているが方解石の
語よりも石灰石の語の方が一般的であるため、特に断ら
ない限り方解石の語に替えて石灰石の語を用いることに
する。
語よりも石灰石の語の方が一般的であるため、特に断ら
ない限り方解石の語に替えて石灰石の語を用いることに
する。
次に、本線引き材の原材料としては生産量および価格等
の点から石灰石が適当である。
の点から石灰石が適当である。
なおここで石灰石とは石灰質堆積岩(calcare。
us sedimentary rocks)の一種で
あって、この石灰質堆積岩として分類される中には前記
した石灰岩(l imes tone)の外、ドロマイ
トCa M g (CO:+)zを主成分とするドロマ
イト(dlomite)岩石(dlomite roc
ks)も含まれるが、以下に示す石灰石の語は、CaC
O2の含有量が90重量パーセント以上であればこのド
ロマイトを含む石灰石(「ドロマイト質石灰石」と称さ
れている)も含むものとする。
あって、この石灰質堆積岩として分類される中には前記
した石灰岩(l imes tone)の外、ドロマイ
トCa M g (CO:+)zを主成分とするドロマ
イト(dlomite)岩石(dlomite roc
ks)も含まれるが、以下に示す石灰石の語は、CaC
O2の含有量が90重量パーセント以上であればこのド
ロマイトを含む石灰石(「ドロマイト質石灰石」と称さ
れている)も含むものとする。
なお、CaC0,の含有量が90重量パーセント以下で
あると、粉末にした際に白色でなくなって所望の色彩の
線引き材が得られなくなったり、化学的に不安定な物質
が含まれる可能性があって妥当ではない。
あると、粉末にした際に白色でなくなって所望の色彩の
線引き材が得られなくなったり、化学的に不安定な物質
が含まれる可能性があって妥当ではない。
この原材料たる石灰石を微粉砕したものを主たる原料と
し、これに所望の色彩を出すための顔料を添加する。な
お、線引き材が白色である場合には石灰石微粉自体が白
色であるため顔料の添加は必須の要件ではないが、貝殻
(CaCOzが主成分)を微粉砕した粉末(「胡粉」と
通称される)を添加するとより白色が冴える。
し、これに所望の色彩を出すための顔料を添加する。な
お、線引き材が白色である場合には石灰石微粉自体が白
色であるため顔料の添加は必須の要件ではないが、貝殻
(CaCOzが主成分)を微粉砕した粉末(「胡粉」と
通称される)を添加するとより白色が冴える。
〔実施例1〕
石灰石を微粉砕し、200メツシュ通過量60〜70パ
ーセントの石灰石粉末を得た。なおこの微粉砕時及び以
後も加熱処理またはなんらかの化学的処理は一切行わな
い。この粉末に対して胡粉を白色顔料として添加(1重
量パーセント以下)し白色の線引き材(製品)とした。
ーセントの石灰石粉末を得た。なおこの微粉砕時及び以
後も加熱処理またはなんらかの化学的処理は一切行わな
い。この粉末に対して胡粉を白色顔料として添加(1重
量パーセント以下)し白色の線引き材(製品)とした。
以下はこの線引き材の成分分析結果である。
Ca C0,398,2%
MgO0,6%
その他の不溶解物 1.2%
ホンバ内に充填した線引き材を、車輪と同軸の回転ブラ
シにより落下させて線引きを行うマーカー用の線引き具
に本実施例の線引き材を充填してグラウンドに所定の線
を引いたが、粉体の詰まり等生しることなく充填した線
引き材は全て使用することができた。
シにより落下させて線引きを行うマーカー用の線引き具
に本実施例の線引き材を充填してグラウンドに所定の線
を引いたが、粉体の詰まり等生しることなく充填した線
引き材は全て使用することができた。
また上記線引き具に本実施例の線引き材を充填したもの
を、屋外に別設した物置内に2日間放置(その間の天気
は曇後晴)した後使用したところ内部の線引き材は全く
固化することな(充填したもの全てを使用することがで
きた。
を、屋外に別設した物置内に2日間放置(その間の天気
は曇後晴)した後使用したところ内部の線引き材は全く
固化することな(充填したもの全てを使用することがで
きた。
また線引き材20kg入りの紙袋を開封し、開封部分を
上部にして前記物置内に立て掛け、2週間放置しておい
たが、固化は生じなかった。
上部にして前記物置内に立て掛け、2週間放置しておい
たが、固化は生じなかった。
なお発明者らはこの石灰石粉末の粒度を変えて地面に対
する線引き試験を行ったが、例えば100メツシュ通過
量が50〜40パーセントの比較的粗い粒子の場合にも
問題なく線引きを行うことが可能であった。但しこの粒
度であると手に付いた際にはざらついた感じがして、前
記粒度の場合に比較してやや違和感があった。
する線引き試験を行ったが、例えば100メツシュ通過
量が50〜40パーセントの比較的粗い粒子の場合にも
問題なく線引きを行うことが可能であった。但しこの粒
度であると手に付いた際にはざらついた感じがして、前
記粒度の場合に比較してやや違和感があった。
次に前記実施例1の線引き材(200メツシュ通過量6
0パーセント)と、消石灰から成る従来の線引き材(2
00メツシュ通過量60パーセント)とを幾つかの観点
から比較した。
0パーセント)と、消石灰から成る従来の線引き材(2
00メツシュ通過量60パーセント)とを幾つかの観点
から比較した。
(風による飛散テスト)
先ず本実施例の線引き材と従来品の線引き材とにより、
風の方向とほぼ直交するようにグラウンドに直線10m
を引き、飛散テストを行った。なお風の平均風速は約6
m/秒であって、比較的強い風であった。
風の方向とほぼ直交するようにグラウンドに直線10m
を引き、飛散テストを行った。なお風の平均風速は約6
m/秒であって、比較的強い風であった。
従来品では線引き具による線引きを行う際の粉末の飛散
量が多く、線を引き終わった段階で既に風下側に相当量
の線引き材が飛散し、引いた線が風下部分を中心として
不明瞭となってしまった。
量が多く、線を引き終わった段階で既に風下側に相当量
の線引き材が飛散し、引いた線が風下部分を中心として
不明瞭となってしまった。
また線引き終了後もかなりの量の線引き材が飛散した。
一方、本実施例の線引き材の場合にも、線引き具による
線引きの際に一部が飛散したが、その飛散量は前記従来
品に比較して目測でも明瞭に判断できる程度に少なかっ
た。また線引き終了後の飛散量も従来品に比較して僅か
であった。
線引きの際に一部が飛散したが、その飛散量は前記従来
品に比較して目測でも明瞭に判断できる程度に少なかっ
た。また線引き終了後の飛散量も従来品に比較して僅か
であった。
このように風による飛散に相違が生じたのは以下に示す
ように線引き材の主成分の比重が相違することの外、従
来品では水分による固化が著しいため線引き打検管中の
防湿を厳格に行わなければならいないのに対して、本実
施例の線引き材では水分による固化は心配ないので保管
中の吸湿により粉体としての重量が増加し、両者は前記
比重以上に重量に相違が生したためと考えられる。
ように線引き材の主成分の比重が相違することの外、従
来品では水分による固化が著しいため線引き打検管中の
防湿を厳格に行わなければならいないのに対して、本実
施例の線引き材では水分による固化は心配ないので保管
中の吸湿により粉体としての重量が増加し、両者は前記
比重以上に重量に相違が生したためと考えられる。
(固化テスト)
本実施例の線引き材20kgを紙袋に充填したものと、
消石灰からなる従来品20kgを同様の紙袋に充填した
ものの各々を、袋を開封した状態で前記物置に2か月間
放置した。その間の約10日が雨であった。
消石灰からなる従来品20kgを同様の紙袋に充填した
ものの各々を、袋を開封した状態で前記物置に2か月間
放置した。その間の約10日が雨であった。
放置した結果、本実施例の線引き材は開封部分を中心と
してやや固化が生じていたが、棒等でつつくことにより
容易に破砕粉化し、袋に充填したちの全体について以後
支障なく使用することができた。
してやや固化が生じていたが、棒等でつつくことにより
容易に破砕粉化し、袋に充填したちの全体について以後
支障なく使用することができた。
これに対して従来品は開封部分を中心に強固に固化し、
線引き材を袋から出すことができなかった。
線引き材を袋から出すことができなかった。
〔実施例2〕
前記実施例の線引き材に対して赤色の顔料としてベンガ
ラ(弁柄、紅殻、主成分Fe203)を添加(0,5重
量パーセント以下)して赤色の線引き材を得た。
ラ(弁柄、紅殻、主成分Fe203)を添加(0,5重
量パーセント以下)して赤色の線引き材を得た。
なお線引き能力、水分による固化等の他の性能は実施例
1の場合と側段相違はなかった。
1の場合と側段相違はなかった。
その他の無機顔料を適宜添加することにより青、黄、緑
またはこれらの色を混合した色調を得ることができた。
またはこれらの色を混合した色調を得ることができた。
本発明は以上具体的に説明したように、 主成分を炭酸
カルシウムとしたので、化学的に安定であり、火傷等の
心配が全くなく安全である。
カルシウムとしたので、化学的に安定であり、火傷等の
心配が全くなく安全である。
また原料は国内で大量に得ることができ、微粉砕以外に
側段特別の処理を施すものではないので製品を安価に提
供することができる。
側段特別の処理を施すものではないので製品を安価に提
供することができる。
また風による飛散も従来の消石灰を用いたものよりも少
なく、長時間にわたって引いた線の保持が可能であり、
また飛散して目に入ったり皮膚に付着しても安全である
。
なく、長時間にわたって引いた線の保持が可能であり、
また飛散して目に入ったり皮膚に付着しても安全である
。
Claims (2)
- (1)線引き具等を用いて地面に所望の線引きを行う粉
体であって、炭酸カルシウムを主成分とする天然原石を
微粉砕することにより、炭酸カルシウムを90重量パー
セント以上含有する粉体を得、この粉体に対して任意の
発色を行うための顔料を添加してなることを特徴とする
地面用線引き材。 - (2)前記顔料をFe_2O_3を主成分とするベンガ
ラとしたことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
載の地面用線引き材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10048990A JPH03297480A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 地面用線引き材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10048990A JPH03297480A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 地面用線引き材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03297480A true JPH03297480A (ja) | 1991-12-27 |
Family
ID=14275348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10048990A Pending JPH03297480A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 地面用線引き材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03297480A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5540763A (en) * | 1994-02-25 | 1996-07-30 | Aktual Bauteile Und Umweltschutz Systeme, Gmbh | Process and composition for marking and identifying pourable materials |
| JP2009219959A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Hokkaido | 廃石膏ボード由来の白線用粉体、白線用粉体の製造方法 |
| JP2010215475A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Green Techno 21:Kk | ライン引用粉末 |
| JP2011207737A (ja) * | 2010-07-13 | 2011-10-20 | Toshiro Ayabe | 湿式ライン用粉末組成物 |
-
1990
- 1990-04-18 JP JP10048990A patent/JPH03297480A/ja active Pending
Cited By (4)
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|---|---|---|---|---|
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